JP2006026853A - 歯車面取りフライス - Google Patents
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Abstract
【課題】刃部の材料として超硬合金等を用いたときに切れ刃に欠けが生じにくい歯車面取りフライスを提供する。
【解決手段】シャンク1に連なる先細のテーパ部2の外周に、このテーパ部2の先端に至る切れ刃3a、3b、3c、3dを備える歯車面取りフライスにおいて、切れ刃3a、3b、3c、3dのすくい面5a、5b、5c、5dとテーパ部2の先端の端面4との交差稜を外周側の端よりも軸心側Oの端が後方にくるように傾斜させた。
【選択図】図1
【解決手段】シャンク1に連なる先細のテーパ部2の外周に、このテーパ部2の先端に至る切れ刃3a、3b、3c、3dを備える歯車面取りフライスにおいて、切れ刃3a、3b、3c、3dのすくい面5a、5b、5c、5dとテーパ部2の先端の端面4との交差稜を外周側の端よりも軸心側Oの端が後方にくるように傾斜させた。
【選択図】図1
Description
この発明は、歯車の歯面と側面との稜線を面取りする歯車面取りフライスに関する。
歯車面取りフライス(非特許文献1)は、歯車の歯面と側面との稜線を面取りする工具であり、加工機の主軸に取り付けるシャンクと、このシャンクに連なる先細のテーパ部とを有する。テーパ部の外周には切れ刃が形成されており、切れ刃は、テーパ部の先端に形成された端面に至るように配置されている。
この歯車面取りフライスは、一般的に高速度鋼で形成されるが、耐久性に問題がある。そこで、耐久性を向上させるために、材質を超硬合金に変更することを検討したが、超硬合金を用いた場合、切れ刃の先端部に高い頻度で欠けが生じることが分かった。この欠けの問題を解消すれば、超硬合金の特性を利用して、極めて耐久性に優れる歯車面取りフライスを実現することができる。
この切れ刃の欠けの原因は、次のように考えられる。すなわち、歯車の歯底が円弧状なのに対し、テーパ部先端の端面が一般的に軸直交平面なので、歯すじの端部のうち歯底に近い部分を面取りするときに、テーパ部先端の端面が歯底に接触する。このとき、すくい面とテーパ部先端の端面との交差稜が歯底に干渉して欠け、その交差稜に連なった切れ刃も欠ける。
JIS B172−1993 フライス用語 番号4224
この発明が解決しようとする課題は、刃部の材料として超硬合金等を用いたときに切れ刃に欠けが生じにくい歯車面取りフライスを提供することである。
上記の問題を解決するため、シャンクに連なる先細のテーパ部の外周に、このテーパ部の先端に至る複数の切れ刃を備える歯車面取りフライスにおいて、前記切れ刃のすくい面と前記テーパ部の先端の端面との交差稜を外周側の端よりも軸心側の端が後方にくるように傾斜させた。
かかる面取りフライスは、以下の構成を加えるとより好ましいものになる。
1)前記交差稜を前記切れ刃に対し、軸心まわりの回転投影において略90度で交らせる。
2)前記切れ刃の先端側の端点を通り、かつ、この端点よりも軸心側が後方に傾いた平面を形成して、前記交差稜を傾斜させる。
3)前記テーパ部の先端に球状のくぼみを形成して、前記交差稜を傾斜させる。
1)前記交差稜を前記切れ刃に対し、軸心まわりの回転投影において略90度で交らせる。
2)前記切れ刃の先端側の端点を通り、かつ、この端点よりも軸心側が後方に傾いた平面を形成して、前記交差稜を傾斜させる。
3)前記テーパ部の先端に球状のくぼみを形成して、前記交差稜を傾斜させる。
平面を形成して前記交差稜を傾斜させる場合、以下の形態を採用すると好ましい。
