JP2006026309A - 通信ユニット、携帯端末機及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 異なるゲームメーカによって製造された複数のゲーム装置が設置されている店舗においてリアルタイムで売上額を把握し得るシステムの構築の手間を軽減することが可能であり、システム構築のコストを低減し得る通信ユニットを提供すること。
【解決手段】 ゲーム装置、及び、ゲーム装置が設置された店舗を管理するサーバと通信回線を介して接続可能な通信ユニットであって、ゲーム装置に個別に割り当てられる識別情報及びサーバとの通信を行うためのアドレス情報を、携帯端末機から受信する設定情報受信手段と、設定情報受信手段により受信した識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、設定情報受信手段により受信したアドレス情報を記憶するアドレス情報記憶手段とを備えたことを特徴とする通信ユニット。
【選択図】 図11

Description

本発明は、ゲーム装置及び当該ゲーム装置が設置された店舗を管理するサーバと通信回線を介して接続可能な通信ユニットと、当該通信ユニットとのデータの送受信が可能な携帯端末機と、当該携帯端末機によって実行されるプログラムとに関する。
従来から、複数のゲーム装置が設置された店舗(例えば、ゲームセンタ、パチンコホール等)においては、1日の営業が終了してから、各ゲーム装置に設置されているコインセレクタ等が示すデータを店員が1台ずつ確認することにより、各ゲーム装置の売上額を把握するということが行われていた。しかし、1日の営業が終了してから売上額を把握するのでは、売上額の推移等を把握することができないという問題があった。また、売上額の推移等を把握することなく店舗経営を行っていたため、顧客のニーズに即した適切なサービスを行うことができないという問題があった。
このような問題を解決すべく、従来、例えば、ゲーム装置内に設置された複数の景品の夫々にRFIDタグを付しておき、ゲーム装置に設置されたリーダで、払い出される景品のRFIDタグから景品の種別等を示すデータを取得し、このデータをサーバで収集・管理することにより、リアルタイムで各ゲーム装置の売上額を把握することを可能とするゲームシステムが存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−331085号公報
しかしながら、特許文献1に記載のゲームシステムにより店舗の売上額やその推移等を把握するためには、全てのゲーム装置にリーダ等の機器が設置されている必要があるが、通常、店舗に設置されるゲーム装置が全て同じゲームメーカによって製造されたものであるということは殆どなく、ゲーム装置によってゲームメーカが異なっているため、システムの構築を行うことが困難であるという問題があった。
また、例えば、多くのゲーム装置を設置した大きなゲームセンタや、通信回線を利用した店舗管理が必要な多店舗を運営する大手ゲームセンタ等であれば、特許文献1に記載のゲームシステム等により売上額やその推移等を把握することには大きなメリットがあるが、一つの店舗のみを運営するような零細ゲームセンタ等には必ずしも必要のないシステムであるため、予め全てのゲーム装置にリーダ等の機器が設置されていると、零細ゲームセンタ等にとっては割高であるという問題があった。
さらに、予め全てのゲーム装置にリーダ等の機器が設置されていると、店舗から撤去したゲーム装置にリーダ等の機器が設置されていても、その機器を再利用することができないため、ゲーム装置を購入するごとにリーダ等の機器も購入していることになり、システムの構築及び運営のコストが増大してしまう問題があった。
そこで、本発明者は、ゲーム装置とは別体であって各ゲーム装置に取り付けられるものであり、ゲーム装置の売上額を収集してその情報をサーバに送信可能な通信ユニットを創出した。この通信ユニットによれば、店舗側で任意に通信ユニットを着脱可能であるため、異なるゲームメーカによって製造された複数のゲーム装置が設置されている店舗においてリアルタイムで売上額を把握し得るシステムの構築が可能であるとともに、このシステムの構築の有無を店舗側が店舗の規模等によって任意に選択することが可能であり、さらに、上記システムの構築及び運営のコストを低減することが可能である。
しかし、上記通信ユニットを各ゲーム装置に設置するためには、例えば、ゲーム装置を識別するための識別情報や、通信ユニット自体がサーバとの通信を行うためのアドレス情報等、通信用の情報を個別に設定する必要があるが、そのために通信ユニットに複数のボタンやディスプレイ等を設けるとコスト高となってしまう問題があった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、異なるゲームメーカによって製造された複数のゲーム装置が設置されている店舗においてリアルタイムで売上額を把握し得るシステムの構築の手間を軽減することが可能であり、システム構築のコストを低減し得る通信ユニットと、当該通信ユニットとのデータの送受信が可能な携帯端末機と、当該携帯端末機によって実行されるプログラムとを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1)ゲーム装置、及び、上記ゲーム装置が設置された店舗を管理するサーバと通信回線を介して接続可能な通信ユニットであって、
上記ゲーム装置に個別に割り当てられる識別情報及び上記サーバとの通信を行うためのアドレス情報を、携帯端末機から受信する設定情報受信手段と、
上記設定情報受信手段により受信した識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
上記設定情報受信手段により受信したアドレス情報を記憶するアドレス情報記憶手段と
を備えたことを特徴とする通信ユニット。
(1)の発明によれば、携帯端末機(例えば、携帯電話機等)から送信された識別情報及びアドレス情報を記憶することが可能であるため、識別情報及びアドレス情報を携帯端末機に入力して携帯端末機から送信することにより、通信ユニットに識別情報及びアドレス情報を設定することができる。従って、識別情報及びアドレス情報を入力する際に必要となる複数のボタンやディスプレイ等を通信ユニットに設ける必要がなく、コストを低減することが可能となる。
また、上記通信ユニットをゲーム装置内に設置した状態で、上記通信ユニットと携帯端末機とを無線により通信可能に構成すれば、上記識別情報及びアドレス情報を設定する際に店舗の管理者が立ち会う必要がなく、システム構築の手間を軽減することができる。
