JP2006029313A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 現在の運転状態におけるクランク角毎の発熱量からノック信号の検出時期における燃焼割合を算出する。また、現在の運転状態に対応する燃焼割合上限値(ノックが発生する燃焼割合の上限値)を記憶手段から読み出す。そして、ノック信号検出時期における燃焼割合と燃焼割合上限値とを比較し、ノック信号検出時期における燃焼割合が燃焼割合上限値を超えていると判定されるときには、ノック対応制御の実行を禁止する。
【選択図】 図1
Description
前記内燃機関の運転状態に関する情報を検出する運転状態検出手段と、
前記内燃機関で発生するノック信号を検出するノック信号検出手段と、
クランク角を検出するクランク角検出手段と、
現在の運転状態におけるクランク角毎の発熱量を算出する発熱量算出手段と、
前記発熱量算出手段により算出されたクランク角毎の発熱量から、前記ノック信号検出手段によりノック信号が検出されたときのクランク角における燃焼割合を算出する燃焼割合算出手段と、
ノックが発生する燃焼割合の上限値を前記内燃機関の運転状態に対応させて予め記憶した上限値記憶手段と、
前記上限値記憶手段から現在の運転状態に対応する燃焼割合上限値を読み出し、前記燃焼割合算出手段により算出された燃焼割合が燃焼割合上限値を超えていないか判定する上限判定手段と、
前記燃焼割合算出手段により算出された燃焼割合が燃焼割合上限値を超えていると判定されるときには、前記ノック対応制御の実行を禁止するノック対応制御禁止手段と、
を備えることを特徴としている。
前記下限値記憶手段から現在の運転状態に対応する燃焼割合下限値を読み出し、前記燃焼割合算出手段により算出された燃焼割合が燃焼割合下限値を下回っていないか判定する下限判定手段とをさらに備え、
前記ノック対応制御禁止手段は、前記燃焼割合算出手段により算出された燃焼割合が燃焼割合下限値を下回っていると判定されるときには、前記ノック対応制御の実行を禁止することを特徴としている。
前記内燃機関の運転状態に関する情報を検出する運転状態検出手段と、
前記内燃機関で発生するノック信号を検出するノック信号検出手段と、
クランク角を検出するクランク角検出手段と、
現在の運転状態におけるクランク角毎の発熱量を算出する発熱量算出手段と、
前記発熱量算出手段により算出されたクランク角毎の発熱量から、前記ノック信号検出手段によりノック信号が検出されたときのクランク角における燃焼割合を算出する燃焼割合算出手段と、
ノックが発生する燃焼割合の下限値を前記内燃機関の運転状態に対応させて予め記憶した下限値記憶手段と、
前記下限値記憶手段から現在の運転状態に対応する燃焼割合下限値を読み出し、前記燃焼割合算出手段により算出された燃焼割合が燃焼割合下限値を下回っていないか判定する下限判定手段と、
前記燃焼割合算出手段により算出された燃焼割合が燃焼割合下限値を下回っていると判定されるときには、前記ノック対応制御の実行を禁止するノック対応制御禁止手段と、
を備えることを特徴としている。
前記ノック信号検出手段によりノック信号が検出されたときのクランク角が前記自着火領域予測手段により予測される自着火領域から外れていないか判定する自着火判定手段とをさらに備え、
前記ノック対応制御禁止手段は、前記ノック信号検出手段によりノック信号が検出されたときのクランク角が前記自着火領域から外れていると判定されるときには、前記ノック対応制御の実行を禁止することを特徴としている。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。
図1〜図5は本発明の実施の形態1としての内燃機関の制御装置について説明するための図である。本実施形態の内燃機関の制御装置は、ECU(Electronic Control Unit)2として構成されている。ECU2は、複数のセンサの出力信号に基づき、内燃機関(以下、エンジン)の運転状態に係わる各種機器を総合的に制御する。本実施形態では、図5に示すように、ECU2の入力側には、ノックセンサ4とクランク角センサ6が接続され、その出力側には、点火プラグ10を駆動するドライバ8が接続されている。
燃焼割合=そのクランク角までの総発熱量/供給燃料の総発熱量 ・・・(1)
ECU2は、ステップ106で算出したクランク角毎の発熱量ΔQ/ΔCAに基づき燃焼割合BRKCSを算出する。上記(1)式における分母は、供給燃料量と燃料の単位量当たりの低発熱量との積であり、図2の燃焼期間の全域についてΔQ/ΔCAを積算することで求めることができる。上記(1)式における分子は燃焼開始時点からノック検出時期KKCSまでのΔQ/ΔCAの積算値である。
次に、図6〜図8を参照して本発明の実施の形態2について説明する。
