JP2006029264A - 流路管 - Google Patents
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Abstract
【目的】第1流路から分岐する第2流路に屈曲部を有する流路管を安価に提供する。
【構成】第1流路1aが形成される第1流路管1と、第1流路1aから分岐し、屈曲部2aを有する第2流路2が形成される第2流路管と、が一体形成される流路管Pにおいて、前記第2流路を金属材料にて形成し、第1流路1aを含む第1流路管1と、第2流路2を含む第2流路管3とを熱可塑性の合成樹脂材料にて一体形成する。
【選択図】図1
【構成】第1流路1aが形成される第1流路管1と、第1流路1aから分岐し、屈曲部2aを有する第2流路2が形成される第2流路管と、が一体形成される流路管Pにおいて、前記第2流路を金属材料にて形成し、第1流路1aを含む第1流路管1と、第2流路2を含む第2流路管3とを熱可塑性の合成樹脂材料にて一体形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は複数の流体通路を接続する流路管に関し、この流路管は内燃機関用の燃料噴射装置における燃料配管あるいは空気配管さらには圧力配管等の流路接続に用いられる。
本発明に係わる流路管は、第1流路が形成される第1流路管と、第1流路から分岐する第2流路を有する第2流路管とが一体的に形成されるものに関する。
従来用いられる流路管の第1例は図3に示される。
10は内部に第1流路10aが側方に貫通して穿設された第1流路管であり、第1流路管10の中間部より上方に向けて第2流路管11が突出して形成され、この第2流路管11内には第1流路10aに連絡される第2流路11aが穿設される。
前記第2流路は第1流路10aに対して直線状に穿設されて上方に開口するもので、第1流路管10と第2流路管11とが一体的に形成されて流路管Pが形成される。
従来用いられる流路管の第1例は図3に示される。
10は内部に第1流路10aが側方に貫通して穿設された第1流路管であり、第1流路管10の中間部より上方に向けて第2流路管11が突出して形成され、この第2流路管11内には第1流路10aに連絡される第2流路11aが穿設される。
前記第2流路は第1流路10aに対して直線状に穿設されて上方に開口するもので、第1流路管10と第2流路管11とが一体的に形成されて流路管Pが形成される。
図4には従来の流路管の第2例が示される。
20は内部に第1流路20aが側方に貫通して穿設された第1流路管であり、第1流路管20の中間部より屈曲部21aを有する第2流路管21が上方に向けて突出して形成され、この第2流路管21には屈曲部21bを有し第1流路20aに連絡される第2流路21cが穿設される。
前記第2流路は屈曲部21bを介して図において左側方へ開口するもので、第1流路管20と第2流路管21とが一体的に形成されて流路管Pが形成される。
20は内部に第1流路20aが側方に貫通して穿設された第1流路管であり、第1流路管20の中間部より屈曲部21aを有する第2流路管21が上方に向けて突出して形成され、この第2流路管21には屈曲部21bを有し第1流路20aに連絡される第2流路21cが穿設される。
前記第2流路は屈曲部21bを介して図において左側方へ開口するもので、第1流路管20と第2流路管21とが一体的に形成されて流路管Pが形成される。
かかる従来の流路管Pの第1例によると、第1流路10aが側方に向けて穿設され、第1流路10aから分岐する第2流路11aが直線状に上方に向けて穿設されるので、第1流路10a、第2流路11aの双方とも鋳抜きピンによって鋳抜き形成できる。
従ってかかる流路管Pの材料として例えば合成樹脂材料を用い射出成形でき、もって製造コストの安価な流路管Pを提供できる。
一方、かかる流路管は、流路接続の点から第2流路に屈曲部を備え、第2流路の開口位置を側方に開口することが要求される場合がある。
然しながら、かかる第1例の流路管Pにあっては、第2流路11aに屈曲部を有するものの製造は困難である。
これは第2流路の屈曲部を鋳抜きピンによって鋳抜くことができないからである。
従ってかかる流路管Pの材料として例えば合成樹脂材料を用い射出成形でき、もって製造コストの安価な流路管Pを提供できる。
一方、かかる流路管は、流路接続の点から第2流路に屈曲部を備え、第2流路の開口位置を側方に開口することが要求される場合がある。
