JP2005214117A - 可変容量圧縮機用制御弁 - Google Patents

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久寿 広田
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Abstract

【課題】 分割された第1および第2プランジャを有する可変容量圧縮機用制御弁において、通電による第1および第2プランジャの吸着時の吸引力を大きくする。
【解決手段】 スプリング35によってコア29から離れる方向に付勢された第1プランジャ27とスプリング25によって第1プランジャ27から離れる方向に付勢された第2プランジャ22とでソレノイドのプランジャを構成し、ベローズ26とこれが固着された第1プランジャ27とにより可変容量圧縮機の吸入圧力Psを感知させるようにする。第1プランジャ27および第2プランジャ22は、これらの対向端面間に非磁性体が介在せず、吸引力を低下させる磁気ギャップをなくすことができるため、ソレノイドの通電制御時における両者間の吸引力を上げることができる。これにより、コイル36のサイズの縮小化が可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は可変容量圧縮機用制御弁に関し、特に自動車用空調装置の可変容量圧縮機にて冷媒の吐出容量を制御する可変容量圧縮機用制御弁に関する。
自動車用空調装置の冷凍サイクルに用いられる圧縮機は、走行状態によって回転数が変化するエンジンを駆動源としているので回転数制御を行うことができない。そこで、一般的には、エンジンの回転数に制約されることなく適切な冷房能力を得るために、冷媒の吐出容量を可変することのできる可変容量圧縮機が用いられている。
可変容量圧縮機は、一般に、気密に形成されたクランク室内で傾斜角可変に設けられた揺動板が回転軸の回転運動によって駆動されて揺動運動をし、その揺動板の揺動運動により回転軸と平行な方向に往復運動するピストンが吸入室の冷媒をシリンダ内に吸入して圧縮した後、吐出室に吐出する。このとき、クランク室内の圧力を変化させることにより、揺動板の傾斜角度を変化させることができ、これによってピストンのストロークが変化され、冷媒の吐出量が変化させられる。このクランク室内の圧力を変化させるよう制御するのが、可変容量圧縮機用制御弁である。
このような圧縮機の吐出容量を可変制御するための可変容量圧縮機用制御弁は、一般に、吐出室から吐出された吐出圧力Pdの冷媒の一部を気密に形成されたクランク室に導入するようにし、その導入量を制御することによってクランク室内の圧力Pcを制御し、その導入量の制御は、吸入室の吸入圧力Psに応じて行うようにしている。つまり、可変容量圧縮機用制御弁は、吸入圧力Psを感じて、その吸入圧力Psが一定に保たれるように吐出室からクランク室に導入される吐出圧力Pdの冷媒の流量を制御している。
このため、可変容量圧縮機用制御弁は、吸入圧力Psを感知する感圧部と、その感圧部が感知した吸入圧力Psに応じて吐出室からクランク室へ通じる通路を開閉制御する弁部とを備えている。さらに、可変容量動作に入るときの吸入圧力Psの値を外部から自由に設定することができるようにした可変容量圧縮機用制御弁では、感圧部の設定値を外部電流によって可変できるソレノイドを備えている。
ところで、外部制御が可能な従来の可変容量圧縮機用制御弁の中には、エンジンと揺動板が設けられた回転軸との間にエンジンに駆動力を伝達したり遮断したりする電磁クラッチを用いないで、エンジンと回転軸とを直結した、いわゆるクラッチレス可変容量圧縮機を制御するための制御弁がある(たとえば、特許文献1参照。)。
この制御弁は、吐出室からクランク室へ通じる通路を開閉制御する弁部と、その弁部を閉じ方向に作用させるような電磁力を発生させるソレノイドと、大気圧と比較して吸入圧力Psが低くなるにつれて弁部を開き方向に作用させる感圧部とをこの順序で配置された構成を有している。このため、ソレノイドが通電されていないときには、弁部は全開状態になっていて、クランク室内の圧力Pcを吐出圧力Pdに近い圧力に維持することができ、これによって揺動板が回転軸に対してほぼ直角になり、可変容量圧縮機を最小容量で運転させることができる。このことは、エンジンと回転軸とが直結されていても、実質的に吐出容量をゼロに近くすることができるので、電磁クラッチを排除することができるのである。
しかしながら、電磁クラッチを不要とした可変容量圧縮機を制御するための従来の制御弁では、感圧部および弁部がソレノイドを挟んで配置されており、吸入圧力Psと大気圧とを比較する感圧部には、ソレノイドを介して吸入圧力Psを導くように構成されているため、ソレノイドの全体を圧力室内に収容しなければならず、ソレノイドの部分についても耐圧を考慮した設計をしなければならない。
