JP2006032555A - 収容装置、マスク、及び露光装置 - Google Patents

収容装置、マスク、及び露光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 小規模の基板処理システムにおいてもマスク及び基板の管理を容易に行えるようにする。
【解決手段】 複数のウエハWを収納するウエハキャリア50には、収納されたウエハに関する情報を個別に記憶する記憶装置53が設けられている。記憶装置53に記憶された情報は通信装置26により読み出され、露光、その他の処理に利用されるとともに、処理履歴等の情報が通信装置26を介して書き込まれる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、マスク(レチクルを含む)、ウエハやガラスプレート等の基板や該マスク等の物体を収容する収容装置、及び該マスク等の物体のパターンを該基板等の他の物体に露光転写する露光装置に関する。
半導体素子、液晶表示素子、撮像素子、薄膜磁気ヘッド、その他のデバイスは、基板処理装置を用いて基板に対して各種の処理を施すことにより製造される。基板処理装置が基板に対して施す処理は、例えばフォトレジスト等の感光剤を塗布する塗布処理、感光剤が塗布された基板上にマスクのパターンの像を投影露光する露光処理、及び露光処理が施された基板を現像する現像処理等である。上記の露光処理は露光装置により行われ、上記塗布処理及び現像処理は、所謂コータ・デベロッパといわれる塗布現像装置により行われる。
一般的に、デバイスは上記の各種の処理を複数回に亘って繰り返し、基板上に複数の異なるパターンを重ねて形成することにより製造される。このため、露光処理においては、異なるパターンが形成された複数(数枚〜数十枚程度)のマスクが用いられる。デバイス製造工場に設置される露光装置において、複数種類のマスクを管理するために、従来はマスクにバーコードを貼付するとともに、このバーコードで特定されるマスクに関する情報を、上位のホストコンピュータに記憶させている。
そして、露光処理を行う際に、バーコードリーダによってマスクに付されたバーコードを読み取り、読み取った情報を元にマスクに関する情報をホストコンピュータから読み出してマスクの判別及びマスクに応じた光学特性の調整等の制御を行っている。また、デバイス製造工場においては、複数枚の基板からロットを構成し、1つのロットに含まれる基板に対しては同一処理が施されることが多いため、ロット毎に施された処理の内容(処理の履歴情報)がホストコンピュータに送られることにより各基板がロットを単位として管理されている。
尚、バーコードを用いたマスクの管理方法については、例えば以下の特許文献1〜4を参照されたい。
特開平7−130607号公報 特開平10−154646号公報 特開平10−289862号公報 特開2003−158060号公報
ところで、デバイスの大量生産を行うデバイス製造工場においては、複数の基板処理装置が設けられるとともに、基板処理装置を統括的に制御するホストコンピュータが設けられており、ホストコンピュータが複数の基板処理装置から各種情報を収集してマスク及び基板の管理を行う大規模なシステムが用いられている。しかしながら、研究所、プロセス開発等の実験を行う実験所、又は露光装置の調整を行う半導体製造装置メーカの実験室に設けられるシステムは、例えば単体で基板処理装置が設けられた小規模なものであり、しかもホストコンピュータが設けられない場合が多い。
かかる小規模なシステムにおいては、上述したデバイス製造工場に設けられる大規模システムのようにマスク及び基板を一括してホストコンピュータで管理することができない。また、上記の研究所等においては、ロット単位に異なる処理を施すわけではなく、一枚一枚異なる処理を施すことが多い。このため、オペレータは例えばマスクを収容するケースに、収容されるマスクの種類を示す情報を記載することで個々のマスクを管理している。また、上述の通り個々の基板に対して異なる処理が行われるため、基板毎に施した処理をノート等に記載して各基板を管理している。
更に、上記の研究所等においては、一定のプロセスを繰り返すことは少なく、頻繁にプロセスが変更される。このため、例えばプロセスが変更される度にマスクに関する情報をシステムに入力する必要がある。以上の通り、小規模なシステムにおいては、マスク及び基板の管理に手間を要するため煩雑な作業になり、とりわけプロセス変更があった場合には作業が極めて煩雑になるという問題があった。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、比較的に小規模なシステムにおいてもマスク及び基板等の物体の管理を容易に行うことができる収容装置、マスク、及び露光装置を提供することを目的とする。
以下、この項に示す説明では、本発明を、実施形態を表す図面に示す部材符号に対応付けて説明するが、本発明の各構成要件は、これら部材符号を付した図面に示す部材に限定されるものではない。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によると、第1物体(R)上のパターンを第2物体(W)上に転写する露光処理を行う露光装置、又は該露光装置での該露光処理の前又は後の該第2物体に対して所定処理を施す処理装置に供され、且つ該第1及び第2物体の何れかを収容する収容装置(40)であって、前記収容する物体に施された処理又はこれから施す処理に関する情報、或いは該物体の物理的な固有情報を記憶すると共に、該情報の更新又は新たな情報の書き込みが可能な記憶部(65)を有する収容装置が提供される。
この発明では、収容する物体に施された処理又はこれから施す処理に関する情報、或いは該物体の物理的な固有情報を記憶する記憶部を有しているので、当該露光装置又は処理装置において、予め記憶された当該情報を適宜に読み出すことにより、収容する物体の種類が多岐に亘っていてもその管理を容易に行うことができ、又は施すべき処理の内容を容易に特定することができる。また、この記憶部は、該情報の更新又は新たな情報の書き込みが可能なので、当該露光装置又は処理装置において、処理中や処理後等に所望の情報(例えば、収容する物体に施された処理等)を適宜に書き込むことにより、当該書き込みを行った露光装置若しくは処理装置又はこれらと異なる露光装置若しくは処理装置において、これらの情報を参照することができる。従って、マスクや基板等の物体を一括して管理するホストコンピュータを導入しなくても、当該物体の管理を容易に行うことができ、或いは施した処理をノート等に記録する作業も不要となり、プロセス変更等にも容易に対応することができ、比較的に小規模なシステムにおいて作業の高効率化を図ることができる。
