JP2006030824A - 撮像装置 - Google Patents

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淳雄 増井
Hiromichi Nose
弘道 能勢
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Abstract

【課題】 負・正・正の3成分ズームレンズ系において高い光学性能を確保しつつ、第2レンズ群のレンズ枚数を増やすことなく3倍以上の高変倍比が得られる撮像装置を提供する。
【解決手段】 撮像装置は、レンズ群間隔を変えることにより変倍を行うズームレンズ系TLと、ズームレンズ系TLにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子SRとを備える。ズームレンズ系TLは負・正・正の3成分から成り、第2レンズ群GR2が、物体側から順に、正レンズL21と、物体側に凸の負メニスカスレンズL22と、正レンズL23と、の単レンズ3枚から成り、条件式:1.0<|P22/P21|<2.0(P21:第2レンズ群GR2内の物体側の正レンズL21のパワー、P22:第2レンズ群GR2内の負メニスカスレンズL22のパワー)を満たす。
【選択図】 図1

Description

本発明は撮像装置に関するものであり、更に詳しくは被写体の映像をズームレンズ系により光学的に取り込んで撮像素子により電気的な信号として出力する撮像装置、なかでも高変倍で小型のズームレンズ系を備えた撮像装置に関するものである。
近年、銀塩フィルムの代わりにCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を用いて、光学像を電気信号に変換し、そのデータをデジタル化して記録したり転送したりするデジタルカメラが一般化している。このようなデジタルカメラには、撮影レンズ系と撮像素子を備えた撮像装置が搭載される。撮像素子の画素数は年々増加する傾向にあるため、撮影レンズ系には撮像素子の高画素化に対応した高い光学性能が求められている。なかでも、画質を劣化させずに広範囲の変倍が可能なズームレンズ系を搭載したコンパクトな撮像装置が特に切望されている。さらに近年では、半導体素子等における画像処理能力の向上により、パーソナルコンピュータ,モバイルコンピュータ,携帯電話,携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)等に、ズーム機能を有する撮像装置が内蔵又は外付けされるようになってきており、高性能でコンパクトな撮像装置に対する需要に拍車をかけている。
撮像装置をコンパクト化するには、それに搭載されるズームレンズ系の小型化が必要であり、小型化を狙ったズームレンズ系として、例えば、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群と、正のパワーを有する第3レンズ群と、の3成分から成る、いわゆる負・正・正の3成分ズームレンズ系が数多く提案されている。このタイプのズームレンズ系は、構成レンズ枚数が少なく移動機構も比較的単純でコンパクト化に適する等の特長を有している。その一例として、特許文献1記載のズームレンズ系が挙げられる。特許文献1記載のズームレンズ系では、第2レンズ群中の負レンズにメニスカス形状を採用することにより第2レンズ群の厚さを減らし、沈胴時の全長の短縮を可能としている。また、比較的高性能にもかかわらず、焦点距離を変化させるために移動させるレンズ群の数が少なく、その移動機構も比較的単純である。したがって、コンパクトなカメラに適している。
特開2002−14284号公報
しかし、特許文献1記載のズームレンズ系では、第2レンズ群をレンズ3枚構成としたときの変倍比が最高でも2倍であり、充分とは言えない。そして、それ以上の高変倍率化を達成しようとすれば、第2レンズ群の構成レンズ枚数を増やさなければならなくなる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであって、その目的は、負・正・正の3成分ズームレンズ系において高い光学性能を確保しつつ、第2レンズ群のレンズ枚数を増やすことなく3倍以上の高変倍比が得られる撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明の撮像装置は、複数のレンズ群から成りレンズ群間隔を変えることにより変倍を行うズームレンズ系と、そのズームレンズ系により形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子と、を備えた撮像装置であって、前記ズームレンズ系が、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群と、正のパワーを有する第3レンズ群と、の3成分から成り、前記第2レンズ群が、物体側から順に、正レンズと、物体側に凸の負メニスカスレンズと、正レンズと、の単レンズ3枚から成り、以下の条件式(1)を満たすことを特徴とする。