そこで、本出願人は、ソレノイドのプランジャを第1および第2プランジャの2つに分割してそれらの間に吸入圧力を感知するダイヤフラムまたはベローズのような感圧部材を配置し、分割された第2プランジャでクランク室の圧力を制御する弁部の開度制御を行う構成にした可変容量圧縮機用制御弁を出願している(特願2003−289581)。これにより、感圧部材が第1および第2プランジャを配置している空間を流体的に隔離しているので、弁部からこの弁部の開度制御を行う側の第2プランジャを含めて感圧部材の配置されているところまでを圧力がかかる部分として構成し、その第2プランジャを除くソレノイドは圧力室に収容することなく大気開放状態で構成することを可能にしている。しかも、弁部の開度制御を行う側の第2プランジャが感圧部材から離れる方向に付勢されているため、ソレノイドの非通電時は、感圧部材の変位が弁部には伝達されず、かつ、弁部は全開状態に維持されることから、可変容量圧縮機を最小容量に制御することを可能にしている。
ソレノイドの分割された第1および第2プランジャは、非通電時では互いに離間されており、通電時には互いに吸引されて、1つのプランジャとして振舞う。このため、ソレノイドを通電したときには、まず、第1および第2プランジャが吸着し、それから、一体となったプランジャにより、今まで通りの制御を行うことになる。第1および第2プランジャの間には感圧部材が配置されているので、第1および第2プランジャの対向端面は、それぞれ平面に形成されている。したがって、ソレノイドの通電時には、その平らな対向端面間で磁気回路が形成され、第1および第2プランジャは互いに感圧部材を介して吸引されることになる。
特開2000−110731号公報(段落番号〔0010〕,〔0044〕,図1)
分割された第1および第2プランジャの間に吸入圧力を感知する感圧部材を配置する構成では、ソレノイドの通電制御時に、第1および第2プランジャは互いに吸引して感圧部材とともに一体で動くことになる。第1および第2プランジャに挟まれる感圧部材は、一般的にベリリウム銅、オーステナイト系ステンレス鋼、ポリイミドフィルムなどの非磁性体材料で作られているため、ソレノイドの通電制御時の第1および第2プランジャの間には、少なくとも感圧部材の厚さ分だけの磁気ギャップが必然的に生じてしまう。この磁気ギャップの存在は、第1および第2プランジャの間に働く通電制御時の吸引力を低下させることになるため、吸引力の低下分を確保するには、ソレノイドのコイルサイズを大きくする必要があり、その結果、可変容量圧縮機用制御弁が大型化してしまうという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、分割された第1および第2プランジャの間に働く吸引力が大きくなるようにしたクラッチレス可変容量圧縮機のための可変容量圧縮機用制御弁を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、可変容量圧縮機に装着されて気密に形成されたクランク室内の圧力を制御することにより冷媒の吐出容量を変化させるようにした可変容量圧縮機用制御弁において、ソレノイドのプランジャを、コアから離れる方向に付勢された第1プランジャと前記第1プランジャから離れる方向に付勢された第2プランジャとに分割し、前記可変容量圧縮機の吸入圧力を感知する感圧部を、前記吸入圧力を受圧することによって前記ソレノイドの軸線方向に変位する感圧部材と、前記吸入圧力に応じて前記感圧部材と一体に変位する前記第1プランジャとで構成し、前記第1プランジャおよび前記第2プランジャの対向端面間に非磁性体の前記感圧部材が介在しないように構成されていることを特徴とする可変容量圧縮機用制御弁が提供される。
このような可変容量圧縮機用制御弁によれば、感圧部材と第1プランジャとを一体に構成し、第1および第2プランジャは、通電制御時に、互いに吸引して直接吸着する構成にしている。これにより、吸引力を低下させる磁気ギャップをなくすことができるため、吸引力を上げることができる。
本発明の可変容量圧縮機用制御弁は、分割した第1プランジャと第2プランジャとの間に非磁性体を介在させないように構成したので、通電制御時に、互いに吸引して吸着しているときの吸引力を上げることができるため、ソレノイドのコイルサイズを縮小して全体を小型化できるという利点がある。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は第1の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。
この可変容量圧縮機用制御弁は、図の上方に弁部を備えている。弁部は、ボディ11の側部開口部が可変容量圧縮機の吐出室に連通して吐出圧力Pdを受けるポート12を構成し、そのポート12の周りには、ストレーナ13が周着されている。吐出圧力Pdを受けるポート12は、ボディ11の上部に開口されたポート14と内部で連通しており、そのポート14は、可変容量圧縮機のクランク室に連通していてクランク室に制御された圧力Pcを導出する。