本発明の第2の観点によると、マスク(R)上に形成されたパターンを基板(W)上に転写する露光装置に供されるマスクであって、前記マスクに対してこれから施される露光処理に関する情報、或いは該マスクの物理的な固有情報を記憶すると共に、該情報の更新又は新たな情報の書き込みが可能な記憶部(75)を有するマスクが提供される。
この発明では、マスクに対してこれから施される露光処理に関する情報、或いは該マスクの物理的な固有情報を記憶する記憶部を有しているので、当該露光装置において、予め記憶された当該情報を適宜に読み出すことにより、マスクの管理を容易に行うことができ、又は該マスクを用いてこれから行うべき処理の内容を容易に特定することができる。また、この記憶部は、該情報の更新又は新たな情報の書き込みが可能なので、当該露光装置において、露光中や露光後等に所望の情報を適宜に書き込むことにより、当該書き込みを行った露光装置又はこれと異なる露光装置において、これらの情報を参照することができる。従って、マスクを一括して管理するホストコンピュータを導入しなくても、当該マスクの管理を容易に行うことができ、或いはこれから施す処理を別途オペレータが入力する等の作業も不要となり、プロセス変更等にも容易に対応することができ、比較的に小規模なシステムにおいて作業の高効率化を図ることができる。
本発明の第3の観点によると、第1物体(R)上のパターンを第2物体(W)上に露光する露光装置であって、前記第1及び第2物体の何れかを収容する収容装置(50)を支持する支持装置(27)と、前記収容装置が前記支持装置に支持されている状態で、該収容装置に設けられている、前記収容する物体に施された処理又はこれから施す処理に関する情報、或いは該物体の物理的な固有情報を記憶すると共に、該情報の更新又は新たな情報の書き込みが可能な記憶部(53)から、前記情報の読み出しを行う読出部(26)と、を有する露光装置が提供される。上記第1の観点に係る発明について説明した作用効果と同様の作用効果を達成することができる。
本発明の第4の観点によると、マスク(R)上のパターンを基板(W)上に露光する露光装置であって、前記マスクを支持する支持装置(44)と、前記マスクが前記支持装置に支持されている状態で、該マスクに設けられている、該マスクにこれから施す処理に関する情報、或いは該マスクの物理的な固有情報を記憶すると共に、該情報の更新又は新たな情報の書き込みが可能な記憶部(70)から、前記情報の読み出しを行う読出部(46)と、を有する露光装置が提供される。上記第2の観点に係る発明について説明した作用効果と同様の作用効果を達成することができる。
本発明によれば、比較的に小規模なシステムにおいて、マスクや基板等の物体の管理を容易に行うことができ、又はオペレータ等による作業を省略ないし簡略化できるので処理の高効率化を図ることができるという効果がある。
なお、上述した各発明は、比較的に小規模なシステムにおいて特に高効率化を図る上で有用であるが、システムを統括的に管理するホストコンピュータ等を導入した比較的に大規模なシステムに適用した場合においても、該ホストコンピュータの処理負担を軽減できる等の効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る基板処理システムを詳細に説明する。図1は本実施形態の基板処理システムの一部を構成する露光装置の全体構成を示す側面断面図であり、図2は平面断面図である。尚、図1は、図2中のA−A断面の矢視図である。本実施形態の基板処理システムは、図1及び図2に示した露光装置1と、の図外のコータ(レジスト塗布装置)、デベロッパ(現像装置)、各種検査装置、及びCPM装置等の各種処理装置とを備えて構成されている。尚、以下の説明においては、必要に応じて図中にXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。図1及び図2中に示したXYZ直交座標系は、X軸及びY軸が水平面に平行な面に含まれるよう設定されており、Z軸が鉛直上方向に設定されている。
図1及び図2に示す通り、露光装置1は、大別して、露光処理を行う露光装置本体11、露光装置本体11に対して基板としてウエハWの般出入を行うウエハローダ系、及び露光装置本体11に対してマスクとしてのレチクルRの搬出入を行うレチクルローダ系から構成されている。露光装置本体11は主チャンバ10内に収容され、主チャンバ10に隣接して配置されたローダ用チャンバ20の仕切板20aで仕切られた下段にウエハ搬送系が、上段にレチクル搬送系が収容されている。尚、30は主チャンバ10に隣接配置された空調装置用チャンバであり、この空調装置用チャンバ30内には、主チャンバ10及びローダ用チャンバ20のそれぞれの内部を適度な環境に空調するため、配管32を介して温度制御された気体(空気等)を各室(10、21、22)に送出又は回収する空調装置31が収容されている。
主チャンバ10には、その床面に防振パッド10aを介して設置された防振台10bが備えられており、露光装置本体11はその防振台10b上に設置されている。露光装置本体11は、露光ステージ12、コラム13、コラム13の中段程に固定される投影光学系14、レチクルステージ(又はレチクルホルダ)15が、順次積層されるような形態で概略構成されたものとなっている。レチクルステージ15上方には、更に光源と光源から射出された露光用照明光をレチクルに導くための光学系(照明光学系等)が備えられている。尚、光源及び光学系は、図1及び図2では図示を省略している。
露光ステージ12は、駆動源16a,16bの駆動によりXY面内で移動可能に構成されており、この露光ステージ12上にウエハWが載置されている際には、ウエハW上に設定された複数のショット領域の内の任意のショット領域を投影光学系14の下方に配置することができる。また、ウエハWの表面を投影光学系14の像面に合わせ込むために、露光ステージ12は、Z方向に移動可能に構成されるとともに、姿勢(X軸周りの回転及びY軸周りの回転)を調整可能に構成され、更にZ軸周りの回転も調整可能に構成されている。
コラム13は、レンズ等の複数の光学素子から構成された投影光学系14を保持するための部材である。投影光学系14は、レチクルに形成されたパターンの像を所定の投影倍率αでウエハW上に投影するものである。本実施形態において、投影光学系PLは、投影倍率αが例えば1/4又は1/5の縮小系であるものとするが、投影光学系PLは等倍系又は拡大系であってもよい。更に、レチクルステージ15は、所望のパターンが形成されたレチクルを載置するためのステージである。
レチクルに照射する露光用照明光としては、水銀ランプから発生する輝線(例えばg線、i線)、KrFエキシマレーザ(波長248nm)、ArFエキシマレーザ(波長193nm)、Fレーザ(波長157nm)、YAGレーザ、金属蒸気レーザ、又は半導体レーザ等の高調波等が使用される。尚、ここでは、露光装置1はArFエキシマレーザを光源として備えているものとする。
