JP2006028556A - 金属含有酸廃液の再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 (A)拡散透析層で仕切られた拡散透析室1 (B)金属含有酸廃液を拡散透析層により隔てられた一方の側の拡散透析室に送るための供給手段3(C)拡散透析層により隔てられた他方の側の拡散透析室に水を補充するための水補充手段5(D)拡散透析室で処理された金属含有酸廃液を透析残液濃縮用蒸留塔に送るための供給手段7(E)拡散透析室における水を補充する側の底部から再生酸含有溶液を回収する手段11(F)透析残液濃縮用蒸留塔8(G)前記透析残液濃縮用蒸留塔から得られた蒸留水を水補充手段に供給するための供給手段9(H)前記透析残液濃縮用蒸留塔の底部から濃縮された金属を含む金属含有酸廃液を回収する手段10よりなることを特徴とする金属含有酸廃液の再生装置。
【選択図】 図1
Description
(イ)イオン交換樹脂により金属をイオン交換する方法(非特許文献1)
この方法を実施するため、いろいろのイオン交換樹脂を検討したが、強酸性液中の金属イオンはイオン交換樹脂によりイオン交換することは困難であり、また樹脂の再生の効率が低いことがわかった。
(ロ)活性炭により金属を取り除く方法(非特許文献1)
この方法に用いるいろいろの活性炭について実験したところ、いずれの活性炭を用いても多量の金属を吸着することは困難であることが分かった。
(ハ)電気透析により金属を取り除く方法(非特許文献2)
イオン交換膜を用いて電気透析する方法は、金属エッチング廃液のように金属イオン濃度が非常に高いケースでは適用が困難であることが分かった。
一方、イオン交換膜を使用するもう一つの分離方法としては拡散透析がある。この方法では、濃度推進力により原料中の陰イオンおよび水素イオンはアニオン膜を透過し製品の側に移動するが、金属およびその他の陽イオンは膜を透過せずに原料の側に濃縮される。しかし、この方法では、結果的に得られる生成物は希釈されることになる。さらに、残りの透析残液の流量も多いという問題点がある。
(A)拡散透析層で仕切られてなる拡散透析室、
(B)金属含有酸廃液を拡散透析層により隔てられた一方の側の拡散透析室に送るための供給手段、
(C)拡散透析層により隔てられた他方の側の拡散透析室に水を補充するための水補充手段、
(D)拡散透析室で処理された金属含有酸廃液を透析残液濃縮用蒸留塔に送るための供給手段、
(E)拡散透析室における水を補充する側の底部から再生酸含有溶液を回収する手段、
(F)透析残液濃縮用蒸留塔、
(G)前記透析残液濃縮用蒸留塔から得られた蒸留水を水補充手段に供給するための供給手段、
(H)前記透析残液濃縮用蒸留塔の底部から濃縮された金属を含む廃液を回収する手段、
よりなることを特徴とする金属含有酸廃液の再生装置に関する。
本発明の第2は、
(A)拡散透析層で仕切られてなる拡散透析室、
(B)金属含有酸廃液を拡散透析層により隔てられた一方の側の拡散透析室に送るための供給手段、
(C)拡散透析層により隔てられた他方の側の拡散透析室に水を補充するための水補充手段、
(D)拡散透析室で処理された金属含有酸廃液を透析残液濃縮用蒸留塔に送るための供給手段、
(E′)拡散透析室における水を補充する側の底部から再生酸含有溶液を酸濃度調整手段に配送する手段、
(F)透析残液濃縮用蒸留塔、
(G)前記透析残液濃縮用蒸留塔から得られた蒸留水を水補充手段に供給するための供給手段、
(H)前記透析残液濃縮用蒸留塔の底部から濃縮された金属を含む廃液を回収する手段、
(J)酸濃度調整手段、
よりなることを特徴とする金属含有酸廃液の再生装置に関する。
本発明の第3は、
(A)拡散透析層で仕切られてなる拡散透析室、
