JP4761503B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話等の携帯通信端末を使って利用者に各種情報及びサービスを提供するスロットマシン等の遊技機に関する。
近年、インターネットを中心とする情報通信技術の基盤整備が進み、様々な販売、サービス産業の分野においてIT関連技術が取り入れられ広く普及している。なかでも、多くの人々が所持し利用している携帯電話は、電話回線、Webサイト、電子メール等を通じて利用者に有益な様々な情報を簡易に提供するだけでなく、例えば、銀行またはクレジット会社と連携した個人認証の機能を付加することで、商品等の購入支払いを自動決済(電子マネー決済)できる等、多様なサービスの提供媒体としての用途が期待されている。
遊技業界においても、かかる携帯通信端末の利便性、有用性に注目しており、例えばパチンコ、スロットマシン等の遊技機を多数設置する遊技店舗内において次に示すような付加価値の高い情報やサービスを遊技客に提供し得るシステムが提案されている。
例えば、遊技機の出玉(大当たり)情報等が無線LANまたは赤外線通信等の近距離通信手段により携帯電話に対しダウンロードすることができる遊技機が開示されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
また、遊技機に設けられた専用ホルダにセットされた携帯電話から電磁的な通信手段によりその識別情報(ID)が読み取られ、遊技者が携帯電話を使ってホール管理装置への呼び出しアクセスすると、これに応じてホールの出玉情報や携帯電話のIDに基づくその遊技者の勝敗履歴など個人遊技情報が返送されるシステムが開示されている(特許文献3参照)。
また、磁気カードやICカードを媒体とした会員認証機能を携帯電話で行い、遊技客会員へ個別の情報を提供するサービスも提案されている。例えば、特許文献4には、携帯電話に記憶された暗証番号と遊技者が入力した暗証番号とを照合することで遊技者個人を認証し、さらに携帯電話の電話番号に基づいて会員認証を行う情報提供システムが開示されている。このシステムによれば、遊技者は、携帯電話を使ってその店の会員であるとする認証手続を行うことができ、会員認証されると、貯玉再プレイや、マイレージポイントの加算及びその処分、景品贈呈等の様々な会員サービスを受けることができるとともに、会員のみの特典情報を店内のPOS(Point of Sales System)端末等へ遊技客が出向かなくても携帯電話を介して受け取ることもできるようになる。
特開2003−10520号公報 特開2003−135843号公報 特開2003−10519号公報 特開2003−181099号公報
しかしながら、遊技店舗側は、携帯電話を使ったかかる有益で利便性のある情報提供システムを店舗に導入することで、遊技者に対するサービスの質を向上させ集客力を高めるものと期待する一方、その導入のためには、店内において偽の携帯電話を使った不正行為(いわゆるゴト行為)の防止が課題としてある。すなわち、外観のみ本物を模擬した偽の携帯電話を店内に持ち込み、本物の携帯電話を使用している振りをしながら実際には電磁波を発生させて遊技機を誤作動させ不当に利益を得るといったゴト行為が問題となっており、遊技店舗の店員等は、仮に遊技中に遊技者が携帯電話を使用しているのを見つけたとしても、それが正規の携帯電話による正当な使用なのか否かを見分けるのが難しかった。このため、遊技中の携帯電話の使用を禁止している店舗もあり、上述した情報提供システムの導入に際しては慎重にならざるを得なかった。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、遊技店舗の管理者等の不安を取り除くとともに遊技者による遊技中の携帯通信端末の使用を認めることができ、または偽の携帯通信端末を使った不正行為を防止する等の遊技機を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、利用者が所持する携帯通信端末を使って各種情報及びサービスを提供し得る遊技機であって、前記携帯通信端末と当該遊技機との相互通信を可能とする通信手段と、前記携帯通信端末の真偽を判別する判別手段と、エラー又は正当な通信接続である旨を報知する報知手段とを備え、前記判別手段は、前記携帯通信端末の接続を検知すると、機種コードである認証データの送信を要求する要求信号を前記携帯通信端末に送信し、該要求に応じて前記携帯通信端末から送信される暗号化された前記認証データを復号し、該復号した認証データが複数の機種コードを示すリストデータの前記機種コードと一致した場合、前記携帯通信端末が真であると判別し、前記報知手段により正当な通信接続である旨を報知し、前記認証データの要求信号を送信して受信した前記認証データを復号できたにも関わらず前記復号した認証データが前記リストデータの前記機種コードと一致しなかった場合、又は前記復号した認証データが意味をなさない文字列であった場合、前記報知手段によりエラーであることを報知し、さらに、前記通信接続が正当であれば前記認証データの要求信号を送信して受信した前記認証データの認証処理を繰り返し行い、エラーと判断した際は前記認証処理を停止し、エラー解除の操作が行われるまで前記報知手段によるエラー報知を続け、前記エラーと判断した際は前記認証データの認証処理が繰り返し行われないことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機であって、前記通信手段は、前記携帯通信端末を有線で通信接続することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機であって、前記報知手段は、当該遊技機の前面に設けられた発光装置であり、通信接続されている携帯通信端末が真であると前記判別手段が判別している間、前記発光装置を発光させることで正当な通信接続である旨を報知することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機であって、携帯通信端末を使った各種情報及びサービスの提供を利用者との対話形式で選択するための表示装置を更に備え、前記判別手段は、前記通信手段を介して通信接続されている携帯通信端末が真であると判別している間、正当な通信接続である旨を前記表示装置により表示することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機であって、前記判別手段は、暗号化された認証データとともに暗号化されていないベンダーIDを携帯通信端末から受信し、受信したベンダーIDに基づいて選択した公開された復号鍵を用いて前記認証データを復号することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の遊技機であって、前記判別手段は、受信した前記ベンダーIDに基づいて電気通信回線上のサーバにアクセスし、当該サーバから前記復号鍵を取得し、該取得された前記復号鍵はメモリに記憶され、次回以降の復号化処理において使用されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか1項に記載の遊技機であって、前記携帯通信端末は、携帯電話であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜6の何れか1項に記載の遊技機であって、前記携帯通信端末は、PDA(Personal Digital Assistance)であることを特徴とする。
