JP2006023227A - メータ用樹脂製インナー容器及び水道メータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ヒケ、ボイドの発生を抑えて従来より底壁の強度を向上させることが可能なメータ用樹脂製インナー容器及び水道メータを提供する。
【解決手段】 本発明によれば、ハニカム構造部44に備えた蜂の巣状のセル壁45によりインナー容器40の底壁42全体を均一に補強することができるので、底壁を部分的に補強していた従来のリブより強度アップを図ることができる。しかも、肉厚を厚くせずに強度の向上を図ることができるので、ヒケ、ボイドの発生も抑えられる。また、ハニカム構造部44は、底壁42のうち上側に配置されているので、翼車収容室R1を流れる水道水の流量測定に影響を及ぼさない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、流量メータに組み付けられるメータ用樹脂製インナー容器と、そのメータ用樹脂製インナー容器を備えた水道メータに関する。
翼車式の水道メータ内には、メータ用樹脂製インナー容器(以下、単に「インナー容器」という)が組み付けられており、そのインナー容器の底壁によって水道メータの内側領域が、水道水の流れる翼車収容室と、流量を演算する回路を備えた回路収容室とに区画されている。そして、インナー容器の底壁には、水道水の水圧やウォータハンマー現象による水撃圧がかかる。このため、従来のインナー容器は、その底壁に強度を向上させるためのリブを備えた構造になっていた。(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−5265号公報(第1図)
ところで、近年、水道水の水圧を現状より高くする計画が挙がっている。また、ワンタッチレバー式の蛇口の普及に伴い、ウォータハンマー現象が起こり易くなってきている。このため、インナー容器の底壁の強度向上が求められている。しかしながら、底壁の肉厚又は底壁に備えたリブの肉厚を単に大きくすると、ヒケ、ボイドが発生するという問題が生じる。
なお、「ヒケ」とは、樹脂成形品の薄肉部と厚肉部との冷却速度の相違により部分収縮が生じ、樹脂成形品の表面が引っ張られて歪む現象をいう。このヒケが発生することで、インナー容器の形状品質が低下する。また、「ボイド」とは、樹脂成形品中に発生する気泡をいう。このボイドの発生により、強度が低下する。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ヒケ、ボイドの発生を抑えて従来より底壁の強度を向上させることが可能なメータ用樹脂製インナー容器及び水道メータの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るメータ用樹脂製インナー容器は、翼車式の水道メータ内に組み付けられるメータ用樹脂製インナー容器であって、水道メータの内側領域を、水道水が流れる翼車収容室と、翼車収容室より上側の回路収容室とに区画する底壁を有し、その底壁には、蜂の巣状のセル壁にて複数の成形孔を区画してなるハニカム構造部が一体成形されたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のメータ用樹脂製インナー容器において、成形孔は、軸方向から見た形状が円形をなしかつ成形孔の直径は、底壁の直径の6〜12%であり、セル壁のうち最も薄部分の肉厚は0.8〜2mmであるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載のメータ用樹脂製インナー容器において、成形孔は、軸方向から見た形状が六角形をなしかつ成形孔の内接円の直径は、底壁の直径の6〜12%であり、セル壁のうち最も薄部分の肉厚は0.8〜2mmであるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載のメータ用樹脂製インナー容器において、底壁とハニカム構造部とを合わせた厚さ寸法が、8〜15mmであるところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載のメータ用樹脂製インナー容器において、ハニカム構造部は、底壁の下面側に配置されたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載のメータ用樹脂製インナー容器において、ハニカム構造部は、底壁の上面側に配置されたところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載のメータ用樹脂製インナー容器において、ABS樹脂の成形品であるところに特徴を有する。
請求項8の発明に係る水道メータは、請求項1乃至7の何れかに記載のメータ用樹脂製インナー容器を備えたところに特徴を有する。
