JP2006027616A - 不正開封防止機能付キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】流通過程や店頭で蓋が不正開封されると、不正開封された証拠が残り、不正開封されたことを外観から一目瞭然に確認することができる不正開封防止機能付キャップを提供する。
【解決手段】プルリング144 で開封するキャップ本体100 の周壁150 後方部の上面から下方に、下端に係止凹部161 をもつ差込み凹部160 を設け、キャップ本体の周壁前方部の上方外周面に薄肉脆弱線401 を介して不正開封防止用接続帯400 を接続し、この不正開封防止用接続帯の他端に薄肉脆弱線402 を介して蓋200 の前方部に突設する開封用つまみ230 の左右方向の中央先端位置に接続し、蓋の周壁220 の上端外周面にヒンジ300 を介して先端に係止凸部311 をもつ差込み係止部310 を接続し、蓋をキャップ本体に閉じて、蓋の差込み係止部310 をキャップ本体の差込み凹部160 に差し込んで封止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、キャップ本体の後方部に蓋がヒンジを介して開閉可能に接続するヒンジキャップであり、流通過程や店頭でキャップが不正開封されると、不正開封されたことが、外観から一目瞭然に判明することができる不正開封防止機能付キャップに関するものである。
従来、市場の店頭などで商品の不正開封、例えば、PETボトル(ポリエチレンテレフタレートを二軸延伸ブロー成形したボトル)の口頸部には、キャップ本体にヒンジを介して蓋が接続するヒンジキャップが螺合又は咬合により装着されているが、このキャップの蓋が故意に開けられ、キャップ本体の注出筒に収容されているプルリングを引っ張って、注出筒の内側下方の封鎖板に設けられている環状薄肉脆弱線を破断してキャップ本体を開封したのちに、再度、蓋をキャップ本体に閉じて、そのまま店頭に戻すと言う悪戯が多く見られいた。
しかしながら、上述の従来の蓋付のキャップは、注出筒を封止する封鎖板をプルリングにより開口して初めて容器が開封されるものであるため、一般的には、蓋の不正開封防止策は取られていなかった。不正開封防止機能をもつキャップも開発されつつあるが、不正開封されても、不正開封されたことが外観から分かりにくいものであった。
本発明は、上述の従来のキャップの問題点を解決したものであり、流通過程や店頭で蓋が不正開封されると、不正開封された証拠が残り、不正開封されたことを外観から一目瞭然に確認することができる不正開封防止機能付キャップを提供するものである。
すなわち、本発明は、プルリングで開封するキャップ本体の周壁後方部の上面から下方に、下端に係止凹部をもつ差込み凹部を設け、キャップ本体の周壁前方部の上方外周面に薄肉脆弱線を介して不正開封防止用接続帯を接続し、この不正開封防止用接続帯の他端に薄肉脆弱線を介して蓋の前方部に突設する開封用つまみの左右方向の中央先端位置に接続し、蓋の周壁の上端外周面にヒンジを介して先端に係止凸部をもつ差込み係止部を接続し、蓋をキャップ本体に閉じて、蓋の差込み係止部をキャップ本体の差込み凹部に差し込んで封止したことを特徴とする不正開封防止機能付キャップである。
本発明の不正開封防止機能付キャップ(10)は、図2に示すように、蓋(200)をキャップ本体(100)に閉じて未開封の場合には、蓋の後方部は、ヒンジ(300)を介してキャップ本体に接続し、また、蓋の前方部に突設する開閉用つまみ(230)の左右方向の中央先端位置には、薄肉脆弱線(401)を介して不正開封防止用接続帯(400)が接続し、この不正開封防止用接続帯の他端は、キャップ本体の周壁(150)前方部の上方外周面に接続している。このため、流通過程や店頭などで、開閉用つまみで蓋をキャップ本体から不正開封されると、不正開封防止用接続帯の上端又は下端の薄肉脆弱線(401又は402)、または、両端の薄肉脆弱線(401及び402)が必ず破断される。この破断された不正開封防止用接続帯は、元の状態に戻すことは不可能であるため、不正開封されたことの証拠が残り、この不正開封防止用接続帯の薄肉脆弱線の破断から、不正開封されことが、外観から一目瞭然に確認できる。
次に、本発明の不正開封防止機能付キャップの一実施形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施形態の不正開封防止機能付キャップの蓋を開いた状態における断面図であり、図2は、蓋をキャップ本体に閉じたのち、蓋の後方のヒンジに接続する差込み係止部を、キャップ本体の後方の差込み凹部に差し込んで係止してキャップを封止したときの側面図である。
