JP2006032584A - 光源および光源の固定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】周囲環境との温度差による光ビームの照射位置の変動を抑制することができる光源および光源の固定方法を提供する。
【解決手段】半導体レーザおよび前記半導体レーザの光ビームの出射面の前方に配置されるコリメータレンズが載置された基台と、取付部とを前記半導体レーザおよび前記コリメートレンズの配置方向と平行な方向における複数の固定箇所で固定する光源について、基台と前記取付部とを固定する固定箇所のうち、少なくとも1箇所を、基台と取付部とが前記基台と前記取付部とが固定される固定方向と直交する方向において、相対的に移動可能にし、かつ基台に、取付部に向かう力を付加して、前記基台を前記取付部に固定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、デジタルフォトプリンタまたは電子写真プリンタ等の各種の画像記録装置に用いられる光源および光源の固定方法に関し、特に、周囲環境との温度差による光ビームの照射位置の変動を抑制することができる光源および光源の固定方法に関する。
デジタルフォトプリンタまたは電子写真プリンタ等の各種の画像記録装置において、光源から出射された光ビームを変調するか、または光源を直接変調して、記録画像に応じて変調した光ビームを所定の一次元方向(主走査方向)に偏向することにより、感光材料等の被画像記録媒体を走査露光して潜像もしくは顕像を記録する、光ビーム走査を行う光学ユニット(光ビーム走査ユニット)が用いられている。
例えば、カラーの感光材料(印画紙)にカラー画像(その潜像)を記録する光学ユニットであれば、R(赤)露光、G(緑)露光、およびB(青)露光の各露光に対応する3種の光ビームをそれぞれ出射する各光源を有する。各光源から、記録画像(画像データ)に応じて変調したR露光、G露光、およびB露光の各露光に対応する3種の光ビームを、ポリゴンミラー等の光偏向器で主走査方向に偏向し、fθレンズによって主走査方向の走査速度を一定にし、光路変更用のミラー等によって所定の記録(露光)位置に入射する。
この光学ユニットを有する画像記録装置においては、例えば、現像処理を必要とする感光材料を用いる装置であれば、前記主走査方向と直交する副走査方向に感光材料を走査搬送することにより、記録画像に応じて変調されたR、GおよびBの3種の光ビームによって感光材料の全面を二次元的に走査露光して、感光材料に潜像を記録し、露光済の感光材料に所定の現像処理を施して、画像を再生したプリントとして出力する。
このような光学ユニットにおいて、光学定盤として作用する、一面が解放された筐体状のフレーム(ハウジング)に、光源、調光用のレンズ、光路変更用のミラー、光偏向器、fθレンズ等の各種の光学素子を固定し、フレームの解放面をカバーで閉塞することによって、ユニット内を密閉した構造として、防塵性を確保している。また、R露光およびB露光には、光源として半導体レーザが用いられている。これらの光源は、基台に、半導体レーザと、半導体レーザの出射面の前方に配置されたコリメートレンズとが載置されている。この基台が、光学ユニットのフレームに直接、ボルトにより直接螺合されている。また、半導体レーザは、温度により光ビームの波長が変動してしまう。このため、半導体レーザの温度を一定にする制御が行なわれている。
しかしながら、従来の光源は、光学ユニットのフレームに直接固定されている。このため、光源を高い組立精度で、組立ても、半導体レーザの制御温度と、光学ユニットのフレームとの温度差から基台に歪みが生じ、半導体レーザが傾いてしまう。これにより、光ビームが、ポリゴンミラー等の光偏向器などの所定の位置に入射できなくなり、所定の記録(露光)位置からずれてしまうという問題点がある。
このように、光ビームの光路に誤差が生じてしまい、光ビームが適正な位置に入射せずに、これに起因する画質劣化、または画像記録位置ズレ等の問題が生じてしまう場合がある。
特に、前述のように、R、GおよびBのそれぞれの露光に対応する3種の光ビームを用いる光学ニットにおいて、1つの光ビームの光路が偏向方向(偏向面)に対して上下(直交)方向に変動してしまうと、感光材料への各光ビームの入射位置が副走査方向にズレてしまう。その結果、記録された画像の色再現性が劣り、色ズレが生じ、さらには、黒が滲む等の画質劣化が生じるという問題点がある。