JP2006032155A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 FPCケーブルを装着するコネクタにFPCケーブルの補強板に引掛ける切欠きを設けることで、装着して容易に抜けない構造にしたコネクタを提供する。
【解決手段】 コネクタは、端部に整列状態で形成した複数の端子からなる接点と、この接点の反対側に取付けた補強板とを備えたFPCケーブルと、FPCケーブルを差し込むケーブル挿入口を有し、このケーブル挿入口の内側にFPCケーブルをガイドするケーブルガイド部を少なくとも設けたコネクタと、からなり、このケーブルガイド部には、FPCケーブルの補強板の内側端縁が引掛けるための段差を設けたことである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コネクタに関し、詳しくはFPC/FFCコネクタにおいてFPCケーブルを差し込んだときにそのFPCケーブルの抜け強度を向上させる為に、FPCケーブルに取付けられているFPC補強板を利用して、コネクタ内部のケーブルをガイドするガイド部に段差を持たせて引掛け構造にして抜け強度を向上させたFPC/FFCコネクタに関する。
従来技術におけるFPCケーブルとコンタクトするコネクタ10は、図5及び図7〜図9に示すように、薄型の直方体形状に形成されたハウジング11と、このハウジング11内部に整列状態で形成されたFPCケーブル35の端子37の数に合わせた端子係合室10Aを設け、この端子係合室10Aにはハウジング11の前方方向から挿入係止する押さえバネ12と、ハウジング11の後方方向から挿入係止するコンタクト13とを備えた構成になっている。
ハウジング11に設けた端子係合室10Aは、前方方向にFPCケーブル35を挿入するためのケーブル挿入口14を設け、その内部空間手前にケーブル35を収容するケーブル収容部15を設け、その奥空間に押えバネ12を係合係止して収容する押えバネ収容部16を設け、最も奥空間にコンタクト13を係合係止して収容するコンタクト収容部17を設け、このコンタクト収容部17の略中間位置にFPCケーブル35の挿入位置を決めるケーブル係止部18を備えた構造となっている。
又、ハウジング11の端子係合室10Aの天井面には一部開口として開放窓19を設け、ケーブル収容部15の底部には押えバネ12を係止する押えバネ係合部20を備え、コンタクト収容部17の底部にはコンタクト13を係止するコンタクト係合部21を設けた構造となっている。
更に、ケーブル挿入口14に連続した上部位置にケーブル35を挿入方向にガイドする上部ケーブルガイド部22と、同じくケーブル挿入口14に連続した下部位置にケーブル35を挿入方向にガイドする下部ケーブルガイド部23とを設けた構造になっている。
コンタクト13は、導電性部材で形成され、ボード等に接続するための外部に露出した状態に形成されている接続部25と、接続部25から直交する方向に折り曲げて基部26を形成し、更に基部26を接続部25とは反対方向の直交する方向に折り曲げて連結部27を形成し、この連結部27に連設した先端に曲面形状に形成した接触部28とからなる。このように折り曲げて形成したコンタクト13において、基部26がコンタクト係合部21に係合して係止されると、連結部27が弾性状態となり、接触部28がFPCケーブル35の端子37に接触して持ち上がるとその持ち上がった分だけ端子37方向に弾性力を与える。
押えバネ12は、金属性部材で形成され、ボード等に接続するための外部に露出した状態に形成されている押え接続部30と、押え接続部30から略同じ方向に折り曲げて押え基部31を形成し、更に押え基部31を傾斜するように曲げて押え連結部32を形成し、この押え連結部32に連設した先端に曲面形状に形成した押え接触部33とからなる。このように折り曲げて形成した押えバネ12において、押え基部31が押えバネ係合部20に係合して係止されると、押え連結部32が弾性状態となり、押え接触部33がFPCケーブル35の補強板39に接触して弾性変形し、その弾性変形した分だけ補強板39方向に弾性力を与える。
FPCケーブル35は、図5及び図11に示すように、フラットでフレキシブルに形成され、そのケーブル36の端部には整列状態に等間隔で配置された端子37からなる接点38と、この接点38の背面にあたる反対側に補強板39を取付けた構造となっている。この接点38の奥行き長さが補強板39の奥行き長さよりも短く形成されている。