(B)金属含有酸廃液を拡散透析層により隔てられた一方の側の拡散透析室に送るための供給手段、
(C)拡散透析層により隔てられた他方の側の拡散透析室に水を補充するための水補充手段、
(D)拡散透析室で処理された金属含有酸廃液を透析残液濃縮用蒸留塔に送るための供給手段、
(E″)拡散透析室における水を補充する側の底部から再生酸含有溶液を再生酸含有溶液濃縮手段に配送する手段、
(F)透析残液濃縮用蒸留塔、
(G)前記透析残液濃縮用蒸留塔から得られた蒸留水を水補充手段に供給するための供給手段、
(H)前記透析残液濃縮用蒸留塔の底部から濃縮された金属を含む廃液を回収する手段、
(K)再生酸含有溶液濃縮手段、
よりなることを特徴とする金属含有酸廃液の再生装置に関する。
本発明の第4は、
(1)拡散透析層で仕切られてなる拡散透析室、
(2)金属含有酸廃液を拡散透析層により隔てられた一方の側の拡散透析室に送るための供給手段、
(3)拡散透析層により隔てられた他方の側の拡散透析室に水を補充するための水補充手段、
(4)拡散透析室で処理された金属含有酸廃液を透析残液濃縮用蒸留塔に送るための供給手段、
(5)拡散透析室における水を補充する側の底部から再生酸含有溶液を再生酸含有溶液濃縮手段に送るための供給手段、
(6)透析残液濃縮用蒸留塔、
(7)前記透析残液濃縮用蒸留塔から得られた蒸留水を水補充手段に供給するための供給手段、
(8)前記透析残液濃縮用蒸留塔から濃縮された金属を含む廃液を回収する手段、
(9)前記再生酸含有溶液濃縮手段から得られた蒸留水を前記水補充手段に配送するための配送手段、
(10)前記再生酸含有溶液濃縮手段から得られた酸含有留出分を酸濃度調整手段に配送する手段、
(11)前記再生酸含有溶液濃縮手段の底部から濃縮された再生酸含有溶液を酸濃度調整手段に送るための供給手段、
(12)再生酸含有溶液濃縮手段、
(13)酸濃度調整手段、
よりなることを特徴とする金属含有酸廃液の再生装置に関する。
本発明の第5は、
(I)金属含有酸廃液濃縮用蒸留塔、
(II)前記金属含有酸廃液濃縮用蒸留塔に金属含有酸廃液を供給する供給手段、
(III)拡散透析層で仕切られてなる拡散透析室、
(IV)前記金属含有酸廃液濃縮用蒸留塔の底部から濃縮された金属含有酸廃液を拡散透析層により隔てられた一方の側の拡散透析室に送るための供給手段、
(V)拡散透析層により隔てられた他方の側の拡散透析室に水を補充するための水補充手段、
(VI)拡散透析室でさらに処理された金属含有酸廃液を透析残液濃縮用蒸留塔に送るための供給手段、
(VII)拡散透析室における水を補充する側の底部から再生酸含有溶液を酸濃度調整手段に配送する手段、
(VIII)前記金属含有酸廃液濃縮用蒸留塔から得られた蒸留水を水補充手段に供給するための供給手段、
(IX)前記金属含有酸廃液濃縮用蒸留塔から得られた酸含有留出分を酸濃度調整手段に配送するための配送手段、
(X)酸濃度調整手段、
(XI)透析残液濃縮用蒸留塔、
(XII)前記透析残液濃縮用蒸留塔から得られた蒸留水を水補充手段に供給するための供給手段、
(XIII)前記透析残液濃縮用蒸留塔の底部から濃縮された金属を含む廃液を回収する手段、
よりなることを特徴とする金属含有酸廃液の再生装置に関する。
なお、この方法の連続式に変更するためには、透析残液濃縮用蒸留塔を2塔とし、前段の蒸留塔の頂部からは蒸留水のみが回収されるようにし、濃縮された液を後段(第2)の蒸留塔に送り、ここでは頂部から、水と共に揮発性の酸、例えば硝酸や酢酸を水と共に1部回収し、不揮発性の酸、例えばリン酸と金属とを含む廃液は後段(第2)の蒸留塔下部から放出することになる。これがすなわち図6のフローに相当する。