ポート12とポート14とを連通する冷媒通路には、弁座15がボディ11と一体に形成されている。この弁座15の圧力Pcを導出する側から対向して弁体16が軸線方向に進退自在に配置されている。この弁体16は、弁孔を介して図の下方へ延びていてボディ11に軸線方向に進退自在に保持された感圧ピストン17と一体に形成されている。弁体16と感圧ピストン17とを結合している細径部には、吐出室からの吐出圧力Pdが導入される。感圧ピストン17の外径は、弁座15を構成する弁孔の内径と同じにして、弁体16の受圧面積と感圧ピストン17の受圧面積とを同じにしてある。これにより、吐出圧力Pdが弁体16を図の上方へ作用する力を、感圧ピストン17を図の下方へ作用する力によってキャンセルし、弁部の制御が高圧の吐出圧力Pdの影響を受けないようにしている。
弁体16は、スプリング18によって閉弁方向に付勢されており、そのスプリング18は、ポート14内に螺着されたアジャストねじ19によって荷重が調整されている。
さらに、ボディ11の図の下方には、可変容量圧縮機の吸入室に連通して吸入圧力Psを受けるポート20がボディ11を横切るように形成されている。
ボディ11の下端面には、筒状のホルダ21が配置され、そのホルダ21の中には、ソレノイドの分割したプランジャの一方である第2プランジャ22が軸線方向に進退自在に配置されている。この第2プランジャ22は、たとえばポリテトラフルオロエチレンで作られた摺動抵抗の低いピストンリング23が周設されていて、その外周面はホルダ21の内壁に摺接されており、第2プランジャ22が軸線方向に進退移動するときにホルダ21の内壁面と所定間隔を保ちながらガイドする機能を有している。なお、このピストンリング23は、全周に設けられているのではなく、一部が切断されていて、吸入圧力Psが第2プランジャ22の図の下方に形成される空間に導入できるようになっている。
第2プランジャ22は、また、その図の上端位置に一体に形成されたフランジ部にばね受け24が係止されており、そのばね受け24とホルダ21の上方の段差面との間にスプリング25が介挿されている。第2プランジャ22の上部軸線位置には、ボディ11の軸線位置にてボディ11とはほとんどクリアランスがない状態で軸線方向に進退可能に配置された感圧ピストン17の下端部が当接されている。
第2プランジャ22を図の上方へ付勢しているスプリング25は、弁体16を閉弁方向に付勢しているスプリング18よりも大きなばね力を有している。したがって、ソレノイドへの通電がないときには、図示のように、第2プランジャ22は、ポート20に連通する部屋の天井に当接するまで感圧ピストン17を押し上げ、弁体16をその全開位置に維持させることができる。
第2プランジャ22の図の下方部分は縮径されていて、その外側には、軸線方向に伸縮可能な両端が開口したベローズ26が感圧部材として配置されている。このベローズ26は、図の上部の開口端がホルダ21の内壁にたとえば溶接によって気密に固着されている。ベローズ26の図の下部の開口端は、分割されたプランジャの他方である第1プランジャ27の上部外周縁部にたとえば溶接によって気密に固着されている。これにより、第2プランジャ22および第1プランジャ27の対向端面は、これらの間に磁気ギャップを生じさせる非磁性体が存在しないため、互いに直接吸着することができるようになる。また、第2プランジャ22が収容されていて、吸入圧力Psが導入される空間は、ベローズ26および第1プランジャ27からなる感圧部によって閉じられ、しかもこの感圧部が可変容量圧縮機内の圧力と大気圧との境界を成している。
第1プランジャ27は、スリーブ28内を軸線方向に進退可能に配置され、その図の下方開口部にはコア29が挿入されて固定されている。第1プランジャ27は、コア29を貫通してその軸線位置に配置されたシャフト30の図の上端部が挿入されており、そのシャフト30の下端部は、コネクタハウジング31に螺着されたアジャストねじ32に凹設されている軸受部によって支持されている。シャフト30の途中には、止輪33が嵌合され、その止輪33によって図の上方への移動が規制されるようにばね受け34が設けられていて、そのばね受け34とアジャストねじ32との間にスプリング35が配置されている。このスプリング35により、第1プランジャ27は、コア29から離れる方向へシャフト30を介して付勢されている。また、このスプリング35は、アジャストねじ32の螺入量を調節することにより、荷重を変えることができ、この可変容量圧縮機用制御弁のセット値を調整することができる。
スリーブ28およびコア29の外周には、コイル36が配置され、そのコイル36は、磁性体のケース37によって囲繞されている。なお、コネクタハウジング31の中には、磁性体のプレート38がコア29の下端部とケース37の下端部とを接続するように埋め込まれている。
以上の構成において、ホルダ21、ケース37およびプレート38は、磁性体によって形成されていて、ソレノイドの磁気回路におけるヨークの機能を果たし、コイル36によって発生された磁力線は、ケース37、ホルダ21、第2プランジャ22、第1プランジャ27、コア29およびプレート38からなる磁気回路を通ることになる。
