JP2006025858A - 開閉作業工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】柄同士が突き合わさる位置では支えきれないほど強い力がかかって両柄が捩れても柄同士が滑ってしまうことなく、続けて何回も太い枝や堅い枝の切断を行う場合でも両柄の開閉がスムーズで効率的に作業をし得るとともに、使用を重ねても枢着部分が緩みにくく良好な状態で使用し得る実用的な開閉作業工具を提供する。
【解決手段】一対の半体1,2同士を枢着し、この枢着部3の基端側を一対の握持半体1a,2aから成る握持操作部4とするとともに、前記枢着部3の先端側を前記握持操作部4の開閉操作により開閉する一対の作業半体1b,2bから成る開閉作業部5とした切断具や圧搾具等の開閉作業工具であって、前記握持操作部4を閉じ操作して開閉作業部5を閉塞した際、互いに突き合う一方の握持半体1aの突き合わせ位置に凸部6を設けると共に、他方の握持半体2aの突き合わせ位置に当該凸部6が凹凸嵌合する凹部7を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、開閉作業工具に関するものである。
従来、植木等の枝を剪定する鋏として、肉厚で凹状曲線の刃縁である受刃と、鋭利な薄刃で凸状曲線の刃縁である切刃を有する所謂剪定鋏が提案されている。
この剪定鋏は、前記受刃と前記切刃にそれぞれ受柄と切柄とが接続されて受柄体と切柄体が形成されており、この受柄体と切柄体が開閉自在に枢着されているものである。
よって、この剪定鋏で植木等の枝を切断する場合、受柄と切柄を閉塞させることで、受刃と切刃を閉塞させ、この受刃と切刃で枝を挟圧切断している。
ところで、上述した従来の剪定鋏において、例えば太い枝や堅い枝を切断した時などのように、強い力で受柄と切柄を握って閉じると、図5,6に図示したように柄1a,2a同士が突き合わさる位置に強い力がかかり、この強い力を柄1a,2a同士の突き合わさる位置では支えきれずに、両柄1a,2aが捩れて(左右に逃げて)しまい、その結果、柄1a,2a同士が滑ってしまう問題があった。尚、本実施例と同一構成部分には同一符号を付した。
この柄1a,2a同士の突き合わせ位置の滑り現象は、太い枝や堅い枝を一回だけ切断する場合に煩わしく良好な切断作業の妨げになるのはもちろん、続けて何回も太い枝や堅い枝を切断しようとする場合、枝を切断する度に両柄1a,2aが捩れて、柄1a,2a同士が滑ってしまうため、両柄1a,2aの開閉をスムーズに行なうことができず、よって、効率的な剪定作業ができない原因ともなっていた。
特に強い切断力が要求されるこの種の鋏、即ち、剪定鋏は、使用を重ねるうちに受柄体と切柄体を枢着している部分が緩み易く、よって、両柄が捩れて一層滑りが生じ易いものであり、この両柄の滑り現象は、上手く枝を切断することができないばかりか、鋏自体を破損してしまう原因ともなっていた。尚、本実施例と同一構成部分には同一符号を付した。
このように、剪定鋏には普通の紙きり鋏にはかかり得ないような強い力がかかることから、前述した種々の問題が生じており、力をかけて握っても柄同士が滑ってしまうことがない剪定鋏が望まれている。
本発明は上記の問題点を鑑みこれを解決したもので、互いに突き合う一方の柄の突き合わせ位置に凸部を設けると共に、他方の柄の突き合わせ位置にこの凸部が凹凸嵌合する凹部を設けることで、柄同士が突き合わさる位置では支えきれないほど強い力がかかって両柄が捩れて、柄同士が滑ろうとしても凹凸嵌合がこれを防止して柄同士が滑ってしまうことなく、続けて何回も太い枝や堅い枝の切断を行う場合でも両柄の開閉がスムーズで効率的に作業をし得るとともに、使用を重ねても枢着部分が緩みにくく良好な状態で使用し得る実用的な開閉作業工具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