1)外周を等分する2箇所以上の位置に前記切れ刃を形成し、前記切れ刃の先端側の端点を通り、かつ、この端点よりも軸心側が後方に傾き、かつ、前記端点における周方向の傾きのない平面を形成する。
2)外周を等分する3箇所以上の位置に前記切れ刃を形成し、隣り合う前記切れ刃の先端側の端点を共に通り、かつ、前記各端点よりも軸心側が後方に傾いた平面を形成する。
1)外周を等分する2箇所以上の位置に前記切れ刃を形成し、前記切れ刃の先端側の端点を通り、かつ、この端点よりも軸心側が後方に傾き、かつ、前記端点における周方向の傾きのない平面を形成する。
2)外周を等分する3箇所以上の位置に前記切れ刃を形成し、隣り合う前記切れ刃の先端側の端点を共に通り、かつ、前記各端点よりも軸心側が後方に傾いた平面を形成する。
すくい面とテーパ部先端の端面との交差稜を軸心側が後方にくるように傾斜させたので、歯すじの端部のうち歯底に近い部分を面取りするときに、交差稜が歯底と干渉しにくい。よって、交差稜に欠けが生じず、交差稜に連なった切れ刃も欠けにくい。
図1から3に第1実施形態の歯車面取りフライスを示す。このフライスFは、加工機の主軸に取り付けるシャンク1と、このシャンクに連なる先細のテーパ部2とからなる。テーパ部2の外周には切れ刃3a〜3dが形成されている。
切れ刃3a〜3dは、テーパ部2の外周を4等分する位置にそれぞれ配置されている。切れ刃3aは、テーパ部2の先端の端面4に至っており、端面4には、切れ刃3aのすくい面5aとの交差稜6aが形成されている。端面4は、外周側よりも軸心O側が後方にくぼんだ形状をしているので、この端面4に形成された交差稜6aも後方に傾斜し、外周側の端よりも軸心O側の端が後方に位置している。切れ刃3b、3c、3dのすくい面5b、5c、5dと端面4との各交差稜6b、6c、6dについても同様である。
テーパ部先端の端面4は、平面4a〜4dで構成されている。平面4aは、隣り合う切れ刃3aおよび3bの先端側の端点7aおよび7bを共に面内に含み、軸心O側を後方に傾斜させた面である。残りの平面4b、4c、4dについても同様であり、平面4bは端点7bおよび7cを、平面4cは端点7cおよび7dを、平面4dは端点7dおよび7aをそれぞれ通り、軸心O側が後方に傾斜している。
この平面4a〜4dは、テーパ部先端に研磨等の加工を4方向から施して形成することができる。まず、図5に示すように、テーパ部先端の軸直交平面Pを、端点7aおよび7bを面内に含み、軸心O側が後方にθ度傾斜した平面4aに沿って、軸心Oの位置まで除去する。同様にして、端点7cおよび7dを通る平面4bに沿って、軸直交平面Pを軸心Oの位置まで除去する。このようにして残った部分を、端点7bおよび7cを通り、軸心O側が後方にθ傾斜した平面4cに沿って、軸心Oの位置まで除去する。同様にして、残った部分を端点7dおよび7aを含む平面4dに沿って軸心Oの位置まで除去する。このようにして、図4に示すような平面4a〜4dによるくぼみを形成することができる。図4の矢印は、平面4a〜4dの傾斜方向である。なお、除去の方法は、放電加工など他の方法でもよい。
この歯車面取りフライスFの使用例を図6に示す。まず、加工対象の歯車Hを加工機にセットし、定位置で回転させる。その状態で、歯車Hの歯すじの端部に、加工主軸に取り付けられて回転するフライスFの切れ刃3a〜3dを一定の面取り角度となるように接触させる。この加工点を歯先Tから歯底Bにわたって移動させることにより、歯車Hの歯すじの端部を面取り加工することができる。
この歯車面取りフライスFによれば、歯すじの端部のうち歯底Bに近い部分を面取りするときに、切れ刃3a〜3dの先端部分が欠けにくい。すなわち、各交差稜6a〜6dが、外周側の端よりも軸心O側の端が後方にくるように傾斜しているので、交差稜6a〜6dが歯底Bと干渉しにくく、そのため、交差稜6a〜6dに欠けが生じず、交差稜6a〜6dに連なった切れ刃3a〜3dも欠けにくい。