この可変容量圧縮機用制御弁の図示の状態は、ソレノイドが通電されていなくて、吸入圧力Psが高い場合の状態、すなわち、空調装置が動作していないときの状態を示している。吸入圧力Psが高いので、ベローズ26に固着された第1プランジャ27は、スプリング35の荷重に抗して図の下方へ変位し、第1プランジャ27をコア29へ当接させている。一方、第2プランジャ22は、スプリング25によって第1プランジャ27から離れるよう図の上方へ付勢されているため、感圧ピストン17を介して弁体16をその全開位置に付勢している。したがって、この状態で、可変容量圧縮機の回転軸がエンジンによって回転駆動されていても、可変容量圧縮機は吐出容量が最小の状態で運転されることになる。
ここで、自動車用空調装置が起動されたときのように、ソレノイドのコイル36に最大の制御電流が供給されると、第1プランジャ27については、高い吸入圧力Psにより図の下方へ押されてコア29に当接しているので、コア29との間で吸引状態になってもそのままの位置にある。したがって、このときには、第1プランジャ27およびコア29は、固定鉄芯のように振る舞い、第1プランジャ27がスプリング25の付勢力に抗して第2プランジャ22を吸引する。第2プランジャ22は、吸引されて第1プランジャ27に吸着されることにより図の下方へ移動し、これに伴って、弁体16がスプリング18により押し下げられて弁座15に着座され、弁部は全閉になる。これにより、吐出室からクランク室への通路は遮断されるので、可変容量圧縮機は、速やかに最大容量の運転に移行するようになる。
可変容量圧縮機が最大容量の運転を続けて、吸入室の吸入圧力Psが十分に低くなると、ベローズ26がその吸入圧力Psを感知して図の上方へ変位しようとする。このとき、ソレノイドのコイル36に供給される制御電流を空調の設定温度に応じて小さくすると、第2プランジャ22および第1プランジャ27は吸着状態のまま一体となって、吸入圧力Psとスプリング18,25,35の荷重とソレノイドの吸引力とがバランスした位置まで図の上方へ移動する。これにより、弁体16が第2プランジャ22により押し上げられ、弁座15から離れて所定の開度に設定される。したがって、吐出圧力Pdの冷媒が開度に応じた流量に制御されてクランク室に導入され、可変容量圧縮機は、制御電流に対応した容量の運転に移行するようになる。
ソレノイドのコイル36に供給される制御電流が一定の場合、ベローズ26は吸入圧力Psを感知して弁部の開度を制御する。たとえば冷凍負荷が大きくなって、吸入圧力Psが高くなった場合は、第1プランジャ27は図の下方へ変位するので、弁体16も下方へ移動して弁部の開度が小さくなり、可変容量圧縮機は、吐出容量を増やすよう動作する。逆に、冷凍負荷が小さくなって吸入圧力Psが低くなった場合は、第1プランジャ27は図の上方へ変位して弁部の開度を大きくするので、可変容量圧縮機は、吐出容量を減らすよう動作する。このようにして、可変容量圧縮機用制御弁は、吸入圧力Psが一定になるよう可変容量圧縮機の吐出容量を制御する。
図2は本発明による可変容量圧縮機用制御弁のソレノイドの吸引力特性を示す図である。
この吸引力特性図は、横軸に第1プランジャに対する第2プランジャのストロークの大きさを示し、縦軸にソレノイドによる軸線方向の吸引力の大きさを表している。図中、点線で示した曲線aが、本出願人により先に出願した可変容量圧縮機用制御弁、すなわち、ソレノイドのプランジャを第1および第2プランジャの2つに分割してそれらの間に吸入圧力を感知するダイヤフラムまたはベローズのような感圧部材を配置し、分割された第2プランジャでクランク室の圧力を制御する弁部の開度制御を行う構成にした可変容量圧縮機用制御弁の吸引力特性図である。これに対し、第1の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁では、第1プランジャ27および第2プランジャ22の対向端面間に非磁性体のベローズ26が介在せず、互いに吸着したときの第1プランジャ27に対する第2プランジャ22のストローク原点が磁気ギャップゼロであることから、曲線bで示したように、互いに吸着したときに必ず磁気ギャップが存在していた場合の曲線aに比べて、吸着時の吸引力が高くなっていることが分かる。
図3は第2の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。図3において、図1に示した構成要素と同じまたは同等の要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第2の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁は、第1の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁と第1プランジャ27および第2プランジャ22の吸着時における吸引力を上げるようにした基本構成は同じであるが、第1プランジャ27と第2プランジャ22との距離が離れているときに両者の間に働く吸引力をさらに向上させるような構造にしている。