請求項1に記載の遊技機によれば、携帯通信端末が接続している間、判別手段が当該携帯通信端末から受信した認証データに基づいてその真偽を判別する。また、携帯通信端末が通信接続している間、継続してその真偽を判別するので、仮に偽造の携帯通信端末が使用された場合、これを異常として迅速に検知しその使用を防止することができる。
また、請求項1に記載の遊技機によれば、当該携帯通信端末から受信した機種コードに基づいてその真偽を正確に判別する。また、携帯通信端末が通信接続している間、継続してその真偽を判別するので、偽造の携帯通信端末の使用を異常として検知しこれを防止することができる。
請求項2に記載の遊技機によれば、携帯通信端末を有線で通信接続するとともに、その間当該携帯通信端末の真偽を判別するので、例えば遊技店舗側の店員は、利用者による携帯通信端末の使用が正当であると容易に認識することができる。したがって、遊技店舗内における偽造の携帯通信端末の使用を牽制または防止し、また、利用者による携帯通信端末の使用に対する遊技店舗側の不安を取り除くことができる。
また、請求項1に記載の遊技機によれば、携帯通信端末が接続している間、判別手段が真であると判別している間、正当な通信接続である旨を報知手段により報知する。また、判別手段が真でなければエラーであることを報知手段により報知する。これにより、例えば遊技店舗側の店員は、利用者による携帯通信端末の使用が正当であるか否かを容易に識別することができる。したがって、遊技店舗内における偽造の携帯通信端末の使用を牽制または防止し、また、利用者による携帯通信端末の使用に対する遊技店舗側の不安を取り除くことができる。
請求項3に記載の遊技機によれば、接続された携帯通信端末が真であると判別する間、発光装置を発光させることで正当な通信接続である旨を報知する。これにより、例えば遊技店舗側の店員は、利用者による携帯通信端末の使用が正当であるか否かを容易に識別することができる。
請求項4に記載の遊技機によれば、接続された携帯通信端末が真であると判別する間、各種情報及びサービス提供の選択に使用する表示装置に正当な通信接続である旨を表示する。これにより、例えば遊技店舗側の店員は、利用者による携帯通信端末の使用が正当であるか否かを容易に識別することができる。
また、請求項1に記載の遊技機によれば、判別手段は、通信接続されている携帯通信端末から送信される暗号化された認証データを正常に復号することで、当該携帯通信端末が真であると判別する。これにより、第三者による認証データの生成を困難とし偽造の携帯通信端末の使用を防止するとともに、真偽の判別を確実にする。
請求項5に記載の遊技機によれば、判別手段は、通信接続されている携帯通信端末から送信されるベンダーIDに基づいて選択した復号鍵を用いて前記認証データを復号する。遊技機は、公開されている復号鍵をベンダーIDに基づいて選択して認証データを復号化できるようにしたので、ベンダー側は認証データを暗号化するための暗号化鍵を秘密にすることがでる。したがって、第三者による暗号化鍵を使った認証データの生成を極めて困難とし、偽造の携帯通信端末の使用を防止するとともに、真偽の判別を確実にする。
請求項6に記載の遊技機によれば、接続された携帯通信端末から受信したベンダーIDに基づいて電気通信回線上のサーバにアクセスし、当該サーバから復号鍵を取得する。これにより、例えば情報提供サービスの対象となる携帯通信端末を新規参入させる際に、遊技店舗側の既存のシステムを変更することなく対応することができる。また、ベンダー(例えば携帯通信端末の製造会社)側による暗号化鍵の変更にも随時対応することができる。
請求項7に記載の遊技機によれば、遊技店舗における携帯電話の使用に対する不安を取り除くので、遊技店舗側は、広く普及している携帯電話を使ったサービスの提供を行えるシステムを躊躇なく導入することができる。
請求項8に記載の遊技機によれば、遊技店舗側は、多機能を有するPDAを使ったサービスの提供を行えるシステムを躊躇なく導入することができる。
上述したように本発明に係る遊技機によれば、携帯通信端末が通信接続されている間、当該携帯通信端末の真偽を判別するので、仮に偽造の携帯通信端末が使用された場合であっても、これを異常として迅速に検知しその使用を防止することができる。
また、例えば遊技店舗側の店員は、利用者による携帯通信端末の使用が正当であると容易に認識することができ、これにより遊技店舗内における偽造の携帯通信端末の使用を牽制または防止し、また、利用者による携帯通信端末の使用に対する遊技店舗側の不安を取り除くことができる。したがって、遊技店舗側は携帯通信端末を使った情報、サービス等の提供を行えるシステムを躊躇なく導入することができる。
また、携帯通信端末において暗号化した認証データに基づいて当該携帯通信端末の真偽を判別するので、第三者による偽造の携帯通信端末の製造を極めて困難にし、またその使用を防止することができる。
以下、本発明に係る遊技機としてスロットマシンを例に説明するが、始めに、遊技店舗(以下、単に「ホール」という)の遊技客が携帯電話を用いて様々な情報、及びサービスを受けることができるネットワークシステムについて、図1を参照し説明する。
図1に示されるシステムは、主としてホールに敷設されたネットワークシステムの一例である。この実施形態によれば、複数のスロットマシン1がイーサネット等のLAN回線2に回線接続されている。また、LAN回線2には、他にメダル貸出機3、会員管理コンピュータ4、POSシステム端末5、メダル計数機6等の遊技場設備または装置が回線接続し、これらにより、ホール内のローカルなネットワークシステムが構築される。
メダル貸出機3は、遊技客が現金、プリペイドカード等を投入することで所定枚数の遊技メダル(またはパチンコ玉等の遊技媒体)を払い出し、貸し出す装置である。また、メダル貸出機3は、ホールまたはホールが所属するフランチャイズチェーンの遊技客会員(以下、単に「会員」という)がホールに貯玉した遊技メダルを払い戻す、いわゆる貯玉再プレイ機能に対応するものであってもよい。
ここで、再プレイ機能対応型のメダル貸出機3を含む会員サービスの提供に係るシステム構成についてその概要を説明する。
再プレイ機能対応型のメダル貸出機3は、各会員に配布した磁気カード等の会員カードを受け付けるカード受付部と、パスワード(または暗証番号)のキー入力部とを備え、カード受付部に挿入された会員カードから例えば会員番号である会員IDを読み取り、読み取った会員IDとキー入力部に当該会員が入力したパスワードを上述の会員管理コンピュータ4へLAN回線2を介して送信する。