図2における12は酸濃度調整手段、具体的には滴定分析自動濃度調整器であり、ここでそれぞれの酸の濃度を測定すると共に、それぞれの酸の不足分は第1の酸供給ライン〜第nの酸供給ライン(図では第1〜第3の酸供給ラインとして示す)より補給され、金属の処理加工に必要な酸濃度に自動的に調整される仕組みになっている。図4〜11の場合も同様である。
(2)拡散透析処理後の酸廃液を濃縮蒸留することにより第1段で純水を回収でき、第2段で揮発性の酸成分を回収できた。
(3)本発明は、蒸気圧を有する酸成分は回収して再利用が可能となるので、地球環境に優しい技術を提供できる。
(4)本発明は、いずれかの工程で蒸留塔を用いている。したがって蒸留塔頂部から回収される水は、少なくとも系中に存在していては不都合なイオン性物質が含有されている心配はないので、前記回収された水は補充水として再利用することができる。そのため、系に高価な純水を補充する場合はほとんどないので、本発明の装置は非常に経済性が高い。
(5)本発明は、アルミニウムのエッチングに限らず、銅、モリブデン、クロム、銀などの各種金属あるいはその合金のエッチング、表面処理などの工程で、金属を酸処理した時に生じる金属含有酸廃液のすべてを対象とすることができる。
(6)本発明によりリン酸を高い収率、例えば約80%で回収できる。
図9に示すフローは実施例1に相当し、図2の具体例に当る。
アルミニウムエッチング工程から1時間当たりに排出される廃液225kg中の
リン酸は225kg×0.60=135.00kg
硝酸は225kg×0.07=15.75kg
酢酸は225kg×0.03=6.75kg
水は225kg×0.30=67.50kg
であるが、実施例1で下水に捨てられる1時間当りの排水34.2kg中には、
リン酸が34.2kg×0.85=29.07kg
水が34.2kg×0.15=5.13kg
Alが75.8ppm
のみであり、これ以外はすべて回収、再利用されている。
水が系外から補給されている個所は、水補充手段からの水55.0kg/hのほかは濃度調整手段において補給されるリン酸水溶液に含まれる水(415.0kg/h×0.15=62.25kg/h)と硝酸水溶液に含まれる水(32.0kg/h×0.02=0.64kg/h)のみであり、最初に用いられた水が可成り再利用されているうえ、硝酸や酢酸はすべて回収して再利用されている。
フロー中「製品混酸」はアルミニウムのエッチングに用いる。
図10に示すフローは実施例2に相当し、図4の具体例である。
アルミニウムエッチング工程から1時間当たりに排出される廃液225kg中の
リン酸は225kg×0.60=135.00kg
硝酸は225kg×0.07=15.75kg
酢酸は225kg×0.03=6.75kg
水は225kg×0.30=67.50kg
であるが、実施例2で下水に捨てられる1時間当たりの排水48.8kg中には
リン酸が48.8kg×0.60=29.28kg
水が48.8kg×0.40=19.52kg
Alが532ppm
のみであり、これ以外はすべて回収、再利用されている。
また、水が系外から補充されている個所は、濃度調整手段において補給されるリン酸水溶液に含まれる水(50.6kg/h×0.15=7.59kg/h)と硝酸水溶液に含まれる水(6.4kg/h×0.02=0.128kg/h)のみであり、水も揮発性酸成分も可成りの量が再利用されていることがわかる。
製品混酸は、アルミニウムのエッチングに用いる。
図11に示すフローは、実施例3であり、図5の具体例に相当する。
アルミニウムエッチング工程から1時間当たりに排出される廃液225kg中の
リン酸は225kg×0.60=135.00kg
硝酸は225kg×0.07=15.75kg
酢酸は225kg×0.03=6.75kg
水は225kg×0.30=67.50kg