一対の半体1,2同士を枢着し、この枢着部3の基端側を一対の握持半体1a,2aから成る握持操作部4とするとともに、前記枢着部3の先端側を前記握持操作部4の開閉操作により開閉する一対の作業半体1b,2bから成る開閉作業部5とした切断具や圧搾具等の開閉作業工具であって、前記握持操作部4を閉じ操作して開閉作業部5を閉塞した際、互いに突き合う一方の握持半体1aの突き合わせ位置に凸部6を設けると共に、他方の握持半体2aの突き合わせ位置に当該凸部6が凹凸嵌合する凹部7を設けたことを特徴とする開閉作業工具に係るものである。
また、前記開閉作業部5を構成する一対の作業半体1b,2b夫々の内縁には刃縁が形成され切断具として構成されていることを特徴とする請求項1記載の開閉作業工具に係るものである。
また、前記凸部6及び前記凹部7は、前記握持操作部4の基端側に設けられる構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の開閉作業工具に係るものである。
また、前記凸部6は先細りとなるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の開閉作業工具に係るものである。
また、前記凸部6は、前記握持半体1aに一体成形されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の開閉作業工具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、互いに突き合う一方の握持半体の突き合わせ位置に凸部を設けると共に、他方の握持半体の突き合わせ位置にこの凸部が凹凸嵌合する凹部を設けることで、例えば握持半体同士が突き合わさる位置では支えきれないほど強い力がかかり、握持半体同士が捩れて(左右に逃げて)しまい、該握持半体同士が滑ろうとしても、当該凸部と凹部との凹凸嵌合がこれを防止して握持半体同士が滑ってしまうことがなく、握持半体の開閉がスムーズで効率的に切断作業が行えることになるなど実用的な開閉作業工具となる。
また、請求項2記載の発明においては、開閉操作部を構成する一対の作業半体夫々の内縁に刃縁が形成される切断具、例えば剪定鋏に適用した場合、前述した従来例で生じていた問題点は確実に解消されることになる等、実用的な開閉作業工具となる。
また、請求項3記載の発明においては、凹部と凸部が、両握持半体を強く握持した場合に最も力がかかり易く捩れて滑り易い基端部に設けられたことで、握持半体同士の滑りを確実に防止し得る開閉作業工具となる。
また、請求項4記載の発明においては、先細りの凸部がガイドとなって凹部に嵌入し、凸部と凹部とが確実且つスムーズに凹凸嵌合し得る開閉作業工具となる。
また、請求項5記載の発明においては、握持半体に凸部が一体成形されることにより凸部の強度が向上するとともに成形も容易でコスト高とならない開閉作業工具となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
一対の半体1,2同士を枢着部3で枢着した開閉作業工具の基端側に設けた一対の握持半体1a,2aから成る握持操作部4を閉じて前記枢着部3の先端側に設けた一対の作業半体1b,2bから成る開閉作業部5を閉塞すると、互いに突き合う一方の握持半体1aの突き合わせ位置に設けた凸部6が、他方の握持半体2aの突き合わせ位置に設けた凹部7に凹凸嵌合する。
従って、例えば、強い力をかけて一対の握持半体1a,2aから成る握持操作部4を突き合わせたとしても、この一対の握持半体1a,2a同士が凹凸嵌合により位置決めされるため、この一対の握持半体1a,2aが滑ってしまうことがない。
具体的には、図5に図示したように一対の握持半体1a,2aとの突き合わせ位置に本発明のような凹凸嵌合するものがない場合、握持操作部4に強い力をかけて握持半体1a,2a同士を突き合わせると、両握持半体1a,2a同士の突き合わさる位置ではこの力を支えきれずに、図6に図示したように両握持半体1a,2aが捩れて(左右に逃げて)しまい、握持半体1a,2a同士が滑ってしまう。