このような構成からなるコネクタ10において、ハウジング11内には、ハウジング11の後面から装着したコンタクト13、及び前面から装着した押えバネ12が存在し、その接触部28及び押え接触部33が所定の間隔を持って離隔して対峙した状態に位置した構造となっている。
そして、図6に示すように、このコネクタ10にFPCケーブル35を挿入して装着すると、先ず、FPCケーブル35の先端側の接点38が上側、補強板39が下側にして、ケーブル挿入口14から差し込むと接点38は上部ケーブルガイド部22によりガイドされ、補強板39は下部ケーブルガイド部23によりガイドされ、更に奥方向にガイドされ、接点38がコンタクト13の接触部28に当接して上方向に押し上げることで弾性付与され、補強板39が押えバネ12の押え接触部33に当接して下方向に押し下げることで弾性付与される。即ち、ケーブル35は、上下面の接点38及び補強板39の両面がコンタクト13の接触部28及び押えバネ12の押え接触部33の両方で上下から当接された状態で支持される。
特開2002−158055号(第5頁〜7頁、第1図)
しかしながら、上記背景技術の項で説明した従来技術のコネクタにおいては、FPCケーブルの接点と補強板の両面を当接した状態で支持することになるが、ケーブル自体が挿入して接触状態を維持しているときには、コンタクトの接触圧のみで保持され、抜け止め等の何の細工も施されていないため、接点が接触した状態において、外部からの衝撃或はこじり等により、抜けるか又は接触位置がずれることによる接触不良が発生するという問題がある。
又、コネクタ自体が小型化し且つ実装密度が高蜜化すると、コンタクトの接触圧を向上させることが構造的に困難である。
更に、FPCケーブル側に切欠きを設けてコネクタに引っ掛けるという構造もあるが、ケーブル自体が大きくなり、且つコネクタのサイズも大きくしなければならないという問題がある。
従って、小型化及び実装密度が高くなっているFPCケーブル及びコネクタの構造において、現状の大きさや構造を根本的に変更させることなく、FPCケーブルがコネクタに挿入されたならば容易に抜けないような構造に解決しなければならない課題を有する。
上記課題を解決するために、本発明に係るコネクタは、次に示す構成にすることである。
(1)コネクタは、端部に整列状態で形成した複数の端子からなる接点と、該接点の反対側に取付けた補強板とを備えたFPCケーブルと、前記FPCケーブルを差し込むケーブル挿入口を有し、該ケーブル挿入口の内側にFPCケーブルをガイドするケーブルガイド部を少なくとも設けたコネクタと、からなり、前記ケーブルガイド部には、前記FPCケーブルの補強板の内側端縁が引掛けるための段差を設けたことである。
(2)前記FPCケーブルは、前記接点の奥行き長さが前記補強板の奥行き長さよりも短く形成したことを特徴とする(1)に記載のコネクタ。
本発明のコネクタは、挿入されているFPCケーブルの抜けを防止するために、FPCケーブルに取付けられている補強板の板厚を利用して、ケーブル挿入口に設けてあるケーブルガイド部に補強板の板厚からなる端縁が係合する段差を設けたことで、FPCケーブルが挿入した後に、抜く方向に力がかかっても、この段差に引掛かるため、接触状態を維持した状態で抜けを防止することができる。
次に、本発明に係るコネクタの実施例について、図面を参照して説明する。尚、従来技術で説明したものと同じものには同一符号を付与して説明する。
本願発明に係る第1実施例のコネクタは、図1及び図7〜図9に示すように、薄型の直方体形状に形成されたハウジング11と、このハウジング11内部に整列状態で形成されたFPCケーブル35の端子37の数に合わせた端子係合室10Aを設け、この端子係合室10Aにはハウジング11の前方方向から挿入され係合係止されている押さえバネ12と、ハウジング11の後方方向から挿入され係合係止されているコンタクト13とを備えた構成となっている。