であるが、本実施例3では、この原液を金属含有酸廃液濃縮用蒸留塔にかけて濃縮している。この蒸留塔の頂部からは、第1段階では水のみが30kg/hの割合で留出し、その後の第2段階では、硝酸43.5%と酢酸18.7%を含む混酸水溶液が留出する。一方、金属含有酸廃液濃縮用蒸留塔の底部からリン酸85.0%とAl170ppmを含む金属含有酸廃液を回収し、これを拡散透析室で処理した後、透析残液濃縮用蒸留塔に送り、水と揮発性の硝酸と酢酸を回収し、この蒸留塔から排出される廃水79.4kg/h中には
リン酸79.4kg/h×0.85=67.49kg/h
水79.4kg/h×0.15=11.91kg/h
Al340ppm
のみであり、これ以外はすべて回収・再利用されている。
水が系外から補充されている個所は、水補充手段からの水29.4kg/hのほかは濃度調整手段において補給されるリン酸水溶液に含まれる水(350kg/h×0.15=52.5kg/h)と硝酸水溶液に含まれる水(30.0kg/h×0.02=0.6kg/h)のみであり、水も揮発性酸成分も可成り再利用されている。
2 拡散透析層
3 (金属含有酸廃液)供給用配管
4 耐食性定量ポンプ
5 (拡散透析室への)水補充用配管
6 定量ポンプ
7 (処理された金属含有酸廃液)供給用配管
8 透析残液濃縮用蒸留塔
9 (透析残液濃縮用蒸留塔から得られた)蒸留液配送用配管
10 (濃縮された金属含有廃液)放出用配管
11 再生酸含有溶液回収用配管
12 複数の酸の成分割合を調整するための滴定分析自動濃度調整器
13 第1の酸(例えばバージン燐酸)供給ライン
14 第2の酸(例えばバージン硝酸)供給ライン
15 第3の酸(例えばバージン酢酸)供給ライン
16 所定濃度に調整された混酸供給ライン
17 アルミニウムエッチング工程
18 硝酸と酢酸を含有する水を自動濃度調整器に配送するためのライン
19 金属含有酸廃液濃縮蒸留塔より得られた濃縮された金属含有酸廃液を拡散透析層により隔てられた一方の側の拡散透析室に送るための供給ライン
22 再生酸含有溶液濃縮用蒸留塔
23 再生酸含有溶液濃縮用蒸留塔から得られた蒸留水配送用配管
24 酸含有留出分を酸濃度調整手段に配送するための配送手段
25 濃縮された再生酸含有溶液を酸濃度調整手段に送るための供給手段
26 金属含有酸廃液濃縮用蒸留塔
27 水回収用配管
28 酸含有水用配管
Claims (5)
- (A)拡散透析層で仕切られてなる拡散透析室、
(B)金属含有酸廃液を拡散透析層により隔てられた一方の側の拡散透析室に送るための供給手段、
(C)拡散透析層により隔てられた他方の側の拡散透析室に水を補充するための水補充手段、
(D)拡散透析室で処理された金属含有酸廃液を透析残液濃縮用蒸留塔に送るための供給手段、
(E)拡散透析室における水を補充する側の底部から再生酸含有溶液を回収する手段、
(F)透析残液濃縮用蒸留塔、
(G)前記透析残液濃縮用蒸留塔から得られた蒸留水を水補充手段に供給するための供給手段、
(H)前記透析残液濃縮用蒸留塔の底部から濃縮された金属を含む廃液を回収する手段、
よりなることを特徴とする金属含有酸廃液の再生装置。 - (A)拡散透析層で仕切られてなる拡散透析室、
(B)金属含有酸廃液を拡散透析層により隔てられた一方の側の拡散透析室に送るための供給手段、
(C)拡散透析層により隔てられた他方の側の拡散透析室に水を補充するための水補充手段、
(D)拡散透析室で処理された金属含有酸廃液を透析残液濃縮用蒸留塔に送るための供給手段、
(E′)拡散透析室における水を補充する側の底部から再生酸含有溶液を酸濃度調整手段に配送するための手段、
(F)透析残液濃縮用蒸留塔、
(G)前記透析残液濃縮用蒸留塔から得られた蒸留水を水補充手段に供給するための供給手段、
(H)前記透析残液濃縮用蒸留塔の底部から濃縮された金属を含む廃液を回収する手段、
