JP2006029304A - 可変容量圧縮機用制御弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 圧縮機の吸入圧力に基づき、吐出冷媒の一部を減圧してクランク室へ導入することにより、吐出冷媒の容量制御を行う可変容量圧縮機用制御弁において、その吸入圧力のみに基づく容量制御の精度および応答性を向上させる。
【解決手段】 可変容量圧縮機用制御弁においては、弁体16の有効受圧面積が、ダイヤフラム23およびダイヤフラム34のそれと同程度に大きく構成されているため、圧力に対する感度が良く、可変容量圧縮機の容量制御の応答性を良好に保つことができる。また、弁体16に負荷される吐出圧力Pdとクランク圧力Pcのそれぞれがキャンセルされるため、弁体16は、本来の吸入圧力Psのみに基づいて動作制御される。このため、可変容量圧縮機の容量制御の精度を良好に保つことができる。
【選択図】 図2


Description

本発明は可変容量圧縮機用制御弁に関し、特に自動車用空調装置の可変容量圧縮機にて冷媒の吐出容量を制御する可変容量圧縮機用制御弁に関する。
自動車用空調装置の冷凍サイクルに用いられる圧縮機は、走行状態によって回転数が変化するエンジンを駆動源としているため、回転数制御を行うことができない。そこで、一般的には、エンジンの回転数に制約されることなく適切な冷房能力を得るために、冷媒の吐出容量を可変することのできる可変容量圧縮機が用いられている。
この可変容量圧縮機は、一般に、気密に形成されたクランク室内で傾斜角可変に設けられた揺動板が回転軸の回転運動によって駆動されて揺動運動をし、その揺動板の揺動運動により回転軸と平行な方向に往復運動するピストンが吸入室の冷媒をシリンダ内に吸入して圧縮した後、吐出室に吐出する。このとき、クランク室内の圧力を変化させることにより、揺動板の傾斜角度を変化させることができ、これによってピストンのストロークが変化され、冷媒の吐出量が変化させられる。このクランク室内の圧力を変化させるよう制御するのが、可変容量圧縮機用制御弁である。
このような圧縮機の吐出容量を可変制御するための可変容量圧縮機用制御弁は、一般に、吐出室から吐出された吐出圧力Pdの冷媒の一部を減圧してクランク室に導入するようにし、その導入量を制御することによってクランク室内の圧力(クランク圧力)Pcを制御する。その導入量の制御は、吸入室の吸入圧力Psに応じて行うようにしている。つまり、可変容量圧縮機用制御弁は、吸入圧力Psを感じて、その吸入圧力Psが一定に保たれるように吐出室からクランク室に導入される吐出圧力Pdの冷媒の流量を制御している。このようにしてクランク室内に導入された冷媒は、所定のオリフィスを介して吸入室に導出される。
このような可変容量圧縮機用制御弁は、吸入圧力Psを感知するダイヤフラムと、そのダイヤフラムが感知した吸入圧力Psに応じて吐出室からクランク室へ通じる冷媒通路を開閉制御する弁部とを備えている。さらに、この可変容量圧縮機用制御弁では、可変容量動作に入るときの吸入圧力Psの値を外部から自由に設定することができるように、ダイヤフラムの設定値を外部電流によって可変できるソレノイドを備えている(たとえば、特許文献1参照。)。
このような可変容量圧縮機用制御弁では、圧縮機が停止している状態においては上述したオリフィスでの減圧効果がないため、クランク圧力Pcと吸入圧力Psとがほぼ等しくなるが、圧縮機が駆動されて吐出圧力Pdが大きくなると、クランク圧力Pcが吸入圧力Psよりも上昇する。この圧縮機の駆動時に、吐出圧力Pdとともにクランク圧力Pcが速やかに立ち上がるほど、圧縮機の容量制御の応答性は良くなる。
特開2004−36596号公報
ところで、このような圧縮機の応答性を良くするための手法として、上記弁部を構成する弁体を大きくしてその有効受圧面積を大きくすることが考えられる。これは、有効受圧面積を大きくすることによって弁部の感度を良くして、弁部の開き始めから所定の弁開度になるまでの時間を短くし、クランク圧力Pcを速やかに立ち上げるようにするものである。
しかしながら、このように弁体を大きくすると、これをガイドするボディと弁体との間のクリアランスが相対的に大きくなるため、そのクリアランスを介して高圧がリークし易くなる。逆に、それを考慮してクリアランスを小さく設定すると、弁体の摺動抵抗が大きくなって弁部の感度が上がり難くなるという問題が生じる。