会員管理コンピュータ4は、会員IDに関連づけてその会員のパスワード、遊技メダル(またはパチンコ玉)の貯玉数、その他会員の氏名、生年月日、勝敗履歴、マイレージポイント、趣味趣向等の属性情報を、磁気ディスクユニット等の記憶装置に形成されたデータベースに記憶管理している。また、会員管理コンピュータ4は、メダル貸出機3から会員IDとパスワードを受信すると、上記データベースを参照し、当該会員IDとパスワードとが対応するものであれば、当該会員を認証する。そして、メダル貸出機3に対してされる払い戻し操作に応じて、その会員が貯留(貯玉)する範囲内で遊技メダルの払い出しを許可する信号を当該メダル貸出機3に送信し、これにより、再プレイ可能な遊技メダルの払い戻しを実行させる。
メダル計数機6は、再プレイ可能な貯玉として遊技メダルをホールに預けるために遊技メダルを高速で計数する装置であり、投入された遊技メダルの数を計数する計数部と、挿入された会員カードの情報を読み取るカードデータ読取部とを備えている。すなわち、遊技客が遊技で得た遊技メダルをホールに貯玉する場合、遊技メダルをメダル計数機6の上面に形成された投入口に投入し、会員カードを図示しないカード挿入口へ挿入する。メダル計数機6は、計数部が計数した遊技メダルの計数値と、カードデータ読取部が会員カードから読み取った会員番号の情報とを含む貯玉要求信号をLAN回線2を介して会員管理コンピュータ4へ送信する。このとき、投入された遊技メダルはメダル計数機6内のタンクに回収される。
会員管理コンピュータ4は、貯玉要求信号を受信すると、当該会員IDに基づく貯玉数のデータを計数値だけ加算する。これにより、当該遊技客会員は、メダル計数機6に投入した遊技メダルをホールに貯玉することができる。
POSシステム端末5は、主としてホールの景品交換カウンタに設置されるものであり、例えばタッチパネル式の液晶表示部を有するレジ機と、会員カードの情報を読み取るカードリーダと、キーボードと、バーコードスキャナとを少なくとも備えて構成され、会員管理コンピュータ4の情報端末装置として機能する。貯玉を景品に交換しようとする遊技客は、店員等に会員カードを渡してカードリーダに挿入し、キーボードに所定のパスワードを入力する。POSシステム端末5は、挿入された会員カードからカードリーダが会員IDを読み取り、キーボードに入力されたパスワードとともに認証要求の信号を会員管理コンピュータ4へ送信する。
会員管理コンピュータ4は、POSシステム端末5から送信された会員IDとパスワードとを上述のデータベースを参照して照合し、送信されたパスワードが会員IDに対応するものであれば、当該会員を認証する。そして、貯玉数等のデータを会員情報とともにPOSシステム端末5へ返信する。
POSシステム端末5は、受信した貯玉データをレジ機の液晶表示部に表示させるとともに、その貯玉数の範囲内で交換可能な景品のリスト等を表示させる。液晶表示部に表示された景品リストのなかから遊技客が欲しい景品をタッチパネルで選択するか、または遊技客が申し出る景品のバーコードをスキャナで読み取らせることにより、POSシステム端末5は、選択された景品の対価に相当する貯玉数の出玉要求信号を会員番号の情報とともに会員管理コンピュータ4へ送信する。
会員管理コンピュータ4は、出玉要求信号を受信すると、当該会員IDに基づく貯玉数のデータを、受信した要求出玉数だけ減算する。そして、当該景品が不図示の景品自動投出装置により放出されるか、または店員によって遊技客に手渡される。かかるPOSシステム端末5を介した処理手続きにより、遊技客会員は、貯玉していた遊技メダルを消費して景品と交換することができる。
以上、会員カードを用いた会員サービスについて説明したが、携帯通信端末としての携帯電話に会員認証機能を付加することで、会員カードの代わりに携帯電話を使っても上述した貯玉再プレイ機能、及び景品贈呈等のサービスを受けることができる。
すなわち、携帯電話を使って会員サービスを受けるためには、携帯電話とスロットマシン1(またはメダル貸出機3)との間で、例えばIrDA(Infrared Data Association)規格に準じた近距離の赤外線通信機能、またはUSB規格に準じた通信機能を設けて相互に通信可能に接続する。また、携帯電話側に会員ID等を記憶させた例えばRFID(Radio Frequency Identification System)タグを内蔵させ、上述のLAN回線2に回線接続したホール設備側から会員ID等を電磁的に読み取れるようにしてもよい。
携帯電話側からは、上述の通信機能を用いてスロットマシン1等のホール設備へ会員ID(または携帯電話の呼び出し番号等の会員を特定できる情報)と、手入力した会員パスワード(または暗証番号)とを送信し、上述の会員管理コンピュータ4へ転送することで、当該遊技客会員を認証することができる。
また、上述した会員サービス以外にも、携帯電話に概ね設けられているi−mode(登録商標)等のインターネット接続機能、及び電子メール送受信機能を活用して、遊技客は有益な各種情報及びサービスを受けることができる。かかるサービスを提供するシステムにおいては、図1に示したように、ホールのローカルのLAN回線2とインターネット等の外部ネットワーク8とが、ルータ7を介して接続される。なお、外部ネットワーク8は、インターネット等の公衆回線網であるが、情報の秘匿性をより確実に期すという点を重視して一部専用回線を通じて相互通信可能に接続するものであってもよい。
外部ネットワーク8には、会員のみがログインできるホームページを有する会員サイトの会員サーバ9、携帯電話と各地基地局10を通じて電話回線接続可能な携帯電話接続会社の管理サーバ11、会員IDに基づきクレジット決済をするクレジット会社の決済システム12等が回線接続しており、これら外部のサーバに対してスロットマシン1などのホール設備からアクセスできるようになっている。なお、携帯電話接続会社の管理サーバ11には、各携帯電話の電子メールアカウントを有し携帯電話による電子メールの送受信プロトコルを動作させるメールサーバが含まれる。
かかるシステムを利用する場合、例えば、スロットマシン1と携帯電話とをUSBまたは赤外近距離通信手段で接続し、携帯電話から会員ID及びログインパスワード等を上述の会員サーバ9に転送するか、または携帯電話に装備したICタグにより会員ID等の認証に必要な情報を会員サーバ9に送信してもよい。このようにして、会員サイトからは、会員サーバ9に用意されたその遊技客会員に有益な情報である、例えばイベントキャンペーン、新機種の導入計画等の情報を携帯電話会社のメールサーバを通じて当該携帯電話に電子メールで返送することができる。
