JP2006025872A - 岩盤浴用基材 - Google Patents
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Abstract
1)血液の循環が良くなって新陳代謝の促進を図ることができるので、美容や健康の増進を図ることができる。
2)溶岩の含有するミネラルと体内のミネラルとが化学的に結合し、ミネラルの欠乏症や過剰症を解消することができる。
【解決手段】溶岩を切り出した基板、溶岩を玉石状に加工したもの、溶岩由来の粒体ないし粉末を接着剤等で結着させて板状に形成した基板、もしくは溶岩由来の粒体ないし粉末を、浴室等に敷設することを特徴とする岩盤浴用基材。
【選択図】 なし
Description
また、実登3100592公報(特許文献6参照)のように、密閉型浴室内の土間コンクリート上に、ラス材を介在するとともに、直交状配置にして上下二段組みとしたパイプを蛇行、配管し、その上に保護コンクリート層を介して育成波コンクリート層を形成した上、適宜区画されたスペース毎に育成波エネルギーを発生する原石平板を略面一状に埋設したものとする一方、上下二段組みとした各パイプには、それぞれ専用ボイラから常時逆向き方向となるようにした循環給湯をするようにした自然石温床装置もあった。
また、溶岩は30種類にも及ぶミネラルを含有し、しかもそのバランスが生体にとって極めてよいといわれている。したがって、溶岩を直接体内外と接することにより、溶岩の含有するミネラルと体内のミネラルとが化学的に結合し、ミネラルの欠乏症や過剰症を解消する有効な手段となる。
そこで、本発明者は岩盤浴施設への溶岩の利用を鋭意研究した結果、溶岩を切り出した基板、溶岩を玉石状に加工したもの、溶岩由来の粒体ないし粉末を接着剤等で結着させて板状に形成した基板、もしくは溶岩由来の粒体ないし粉末を得て、これを岩盤浴用基材として浴室等に敷設して利用した場合、その上に寝そべるだけで溶岩の種々の効果を活用することができることが判明したので、本発明者はこの発明に到達したのである。
上記粒体ないし粉末を所定の形状に成形するための結着剤としては、合成樹脂系やゴム系の接着剤が好適である。もちろん、天然素材の接着剤等からなる結着材を使用してもよい。さらに、コンクリートやモルタル等の無機系の結着材を使用することもできる。これらの溶岩製の基板は平板状であってもよいが、用途に応じて所定の形態に凹凸を付けたり、取り付け、取り外し可能とすることが望ましい。
1.浴槽床に溶岩から切り出した基板や溶岩を玉石状に加工したもの、溶岩由来の粒体ないし粉末を接着剤等で結着させて板状に形成した基板、溶岩由来の粒体ないし粉末等を敷設して入浴できるようにする。
2.洗い場などの一部を改造し、多少の勾配を付けながら、溶岩から切り出した基板や溶岩を玉石状に加工したもの、溶岩由来の粒体ないし粉末を接着剤等で結着させて板状に形成した基板、溶岩由来の粒体ないし粉末等を敷設して寝そべることができるようにする。
3.浴室とは別に、温水暖房用の配管を施したスペースの上に、溶岩から切り出した基板や溶岩を玉石状に加工したもの、溶岩由来の粒体ないし粉末を接着剤等で結着させて板状に形成した基板、溶岩由来の粒体ないし粉末等を敷設して、約50℃程度に温めながら浴衣などを着用して寝そべることができるようにする。かなりの温熱効果を得ることができる。
4.浴槽の深さを約30cm程度にし、溶岩由来の粒体ないし粉末を10cm敷設し、その上に湯を10cmの深さに張り、湯を少しずつ流れるようにして、人が枕をして寝そべることができるようにする。
寝そべった人は小さいスコップで湯の中の溶岩由来の粒体ないし粉末をすくい上げ、肌に付着させることで美容に極めて効果のあるいわゆる溶岩パックが可能となる。
A)加熱した溶岩から遠赤外線が放射されるので、体は芯から温められ、血管を拡張させて血行をよくし、体温を上げて免疫力を高め、いわゆる癌の温熱療法にも値する作用を得ることができる。
B)溶岩の持つバランスのよい数多くのミネラルがイオン化し体内のミネラルと結合するので欠乏したミネラルの補給につながり、末永く健康を保ち、美容の効果で若々しく生活することができる。
C)上記ミネラルの欠乏は肌荒れ、抜け毛、老化現象、免疫力の低下、糖尿病の進行などの様々な症状となって現れるので、ミネラルの補給はそのような症状の回復につながる。
D)糸川嘉則著の「ミネラル事典」によると、特に老化の有力な原因としてミネラル欠乏を挙げ、治療は通常栄養量よりはるかに多い量を用いて種々の病的状態を回復させることが多くの報告で認められてきたことが記されている。
この発明の岩盤浴用基材を用いた岩盤浴は、ミネラル摂取の優れた方法の一つである。
E)溶岩、特に亜鉛を多く含んだ富士山から産出する溶岩は殺菌力に優れ、カビ、大腸菌、その他の菌の発生もほとんどなく清潔で極めて衛生的であり、洗剤を使用しなくても浴槽床に溶岩から切り出した基板や溶岩を玉石状に加工したもの、溶岩由来の粒体ないし粉末を接着剤等で結着させて板状に形成した基板、溶岩由来の粒体ないし粉末等には汚れがほとんど付着することがなく衛生的で、したがって身体を衛生的に保つことができる。
ちなみに、従来の砂風呂等においては使用中に砂に汚れが付着しやすく、定期的に洗浄することが必要であった。
浴槽中の湯が溶岩製の基板を温め、温められた溶岩製の基板から遠赤外線が放射されるので、この遠赤外線によって基板の上に寝そべった人を芯から温めるので、より一層発汗作用等を促進してかなりの温熱効果を得ることができる。
浴槽中の湯が溢れて溶岩製の基板を温め、温められた溶岩製の基板から遠赤外線が放射されるので、この遠赤外線によって基板の上に寝そべった人を芯から温めるので、より一層発汗作用等を促進してかなりの温熱効果を得ることができる。
温水暖房用の配管内の温水が溶岩製の基板を温め、温められた溶岩製の基板から遠赤外線が放射されるので、この遠赤外線によって基板の上に寝そべった人を芯から温めるので、より一層発汗作用等を促進してかなりの温熱効果を得ることができる。
寝そべった人は小さいスコップで湯の中の溶岩由来の粒体ないし粉末をすくい上げ、肌に付着させることで美容に極めて効果のあるいわゆる溶岩パックが可能となる。もちろん、発汗作用等を促進してかなりの温熱効果を得ることができる。
Claims (3)
- 溶岩を切り出した基板、溶岩を玉石状に加工したもの、溶岩由来の粒体ないし粉末を接着剤等で結着させて板状に形成した基板、もしくは溶岩由来の粒体ないし粉末を、浴室等に敷設することを特徴とする岩盤浴用基材。
- 溶岩が、気泡率が30%以上のものからなることを特徴とする請求項1に記載の岩盤浴用基材。
- 溶岩が、富士山系の溶岩からなることを特徴とする請求項1または2に記載の岩盤浴用基材。
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JP2004205096A JP2006025872A (ja) | 2004-07-12 | 2004-07-12 | 岩盤浴用基材 |
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Citations (5)
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JP2003146825A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-05-21 | Fujiyama:Kk | 亜鉛含有の溶岩製微粉状化粧基材 |
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2004
- 2004-07-12 JP JP2004205096A patent/JP2006025872A/ja active Pending
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