この点、本発明は、互いに突き合う一方の握持半体1aの突き合わせ位置に凸部6を設けると共に、他方の握持半体2aの突き合わせ位置にこの凸部6が凹凸嵌合する凹部7を設けることで、握持半体1a,2aに強い力がかかって握持半体1a,2aが捩れて、握持半体1a,2a同士が滑ろうとしても凸部6と凹部7との凹凸嵌合がこれを防止するため、握持半体1a,2aが滑ってしまうことが確実に防止されることになる。
また、例えば、前記開閉作業部5を構成する一対の作業半体1b,2b夫々の内縁には刃縁が形成され切断具として構成した場合、開閉操作部5を構成する一対の作業半体1b,2b夫々の内縁に刃縁が形成される例えば剪定鋏として構成した場合、前述した従来例で生じていた問題点は確実に解消される。
また、例えば、前記凸部6及び前記凹部7は、前記握持操作部4の基端側に設けた構成とした場合、最も力がかかり易く捩れて滑り易い握持操作部4の基端側にて凸部6と凹部7が嵌合するので強い力がかかっても確実に握持操作部4の滑りを防止し得る。
また、例えば、前記凸部6は、先細りとなるように構成した場合、先細りの凸部6がガイドとなって凹部7に嵌入し、凸部6と凹部7とが確実且つスムーズに凹凸嵌合する。
また、例えば、前記凸部6は前記握持半体1aに一体成形されている構成とした場合、握持半体1aに強い力をかけてもこの凸部6が一体であるから強度が向上して破損しにくく、成形も容易でコスト高とならない。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、一対の半体1,2同士を交叉枢着し、この枢着部3の基端側を一対の握持半体1a,2aから成る握持操作部4とするとともに、前記枢着部3の先端側を前記握持
操作部4の開閉操作により開閉する一対の作業半体1b,2bから成る開閉作業部5とした開閉作業工具であって、前記握持操作部4を閉じ操作して開閉作業部5を閉塞した際、互いに突き合う一方の握持半体1aの突き合わせ位置に凸部6を設けると共に、他方の握持半体2aの突き合わせ位置に当該凸部6が凹凸嵌合する凹部7を設けた場合であり、例えば図1,2に示すように、前記開閉作業部5を構成する作業半体1b,2b夫々の内縁に刃縁が形成されることにより植木等の枝を剪定する剪定鋏とした場合である。
以下に各部を詳しく説明する。
半体1は、作業半体1bとこれに連設される握持半体1aにより構成されている。
具体的には、図1に図示したようにその先端側は肉薄で幅広に形成された凸状曲線の刃縁が形成されて作業半体1bとして構成され、その基端側は樹脂製のグリップが被嵌され握持半体1aとして構成されている。
いる。
半体2は、作業半体2bとこれに連設される握持半体2aにより構成されている。
具体的には、図1に図示したようにその先端側は肉厚に形成された凹状曲線の刃縁が形成されて作業半体2bとして構成され、その基端側は樹脂製のグリップが被嵌され握持半体2aとして構成されている。
尚、前記半体1,2は、全体をステンレス鋼等の金属によりなる構成としても良く、または握持半体1a,2aを樹脂製として、これをステンレス鋼等の金属から成る作業半体1b,2bと夫々適宜な手段により接続させる構成としても良い。
本実施例は、前記半体1,2同士を枢着部3にて交叉枢着している。具体的には、作業半体1bと作業半体2bの基端の適宜な位置を、ネジ等の締結具3aにて開閉可能に取り付けている。よって、この枢着部3を境にして基端側が一対の握持半体1a,2aから成る握持操作部4となるとともに、前記枢着部3の先端側が前記握持操作部4の開閉操作により開閉する一対の作業半体1b,2bから成る開閉作業部5となる。
また、本実施例は、前記握持半体1a,2aからなる前記握持操作部4の閉じ操作により前記握持半体1a,2aが互いに突き合う突き合わせ位置同士が凹凸嵌合する構成としている。