すなわち、通信ユニットがゲーム装置内に設置されている場合には、ゲーム装置が有する扉等を開放してから通信用の情報を設定しなければならないため、不正行為(例えば、ゲーム装置への細工、ゲーム装置内からの金銭の抜き取り等)が行われるおそれがある。そのような不正行為を防止するために、識別情報及びアドレス情報を設定する場合、店舗の管理者の立会いが必要になる等して、システム構築の手間が増大するおそれがあるが、上述したように、ゲーム装置内に通信ユニットを設置した後に、ゲーム装置内外で無線により通信ユニットの設定が可能になれば、このような問題を解消することができるのである。
上述した無線としては、赤外線通信のように、赤外線を検知するセンサをゲーム装置から外部に望ませて設置するものよりも、ゲーム装置の筐体の外装壁が障壁とならないような無線方式を採用することが望ましい。赤外線通信を採用した場合には、その赤外線を受信するセンサをゲーム装置の外装に設ける必要があるため、その孔加工が現場にて必要になり取り付け作業に必要な工具や技術を要するだけでなく、例えば、ゲーム装置のリサイクル、ゲーム装置自体の転売、通信ユニットを他のゲーム装置に再設置する際の作業等が煩雑になるからである。勿論、本発明はこれに限定されるものではない。後述する実施形態においては、ゲーム装置内に通信ユニットを設ける前に、予め携帯端末機から通信ユニットに対して赤外線通信(例えば、IrDA等)により識別情報及びアドレス情報を設定することにしている。
(2) 上記(1)の通信ユニットであって、
上記ゲーム装置における売上額に関する売上情報を記憶する売上情報記憶手段と、
上記ゲーム装置によって当該ゲーム装置に投入された貨幣が検出されるか又は所定の記憶媒体から当該記憶媒体が記憶する有価情報が読み取られた際に当該ゲーム装置から出力される信号を、上記通信回線を介して受信する受信手段と、
上記受信手段により受信された信号に基づいて、上記売上情報記憶手段に記憶された売上情報を更新する売上情報更新手段と、
上記売上情報記憶手段に記憶された売上情報を、上記識別情報記憶手段に記憶された識別情報とともに、上記アドレス情報記憶手段に記憶されたアドレス情報に基づいて、上記通信回線を介して、上記サーバに送信する売上情報送信手段と
を備えたことを特徴とする。
(2)の発明によれば、ゲーム装置及びサーバと通信回線を介して接続可能な通信ユニットによって、上記ゲーム装置の売上額に関する売上情報が記憶され、通信ユニットからサーバに売上情報が送信されるため、各ゲーム装置に通信ユニットを設置することにより、リアルタイムで売上額を把握し得るシステムを構築することが可能となる。
また、通信ユニットはゲーム装置と別体であるため、異なるゲームメーカによって製造されたゲーム装置の夫々に設置することが可能であり、異なるゲームメーカによって製造された複数のゲーム装置が設置されている店舗においてリアルタイムで売上額を把握し得るシステムを構築することが可能となる。
また、通信ユニットはゲーム装置と別体であるため、上記システムを構築するか否かを店舗側が店舗の規模等によって任意に選択することが可能となる。
また、既存のゲーム装置に通信ユニットを設置することにより、上記システムを構築することが可能であるため、システム構築のコストを低減することができる。さらに、店舗からゲーム装置を撤去して新たなゲーム装置を導入する場合、撤去するゲーム装置から通信ユニットを取り外して、新たに導入するゲーム装置に取り付ければよいため、システム運営のコストを低減することもできる。
(3) 上記(1)又は(2)の通信ユニットとのデータの送受信が可能であり、入力手段と記憶手段と表示手段とを備えた携帯端末機であって、
上記入力手段を介して上記識別情報及び上記アドレス情報の入力を可能とする入力画像を、予め上記記憶手段に記憶された入力画像用の画像データに基づいて、上記表示手段に表示させる表示制御手段と、
上記表示手段に入力画像が表示されているときに上記入力手段を介して入力された識別情報及びアドレス情報を、上記通信ユニットに送信する設定情報送信手段と
を備えたことを特徴とする携帯端末機。
(3)の発明によれば、携帯端末機に識別情報及びアドレス情報を入力して通信ユニットに送信すれば、通信ユニットに識別情報及びアドレス情報を設定することができるため、各ゲーム装置に設置された通信ユニットを直接操作する必要がなく、システム構築の手間を軽減することができる。
(4) 上記(1)又は(2)の通信ユニットとデータの送受信が可能であり、入力手段と記憶手段と表示手段とを備えた携帯端末機を、
上記入力手段を介して上記識別情報及び上記アドレス情報の入力を可能とする入力画像を、予め上記記憶手段に記憶された入力画像用の画像データに基づいて、上記表示手段に表示させる表示制御手段、並びに、
上記表示手段に入力画像が表示されているときに上記入力手段を介して入力された識別情報及びアドレス情報を、上記通信ユニットに送信する設定情報送信手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
(4)の発明によれば、携帯端末機に識別情報及びアドレス情報を入力して通信ユニットに送信すれば、通信ユニットに識別情報及びアドレス情報を設定することができるため、各ゲーム装置に設置された通信ユニットを直接操作する必要がなく、システム構築の手間を軽減することができる。
本発明の通信ユニットによれば、異なるゲームメーカによって製造された複数のゲーム装置が設置されている店舗においてリアルタイムで売上額を把握し得るシステムの構築の手間を軽減することが可能であり、システム構築のコストを低減することができる。
本発明の携帯端末機によれば、各ゲーム装置に設けられた通信ユニットを直接操作することなく、識別情報及びアドレス情報を設定することができ、システム構築の手間を低減することができる。
本発明のプログラムによれば、各ゲーム装置に設けられた通信ユニットを直接操作することなく、携帯端末機を用いて識別情報及びアドレス情報を設定することが可能となるため、システム構築の手間を軽減することができる。
図1は、本発明に係る通信ユニットが設置されたゲーム装置の一例を模式的に示す正面図である。
ゲーム装置10は、機内に載置された人形等の景品(図示せず)をクレーンで把持して取得するプライズゲームである。ゲーム装置10の前面中央右側には、貨幣を投入するための貨幣投入口11と、プリペイドカードを挿入するためのカード挿入口12とが設けられている。
貨幣投入口11内には、貨幣投入口11に投入された貨幣を検出するコインセレクタ19(図示せず)が設けられている。コインセレクタ19は、貨幣投入口11に投入された貨幣を検出した際に検出信号を出力する。なお、本発明における貨幣には、例えば、メダル、コイン、トークン等のゲーム用媒体も含まれる。