また、弁体が大きいと、吐出圧力Pdが大きくなるにつれてその弁体に加わるクランク圧力Pcの影響が大きくなり、本来の吸入圧力Psを感知するダイヤフラムがクランク圧力Pcの影響を受けてしまう。その結果、吐出圧力Pdの導入量を吸入圧力Psに応じた量に制御することが困難になるといった問題が生じる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、圧縮機の吸入圧力に基づき、吐出冷媒の一部を減圧してクランク室へ導入することにより、吐出冷媒の容量制御を行う可変容量圧縮機用制御弁において、その吸入圧力のみに基づく容量制御の精度および応答性を向上させることを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、可変容量圧縮機に装着されてクランク室内の圧力を制御することにより冷媒の吐出容量を変化させる可変容量圧縮機用制御弁において、前記可変容量圧縮機の吸入圧力を導入する吸入圧ポートと、吐出圧力を導入する吐出圧ポートと、内部で生成されたクランク圧力を前記クランク室に導出するクランク圧ポートとが、一端側から順次設けられたボディと、前記吐出圧ポートと前記クランク圧ポートとの間に形成された弁座に接離する弁部を有し、前記吐出圧ポートから導入された吐出圧力を、前記弁座との間に形成した絞り流路を介して減圧して前記クランク圧力を生成する弁体と、前記吸入圧ポートよりも内側で前記ボディ内を封止するように設けられるとともに、前記弁体の前記弁部とは反対側の端部が固定され、前記吸入圧ポート側で前記吸入圧力を感知して前記弁体を動作させる第1ダイヤフラムと、前記弁体を前記第1ダイヤフラムとは反対側から支持し、前記弁体と一体的に動作可能なシャフトと、前記ボディの前記吸入圧ポートとは反対側の端部に設けられ、コアと、前記シャフトを介して前記弁体と一体化可能なプランジャと、通電により前記プランジャおよび前記コアを含む磁気回路を生成する電磁コイルとからなるソレノイドと、前記シャフトと前記プランジャとの間に設けられて前記ボディの内部を封止するとともに、前記クランク圧力を感知して前記シャフトおよび前記プランジャを動作させることが可能な第2ダイヤフラムと、を備え、前記第1ダイヤフラム、前記第2ダイヤフラム、および前記弁体の有効受圧面積がほぼ等しくなるように構成されたことを特徴とする可変容量圧縮機用制御弁が提供される。
ここで、「シャフトが弁体と一体に動作可能」としたが、これはシャフトが弁体に常に接合されていなければならないわけではなく、少なくともある制御状態において一体的に動作可能であることを意味している。また、「プランジャがシャフトを介して弁体と一体化可能」としたが、プランジャは、シャフトに直接接続されていなければならないわけではなく、後述する第2プランジャやシャフト受けなどのような何らかの介在物を介してシャフトに接続されていてもよい。
このような可変容量圧縮機用制御弁では、弁体が、第1ダイヤフラムおよび第2ダイヤフラムとほぼ等しい有効受圧面積を有する程度に大きく構成されているため、圧力に対する感度が良好となる。
また、弁体は、これら2つのダイヤフラムおよびシャフトと一体化して動作制御される。このとき、第1ダイヤフラム、第2ダイヤフラム、および弁体の有効受圧面積がほぼ等しくなるように構成されているため、弁体等に負荷される吐出圧力とクランク圧力のそれぞれがキャンセルされる。
さらに、第1ダイヤフラムによりボディ内が封止されているため、吐出圧ポートから導入された高圧の吐出圧力が、弁体とボディとの間のクリアランスを通って吸入圧ポート側にリークするのが防止又は抑制される。
本発明の可変容量圧縮機用制御弁によれば、弁体の有効受圧面積が、第1ダイヤフラムおよび第2ダイヤフラムのそれと同程度に大きく構成されているため、可変容量圧縮機の容量制御の応答性を良好に保つことができる。
また、弁体に負荷される吐出圧力とクランク圧力のそれぞれがキャンセルされるため、弁体は、本来の吸入圧力のみに基づいて動作制御される。このため、可変容量圧縮機の容量制御の精度を良好に保つことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は第1の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す断面図であり、図2は図1の上半部拡大図である。