然しながら、かかる第1例の流路管Pにあっては、第2流路11aに屈曲部を有するものの製造は困難である。
これは第2流路の屈曲部を鋳抜きピンによって鋳抜くことができないからである。
ここで、第2流路に屈曲部を有する流路管Pは図4に示す第2例によって提供される。
第1流路管20は金属材料によって形成され、第1流路20aが側方に機械加工によって加工形成され、さらに第1流路20aから上方に向けて嵌合孔20bが開口して加工形成される。
又、第2流路管21もまた金属材料で形成され、その中間部が折曲されて屈曲部21aが形成されることによりその内方に屈曲部21bを有する第2流路21cが形成される。
そして第2流路管21の一端21dが第1流路管20の嵌合孔20b内に軽圧入され、この状態でその外周がロー付けによって溶接されて固定される。
以上によると、第2流路21cの開口を左側方に向けて開口することができるものであるが、ロー付け工数及びロー付け後の気密確認工数が必要となり製造コストの上昇をもたらす。
又、ロー付け部分が熱によって焼ける為にロー付け後においてメッキ処理する必要があり、更には両流路管20,21ともに金属材料であることから材料費が上昇するとともに流路管P自体を軽量化できない。
第1流路管20は金属材料によって形成され、第1流路20aが側方に機械加工によって加工形成され、さらに第1流路20aから上方に向けて嵌合孔20bが開口して加工形成される。
又、第2流路管21もまた金属材料で形成され、その中間部が折曲されて屈曲部21aが形成されることによりその内方に屈曲部21bを有する第2流路21cが形成される。
そして第2流路管21の一端21dが第1流路管20の嵌合孔20b内に軽圧入され、この状態でその外周がロー付けによって溶接されて固定される。
以上によると、第2流路21cの開口を左側方に向けて開口することができるものであるが、ロー付け工数及びロー付け後の気密確認工数が必要となり製造コストの上昇をもたらす。
又、ロー付け部分が熱によって焼ける為にロー付け後においてメッキ処理する必要があり、更には両流路管20,21ともに金属材料であることから材料費が上昇するとともに流路管P自体を軽量化できない。
本発明になる流路管は前記不具合に鑑み成されたもので、第1流路から分岐する第2流路に屈曲部を有する流路管を安価に提供することを目的とする。
本発明になる流路管は、前記目的達成の為に、第1流路が形成される第1流路管と、
第1流路から分岐し、屈曲部を有する第2流路が形成される第2流路管と、
が一体形成される流路管において、
前記第2流路を金属材料にて形成し、
第1流路を含む第1流路管と、第2流路を含む第2流路管とを熱可塑性の合成樹脂材料にて一体形成したことを第1の特徴とする。
第1流路から分岐し、屈曲部を有する第2流路が形成される第2流路管と、
が一体形成される流路管において、
前記第2流路を金属材料にて形成し、
第1流路を含む第1流路管と、第2流路を含む第2流路管とを熱可塑性の合成樹脂材料にて一体形成したことを第1の特徴とする。
又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記第2流路を熱硬化性樹脂材料又は前記合成樹脂材料より融点の高い熱可塑性の合成樹脂材料にて形成したことを第2の特徴とする。
更に、本発明は前記第1の特徴に加え、金属材料をアルミニウムとし、熱可塑性樹脂を66ナイロンとしたことを第3の特徴とする。
本発明の第1の特徴によると、屈曲部を有する第2流路が予め金属材料によって形成されて用意され、一方第1流路を備える第1流路管が熱可塑性合成樹脂材料によって射出成形される。
そして前記第1流路管の射出成形時において第2流路を一体形成するもので、これによって第1流路を備える第1流路管と、屈曲部を有する第2流路を備える第2流路管とを一体的に形成できる。
以上によると、第2流路を備える第2流路管と第1流路を備える第1流路管とは第1流路管を合成樹脂材料にて射出成形する際、同時に一体的に形成でき、これによると、第2流路管を第1流路管に向けて圧入・接着、ロー付け等の特別な固着作業が不要となるとともに第2流路管と第1流路管との接続部における気密テストを廃止でき、流路管の製造コストを低減できる。
又、少なくとも第1流路管を合成樹脂材料によって形成したので、材料費の低減と重量の低減を達成できる。