カード挿入口12内には、R/W(リーダ/ライタ)18(図示せず)が設けられている。R/W18は、カード挿入口12に挿入されたプリペイドカードから当該プリペイドカードが記憶する金銭情報を読み取り、金銭情報が示す金銭額から所定額を減算し、減算後の金銭額を示す金銭情報を上記プリペイドカードに書き込む処理を行うものであり、当該処理を行った際に通知信号を出力する。
なお、上記プリペイドカードが、本発明における記憶媒体に相当するものである。本発明において、記憶媒体としては、特に限定されるものではなく、例えば、磁気ストライブを備えたカード、ICカード等を挙げることができる。また、上記記憶媒体に記憶される有価情報は、特に限定されるものではなく、金銭額を示す金銭情報や、所定のポイント値を示す情報等を挙げることができる。また、R/Wとしては、記憶媒体に応じた従来公知のものを採用することが可能である。
ゲーム装置10の前面下部左側には、メンテナンスドア13が設けられている。なお、図中では、メンテナンスドア13が開放された状態を示している。
ゲーム装置10には、メンテナンスドア13がその前面に設けられたメンテナンスボックス14が設けられており、メンテナンスボックス14には、ゲーム用制御基板15と、通信ユニット100とが設置されている。また、ゲーム用制御基板15と通信ユニット100とはハーネス16により接続されている。
本実施形態では、通信ユニット100がプライズゲーム装置に設置された場合について説明するが、本発明の通信ユニットが設置されるゲーム装置は、貨幣又は記憶媒体(例えば、プリペイドカード等)に記憶された有価情報によりゲームを行うことが可能なものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、ビデオゲーム装置、メダルゲーム装置、音楽ゲーム装置、アミューズメントベンダー(写真シール製作機)等を挙げることができる。
また、本実施形態では、通信ユニット100がメンテナンスボックス14内、すなわち、ゲーム装置10内に設置された場合について説明するが、本発明の通信ユニットを、ゲーム装置の外部に設置することとしてもよい。
本発明の通信ユニットをゲームの外部に設置した場合、携帯端末機との通信を行うための通信媒体として赤外線を採用することが可能となる。また、携帯端末機及び店舗を管理するサーバとの通信を行うための通信媒体として電波を採用する場合には、ゲーム装置の筐体の外装壁が障害となって電波が減衰することがなく、良好な電波状態を確保し得る。
ただし、ゲーム装置内に通信ユニットを設置しても、良好な電波状態を確保し得る場合には、本実施形態のように、通信ユニットをゲーム装置内に設置することが望ましい。通信ユニットをプレーヤから見えなくすることができるので、プレーヤに不信感を抱かれるおそれがなく、通信ユニットに対する悪戯等の不正行為を防止することができるからである。また、通信ユニットをゲーム装置内の機器(例えば、ゲーム用制御基板等)とハーネスを介して接続することができるため、ゲーム装置の筐体等に孔等を穿つ必要がなく、通信ユニットを容易に取り付けることができる。
上述したように、通信ユニットをゲーム装置内に設置する場合には、通信ユニットとゲーム装置との通信を行うための通信媒体としては電波を採用することが望ましい。
ゲーム装置が備える扉(例えば、メンテナンスドア13)等を開けることなく当該ゲーム装置内に通信ユニットが設置された状態で、携帯端末機から識別情報及びアドレス情報の設定を行うことができるため、不正行為(例えば、ゲーム装置への細工、ゲーム装置内からの金銭の抜き取り等)が行われることを防止することができるからである。また、識別情報及びアドレス情報を設定する際に管理者が立ち会う必要がなくなり、システム構築の手間を軽減することができる。
通信ユニットをゲーム装置内に設置する場合に、通信ユニットとゲーム装置との通信を行うための通信媒体として赤外線を採用することも可能である。この場合には、ゲーム装置内に通信ユニットを設ける前に、予め携帯端末機から通信ユニットに対して赤外線通信(例えば、IrDA等)により識別情報及びアドレス情報を設定すればよい。また、通信ユニットに赤外線を検出するセンサを設け、当該センサをゲーム装置の外部に露出させてもよい。
図2は、本発明に係る通信ユニットと、上記通信ユニットが設置されたゲーム装置と、上記ゲーム装置が設置された店舗を管理するサーバとからなる店舗管理システムの一例を示すネットワーク構成図である。勿論、店舗に設置されるゲーム装置の台数や店舗の階数等は、図2に示す例に限定されるものではない。
店舗の1階には、機内に通信ユニット100が設置された2台のゲーム装置10と、アクセスポイント120(電波中継機)とが設置されている。店舗の2階にも、同様に2台のゲーム装置10とアクセスポイント120とが設置されている。夫々のアクセスポイント120は、ケーブル130を介してサーバ200と接続されている。
本実施形態では、通信ユニット100とサーバ200とがアクセスポイント120を介して通信可能に接続されてローカル・エリア・ネットワーク(LAN)が構築され、通信ユニット100とアクセスポイント120との間の通信が無線により行われ、アクセスポイント120とサーバ200との間の通信が有線により行われる場合について説明するが、本発明は、この例に限定されるものではない。例えば、通信ユニット100とサーバ200とを有線により通信可能に接続することとしてもよく、通信ユニット100とサーバ200とを無線により通信可能に接続することとしてもよい。
本発明における通信回線は、有線のみならず、無線による伝送路も含むものである。
通信ユニット100とサーバ200との間で行われる通信の方式は、特に限定されるものではなく、適宜選択することが可能である。
また、本実施形態に係る店舗管理システムは、アクセスポイント120を中継して通信ユニット100とサーバ200とが通信を行うインフラストラクチャモードであるが、アクセスポイント120を中継しないアドホックモードであってもよい。また、アクセスポイント120としては、ブリッジタイプとルータタイプとのいずれを採用してもよい。
図3は、本発明に係る通信ユニットの内部構成を示すブロック図である。
図中では、説明の便宜上、ゲーム装置10が備える機器として、ゲーム用制御基板15、R/W18及びコインセレクタ19のみを示しているが、勿論、ゲーム装置10は、その他の周辺機器を備えている。
通信ユニット100は、本体101と受信部110とからなる。本体101は、メモリ(RAM)109を有するワンチップCPU(以下、単にCPUという)102を備えており、CPU102には、無線通信回路部103とLANコントローラ部104と拡張I/F105とシリアルI/F106と汎用I/O107とが接続されている。また、本体101には、電源回路108が設けられている。