(J)酸濃度調整手段、
よりなることを特徴とする金属含有酸廃液の再生装置。 - (A)拡散透析層で仕切られてなる拡散透析室、
(B)金属含有酸廃液を拡散透析層により隔てられた一方の側の拡散透析室に送るための供給手段、
(C)拡散透析層により隔てられた他方の側の拡散透析室に水を補充するための水補充手段、
(D)拡散透析室で処理された金属含有酸廃液を透析残液濃縮用蒸留塔に送るための供給手段、
(E″)拡散透析室における水を補充する側の底部から再生酸含有溶液を再生酸含有溶液濃縮手段に配送するための手段、
(F)透析残液濃縮用蒸留塔、
(G)前記透析残液濃縮用蒸留塔から得られた蒸留水を水補充手段に供給するための供給手段、
(H)前記透析残液濃縮用蒸留塔の底部から濃縮された金属を含む廃液を回収する手段、
(K)再生酸含有溶液濃縮手段、
よりなることを特徴とする金属含有酸廃液の再生装置。 - (1)拡散透析層で仕切られてなる拡散透析室、
(2)金属含有酸廃液を拡散透析層により隔てられた一方の側の拡散透析室に送るための供給手段、
(3)拡散透析層により隔てられた他方の側の拡散透析室に水を補充するための水補充手段、
(4)拡散透析室で処理された金属含有酸廃液を透析残液濃縮用蒸留塔に送るための供給手段、
(5)拡散透析室における水を補充する側の底部から再生酸含有溶液を再生酸含有溶液濃縮手段に送るための供給手段、
(6)透析残液濃縮用蒸留塔、
(7)前記透析残液濃縮蒸留塔から得られた蒸留水を水補充手段に供給するための供給手段、
(8)前記透析残液濃縮用蒸留塔から濃縮された金属を含む廃液を回収する手段、
(9)前記再生酸含有溶液濃縮手段から得られた蒸留水を前記水補充手段に配送するための配送手段、
(10)前記再生酸含有溶液濃縮手段から得られた酸含有留出分を酸濃度調整手段に配送する手段、
(11)前記再生酸含有溶液濃縮手段の底部から濃縮された再生酸含有溶液を酸濃度調整手段に送るための供給手段、
(12)再生酸含有溶液濃縮手段、
(13)酸濃度調整手段、
よりなることを特徴とする金属含有酸廃液の再生装置。 - (I)金属含有酸廃液濃縮用蒸留塔、
(II)前記金属含有酸廃液濃縮用蒸留塔に金属含有酸廃液を供給する供給手段、
(III)拡散透析層で仕切られてなる拡散透析室、
(IV)前記金属含有酸廃液濃縮用蒸留塔の底部から濃縮された金属含有酸廃液を拡散透析層により隔てられた一方の側の拡散透析室に送るための供給手段、
(V)拡散透析層により隔てられた他方の側の拡散透析室に水を補充するための水補充手段、
(VI)拡散透析室でさらに処理された金属含有酸廃液を透析残液濃縮用蒸留塔に送るための供給手段、
(VII)拡散透析室における水を補充する側の底部から再生酸含有溶液を酸濃度調整手段に配送する手段、
(VIII)前記金属含有酸廃液濃縮用蒸留塔から得られた蒸留水を水補充手段に供給するための供給手段、
(IX)前記金属含有酸廃液濃縮用蒸留塔から得られた酸含有留出分を酸濃度調整手段に配送するための配送手段、
(X)酸濃度調整手段、
(XI)透析残液濃縮用蒸留塔、
(XII)前記透析残液濃縮用蒸留塔から得られた蒸留水を水補充手段に供給するための供給手段、
(XIII)前記透析残液濃縮用蒸留塔の底部から濃縮された金属を含む廃液を回収する手段、
よりなることを特徴とする金属含有酸廃液の再生装置。
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JP2004206256A JP2006028556A (ja) | 2004-07-13 | 2004-07-13 | 金属含有酸廃液の再生装置 |
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