1.0<|P22/P21|<2.0 …(1)
ただし、
P21:第2レンズ群内の物体側の正レンズのパワー、
P22:第2レンズ群内の負メニスカスレンズのパワー、
である。
第2の発明の撮像装置は、上記第1の発明において、広角端から望遠端へのズーミングに際して、前記第1レンズ群が像面側に移動するとともに前記第2レンズ群が物体側に移動する変倍域を有することを特徴とする。
第3の発明の撮像装置は、上記第1又は第2の発明において、以下の条件式(2)を満たすことを特徴とする。
N1/N2<1 …(2)
ただし、
N1:第1レンズ群を構成するレンズの枚数、
N2:第2レンズ群を構成するレンズの枚数、
である。
第4の発明の撮像装置は、上記第1〜第3のいずれか1つの発明において、以下の条件式(3)を満たすことを特徴とする。
3<ft/fw<5 …(3)
ただし、
fw:広角端でのズームレンズ系全体の焦点距離、
ft:望遠端でのズームレンズ系全体の焦点距離、
である。
第5の発明の撮像装置は、上記第1〜第4のいずれか1つの発明において、以下の条件式(4)を満たすことを特徴とする。
7<Lw/fw<10 …(4)
ただし、
Lw:広角端での光学全長(ズームレンズ系の最も物体側の面から像面までの長さ)、
fw:広角端でのズームレンズ系全体の焦点距離、
である。
第6の発明の撮像装置は、上記第1〜第5のいずれか1つの発明において、以下の条件式(5)を満たすことを特徴とする。
1.5<|f1×fw/Lw|<2.5 …(5)
ただし、
f1:第1レンズ群の焦点距離(mm)、
fw:広角端でのズームレンズ系全体の焦点距離(mm)、
Lw:広角端での光学全長(ズームレンズ系の最も物体側の面から像面までの長さ,mm)、
である。
第7の発明のカメラは、第1〜第6のいずれか1つの発明に係る撮像装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、第2レンズ群が所定の条件を満たした構成になっているため、負・正・正の3成分ズームレンズ系において高い光学性能と低コストを確保しつつ、第2レンズ群のレンズ枚数を増やすことなく3倍以上の高変倍比が得られるコンパクトな撮像装置を実現することができる。そして、本発明に係る撮像装置をデジタルカメラ,携帯情報機器等の機器に用いれば、これらの機器の薄型・軽量・コンパクト化,低コスト化,高性能化,高機能化等に寄与することができる。
以下、本発明を実施した撮像装置等を、図面を参照しつつ説明する。本発明に係る撮像装置は、被写体の映像を光学的に取り込んで電気的な信号として出力する光学装置であって、被写体の静止画撮影や動画撮影に用いられるカメラの主たる構成要素を成すものである。そのようなカメラの例としては、デジタルカメラ;ビデオカメラ;監視カメラ;車載カメラ;テレビ電話用カメラ;ドアホーン用カメラ;パーソナルコンピュータ,モバイルコンピュータ,携帯電話,携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant),これらの周辺機器(マウス,スキャナー,プリンター等),その他のデジタル機器等に内蔵又は外付けされるカメラが挙げられる。これらの例から分かるように、撮像装置を用いることによりカメラを構成することができるだけでなく、各種機器に撮像装置を搭載することによりカメラ機能を付加することも可能である。例えば、カメラ付き携帯電話等の画像入力機能付きデジタル機器を構成することが可能である。