汎用I/O107には、ハーネス16を介して、ゲーム装置10のゲーム用制御基板15が接続されている。ゲーム用制御基板15には、R/W18とコインセレクタ19とが接続されている。R/W18がプリペイドカードから金銭情報を読み取って金銭情報が示す金銭額から所定額を減算し、減算後の金銭額を示す金銭情報を上記プリペイドカードに書き込む処理を行った際にR/W18からゲーム用制御基板15に出力される通知信号は、ゲーム用制御基板15からハーネス16を介して汎用I/O107に入力される。コインセレクタ19が貨幣を検出した際にコインセレクタ19からゲーム用制御基板15に出力される検出信号は、ゲーム用制御基板15からハーネス16を介して汎用I/O107に入力される。汎用I/O107に入力された通知信号又は検出信号はCPU102に入力される。
なお、本実施形態においては、ゲーム装置10のゲーム用制御基板15に、通信ユニット100が接続される場合について説明しているが、通信ユニット100は、コインセレクタ19、及び/又は、R/W18と接続されることとしてもよい。このように構成した場合、通信ユニット100は、ゲーム用制御基板15を介さずに、コインセレクタ19、及び/又は、R/W18から直接、信号(検出信号又は通知信号)を受信することになる。
メモリ109の記憶領域の一部には、ゲーム装置10に個別に割り当てられる識別情報が記憶される。当該識別情報としては、特に限定されるものではなく、例えば、ゲーム装置10の機種名及び番号からなる符合等を挙げることができる。上記識別情報は、後述する携帯電話機300から送信されるデータである。
メモリ109は、後述する設定情報受信手段(CPU102)により携帯電話機300から受信した識別情報を記憶する識別情報記憶手段として機能する。
また、メモリ109の記憶領域の一部には、サーバとの通信を行うためのアドレス情報が記憶される。当該アドレス情報としては、特に限定されるものではなく、例えば、通信ユニット100自体のIPアドレス等を挙げることができる。上記アドレス情報は、後述する携帯電話機300から送信されるデータである。
メモリ109は、後述する設定情報受信手段(CPU102)により携帯電話機300から受信したアドレス情報を記憶するアドレス情報記憶手段として機能する。
また、メモリ109の記憶領域の一部には、例えば、各ゲーム装置10に設置された各通信ユニット100に割り当てられる通し番号、ネットワークの識別子(例えば、ESSID等)、所定の暗号化方式(例えば、WEP、WPA等)で通信データの暗号化を行う情報等のデータが記憶される。これらのデータも、サーバ200との通信を行うためのデータであり、後述する設定情報受信手段(CPU102)により携帯電話機300から送信されるデータである。
また、メモリ109の記憶領域の一部には、ゲーム装置10における売上額に関する売上情報として、貨幣による売上額に関する第1売上情報と、有価情報による売上額に関する第2売上情報とが個別に記憶される。
売上情報には、ゲーム装置10において使用された貨幣又は有価情報の額と、貨幣又は有価情報が使用された時刻とが含まれる。なお、ゲーム装置10において使用される貨幣又は有価情報の額が一定額である場合(例えば、ゲーム1回あたり100円である場合等)には、売上情報として、貨幣又は有価情報が使用された時刻のみを記憶することとしてもよい。このように、メモリ109は、ゲーム装置10における売上額に関する売上情報を記憶する売上情報記憶手段として機能し、貨幣による売上額に関する第1売上情報と、有価情報による売上額に関する第2売上情報とを個別に記憶することが可能である。
また、CPU102にはROM(図示せず)が内蔵されており、このROMには、通信ユニット100の機能を実現させるためのプログラムが記憶されている。CPU102は、このプログラムを読み出して実行することにより、下記(A)〜(E)の処理を実行する。
(A)CPU102は、ゲーム装置10に個別に割り当てられる識別情報、及び、サーバ200との通信を行うためのアドレス情報を、携帯電話機300から受信する。
このとき、CPU102は、設定情報受信手段として機能する。
(B)CPU102は、上記(A)において受信した識別情報を、メモリ109(識別情報記憶手段)に記憶させ、上記(A)において受信したアドレス情報を、メモリ109(アドレス情報記憶手段)に記憶させる。
(C)CPU102は、ゲーム装置10によってゲーム装置10に投入された貨幣が検出されるか又は所定の記憶媒体(例えば、プリペイドカード等)から有価情報が読み取られた際にゲーム装置10から出力される信号を、ハーネス16を介して汎用I/O107により受信する。なお、CPU102は、ゲーム装置10に投入された貨幣がゲーム装置10によって検出された際にゲーム装置10から出力される検出信号と、ゲーム装置10によってプリペイドカードから有価情報が読み取られた際にゲーム装置10から出力される通知信号とを、異なる信号として受信する。このとき、CPU102は、受信手段として機能する。
(D)CPU102は、ゲーム装置10から受信した信号に基づいて、メモリ109(売上情報記憶手段)に記憶された売上情報を更新する。このとき、CPU102は、売上情報更新手段として機能する。なお、CPU102は、検出信号を受信した際に、第1売上情報を更新し、通知信号を受信した際に、第2売上情報を更新する。
(E)CPU102は、メモリ109(売上情報記憶手段)に記憶された売上情報を、メモリ109(識別情報記憶手段)に記憶された識別情報とともに、メモリ109(アドレス情報記憶手段)に記憶されたアドレス情報に基づいて、無線通信回路部103により、アクセスポイント120を中継してサーバ200に送信する。
このとき、CPU102は、売上情報送信手段として機能する。
無線通信回路部103は、サーバ200との無線によるデータの送受信を可能とする。無線通信回路部103には、例えば、PCMCIA型カード、MiniPCI型カード等のカード型拡張デバイスを採用することができる。また、LANコントローラ部104は、サーバ200との有線によるデータの送受信を可能とする。
拡張I/F105には、各種の周辺機器の接続が可能である。シリアルI/F106は、シリアル伝送を行うためのインターフェイスであり、例えば、RS−232やRS−422等のシリアル伝送方式を採用することができる。
本体101のCPU102には、赤外線受光素子(図示せず)を備えた受信部110が接続されている。受信部110は、携帯電話機300との赤外線通信を行うためのものであり、携帯電話機300から送信される識別情報及びアドレス情報は受信部110を介してCPU102に入力され、メモリ109に記憶される。なお、通信ユニット100及び携帯電話機300の赤外線通信の通信方式としては、特に限定されるものではなく、例えば、IrDA等、従来公知の方式を採用することが可能である。