この傾斜を設けることによって、歯車面取りフライスFの刃部の材料として超硬合金を用いることが可能となり、超硬合金の特性を利用して、極めて耐久性に優れる歯車面取りフライスを実現できる。
また、テーパ部先端の端面を平面で形成しているので、交差稜6a〜6dを傾斜させる加工が容易であり、加工精度を出し易い。
また、テーパ部先端に研磨等の加工を施して、交差稜6a〜6dを傾斜させる平面4a〜4dを形成するときに、端点7a〜7dを削り落とす必要がない。すなわち、切れ刃3aの端点7aからみた軸心Oの方向を傾斜方向とする平面をテーパ部先端に形成して交差稜6aを傾斜させる方法では、テーパ部先端を軸心Oの位置まで研磨等で除去したときに、端点7bおよび7dをも除去してしまい、各端点の高さが揃わなくなる。しかし、この実施形態の場合、平面4aの傾斜方向は端点7aからみた軸心Oの方向ではなく、端点7aと端点7bとの中点からみた軸心Oの方向なので、テーパ部先端を研磨等で軸心Oの位置まで除去して平面4aを形成したときに、端点7cおよび7dが削り落とされない。
なお、平面4a〜4dの傾斜角度θが大きいほど、各交差稜6a〜6dの傾斜角度θ0も大きくなり、交差稜6a〜6dが歯車の歯底Bと干渉しにくい。また、面取り加工における切削抵抗も小さくなる。
図では、軸心回りの回転投影において切れ刃3a〜3dが軸心Oとなす角度をα0として、
θ ≧ tan-1(tanα0/cos45°) 式(1)
を満たす範囲で平面4a〜4dの傾斜角度θを設定している。これは、以下の理由による。
θ ≧ tan-1(tanα0/cos45°) 式(1)
を満たす範囲で平面4a〜4dの傾斜角度θを設定している。これは、以下の理由による。
平面4a〜4dの傾斜角度θと、交差稜6a〜6dの傾斜角度θ0との間には、
cos45°×tanθ = tanθ0
の関係が成り立つ。これをθについて整理すると、
θ = tan-1(tanθ0/cos45°) 式(2)
となる。したがって、この式を満たす傾斜角度θの平面4a〜4dでテーパ部先端を除去すれば、平面4a〜4dとすくい面5a〜5dとで形成される交差稜6a〜6dの傾斜角度はθ0となる。
cos45°×tanθ = tanθ0
の関係が成り立つ。これをθについて整理すると、
θ = tan-1(tanθ0/cos45°) 式(2)
となる。したがって、この式を満たす傾斜角度θの平面4a〜4dでテーパ部先端を除去すれば、平面4a〜4dとすくい面5a〜5dとで形成される交差稜6a〜6dの傾斜角度はθ0となる。
一方、図7において、交差稜6a〜6dの傾斜角度θ0が、歯底円上の端点7a〜7dにおける接線の傾斜角度α以上であれば、交差稜6a〜6dと歯底Bとは干渉しない。すなわち、
θ0 ≧ α 式(3)
であれば干渉しない。
θ0 ≧ α 式(3)
であれば干渉しない。
よって、式(2)、(3)からθ0を消去すれば、式(4)を得る。
θ ≧ tan-1(tanα/cos45°) 式(4)
すなわち、式(4)によって定まるθを傾斜角度とする平面4a〜4dでテーパ部先端を除去すれば、交差稜6a〜6dと歯底Bとの干渉を防止できる。
θ ≧ tan-1(tanα/cos45°) 式(4)
すなわち、式(4)によって定まるθを傾斜角度とする平面4a〜4dでテーパ部先端を除去すれば、交差稜6a〜6dと歯底Bとの干渉を防止できる。
このとき、接線の傾斜角度αは、歯底円の半径Rが小さいほど大きくなる変数であるが、通常、切れ刃3a〜3dが軸心Oとなす角度α0よりは大きくならない。歯底円の半径Rが小さくなって接線の傾斜角度αがα0よりも大きくなると、歯底B付近を面取りするときに所定の面取り角度を確保することが難しくなるからである。したがって、