具体的には、前記握持半体1aにおいては、該握持半体1aに前記握持半体2aが突き合わさる位置に突出する凸部6を一体成形により設けた構成とし、前記握持半体2aにおいては、該握持半体2aに前記握持半体1aが突き合わさる位置に陥没する凹部7を一体成形により設けた構成とすることで、両握持半体1a,2aが互いに突き合わさる際に前記凸部6と凹部7とが凹凸嵌合し得る構成としている。
従って、本実施例は、握持操作部4を閉じ操作して握持半体1a,2aの突き合わせ位置同士を突き合わせた際、握持半体1a,2aに強い力がかかって握持半体1a,2aが捩れて、握持半体1a,2a同士が滑ろうとしても凸部6と凹部7との凹凸嵌合がこれを防止するため、握持半体1a,2aが滑ってしまうことが確実に防止される。
本実施例の凸部6は、図3に図示したような平面視多角形状(四角形状)に構成されている。また、本実施例の凹部7は、図4に図示したように前記凸部6が当接若しくは近接した状態で凹凸嵌合し得る形状、即ち、平面視多角形状(四角形状)に構成されている。即ち、本実施例の前記凸部6と凹部7とは角と角との凹凸嵌合の為、凸部6は凹部7内にて回転することがなく、握持半体1aと握持半体2aとの捩れによる滑り現象がより一層確実に防止される。
仮に凸部6と凹部7を半球状に形成しこれを嵌合した場合、凸部6が凹部7内部で回転してしまい、凹凸嵌合した凸部6と凹部7とが強い突き合たり力を支えられず脱落してしまう場合が考えられるが、この点、本実施例の前記凸部6及び前記凹部7は、凹凸嵌合の際に前記凸部6の角部と前記凹部7の角部が合致して前記凸部6が前記凹部7内部で回転しにくい構造であるから、握持半体1aと握持半体2aとの捩れによる滑り現象がより一層確実に防止される。
また、本実施例の前記凸部6は、先細りに形成することで、この凸部6が凹部7にスムーズに嵌合し得る構成としている。即ち、本実施例の前記凸部6は、該凸部6の先の細い部分がガイドとなって凹部7に嵌入されることとなるため、凹凸嵌合を確実且つスムーズに行い得る。
また、本実施例の前記凸部6及び前記凹部7は、前記握持操作部4の基端側に設けた構成としている。即ち、最も力がかかり易く捩れて滑り易い握持操作部4の基端側にて凸部6と凹部7が嵌合することとなる。
更に、本実施例の前記凸部6は、前記握持半体1aに一体成形されているため、強度が向上する。即ち、凹凸嵌合の際の力によりこの凸部6が前記握持半体1aから外れて壊れてしまうことがない。
尚、前記握持半体1a,2aの突き合わせ位置に複数の凸部6及び凹部7を設けて夫々を凹凸嵌合させた構成としても良い。
また、前記凸部6及び前記凹部7は、夫々高さ及び深みが増すほど凹凸嵌合が外れにくくなって確実に両握持半体1a、2aの捩れを防止し得るが、前記凸部6の高さが増すと強度が低く折れ易くなることから、前記凸部6及び前記凹部7の高さ及び深みを凹凸嵌合の際にかかる力に十分耐え得る強度が確保できるように設定している。
尚、図中符号8はバネであって、前記握持半体1a,2aの間に設け、該握持半体1a,2aを押し開き常に作業半体1b,2bが開くように構成されている。また、図中符号9は前記半体1を構成する握持半体1aの基端に設けられた止め輪9aとこの止め輪9aを引掛係止し得る前記半体2を構成する握持半体2aの基端に設けられた引掛部9bによりなる係止部である。
次に、本実施例の使用方法について説明する。
本実施例においては、握持操作部4を握って握持半体1a,2aを突き合わせて作業半体1b,2bによりなる開閉作業部5を閉塞し、この作業半体1b,2bにより対象物を挟圧切断する。この際、前記握持半体1aの凸部6と握持半体2aの凹部7が凹凸嵌合する。
本実施例により太い枝や堅い枝を切断する場合、強い力で前記握持操作部4を握って該握持操作部4を閉じるので、前記握持半体1a,2aが突き合わさる位置で力を支えきれずに、両握持半体1a,2aが捩れて(左右に逃げて)、握持半体1a,2a同士に滑りが生じるが、前記凸部6と前記凹部7との凹凸嵌合により、前記両握持半体1a,2aが位置決めされるため、前記両握持半体1a,2aの滑りを防止できる。