本発明によれば、ハニカム構造部に備えた蜂の巣状のセル壁によりメータ用樹脂製インナー容器の底壁全体を均一に補強することができるので、底壁を部分的に補強していた従来のリブより強度の向上を図ることができる。しかも、肉厚を厚くせずに強度の向上を図ることができるので、ヒケ、ボイドの発生も抑えられる(請求項1及び8の発明)。
ここで、ハニカム構造部ではセル壁が蜂の巣状になっているので、ウェルドが多数発生し得る。具体的には、メータ用樹脂製インナー容器用の樹脂成形金型のうち蜂の巣状になった成形空間の幅(即ち、成形後のセル壁の肉厚)が小さすぎると溶融樹脂の流動性が悪くなる。すると、蜂の巣の目に沿って分岐して流れた溶融樹脂が再び合流した際に、合流した溶融樹脂同士が融着せず固化してウェルド(樹脂接合部)が発生する。そして、このウェルドは強度低下の原因になり得る。一方、蜂の巣状の成形空間の幅が大きすぎると、セル壁の肉厚が大きくなりすぎて、前記したヒケ、ボイドの発生原因になる。
そこで、本願発明者らは、この点を鋭意検討した結果、請求項2の構成のように、成形孔の軸方向から見た形状を円形とした場合には、その直径を底壁の直径の6〜12%とし、かつセル壁のうち最も薄い部分の肉厚を0.8〜2mmとしたことでヒケ、ボイド、ウェルドの発生を抑えることができた。また、請求項3の構成のように、成形孔の軸方向から見た形状を六角形とした場合には、成形孔の内接円の直径を底壁の直径の6〜12%とし、かつセル壁のうち最も薄い部分の肉厚を0.8〜2mmとしたことでヒケ、ボイド、ウェルドの発生を抑えることができた。ここで、底壁とハニカム構造部とを合わせた厚さ寸法に関しては、8〜15mmとすることが好ましい(請求項4の発明)。また、メータ用樹脂製インナー容器の材質は、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体樹脂)であることが好ましい(請求項7の発明)。
また、メータ用樹脂製インナー容器の底壁は下面側から水圧を受けるため下面側が凹むように応力を受ける。従って、底壁のうち下面側にハニカム構造部を配置した請求項5の構成によれば、ハニカム構造部も底壁と共に全体的に凹むように応力を受け、このときセル壁は圧縮応力を受ける。これにより、かりにセル壁にウェルドが発生していたとしても、ウェルドによる強度低下を抑えることができる。
請求項6の構成によれば、底壁の上面側にハニカム構造部が配置されているので、ハニカム構造部が、翼車収容室を流れる水道水の流量測定に影響を及ぼさない。
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
本実施形態の水道メータ10は、図1に示すようにアウターケース11の内部に本発明に係るメータ用樹脂製インナー容器40(以下、「インナー容器40」という)を組み付けて備え、これにより水道メータ10の内部領域が、翼車収容室R1と、回路収容室R2とに区画されている。具体的には、アウターケース11は、上端が開放した円筒状のケース本体14の下端部から1対の連結管15,15が相反する方向に突出した構造になっている。そして、これら連結管15,15に図示しない水道管が連結され、アウターケース11内を水道水が通過する。
ケース本体14の底壁16からは、ピボット17が起立している。ピボット17は、ケース本体14の上下方向における中間部分まで延びており、このピボット17に翼車19が回転可能に軸支されている。翼車19は、回転軸体19Aから複数の翼部19Bを放射状に張り出してなり、一方の連結管15から他方の連結管15に流れる水道水を翼部19Bで受けて、水道水の流速に応じた回転速度で回転する。また、回転軸体19Aの上端部には磁石20が固定されており、翼車19の回転に応じて磁石20の周囲の磁束の向きが変化する。
ケース本体14には、翼車19を収容した状態でインナー容器40が組み付けられる。インナー容器40は、ABS樹脂製の射出成形品である。インナー容器40の周壁41は、底壁42から垂直に立ち上がった円筒状をなしかつ、上端側に向かう途中で外径が段付き状に大きくなっている。そして、インナー容器40は、底壁42側からケース本体14内に嵌合挿入され、周壁41の段差部40Dが、ケース本体14の内側の段差部に突き当てられて位置決めされている。また、インナー容器40の下端部はケース本体14の内周面との間の僅かな隙間を介して嵌合されている。これにより、水道メータ10の内側領域が、前述の如く、インナー容器40の底壁42より下側の翼車収容室R1と、インナー容器40の底壁42より上側の回路収容室R2とに区画されている。また、インナー容器40のうち上下方向の中間部分とケース本体14の内周面との間にはシールリング30が挟まれている。これにより、連結管15を通してアウターケース11の翼車収容室R1内に流れ込んだ水道水が、回路収容室R2側に浸水しないようになっている。
インナー容器40の内部(即ち、回路収容室R2の内部)には、計測ユニット21が収容されている。また、インナー容器40の上面には、表示窓付きの密閉蓋22が接合され、その密閉蓋22の下端部に係止した抜止リング23をケース本体14の外面に螺合することで、インナー容器40及び密閉蓋22がケース本体14に固定されている。