ハウジング11に設けた端子係合室10Aは、前方方向にFPCケーブル35を挿入するためのケーブル挿入口14を設け、その内部空間手前にケーブル35を収容するケーブル収容部15を設け、その奥空間に押えバネ12を係合係止して収容する押えバネ収容部16を設け、最も奥空間にコンタクト13を係合係止して収容するコンタクト収容部17を設け、このコンタクト収容部17の略中央位置にFPCケーブル35の挿入位置を決めるケーブル係止部18を備えた構造となっている。
又、ハウジング11の端子係合室10Aの天井面には一部開口として開放窓19を設け、ケーブル収容部15の底部には押えバネ12を係止する押えバネ係合部20を備え、コンタクト収容部17の底部にはコンタクト13を係止するコンタクト係合部21を設けた構造となっている。
更に、ケーブル挿入口14に連続した上部位置にケーブル35を挿入方向にガイドする上部ケーブルガイド部22と、同じくケーブル挿入口14に連続した下部位置にケーブル35を挿入方向にガイドする下部ケーブルガイド部23とを設けた構造になっている。
この下部ケーブルガイド部23は、そのケーブル挿入口14近傍位置にFPCケーブル35の補強板39の板厚に相当する深さの切欠きで形成された補強板引掛部24を備えている。
コンタクト13は、導電性部材で形成され、ボード等に接続するための外部に露出した状態に形成されている接続部25と、接続部25から直交する方向に折り曲げて基部26を形成し、更に基部26を接続部25とは反対方向の直交する方向に折り曲げて連結部27を形成し、この連結部27に連設した先端に曲面形状に形成した接触部28とからなる。このように折り曲げて形成したコンタクト13において、基部26がコンタクト係合部21に係合して係止されると、連結部27が弾性状態となり、接触部28がFPCケーブル35の端子37に接触して持ち上がるとその持ち上がった分だけ接点方向に弾性力を与える。
押えバネ12は、金属性部材で形成され、ボード等に接続するための外部に露出した状態に形成されている押え接続部30と、押え接続部30から略同じ方向に折り曲げて押え基部31を形成し、更に押え基部31を傾斜するように曲げて押え連結部32を形成し、この押え連結部32に連設した先端に曲面形状に形成した押え接触部33とからなる。このように折り曲げて形成した押えバネ12において、押え基部31が押えバネ係合部20に係合して係止されると、押え連結部32が弾性状態となり、押え接触部33がFPCケーブル35の補強板39に接触して弾性変形し、その弾性変形した分だけ補強板39方向に弾性力を与える。
FPCケーブル35は、従来技術で説明したものと同じであり、図1及び図11に示すように、フラットでフレキシブルに形成されたケーブル36であり、その端部には整列状態に等間隔で配置された端子37からなる接点38と、この接点38の反対側の背面にあたる反対側に補強板39を取付けた構造となっている。この接点38の奥行き長さが補強板39の奥行き長さよりも短く形成されている。
このような構成からなるコネクタ10は、図10に示すように、ボード80に設けたコネクタ配置部83の接続係止部81、82に接続部25及び押え接続部30を接触させてハンダ付け等により接続することでボード80に固定する。
このようにしてボードに装着されたコネクタ10において、図1に示すように、ハウジング11内には、ハウジング11の後面から装着したコンタクト13、及び前面から装着した押えバネ12が存在し、その接触部28と押え接触部33が所定の間隔を持って離隔して対峙した状態に位置した構造となっている。
そして、図2に示すように、このコネクタ10にFPCケーブル35を挿入して装着すると、先ず、FPCケーブル35の先端側の接点38が上側、補強板39が下側にして、ケーブル挿入口14から差し込むと接点38は上部ケーブルガイド部22によりガイドされ、補強板39は下部ケーブルガイド部23によりガイドされ、更に奥方向にガイドされ、接点38がコンタクト13の接触部28に当接して上方向に押し上げることで弾性付与され、補強板39が押えバネ12の押え接触部33に当接して下方向に押し下げることで弾性付与される。
即ち、ケーブル35は、上下面の接点38及び補強板39の両面がコンタクト13の接触部28及び押えバネ12の押え接触部33の両方で上下から当接された状態で支持される。