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決することにあり、周囲環境との温度差による光ビームの照射位置の変動を抑制することができる光源および光源の固定方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の第1の態様は、半導体レーザと、前記半導体レーザの光ビームの出射面の前方に配置され、前記光ビームを平行光にするコリメートレンズと、前記半導体レーザおよび前記コリメートレンズが載置され、前記半導体レーザおよび前記コリメートレンズの配置方向と平行な方向に貫通孔が複数個形成される基台と、前記基台を取付部に固定する固定手段と、前記基台と前記取付部との間に設けられ、前記基台と前記取付部とを熱的に絶縁する絶縁板とを有し、前記取付部は、前記基台の前記各貫通孔の整合する位置にめねじ部が形成されており、前記固定手段は、前記めねじ部に螺合されるねじ部と前記ねじ部の端部に設けられる頭部とを備えるボルトと、前記ボルトのねじ部が前記めねじ部に螺合されるとき、前記ボルトの頭部と前記基台との間に配置される弾性部材とを備えるものであり、前記貫通孔のうち、少なくとも1個は、前記固定手段により固定されていることを特徴とする光源を提供するものである。
本発明において、前記固定手段は、さらに、前記ボルトのねじ部が挿通され、前記ねじ部が前記めねじ部に螺合される螺合量を規制する筒状の規制部材を有することが好ましい。
また、本発明においては、前記固定手段は、さらに、端部にフランジ部が形成された筒部材からなり、前記筒部材に前記ボルトが単独または前記規制部材ともに挿通され、前記フランジ部により前記ボルトの頭部を規制するとともに、前記ボルトと前記基台とを絶縁する絶縁スペーサを有することが好ましい。
さらに、本発明においては、前記弾性部材は、例えば、波形座金、圧縮ばね、または発泡部材である。
また、本発明の第2の態様は、半導体レーザおよび前記半導体レーザの光ビームの出射面の前方に配置されるコリメータレンズが載置された基台と、取付部とを前記半導体レーザおよび前記コリメートレンズの配置方向と平行な方向における複数の固定箇所で固定する光源の固定方法であって、前記基台と前記取付部とを固定する固定箇所のうち、少なくとも1箇所を、前記基台と前記取付部とが前記基台と前記取付部とが固定される固定方向と直交する方向において、相対的に移動可能にし、かつ前記基台に、前記取付部に向かう力を付加して、前記基台を前記取付部に固定することを特徴とする光源の固定方法を提供するものである。
本発明の光源によれば、基台を取付部に固定する固定手段について、取付部のめねじ部に螺合されるねじ部とこのねじ部の端部に設けられる頭部とを備えるボルトと、ボルトのねじ部がめねじ部に螺合されるとき、ボルトの頭部と基台との間に配置される弾性部材とを備えるものとしている。
これにより、基台は、弾性部材により与圧されて、かつねじ部の軸方向とは、直交する方向には取付部と相対的に移動可能に、取付部に固定される。このため、取付部の温度と基台とに温度差が生じても、基台は、ボルトのねじ部の軸方向に変形することがない。よって、基台がねじ部の軸方向に傾くことがなく、半導体レーザから出射される光ビームの照射位置の変動が抑制される。
本発明の光源を、例えば、R露光、G露光、およびB露光の各露光に対応する3種の光ビームを出射する各光源から、画像データに応じて変調したR露光、G露光、およびB露光の各露光に対応する3種の光ビームを、ポリゴンミラー等の光偏向器で主走査方向に偏向し、fθレンズによって主走査方向の走査速度を一定にし、光路変更用のミラー等によって所定の記録(露光)位置に入射する光学ユニットを有する画像記録装置に適用した場合、光ビームの光路が偏向方向(偏向面)に対して上下(直交)方向に変動することがなく、感光材料への各光ビームの入射位置が副走査方向にズレることがない。このため、色再現性が優れ、さらに、黒が滲む等の画質劣化がない画像を得ることができる。
また、本発明の光源の固定方法によれば、半導体レーザおよび前記半導体レーザの光ビームの出射面の前方に配置されるコリメータレンズが載置された基台と、取付部とを固定する複数の固定箇所のうち、少なくとも1箇所を、基台と取付部とが基台と前記取付部とが固定される固定方向と直交する方向において、相対的に移動可能にし、かつ基台に、取付部に向かう力を付加して、基台を前記取付部に固定することにより、取付部と基台との間に温度差が生じ、基台が変形しても、基台はボルトのねじ部の軸方向に変形することがない。このため、基台がねじ部の軸方向に傾くことがなく、半導体レーザから出射される光ビームの照射位置の変動が抑制される。これにより、本発明の光源を、例えば、デジタルフォトプリンタの記録装置などのカラー画像記録装置に適用することにより、装置の設置環境によらず、色再現性が優れ、色むら等が無い高画質な画像記録を安定して行うことができる。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の光源および光源の固定録方法を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る光源を有する光学ユニットを示す斜視図であり、図2は、図1に示す光学ユニットによる画像記録方法を示す模式的斜視図である。なお、図1においては、内部の構造を示すため、カバー14を想像線で示す。