図4は、携帯電話機300の内部構成を示すブロック図である。
なお、携帯電話機300は、本発明における携帯端末機に相当する。
携帯電話機300は、入力手段としての操作部304、表示手段としての液晶パネル306、赤外線受光素子(図示せず)とLED等(図示せず)とを有する赤外線通信部308、無線部310、音声回路312、スピーカ314、マイク316、送受信アンテナ318、不揮発性メモリ320、マイクロコンピュータ322及び二次電池324を備えている。
無線部310は、マイクロコンピュータ322により制御されて、送受信アンテナ318を通じて電波を媒体として基地局に対して送受信する。音声回路312は、無線部310からマイクロコンピュータ322を通じて出力された受信信号をスピーカ314に出力するとともに、マイク316から出力された音声信号を送信信号としてマイクロコンピュータ322を通じて無線部310に出力する。
スピーカ314は、音声回路312から出力された受信信号を受信音声に変換して出力し、マイク316は、操作者から発せられた送信音声を音声信号に変換して音声回路312に出力する。不揮発性メモリ320は、各種データや各種プログラムを不揮発的に記憶する。二次電池324は、各回路に電力を供給する。マイクロコンピュータ322は、CPU、ROM及びRAMから構成されたもので、例えば、電話の発着信処理、電子メールの作成送受信処理、インターネット処理等を行う。なお、電子メールの送受信及びインターネットによるデータの送受信は、マイクロコンピュータ322が無線部310及び送受信アンテナ318を介して行う。
マイクロコンピュータ322は、入力手段としての操作部304を介して入力された所定の指示に基づいて、通信ユニット100に識別情報及びアドレス情報を設定するためのアプリケーションを、インターネットを介してサーバ200からダウンロードし、不揮発性メモリ320に格納する。このアプリケーションには、本発明に係るプログラムと、各種の画像データ(例えば、入力画像用の画像データ等)とが含まれる。
そして、マイクロコンピュータ322は、上記プログラムを不揮発性メモリ320から読み出して実行することにより、下記(i)〜(ii)のように機能する。
(i)マイクロコンピュータ322は、操作部304(入力手段)を介して識別情報及びアドレス情報の入力を可能とする入力画像を、不揮発性メモリ320に記憶された入力画像用の画像データに基づいて、液晶パネル306(表示手段)に表示させる。
このとき、マイクロコンピュータ322は、表示制御手段として機能する。
(ii)マイクロコンピュータ322は、液晶パネル306(表示手段)に入力画像が表示されているときに操作部304(入力手段)を介して入力された識別情報及びアドレス情報を、赤外線通信部308を介して通信ユニット100に送信する。
このとき、マイクロコンピュータ322は、設定情報送信手段として機能する。
本実施形態では、携帯電話機300がサーバ200から本発明に係るプログラムをダウンロードする場合について説明するが、本発明のプログラムは、予め携帯端末機の記憶手段に記憶される(プレインストールされる)こととしてもよい。
図5は、店舗管理システムを構成するサーバ200の内部構成を示すブロック図である。
サーバ200は、演算処理装置としてのCPU201と、ROM202と、RAM203と、無線通信回路部204と、LANコントローラ部205と、ハードディスクドライブ206と、インターネット通信部207とを備えている。無線通信回路部204は、通信ユニット100からアクセスポイント120を経由して、ゲーム装置10の売上情報とゲーム装置10に個別に割り当てられる識別情報とを受信する。ハードディスクドライブ206は、ゲーム装置10に個別に割り当てられる識別情報ごとに、通信ユニット100から受信した売上情報を記憶する。インターネット通信部207は、インターネットを介した通信を可能とするものであり、CPU201は、インターネット通信部207により、インターネットを介して携帯電話機300との通信を行う。
また、ハードディスクドライブ206は、本発明に係るプログラムと、各種の画像データ(例えば、入力画像用の画像データ等)とを含むアプリケーションを記憶している。
CPU201は、当該アプリケーションのダウンロードを要求する旨の信号を携帯電話機300から受信した際に、ハードディスクドライブ206から上記アプリケーションを読み出し、当該アプリケーションをインターネット通信部207によりインターネットを介して携帯電話機300に送信する。
図6は、通信ユニットにおいて行われる処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、CPU102は、初期設定処理を行う(ステップS10)。ステップS10における処理については後述するが、この処理が行われることにより、メモリ109に識別情報及びアドレス情報が記憶され、ゲーム装置10から検出信号又は通知信号を受信した受信時刻を記録するための時刻が設定される。
本実施形態において、ステップS10の処理は、ゲーム装置10内に設置される前に行われる。ステップS10の処理が行われ、携帯電話機300により識別情報及びアドレス情報の設定がされた後に、後述するステップS11〜S16の処理が行われる。勿論、本発明においては、通信ユニット100がゲーム装置10内に設置された状態でステップS10の処理が行われ、その後に引き続きステップS11〜S16の処理が行われることとしてもよい。
次に、CPU102は、ゲーム装置10から検出信号を受信したか否かを判断する(ステップS11)。検出信号は、ゲーム装置10のコイン投入口11に投入された貨幣がコインセレクタ19によって検出された際にコインセレクタ19からゲーム用制御基板15を経由して出力され、ハーネス16を介して汎用I/O107からCPU102に入力される信号である。
ステップS11の処理を実行するとき、CPU102は、受信手段として機能する。
ステップS11において検出信号を受信したと判断した場合、CPU102は、検出信号に基づいて、メモリ109に記憶される第1売上情報を更新する処理を行う(ステップS12)。
図7は、通信ユニット100が備えるメモリ109に記憶される売上情報の一例を示す図である。売上情報は、貨幣による売上額に関する第1売上情報と、有価情報による売上額に関する第2売上情報とからなり、第1売上情報として、検出信号の受信時刻が記憶されており、第2売上情報として、通知信号の受信時刻が記憶されている。
ステップS12において、CPU102は、検出信号を受信した時点の時刻を第1売上情報としてメモリ109に記憶させる。このとき、CPU102は、売上情報更新手段として機能する。