なお、従来「デジタルカメラ」の語は、専ら光学的な静止画を記録するものを指していたが、静止画と動画を同時に扱えるデジタルスチルカメラや家庭用デジタルムービーカメラも提案されており、現在では特に区別されなくなってきている。したがって「デジタルカメラ」の語は、デジタルスチルカメラ,デジタルムービーカメラ,ウェッブカメラ(オープン型・プライベート型を問わず、ネットワークに接続されて画像の送受信を可能にする機器に接続されるカメラであって、ネットワークに直接接続されるもの、パーソナルコンピュータ等の情報処理機能を有する機器を介して接続されるもの、の両方を含む。)等のように、光学像を形成する撮影レンズ系,その光学像を電気映像信号に変換する撮像素子等を備えた撮像装置を主たる構成要素とするカメラすべてを含むものとする。
図7に、撮像装置LUの構成例を示す。この撮像装置LUは、物体(すなわち被写体)側から順に、物体の光学像(IM:像面)を変倍可能に形成するズームレンズ系(撮影レンズ系に相当する。ST:絞り)TLと、平行平面板PT(必要に応じて配置される光学的ローパスフィルター,赤外カットフィルター等の光学フィルター;撮像素子SRのカバーガラス等に相当する。)と、ズームレンズ系TLにより受光面SS上に形成された光学像IMを電気的な信号に変換する撮像素子SRとを備えており、デジタルカメラ,携帯情報機器(つまり、携帯電話,PDA等の小型で携帯可能な情報機器端末)等に相当するデジタル機器CUの一部を成している。この撮像装置LUでデジタルカメラを構成する場合、通常そのカメラのボディ内部に撮像装置LUを配置することになるが、カメラ機能を実現する際には必要に応じた形態を採用することが可能である。例えば、ユニット化した撮像装置LUをカメラボディに対して着脱自在又は回動自在に構成してもよく、ユニット化した撮像装置LUを携帯情報機器(携帯電話,PDA等)に対して着脱自在又は回動自在に構成してもよい。
ズームレンズ系TLは複数のレンズ群から成っており、複数のレンズ群が光軸AXに沿って移動し、レンズ群間隔を変化させることにより変倍(すなわちズーミング)を行う構成になっている。後述する各実施の形態では、ズームレンズ系TLが負・正・正の3成分ズーム構成になっており、3成分とも移動群を構成している。撮像素子SRとしては、例えば複数の画素を有するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサー等の固体撮像素子が用いられる。そして、ズームレンズ系TLにより(撮像素子SRの受光面SS上に)形成された光学像は、撮像素子SRにより電気的な信号に変換される。撮像素子SRで生成した信号は、必要に応じて所定のデジタル画像処理や画像圧縮処理等が施されてデジタル映像信号としてメモリー(半導体メモリー,光ディスク等)に記録されたり、場合によってはケーブルを介したり赤外線信号に変換されたりして他の機器に伝送される。
なお、図7に示す撮像装置LUでは、ズームレンズ系TLによって拡大側の被写体から縮小側の撮像素子SRへの縮小投影が行われるが、撮像素子SRの代わりに2次元画像を表示する表示素子(例えば液晶表示素子)を用い、ズームレンズ系TLを投影レンズ系として使用すれば、縮小側の画像表示面から拡大側のスクリーン面への拡大投影を行う画像投影装置を構成することができる。つまり、以下に説明する各実施の形態のズームレンズ系TLは、撮影レンズ系としての使用に限らず、投影レンズ系としても好適に使用することが可能である。
図1〜図3は、第1〜第3の実施の形態を構成するズームレンズ系TLにそれぞれ対応するレンズ構成図であり、広角端(W)でのレンズ配置を光学断面で示している。各レンズ構成図中、ri(i=1,2,3,...)が付された面は物体側から数えてi番目の面(riに*印が付された面は非球面)であり、di(i=1,2,3,...)が付された軸上面間隔は、物体側から数えてi番目の軸上面間隔のうち、ズーミングにおいて変化する可変間隔である。また各レンズ構成図中、実線矢印m1,m2,m3は広角端(W)から望遠端(T)へのズーミングにおける第1レンズ群GR1,第2レンズ群GR2,第3レンズ群GR3の移動をそれぞれ模式的に示しており、破線矢印m4は平行平面板PTがズーミングにおいて位置固定であることを示している。なお、いずれの実施の形態においても第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間には絞りSTが配置されており、絞りSTは第2レンズ群GR2と共にズーム移動する構成(実線矢印m2)になっている。