また、露光装置本体11には、上記の構成の他、ウエハW上の各ショット領域に付随して形成されたアライメントマークの位置情報を計測し、ウエハW上の各ショット領域を投影光学系14の投影領域に正確に位置合わせするためのアライメントセンサ(図示省略)が備えられている。このアライメントセンサとしては、例えば投影光学系14を介してウエハW上に形成されたアライメントマークを観察するTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のアライメントセンサ、又は投影光学系14の側方に設けられたオフ・アクシス型のアライメントセンサが挙げられる。これらのアライメントセンサによって計測された位置情報に基づいて駆動源16a,16bを駆動して露光ステージ12をXY平面内で移動させ、ウエハW上の各ショット領域と投影光学系14の投影領域との正確な位置合わせが露光処理前に実施されるようになっている。
前述した通り、ローダ用チャンバ20内の仕切り板20aによって分割された下の室内にその大部分が収容されたウエハローダ系21は、露光装置本体11(露光ステージ12)に対するウエハWの供給・回収(ロード・アンロード)を目的として設けられているものである。このウエハローダ系21は、図中X軸に沿って延設された横軸スライダ22X、Y軸方向に沿って延設された縦軸スライダ22Y、横軸スライダ22Xに付設された搬送ロボット23a、縦軸スライダ22Yに付設された二つのウエハ供給回収アーム23b,23c、及びアライメントステージ(アライメントステーション)24により概略構成されている。
搬送ロボット23aは、スカラー型のハンドリングロボットであり、横軸スライダ22Xに沿って移動可能に設置されている。図2では、搬送ロボット23aが位置P1にある様子を示している。横軸スライダ22X及び搬送ロボット23aは、後述するウエハキャリア50又は保管棚25と露光装置1との間におけるウエハWの受け渡しを行うために設けられている。なお、この搬送ロボット23aは、コータによるレジスト塗布処理が終了したウエハWを露光装置1内に個別的に搬入し、又は露光処理を終えたウエハWをデベロッパに個別的に搬出する、いわゆるインライン構成の場合にも対応できるようになっており、この場合には、搬送ロボット23aが、図2に中の位置P1又は位置P2の位置でその受け渡しが行われる。但し、ここでは、ウエハキャリア50により複数のウエハWが一括的に搬出入されるものとして説明する。
ウエハ供給回収アーム23b,23cは、一方がロードアーム、他方がアンロードアームとして用いられ、縦軸スライダ22Yに沿って移動可能に設置されている。これらは、上述した搬送ロボット23aからウエハWを受け取り、露光装置本体11の露光ステージ12に対するウエハWの供給(ロード)及び回収(アンロード)を行う。従って、縦軸スライダ22Yは、ローダ用チャンバ20と主チャンバ10とを貫通するように設けられている。但し、露光装置本体11に対するウエハWの供給時には、搬送ロボット23aからウエハ供給回収アーム23b,23cの一方(ロードアーム)へと渡される際に、プリアライメントステージ24を介するようになっている。
プリアライメントステージ24は、ウエハWの周縁部に形成されているオリエンテーションフラット部(又はノッチ部)を基準として、ウエハWと露光ステージ12とが所定の位置関係となるように、ウエハWの大まかな位置決めを行うためのステージである。搬送ロボット23aはウエハWが中心出しセンサ24aを通過するように搬送し、中心出しセンサ24aにより得られた中心位置がプリアライメントステージ24の所定の位置に一致するようにウエハWをプリアライメントステージ24上に載置する。そして、プリアライメントステージ24上において、ウエハWを回転させつつウエハWの周縁部を観察し、ウエハWに形成されたオリエンテーションフラット部を検出することでウエハWと露光ステージ12との相対的な位置関係が粗く位置合わせされることになる。
ウエハローダ系21には、更に複数の保管棚(又は仮置き棚)25が設置されていると共に、後に詳述するウエハキャリア50が載置されるキャリア支持台27が設置されている。保管棚25は、露光待機中のウエハ、或いは露光処理を終えたウエハを一時的に保管する棚である。ウエハWの保管棚25又はキャリア支持台27上に載置されたウエハキャリア50に対する収納又は取り出しは、搬送ロボット23aのハンド部が挿入されることによって実現される。尚、以上説明した搬送ロボット23aにおけるハンド部、ウエハ供給回収アーム23b,23c、プリアライメントステージ24、保管棚25及びウエハキャリア50内の複数の棚等、ウエハWと直接接触する部分は、表面構造の緻密な導電性セラミックス材によりコーティングするか、或いは、その全体を同材により形成しておくものとする。これは、ウエハに対する塵埃等の付着を防ぐための措置である。
また、本実施形態においては、ウエハローダ系21には通信装置26が設けられている。詳細は後述するが、ウエハキャリア50には、ウエハW毎の個別の情報(以下、ウエハ情報)を記憶する記憶装置53が設けられており、通信装置26は、ウエハキャリア50に設けられた記憶装置53との間で通信して記憶装置53からウエハ情報を読み出し、又は新たなウエハ情報を記憶装置53に記憶させる。尚、図2においては、通信装置26が露光装置1のウエハローダ系21に設けられた場合を例に挙げているが、通信装置26と同様の通信装置をコータやデベロッパ、ウエハWの各種検査装置等の処理装置に設けられるキャリア支持台の近傍に設けて、各処理装置において記憶装置53にアクセスできるようにすることができる。
次に、レチクルローダ系22について説明する。レチクルローダ系22は、上述したウエハローダ系21の上方に位置している。図3は、レチクルローダ系22の構成を示す斜視図である。レチクルローダ系22は、レチクルライブラリー41、搬送アーム42、キャリア43、ロードアーム44、及びアンロードアーム45を含んで構成される。
レチクルライブラリー41は、露光時に使用されるレチクルRを収容するレチクルケース40を、複数のスロット毎に装填・保管する。レチクルライブラリー41に装填されるレチクルケース40(レチクルR)は、ローダ用チャンバ20に設けられた扉20bを開けることにより交換可能である。レチクルライブラリー41に保管されているレチクルケース40内のレチクルはXY平面に平行になるよう収納されている。
搬送アーム42は、レチクルライブラリー41のレチクルケース40に収容された所望のレチクルRをレチクルケース40から取り出したり、レチクルケース40へ戻すものである。搬送アーム42はレチクルライブラリー41に装着されたケース内に進入して、予め指定されたレチクルRのみをY方向に取り出し、そのままZ方向の最上位置まで移動し、キャリア43への受渡位置CA1までレチクルRを搬送する。