ステップS11において検出信号を受信していないと判断した場合、又は、ステップS12の処理を実行した場合、CPU102は、ゲーム装置10から通知信号を受信したか否かを判断する(ステップS13)。通知信号は、ゲーム装置10のカード挿入口12に挿入されたプリペイドカードからR/W18が金銭情報を読み取って上記金銭情報が示す金銭額から所定額を減算し、減算後の金銭額を示す金銭情報を上記プリペイドカードに書き込む処理を行った際にR/W18からゲーム用制御基板15を経由して出力され、ハーネス16を介して汎用I/O107からCPU102に入力される信号である。
ステップS13の処理を実行するとき、CPU102は、受信手段として機能する。
ステップS13において通知信号を受信したと判断した場合、CPU102は、通知信号に基づいて、メモリ109に記憶される第2売上情報を更新する処理を行う(ステップS14)。この処理において、CPU102は、通知信号を受信した時点の時刻を第2売上情報としてメモリ109に記憶させる(図7参照)。このとき、CPU102は、売上情報更新手段として機能する。
ステップS13において検出信号を受信していないと判断した場合、又は、ステップS14の処理を実行した場合、CPU102は、所定のタイミングであるか否かを判断する(ステップS15)。
なお、所定のタイミングとしては、特に限定されるものではなく、例えば、所定の周期(例えば、10分ごと、1時間ごと等)であってもよく、所定の条件(例えば、売上情報を更新したタイミング、売上情報が示す売上額が所定額に達したタイミング、売上情報の送信を要求する要求信号をサーバから受信したタイミング等)であってもよい。
ステップS15において、所定のタイミングであると判断した場合、CPU102は、メモリ109に記憶された売上情報を、メモリに記憶されたゲーム装置10の識別情報とともに、メモリ109に記憶されたアドレス情報に基づいて、無線通信回路部103により、アクセスポイント120を経由してサーバ200に送信する(ステップS16)。
このとき、CPU102は、メモリ109(売上情報記憶手段)に記憶された売上情報を、メモリ109(識別情報記憶手段)とともに、メモリ109(アドレス情報記憶手段)に記憶されたアドレス情報に基づいて、通信回線を介してサーバ200に送信する売上情報送信手段として機能する。その後、ステップS11に処理を戻し、ステップS11〜S16の処理を繰り返し実行する。なお、メモリ109に記憶された売上情報のうち、サーバ200に送信したものについては、直ちに削除することとしてもよく、所定のタイミングで削除することとしてもよく、データを削除する旨の指示が外部(例えば、携帯電話機、サーバ等)から入力された際に削除することとしてもよい。
店舗に設置された各ゲーム装置10の通信ユニット100において、図7に示した処理が実行され、サーバ200に売上情報が送信された場合、サーバ200では、図8に示すように売上情報が管理されることになる。
図8は、サーバ200が備えるハードディスクドライブ206に記憶される売上情報の一例を示す図である。図中、“UID”は店舗内のゲーム装置10の名称及び番号を示し、“TID”は店舗内の各通信ユニット100に割り当てられる通し番号を示している。なお、“UID”が、ゲーム装置に個別に割り当てられる識別情報に相当する。
サーバ200のハードディスクドライブ206には、図8に示すように、ゲーム装置10ごとに、すなわち、ゲーム装置10に個別に割り当てられる識別情報“UID”ごとに、通信ユニット100に個別に割り当てられるIDデータ“TID”と、第1売上情報と第2売上情報とからなる売上情報とが記憶されている。
図8に示すように、サーバ200のハードディスクドライブ206には、売上情報が記憶されるため、この売上情報を編集することにより、例えば、図9に示すような集計情報を得ることができる。
図9(a)、(b)は、それぞれ集計情報の一例を示す図である。
図9(a)は、店舗内の全てのゲーム装置10の売上情報(第1売上情報及び第2売上情報)に基づいて編集された店舗の売上額の推移を示す集計情報である。
図9(b)は、店舗内の各ゲーム装置10の売上情報に基づいて編集された各ゲーム装置10における売上額、貨幣による売上額及び有価情報による売上額を示す集計情報である。なお、図中、“アプリ”は有価情報による売上額を示し、“コイン”は貨幣による売上額を示している。勿論、本発明において売上情報に基づいて編集可能な集計情報は、上述した例に限定されるものではない。
図10は、通信ユニット100と携帯電話機300とにおいて実行される初期設定処理を示すフローチャートである。この処理は、図10に示した処理のステップS10において実行される処理である。
まず、携帯電話機300のマイクロコンピュータ322は、不揮発性メモリ320から入力画像用の画像データを読み出し、当該画像データに基づいて、液晶パネル306に入力画像を表示する処理を行う(ステップS200)。
ステップS200の処理が行われた結果、携帯電話機300の液晶パネル306には、図11(a)〜(c)に示すような画像が表示される。
図11(a)は、ステップS200の処理が行われた際に最初に液晶パネル306に表示される入力画像である。
液晶パネル306の中央上側には、“ID関連の設定”という選択肢を表す画像と、“IP関連の設定”という選択肢を表す画像が表示されている。
図11(a)に示す入力画像が表示されているときに操作部304を介して、“ID関連の設定”又は“IP関連の設定”のいずれかを選択する旨の指示を入力することにより、図11(b)又は図11(c)に示すような入力画像が表示される。
図11(b)は、図11(a)に示す入力画像が表示されているときに操作部304を介して“ID関連の設定”という選択肢を表す画像を選択する旨の指示が入力された場合に液晶パネル306に表示される入力画像である。
液晶パネル306の中央上側には、“TID”という項目を表す画像と、“UID”という項目を表す画像とが表示されており、各項目を表す画像の下側には入力欄を示す画像が表示されている。“UID”は、店舗内のゲーム装置10の名称及び番号から構成されており、本発明における識別情報に相当する。“TID”は、店舗内の各通信ユニット100に割り当てられる通し番号を示している。
図11(b)に示す入力画像が表示されているときに操作部304を介して、各入力欄に所定の文字及び/又は数字を入力し、液晶パネル306の中央下部にある“送信”という選択肢を選択する旨の指示を入力することにより、識別情報を含む各種のデータを通信ユニット100に送信することができる。
図11(c)は、図11(a)に示す入力画像が表示されているときに操作部304を介して“IP関連の決定”という選択肢を表す画像を選択する旨の指示が入力された場合に液晶パネル306に表示される入力画像である。