第1〜第3の実施の形態のズームレンズ系TLは、物体側から順に、負のパワー(パワー:焦点距離の逆数で定義される量)を有する第1レンズ群GR1と、正のパワーを有する第2レンズ群GR2と、正のパワーを有する第3レンズ群GR3と、から成り、各レンズ群間隔を変化させることによりズーミングを行う3成分ズームレンズである。そして、少なくとも第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2を可動群とするズーム構成を採用しており、広角端(W)から望遠端(T)へのズーミングに際しては、第1レンズ群GR1が像面側に移動するとともに第2レンズ群GR2が物体側に移動する変倍域を有している。つまり、第2レンズ群GR2はバリエーターとして物体側に移動することにより変倍を行い、これに伴う焦点の位置ズレを第1レンズ群GR1の移動により補正している。このようなズーム構成を採用することによって、中間焦点距離状態での像面を良好に補正することが可能となる。各実施の形態のレンズ構成を以下に詳しく説明する。
第1の実施の形態(図1)では、負・正・正の3成分ズーム構成において各レンズ群が以下のように構成されている。第1レンズ群GR1は、物体側から順に、像側面が非球面の両凹レンズと、物体側に凸の正メニスカスレンズと、から成っている。第2レンズ群GR2は、物体側から順に、両面非球面の両凸の正レンズL21と、物体側に凸の負メニスカスレンズL22と、両凸の正レンズL23と、から成っており、第2レンズ群GR2の物体側にはズーミングに際して第2レンズ群GR2と共に移動する絞りSTが配置されている。第3レンズ群GR3は、物体側に凸の正メニスカスレンズのみから成っている。広角端(W)から望遠端(T)へのズーミングにおいて、第1レンズ群GR1は像側への移動後に像側から物体側へUターン移動し、第2レンズ群GR2は物体側へ単調に移動し、第3レンズ群GR3は像側へ単調に移動する。
第2の実施の形態(図2)では、負・正・正の3成分ズーム構成において各レンズ群が以下のように構成されている。第1レンズ群GR1は、物体側から順に、像側面が非球面から成る像側に凹の負メニスカスレンズと、物体側に凸の正メニスカスレンズと、から成っている。第2レンズ群GR2は、物体側から順に、両面非球面の両凸の正レンズL21と、物体側に凸の負メニスカスレンズL22と、両面非球面の両凸の正レンズL23と、から成っており、第2レンズ群GR2の物体側にはズーミングに際して第2レンズ群GR2と共に移動する絞りSTが配置されている。第3レンズ群GR3は、両面非球面の像側に凸の正メニスカスレンズのみから成っている。広角端(W)から望遠端(T)へのズーミングにおいて、第1レンズ群GR1は像側への移動後に像側から物体側へUターン移動し、第2レンズ群GR2は物体側へ単調に移動し、第3レンズ群GR3は物体側への移動後に物体側から像側へUターン移動する。
第3の実施の形態(図3)では、負・正・正の3成分ズーム構成において各レンズ群が以下のように構成されている。第1レンズ群GR1は、物体側から順に、像側面が非球面の両凹レンズと、物体側に凸の正メニスカスレンズと、から成っている。第2レンズ群GR2は、物体側から順に、両面非球面の両凸の正レンズL21と、物体側に凸の負メニスカスレンズL22と、両面非球面の両凸の正レンズL23と、から成っており、第2レンズ群GR2の物体側にはズーミングに際して第2レンズ群GR2と共に移動する絞りSTが配置されている。第3レンズ群GR3は、両面非球面の像側に凸の正メニスカスレンズのみから成っている。広角端(W)から望遠端(T)へのズーミングにおいて、第1レンズ群GR1は像側への移動後に像側から物体側へUターン移動し、第2レンズ群GR2は物体側へ単調に移動し、第3レンズ群GR3は物体側への移動後に物体側から像側へUターン移動する。
上記のようにいずれの実施の形態も、第2レンズ群GR2が、物体側から順に、正レンズL21と、物体側に凸の負メニスカスレンズL22と、正レンズL23と、の3枚で構成されている。このように、負・正・正の3成分ズームレンズ系において、物体側から順に、正レンズと、物体側に凸の負メニスカスレンズと、正レンズと、の単レンズ3枚で第2レンズ群を構成すれば、構成レンズ枚数が少なく移動機構も比較的単純でコンパクトなズームレンズ系を実現することができる。しかも、第2レンズ群中の負レンズへのメニスカス形状の採用により、第2レンズ群を薄くして光学全長を短縮することが可能となる。つまり、正・負・正のレンズ3枚構成の第2レンズ群において、その負レンズを両凹レンズではなく物体側に凸の負メニスカスレンズとすることにより、第2レンズ群における物体側の2枚のレンズ(各実施の形態における正レンズL21と負メニスカスレンズL22)の間隔を小さくして、第2レンズ群をコンパクト化することができる。