本実施例の光学ユニット10においては、画像記録(画像データ)に応じて変調した、R(赤)露光、G(緑)露光、およびB(青)露光に対応する3本の光ビームL(レーザビーム)を一次元方向(主走査方向(図中矢印x方向))に偏向して、所定の記録位置(露光位置)に入射することにより、感光材料S(図2参照)を走査露光して画像を記録するものである。
このような光学ユニットは、一例として、写真フィルムに撮影された画像を光電的に読み取って得られた画像データ、またはデジタルカメラによって撮影された画像の画像データ等から写真プリントを作成する、デジタルフォトプリンタのプリンタ(焼付装置)に利用されるものである。このプリンタにおいては、前記記録位置において、主走査方向と直交する方向(副走査方向(図中矢印y方向))に感光材料S(印画紙)を走査搬送することにより、主走査方向に偏向された光ビームによって感光材料を二次元的に走査露光して潜像を記録し、潜像を記録した感光材料を現像処理装置に供給する。
本実施例において、光学ユニット10は、一面が解放された筐体であるフレーム12と、フレーム12の解放面(上面)を閉塞するカバー14(図4参照 図1では点線で示す)と、フレーム12に固定される各種の光学素子とを有して構成される。
本実施例において、フレーム12は、光ビーム走査光学系を構成する各種の光学素子を収容/固定する、光ビーム走査光学系の光学定盤として作用する筐体である。本実施例において、フレーム12は、一例としてアルミニウム合金製で、その内部は、隔壁22(22a、22bおよび22c)によって、光源部16、光偏向部18、および出射部20に略分離されている。なお、隔壁22aは、一部が切り欠かれて、ここに透明な窓部材28aが固定され、さらに、隔壁22cも上部を除いて切り欠かれて、ここに透明な窓部材28bが固定される。
また、フレーム12の外壁および隔壁22には、フレーム12とカバー14とを締結するためのネジが螺合するネジ孔26(計17個)が形成される。
本実施例のフレーム12において、光源部16には、R露光を行う光ビームLrを出射する光源30R、B露光を行う光ビームLbを出射する光源30B、およびG露光を行う光ビームLgを出射する光源30Gと、光ビームLbを変調するAOM(音響光学変調器)32Bおよび光ビームLgを変調するAOM32Gと、各光ビームLを反射するミラー34と、光ビームLrの光量調整およびビームピント(ビーム径)調整を行う光量/ビームピント調節手段36R、光ビームLbの光量調整およびビームピント調整を行う光量/ビームピント調節手段36B、および光ビームLgの光量調整およびビームピント調整を行う光量/ビームピント調節手段36Gとが配置される。
本実施例において、光ビームLrの光源30Rおよび光ビームLbの光源30Bは、共に、半導体レーザ(LD)を用いるものである。また、光ビームLbの光源30Gは、レーザ光源とSHG素子とを組み合わせてなる二次高調波によって光ビームLgを発するものである。
また、光ビームLrは、光源30Rを変調駆動する直接変調によって画像データに応じて変調され、光ビームLbおよび光ビームLgは、ともにAOM32GおよびAOM32Bによって画像データに応じて変調される。
光偏向部18には、ポリゴンミラー40と、fθレンズ(走査レンズ)42とが配置される。
さらに、出射部20には、シリンドリカルレンズ46と、シリンドリカルミラー48と、立ち下げミラー50とが配置される。シリンドリカルレンズ46、シリンドリカルミラー48、および立ち下げミラー50の位置関係は、図2に示すようになっており、シリンドリカルミラー48は、若干、斜め上方に光ビームLを反射し、次いで、立ち下げミラー50が下方に光ビームを反射する。また、シリンドリカルレンズ46とシリンドリカルミラー48は、ポリゴンミラー40の面倒れ補正光学系を構成するものである。
本実施例の光学ユニット10においては、フレーム12の出射部20に、感光材料Sへの画像記録開始の同期信号(SOS(Start of scan))用の光センサ54が配置される。
光センサ54は、上下方向(すなわち、副走査方向)に延在するラインセンサである。
本実施例の光学ユニット10においては、図3に示すように、フレーム12の外壁を貫通して形成される光センサ54の受光部56を挿入するための開口部58、および、光センサ54を固定するボルト60を挿通するための4つのボルト孔62が形成される。