又、第2流路管の外周が合成樹脂材料にて被膜形成されることによると、メッキ処理をすることなく流路管の耐蝕性を向上できる。
そして前記第1流路管の射出成形時において第2流路を一体形成するもので、これによって第1流路を備える第1流路管と、屈曲部を有する第2流路を備える第2流路管とを一体的に形成できる。
以上によると、第2流路を備える第2流路管と第1流路を備える第1流路管とは第1流路管を合成樹脂材料にて射出成形する際、同時に一体的に形成でき、これによると、第2流路管を第1流路管に向けて圧入・接着、ロー付け等の特別な固着作業が不要となるとともに第2流路管と第1流路管との接続部における気密テストを廃止でき、流路管の製造コストを低減できる。
又、少なくとも第1流路管を合成樹脂材料によって形成したので、材料費の低減と重量の低減を達成できる。
又、第2流路管の外周が合成樹脂材料にて被膜形成されることによると、メッキ処理をすることなく流路管の耐蝕性を向上できる。
又、本発明の第2の特徴によると、屈曲部を備える第2流路が、熱硬化性樹脂材料又は第1流路管を形成する合成樹脂材料より融点の高い熱可塑性材料にて形成され、前記と同様に第1流路管の射出成形時において、第2流路管が一体形成される。
以上によると、第1流路管、第2流路管ともに合成樹脂材料によって形成されるので、流路管の重量を軽減でき、更には第2流路管内を流れる流体によって第2流路が腐蝕することがない。
例えばガソリン中に水あるいはアルコールが含まれる流体が流れても耐蝕性を阻害されない。
以上によると、第1流路管、第2流路管ともに合成樹脂材料によって形成されるので、流路管の重量を軽減でき、更には第2流路管内を流れる流体によって第2流路が腐蝕することがない。
例えばガソリン中に水あるいはアルコールが含まれる流体が流れても耐蝕性を阻害されない。
更に本発明の第3の特徴によると、更に又、本発明の第3の特徴によると、流路管に用いられる熱可塑性合成樹脂材料として66ナイロンが用いられ、第2流路に用いられる金属材料としてアルミニウムを用い、両材料の熱膨張係数を略同等としたので、熱変化に対して両部材の対接面がハク離して間隙が生じたり、他方の部材に過大な荷重が加わり変形させたりすることがない。
以下、本発明になる流路管の一実施例を図1により説明する。
1は、内部に第1流路1aが穿設された第1流路管であり、後述するように熱可塑性合成樹脂材料によって射出成形される。
2は金属材料によって形成され、屈曲部2aを有する第2流路であり、例えば鉄パイプを折曲して形成される。
そして、前記第2流路は第1流路管1を合成樹脂材料にて射出成形する際、同時に一体形成されて流路管Pが形成される。
より具体的には、固定金型と可動金型とによって第1流路管1の外形部分が形成され、中子によって第1流路1aが鋳抜き形成されるもので、このとき両金型の間に第2流路2が位置決め固定配置され、この状態で金型内に合成樹脂材料が射出される。
以上によると、第1流路1aが鋳抜き形成される第1流路管1が形成されるとともに第2流路2の外周部分に合成樹脂材料が被膜されるとともにその基部2bが第1流路管1の外形部に一体形成され、第2流路2の一端開口2cが第1流路1a内に開口して配置される。
従って、第1流路管1の射出成形時において、第2流路2を備える第2流路管3が第1流路管1に一体形成され、もって第1流路管1と第2流路管3とよりなる流路管Pが形成される。
1は、内部に第1流路1aが穿設された第1流路管であり、後述するように熱可塑性合成樹脂材料によって射出成形される。
2は金属材料によって形成され、屈曲部2aを有する第2流路であり、例えば鉄パイプを折曲して形成される。
そして、前記第2流路は第1流路管1を合成樹脂材料にて射出成形する際、同時に一体形成されて流路管Pが形成される。
より具体的には、固定金型と可動金型とによって第1流路管1の外形部分が形成され、中子によって第1流路1aが鋳抜き形成されるもので、このとき両金型の間に第2流路2が位置決め固定配置され、この状態で金型内に合成樹脂材料が射出される。
以上によると、第1流路1aが鋳抜き形成される第1流路管1が形成されるとともに第2流路2の外周部分に合成樹脂材料が被膜されるとともにその基部2bが第1流路管1の外形部に一体形成され、第2流路2の一端開口2cが第1流路1a内に開口して配置される。
従って、第1流路管1の射出成形時において、第2流路2を備える第2流路管3が第1流路管1に一体形成され、もって第1流路管1と第2流路管3とよりなる流路管Pが形成される。