また、携帯電話との通信により認証した遊技客会員に対し、提供できる情報の種類、またはサービス内容等の選択項目をスロットマシンの演出用の液晶ディスプレイに表示し、遊技客会員が欲しいサービス内容を示す項目を液晶ディスプレイとの対話形式で携帯電話を操作して選択することで、選択された情報サービスを当該携帯電話等に提供することもできる。
また、携帯電話で認証された会員にQRコードを液晶ディスプレイ等に表示し、それに基づいて遊技客会員がインターネットにアクセスすることで、その会員に有益な情報を提示するホームページに接続させることもできる。
また、クレジット会社と契約する遊技客会員が上述のUSB、赤外近距離通信、RFID(ICタグ)等の手段により個人認証されれば、その遊技客に貸し出した遊技媒体の支払い決済をクレジット会社の決済システム12により行うことも可能である。
次に、携帯電話を使って上述したような各種情報及びサービスを提供し得る本発明に係る遊技機であるスロットマシン1を説明する。なお、図2は、スロットマシン1のフロントマスクの外観構造を表す正面図、図3は、前扉101を筐体120から開放した状態におけるスロットマシン1の内部構造を表した図である。
これらの図を参照し、スロットマシン1は、フロントマスクを形成する前扉101が略矩形状の箱体である筐体120の開口側に対し開閉可能に取り付けられている。前扉101は、上部パネル部と下部パネル部に概ね分けられ、これらは視覚効果を高めてデザインされた硬質プラスチックにより、一体的に形成されている。また、前扉101の下部には、遊技メダルを貯留するための受皿部102を形成する受皿ユニット103が設けられている。
前扉101の上部パネル部には、高輝度発光ダイオードを内蔵する演出用ランプ104、105a、105bが適宜の位置に配置されている。また、スピーカを内蔵し遊技に係る効果音を発生させる演出用放音部106a、106bが上部パネル部の左右にそれぞれ配置されている。更に、各演出用放音部106a、106bの間には、液晶ディスプレイ107が配置されている。なお、液晶ディスプレイ107は、遊技の演出に係る映像を主に表示するための演出用表示装置として機能する。
上部パネル部の中央には、略長方形の透明な表示窓108が形成されたパネルユニット109が取り付けられている。そして、表示窓108を通して筐体120内に設けられている3個のリール201a、201b、201cが目視されるようになっている。各リール201a、201b、201cは、それぞれの回転軸に沿って横方向に配置され、これにより回胴装置200が形成されている。また、各リール201a、201b、201cの外周面には複数種類の図柄がほぼ等間隔で配置され、リールの外周面に表示する縦3個、横3列の図柄が表示窓108を通して目視される。
前扉101の中段には、遊技操作を行うためのスイッチ類が配置された操作卓110が一体的に形成されている。操作卓110には、遊技メダルを投入するための投入口を有するメダル投入部111と、ベットボタン112と、スタートレバー113と、3個のストップボタン114a、114b、114cがそれぞれ配設されている。
ベットボタン112は、スロットマシン1の1ゲームに賭ける遊技メダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。スロットマシン1は、ベットボタン112が押圧操作されることにより遊技メダルが賭けられ、スタートレバー113が傾倒操作されると、リール201a、201b、201cを一斉に回転させる。このときスロットマシン1は、入賞の抽選を内部的な処理(内部抽選)で行う。そして、各ストップボタン114a、114b、114cが押圧操作されることで、対応するリール201a、201b、201cをそれぞれ停止させる。表示窓108に設定される有効ライン上に表示されるリール図柄の組合せが、上述の内部抽選に当選した入賞に係る組合せと一致した場合、当該入賞が確定する。
また、操作卓110の前面にはUSBポート118が形成されている。図2に示されるように、例えば携帯電話HPは、両端にコネクタCNa、CNbを有する通信ケーブルCBLを介してスロットマシン1と相互通信可能に接続される。そして、例えば上述したような様々な情報、サービスを携帯電話HPを介して遊技客に提供できるようになっている。
前扉101の下部パネル部には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクターの絵などを表示する表示パネル115が設けられている。受皿ユニット103には、入賞時等において遊技メダルを受皿部102に排出するメダル払出口116と、スピーカを内蔵し演出効果音を発生させる演出用放音部117a、117bがそれぞれ配置されている。
次に、図3を参照してスロットマシン1の内部構造を説明する。筐体120において、その内側上部には、スロットマシン1の全体動作を統括制御するメイン制御基板300が取り付けられている。メイン制御基板300は、MPU(Micro Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、その他周辺機器と通信する制御信号の整合機能を有するインタフェース回路等の電子部品を実装する制御回路基板であり、透明な基板ケースに収容されて筐体120内にカシメ固定されている。
筐体120の内側中央には、リール201a、201b、201cが回転軸方向に並べられた回胴装置200が設けられている。回胴装置200は、前扉101が筐体120側に閉じられると上述の表示窓108にリール201a、201b、201cが対向するように、筐体120内の所定の高さに固定されたフレームに位置決めされて取り付けられている。各リール201a、201b、201cは、それぞれの中心軸に連結するステッピングモータによって回転駆動される。回胴装置200の上部には、各ステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する図示しない回胴装置基板(202)が取り付けられており、メイン制御基板300が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転と制動及び停止の制御を行っている。
回胴装置200の下方には、メダル投入部111から投入された遊技メダルを貯留し、入賞の配当の際に排出口から遊技メダルを排出するホッパ装置210と、ホッパ装置210から溢れた遊技メダルを収容するための補助貯留部220と、スロットマシン1に内蔵される各機器へ電力を配電する主電源装置230が設けられている。更に、筐体120の上部右側の内壁に、ホールに設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと通信接続可能とし、また上述したLAN回線2に回線接続するためのLANポートを装備する外部集中端子基板240が取り付けられている。