上記効果をバランス良く得るとともに、負・正・正の3成分ズームレンズ系において高い光学性能を確保しつつ、第2レンズ群のレンズ枚数を増やすことなく3倍以上の高変倍比を得るには、以下の条件式(1)を満たすことが望ましい。
1.0<|P22/P21|<2.0 …(1)
ただし、
P21:第2レンズ群内の物体側の正レンズのパワー、
P22:第2レンズ群内の負メニスカスレンズのパワー、
である。
条件式(1)は、第2レンズ群内の負メニスカスレンズのパワーについて、好ましい条件範囲を規定している。この条件式(1)の下限を下回ると、ズームレンズ系のペッツバール和を小さくして像面を補正することが難しくなる。逆に、条件式(1)の上限を上回ると、負メニスカスレンズの像側面の曲率が大きくなりすぎて第2レンズ群の厚さが増大し、ズームレンズ系の沈胴時の全長が長くなってしまう。
以下の条件式(1a),(1b)のうちの少なくとも1つを満たすことが更に望ましい。
1.05<|P22/P21|<2.00 …(1a)
1.00<|P22/P21|<1.15 …(1b)
この条件式(1a),(1b)は、上記条件式(1)が規定している条件範囲のなかでも、上記観点等に基づいた更に好ましい条件範囲を規定している。
各実施の形態において前記条件式(1)を満たすようにすれば、負・正・正の3成分ズームレンズ系TLにおいて高い光学性能を確保しつつ、第2レンズ群GR2のレンズ枚数を増やすことなく3倍以上の高変倍比が得られる撮像装置LUを実現することが可能となる。そして、各実施の形態に係る撮像装置LUをデジタルカメラ,携帯情報機器等のデジタル機器CUに用いれば、これらのデジタル機器CUの薄型・軽量・コンパクト化,低コスト化,高性能化,高機能化等に寄与することができる。このような効果をバランス良く得るとともに、更に高い光学性能等を達成するための条件を以下に説明する。
構成レンズ枚数の削減によるズームレンズ系の軽量化,小型化,低コスト化等の効果を得るには、以下の条件式(2)を満たすことが望ましい。
N1/N2<1 …(2)
ただし、
N1:第1レンズ群を構成するレンズの枚数、
N2:第2レンズ群を構成するレンズの枚数、
である。
条件式(2)は、第1レンズ群の構成レンズ枚数について、好ましい条件範囲を規定している。この条件式(2)を満たすことにより、良好な光学性能を保ちつつ、ズームレンズ系の光学全長を短縮することが可能となる。条件式(2)の上限を上回ると、第1レンズ群の厚さが増大して、沈胴時の全長を短くすることが難しくなる。
以下の条件式(2a)を満足することが更に望ましい。
N1/N2=2/3 …(2a)
この条件式(2a)は、上記条件式(2)が規定している条件範囲のなかでも、上記観点等に基づいた更に好ましい条件範囲を規定している。
ズームレンズ系における高変倍率化と小型化とのバランスをとる上で、以下の条件式(3)を満たすことが望ましい。
3<ft/fw<5 …(3)
ただし、
fw:広角端でのズームレンズ系全体の焦点距離、
ft:望遠端でのズームレンズ系全体の焦点距離、
である。
条件式(3)は、ズームレンズ系の変倍比(すなわちズーム比)について、好ましい条件範囲を規定している。この条件式(3)を満たすことにより、3倍以上の高変倍比を確保しつつズームレンズ系の小型化を達成することができる。条件式(3)の下限よりズーム比が小さいと、光学的ズームの有意性が小さくなり、ユーザーベネフィットを達成することができなくなる。逆に、条件式(3)の上限よりズーム比が大きくなると、特に最長焦点距離状態での全長が大きくなりすぎてしまい、撮像装置の小型化を達成することが困難になる。なお、後述する各実施例では、コンパクト化及び高性能化とともに3〜4倍のズーム比を達成している。
以下の条件式(3a),(3b)のうちの少なくとも1つを満たすことが更に望ましい。
3.5<ft/fw<5.0 …(3a)
3.0<ft/fw<4.0 …(3b)
この条件式(3a),(3b)は、上記条件式(3)が規定している条件範囲のなかでも、上記観点等に基づいた更に好ましい条件範囲を規定している。
ズームレンズ系における高変倍率化と小型化とのバランスをとる上で、以下の条件式(4)を満たすことが望ましい。
7<Lw/fw<10 …(4)
ただし、
Lw:広角端での光学全長(ズームレンズ系の最も物体側の面から像面までの長さ)、
fw:広角端でのズームレンズ系全体の焦点距離、
である。