搬送アーム42には、真空吸着穴が設けられており、不図示の真空ポンプのON,OFFによりレチクルRを保持、解除する。キャリア43は、X方向及びZ方向に移動可能であり、その下部に吸着穴を有する。また、キャリア43には4辺を基準に2方向から挟み込んでレチクルRをプリアライメントする機構(不図示)が設けられており、キャリア43は、レチクルRを受渡位置CA1から位置CA2まで搬送する。
ロードアーム44及びアンロードアーム45は、Y方向及びZ方向に移動可能に構成される。これらロードアーム44及びアンロードアーム45は、位置CA2と投影光学系14の上方(+Z方向)に配置されたレチクルステージ15との間をY方向に個別に移動可能であり、Z方向については一体に移動する構成となっている。ロードアーム44及びアンロードアーム45には、搬送アーム42と同様にレチクルR保持の為の真空吸着穴が設けられており、真空のON,OFFによりレチクルRの吸着保持、解除が可能となっている。
また、本実施形態においては、ロードアーム44に通信装置46が設けられている。詳細は後述するが、個々のレチクルRにはレチクルに関する情報(以下、レチクル情報という)を記憶・管理する記憶装置70(図6参照)が設けられている。通信装置46はロードアーム44により搬送されるレチクルRの記憶装置70に対する情報の読み取り又は書き込みを無線通信にて行う装置である。尚、ロードアーム44に対する通信装置46の取り付け位置は、ロードアーム44によるレチクルRの搬送に支障を来さない位置に設定されている。
次に、複数のウエハWを露光装置1とコータ、デベロッパ等との間で一括的に搬送するための収納装置としてのウエハキャリアについて、図4に示す概略斜視図を参照して説明する。ウエハキャリア50は、ロット単位のウエハW(例えば、十数枚)の管理を容易とするために、ロット単位の複数枚のウエハを収納可能に構成されている。図4に示す通り、ウエハキャリア50には、ウエハWを収納する複数の格納棚(スロット)51a〜51n(nは自然数)が設けられている。格納棚51a〜51nの各々にはそれぞれ1枚のウエハWが収容される。
ウエハキャリア50の上面のほぼ中央部には取手52が設けられており、この取手52を把持したオペレータによるウエハキャリア50の搬送を妨げない位置にウエハWの個別のウエハ情報を記憶する記憶装置53が取り付けられている。この記憶装置53はウエハキャリア50に対して着脱自在に取り付けられる。尚、図4においては、記憶装置53を誇張して大きく図示しているが、実際にはICチップ等から構成される小型の装置である。
この記憶装置53には、各格納棚51a〜51nに格納されたウエハWのそれぞれについて、該ウエハWに関するウエハ情報が予め又は露光装置1若しくは該露光装置1による露光処理の前の工程であるレジスト塗布工程を実施するコータ、該露光装置1による露光処理の後の工程である現像工程を実施するデベロッパ、CPM処理を行うCPM装置、平面度の計測その他の検査を行う検査装置等の処理装置において処理前、処理中若しくは処理後に適宜に格納される。
ウエハWに関するウエハ情報としては、当該ウエハWを他のウエハWから識別するための識別情報(ID番号等)、該ウエハWの物理的な固有情報であるウエハWの径、厚み、材質、平面度(ウエハフラットネス)等、ウエハWに対して既に施されたプロセスやこれから施すべきプロセスに関するプロセス情報等が挙げられる。プロセス情報には、CPM処理に関する情報、レジスト塗布処理に関する情報、露光処理に関する情報、現像処理に関する情報、検査処理に関する情報、及び環境情報等が含まれる。
CPM処理に関する情報はCPM装置による研磨処理で用いるパッドやスラリー(化学研磨剤)の種類、研磨時間及び研磨量等であり、レジスト塗布処理に関する情報はウエハWに塗布されるレジストの種類及び厚みを示す情報等である。露光処理に関する情報は露光処理に用いられるレチクルの種類、ウエハW上に設定されるショット領域の形状及び配列、アライメント情報、ウエハWに対して施されたプロセスの履歴を示す情報が含まれる。現像処理に関する情報は、現像処理前のプリベーク処理及び現像処理後のポストベーク処理における加熱時間や現像処理に用いられる薬液に関する情報等である。検査処理に関する情報は、各種計測装置により計測された計測結果を示す情報である。環境情報は、ウエハWに対する露光処理又は各種処理が行われたときの、温度、湿度、及び空調条件等に関する情報である。ここで、アライメント情報としては、ウエハW上に形成されたマークの位置情報からウエハW上のショット領域の配列を求めるために行われるEGA(エンハンスト・グローバル・アライメント)演算に用いるアルゴリズム、その演算結果等を例示できる。また、プロセスの履歴を示す情報は、露光条件(照明条件を含む)、露光処理を行った際の露光ステージ12の座標値及び姿勢、オートフォーカスに関する情報等である。尚、記憶装置53に記憶される各種の情報の分類は、便宜的なものであり、例えば上記ではウエハWの平坦度はウエハの固有情報として分類したが、プロセス情報の検査処理に関する情報に含めても良い。
記憶装置53は、露光装置1や各処理装置の動作を制御するために各々に設けられた主制御装置2(図5参照)との間で無線を介した通信を行うことにより、記憶している各種の情報を読み出して主制御装置2に送信するとともに、主制御装置2から送られた各種の情報を記憶する。尚、本実施形態では、記憶装置53の通信相手が露光装置1であるものとして説明するが、他の処理装置についても同様である。
図5に示されているように、記憶装置53は、通信部61、入出力部62、通信制御部63、制御部64、及びメモリ65を含んで構成される。通信部61は、露光装置1に設けられた通信装置26との間で無線通信により情報の送受信を行うものであり、例えば電波にて通信を行う場合にはアンテナが設けられ、赤外線にて通信を行う場合には赤外線の発光部及び受光部が設けられる。また、露光装置1には露光装置1の動作を制御する主制御装置2が設けられており、前述したウエハローダ系21に設けられる通信装置26は主制御装置2と電気的に接続されている。
記憶装置53に設けられる入出力部62は、マン・マシン・インタフェースとしての入出力装置との間で有線通信による情報の送受信を行うものであり、USB(Universal Serial Bus)又はRS−232C等のシリアルインタフェースを備えている。図5に示す例では、入出力部62はUSBケーブルLを介して、パーソナルコンピュータPCノート型のパーソナルコンピュータPCと接続されている。オペレータは、このパーソナルコンピュータPCを用いて、記憶装置53に所望の情報の入力・格納又は記憶されている情報の確認を行うことができる。
通信制御部63は、通信部61又は入出力部62を介して行われる通信を制御するものである。具体的には主制御装置2からの情報をアンテナ61で受信した場合、及びパーソナルコンピュータPCからの情報を入出力部62で受信した場合には受信したウエハ情報を制御部64へ出力し、制御部64から出力された情報を通信部61及び入出力部62に出力する。