また、光センサ54には、ボルト60を挿通する4つのボルト孔68が形成される。
さらに、光センサ54の裏面(受光部56と逆面側)には、ボルト60の径に応じた2つの貫通孔74を上下に並ぶボルト孔68に対応して設けた、上下方向に長尺な板材72が、2枚、配置される。なお、板材72の貫通孔74の一方は、公差を吸収するための若干の長孔であってもよい。
本実施例においては、光センサ54の受光部56を開口部58からフレーム12の内部に向けて挿入し、光センサ54の裏面に板材を配置して、板材72の貫通孔74および光センサ54のボルト孔68にボルト60を挿通して、ボルト60、ワッシャ64、およびナット(図示せず)によって、ボルト孔62に固定することにより、光センサ50をフレーム12に固定する。
ここで、光センサ54のボルト孔68は、上下方向に延在する長孔となっている。従って、光学ユニット10においては、カバー14を取り外してフレーム14を解放しなくても、外部から光センサ54の上下方向(副走査方向)の位置調整を行うことができる。
また、本実施例においては、2枚の板材72によって長孔であるボルト孔68を閉塞して、光センサ54をフレーム12に固定している。そのため、光センサ54の位置調整のためにボルト60を緩めても、ボルト孔68、62からフレーム12内部に塵または埃が混入することを防止できる。
このようなフレーム12内に設置される光学系は、基本的に、公知の光ビーム走査光学系である。
具体的には、R露光に対応する光ビームLrは、記録画像(Rの画像データ)に応じて光源30Rから変調されて出射され、ミラー34で反射されて、光量調整手段36Rで光量調整およびビームピント調整され、窓部材28aを透過してポリゴンミラー40に入射する。また、B露光に対応する光ビームLbは、光源30Bから出射され、AOM30Bで記録画像(Bの画像データ)に応じて変調されて、ミラー34で反射されて、光量調整手段36Bで光量調整およびビームピント調整され、窓部材28aを透過してポリゴンミラー40に入射する。さらに、G露光に対応する光ビームLgは、光源30Gから出射され、AOM30Gで記録画像(Gの画像データ)に応じて変調されて、ミラー34で反射されて、光量調整手段36Gで光量調整およびビームピント調整され、窓部材28aを透過してポリゴンミラー40に入射する。なお、光源30R、30Bの構成については、後で詳細に説明する。
ポリゴンミラー40によって主走査方向に偏向され光ビームL(Lr、Lb、およびLg)は、fθレンズ42によって走査速度が均一となるように調整される。
fθレンズを通過した光ビームLは、窓部28bを透過して、シリンドリカルレンズ16を通過して、シリンドリカルミラー48に反射されて、光路を調整されて面倒れを補正され、立ち下げミラー50によって下方に反射されて、記録位置(感光材料S)に入射して、走査線Dr(図2参照)を画成する。
なお、本実施例の光学ユニット10においては、各光源から出射された3つの光ビームLは、ポリゴンミラー40の同一点に入射して偏向され、所定の記録位置に入射して同一の1本の走査線Dr(図2参照)を画成する。
従って、各光ビームLは、主走査方向には異なり、かつ、副走査方向には略一致した光路で進行して、記録位置に入射する(非合波の光ビーム走査光学系)。このようにして、感光材料Sに画像が形成される。
前述のように、光学素子が固定されるフレーム12の上面(解放面)は、カバー14によって閉塞される。このカバー14によるフレーム12上面の閉塞によって、光学ユニット10の内部は(略)密閉され、内部の防塵性すなわちフレーム12内に配置される各光学素子の防塵性が確保される。
なお、本実施例においては、カバー14には貫通孔である窓部が形成れており、ここは、充分な防塵性能を有するフィルタ(図示せず)で閉塞されている。従って、光学ユニット10の内部は、完全に密閉されるわけではなく、適度な通気性を保ちつつ略密閉され、かつ、内部(光学素子)の防塵性も確保される。
なお、光ビーム走査露光を行う光学ユニット10において、すじムラ等の無い高画質な画像記録を行うためには、光学ユニット10内部の防塵性を確保し、光学素子への塵または埃等の付着を防止することが重要である。
そのためには、光学素子を設置するフレーム12の解放面をカバー14で覆って、光学ユニット10内部の密閉性を高める必要がある。また、光学ユニット10内部を確実に密閉し、防塵性をより好適にするためには、フレーム12とカバー14とを確実に締結する。
ところが、このようにして密閉性を高めた光学ユニット10では、光学素子を適正にフレーム12に設置しても、光ビームLの光路が変動していしまい、色ズレ等の画質劣化を生じてしまう場合が多々ある。