本実施形態の不正開封防止機能付キャップ(10)は、図1に示すプルリング(144)で注出筒(130)の内側を封止する封鎖板(140)を開口するキャップ本体(100)の後方部に、図2に示すように、ヒンジ(300)を介して開閉可能に蓋(200)が接続するいわゆるヒンジキャップであり、そして、流通過程や店頭における不正開封防止機能も有するキャップである。なお、本実施形態の不正開封防止機能付キャップは、図1に示す環状薄肉脆弱線(142)や薄肉脆弱線(401,402)をもちこれに所定の力(開封するための通常の力)が加わったときに破断される必要があるため、破断可能な低密度ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法により図1に示すキャップ本体(100)、ヒンジ(300)、蓋(200)、不正開封防止用接続帯(400)を一体に成形するものである。なお、薄肉脆弱線の強度は、成形材料の材質、厚み及び幅などにより調整されるものである。
本実施形態の不正開封防止機能付キャップ(10)の構造は、図1に示すように、
プルリング(144)で開封するキャップ本体(100)の周壁(150)前方部の上面から下方に、下端に係止凹部(161)をもつ差込み凹部(160)を設け、キャップ本体の周壁前方部の上方外周面に薄肉脆弱線(402)を介して不正開封防止用接続帯(400)を接続し、この不正開封防止用接続帯の他端に薄肉脆弱線(401)を介して蓋(200)の前方部に突設する開封用つまみ(230)の左右方向の中央先端位置に接続し、蓋の周壁の上端外周面にヒンジ(300)を介して先端に係止凸部(311)をもつ差込み係止部(310)を接続するものである。
キャップ本体(100)は、図1に示すように、天板(110)の外周内側縁部に、上端外周に蓋(200)との咬合リング(121)をもつ液垂れ防止筒(120)を突設し、その内側の天板下面に容器とのインナー封止リング(111)(外周面を容器口頸部内周面に密接)を垂設し、その内側に、注出筒(130)を設け、この注出筒の内側下端に封鎖板(140)を設けて封鎖し、この封鎖板の開口予定位置に、下面に環状切込み(141)を設けて上面に環状薄肉脆弱線(142)を形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍位置に、先端にプルリング(144)をもつ支柱(143)を突設し、周壁(150)の下端内周面に容器との咬合リング(151)を設けるものである。
蓋(200)は、図1に示すように、天板(210)の下面にキャップ本体(100)とのインナー封止リング(211)(外周面をキャップ本体の注出筒上端部内周面に密接)を垂設し、周壁(220)の下端内周面にキャップ本体との咬合リング(221)を設けるものである。
本実施形態の不正開封防止機能付キャップ(10)は、図1に示すように、蓋(200)をキャップ本体(100)に閉じて(矢印)、蓋の差込み係止部(310)をキャップ本体の差込み凹部(160)に差し込んで、係止凸部(311)を係止凹部(161)に係止してキャップを封止するものである。そして、この封止したキャップを、内容物を充填した容器の口頸部に、打栓方式で装着するものである。なお、容器との装着は、本実施
形態の咬合によるものに限るものではなく、螺合によるものでもよい。
上述した本実施形態の不正開封防止機能付キャップ(10)は、図2に示す蓋(200)の開封用つまみ(230)と不正開封防止用接続帯(400)と接続する薄肉脆弱線(401)、不正開封防止用接続帯とキャップ本体(100)の周壁(150)を接続する薄肉脆弱線(402)のいずれか一方又は両方を破断することなくしては、キャップを開封することはできなかった。また、この薄肉脆弱線の破断の状況は、外観から一目瞭然に確認されるものであった。
本発明の一実施形態の不正開封防止機能付キャップの蓋を開いた状態における断面図である。 図1の不正開封防止機能付キャップの蓋をキャップ本体に閉じたのち、蓋の後方のヒンジに接続する差込み係止部を、キャップ本体の後方の差込み凹部に差し込んで係止してキャップを封止したときの側面図である。
符号の説明
10……不正開封防止機能付キャップ
100……キャップ本体
110,210……天板
111,151,211……インナー封止リング
120……液垂れ防止筒
121,151,221……咬合リング
130……注出筒
140……封鎖板
141……環状切込み
142……環状薄肉脆弱線
143……支柱
144……プルリング
150,220……周壁
160……差込み凹部
161……係止凹部
200……蓋
230……開閉用つまみ
300……ヒンジ
310……差込み係止部
311……係止凸部
400……不正開封防止用接続帯
401,402……薄肉脆弱線

Claims (1)

  1. プルリングで開封するキャップ本体の周壁後方部の上面から下方に、下端に係止凹部をもつ差込み凹部を設け、キャップ本体の周壁前方部の上方外周面に薄肉脆弱線を介して不正開封防止用接続帯を接続し、この不正開封防止用接続帯の他端に薄肉脆弱線を介して蓋の前方部に突設する開封用つまみの左右方向の中央先端位置に接続し、蓋の周壁の上端外周面にヒンジを介して先端に係止凸部をもつ差込み係止部を接続し、蓋をキャップ本体に閉じて、蓋の差込み係止部をキャップ本体の差込み凹部に差し込んで封止したことを特徴とする不正開封防止機能付キャップ。
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