図1に示すように、この可変容量圧縮機用制御弁は、図示しない可変容量圧縮機の吐出冷媒の一部をそのクランク室へ流入させるための冷媒流路を開閉する弁構成部1と、その弁構成部1の弁開度を調整して通過する冷媒流量を制御するためのソレノイド2とを一体に組み付けて構成される。
弁構成部1は、段付円筒状のボディ11の側部開口部が可変容量圧縮機の吐出室に連通して吐出圧力Pdを受ける吐出圧ポート12を構成し、その吐出圧ポート12の周りには、ストレーナ13が周着されている。吐出圧力Pdを受ける吐出圧ポート12は、ボディ11の下部側部に開口したクランク圧ポート14と内部で連通しており、そのクランク圧ポート14は、可変容量圧縮機のクランク室に連通していてクランク室に制御された圧力(クランク圧力)Pcを導出する。
吐出圧ポート12とクランク圧ポート14とを連通する冷媒通路には、弁座15がボディ11と一体に形成され、この弁座15に上方から対向するように、弁体16が軸線方向に接離自在に配置されている。この弁体16は、ボディ11の上部内周面から構成されるガイド孔17に摺動可能に収容されている。
図2に示すように、弁体16は、ガイド孔17の内径よりもやや小さな外径を有する円柱体の軸方向両端部を残して側部を大きく切り欠いた形状の本体18を有する。その本体18の軸方向両端部の外周面には、半径方向外向きに延出してガイド孔17に当接するガイド部19,20が、それぞれ周方向に所定の間隔で設けられている。本体18の上面中央には、上方に突出してその先端が半径方向外向きにやや延出した嵌合部21が設けられている。また、本体18の下面周端縁からは円筒状の弁部22が下方に延出して設けられており、その先端が弁座15に着座可能となっている。吐出圧ポート12から導入された吐出圧力Pdは、弁部22と弁座15との間の絞り流路を通過することにより減圧され、それによりクランク圧力Pcが生成される。
ボディ11の上端部には、ダイヤフラム23(第1ダイヤフラム)を挟んで段付円筒状のストッパ24が同軸状に嵌合されている。このストッパ24は、ガイド孔17とほぼ等しい内径を有し、その上端には半径方向内向きにやや延出するフランジ部24aが形成され、その下端内周部には下方に向かってやや拡径した係止部24b(係止手段)が形成されている。このストッパ24の上端開口部が、可変容量圧縮機の吸入室に連通して吸入圧力Psを受ける吸入圧ポート25を構成する。
ダイヤフラム23は、ポリイミドフィルムを1枚又は複数枚重ねて構成され、その中央部に設けられた円孔に弁体16の嵌合部21が挿通されている。そして、ダイヤフラム23の弁体16とは反対側でこの嵌合部21と嵌合するように、円板状のディスク26が取り付けられている。つまり、ディスク26が嵌合部21に嵌合することにより、ディスク26と弁体16との間にダイヤフラム23を挟むようにして、弁体16をダイヤフラム23に固定している。すなわち、弁体16の嵌合部21は、もともと図示のような断面T字状にはなっておらず、ダイヤフラム23の中央に設けられた円孔とディスク26の中央に設けられた円孔に挿通されてから加締められる。これにより、ディスク26が嵌合部21に嵌合するとともに、弁体16,ダイヤフラム23およびディスク26が密着して一体化される。
なお、これら弁体16,ダイヤフラム23およびディスク26を加締めにより密着させる方法をとらずに、これらを重ねた状態で、弁体16の上端面の外周縁近傍に円周方向にレーザ溶接、抵抗溶接などを施すようにしてもよい。さらに、ダイヤフラム23の周縁部のボディ11とストッパ24との間にシール用のOリング等を配置するようにすれば、ボディ11の内部と吸入圧ポート25との間の冷媒の流通を確実に遮断することができ、その気密性を確保することができる。なお、この場合には、弁体16の嵌合部21がダイヤフラム23を貫通するような構造をとらなくてもよい。すなわち、ダイヤフラム23やディスク26に円孔を設けることなく、弁体16の上面をフラットにして、ダイヤフラム23の両面からディスク26および弁体16をそれぞれ突き当てるようにして、上述したレーザ溶接、抵抗溶接などを施すこともできる。