本発明者らは、この光ビームLの光路変動の原因について検討を重ねた結果、後述する知見を得た。
従来、半導体レーザを用いた光源を3箇所、ねじによりフレームに締結している。この場合、ねじは、緩まないように一定のトルクで締めるため、光源とフレームとが相対的に固定方向と直交する方向に滑らない構造であった。しかしながら、光源は、例えば、47℃に温度制御されている。また、フレームは、外気温の影響を受けて、温度が10〜40℃まで変化する。また、光学ユニットの設置環境の温度変化、光源等の発熱に起因する光学ユニットの温度上昇、さらには同設置環境の湿度変化等(以下、環境変化という)も生じる。
例えば、光源のフレームへの組立時の温度を20℃として、光源の温度が47℃、フレームの温度が10℃であるとき、収縮差は、線膨張係数が21×10−6(1/℃)とし、ねじ部の長さを60mmとすると、37(℃)×21×10−6×60=0.047mmとなる。収縮差0.047mmだけ光ビームの照射位置がずれてしまうという知見を得た。すなわち、従来の光源が用いられた光学ユニットにおいては、半導体レーザを用いたR露光用の光源が、基台とフレームとの収縮量の違いから、基台が傾いて光ビームの照射位置がずれてしまう。
通常、光学定盤となるフレームは金属等の高剛性の材料で形成されている。半導体レーザは、温度調整されている。また、基台80は、絶縁板100を介して熱的に、かつ電気的に絶縁した状態で、フレーム12に取り付けられる。このため、外気温との差により、温度勾配が生じ、基台80が傾いて、光ビームLの照射位置が変わってしまう。照射位置の変動量は僅かである。しかしながら、基台80の傾きが生じれば、その傾きが微小であっても、光学素子の取り付け角度等に誤差が生じてしまい、その結果、光ビームLの光路が変動して不適正な位置に入射し、画質の劣化を生じてしまう。
図2に示すように、半導体レーザの光ビームLの出射位置が変動して、1つの光ビームLrwの光路がフレーム12の上下方向(すなわち副走査方向)に変動すれば、その光ビームLrwのみ所定の記録位置から副走査方向に変動した位置に入射して、他の光ビームとは異なる位置に走査線Drwを画成し、その結果、色ズレまたは色のニジミが生じる等の画質劣化を生じてしまう。
特に、光源部16は、光ビームLの進行方向の最上流であり、ここで光ビームLの光路の角度変動、すなわち、照射位置のずれが生じると、光源部16では極微小な変動であっても、光ビームの進行と共に光路変動は大きくなり、感光材料Sの入射位置では大きな光ビームの入射位置の変動となる。しかも、光源部16の半導体レーザは、例えば、47℃と、室温よりも高い温度となるように温度制御されており、基台80とフレーム12との間には温度差が生じやすい。このため、基台80は歪みやすい。
また、図1に示す光学ユニット10のような3つの光ビームが主走査方向に異なる光路で進行する非合波の光ビーム走査光学系では、その光学系の特性上、光ビームの出射角度のずれによる個々の光ビームの副走査方向への光路変動が生じ易く、色ズレ等の画質劣化が生じやすい。
以下、上述の知見に基づいてなされた本発明の光源30R、30Bについて図4〜図6を参照して詳細に説明する。なお、光源30R、30Bはともに半導体レーザが用いられており、光源30Rを例に詳細に説明し、光源30Bの説明は省略する。光源30Bは、光ビームLbの波長が異なるだけであり、それ以外の構成は、光源30Rと同様の構成である。
半導体レーザは、周知のように、出射される光ビームの波長に温度依存性がある。このため、半導体レーザについて、所定の波長の光ビームを出射させるために温度調整を行っている。本実施例においては、調整温度は、例えば、47℃である。
図4は、図1に示す光学ユニットに適用された本発明の実施例に係る光源を示す模式的斜視図であり、図5は、本実施例の光源の模式的部分側断面図であり、図6は、本実施例の光源の模式的平面図である。図7は、図5のC部の模式的部分断面図である。なお、図4において、固定手段104(図5参照)ならびにボルト130(図5参照)および座金132(図5参照)の図示は省略する。
図4に示すように、光源30Rにおいては、長方形状を呈する板状部材からなる基台80に、支持台86が設置されている。この支持台86は、凹部86aが形成されており、この凹部86aに鏡筒90が、その軸線を基台80の長手方向に一致させて載置されている。この鏡筒90には、コリメータレンズ90a(図5参照)が、光軸が長手方向と平行となるように設けられている。
また、支持台86の側壁86bには、凹部86cが形成されている。この凹部86cの底部には、めねじ部(図示せず)が形成されている。
また、側壁86bに対向して測定部96が設けられている。この測定部96は、側面視正方形状の板状部材からなるものである。この測定部96の上面96aにはめねじ部(図示せず)が形成されている。