制御部64は、通信制御部63との間で情報の入出力制御を行うとともに、メモリ65に記憶された情報を読み出し、新たな情報をメモリ65に書き込む制御を行う。メモリ65は、例えば半導体メモリから構成される。ここで、メモリ65として用いられる半導体メモリとしては、DRAM等の揮発性メモリ、フラッシュメモリ、MRAM(Magnetic RAM)等の不揮発性のメモリの何れであってもよい。 尚、記憶装置53に対する情報の入力・格納又は確認は、上述した説明では、パーソナルコンピュータPCを有線接続して行うものとしたが、露光装置1が備える操作盤等を用いて、主制御装置2、通信装置26を介して行うようにしても良いし、通信装置26と同様な通信装置を備えたパーソナルコンピュータ等から行うようにしても良い。
次に、本実施形態において用いられるレチクルRについて、図6に示す斜視図を参照して説明する。レチクルRは、例えば透明ガラス基板の一面にCr(クロム)等によって所望のパターンが形成されたパターン形成面PFを有する。このパターン形成面PFの周囲には、レチクルRを不要な光が透過するのを防止するために、Cr(クロム)等によって遮光帯BPが形成されている。上記の所望のパターンは、パターン形成面PFにおいて遮光帯BPの内側に配置される。
本実施形態で用いられるレチクルRは、以上の構成に加えて、一側面に前述したレチクル情報を記憶・管理する記憶装置70を備えている。この記憶装置70は、図3に示す搬送アーム42、キャリア43、ロードアーム44、及びアンロードアーム45によって搬送される際に支障を来さないように、レチクルRの一側面において内部に埋め込まれている。但し、記憶装置70の埋め込み深さは、露光装置1による露光処理時にレチクルRを透過する光を遮光しないように、少なくとも遮光帯BPの幅より浅くなるよう設定されている。
図7は、レチクルRに設けられる記憶装置70の内部構成を示すブロック図である。図7に示す通り、記憶装置70の内部構成は、図5に示す記憶装置53とほぼ同様の構成であり、記憶装置53が備える通信部61、通信制御部63、制御部64、及びメモリ65に相当する通信部71、通信制御部73、制御部74、及びメモリ75を含んで構成される。従って、これらの詳細については説明を省略する。レチクルRに設けられる記憶装置70は、ウエハキャリア50に設けられる記憶装置53よりも小型化する必要があり、レチクル情報は頻繁に変更されるわけではないため、図5中の入出力部62に相当する構成が省略されている。但し、記憶装置70に入出力部62に相当する構成を設けても良い。
記憶装置70のメモリに記憶されているレチクル情報は、図3示すロードアーム44に取り付けられた通信装置46を介して主制御装置2に出力される。尚、本実施形態においては、記憶装置70のメモリ75には予めレチクル情報が記憶されているものとする。このレチクル情報は、例えば記憶装置70と通信可能な通信装置をパーソナルコンピュータに接続し、オペレータがパーソナルコンピュータを操作して記憶装置70に対してレチクル情報を送出することによりメモリ75に記憶される。
記憶装置70は、レチクルRの各々の個別のレチクル情報を記憶する。ここで、レチクル情報として記憶される情報は、レチクルRを他のレチクルRから識別するための識別情報(識別ID等)、レチクルRの厚さ、材質、透過率、熱伝導率等のレチクルRそのものの物理的な固有情報、露光装置1でそのレチクルRを用いる際に設定すべき照明条件を含む露光条件等である。ここで、照明条件としては、レチクルRを照明する照明視野の大きさ、照明光の強度、単位時間当たりのパルス数、照明光学系の瞳面における光束の断面形状等が挙げられる。また。照明条件以外の露光条件としては、例えばフォーカス、アライメントに関する情報等が挙げられる。
次に、ウエハWに対して露光処理を行う際の動作について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。ウエハWの処理を行うに先だって、オペレータは予めレチクルRの各々を調査ないし検査して、レチクルRの厚さ、材質、透過率、熱伝導率等を求めておく。また、適宜にシミュレーション等を行い、フォーカス等の露光条件及び照明条件を求めておく。次に、オペレータは、パーソナルコンピュータを操作して上記の固有情報や露光条件等をレチクルRの記憶装置70に記憶させる。
また、オペレータは処理を行う上で必要な枚数のウエハWをウエハキャリア50に収容するとともに、図5に示す通りウエハキャリア50に設けられた記憶装置53の入出力部62とパーソナルコンピュータPCとをUSBケーブルLで接続して、パーソナルコンピュータPCを操作してウエハWの径、厚み、及び材質等、並びにウエハWに対して施すべきプロセスを示す情報等のウエハ情報を記憶装置53に記憶させる。このとき、ウエハ情報は、ウエハキャリア50に設けられた格納棚51a〜51n(図4参照)に対応付けて記憶される(ステップS1)。尚、この後に、各ウエハWにフォトレジストを塗布する塗布工程がコータにて実施されるが、ここでは塗布工程は終了したものとする。
次に、オペレータは、レジスト塗布工程が終了したウエハWが収容されたウエハキャリア50を露光装置1のキャリア支持台27上に搬入・載置するとともに、露光装置1に設けられた操作盤を操作して露光開始指示を入力する。露光開始指示が入力されると、露光装置1に設けられた主制御装置2は、通信装置26に対してウエハ情報を読み取るための制御信号を出力する。この制御信号により、露光装置1の通信装置26からウエハキャリア50に設けられた記憶装置53に対してウエハ情報送信要求信号が送信される。
通信装置26から送信されたウエハ情報送信要求信号は、記憶装置53の通信部61で受信されて通信制御部63に出力される。この信号を受信すると、ウエハ情報送信要求信号に対する返信信号が通信制御部63から通信部61に出力され、通信部61を介して通信装置26へ送信されることにより、主制御装置2と記憶装置53との間で接続が確立される。
主制御装置2と記憶装置53との間の接続が確立されると、記憶装置53内において通信制御部63から制御部64に読み出し要求信号が出力される。制御部64はこの要求信号に応じてメモリ65からウエハ情報を読み出して通信制御部63に出力する。読み出されたウエハ情報は通信部61を介して露光装置1に設けられた通信装置26を介して主制御装置2に送られる(ステップS2)。
上述した通り、ウエハ情報はウエハキャリア50の格納棚51a〜51nに対応付けて記憶されているため、記憶装置53からウエハ情報を得ることで、主制御装置2はウエハキャリア50におけるウエハWの収容状況を得ることができる。また、ウエハ情報に含まれるウエハWに対して施すべきプロセスを示す情報から、ウエハキャリア50に格納されたウエハWの各々に対して施すべき処理を得ることができる。