以上によると、屈曲部2aを備える第2流路管3と第1流路管1とよりなる流路管Pが形成され、このとき第2流路管3は第1流路管1の射出成形時において同時に一体形成されるので特別な固着作業を必要とするものでない。
又、第2流路の基部2bが第1流路管1に一体形成されるので、この接続部における気密テストを廃止でき、以上をもって流路管の製造コストを低減できる。
又、第1流路管1が合成樹脂材料にて形成されたことにより、この分重量の低減と材料費の低減を達成でき、更には第2流路2の外周が合成樹脂材料によって被膜されることによると流路管Pの耐蝕性を向上できる。
又、第2流路の基部2bが第1流路管1に一体形成されるので、この接続部における気密テストを廃止でき、以上をもって流路管の製造コストを低減できる。
又、第1流路管1が合成樹脂材料にて形成されたことにより、この分重量の低減と材料費の低減を達成でき、更には第2流路2の外周が合成樹脂材料によって被膜されることによると流路管Pの耐蝕性を向上できる。
図2により他の実施例を説明する。
本実施例において、屈曲部2aを備える第2流路2は第1流路管1を形成する熱可塑性樹脂材料の融点に比較して高い融点を有する熱可塑性材料又は熱硬化性樹脂材料によって形成される。
例えば第1流路管1の合成樹脂材料としてナイロン66(PA66)を使用した場合、第2流路管2の合成樹脂材料としてナイロン46(PA46)あるいは半芳香族ナイロン6T/61(PA6T/61)等が使用される。
このときナイロン66の融点は265℃でありナイロン46の融点は290℃であり、半芳香族ナイロン6T/61の融点は320℃であり、前記条件を満たす。
尚、前記材料の選択は特に流路管P内を流れる流体あるいは流路管Pの雰囲気、等によって適宜選択される。
又、熱硬化性の合成樹脂材料としてはフェノール(PF)、エポキシ(EP)、ポリウレタン(PU)、ポリイミド(PI)等が用いられる。
以上によれば、前記と同様に第1流路管1の射出成形時に第2流路管2が一体形成されるものであるが、この射出成形時において第2流路管2の材料を熱硬化性合成樹脂又は第1流路管1を形成する熱可塑性合成樹脂材料の融点より高い融点を有する熱可塑性合成樹脂材料を用いたので、第2流路3を第1流路管1に変形することなく一体形成でき、もって流路管Pを得ることができる。
そして、かかる第2の金型例によれば、流路管Pの全てが合成樹脂材料にて形成されるので、安価で、特に重量の低減を達成できるとともに第2流路2の内方を含め極めて耐蝕性の高い流路管Pを提供できる。
本実施例において、屈曲部2aを備える第2流路2は第1流路管1を形成する熱可塑性樹脂材料の融点に比較して高い融点を有する熱可塑性材料又は熱硬化性樹脂材料によって形成される。
例えば第1流路管1の合成樹脂材料としてナイロン66(PA66)を使用した場合、第2流路管2の合成樹脂材料としてナイロン46(PA46)あるいは半芳香族ナイロン6T/61(PA6T/61)等が使用される。
このときナイロン66の融点は265℃でありナイロン46の融点は290℃であり、半芳香族ナイロン6T/61の融点は320℃であり、前記条件を満たす。
尚、前記材料の選択は特に流路管P内を流れる流体あるいは流路管Pの雰囲気、等によって適宜選択される。
又、熱硬化性の合成樹脂材料としてはフェノール(PF)、エポキシ(EP)、ポリウレタン(PU)、ポリイミド(PI)等が用いられる。
以上によれば、前記と同様に第1流路管1の射出成形時に第2流路管2が一体形成されるものであるが、この射出成形時において第2流路管2の材料を熱硬化性合成樹脂又は第1流路管1を形成する熱可塑性合成樹脂材料の融点より高い融点を有する熱可塑性合成樹脂材料を用いたので、第2流路3を第1流路管1に変形することなく一体形成でき、もって流路管Pを得ることができる。
そして、かかる第2の金型例によれば、流路管Pの全てが合成樹脂材料にて形成されるので、安価で、特に重量の低減を達成できるとともに第2流路2の内方を含め極めて耐蝕性の高い流路管Pを提供できる。
尚、第2流路2の屈曲部2aは複数であっても複雑な曲げ形状であっても対応でき、更には第1流路管1に対して複数の第2流路2を接続することができ、このとき複数の第2流路2と第1流路管1とは単一の射出工程によって一体形成できる。