同時に、補強板39の内側端縁40が補強板引掛部24に係合することで、そのままで抜こうとしても補強板引掛部24に補強板39の端縁40が接合した状態となりケーブル35は抜けない。このようにして、ケーブル35が挿入されると、その接点38がコンタクト13の接触部28に接触した状態となり、その時には補強板引掛部24に補強板39の端縁40が係合しているか、係合できる位置にあるため、外部からの衝撃やこじりによる挿抜方向の動きはごく限られたものになり、安定した接続状態を維持することができる。
そして、FPCケーブル35を抜く時にはケーブル自体を少々上方向に持ち上げることで補強板引掛部24に係合している補強板39の端縁40を外すことで簡単に抜くことができる。
次に、本願発明の第2実施例のコネクタについて、図面を参照して説明する。
第2実施例のコネクタ50は、図3及び図7〜図9に示すように、薄型の直方体形状に形成されたハウジング51と、このハウジング51内部に整列状態で形成されたFPCケーブル35の端子37の数に合わせた端子係合室10Aを設け、この端子係合室10Aにはハウジング51の前方方向から挿入され係合係止されているコンタクト52と、ハウジング51の後方方向から挿入され係合係止されている押えバネ53とを備えて構成されている。
ハウジング51の端子係合室10Aは、前方方向にFPCケーブル35を挿入するためのケーブル挿入口54を設け、その内部空間手前にケーブル35を収容するケーブル収容部55を設け、その奥空間にコンタクト52を係合係止して収容するコンタクト収容部56を設け、最も奥空間に押えバネ53を係合係止して収容する押えバネ収容部57を設け、この押えバネ収容部57の略中央位置にFPCケーブル35の挿入位置を決めるケーブル係止部58を備えた構造となっている。
又、ハウジング51の端子係合室10Aの天井面には一部開口として開放窓59を設け、ケーブル収容部55の底部にはコンタクト52を係止するコンタクト係合部60を備え、押えバネ収容部57の底部には押えバネ53を係止する押えバネ係合部61を設けた構造となっている。
更に、ケーブル挿入口54に連続した上部位置にケーブル35を挿入方向にガイドする上部ケーブルガイド部62と、同じくケーブル挿入口54に連続した下部位置にケーブル35を挿入方向にガイドする下部ケーブルガイド部63とを設けた構造になっている。
この上部ケーブルガイド部62は、そのケーブル挿入口54近傍位置にFPCケーブル35の補強板39の板厚に相当する深さの切欠きで形成された補強板引掛部64を備えている。
押えバネ53は、導電性部材で形成され、ボード等に接続するための外部に露出した状態に形成されている接続部65と、接続部65から直交する方向に折り曲げて基部66を形成し、更に基部66を接続部65とは反対方向の直交する方向に折り曲げて連結部67を形成し、この連結部67に連設した先端に曲面形状に形成した接触部68とからなる。このように折り曲げて形成した押えバネ53において、基部66が押えバネ係合部61に係合して係止されると、連結部67が弾性状態となり、接触部68がFPCケーブル35の補強板39に接触して持ち上がるとその持ち上がった分だけ補強板39方向に弾性力を与える。
コンタクト52は、金属性部材で形成され、ボード等に接続するための外部に露出した状態に形成されているコンタクト接続部70と、コンタクト接続部70から略同じ方向に折り曲げてコンタクト基部71を形成し、更にコンタクト基部71を傾斜するように曲げてコンタクト連結部72を形成し、このコンタクト連結部72に連設した先端に曲面形状に形成したコンタクト接触部73とからなる。このように折り曲げて形成したコンタクト52において、コンタクト基部71がコンタクト係合部60に係合して係止されると、コンタクト連結部72が弾性状態となり、コンタクト接触部73がFPCケーブル35の端子37に接触して弾性変形し、その弾性変形した分だけ端子37方向に弾性力を与える。
FPCケーブル35は、図3に示すように、フラットでフレキシブルなケーブル36で形成され、その端部には整列状態に等間隔で配置された端子37からなる接点38と、この接点38の反対側の背面にあたる位置に補強板39を取付けた構造となっている。この接点38の奥行き長さが補強板39の奥行き長さよりも短く形成されている。
このような構成からなるコネクタ50は、図10に示すように、ボード80に設けたコネクタ配置部83の接続係止部81、82に接続部65及びコンタクト接続部70を接触させてハンダ付け等により接続することでボード80に固定する。