α ≦ α0 式(5)
が成り立つ。
α ≦ α0 式(5)
が成り立つ。
よって、式(4)、(5)より、次式(1)を満たす範囲で平面4a〜4dの傾斜角度θを設定すれば、所定の面取り角度で歯底Bまで面取り可能な歯車について、交差稜と歯底Bとの干渉を防止しつつ、歯すじの端部のうち歯底Bに近い部分を面取りすることができる。
θ ≧ tan-1(tanα0/cos45°) 式(1)
θ ≧ tan-1(tanα0/cos45°) 式(1)
また、交差稜6a〜6dを切れ刃3a〜3dに対し、軸心Oまわりの回転投影において、略90度で交らせたとき、すなわち、
θ ≒ tan-1(tanα0/cos45°) 式(6)
を満たす平面4a〜4dでテーパ部先端を除去したとき、平面4a〜4dの傾斜角度θが小さいので、交差稜6a〜6dに傾斜を設けたことによる切れ刃の強度低下を最小限に抑えることができる。軸心Oまわりの回転投影における交差稜6a〜6dと切れ刃3a〜3dとの交差角度rは90±3°程度が好ましい。
θ ≒ tan-1(tanα0/cos45°) 式(6)
を満たす平面4a〜4dでテーパ部先端を除去したとき、平面4a〜4dの傾斜角度θが小さいので、交差稜6a〜6dに傾斜を設けたことによる切れ刃の強度低下を最小限に抑えることができる。軸心Oまわりの回転投影における交差稜6a〜6dと切れ刃3a〜3dとの交差角度rは90±3°程度が好ましい。
刃数が5枚、6枚の場合にも、同様にテーパ部先端の端面4を構成することができ、この場合、上記のcos45°をそれぞれcos36°、cos30°に置き換えればよい。
図8に、第2実施形態の歯車面取りフライスの先端の端面4を示す。このフライスは、テーパ部先端の端面4を除き、第1実施形態と同様の構成である。テーパ部2の外周を2等分する位置に切れ刃3aおよび3bが形成されており、テーパ部先端の端面4に至っている。
テーパ部先端の端面4は、平面4aおよび4bで構成されている。平面4aは、切れ刃3aの先端側の端点7aを面内に含んでいる。また、軸心O側が後方に傾斜しており、端点7aにおける周方向の傾きがゼロである。平面4bについても同様である。
この平面4aおよび4bの形成は、テーパ部先端の軸直交平面Pを、端点7aを面内に含み、軸心O側が後方にθ度傾斜した平面4aに沿って、軸心Oの位置まで除去し、同様に、端点7bを通る平面4bに沿って、軸直交平面Pを軸心Oの位置まで除去して行う。
この歯車面取りフライスによれば、すくい面5a、5bとテーパ部先端の端面4との交差稜6a、6bが歯底と干渉しにくく、そのため、交差稜6a、6bに欠けが生じず、交差稜6a、6bに連なった切れ刃3a、3bも欠けにくい。
図では、軸心回りの回転投影において切れ刃3aおよび3bが軸心Oとなす角度をα0として、
θ ≧ α0 式(7)
を満たす範囲で、平面4aおよび4bの傾斜角度θを設定している。これにより、すくい面5a、5bとテーパ部先端の端面4との交差稜6a、6bが歯底に干渉するのを防止しつつ、歯すじの端部のうち歯底に近い部分を面取りすることができる。
θ ≧ α0 式(7)
を満たす範囲で、平面4aおよび4bの傾斜角度θを設定している。これにより、すくい面5a、5bとテーパ部先端の端面4との交差稜6a、6bが歯底に干渉するのを防止しつつ、歯すじの端部のうち歯底に近い部分を面取りすることができる。
また、交差稜6a、6bを切れ刃3a、3bに対し、軸心Oまわりの回転投影において、略90度で交らせたとき、すなわち、
θ ≒ α0 式(8)