又、前記実施例において、合成樹脂材料として66ナイロンを用い、第2流路2の金属材料としてアルミニウムを用いるとよい。
これは66ナイロンの熱膨張係数が2×10−5/℃であり、アルミニウムの熱膨張係数が2.1×10−5/℃であり、両材料の熱膨張係数を略同一とすることができるからである。
以上によると流路管Pに加わる熱が変化した際、両材料は略同一に膨張、収縮することになり、これによると、アルミニウムよりなる第2流路2とそれを囲繞する66ナイロンとの間に隙間、ハク離が発生することがなく、燃料が洩れることがない。
又、一方の部材が他方の部材に対して過大な荷重を加えることがないもので流路管Pにビビが入ったりすることなく、長期間に渡って安定した品質を維持できる。
これは66ナイロンの熱膨張係数が2×10−5/℃であり、アルミニウムの熱膨張係数が2.1×10−5/℃であり、両材料の熱膨張係数を略同一とすることができるからである。
以上によると流路管Pに加わる熱が変化した際、両材料は略同一に膨張、収縮することになり、これによると、アルミニウムよりなる第2流路2とそれを囲繞する66ナイロンとの間に隙間、ハク離が発生することがなく、燃料が洩れることがない。
又、一方の部材が他方の部材に対して過大な荷重を加えることがないもので流路管Pにビビが入ったりすることなく、長期間に渡って安定した品質を維持できる。
1 第1流路管
1a 第1流路
2 第2流路
2a 屈曲部
3 第2流路管
P 流路管
1a 第1流路
2 第2流路
2a 屈曲部
3 第2流路管
P 流路管
Claims (3)
- 第1流路が形成される第1流路管と、
第1流路から分岐し、屈曲部を有する第2流路が形成される第2流路管と、
が一体形成される流路管において、
前記第2流路を金属材料にて形成し、
第1流路1aを含む第1流路管1と、第2流路2を含む第2流路管3とを熱可塑性の合成樹脂材料にて一体形成したことを特徴とする流路管。 - 前記第2流路を熱硬化性樹脂材料又は前記合成樹脂材料より融点の高い熱可塑性の合成樹脂材料にて形成したことを特徴とする請求項1記載の流路管。
- 前記金属材料をアルミニウムとし、熱可塑性の合成樹脂材料を66ナイロンとしたことを特徴とする請求項1記載の流路管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004211794A JP2006029264A (ja) | 2004-07-20 | 2004-07-20 | 流路管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004211794A JP2006029264A (ja) | 2004-07-20 | 2004-07-20 | 流路管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006029264A true JP2006029264A (ja) | 2006-02-02 |
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ID=35895912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004211794A Pending JP2006029264A (ja) | 2004-07-20 | 2004-07-20 | 流路管 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006029264A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010203325A (ja) * | 2009-03-03 | 2010-09-16 | Toyota Boshoku Corp | ブラケット及びフィルタ取付構造 |
-
2004
- 2004-07-20 JP JP2004211794A patent/JP2006029264A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010203325A (ja) * | 2009-03-03 | 2010-09-16 | Toyota Boshoku Corp | ブラケット及びフィルタ取付構造 |
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