ディスク26の周端縁は、ダイヤフラム23とやや離間しつつ半径方向外向きに延出しており、その上端面がストッパ24の係止部24bにより係止されるようになっている。また、ストッパ24のフランジ部24aとディスク26との間には、ディスク26およびダイヤフラム23を介して弁体16を閉弁方向に付勢するスプリング27が配設されている。このダイヤフラム23の有効受圧面積Aは、弁体16の有効受圧面積Bにほぼ一致している。このため、吐出圧ポート12から導入され、弁体16およびダイヤフラム23に加わる吐出圧力Pdがほぼキャンセルされる。その結果、弁体16は、実質的に吐出圧力Pdの影響を受けることなく動作することができる。
また、弁座15によって規定される弁孔28が、中央部の円孔28aと、その周囲に所定の間隔で形成された連通孔28bとから構成され、その円孔28aにはシャフト29が貫通して設けられている。このシャフト29は、円孔28aをガイドとして軸線方向に進退自在に挿通され、弁体16を下方から支持する。
ボディ11の下端部は、ソレノイド2の一部を構成する磁性材料のボディ30に圧入によって固定されている。そのボディ30の中には、ソレノイドの分割したプランジャの一方である第2プランジャ31が配置され、その上面中央に設けられた円溝31aにシャフト29の下端部が収容されている。この第2プランジャ31は、シャフト29により支持され、心決めされている。第2プランジャ31は、また、断面T字型の形状に形成されており、そのフランジ部32の図の下側の面は、ボディ30の図の上側の面と対向させるようにしている。これにより、ソレノイド2の通電開始時に、フランジ部32とボディ30との対向面の間で軸線方向の吸引力を発生させて、弁体16が閉弁方向へ迅速に移動するのを助けている。第2プランジャ31は、さらに、ボディ30内に形成された段差部との間に配置されたスプリング33によって図の上方へ付勢されている。このスプリング33は、弁体16を閉弁方向に付勢しているスプリング27よりも大きなばね力を有している。
図1に戻り、第2プランジャ31の図の下方には、ポリイミドフィルムを1枚又は複数枚重ねて構成されたダイヤフラム34(第2ダイヤフラム)と、ソレノイド2の残りの構成要素とが配置されている。すなわち、第2プランジャ31の図の下方には、真空容器をなす有底スリーブ35の中にソレノイド2の分割したプランジャの他方である第1プランジャ36、コア37およびスプリング38が収容され、有底スリーブ35の開口部をダイヤフラム34で封止したアセンブリが配置されている。有底スリーブ35の外側には、コイル39と、磁気回路を形成するためのヨークを成す磁性材料のケース40および把手41とが配置されている。
有底スリーブ35は、上端に半径方向外向きに延出するフランジ部を有する有底円筒形状をなし、非磁性体からなる上半部35aと磁性体からなる下半部35bとを溶接することにより構成されている。この有底スリーブ35の中には、その下半部35b側にコア37が圧入により固定され、その上半部35a側に第1プランジャ36が軸線方向に進退自在に配置されている。第1プランジャ36は、コア37の中心を軸線方向に延びるシャフト42の一端に圧入により固定されており、シャフト42の他端は、コア37の中に摺動可能に配置された軸受部43によって支持されている。シャフト42の途中には、止輪44が嵌合され、その止輪44によって図の上方への移動が規制されるようにばね受け45が設けられており、そのばね受け45と軸受部43との間にスプリング38が配置されている。このスプリング38により、第1プランジャ36は、コア37から離れる方向へシャフト42を介して付勢されている。なお、このスプリング38は、軸受部43の軸線方向の位置を外部から調節することによって、荷重を変えることができる。具体的には、この可変容量圧縮機用制御弁が組み立てられて最終的な調整を行うときに、有底スリーブ35の底部を押して内側に変形させていき、これによって底部に当接している軸受部43の軸線方向の位置を変えてスプリング38の荷重を調節するようにしており、これによって、この可変容量圧縮機用制御弁のセット値を調整している。