すなわち、第1の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の第1プランジャ27および第2プランジャ22は、対向端面の形状を平行平面にしてあるのに対し、第2の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁では、第1プランジャ27の第2プランジャ22との対向端面に円錐形状に凸設されたテーパ面39を有し、第2プランジャ22の第1プランジャ27との対向端面には、円錐形状に凹設された、テーパ面39とは相補形状のテーパ面40を有している。これにより、第1プランジャ27と第2プランジャ22との間の軸線方向の離間距離が同じでも、テーパ面39,40間の最短距離は短いため、磁気ギャップを実質的に小さくすることができ、これら第1プランジャ27および第2プランジャ22のテーパ面39,40間に働く吸引力は、平行平面間に働く吸引力よりも高くすることができる。
図4は可変容量圧縮機用制御弁のソレノイドの吸引力特性を示す図である。
この吸引力特性図は、横軸にソレノイドの磁気ギャップの大きさを示し、縦軸にソレノイドによる軸線方向の吸引力の大きさを表している。ここで、参考のために、第1プランジャ27および第2プランジャ22の対向端面の形状を平行平面にした第1の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の吸引力特性を曲線bで示してある。
第2の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁では、曲線cで示したように、磁気ギャップがゼロのときの吸引力が第1の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の場合よりも小さくなっているのに対し、磁気ギャップが大きくなっているときの吸引力は、大きくなっていて、第1プランジャ27と第2プランジャ22との距離が離れているときに両者の間に働く吸引力が向上していることが分かる。
図5は第3の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。図5において、図1および図3に示した構成要素と同じまたは同等の要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第3の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁は、第1および第2の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁と第1プランジャ27および第2プランジャ22の吸着時における吸引力を上げるようにした基本構成は同じであり、第1プランジャ27と第2プランジャ22とが離れているときの吸引力を上げる構成は第2の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁と同じである。しかし、第1および第2の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁が吸入圧力Psを大気圧との相対圧で感知しているのに対し、この第3の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁は、絶対圧で感知する構成にしている。
このために、この第3の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁では、有底スリーブ41の中に軸受42、スプリング35、コア29、およびベローズ26を溶着した第1プランジャ27を配置し、真空雰囲気の中で、ベローズ26の上端を有底スリーブ41の内壁に溶着する構成にしている。これにより、有底スリーブ41の内部を真空にすることができるので、吸入圧力Psを絶対圧で感知することが可能になる。
図6は第4の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。図6において、図3に示した構成要素と同じまたは同等の要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第4の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁は、第1ないし第3の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁が感圧部材としてベローズ26を用いているのに対し、ダイヤフラム43を用いている。
このダイヤフラム43は、ドーナツ形状を有し、その外周縁部がホルダ21とソレノイドのケース37とによって挾持され、パッキン44によってシールするようにしている。ダイヤフラム43の内周縁部は、第1プランジャ27に固定されている。このダイヤフラム43と第1プランジャ27との固定は、ダイヤフラム43の材質に応じて溶着またはかしめ加工によって行われる。