次に、前扉101の内側構造を説明する。前扉101の内側上部には、上述の演出用ランプ104、105a、105bの光源としての高輝度LED501と、演出用放音部106a、106bに対向してスピーカ502a、502bとが取り付けられている。また、各スピーカ502a、502bの間に配置されている図示しない液晶ディスプレイ107の裏面に、当該液晶ディスプレイ、スピーカ502a、502b等を制御駆動するサブ制御基板400が取り付けられている。サブ制御基板400は、液晶ディスプレイ107による演出映像の表示制御、演出用ランプ104、105a、105b等を使った照明制御、及び演出用放音部106a、106b、117a、117bを使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行うための制御回路基板である。
サブ制御基板400の下方には、前面にリール201a、201b、201cを目視させるための透明な表示窓108を有するパネルユニット109が取り付けられる。パネルユニット109は、リール201a、201b、201cの外周面を照射して図柄を明るく表示させるための冷陰極蛍光ランプ503と、スタートレバー113及びストップボタン114a、114b、114c等の操作スイッチ類の出力信号をメイン制御基板300へ転送する中継基板である中央表示基板504とを備え、これらがユニット化されて形成されている。
パネルユニット109の下方には、メダル選別装置505が取り付けられている。メダル選別装置505は、メダル投入部111に投入された遊技メダルの適否を判別し振り分ける装置である。また、メダル選別装置505に内蔵されるメダルセンサは、メダル投入部111に投入された正規の遊技メダルを検出し、その検出信号をメイン制御基板300へ送出する。
メダル選別装置505の下方には、メダル選別装置505によって振り分けられた正規の遊技メダルを筐体120内に設けられているホッパ装置210へ案内するガイド部材506と、メダル選別装置505により排除された遊技メダル(または異物)をメダル排出口116へ案内するガイド部材507が設けられている。また、前扉101の裏面側下部には、ホッパ装置210の排出口から排出された遊技メダルをメダル排出口116へ案内するガイド部材508が設けられている。更に、メダル排出口116に隣接して、上述した演出用放音部117a、117bに対向するスピーカ510a、510bが取り付けられている。
なお、図3には示していないが、メイン制御基板300は、両端にコネクタが設けられた所定長さのハーネスを介して、上述のサブ制御基板400や回胴装置基板等の制御回路基板、中央表示基板504等の中継基板、ホッパ装置210等の電子機器ユニット、更に主電源装置230等に対し、制御信号及び操作信号等の通信を可能にまた所要の電力が供給できるように電気的に接続されている。
次に、図4のブロック図を参照して、スロットマシン1に設けられている制御システムについて説明する。
メイン制御基板300は、演算処理装置であるCPU301の他に半導体メモリからなるROM302、及びRAM303、またその他の電子部品が実装される制御基板であり、ROM302に予め記憶されているスロットマシンゲーム用のシステムプログラムに従って各制御基板に分散制御を行わせることで、スロットマシン1全体の動作を統括制御している。
また、メイン制御基板300は、乱数発生回路305を実装しており、乱数発生回路305は、所定周期のパルスをインクリメントするカウンタから構成されている。CPU301は、乱数発生回路305のカウント値を遊技の進行に応じてラッチすることでこれを乱数値として取得し、取得した乱数値に基づいて入賞に係る役抽選を行っている。
また、メイン制御基板300は、I/Oポート304を介して、サブ制御基板400、中央表示基板504、回胴装置基板202等の他の回路基板と接続している。更に、メイン制御基板300には、例えばRS422等のシリアル通信をドライブする通信回路306が実装され、サブ制御基板400に対し遊技の状態信号、及び演出指令信号等のコマンド及びデータからなる制御指令信号が送信されるようになっている。
メイン制御基板300は、CPU301を中心に、これらROM302、RAM303、I/Oポート304、乱数生成回路305、通信回路306等が内部バス307等を介して電気的に接続された回路システムを構成している。
中央表示基板504は、ベットボタン112と、スタートレバー113と、ストップボタン114a、114b、114c等が接続され、これら操作スイッチ類から出力される出力信号をメイン制御基板300へ転送する中継基板として機能する。また、中央表示基板504は、メダル選別装置505に内蔵されているメダルセンサ505aからの投入メダル検出信号をメイン制御基板300へ転送し、メダル投入部111に投入された遊技メダルの枚数を知らせる。
サブ制御基板400は、CPU401と、半導体メモリであるROM402、RAM403とを備えたマイコンベースの制御基板である。CPU401には、他に、メイン制御基板300からの制御指令信号を受信する通信回路404と、演出用放音部のスピーカ502a、502b等を鳴動駆動する音響制御部と、液晶ディスプレイ107に対し動画映像を表示させる制御を行う画像表示制御部と、演出用ランプ等に設けられている高輝度LED501等の各種ランプ類を点灯または点滅等させる電流増幅切換回路としてのランプドライバ430と、USB規格に準拠したシリアル通信を行うためのUSBドライバ440と、ホール内に敷設されたイーサネット等のLAN回線2に回線接続する制御を行うLANインタフェース450等が、内部バス405を介して接続されている。
なお、USBドライバ440は、スロットマシン1のフロントマスクに形成されたUSBポート118を介して携帯電話等の外部機器と相互通信し、LANインタフェース450は、外部集中端子基板240に装備されたLANポート451を介してLAN回線2に回線接続して、ホールの会員管理コンピュータ4、及びホール外の会員サイト等にアクセスする。
また、上述した音響制御部は、サウンド再生回路(DSP:Digital Sound Processor)410と、サウンドデータ専用ROM411と、音響アンプ412から主に構成されている。ROM411は、ゲームを演出するための複数種類の音楽または音声等が圧縮コード化された例えばMP3形式の音源データを予め記憶しているおり、サウンド再生回路410は、CPU401の指令信号に従い、音源データをROM411を選択的に読み取りステレオ復調することで、左右の音信号を再生する。そして、音響アンプ412が音信号を増幅することでスピーカ502a、502bを鳴動させて演出効果音を放音する。
また、上記画像表示制御部は、ビデオ再生回路(VDP:Video Display Processor)420と、画像データ専用ROM421と、フレームメモリであるビデオRAM422等を含み構成されている。ビデオ再生回路420は、CPU401の指令信号に従い、画像データ専用ROM421から圧縮された画像データを選択してビデオRAM422においてフレーム毎に再生し、画素数(例えば、1024×768ピクセル)に対応する1フレーム周期(1/30秒)または1フィールド周期(1/60秒)に同期した水平走査信号と垂直走査信号からなるビデオ信号に変換して液晶ディスプレイ107に供給する。これにより、ゲームの進行状態に従いメイン制御基板300の制御指令信号を受けて選択した動画の演出映像を液晶ディスプレイ107に表示させる。