また、続けて何回も太い枝や堅い枝を切断しようとする場合においても、枝を切断する度に両握持半体1a,2aが捩れ、握持半体1a,2a同士が滑ってしまうことがないから、この握持半体1a,2aの開閉がスムーズとなって、効率的に切断作業ができる。
また、このように両握持半体1a,2aが捩れても、握持半体1a,2a同士が滑ってしまうことを防止し得る本実施例においては、切断作業を重ねても前記枢着部3が緩みにくくなるので、作業半体1b,2bに隙間が生じることなく、この作業半体1b,2bにより常に良好に切断が行えるとともに、破損しにくい道具とできる。
また、本実施例の平面視多角形状(四角形状)の凸部6及び該凸部6に凹凸嵌合し得る形状、即ち、平面視多角形状(四角形状)の凹部7によれば、前記凸部6と凹部7とは角と角とを合致させた凹凸嵌合の為、凸部6は凹部7内にて固定されて回転してしまうことがなく、握持半体1aと握持半体2aとの捩れによる滑り現象がより一層確実に防止される。
また、本実施例の先細りの凸部6によれば、該凸部6の先の細い部分がガイドとなって凹部7に嵌入されることとなるため、仮に、凹凸嵌合前に両握持半体1a,2aに若干の捩れが発生するような場合でも、凹凸嵌合を確実且つスムーズに行い得る。
また、本実施例の握持操作部4の基端側に設けた凸部6及び凹部7によれば、最も力がかかり易く捩れて滑り易い握持操作部4の基端側にて凸部6と凹部7が嵌合することとなり、強い力がかかっても握持操作部4が滑ったりしない。
また、本実施例の凸部6は、握持半体1aに一体成形されているため、凸部6の設けられている握持半体1aに強い力がかかる場合でも、凸部6が破損しにくく、成形も容易でコスト高とならない。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例の開閉作業部5を閉塞しない場合の平面図である。 本実施例の開閉作業部5を閉塞した場合の平面図である。 本実施例の凸部6の拡大斜視図である。 本実施例の凹部7の拡大斜視図である。 従来の両握持半体1a,2aの正面図である。 従来の両握持半体1a,2aの正面図である。 本実施例の両握持半体1a,2aの正面図である。 本実施例の両握持半体1a,2aの正面図である。
符号の説明
1 半体
1a握持半体
1b作業半体
2 半体
2a握持半体
2b作業半体
3 枢着部
4 握持操作部
5 開閉作業部
6 凸部
7 凹部

Claims (5)

  1. 一対の半体同士を枢着し、この枢着部の基端側を一対の握持半体から成る握持操作部とするとともに、前記枢着部の先端側を前記握持操作部の開閉操作により開閉する一対の作業半体から成る開閉作業部とした切断具や圧搾具等の開閉作業工具であって、前記握持操作部を閉じ操作して開閉作業部を閉塞した際、互いに突き合う一方の握持半体の突き合わせ位置に凸部を設けると共に、他方の握持半体の突き合わせ位置に当該凸部が凹凸嵌合する凹部を設けたことを特徴とする開閉作業工具。
  2. 前記開閉作業部を構成する一対の作業半体夫々の内縁には刃縁が形成され切断具として構成されていることを特徴とする請求項1記載の開閉作業工具。
  3. 前記凸部及び前記凹部は、前記握持操作部の基端側に設けられる構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の開閉作業工具。
  4. 前記凸部は先細りとなるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の開閉作業工具。
  5. 前記凸部は、前記握持半体に一体成形されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の開閉作業工具。
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