図2に示すように、有底スリーブ35は、その開口端に形成されたフランジ部にダイヤフラム34を溶接することによって封止される。ここでは、有底スリーブ35のフランジ部にダイヤフラム34を置き、リング状の当金46を介して真空雰囲気下でレーザ溶接、抵抗溶接などによりこれらを円周方向に全周溶着することによって、内部が真空状態に保持された気密のアセンブリを構成している。ボディ30と当金46との間には、第2プランジャ31が収容されているクランク圧力Pcの部屋と大気との間をシールするOリング47が介装されている。また、このアセンブリは、ボディ30の下端面に設けられた凹部に有底スリーブ35のフランジ部を配置し、ボディ30の凹部周りを加締め加工することにより、補強リング48を介してボディ30に固定される。その後、コイル39を収容しているケース40が、その上縁部を加締め加工することによってボディ30に固定される。
ダイヤフラム34の有効受圧面積Cは、上記ダイヤフラム23の有効受圧面積Aおよび弁体16の有効受圧面積Bにほぼ一致している。このため、図示のように、ソレノイド2が通電されて第1プランジャ36と第2プランジャ31とがダイヤフラム34を挟んで結合されているときには、弁体16,シャフト29,第2プランジャ31およびダイヤフラム34に加わるクランク圧力Pcがほぼキャンセルされる。その結果、ソレノイド2の通電時には、弁体16は、実質的にクランク圧力Pcの影響を受けることなく動作することができる。
図1に戻り、以上の構成において、ボディ30、ケース40および把手41は、磁性体によって形成されており、ソレノイド2の磁気回路におけるヨークの機能を果たし、コイル39によって発生された磁力線は、ケース40、ボディ30、第2プランジャ31、第1プランジャ36、コア37および把手41からなる磁気回路を通ることになる。
次に、この可変容量圧縮機用制御弁の動作について説明する。図3は、可変容量圧縮機用制御弁においてソレノイドが非通電の状態を表す説明図であり、図4は、可変容量圧縮機用制御弁においてソレノイドが通電制御されているときの状態を表す説明図である。
自動車用空調装置が動作しておらず、ソレノイド2が通電されていないときには、第1プランジャ36と第2プランジャ31との間に吸引力が作用しない。このため、図3に示すように、ダイヤフラム34は、クランク圧力Pcを受けてスプリング38の荷重に抗して図の下方へ変位し、第1プランジャ36をコア37へ当接させている。一方、第2プランジャ31は、クランク圧力Pcおよびスプリング33によってダイヤフラム34から離れるよう図の上方へ付勢されている。クランク圧力Pcが吸入圧力Psよりも大きいため、ダイヤフラム23は、シャフト29および弁体16と一体となってこの付勢力を受け、スプリング27の荷重に抗して図の上方へ変位する。このとき、ディスク26がストッパ24に係止されるため、弁体16は、所定の全開位置の状態に保持される。したがって、この状態で、可変容量圧縮機の回転軸がエンジンによって回転駆動されていても、可変容量圧縮機は吐出容量が最小の状態で運転されることになる。
ここで、自動車用空調装置が起動されたときのように、ソレノイド2のコイル39に最大の制御電流が供給されると、第1プランジャ36がダイヤフラム34を介しスプリング33の付勢力に抗して第2プランジャ31を吸引する。第2プランジャ31は、吸引されてダイヤフラム34に当接されることにより図の下方へ移動し、これに伴って、弁体16がディスク26およびダイヤフラム23を介してスプリング27により押し下げられて弁座15に着座され、弁部は全閉になる。これにより、吐出室からクランク室への通路は遮断されるので、可変容量圧縮機は、速やかに最大容量の運転に移行するようになる。
可変容量圧縮機が最大容量の運転を続けて、吸入室の吸入圧力Psが十分に低くなると、ダイヤフラム23がその吸入圧力Psを感知して図の上方へ変位しようとする。このとき、ソレノイドのコイル39に供給される制御電流を空調の設定温度に応じて小さくすると、図4に示すように、第2プランジャ31および第1プランジャ36は吸着状態のまま一体となって、吸入圧力Psとスプリング27,33,38の荷重とソレノイド2の吸引力とがバランスした位置まで図の上方へ移動する。これにより、弁体16が第2プランジャ31により押し上げられ、弁座15から離れて所定の開度に設定される。したがって、吐出圧力Pdの冷媒が開度に応じた流量に制御されてクランク室に導入され、可変容量圧縮機は、制御電流に対応した容量の運転に移行するようになる。なお、同図においては、識別しにくいかもしれないが、若干開弁した状態を表している。すなわち、上述のように、有効受圧面積が両ダイヤフラム23,34とほぼ等しくなるほど弁体16が大きく構成されているため、小さな弁開度で十分な冷媒を流すことができるのである。