このように、サブ制御基板400は、ゲームの進行における適宜の場面において、メイン制御基板300からの制御指令信号を受信し、これに応じて定められる演出パターンに従って、上述の演出用放音部106a、106b、117a、117b、液晶ディスプレイ107、及び演出用ランプ104、105a、105b等の各演出装置を駆動することで、遊技者の視覚と聴覚に訴える演出を行っている。
回胴装置基板202には、各リール201a、201b、201cを回転駆動するステッピングモータがそれぞれ接続されている。回胴装置基板202は、メイン制御基板300から各リールを回転又は停止させるべき旨のリール制御信号が供給されると、各リール201a、201b、201cの回転位置を適切に把握しつつ、各ステッピングモータへの駆動パルス信号を制御して各リールの回転と制動及び停止の動作を制御する。
電源装置基板231は、主電源装置(230)で発生される各種電源電圧をホッパ装置210その他の各所に配電する配電回路が形成されており、かかる配電回路からスロットマシン1の動作に必要なシステム電源を供給する。また、電源装置基板231は、メイン制御基板300から遊技メダルの払い出しをすべき旨の指令を受けると、ホッパ装置210を制御して遊技メダルの払い出しを行わせる。
かかる構成のスロットマシン1は、次のように概略動作する。すなわち、スロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞し遊技メダルの払い出しが完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この待機状態において、遊技者がメダル投入部111に遊技メダルを投入し、またベットボタン112を押圧操作して内部に貯留した遊技メダル(クレジット)から当該ゲームに規定枚数の遊技メダルを賭けると、ゲーム開始の状態になる。
メイン制御基板300は、ゲーム開始の状態で遊技者によるスタートレバー113の傾倒操作を検知すると、3個のリール201a、201b、201cを一斉に回転させ始める。同時に入賞役を内部抽選し、その結果をフラグ(内部抽選フラグ)に記憶する。
次に、リール201a、201b、201cが回転動作中にストップボタン114a、114b、114cが押圧操作されるのを検知すると、それに応じて順次、各リールを停止させる制御を行う。そして、全てのリール201a、201b、201cの停止を検知することにより、各リールが表示する図柄と上述のフラグに対応する入賞役に係る図柄の組合せとが一致しているか否か判別する。
当選した入賞役に係る図柄が表示窓108に設定される有効ラインに揃い入賞が確定すると、当該入賞役の種類に応じて予め決められた配当数の遊技メダルをクレジット数に加算するか、又はホッパ装置210を駆動して配当数の遊技メダルを受皿ユニット103の受皿部102へ払い出す。
次に、かかるスロットマシン1に通信接続し、基地局10と所定の電波で電話接続する一般的な携帯電話の例を説明する。図5において、携帯電話HPは、アンテナ901を介して基地局10と電波の送受信を行う送信部902、受信部903、アンテナスイッチ904等を備えるRFモジュール905と、RFモジュール905により送受信される電波信号に対し例えば1/4位相シフトキーイング変復調を行う位相変復調モデム906と、基地局10から受信した電子メール等の各種情報のデータを一時的に記憶するSRAM907と、SRAM907に記憶した各種情報を表示する液晶パネル908及び表示ドライバ909からなる液晶表示モジュール910と、マイク911より入力する音信号を適応差分量子化(ADPCM)方式にてデジタル化するとともに、位相変復調モデム906より出力されるデータを音信号に変換するADPCMコーデック912と、ADPCMコーデック912が出力する音信号を増幅するアンプ913、及び音信号に従い鳴動するマイクロスピーカ914と、テンキースイッチ915、選択スイッチ916及びモード切換スイッチ917等の押圧スイッチ群からなる入力部918と、着信音や告知音を出力するサウンダ919やLED、バイブレータ等を駆動するドライバ920と、赤外光を送受信する赤外送受信ユニット921と、赤外送受信ユニット921により外部機器との近距離通信制御を行うIrDAドライバ922と、スロットマシン等の遊技機やその他の外部機器とUSBシリアル通信を行うためのUSBポート923、及びこれを制御するUSBドライバ924と、これら各種デバイスを統括制御するMPU925とを有して構成されている。後述するように、携帯電話HPのMPU925は、スロットマシン1からの要求信号に応じて、当該携帯電話の接続会社または製造会社のみが管理する秘密の暗号鍵で当該携帯電話の機種を表す文字列である機種コードを暗号化して返信するプログラムが予め組み込まれている。
次に、上述した実施形態のスロットマシン1による本発明に係る特徴的な動作について、図6のフローチャートに基づき説明する。なお、図6に示される携帯電話を認証する処理は、主にサブ制御基板400のCPU401が演算処理することで実行される。
図2において既に示したように、スロットマシン1のUSBポート118に携帯電話HPがケーブルCBLを介して接続されると、サブ制御基板400のCPU401はその接続状態を検出し、プラグアンドプレイ機能により、携帯電話HPとの通信を行うデバイスドライバの組み込み、割込アドレス等の設定を自動的に行って、図6に示される処理を開始する。すなわち、CPU401は、携帯電話HPの接続を検知すると、認証データの送信を要求する要求信号をUSBケーブルCBLを介して接続された携帯電話HPに送信する(ステップS101)。
携帯電話HP側では、この要求信号に応じ、当該携帯電話の接続会社または製造会社のみが知り得る秘密の暗号鍵Sで当該携帯電話の機種を表す文字列である機種コードMDを暗号化したデータS(MD)とともに、当該携帯電話の接続会社または製造会社を示すベンダーIDのデータを付加し、USBケーブルCBLを介してスロットマシン1に返信する(ステップS102)。
スロットマシン1は、上述の認証データの要求信号を送信してから所定時間内に上述の機種コード等のデータを受信できなければ(ステップS103:NO)、エラーとみなして報知する(ステップS104)。なお、ステップS104におけるエラー報知は、例えばスロットマシン1の演出用ランプ104等のランプ類を電断等のエラー解除処理がされるまで点灯し続け、または、演出用放音部106a、106b等を使ってエラー音を鳴らすことで行う。また、同時に、外部集中端子基板240を介してホールのホールコンピュータに電信してもよい。