条件式(4)は、広角端における全長について、好ましい条件範囲を規定している。この条件式(4)を満たすことにより、3倍以上の高変倍比を確保しつつズームレンズ系の小型化を達成することができる。条件式(4)の下限を下回ると、バリエーターである第2レンズ群の移動量が小さくなって高変倍率化が難しくなる。逆に、条件式(4)の上限を上回ると、レンズ全長が長くなりすぎてしまい、ズームレンズ系の小型化を達成することが困難になる。
以下の条件式(4a),(4b)のうちの少なくとも1つを満たすことが更に望ましい。
8.0<Lw/fw<10.0 …(4a)
7.0<Lw/fw<9.5 …(4b)
この条件式(4a),(4b)は、上記条件式(4)が規定している条件範囲のなかでも、上記観点等に基づいた更に好ましい条件範囲を規定している。
ズームレンズ系における高変倍率化と小型化とのバランスをとる上で、以下の条件式(5)を満たすことが望ましい。
1.5<|f1×fw/Lw|<2.5 …(5)
ただし、
f1:第1レンズ群の焦点距離(mm)、
fw:広角端でのズームレンズ系全体の焦点距離(mm)、
Lw:広角端での光学全長(ズームレンズ系の最も物体側の面から像面までの長さ,mm)、
である。
条件式(5)は、第1レンズ群の焦点距離について、好ましい条件範囲を規定している。この条件式(5)を満たすことにより、歪曲収差を良好に補正しつつズームレンズ系の小型化を達成することができる。条件式(5)の下限を下回ると、第1レンズ群のパワーが強くなり、広角端において発生する負の歪曲を補正することが難しくなる。逆に、条件式(5)の上限を上回ると、広角端での軸外光を第1レンズ群で大きく曲げて前玉径を小さくすることが難しくなる。
以下の条件式(5a),(5b)のうちの少なくとも1つを満たすことが更に望ましい。
1.8<|f1×fw/Lw|<2.5 …(5a)
1.5<|f1×fw/Lw|<2.0 …(5b)
この条件式(5a),(5b)は、上記条件式(5)が規定している条件範囲のなかでも、上記観点等に基づいた更に好ましい条件範囲を規定している。
各実施の形態を構成しているズームレンズ系TLには、光学素子としてレンズ以外に絞りSTが用いられているが、必要に応じて不要光をカットするための光束規制板(例えばフレアカッター)等を必要に応じて配置してもよい。例えば、第2レンズ群の像側に独立して移動するフレアカッターを用いることによって、軸外光のフレアを取り除くことができる。
各実施の形態を構成しているズームレンズ系TLには、入射光線を屈折作用により偏向させる屈折型レンズ(つまり、異なる屈折率を有する媒質同士の界面で偏向が行われるタイプのレンズ)が用いられているが、使用可能なレンズはこれに限らない。例えば、回折作用により入射光線を偏向させる回折型レンズ,回折作用と屈折作用との組み合わせで入射光線を偏向させる屈折・回折ハイブリッド型レンズ,入射光線を媒質内の屈折率分布により偏向させる屈折率分布型レンズ等を用いてもよい。ただし、媒質内で屈折率が変化する屈折率分布型レンズは、その複雑な製法がコストアップを招くため、屈折率分布の均一な均質素材レンズを用いることが望ましい。
なお、上述した各実施の形態や後述する各実施例には以下の構成が含まれており、その構成によると、良好な光学性能を確保しつつ少ないレンズ枚数で高変倍比が得られる、低コストでコンパクトなズームレンズ系を実現することができる。そして、それをデジタルカメラ,携帯情報機器(携帯電話,PDA等)等の撮影レンズ系として用いることにより、当該機器の軽量・コンパクト化,低コスト化,高性能化及び高機能化等に寄与することができる。
(Z1) 複数のレンズ群から成りレンズ群間隔を変えることにより変倍を行うズームレンズ系であって、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群と、正のパワーを有する第3レンズ群と、の3成分から成り、前記第2レンズ群が、物体側から順に、正レンズと、物体側に凸の負メニスカスレンズと、正レンズと、の単レンズ3枚から成り、以下の条件式(1),(1a),(1b)のうちの少なくとも1つを満たすことを特徴とするズームレンズ系。
(Z2) 前記条件式(2),(2a),(3),(3a),(3b),(4),(4a),(4b),(5),(5a),(5b)のうちの少なくとも1つを満たすことを特徴とする上記(Z1)記載のズームレンズ系。
(Z3) ズーミングにおいて少なくとも前記第1レンズ群と前記第2レンズ群が移動することを特徴とする上記(Z1)又は(Z2)記載のズームレンズ系。