スリーブ28の図の上端には、非磁性体によって形成されたカラー45が取り付けられている。このカラー45は、ケース37と第1プランジャ27とを離間させてそれらの間に大きな吸引力が発生しないようにするとともに、吸入圧力Psを受けるダイヤフラム43の有効受圧径を決定している。
図7は第5の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。図7において、図5および図6に示した構成要素と同じまたは同等の要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第5の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁は、第4の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁と同様に感圧部材にダイヤフラム43を用い、第3の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁と同様に吸入圧力Psを絶対圧で感知する構成にしている。
このため、この第5の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁では、有底スリーブ41の中に軸受42、スプリング35、コア29、およびダイヤフラム43の内周縁部を溶着した第1プランジャ27を配置し、ダイヤフラム43の外周縁部を有底スリーブ41の開口部に溶着し、さらに有底スリーブ41内を真空にしてある。これにより、この第5の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁は、吸入圧力Psを真空圧と比較することになるので、吸入圧力Psを絶対圧で感知することが可能になる。
図8は第6の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。図8において、図1に示した構成要素と同じまたは同等の要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第6の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁は、第1の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁に対して、ソレノイドの通電開始時に第2プランジャ22が第1プランジャ27へ吸着するのを促進させる機構を有している。
すなわち、第2プランジャ22は、断面T字型の形状に形成されていて、そのフランジ部46に隣接して第1プランジャ27が位置している側に磁性部材のホルダ21が配置され、フランジ部46とホルダ21の図の上部端面と対向させるようにしている。これにより、ソレノイドの通電開始時に、第2プランジャ22と第1プランジャ27との対向端面の間で吸引力を発生させるだけでなく、フランジ部46とホルダ21との対向端面の間でも吸引力を発生させることができる。
なお、この第6の実施の形態では、ベローズ26とホルダ21との溶着をホルダ21の図の下部端面にて行っている。また、第2プランジャ22は、ホルダ21ではなく、感圧ピストン17によって支持され、芯決めされている。
図9は可変容量圧縮機用制御弁のソレノイドの吸引力特性を示す図である。
この吸引力特性図において、参考のために、第1プランジャ27および第2プランジャ22の対向端面の形状を平行平面にした第1の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の吸引力特性を曲線bで示してある。
第6の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁では、第1プランジャ27および第2プランジャ22との対向端面の間以外に、第2プランジャ22のフランジ部46とホルダ21との対向端面の間でも軸線方向の吸引力を発生させることができるため、曲線dで示したように、全体的に曲線bよりも吸引力が高い特性になっている。これにより、ソレノイドの通電開始時に、第1プランジャ27が第2プランジャ22を吸引する力が曲線bよりも大きいため、第2プランジャ22のストロークを大きくして制御幅を拡大することができ、あるいは、制御電流を減らせるのでコイルサイズを縮小することが可能になる。
図10は第7の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。図10において、図3に示した構成要素と同じまたは同等の要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第7の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁は、第1プランジャ27と第2プランジャ22との間で吸引力を上げるようにした第2の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁に対して、ソレノイドの通電開始時に第2プランジャ22が第1プランジャ27へ吸着するのを促進させる機構を有している。