凹部86cのめねじ部と、上面90aのめねじ部とを渡すように、バンド86dがねじ86eにより止められている。このバンド86dにより、鏡筒90が支持台86に固定される。
支持台86と測定部96とを渡るように、温度調整部84が設けられている。この温度調整部84には、コリメータレンズ90aの光軸と、発光部が一致するように半導体レーザ88が設けられている。この半導体レーザ88は、赤露光するためのものであり、例えば、波長が660nmの光ビームLrを出射するものである。
また、半導体レーザ88において、出射する光ビームの波長に温度依存性があるため、半導体レーザ88の温度を一定にする必要がある。このため、温度調整部84には、温度コントロール回路(図示せず)が設けられている。この温度コントロール回路は、温度センサ、比較器、およびヒータを有するものである。
また、支持台86の側壁86bには、ミラー取付具92が取り付けられている。このミラー取付具92は、端部が折曲された平面視略L字形状の基材92aと、この基材92aに、鏡筒90から出射される光ビームに対して所定の角度をなすアーム92bが設けられている。このアーム92bは、光ビームLrが通過する窓部92cが形成されている。また、アーム92bには、窓部92cを塞ぐように、ハーフミラー94が設けられている。このハーフミラー94は、光ビームLrを透過させるとともに、光ビームLrの一部を測定部96に向けて反射させるものである。なお、測定部96には、光ビームLrの反射光の光路上に測定孔96aが形成されており、この測定孔96aに光検出部98が設けられている。
この光検出部98は、半導体レーザ88の光量を測定するためのものである。なお、光検出部98は、特に限定されるものではない。光検出部98としては、フォトダイオードなどの光検出センサを各種用いることができ、光ビームLrの波長に対して感度が高いものが好ましい。
また、ハーフミラー94は、透過光の光量が、反射光の光量に比して、できるだけ大きいものが好ましい。
また、基台80には、基台80の回転中心となる光源回転中心穴(以下、中心穴という)80cが形成されている。この基台80には、その長手方向における両端部に、長穴80a、80bが形成されており、半導体レーザ88の光出射方向には、長穴80aが2個形成され、反対側の端部には、長穴80bが1個形成されている。
長穴80aは、長手方向に対して、中心からほぼ接線方向に所定の角度傾斜して形成されており、各長穴80aは、長手方向に対して対称の位置に形成されている。また、長穴80bは、基台80の短手方向に平行に形成されている。
さらに、基台80の下方には、絶縁板100が設けられている。この絶縁板100には、長穴80a、80b、および中心穴80cの数と同じ数のねじ穴102、および穴102aが形成されている。このねじ穴102は、基台80を取付部である光源部16のフレーム下面16aに、固定する際に、ボルトのねじ部が挿通されるものである。また、穴102aは、後述するように基準樹脂ピンAが挿通されるものである。
ここで、光源部16のフレーム下面16aには、長穴80a、80bに対応する位置にランド部16bが形成されており、このランド部16bには、めねじ16cが形成されている。
また、光源部16のフレーム下面16aには、中心穴80cに対応する位置にランド部16cが形成されている。このランド部16cには、略円柱状の基準樹脂ピンAが、フレーム下面16aに対して垂直方向にのびるように圧入されている。この基準樹脂ピンAは、絶縁板100の穴102aおよび基台80の中心穴80cに挿通される。
さらに、絶縁板100は、基台80とフレーム12とを熱的に、かつ電気的に絶縁するものであり、例えば、ポリカーボネートにより形成される。この絶縁板100により、基台80から光源部16への熱の拡散を抑制でき、半導体レーザ88を設定温度に容易する保持することができる。
本実施例の光源30Rにおいては、光源部16のフレーム下面16aに、例えば、三箇所で、固定されるものであり、このうち、1箇所が本発明の固定手段104により固定される。残りの光ビームLrの出射側の各長穴80aに、ねじ部(図示せず)を有するボルト130が座金132に挿通されて、光源部16のめねじ16cに螺合されている。
次に、本発明の固定手段104について説明する。
図7に示すように、本発明の固定手段104は、2つの座金114、116と組になっている座金付ボルト(以下、セムスボルトという)110、カラー(規制部材)118、絶縁スペーサ120、平座金122、126、および波形座金(弾性部材)124を有するものである。
セムスボルト110は、頭部112aおよびねじ部112bを有するものであり、このねじ部112bが、光源部16のめねじ16cに螺合される。