主制御装置2は、記憶装置53から得たウエハ情報に基づいて露光装置1を制御する。まず、主制御装置20はウエハ情報に含まれるウエハキャリア50におけるウエハWの収容状況に基づいて、格納棚51a〜51nの何れかから最初に処理すべきウエハW(例えば、ウエハWが収容されている格納棚のうち最も上に位置する格納棚に収容されているウエハW)は、ウエハローダ系21の搬送ロボット23a(図2参照)により取り出される。搬送ロボット23aはウエハWを保持したまま横軸スライダ22Xに沿って移動し、プリアライメントステージ24にウエハWを載置する。そして、プリアライメントステージ24にて粗く位置決めされたウエハWは、ウエハ供給回収アーム23b又は23cによって、縦軸スライダ22Yに沿って露光ステージ12上に搬送されて保持される。
ウエハWの搬入と同時に、主制御装置2はウエハ情報に含まれるレチクルの種類に基づいて、使用するレチクルRを指示する制御信号をレチクルローダ系22に出力する。主制御装置2からの制御信号がレチクルローダ系22に入力されると、搬送アーム42はZ方向及びY方向に移動してレチクルライブラリー41の所定のレチクルケース40から制御信号で指示されたレチクルRを取り出す。レチクルケース40から取り出されたレチクルRは搬送アーム42に吸着保持され、Z方向の最上位置に位置するキャリア43への受渡位置CA1まで搬送される。その後、キャリア43により受渡位置CA1から位置CA2まで搬送される。
レチクルRが位置CA2まで搬送されると、キャリア43からロードアーム44に受け渡される。ロードアーム44に受け渡されたレチクルRは、ロードアーム44がY方向に移動することによりレチクルステージ15上に搬送されて保持される(ステップS3)。ここで、露光装置1に設けられた主制御装置2から通信装置46(図3及び図7参照)に対して、レチクル情報を読み取るためのレチクル情報送信要求信号が出力されている。このため、レチクルRがロードアーム44に受け渡されてレチクルRが通信装置46に近接すると、通信装置46から送信されるレチクル情報送信要求信号がレチクルRに設けられた記憶装置70の通信部71で受信されて通信制御部73に出力される。
この信号を受信すると、レチクル情報送信要求信号に対する返信信号が通信制御部73から通信部71に出力され、通信部71を介して露光装置1のロードアーム44に設けられた通信装置46へ送信されることにより、主制御装置2と記憶装置70との間で接続が確立される。主制御装置2と記憶装置70との間の接続が確立されると、記憶装置70内において通信制御部73から制御部74に読み出し要求信号が出力される。制御部74はこの要求信号に応じてメモリ75からレチクル情報を読み出して通信制御部73に出力する。
読み出されたレチクル情報は通信部71を介してロードアーム44に設けられた通信装置46を介して主制御装置2に送られる。(ステップS4)。上述した通り、レチクル情報には、レチクルRの厚さ、材質、透過率、熱伝導率等のレチクルRそのものの物理的な固有情報、露光装置1でそのレチクルRを用いる際に設定すべき露光条件等が記憶されている。よって、主制御装置2はレチクル情報を読み取ることにより、露光時に必要となる情報が得られる。
以上の処理にて、露光ステージ12上にはウエハWが保持され、レチクルステージ15上にはレチクルRが保持される。次に、主制御装置2はレチクル情報に含まれる各種情報から、レチクルR上における露光用照明光の照射領域の大きさ、照明光学系の瞳面における光束の断面形状の設定、投影光学系14の像面に対するウエハW表面の位置合わせ(フォーカス設定)等を行って照明条件を含む露光条件を設定する(ステップS5)。
また、ウエハ情報に含まれるショット領域の形状及び配列を示す情報に基づいて、駆動源16a,16bを駆動する。尚、既にウエハW上に位置計測用のマークが形成されている場合には、任意のサンプルショットに付随したマークの計測結果に基づいてEGA演算を行ってウエハW上のショット領域の配列座標を算出し、算出した配列座標に基づいて駆動源16a,16bを駆動する。(なお、上述のウエハ情報の中にサンプルショットの情報が含まれている場合には、その情報に基づいて上述のサンプルショットを決定することになる。)そして、最初に露光すべきショット領域を露光領域(投影光学系14の投影領域)に位置合わせして、レチクルステージ15上に露光用照明光を照射し、レチクルRのパターンを投影光学系を介してウエハW上に転写する。
1つのショット領域に対する露光処理を終えると、主制御装置20はウエハ情報に含まれるショット領域の配列座標又はEGA演算により得られたショット領域の配列座標に基づいて駆動源16a,16bを駆動して次に露光すべきショット領域を露光領域に位置合わせしてパターン転写を行う。以下同様に、露光ステージ12をXY面内でステッピング(歩進)させつつ、ウエハW上のショット領域を順次露光領域に位置合わせして各ショット領域にレチクルのパターンを順次転写する(ステップS6)。
露光ステージ12上に保持されたウエハW上に設定された全てのショット領域に対する露光処理が完了すると、主制御装置2から通信装置26に対して新たなウエハ情報を書き込むための制御信号が出力される。この制御信号により、通信装置26からウエハキャリア50に設けられた記憶装置53に対してウエハ情報書込要求信号が送信される。通信装置26から送信されたウエハ情報書込要求信号は、記憶装置53の通信部61で受信されて通信制御部63に出力される。この信号を受信すると、ウエハ情報書込要求信号に対する返信信号が通信制御部63から通信部61に出力され、通信部61を介して通信装置26へ送信されることにより、主制御装置2と記憶装置53との間で接続が確立される。
主制御装置2と記憶装置53との間の接続が確立されると、主制御装置2は、露光処理を行ったときの露光ステージ12の座標値及び姿勢、オートフォーカスに関する情報等を示すプロセス情報及びEGA演算誤差を示す情報、並びにウエハWに対する露光処理が行われたときの、温度、湿度、又は空調条件に関する環境情報等の各種情報をウエハ情報として通信装置26に出力する。このウエハ情報は、ウエハキャリア50に設けられた記憶装置53の通信部61で受信され、通信制御部63を介して制御部64の制御の下、メモリ65に書き込まれて記憶される(ステップS7)。
露光処理が完了したウエハWは、ウエハ供給回収アーム23cにより回収され、搬送ロボット23aに受け渡される。このとき、次に処理すべきウエハWがある場合にはウエハ供給回収アーム23bが予め搬送されていたプリアライメントステージ24上のウエハWを露光ステージ12上に搬送する。