本発明の実施の形態2としての制御装置は、実施の形態1において、ECU2に、図1の点火時期制御ルーチンに代えて図6の点火時期制御ルーチンを実行させることにより実現することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、次のように変形して実施してもよい。
4 ノックセンサ
6 クランク角センサ
8 ドライバ
10 点火プラグ
Claims (4)
- ノックの発生時には所定のノック対応制御を実行する内燃機関の制御装置であって、
前記内燃機関の運転状態に関する情報を検出する運転状態検出手段と、
前記内燃機関で発生するノック信号を検出するノック信号検出手段と、
クランク角を検出するクランク角検出手段と、
現在の運転状態におけるクランク角毎の発熱量を算出する発熱量算出手段と、
前記発熱量算出手段により算出されたクランク角毎の発熱量から、前記ノック信号検出手段によりノック信号が検出されたときのクランク角における燃焼割合を算出する燃焼割合算出手段と、
ノックが発生する燃焼割合の上限値を前記内燃機関の運転状態に対応させて予め記憶した上限値記憶手段と、
前記上限値記憶手段から現在の運転状態に対応する燃焼割合上限値を読み出し、前記燃焼割合算出手段により算出された燃焼割合が燃焼割合上限値を超えていないか判定する上限判定手段と、
前記燃焼割合算出手段により算出された燃焼割合が燃焼割合上限値を超えていると判定されるときには、前記ノック対応制御の実行を禁止するノック対応制御禁止手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - ノックが発生する燃焼割合の下限値を前記内燃機関の運転状態に対応させて予め記憶した下限値記憶手段と、
前記下限値記憶手段から現在の運転状態に対応する燃焼割合下限値を読み出し、前記燃焼割合算出手段により算出された燃焼割合が燃焼割合下限値を下回っていないか判定する下限判定手段とをさらに備え、
前記ノック対応制御禁止手段は、前記燃焼割合算出手段により算出された燃焼割合が燃焼割合下限値を下回っていると判定されるときには、前記ノック対応制御の実行を禁止することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。 - ノックの発生時には所定のノック対応制御を実行する内燃機関の制御装置であって、
前記内燃機関の運転状態に関する情報を検出する運転状態検出手段と、
前記内燃機関で発生するノック信号を検出するノック信号検出手段と、
クランク角を検出するクランク角検出手段と、
現在の運転状態におけるクランク角毎の発熱量を算出する発熱量算出手段と、
前記発熱量算出手段により算出されたクランク角毎の発熱量から、前記ノック信号検出手段によりノック信号が検出されたときのクランク角における燃焼割合を算出する燃焼割合算出手段と、
ノックが発生する燃焼割合の下限値を前記内燃機関の運転状態に対応させて予め記憶した下限値記憶手段と、
前記下限値記憶手段から現在の運転状態に対応する燃焼割合下限値を読み出し、前記燃焼割合算出手段により算出された燃焼割合が燃焼割合下限値を下回っていないか判定する下限判定手段と、
前記燃焼割合算出手段により算出された燃焼割合が燃焼割合下限値を下回っていると判定されるときには、前記ノック対応制御の実行を禁止するノック対応制御禁止手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 混合気の自着火条件が成立するクランク角の領域を現在の運転状態から予測する自着火領域予測手段と、
前記ノック信号検出手段によりノック信号が検出されたときのクランク角が前記自着火領域予測手段により予測される自着火領域から外れていないか判定する自着火判定手段とをさらに備え、
前記ノック対応制御禁止手段は、前記ノック信号検出手段によりノック信号が検出されたときのクランク角が前記自着火領域から外れていると判定されるときには、前記ノック対応制御の実行を禁止することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。
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JP2008095553A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のノック発生点火時期推定装置及び方法 |
JP2010084616A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Mazda Motor Corp | 火花点火式エンジンの異常燃焼予測方法ならびにエンジンの制御装置および制御方法 |
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