を満たす平面4a、4bでテーパ部先端を除去したとき、平面4a、4bの傾斜角度θが小さいので、交差稜6a、6bに傾斜を設けたことによる切れ刃の強度低下を最小限に抑えることができる。
θ ≒ α0 式(8)
を満たす平面4a、4bでテーパ部先端を除去したとき、平面4a、4bの傾斜角度θが小さいので、交差稜6a、6bに傾斜を設けたことによる切れ刃の強度低下を最小限に抑えることができる。
図9に、第3実施形態の歯車面取りフライスの先端の端面4を示す。このフライスは図8に示す第2実施形態のフライスと同様の構成であり、切れ刃を2枚から3枚に置き換えたものである。このようなフライスでも、第2実施形態のフライスと同様の効果を得ることができる。
端面4を、軸心O上に中心をもつ球状のくぼみとしても、すくい面と端面4との交差稜が歯底に干渉するのを防止しつつ、歯すじの端部のうち歯底に近い部分を面取りすることができる。
図では、歯車面取りフライスの各切れ刃を、ねじれのないストレート刃としているが、ねじれ刃としてもよい。
また、刃部の材料としてサーメットを用いても、切れ刃の先端部に欠けが生じにくく、極めて耐久性に優れた歯車面取りフライスを実現することができる。
1 シャンク
2 テーパ部
3a、3b、3c、3d 切れ刃
4 端面
4a、4b、4c、4d 平面
5a、5b、5c、5d すくい面
6a、6b、6c、6d 交差稜
7a、7b、7c、7d 端点
O 軸心
2 テーパ部
3a、3b、3c、3d 切れ刃
4 端面
4a、4b、4c、4d 平面
5a、5b、5c、5d すくい面
6a、6b、6c、6d 交差稜
7a、7b、7c、7d 端点
O 軸心
Claims (6)
- シャンクに連なる先細のテーパ部の外周に、このテーパ部の先端に至る複数の切れ刃を備える歯車面取りフライスにおいて、前記切れ刃のすくい面と前記テーパ部の先端の端面との交差稜を外周側の端よりも軸心側の端が後方にくるように傾斜させたことを特徴とする歯車面取りフライス。
- 前記交差稜を前記切れ刃に対し、軸心まわりの回転投影において略90度で交らせたことを特徴とする請求項1に記載の歯車面取りフライス。
- 前記切れ刃の先端側の端点を通り、かつ、この端点よりも軸心側が後方に傾いた平面を形成して、前記交差稜を傾斜させたことを特徴とする請求項1または2に記載の歯車面取りフライス。
- 外周を等分する2箇所以上の位置に前記切れ刃を形成し、前記切れ刃の先端側の端点を通り、かつ、この端点よりも軸心側が後方に傾き、かつ、前記端点における周方向の傾きのない平面を形成して、前記交差稜を傾斜させたことを特徴とする請求項3に記載の歯車面取りフライス。
- 外周を等分する3箇所以上の位置に前記切れ刃を形成し、隣り合う前記切れ刃の先端側の端点を共に通り、かつ、前記各端点よりも軸心側が後方に傾いた平面を形成して、前記交差稜を傾斜させたことを特徴とする請求項3に記載の歯車面取りフライス。
- 前記テーパ部の先端に球状のくぼみを形成して、前記交差稜を傾斜させたことを特徴とする請求項1または2に記載の歯車面取りフライス。
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JP2004211973A JP2006026853A (ja) | 2004-07-20 | 2004-07-20 | 歯車面取りフライス |
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2004
- 2004-07-20 JP JP2004211973A patent/JP2006026853A/ja active Pending
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