スロットマシン1は、認証データの要求信号を送信してから所定時間内に携帯電話HPから認証データを受信すると(ステップS103:YES)、暗号化された機種コードS(MD)を解読(復号)すべく、認証データとともに送信されたベンダーIDに基づいて特定される復号鍵としての公開鍵Pを自身のROM402またはRAM403(或いはフラッシュメモリ等)に記憶保有しているか調べる。これらメモリ等において公開鍵Pを保有している場合(ステップS105:YES)、当該メモリから当該公開鍵Pを取得する(ステップS106)。また、何れのメモリにも保有していない場合には(ステップS105:NO)、当該ベンダーIDに基づいて、インターネット等の外部ネットワーク8上に接続され、携帯電話接続会社等のベンダーがデータ管理する管理サーバ11のアドレス(URL)に自動的にアクセスし、当該管理サーバ11から上述の公開鍵Pをダウンロードする(ステップS107)。
すなわち、サブ制御基板400のメモリ等には、いくつかのベンダーIDのそれぞれに関連付けて、各ベンダー(携帯電話接続会社等)の例えば外部ネットワーク8上のドメイン名とその管理サーバ名から形成されるURLが予め記憶されている。スロットマシン1は、受信したベンダーIDに基づいてメモリ等からURLを取得することで、そのベンダーの管理サーバ11に自動的にアクセスすることができるようになっている。なお、図6のフローチャートには記載していないが、一度外部の管理サーバ11からダウンロードした公開鍵PをRAM403等のメモリに記憶し保管して、次回以降の復号化処理においては、ダインロードした公開鍵Pを使用することとしている。
スロットマシン1は、暗号化された機種コードのデータS(MD)を、取得した公開鍵Pで復号化することで機種コードMDを取得する(ステップS108)。そして、解読した機種コードMDが正規のものか否か判定する(ステップS109)。
すなわち、サブ制御基板400のメモリ等には、ベンダーID毎にそのベンダーが供給する最新の機種コードのリストデータが記憶されており、サブ制御基板400のCPU401は、解読した機種コードMDが、メモリに記憶した何れかの機種コードと一致する場合に正規の携帯電話による機種コードであると判定する。なお、スロットマシン1は、予め記憶したURLに基づいて各ベンダーの例えば管理サーバ11へ随時自動的にアクセスし、上述の機種コードのリストデータをダウンロードして最新のものに更新する。
スロットマシン1は、復号化した機種コードMDが正規のものであると判定すると(ステップS109:YES)、例えば演出用ランプ104等のランプ類を特定の色で点灯または点滅させ、通信ケーブルCBLを介して接続された携帯電話は正規のもので正当な通信接続である旨を周囲に報知する(ステップS110)。また、外部集中端子基板240を介してホールのホールコンピュータに電信してもよい。また、携帯電話HPを使った各種情報、サービスを提供する際に、遊技客が求める情報を対話形式で選択する液晶ディスプレイ107に、例えば点滅する特定形状のマークを表示することで、正規の携帯電話HPが接続中である旨を報知してもよい。
ステップS110における報知後、スロットマシン1は、USBポート118に携帯電話HPが接続され、READY信号を検出している等、通信が未だ確立していると判定すると(ステップS111:YES)、ステップS101からの携帯電話HPの認証処理を繰り返す。また、携帯電話HP等、何れの機器も接続されていないと判定すると(ステップS111:NO)、処理を終了させる。
なお、復号化した機種コードMDが、上述のリストデータになく、若しくは意味をなさない文字列であった場合(ステップS109:NO)、上述したステップS104のエラー報知を行い、処理を終了させる。
以上、本発明に係る遊技機としてスロットマシンを例に説明したが、携帯電話等の携帯通信端末を使って各種情報サービスを提供し得る遊技機であれば、パチンコ等、その他の遊技機であってもよい。また、遊技機に限らず、かかる情報及びサービスを提供するホール等の遊技場において設置されている、例えば台間玉貸機、またはメダル貸出機等の遊技場設備に本発明に係る携帯通信端末の真偽を判別する判別手段を設けてもよい。また、真偽が判別される携帯通信端末としては、実施形態で説明した携帯電話に限らず、PDA(Personal Digital Assistance)であってもよいし、外部との通信機能を可能とするハンディタイプのゲーム機であってもよい。
更に、遊技機と携帯通信端末との間の通信手段は、上述のUSB規格に準じた有線によるものに限定するものではない。例えば、比較的短距離の通信に有利なIrDA規格に準じた赤外線通信手段、またはホール内の任意の場所でも通信可能とするBluetooth(登録商標)規格に準じた回線通信接続等による無線通信手段であってもよい。かかる通信手段を介して情報等のサービスを携帯通信端末に提供すると同時に、当該携帯通信端末の真偽を判別して正当な通信接続である旨を報知し、ゴト行為に対するホール側の不安を取り除くことができる。
以上説明した本発明に係る実施形態のスロットマシン1によれば、携帯電話HPを通信ケーブルCBLで通信可能に接続し、接続されている携帯電話HPが正規のものか否か機種コードに基づいて判別するとともに、正規のものと認証できれば正当な接続である旨を報知するようにした。これにより、ホールの店員等は、遊技客が使用している携帯電話HPが正規のものか偽物かを容易に識別することができるようになり、偽の携帯電話を使ったゴト行為を牽制または防止することができる。また、携帯電話の使用に対するホール側の不安を取り除くので、ホール側は、携帯電話を使った有益で利便性のある情報及びサービス提供システムを安心して導入することができる。
また、本実施形態のスロットマシン1によれば、携帯電話の機種コードに基づいてその真偽を正確に判別することができる。
また、本実施形態のスロットマシン1によれば、携帯電話の接続会社または製造会社のみが知り得る秘密鍵Sで暗号化された機種コードを認証データとして受信し、これに対応する公開鍵Pで認証データを復号化することで携帯電話HPの真偽を判別する。このため、秘密鍵Sを知り得ない第三者による認証データの生成は極めて困難となり、偽造の携帯電話の使用を防止するとともに、携帯電話の真偽を確実に判別することができる。
また、本実施形態のスロットマシン1によれば、自身のメモリ等に上述の公開鍵Pを保有していなければ、携帯電話接続会社等の管理サーバ11から公開鍵Pを自動的にダウンロードする。これにより、例えば情報提供サービスの対象となる携帯電話を新規参入させる際にもホール側の既存のシステム構成を変更することなく対応することができ、また携帯電話接続会社等側による暗号化鍵の変更にも随時対応することができる。