このようにしてボード80に装着されたコネクタ50において、図3に示すように、ハウジング51内には、ハウジング51の後面から装着した押えバネ53、及び前面から装着したコンタクト52が存在し、その接触部68とコンタクト接触部73が所定の間隔を持って離隔して対峙した状態に位置した構造となっている。
そして、図4に示すように、このコネクタ50にFPCケーブル35を挿入して装着すると、先ず、FPCケーブル35の先端側の接点38が下側、補強板39が上側にして、ケーブル挿入口54から差し込むと接点38は下部ケーブルガイド部63によりガイドされ、補強板39は上部ケーブルガイド部62によりガイドされ、更に奥方向にガイドされ、接点38がコンタクト52のコンタクト接触部73に当接して下方向に押し下げることで弾性付与され、補強板39が押えバネ53の接触部68に当接して上方向に押し上げることで弾性付与される。
即ち、ケーブル35は、上下面の接点38及び補強板39の両面がコンタクト52のコンタクト接触部73及び押えバネ53の接触部68との両方で上下から当接された状態で支持される。
同時に、補強板39の内側端縁40が補強板引掛部64に係合することで、そのままで抜こうとしても補強板引掛部64に補強板39の端縁40が当接した状態となり、ケーブル35が抜けない。このようにして、ケーブル35が挿入されると、その接点38がコンタクト52のコンタクト接触部73に接触した状態となり、その時には補強板引掛部64に補強板39の端縁40が係合しているか、係合できる位置にあるため、挿抜方向の動きはごく限られたものになる。
そして、FPCケーブル35を抜く時にはケーブル自体を少々下方向に持ち下げることで補強板引掛部64に係合している補強板39の端縁40を外すことで簡単に抜くことができる。
本発明のコネクタは、FPCケーブルをコネクタに挿入したときに、そのケーブルに取付けられている補強板の板厚を利用してコネクタ内部のガイド部に設けた切欠部に補強板を係合させることで容易に抜けない構造にしたコネクタを提供することができる。
本願発明に係る第1実施例のコネクタの断面図である。 同、FPCケーブルを挿入したときのコネクタの断面図である。 本発明に係る第2実施例のコネクタの断面図である。 同、FPCケーブルを挿入したときのコネクタの断面図である。 従来技術におけるコネクタの断面図である。 同、FPCケーブルを挿入したときのコネクタの断面図である。 コネクタの平面図である。 コネクタの正面図である。 コネクタの側面図である。 コネクタを載置するボードの一部を示したものである、 FPCケーブルの先端部位の接点の構造を示した平面図である。
符号の説明
10;コネクタ、10A;端子係合室、11;ハウジング、12;押えバネ、13;コンタクト、14;ケーブル挿入口、15;ケーブル収容部、16;押えバネ収容部、17;コンタクト収容部、18;ケーブル係止部、19;開放窓、20;押えバネ係合部、21;コンタクト係合部、22;上部ケーブルガイド部、23;下部ケーブルガイド部、24;補強板引掛部、25;接続部、26;基部、27;連結部、28;接触部、30;押え接続部、31;押え基部、32;押え連結部、33;押え接触部、35;FPCケーブル、36;ケーブル、37;端子、38;接点、39;補強板、40;端縁。

Claims (2)

  1. 端部に整列状態で形成した複数の端子からなる接点と、該接点の反対側に取付けた補強板とを備えたFPCケーブルと、
    前記FPCケーブルを差し込むケーブル挿入口を有し、該ケーブル挿入口の内側にFPCケーブルをガイドするケーブルガイド部を少なくとも設けたコネクタと、からなり、
    前記ケーブルガイド部には、前記FPCケーブルの補強板の内側端縁が引掛けるための段差を設けたことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記FPCケーブルは、前記接点の奥行き長さが前記補強板の奥行き長さよりも短く形成したことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
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