ソレノイド2のコイル39に供給される制御電流が一定の場合、ダイヤフラム23が吸入圧力Psを感知して弁開度を制御する。たとえば冷凍負荷が大きくなって吸入圧力Psが高くなった場合には、弁体16がシャフト29,第2プランジャ31,ダイヤフラム34および第1プランジャ36と一体となって図の下方へ変位するので、弁開度が小さくなり、可変容量圧縮機は、吐出容量を増やすよう動作する。逆に、冷凍負荷が小さくなって吸入圧力Psが低くなった場合は、弁体16が図の上方へ変位して弁開度を大きくするので、可変容量圧縮機は、吐出容量を減らすよう動作する。このようにして、可変容量圧縮機用制御弁は、吸入圧力Psがソレノイド2によって設定された値になるよう可変容量圧縮機の吐出容量を制御する。
以上に説明したように、本実施の形態の可変容量圧縮機用制御弁においては、弁体16の有効受圧面積が、ダイヤフラム23およびダイヤフラム34のそれと同程度に大きく構成されているため、圧力に対する感度が良く、可変容量圧縮機の容量制御の応答性を良好に保つことができる。
また、弁体16に負荷される吐出圧力Pdとクランク圧力Pcのそれぞれがキャンセルされるため、弁体16は、本来の吸入圧力Psのみに基づいて動作制御される。このため、可変容量圧縮機の容量制御の精度を良好に保つことができる。
なお、本実施の形態においては、ダイヤフラム23,34をポリイミドフィルムから構成した例を示したが、その他の樹脂材からなるものでもよいし、ベリリウム銅やステンレス鋼等の金属材から形成されてもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。尚、本実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁は、ソレノイドを構成するプランジャが分割されていない点が大きく異なる以外は、上記第1の実施の形態の構成と共通する部分が多いため、ほぼ同一の構成および機能を有する部分については同一の符号を付す等してその説明を省略する。図5は本実施の形態の可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す断面図である。
この可変容量圧縮機用制御弁は、いわゆるクラッチ式の制御弁であり、図示しない可変容量圧縮機の吐出冷媒の一部をそのクランク室へ流入させるための冷媒流路を開閉する弁構成部201と、その弁構成部201の弁開度を調整して通過する冷媒流量を制御するためのソレノイド202とを一体に組み付けて構成される。
ボディ211の上端部には、ダイヤフラム23を挟んで段付円筒状のストッパ224が同軸状に嵌合されている。このストッパ224の上端部には、有底円筒状のアジャストネジ225が螺合されており、ディスク26との間にスプリング27を介装している。このアジャストネジ225の螺入量を変えることにより、スプリング27の付勢力を調整できるようになっている。ストッパ224の底面には、複数の貫通孔225aが形成されており、吸入圧ポート25を外部に連通させている。
弁体216は、第1の実施の形態の弁体16とほぼ同様の構成を有するが、その下面中央にはシャフト29の上端部を収容する収容溝216aが形成されている。そして、弁座15によって規定される弁孔228にはシャフト29が貫通して設けられ、弁体216を下方から支持している。
ボディ211の下端部には、ダイヤフラム34を間に挟んだ状態でソレノイド202のケース240の上端部が加締め接合されている。このダイヤフラム34は、ボディ211内を封止しており、その上面には、有底筒状のシャフト受け232が設けられ、シャフト29の下端部を収容することにより、心決めされている。シャフト受け232の下方には、ダイヤフラム34を挟んでソレノイド202の構成要素が配置されている。