次いで、搬送ロボット23aが横軸スライダ22Xに沿って移動して、露光処理が完了したウエハWはキャリア支持台27上のウエハキャリア50内の所定の格納棚に収容される(ステップS8)。他方、ウエハ供給回収アーム23bによって露光ステージ12上に搬送されたウエハWは上述と同様に処理される。以後、ウエハキャリア50内の未露光のウエハWが順次同様に露光処理されて、露光処理を終えたウエハWはウエハキャリア50内に再度収容される。
尚、ウエハ情報の読み出し(ステップS2)及び書き込み(ステップS7)は、ウエハWの1枚の処理毎に行っても良いし、最初の1枚目の処理の前に全てのウエハWについて読み出し、最後の1枚の処理の後に全てのウエハWについて書き込みを行うようにしても良い。
以上、露光装置1における処理について説明したが、コータ又はデベロッパにおいてもほぼ同様である。即ち、コータにおいては、キャリア支持台上に載置されたウエハキャリア50の記憶装置53からウエハ情報として、ウエハWに塗布するレジストの種類及び厚み等のレジスト塗布処理に関する情報が読み出されるとともに(ステップS2)、ウエハキャリア50内のウエハWはコータが備えるローダによりレジスト塗布処理が実施されるテーブルにロードされ(ステップS3)、ステップS2で読み出されたウエハ情報に基づいて、レジストの塗布処理が実施され(ステップS6)、そのときの環境情報等が新たな情報として記憶装置53に書き込まれ(ステップS7)、レジストの塗布処理が完了したウエハWがローダによってウエハキャリア50に再度収容される(ステップS8)。また、デベロッパにおいては、キャリア支持台上に載置されたウエハキャリア50の記憶装置53からウエハ情報として、プリベーク時間等の現像処理に関する情報が読み出されるとともに(ステップS2)、ウエハキャリア50内のウエハWはデベロッパが備えるローダにより現像処理が実施されるテーブルにロードされ(ステップS3)、ステップS2で読み出されたウエハ情報に基づいて、現像処理が実施され(ステップS6)、そのときの環境情報等が新たな情報として記憶装置53に書き込まれ(ステップS7)、現像処理が完了したウエハWがローダによってウエハキャリア50に再度収容される(ステップS8)。尚、他の検査装置等においても同様であるので、その説明は省略する。
上述した実施形態においては、レチクルRに関する情報を記憶する記憶装置70をレチクルRそのものに設ける場合を例に挙げて説明した。しかしながら、レチクルRを収容するレチクルケース40に記憶装置70と同様のものを設けるとともに、通信装置46をその近傍に設けた構成とし、レチクルケース40に設けられた記憶装置70からレチクル情報を読み取るようにしても良い。この場合には、レチクル情報をレチクルケース40に対応付けて管理し、レチクルケース40から取り出したレチクルRは元のレチクルケース40に収容する必要がある。
また、上記実施形態ではレチクルRに設けられた記憶装置70からレチクル情報を「読み出す」場合のみを例に挙げて説明したが、ウエハキャリア50に設けられる記憶装置53と同様に新たなレチクル情報の「書き込み」を行うようにしても良い。
更に、上記実施形態ではレチクルRについてのレチクル情報を露光装置1の露光条件を設定するために用いていたが、レチクル情報は例えばレチクルRの検査を行う場合にも用いることができる。例えば、既にレチクルRに関する情報が記憶装置70に記憶されている場合に、その情報をレチクルRの検査を行う検査装置(マスク検査装置)に読み込ませ、レチクルRの特性(平面度等)の変化の有無又はその変化量が許容範囲内であるか否かを検査するために用いることもできる。
また、上記実施形態ではウエハキャリア50にウエハWを収容し、レチクルRをレチクルケース40に収容する場合を例に挙げたが、局所クリーン技術(SMIF:Standard Mechanical InterFace)を応用した完全密閉容器、即ちSMIFポッドにウエハW又はレチクルRを収容する場合にも適用可能である。
更に、例えば特開2001−338868号公報に開示されている通り、ウエハWと同様に露光装置1の露光ステージ12上にロードされ、ウエハW上に照射される露光用照明光の照度を実測し、その計測結果を無線送信する照度計測装置が案出されている。この照度計測装置と記憶装置53とを無線通信可能に構成し、照度計測装置から無線送信される計測結果を記憶装置53にウエハ情報として記憶させても良い。また、照度計計測装置に対する指令信号をパーソナルコンピュータPC等を用いて予め記憶装置53に記憶させておき照度計測装置に送信して照度計測装置の動作を制御するようにしても良い。照度計測装置に対する指令信号は、例えば照度計測装置が複数の露光装置に跨って使用される場合には、照度計測装置が備えるセンサから出力される信号の増幅率を各露光装置で使用される露光用照明光の波長に応じて変更する指令信号等がある。
また、上記実施形態においては、露光装置としてステップ・アンド・リピート方式の露光装置を例に挙げて説明したが、ステップ・アンド・スキャン方式の露光装置に適用することが可能である。また、半導体素子や液晶表示素子の製造に用いられる露光装置だけでなく、プラズマディスプレイ、薄膜磁気ヘッド、及び撮像素子(CCD等)の製造にも用いられる露光装置、及びレチクル、又はマスクを製造するために、ガラス基板、又はシリコンウエハなどに回路パターンを転写する露光装置にも本発明を適用できる。即ち本発明は、露光装置の露光方式や用途等に関係なく適用可能である。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。従って、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上述した実施形態では、ウエハキャリア50やレチクルRに設けられる記憶装置53、70として、マイクロコンピュータと無線通信装置等から構成される比較的に大型の装置を想定して説明したが、近時各所で用いられるようになってきたICタグを用いることができる。ICタグは例えば1mm程度以下のICチップ及びアンテナを搭載したタグ(荷札)であり、各種の情報を記憶保持することができ、該アンテナを通じて、リーダ/ライタ(通信装置)で情報を読み書きすることができる。ICタグはバッテリを搭載せず、リーダ/ライタが発する電波を受信し、電磁誘導などの仕組みで電流を発生させる極小のタイプと、バッテリを搭載し、より複雑なアプリケーションを利用できるようにした大きめのタイプ等があるが、いずれを用いてもよい。また、ICタグはラベル化されて物体に簡単に貼付できるタイプのものも開発されており、このようなタイプを用いることにより、既存のウエハキャリアやレチクルの構成に変更を加えることなく、事後的に貼付することにより本発明を実現することができるので、特に好適である。
また、上述した実施形態では、ウエハキャリア50やレチクルRに設けられる記憶装置53、70として、マイクロコンピュータと無線通信装置等から構成される装置を想定して説明したが、記憶装置として通信機能等を持たず記憶部のみからなるもの、例えば磁気記録板からなるものを用い、露光装置又は処理装置側に該磁気記録板に対して情報を磁気的に読み書きする磁気ヘッド等を備えた装置を用いても良く、これらも本発明の技術的範囲に包含される。