(Z4) 広角端から望遠端へのズーミングにおいて、前記第1レンズ群が像面側に移動するとともに前記第2レンズ群が物体側に移動する変倍域を有することを特徴とする上記(Z3)記載のズームレンズ系。
(Z5) さらに前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間に絞りを有することを特徴とする上記(Z1)〜(Z4)のいずれか1項に記載のズームレンズ系。
(Z6) 広角端から望遠端までのズーミングに際し、前記絞りが前記第2レンズ群と共に移動することを特徴とする上記(Z5)記載のズームレンズ系。
(Z7) 前記第2レンズ群が、物体側から順に、両凸の正レンズと、物体側に凸の負メニスカスレンズと、両凸の正レンズと、で構成されることを特徴とする上記(Z1)〜(Z6)のいずれか1項に記載のズームレンズ系。
(U1) 上記(Z1)〜(Z7)のいずれか1項に記載のズームレンズ系と、そのズームレンズ系により形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
(C1) 上記(U1)記載の撮像装置を備え、被写体の静止画撮影,動画撮影のうちの少なくとも一方に用いられることを特徴とするカメラ。
(C2) デジタルカメラ;ビデオカメラ;又は携帯電話,携帯情報端末,パーソナルコンピュータ,モバイルコンピュータ,若しくはこれらの周辺機器に内蔵又は外付けされるカメラであることを特徴とする上記(C1)記載のカメラ。
(D1) 上記(U1)記載の撮像装置を備えることにより、被写体の静止画撮影,動画撮影のうちの少なくとも一方の機能が付加されたことを特徴とするデジタル機器。
(D2) 携帯電話,携帯情報端末,パーソナルコンピュータ,モバイルコンピュータ,又はこれらの周辺機器であることを特徴とする上記(D1)記載のデジタル機器。
以下、本発明を実施した撮像装置に用いられるズームレンズ系の構成等を、コンストラクションデータ等を挙げて更に具体的に説明する。ここで挙げる実施例1〜3は、前述した第1〜第3の実施の形態にそれぞれ対応する数値実施例であり、第1〜第3の実施の形態を表す光学構成図(図1〜図3)は、対応する実施例1〜3のレンズ構成をそれぞれ示している。
表1〜表6に実施例1〜実施例3のコンストラクションデータを示し、表7に各実施例の条件式対応値を示す。表1,表3,表5に示す基本的な光学構成(i:面番号)において、ri(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目の面の曲率半径(単位:mm)、di(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目の面と(i+1)番目の面との間の軸上面間隔(単位:mm)を示しており、Ni(i=1,2,3,...),νi(i=1,2,3,...)は軸上面間隔diに位置する光学材料のd線に対する屈折率(Nd),アッベ数(νd)をそれぞれ示している。また、ズーミングにおいて変化する軸上面間隔diは、広角端(最短焦点距離状態,W)〜ミドル(中間焦点距離状態,M)〜望遠端(最長焦点距離状態,T)での可変空気間隔であり、f,FNOは各焦点距離状態(W),(M),(T)に対応する全系の焦点距離(単位:mm),Fナンバーをそれぞれ示している。
曲率半径riのデータに*印が付された面は、非球面(非球面形状の屈折光学面、非球面と等価な屈折作用を有する面等)であり、非球面の面形状を表わす以下の式(AS)で定義される。表2,表4,表6中に、各実施例の非球面データを示す。ただし、表記の無い項の係数は0であり、すべてのデータに関してE−n=×10-nである。
X(H)=(C0・H2)/{1+√(1−ε・C02・H2)}+Σ(Aj・Hj) …(AS)
ただし、式(AS)中、
X(H):高さHの位置での光軸AX方向の変位量(面頂点基準)、
H:光軸AXに対して垂直な方向の高さ、
C0:近軸曲率(=1/ri)、
ε:2次曲面パラメータ、
Aj:j次の非球面係数、
である。
図4〜図6は実施例1〜実施例3にそれぞれ対応する収差図であり、(W)は広角端,(M)はミドル,(T)は望遠端における無限遠合焦状態での諸収差{左から順に、球面収差等,非点収差,歪曲収差である。FNOはFナンバー、Y’(mm)は撮像素子SRの受光面SS上での最大像高(光軸AXからの距離に相当する。)である。}を示している。球面収差図において、実線dはd線、一点鎖線gはg線に対する各球面収差量(mm)を表しており、破線SCは正弦条件不満足量(mm)を表している。非点収差図において、破線DMはメリディオナル面、実線DSはサジタル面でのd線に対する各非点収差(mm)を表している。また、歪曲収差図において実線はd線に対する歪曲(%)を表している。