ソレノイド202の上部には、非磁性体からなる円筒状のスリーブ235が配設されており、このスリーブ235の内部にプランジャ236が配置されている。スリーブ235の上端には、非磁性体によって形成されたカラー237が取り付けられている。このカラー237は、ケース240とプランジャ236とを離間させてそれらの間に吸引力がほとんど発生しないようにするとともに、ダイヤフラム34の有効受圧径を決定している。スリーブ235の図の下方開口部は、コア37の上部が挿入されて固定されている。
ケース240の下端には、ハーネス246を挿通した把手241が設けられ、この把手241の下部開口部を気密に閉じるように、Oリング244を外挿した閉止ねじ245が取り付けられている。
以上の構成において、シャフト受け232にはこれをプランジャ236から離間させるような力が作用しないため、弁体216,シャフト29,シャフト受け232およびプランジャ236は、常に一体となって動作する。そして、この構成においても、ダイヤフラム23,弁体216およびダイヤフラム34の有効受圧面積がほぼ一致している。このため、弁体216等に負荷される吐出圧力Pdとクランク圧力Pcのそれぞれがキャンセルされるため、弁体216は、本来の吸入圧力Psのみに基づいて動作制御される。このため、可変容量圧縮機の容量制御の精度を良好に保つことができる。
また、弁体216の有効受圧面積が、ダイヤフラム23およびダイヤフラム34のそれと同程度に大きく構成されているため、可変容量圧縮機の容量制御の応答性を良好に保つことができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。尚、本実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁は、弁体およびこれを収容するボディの部分が大きく異なる以外は、上記第1の実施の形態の構成と同様であるため、ほぼ同一の構成および機能を有する部分については同一の符号を付す等してその説明を省略する。図6は本実施の形態の可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す断面図である。
この可変容量圧縮機用制御弁においては、弁体316が、図2で示した弁体16よりもその軸線方向にコンパクトに形成されている。
すなわち、弁体316は、円板状の本体318を有し、その上面中央には嵌合部21が設けられている。また、本体318の下面周端縁からは円筒状の弁部22が下方に延出して設けられており、その先端が弁座15に着座可能となっている。本体318の下面中央には、円ボス状の収容部319が延出して設けられており、シャフト29の上端部を収容することにより、心決めされつつ支持されている。この弁体316の外周面には、図2の弁体16のような半径方向外向きに延出するガイド部は設けられていない。
また、この弁体316の構造に対応してボディ311も軸線方向に短く構成されており、可変容量圧縮機用制御弁全体としてコンパクトに構成されている。
以上の構成において、ダイヤフラム23,弁体316およびダイヤフラム34の有効受圧面積がほぼ一致している。このため、ソレノイド2の通電時において、弁体316等に負荷される吐出圧力Pdとクランク圧力Pcのそれぞれがキャンセルされるため、弁体316は、本来の吸入圧力Psのみに基づいて動作制御される。このため、可変容量圧縮機の容量制御の精度を良好に保つことができる。
また、弁体316の有効受圧面積が、ダイヤフラム23およびダイヤフラム34のそれと同程度に大きく構成されているため、可変容量圧縮機の容量制御の応答性を良好に保つことができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はその特定の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の精神の範囲内での変化変形が可能であることはいうまでもない。
たとえば、上記各実施の形態においては、それぞれ弁体の一構成例を示したが、ダイヤフラム23およびダイヤフラム34とほぼ等しい有効受圧面積を有するものであればよく、図示したものに限られるものではない。たとえば、図2に示した弁体16のように側部に大きな切り欠き部を一つ設けるのではなく、複数段の切り欠き部を設けてもよい。また、このような切り欠き部を全く設けなくてもよい。
また、各実施の形態においては、弁体の弁部が弁座に着脱する構成を示したが、いわゆるスプール弁などのように、弁部が弁座により規定される弁孔内に接離可能に挿通されるようなものでもよい。