計測ユニット21は、金属製容器内に電気回路を密封した構造になっている。その電気回路には、前記した磁石20の磁束の変化に応じて翼車19の回転を検出する磁気センサと、翼車19の回転に基づいて水道水の流量を演算するCPUと、その流量を表示する表示装置とが備えられている。
さて、図3に示すように、インナー容器40の底壁42には、その上面側にハニカム構造部44が一体形成されている。ハニカム構造部44は、蜂の巣状のセル壁45にて、複数の成形孔46を区画した形状になっている。また、成形孔46は、インナー容器40の上面から見て六角形になっている。詳細には、図4に示すように、隣接した成形孔46の中心点P1同士を線で結ぶと、正三角形T1になるように各成形孔46が配置されている。また、隣り合った成形孔46の内側面(即ち、図4における六角形の各辺)は互いに平行になっている。
本実施形態では、各成形孔46の内接円C1(図4参照)の直径D2(図4参照)は、インナー容器40の底壁42の直径D1(図2及び図3参照)の6〜12%に設定されている。ここで、本実施形態のように、底壁42のうちインナー容器40の内側にハニカム構造部44を備えた場合には、ハニカム構造部44の内側の直径が本発明に係る「底壁の直径」に相当する。
また、セル壁45のうち最も薄い部分の肉厚t4(図4参照)は、0.8〜2mmになっている。さらに、底壁42とハニカム構造部44とを合わせた厚さ寸法t3(図2参照)は、8〜15mmになっており、そのうちハニカム構造部44の厚さ寸法t2(即ち、セル壁45の高さ寸法。図2参照)は、3〜7mmになっている。
なお、図2に示すように、ハニカム構造部44の上面における中心部分は、僅かに窪んでおり、この窪み部分44Kには、前記計測ユニット21の底面のうち僅かに突出した底面突部21Tが収まっている(図1参照)。また、底壁42の中央には、下面を上方に陥没させた受容部43が形成され、ここに翼車19の上端部が突入するようになっている。
このように構成された本実施形態によれば、ハニカム構造部44に備えた蜂の巣状のセル壁45によりインナー容器40の底壁42全体を均一に補強することができるので、底壁を部分的に補強していた従来のリブより強度の向上を図ることができる。しかも、肉厚を厚くせずに強度の向上を図ることができるので、ヒケ、ボイドの発生も抑えられる。また、ハニカム構造部44は、底壁42のうち上側に配置されているので、翼車収容室R1を流れる水道水の流量測定に影響を及ぼさない。さらに、本実施形態のインナー容器40におけるハニカム構造部44の上面の位置を、従来のインナー容器におけるリブの上面の位置と同じに設定することで、他の部品の形状を変えることなく、インナー容器40の強度の向上が可能となる。
[第2実施形態]
図5及び図6に示すように、本実施形態のインナー容器50に備えたハニカム構造部44には、前記第1実施形態の六角形の成形孔46に代えて、円形の成形孔47が複数形成されている。また、セル壁48のうち最も薄い部分の肉厚t1(図6参照)は、0.8〜2mmになっており、成形孔47の直径D3(図6参照)は、インナー容器50の底壁42の直径D1(図5参照)の6〜12%に設定されている。その他の構成及び寸法に関しては、全て前記第1実施形態のインナー容器40と同様であるので重複した説明は省略する。
本実施形態の構造によれば、第1実施形態と同様の作用効果に加え、成形孔46の形状を円形にしたことで、樹脂成形金型の製作費を抑えることができかつ成形時において溶融樹脂の流れがスムーズになり、ウェルドの発生を効果的に抑えることができる。
[第3実施形態]
本実施形態のインナー容器51は、図7に示すように、底壁42の下面側にハニカム構造部44を備えた点が前記第2実施形態と異なる。ここで、本実施形態のように底壁42の下面側(即ち、底壁42のうちインナー容器40の外側)にハニカム構造部44を備えた場合には、ハニカム構造部44の外側の直径D4が本発明に係る「底壁の直径」に相当する。そして、ハニカム構造部44における成形孔47の内径D3は、インナー容器50の底壁42の直径D4の6〜12%に設定されている。その他の構成及び寸法に関しては、全て前記第2実施形態のインナー容器50と同様であるので重複した説明は省略する。
本実施形態の構成によれば、ハニカム構造部44にかりにウェルドが発生してもそのウェルドによる強度低下の影響を抑えることができるという効果を奏する。即ち、図8に示すように、インナー容器40の底壁42は下面に水圧を受けるため下面側が凹むように応力を受ける。従って、本実施形態のように底壁42の下面側にハニカム構造部44を配置した構成により、ハニカム構造部44も底壁42と共に全体的に凹むように応力を受け、このときセル壁45は水平方向から圧縮応力を受ける。従って、かりにセル壁45に上下方向に延びたウェルド90が発生していたとしても、ウェルド90を広げる力は発生せず、ウェルド90による強度低下を抑えることができる。