すなわち、第1プランジャ27および第2プランジャ22の対向端面をテーパ面39,40にして吸引力を上げることに加え、断面T字型の第2プランジャ22と、そのフランジ部46と軸線方向に対向配置されたホルダ21との間でさらに吸引力を上げることができる。
図11は可変容量圧縮機用制御弁のソレノイドの吸引力特性を示す図である。
この吸引力特性図において、参考のために、第1プランジャ27および第2プランジャ22の対向端面の形状を平行平面にした第1の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の吸引力特性を曲線bで、第2プランジャ22を断面T字型にしてそのフランジ部46とホルダ21とを軸線方向に対向配置した第6の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の吸引力特性を曲線dで示してある。
第7の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁では、第1プランジャ27および第2プランジャ22との対向端面をテーパ面39,40で構成したことにより、曲線eで示したように、第6の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の吸引力特性と比較して、磁気ギャップがゼロのときは吸引力が小さく、磁気ギャップが大きいときは逆に大きくなっている。吸引力を上げることができたことにより、第2プランジャ22のストロークを大きくして制御幅を拡大することができ、あるいは、制御電流を減らせるのでコイルサイズを縮小することが可能になる。
図12は第8の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。図12において、図5に示した構成要素と同じまたは同等の要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第8の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁は、吸入圧力Psを絶対圧で感知するようにした第3の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁に対して、ソレノイドの通電開始時に第2プランジャ22が第1プランジャ27へ吸着するのを促進させる機構を有している。
すなわち、第1プランジャ27および第2プランジャ22の対向端面をテーパ面39,40にして吸引力を上げることに加え、断面T字型の第2プランジャ22と、そのフランジ部46と軸線方向に対向配置されたホルダ21との間でさらに吸引力を上げることができる。これにより、吸入圧力Psを絶対圧で感知するタイプの可変容量圧縮機用制御弁においても、ソレノイドの通電開始時における吸引力を上げることが可能になる。
図13は第9の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。図13において、図6に示した構成要素と同じまたは同等の要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第9の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁は、感圧部材をダイヤフラム43で構成するようにした第4の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁に対して、ソレノイドの通電開始時に第2プランジャ22が第1プランジャ27へ吸着するのを促進させる機構を有している。
すなわち、第1プランジャ27および第2プランジャ22の対向端面をテーパ面39,40にして吸引力を上げることに加え、断面T字型の第2プランジャ22と、そのフランジ部46と軸線方向に対向配置されたホルダ21との間でさらに吸引力を上げることができる。これにより、吸入圧力Psをダイヤフラム43で感知するタイプの可変容量圧縮機用制御弁においても同様に、ソレノイドの通電開始時における吸引力を上げることが可能になる。
図14は第10の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。図14において、図7に示した構成要素と同じまたは同等の要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第10の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁は、感圧部材をダイヤフラム43で構成し、吸入圧力Psを絶対圧で感知するようにした第5の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁に対して、ソレノイドの通電開始時に第2プランジャ22が第1プランジャ27へ吸着するのを促進させる機構を有している。