カラー118は、ねじ部112bのめねじ16cへの螺合量(締付量)を規制するものであり、基台80の締付管理上必要なものである。このカラー118は、円筒状部材であり、例えば、金属、合金または樹脂により形成される。
絶縁スペーサ120は、セムスボルト110を基台80と熱的に、かつ電気的に絶縁するものである。この絶縁スペーサ120は、筒部120aと、筒部120aの端部に形成されたフランジ部120bとを有する筒部材である。筒部120aは、カラー118が挿通可能である。絶縁スペーサ120に、カラー118が挿通されて、このカラー118にねじ部112bが挿通される。セムスボルト110の座金116がフランジ部120bに当接し、セムスボルト110が規制される。
なお、絶縁スペーサ120は、セムスボルト110と、基台80とが、樹脂などの絶縁物質により構成されるカラー118などにより、絶縁されていれば、必ずしも設ける必要はない。
平座金122、126は、これらの平座金122、126の間に、波形座金(ウェーブワッシャ)124を挟んで絶縁スペーサ120の筒部120aに挿通されるものである。これらの平座金122、126は、フランジ部120bにより、抜け留めされる。また、波形座金124は、弾性部材として作用するものである。
このように、本実施例の固定手段104により、セムスボルト110のねじ部112bがカラー118に挿通され、このカラー118が絶縁スペーサ120に挿通されて、この絶縁スペーサ120の筒部120aに平座金122、波形座金124、および平座金126の順で挿通される。さらに、ねじ部112bが基台80の長穴80b、絶縁板100のねじ穴102に挿通されて、ねじ部16cに螺合されている。これにより、本実施例においては、カラー118によりねじ部112bの螺合量を規制し、さらに波形座金124により、基台80を光源部16のフレーム下面16aに向けて力を付加した状態で、かつねじ部112bの軸方向とは、直交する方向には相対的に移動可能に、光源30Rをフレーム12に固定することができる。
これにより、光源30Rとフレーム12の温度差により変形が生じても、固定方向に光ビームの照射位置がずれることがない。すなわち、基台80が傾かない。このため、本実施例の光学ユニット10においては、感光材料への各光ビームの入射位置(走査線Drの位置)が副走査方向にズレること(図2参照)がなく、低コストで、色再現性が優れ、さらに黒が滲む等の画質劣化がない画像を得ることができる。また、落下試験を行っても基台80は、動くことなく、十分な位置精度を有することができる。
また、本実施例の固定手段104による固定方法によれば、基台80に設けられた3つの長穴80a、80bのうち、少なくとも1つの長穴80bについて、まず、セムスボルト110のねじ部112bをカラー118に挿通し、このカラー118を絶縁スペーサ120に挿通し、この絶縁スペーサ120の筒部120aに平座金122、波形座金124、および平座金126の順で挿通する。
次に、ねじ部112bを基台80の長穴80b、絶縁板100のねじ穴102を挿通させて、ねじ部16cに螺合する。
これにより、本実施例においては、カラー118によりねじ部112bの螺合量を規制し、さらに波形座金124により、基台80を光源部16のフレーム下面16aに向けて力を付加した状態で、かつねじ部112bの軸方向とは、直交する方向には相対的に移動可能に光源30Rをフレーム12に固定することができる。
このため、基台80は、フレーム下面16aとの固定方向(ねじ部112bの軸線方向)には、変形が規制されるものの、固定方向と直交する方向には、相対的に移動可能である。これにより、本実施例の光学ユニット10においては、光源30Rとフレーム12の温度差により変形が生じても、感光材料への各光ビームの入射位置が副走査方向にズレること(図2参照)がなく、色再現性が優れ、さらに、黒が滲む等の画質劣化がない画像を得ることができる。
本発明においては、基台80に設けられた3つの長穴80a、80bのうち、少なくとも1つの長穴80bを本発明の固定手段により固定することを例に説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。3つの長穴80a、80bの全て、または2つの長穴80a、80bを本発明の固定手段により固定してもよい。また、基台80をフレーム12に取り付ける箇所は、3箇所に限定されるものではなく、半導体レーザが光ビームを出射する出射方向と平行な方向に、少なくとも2箇所あればよい。