図1は本発明の一実施形態による携帯電話を使った情報等のサービス提供をするためのスロットマシンを含むネットワークシステムの構成を表すブロック図である。 図2は本発明の一実施形態によるスロットマシンの前面外観構造を表す正面図である。 図3は本発明の一実施形態によるスロットマシンの内部構造を表す図である。 図4は本発明の一実施形態によるスロットマシンの制御システムの構成を表すブロック図である。 図5は一般的な携帯電話における機能ブロック図である。 図6は本発明の一実施形態によるスロットマシンの動作を表すフローチャートである。
符号の説明
1…スロットマシン、 2…LAN回線、 3…メダル貸出機、
4…会員管理コンピュータ、 5…POSシステム端末、
6…メダル計数機、 7…ルータ、 8…外部ネットワーク、9…会員サーバ、10…基地局、 11…管理サーバ、 12…決済システム、
101…前扉、 102…受皿部、 103…受皿ユニット、
104、105a、105b…演出用ランプ、
106a、106b…演出用放音部、 107…液晶ディスプレイ、
108…表示窓、 109…パネルユニット、
110…操作卓、 111…メダル投入部、 112…ベットボタン、
113…スタートレバー、 114a、114b、114c…ストップボタン、
115…表示パネル、 116…メダル払出口、
117a、117b…演出用放音部、 118…USBポート、
120…筐体、
200…回胴装置、 201a、201b、201c…リール、
202…回胴装置基板、 210…ホッパ装置、 220…補助貯留部、
230…主電源装置、 231…電源装置基板、 240…外部集中端子基板、
300…メイン制御基板、
301…CPU、 302…ROM、 303…RAM、
304…I/Oポート、 305…乱数生成回路、 306…通信回路、
307…内部バス、
400…サブ制御基板、
401…CPU、 402…ROM、 403…RAM、
404…通信回路、 405…内部バス、
410…サウンド再生回路、 411…ROM、 412…音響アンプ、
420…ビデオ再生回路、 421…ROM、 422…ビデオRAM、
430…ランプドライバ、 440…USBドライバ、
450…LANインタフェース、 451…LANポート、
501…高輝度LED、 502a、502b…スピーカ、
503…冷陰極蛍光ランプ、 504…中央表示基板、
505…メダル選別装置、 505a…メダルセンサ、
506、507、508…ガイド部材、
510a、510b…スピーカ、
901…アンテナ、 902…送信部、 903…受信部、
904…アンテナスイッチ、 905…RFモジュール、
906…位相変復調モデム、 907…SRAM、
908…液晶パネル、 909…表示ドライバ、
910…液晶表示モジュール、 911…マイク、
912…ADPCMコーデック、 913…アンプ、
914…マイクロスピーカ、 915…サウンダ、
916…選択スイッチ、 917…モード切換スイッチ、 918…入力部、
919…サウンダ、 920…ドライバ、 921…赤外送受信ユニット、
922…IrDAドライバ、 923…USBポート、
924…USBドライバ、 925…MPU、
HP…携帯電話、 CBL…通信ケーブル、 CNa、CNb…コネクタ

Claims (8)

  1. 利用者が所持する携帯通信端末を使って各種情報及びサービスを提供し得る遊技機であって、
    前記携帯通信端末と当該遊技機との相互通信を可能とする通信手段と、
    前記携帯通信端末の真偽を判別する判別手段と、
    エラー又は正当な通信接続である旨を報知する報知手段とを備え、
    前記判別手段は、
    前記携帯通信端末の接続を検知すると、機種コードである認証データの送信を要求する要求信号を前記携帯通信端末に送信し、該要求に応じて前記携帯通信端末から送信される暗号化された前記認証データを復号し、該復号した認証データが複数の機種コードを示すリストデータの前記機種コードと一致した場合、前記携帯通信端末が真であると判別し、前記報知手段により正当な通信接続である旨を報知し、
    前記認証データの要求信号を送信して受信した前記認証データを復号できたにも関わらず前記復号した認証データが前記リストデータの前記機種コードと一致しなかった場合、又は前記復号した認証データが意味をなさない文字列であった場合、前記報知手段によりエラーであることを報知し、
    さらに、前記通信接続が正当であれば前記認証データの要求信号を送信して受信した前記認証データの認証処理を繰り返し行い、
    エラーと判断した際は前記認証処理を停止し、エラー解除の操作が行われるまで前記報知手段によるエラー報知を続け、
    前記エラーと判断した際は前記認証データの認証処理が繰り返し行われない
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記通信手段は、前記携帯通信端末を有線で通信接続することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記報知手段は、当該遊技機の前面に設けられた発光装置であり、通信接続されている携帯通信端末が真であると前記判別手段が判別している間、前記発光装置を発光させることで正当な通信接続である旨を報知することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 携帯通信端末を使った各種情報及びサービスの提供を利用者との対話形式で選択するための表示装置を更に備え、
    前記判別手段は、前記通信手段を介して通信接続されている携帯通信端末が真であると判別している間、正当な通信接続である旨を前記表示装置により表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  5. 前記判別手段は、暗号化された認証データとともに暗号化されていないベンダーIDを携帯通信端末から受信し、受信したベンダーIDに基づいて選択した公開された復号鍵を用いて前記認証データを復号することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  6. 前記判別手段は、受信した前記ベンダーIDに基づいて電気通信回線上のサーバにアクセスし、当該サーバから前記復号鍵を取得し、該取得された前記復号鍵はメモリに記憶され、次回以降の復号化処理において使用されることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記携帯通信端末は、携帯電話であることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の遊技機。
  8. 前記携帯通信端末は、PDA(Personal Digital Assistance)であることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の遊技機。
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