第1の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す断面図である。 図1の上半部拡大図である。 可変容量圧縮機用制御弁においてソレノイドが非通電の状態を表す説明図である。 可変容量圧縮機用制御弁においてソレノイドが通電制御されているときの状態を表す説明図である。 第2の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す断面図である。 第3の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す断面図である。
符号の説明
1,201 弁構成部
2,202 ソレノイド
11,211,311 ボディ
12 吐出圧ポート
13 ストレーナ
14 クランク圧ポート
15 弁座
16,216,316 弁体
19,20 ガイド部
21 嵌合部
22 弁部
23,34 ダイヤフラム
24,224 ストッパ
24a フランジ部
24b 係止部
25 吸入圧ポート
26 ディスク
27,33,38 スプリング
28,228 弁孔
29 シャフト
31 第2プランジャ
35 有底スリーブ
36 第1プランジャ
37 コア
39 コイル
42 シャフト
47 Oリング
232 シャフト受け
235 スリーブ
236 プランジャ
237 カラー

Claims (3)

  1. 可変容量圧縮機に装着されてクランク室内の圧力を制御することにより冷媒の吐出容量を変化させる可変容量圧縮機用制御弁において、
    前記可変容量圧縮機の吸入圧力を導入する吸入圧ポートと、吐出圧力を導入する吐出圧ポートと、内部で生成されたクランク圧力を前記クランク室に導出するクランク圧ポートとが、一端側から順次設けられたボディと、
    前記吐出圧ポートと前記クランク圧ポートとの間に形成された弁座に接離する弁部を有し、前記吐出圧ポートから導入された吐出圧力を、前記弁座との間に形成した絞り流路を介して減圧して前記クランク圧力を生成する弁体と、
    前記吸入圧ポートよりも内側で前記ボディ内を封止するように設けられるとともに、前記弁体の前記弁部とは反対側の端部が固定され、前記吸入圧ポート側で前記吸入圧力を感知して前記弁体を動作させる第1ダイヤフラムと、
    前記弁体を前記第1ダイヤフラムとは反対側から支持し、前記弁体と一体的に動作可能なシャフトと、
    前記ボディの前記吸入圧ポートとは反対側の端部に設けられ、コアと、前記シャフトを介して前記弁体と一体化可能なプランジャと、通電により前記プランジャおよび前記コアを含む磁気回路を生成する電磁コイルとからなるソレノイドと、
    前記シャフトと前記プランジャとの間に設けられて前記ボディの内部を封止するとともに、前記クランク圧力を感知して前記シャフトおよび前記プランジャを動作させることが可能な第2ダイヤフラムと、
    を備え、
    前記第1ダイヤフラム、前記第2ダイヤフラム、および前記弁体の有効受圧面積がほぼ等しくなるように構成されたことを特徴とする可変容量圧縮機用制御弁。
  2. 前記シャフトの前記弁体とは反対側端部を支持するとともに、前記プランジャと軸線方向に前記第2ダイヤフラムを挟んで直列に配置された第2プランジャを備え、
    前記プランジャは、前記コアから離れる方向に付勢されるとともに、前記ソレノイドへの通電時には前記第2プランジャを軸線方向に支持するように構成され、
    前記第2プランジャは、前記第1プランジャから離れる方向に付勢される一方、前記ソレノイドへの通電時には、前記第2ダイヤフラムを介して前記プランジャと一体化して前記磁気回路を形成すること、
    を特徴とする請求項1記載の可変容量圧縮機用制御弁。
  3. 前記第1ダイヤフラムの前記吸入圧ポート側に固定され、前記弁体側に付勢されるディスクと、
    前記ディスクを前記第1ダイヤフラムとは反対側で係止可能な係止手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の可変容量圧縮機用制御弁。
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