なお、本実施例においては、規制手段にカラー118を用いたがこれに限定されるものではない。例えば、セムスボルト110のねじ部112bを段付きねじとしてもよい。この場合、段部の長さを、カラー118と同じ長さにする。また、カラー118の長さにより、波形座金124が変形される量が規定される。このため、規制部材の長さは、弾性部材のバネ定数、または規制する量などに応じて適宜設定すればよい。
また、本実施例においては、弾性部材として、波形座金124を用いたが、これに限定されるものではない。例えば、圧縮ばね、ゴムまたは、発泡ウレタンなどの発泡部材が挙げられる。
以上、本発明の光源および光源の固定方法について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良または変更を行ってもよいのは、もちろんである。
本発明の実施例に係る光源を有する光学ユニットを示す模式的斜視図である。 図1に示す光学ユニットによる画像記録方法を示す模式的斜視図である。 図1に示す光学ユニットのSOSセンサの取り付けを説明するための分解概略斜視図である。 図1に示す光学ユニットに適用された本発明の実施例に係る光源を示す模式的斜視図である。 本発明の実施例に係る光源の模式的部分側断面図である。 本発明の実施例に係る光源の模式的平面図である。 図5のC部の模式的部分断面図である。
符号の説明
10 光学ユニット
12 フレーム
14 カバー
16 光源部
16a フレーム下面
18 光偏向部
20 出射部
22 隔壁
26 ネジ孔
28 窓部材
30R、30G、30B 光源
32B、32G AOM
34 ミラー
36R、36G、36B 光量/ビームピント調節手段
40 ポリゴンミラー
42 fθレンズ
46 シリンドリカルレンズ
48 シリンドリカルミラー
50 立ち下げミラー
54 光センサ
56 受光部
58 開口部
60 ボルト
62、68 ボルト孔
64 ワッシャ
72 板材
74 貫通孔
80 基台
80a、80b 長穴
84 温度調整部
86 支持台
88 半導体レーザ
90 鏡筒
90a コリメータレンズ
92 ミラー取付具
94 ハーフミラー
96 測定部
96a 上面
100 絶縁板
104 固定手段
110 座金付ボルト(セムスボルト)
112a 頭部
112b ねじ部
114、116 座金
118 カラー
120 絶縁スペーサ
120a 筒部
120b フランジ部
122、126 平座金
124 波形座金
130 ボルト
132 座金
Lr、Lb、Lg 光ビーム

Claims (5)

  1. 半導体レーザと、前記半導体レーザの光ビームの出射面の前方に配置され、前記光ビームを平行光にするコリメートレンズと、前記半導体レーザおよび前記コリメートレンズが載置され、前記半導体レーザおよび前記コリメートレンズの配置方向と平行な方向に貫通孔が複数個形成される基台と、前記基台を取付部に固定する固定手段と、前記基台と前記取付部との間に設けられ、前記基台と前記取付部とを熱的に絶縁する絶縁板とを有し、
    前記取付部は、前記基台の前記各貫通孔の整合する位置にめねじ部が形成されており、
    前記固定手段は、前記めねじ部に螺合されるねじ部と前記ねじ部の端部に設けられる頭部とを備えるボルトと、前記ボルトのねじ部が前記めねじ部に螺合されるとき、前記ボルトの頭部と前記基台との間に配置される弾性部材とを備えるものであり、
    前記貫通孔のうち、少なくとも1個は、前記固定手段により固定されていることを特徴とする光源。
  2. 前記固定手段は、さらに、前記ボルトのねじ部が挿通され、前記ねじ部が前記めねじ部に螺合される螺合量を規制する筒状の規制部材を有する請求項1に記載の光源。
  3. 前記固定手段は、さらに、端部にフランジ部が形成された筒部材からなり、前記筒部材に前記ボルトが単独または前記規制部材ともに挿通され、前記フランジ部により前記ボルトの頭部を規制するとともに、前記ボルトと前記基台とを絶縁する絶縁スペーサを有する請求項1または2に記載の光源。
  4. 前記弾性部材は、波形座金、圧縮ばね、または発泡部材である請求項1〜3のいずれか1項に記載の光源。
  5. 半導体レーザおよび前記半導体レーザの光ビームの出射面の前方に配置されるコリメータレンズが載置された基台と、取付部とを前記半導体レーザおよび前記コリメートレンズの配置方向と平行な方向における複数の固定箇所で固定する光源の固定方法であって、
    前記基台と前記取付部とを固定する固定箇所のうち、少なくとも1箇所を、前記基台と前記取付部とが前記基台と前記取付部とが固定される固定方向と直交する方向において、相対的に移動可能にし、かつ前記基台に、前記取付部に向かう力を付加して、前記基台を前記取付部に固定することを特徴とする光源の固定方法。
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