すなわち、第1プランジャ27および第2プランジャ22の対向端面をテーパ面39,40にして吸引力を上げることに加え、断面T字型の第2プランジャ22と、そのフランジ部46と軸線方向に対向配置されたホルダ21との間でさらに吸引力を上げることができる。これにより、吸入圧力Psをダイヤフラム43にて絶対圧で感知する可変容量圧縮機用制御弁においても同様に、ソレノイドの通電開始時における吸引力を上げることが可能になる。
第1の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。 本発明による可変容量圧縮機用制御弁のソレノイドの吸引力特性を示す図である。 第2の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。 可変容量圧縮機用制御弁のソレノイドの吸引力特性を示す図である。 第3の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。 第4の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。 第5の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。 第6の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。 可変容量圧縮機用制御弁のソレノイドの吸引力特性を示す図である。 第7の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。 可変容量圧縮機用制御弁のソレノイドの吸引力特性を示す図である。 第8の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。 第9の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。 第10の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。
符号の説明
11 ボディ
12 ポート
13 ストレーナ
14 ポート
15 弁座
16 弁体
17 感圧ピストン
18 スプリング
19 アジャストねじ
20 ポート
21 ホルダ
22 第2プランジャ
23 ピストンリング
24 ばね受け
25 スプリング
26 ベローズ
27 第1プランジャ
28 スリーブ
29 コア
30 シャフト
31 コネクタハウジング
32 アジャストねじ
33 止輪
34 ばね受け
35 スプリング
36 コイル
37 ケース
38 プレート
39,40 テーパ面
41 有底スリーブ
42 軸受
43 ダイヤフラム
44 パッキン
45 カラー
46 フランジ部
Pc クランク室内の圧力
Pd 吐出圧力
Ps 吸入圧力

Claims (6)

  1. 可変容量圧縮機に装着されて気密に形成されたクランク室内の圧力を制御することにより冷媒の吐出容量を変化させるようにした可変容量圧縮機用制御弁において、
    ソレノイドのプランジャを、コアから離れる方向に付勢された第1プランジャと前記第1プランジャから離れる方向に付勢された第2プランジャとに分割し、
    前記可変容量圧縮機の吸入圧力を感知する感圧部を、前記吸入圧力を受圧することによって前記ソレノイドの軸線方向に変位する感圧部材と、前記吸入圧力に応じて前記感圧部材と一体に変位する前記第1プランジャとで構成し、
    前記第1プランジャおよび前記第2プランジャの対向端面間に非磁性体の前記感圧部材が介在しないように構成されていることを特徴とする可変容量圧縮機用制御弁。
  2. 前記感圧部材は、軸線方向に伸縮可能な両端が開口したベローズであり、前記ベローズの一方の開口端が前記吸入圧力を導入する部屋の内壁に気密に固着され、前記ベローズの他方の開口端が前記第1プランジャの外周縁部に気密に固着されていることを特徴とする請求項1記載の可変容量圧縮機用制御弁。
  3. 前記感圧部材は、前記吸入圧力を導入する部屋を仕切るように配置されたドーナツ形状のダイヤフラムであり、前記ダイヤフラムの内周縁部が前記第1プランジャの外周縁部に気密に固着されていることを特徴とする請求項1記載の可変容量圧縮機用制御弁。
  4. 前記第1プランジャおよび前記第2プランジャの対向端面は、相補形状のテーパ面を有していることを特徴とする請求項1記載の可変容量圧縮機用制御弁。
  5. 前記第2プランジャは、フランジ部を有する断面T字型の形状に形成され、前記フランジ部に隣接して、前記ソレノイドの通電制御時に前記第2プランジャを前記第1プランジャの方へ吸引させる磁性部材を配置したことを特徴とする請求項1記載の可変容量圧縮機用制御弁。
  6. 前記第1プランジャを前記コアから離れる方向に付勢するスプリング、前記コアおよび前記第1プランジャを有底スリーブ内に収容し、前記有底スリーブの開口部を、前記第1プランジャおよび前記感圧部材で閉止し、前記有底スリーブの内部を真空にしたことを特徴とする請求項1記載の可変容量圧縮機用制御弁。
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