液晶パネル306には、上から順に、“ESSID”、“IP”、“NETMASK”、“BROADCAST”、“GATEWAY”、“WEP”の各項目を表す画像が表示されており、各項目を表す画像の下側には夫々入力欄を示す画像が表示されている。
“ESSID”は、ネットワークの識別子である。“IP”は、通信ユニット100のIPアドレスであり、通信ユニット100がサーバ200との通信を行う際に用いられるものである。このIPアドレスが、サーバ200との通信を行うためのアドレス情報に相当する。“NETMASK”、“BROADCAST”、“GATEWAY”は夫々サーバ200との通信等を行う際に用いられるものである。“WEP”には、所定のパスワードが入力される。
図11(c)に示す入力画像が表示されているときに操作部304を介して、各入力欄に所定の文字及び/又は数字を入力し、液晶パネル306の中央下部にある“送信”という選択肢を選択する旨の指示を入力することにより、識別情報を含む各種のデータを通信ユニット100に送信することができる。
上述したステップS200の処理を実行するとき、マイクロコンピュータ322は、表示制御手段として機能する。
次に、マイクロコンピュータ322は、入力手段としての操作部304を介して識別情報及びアドレス情報の入力を受け付ける(ステップS201)。そして、マイクロコンピュータ322は、ステップS201において入力された識別情報及びアドレス情報を、赤外線通信部308を介して赤外線通信により通信ユニット100に送信する(ステップS202)。このとき、マイクロコンピュータ322は、液晶パネル306(表示手段)に入力画像(図11参照)が表示されているときに操作部304(入力手段)を介して入力された識別情報及びアドレス情報を、通信ユニット100に送信する設定情報送信手段として機能する。
なお、本発明においては、ステップS201の処理を実行した後、以下のような処理を行うこととしてもよい。すなわち、ステップS201において入力された識別情報及びアドレス情報を通信ユニット100に送信する前に、一旦、識別情報及びアドレス情報をサーバ200に送信し、サーバ200は、携帯電話機300から受信した識別情報及びアドレス情報が他の通信ユニット100に設定されている識別情報及びアドレス情報と重複しているか否かを判定して判定結果を携帯電話機300に送信し、携帯電話機300のマイクロコンピュータ322は、重複していない旨の判定結果を受信した場合、ステップS202の処理を行って、識別情報及びアドレス情報を通信ユニット100に送信し、その一方で、重複している旨の判定結果を受信した場合、ステップS202の処理を行わないこととしてもよい。このようにした場合、誤った識別情報及びアドレス情報が通信ユニット100に設定されることを未然に防ぐことができる。
携帯電話機300から識別情報及びアドレス情報が送信された場合、通信ユニット100のCPU102は、受信部110を介して当該識別情報及びアドレス情報を受信する(ステップS100)。このとき、CPU102は、設定情報受信手段として機能する。
次に、CPU102は、ステップS100において受信した識別情報及びアドレス情報を夫々メモリ109の記憶領域の一部に記憶させる(ステップS101)。その後、CPU102は、通信ユニット100における識別情報及びアドレス情報の設定を完了した旨を示す設定完了通知信号を携帯電話機300に送信する(ステップS102)。
続いて、CPU102は、メモリ109に記憶されたアドレス情報に基づいてサーバ200と通信を行い、サーバ200から現時刻に係るデータを取得し、時刻を設定する処理を行う(ステップS103)。なお、時刻を設定する処理は、ゲーム装置10から検出信号又は通知信号を受信した受信時刻を記録するための時刻を設定する処理である。
本実施形態では、通信ユニット100がサーバ200から現時刻に係るデータを取得し、時刻を設定する場合について説明したが、本発明は、これに限定されず、例えば、携帯電話機300から現時刻に係るデータを送信することにより通信ユニット100に時刻を設定することとしてもよい。
以上、通信ユニット100によれば、携帯電話機300から送信された識別情報及びアドレス情報を記憶することが可能であるため、識別情報及びアドレス情報を携帯電話機300に入力して携帯電話機300から送信することにより、通信ユニット100に識別情報及びアドレス情報を設定することができる。従って、識別情報及びアドレス情報を入力する際に必要となる複数のボタンやディスプレイ等を通信ユニット100に設ける必要がなく、コストを低減することができる。
また、通信ユニット100によれば、ゲーム装置10及びサーバ200と通信回線を介して接続可能であり、ゲーム装置10から検出信号又は通知信号を受信して売上額に関する売上情報を記憶し、所定のタイミングで当該売上情報をサーバに送信するため、各ゲーム装置10に通信ユニット100を設置することにより、リアルタイムで売上額を把握し得る店舗管理システムを構築することが可能となる(図2参照)。
また、通信ユニット100はゲーム装置10と別体であるため、異なるゲームメーカによって製造されたゲーム装置10の夫々に設置することが可能であり、異なるゲームメーカによって製造された複数のゲーム装置10が設置されている店舗においてリアルタイムで売上額を把握し得る店舗管理システムを構築することが可能となる。
また、通信ユニット100はゲーム装置10と別体であるため、店舗管理システムを構築するか否かを店舗側が店舗の規模等によって任意に選択することができる。
また、既存のゲーム装置10に通信ユニット100を設置することにより、店舗管理システムを構築することが可能であるため、システム構築のコストを低減することができる。さらに、店舗からゲーム装置10を撤去して新たなゲーム装置10を導入する場合、撤去するゲーム装置から通信ユニット100を取り外して、新たに導入するゲーム装置10に取り付ければよいため、システム運営のコストを低減することもできる。
本発明の通信ユニットは、本実施形態に係る通信ユニット100のように、貨幣による売上額に関する第1売上情報と、有価情報による売上額に関する第2売上情報とを個別に記憶し、更新し、サーバ200に送信することが望ましい。
すなわち、売上情報記憶手段(例えば、メモリ109)は、貨幣による売上額に関する第1売上情報と、有価情報による売上額に関する第2売上情報とを個別に記憶することが可能であり、受信手段(例えば、CPU102)は、ゲーム装置によって当該ゲーム装置に投入された貨幣が検出された際に当該ゲーム装置から出力される検出信号を受信する手段と、ゲーム装置によって所定の記憶媒体から有価情報が読み取られた際に当該ゲーム装置から出力される通知信号を受信する手段とを備え、売上情報更新手段(例えば、CPU102)は、検出信号受信手段により受信された検出信号に基づいて、売上情報記憶手段に記憶された第1売上情報を更新し、通知信号受信手段により受信された通知信号に基づいて、上記識別情報記憶手段に記憶された第2売上情報を更新することが望ましい。