本発明の実施形態の露光装置の全体構成の一例を示す側面断面図である。 本発明の実施形態の露光装置の全体構成の一例を示す平面断面図である。 本発明の実施形態の露光装置が備えるレチクルローダ系の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態のウエハキャリアの概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態のウエハについての記憶装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態のレチクルの構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態のレチクルが備える記憶装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…露光装置
2…主制御装置
26…通信装置
40…レチクルケース
46…通信装置
50…ウエハキャリア
61…通信部
62…入出力部
64…制御部
65…メモリ
71…通信部
73…通信制御部
74…制御部
75…メモリ
PC…パーソナルコンピュータ
R…レチクル
W…ウエハ

Claims (17)

  1. 第1物体上のパターンを第2物体上に転写する露光処理を行う露光装置、又は該露光装置での該露光処理の前又は後の該第2物体に対して所定処理を施す処理装置に供され、且つ該第1及び第2物体の何れかを収容する収容装置であって、
    前記収容する物体に施された処理又はこれから施す処理に関する情報、或いは該物体の物理的な固有情報を記憶すると共に、該情報の更新又は新たな情報の書き込みが可能な記憶部を有することを特徴とする収容装置。
  2. 前記記憶部に対して前記情報の読み出し及び新たな情報の書き込みを行う読出書込部と、
    前記記憶部から前記読出書込部を介して読み出された情報及び前記読出書込部を介して前記記憶部に記憶させる情報の通信を前記露光装置又は前記処理装置との間で行う通信部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の収容装置。
  3. 前記通信部は、無線通信及び有線通信の少なくとも一方により前記露光装置又は前記処理装置との間で通信を行うことを特徴とする請求項2に記載の収容装置。
  4. 前記記憶部、前記読出書込部、及び前記通信部は、前記収容装置の所定位置に着脱自在に設けられることを特徴とする請求項2又は3に記載の収容装置。
  5. 前記記憶部は、前記物体に前記処理が施された時点の周囲環境に関する情報を記憶することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の収容装置。
  6. 前記記憶部に記憶されている前記これから施す処理に関する情報によって、前記露光装置又は前記処理装置が制御されることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の収容装置。
  7. 前記通信部は、前記記憶部と、前記露光装置又は前記処理装置の性能を計測する性能計測装置との間で情報通信することを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の収容装置。
  8. 前記通信部は、前記記憶部から、前記第1物体の検査を行う検査装置又は前記露光装置に対して、前記第1物体の前記物理的な固有情報を通信することを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の収容装置。
  9. 前記記憶部は、半導体メモリ、磁気的メモリ、不揮発性メモリのうちの何れかを含むことを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の収容装置。
  10. マスク上に形成されたパターンを基板上に転写する露光装置に供されるマスクであって、
    前記マスクに対してこれから施される露光処理に関する情報、或いは該マスクの物理的な固有情報を記憶すると共に、該情報の更新又は新たな情報の書き込みが可能な記憶部を有することを特徴とするマスク。
  11. 前記記憶部に対して前記情報の読み出し及び新たな情報の書き込みを行う読出書込部と、
    前記記憶部に記憶された情報及び前記記憶部に記憶させる情報の通信を前記露光装置との間で行う通信部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項10に記載のマスク。
  12. 前記記憶部は、半導体メモリ、磁気的メモリ、不揮発性メモリのうちの何れかを含むことを特徴とする請求項10又は11に記載のマスク。
  13. 請求項1〜9の何れか一項に記載の収容装置に設けられた前記記憶部、又は請求項10〜12の何れか一項に記載のマスクに設けられた記憶部との間で情報通信を行う通信手段と、
    前記通信手段を介して前記記憶部から入手した情報に基づいて、前記露光処理を制御する制御手段と、を有することを特徴とする露光装置。
  14. 第1物体上のパターンを第2物体上に露光する露光装置であって、
    前記第1及び第2物体の何れかを収容する収容装置を支持する支持装置と、
    前記収容装置が前記支持装置に支持されている状態で、該収容装置に設けられている、前記収容する物体に施された処理又はこれから施す処理に関する情報、或いは該物体の物理的な固有情報を記憶すると共に、該情報の更新又は新たな情報の書き込みが可能な記憶部から、前記情報の読み出しを行う読出部と、を有することを特徴とする露光装置。
  15. 前記収容装置が前記支持装置に支持されている状態で、前記記憶部に対して前記新たな情報の書き込みを行う書込部を更に有することを特徴とする請求項14に記載の露光装置。
  16. マスク上のパターンを基板上に露光する露光装置であって、
    前記マスクを支持する支持装置と、
    前記マスクが前記支持装置に支持されている状態で、該マスクに設けられている、該マスクにこれから施す処理に関する情報、或いは該マスクの物理的な固有情報を記憶すると共に、該情報の更新又は新たな情報の書き込みが可能な記憶部から、前記情報の読み出しを行う読出部と、を有することを特徴とする露光装置。
  17. 前記マスクが前記支持装置に支持されている状態で、前記記憶部に対して前記新たな情報の書き込みを行う書込部を更に有することを特徴とする請求項16に記載の露光装置。
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