[実施例]
第2実施形態のインナー容器50を以下の寸法で製作した。即ち、インナー容器50の、底壁42の直径D1を51mmとし、ハニカム構造部44の厚さ寸法t2を5mm、底壁42とハニカム構造部44とを合わせた厚さ寸法t3を10mm(請求項4に係る8〜15mmの範囲内)とし、セル壁48のうち最も薄い部分の肉厚t1を1mm(請求項2に係る0.8〜2mmの範囲内)とし、成形孔47の直径D3を5mm(底壁42の直径D1に対し約9.8%、請求項2に係る6〜12%の範囲内)としてABS樹脂で製作した。
これに対し、従来比としてハニカム構造部44の代わりに底壁にリブを備えたものを以下の寸法で製作した。即ち、従来品の底壁の直径を51mmとし、リブの厚さ寸法を2mmとし、底壁とリブとを合わせた厚さ寸法を10mmとした。
そして、発明品としてのインナー容器50と従来品とを耐圧試験治具にセットして、加圧ポンプにより0MPaから0.5MPa毎、10秒間保持で下面に水圧を印加し、底壁の高さ方向の「変形量」と、底壁が破損せずに耐えられる「耐圧値」とを測定し、その測定結果を表1,表2にまとめた。
Figure 2006023227
Figure 2006023227
表1に示すように「変形量」の最大値は、従来品が0.69mmであるのに対し、発明品としてのインナー容器50のは0.27mmとなり小さくなった。
また、表2に示すように「耐圧値」は、従来品が7MPaであるのに対し、インナー容器50は12MPaとなり大きくなった。
このように、表1、表2の結果から、第2実施形態のインナー容器50は、従来品と比較して強度が向上していることが確認された。なお、発明品としてのインナー容器50では、ヒケ、ボイド、ウェルドの発生が抑えられていることも確認された。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1実施形態のハニカム構造部は、成形孔の中心を線で結ぶと正三角形になるように構成されていたが、成形孔の中心を線で結ぶと正方形になる構成にしてもよい。
(2)ハニカム構造部における成形孔46の形状は、第1及び第2の実施形態の六角形、円形に限定されるものではなく、例えば、成形孔の形状を、楕円形、八角形にしてもよい。
本発明の第1実施形態の水道メータの断面図 インナー容器の側断面図 インナー容器の平面図 インナー容器の底壁の拡大平断面図 第2実施形態のインナー容器の平面図 インナー容器の底壁の拡大平断面図 第3実施形態のインナー容器の側断面図 インナー容器の底壁の拡大側断面図
符号の説明
10 水道メータ
14 ケース本体
19 翼車
40,50,51 インナー容器
42 底壁
44 ハニカム構造部
45,48 セル壁
46,47 成形孔
90 ウェルド
C1 内接円
R1 翼車収容室
R2 回路収容室

Claims (8)

  1. 翼車式の水道メータ内に組み付けられるメータ用樹脂製インナー容器であって、
    前記水道メータの内側領域を、水道水が流れる翼車収容室と、前記翼車収容室より上側の回路収容室とに区画する底壁を有し、その底壁には、蜂の巣状のセル壁にて複数の成形孔を区画してなるハニカム構造部が一体成形されたことを特徴とするメータ用樹脂製インナー容器。
  2. 前記成形孔は、軸方向から見た形状が円形をなしかつ前記成形孔の直径は、前記底壁の直径の6〜12%であり、
    前記セル壁のうち最も薄部分の肉厚は0.8〜2mmであることを特徴とする請求項1に記載のメータ用樹脂製インナー容器。
  3. 前記成形孔は、軸方向から見た形状が六角形をなしかつ前記成形孔の内接円の直径は、前記底壁の直径の6〜12%であり、
    前記セル壁のうち最も薄部分の肉厚は0.8〜2mmであることを特徴とする請求項1に記載のメータ用樹脂製インナー容器。
  4. 前記底壁と前記ハニカム構造部とを合わせた厚さ寸法が、8〜15mmであることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のメータ用樹脂製インナー容器。
  5. 前記ハニカム構造部は、前記底壁の下面側に配置されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のメータ用樹脂製インナー容器。
  6. 前記ハニカム構造部は、前記底壁の上面側に配置されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のメータ用樹脂製インナー容器。
  7. ABS樹脂の成形品であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のメータ用樹脂製インナー容器。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載のメータ用樹脂製インナー容器を備えたことを特徴とする水道メータ。
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