貨幣による売上額と、有価情報による売上額とを個別に把握することができるため(図9(b)参照)、例えば、貨幣による売上額が所定額に達すれば、貨幣の取り出しを行うようにするというように、店舗管理をよりスムーズに行うことが可能となるからである。
本発明に係る携帯電話機300によれば、入力画像が表示されているときに識別情報及びアドレス情報を入力して通信ユニット100に送信すれば(図10、図11参照)、通信ユニット100に識別情報及びアドレス情報を設定することができるため、各ゲーム装置10に設置された通信ユニット100を直接操作する必要がなく、システム構築の手間を軽減することができる。
また、本発明に係るプログラムによれば、携帯電話機300に識別情報及びアドレス情報を入力して通信ユニット100に送信すれば、通信ユニット100に識別情報及びアドレス情報を設定することが可能になるため、各ゲーム装置10に設置された通信ユニット100を直接操作する必要がなく、システム構築の手間を軽減することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各手段等の具体的構成は、適宜設計変更可能である。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明に係る通信ユニットが設置されたゲーム装置の一例を模式的に示す正面図である。 本発明に係る通信ユニットと、上記通信ユニットが設置されたゲーム装置と、上記ゲーム装置が設置された店舗を管理するサーバとからなる店舗管理システムの一例を示すネットワーク構成図である。 本発明に係る通信ユニットの内部構成を示すブロック図である。 本発明に係る携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。 店舗管理システムを構成するサーバの内部構成を示すブロック図である。 通信ユニットにおいて行われる処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 通信ユニットが備えるメモリに記憶される売上情報の一例を示す図である。 サーバが備えるハードディスクに記憶される売上情報の一例を示す図である。 サーバに表示される集計情報の一例を示す図である。 通信ユニット及び携帯電話機において行われる初期設定処理を示すフローチャートである。 (a)〜(c)は、図10に示す初期設定処理が行われるときに携帯電話機に表示される入力画像の一例を示す図である。
符号の説明
10 ゲーム装置
11 貨幣投入口
12 カード挿入口
13 メンテナンスドア
14 メンテナンスボックス
15 ゲーム用制御基板
16 ハーネス
18 R/W
19 コインセレクタ
100 通信ユニット
101 本体
102 ワンチップCPU
103 無線通信回路部
104 LANコントローラ部
105 拡張I/F
106 シリアルI/F
107 汎用I/O
108 電源回路
109 メモリ
110 受信部
120 アクセスポイント(電波中継機)
130 ケーブル
200 サーバ
300 携帯電話機
304 操作部
306 液晶パネル
308 赤外線通信部
320 不揮発性メモリ
322 マイクロコンピュータ

Claims (4)

  1. ゲーム装置、及び、前記ゲーム装置が設置された店舗を管理するサーバと通信回線を介して接続可能な通信ユニットであって、
    前記ゲーム装置に個別に割り当てられる識別情報及び前記サーバとの通信を行うためのアドレス情報を、携帯端末機から受信する設定情報受信手段と、
    前記設定情報受信手段により受信した識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記設定情報受信手段により受信したアドレス情報を記憶するアドレス情報記憶手段と
    を備えたことを特徴とする通信ユニット。
  2. 前記ゲーム装置における売上額に関する売上情報を記憶する売上情報記憶手段と、
    前記ゲーム装置によって当該ゲーム装置に投入された貨幣が検出されるか又は所定の記憶媒体から当該記憶媒体が記憶する有価情報が読み取られた際に当該ゲーム装置から出力される信号を、前記通信回線を介して受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された信号に基づいて、前記売上情報記憶手段に記憶された売上情報を更新する売上情報更新手段と、
    前記売上情報記憶手段に記憶された売上情報を、前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報とともに、前記アドレス情報記憶手段に記憶されたアドレス情報に基づいて、前記通信回線を介して、前記サーバに送信する売上情報送信手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信ユニット。
  3. 請求項1又は2に記載の通信ユニットとのデータの送受信が可能であり、入力手段と記憶手段と表示手段とを備えた携帯端末機であって、
    前記入力手段を介して前記識別情報及び前記アドレス情報の入力を可能とする入力画像を、予め前記記憶手段に記憶された入力画像用の画像データに基づいて、前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示手段に入力画像が表示されているときに前記入力手段を介して入力された識別情報及びアドレス情報を、前記通信ユニットに送信する設定情報送信手段と
    を備えたことを特徴とする携帯端末機。
  4. 請求項1又は2に記載の通信ユニットとデータの送受信が可能であり、入力手段と記憶手段と表示手段とを備えた携帯端末機を、
    前記入力手段を介して前記識別情報及び前記アドレス情報の入力を可能とする入力画像を、予め前記記憶手段に記憶された入力画像用の画像データに基づいて、前記表示手段に表示させる表示制御手段、並びに、
    前記表示手段に入力画像が表示されているときに前記入力手段を介して入力された識別情報及びアドレス情報を、前記通信ユニットに送信する設定情報送信手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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