Figure 2006030824
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第1の実施の形態(実施例1)のレンズ構成図。 第2の実施の形態(実施例2)のレンズ構成図。 第3の実施の形態(実施例3)のレンズ構成図。 実施例1の収差図。 実施例2の収差図。 実施例3の収差図。 本発明に係る撮像装置の概略光学構成例を示す模式図。
符号の説明
CU デジタル機器(カメラ)
LU 撮像装置
TL ズームレンズ系
GR1 第1レンズ群
GR2 第2レンズ群
GR3 第3レンズ群
L21 第2レンズ群内の物体側の正レンズ
L22 第2レンズ群内の負メニスカスレンズ
L23 第2レンズ群内の像面側の正レンズ
ST 絞り
PT 平行平面板
SR 撮像素子
SS 受光面
IM 像面
AX 光軸

Claims (7)

  1. 複数のレンズ群から成りレンズ群間隔を変えることにより変倍を行うズームレンズ系と、そのズームレンズ系により形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子と、を備えた撮像装置であって、前記ズームレンズ系が、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群と、正のパワーを有する第2レンズ群と、正のパワーを有する第3レンズ群と、の3成分から成り、前記第2レンズ群が、物体側から順に、正レンズと、物体側に凸の負メニスカスレンズと、正レンズと、の単レンズ3枚から成り、以下の条件式(1)を満たすことを特徴とする撮像装置;
    1.0<|P22/P21|<2.0 …(1)
    ただし、
    P21:第2レンズ群内の物体側の正レンズのパワー、
    P22:第2レンズ群内の負メニスカスレンズのパワー、
    である。
  2. 広角端から望遠端へのズーミングに際して、前記第1レンズ群が像面側に移動するとともに前記第2レンズ群が物体側に移動する変倍域を有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 以下の条件式(2)を満たすことを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置;
    N1/N2<1 …(2)
    ただし、
    N1:第1レンズ群を構成するレンズの枚数、
    N2:第2レンズ群を構成するレンズの枚数、
    である。
  4. 以下の条件式(3)を満たすことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置;
    3<ft/fw<5 …(3)
    ただし、
    fw:広角端でのズームレンズ系全体の焦点距離、
    ft:望遠端でのズームレンズ系全体の焦点距離、
    である。
  5. 以下の条件式(4)を満たすことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置;
    7<Lw/fw<10 …(4)
    ただし、
    Lw:広角端での光学全長(ズームレンズ系の最も物体側の面から像面までの長さ)、
    fw:広角端でのズームレンズ系全体の焦点距離、
    である。
  6. 以下の条件式(5)を満たすことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像装置;
    1.5<|f1×fw/Lw|<2.5 …(5)
    ただし、
    f1:第1レンズ群の焦点距離(mm)、
    fw:広角端でのズームレンズ系全体の焦点距離(mm)、
    Lw:広角端での光学全長(ズームレンズ系の最も物体側の面から像面までの長さ,mm)、
    である。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮像装置を備えたことを特徴とするカメラ。
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