JP2006021760A - 暖房、換気、または空調設備の選択的な空気分配モジュールを受容するように構成された車両の車室の補強ビーム - Google Patents
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Abstract
【課題】車室補強用の機械特性をビーム構造の単純性と空気流の選択的搬送部材としてのビーム構成と配分部材の簡易組立を提供するビーム性能との間で妥協策を見つける事。
【解決手段】このビーム(1)は、暖房、換気、または空調設備から送られる空気の循環部材を構成し、このため、少なくとも一つの吸気口と、吸気を排出する複数の排気口とを含む。ビーム(1)は、一定の方向に沿って長手方向に延びるモノブロック本体からなり、その端に、吸気をビーム(1)の内部に選択的に分配する部品の長手方向挿入窓(8)(9)を有し、また、その端に、車両の車室にビーム(1)を固定する補強用の端部品(12)(13)を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】このビーム(1)は、暖房、換気、または空調設備から送られる空気の循環部材を構成し、このため、少なくとも一つの吸気口と、吸気を排出する複数の排気口とを含む。ビーム(1)は、一定の方向に沿って長手方向に延びるモノブロック本体からなり、その端に、吸気をビーム(1)の内部に選択的に分配する部品の長手方向挿入窓(8)(9)を有し、また、その端に、車両の車室にビーム(1)を固定する補強用の端部品(12)(13)を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、特に車両の車室用の、暖房、換気、または空調設備の分野にある。本発明は、このような設備から送られる空気の循環と選択的な分配とを可能にするように構成された、車両の車室の補強ビームに関する。
公知の暖房、換気、または空調設備は、設備から供給される空気を搬送するために車室の補強ビームの存在を利用している。これらのビームは、設備からの管路を収容するか、またはそれ自体が空気分配管路を構成するように組織されている。たとえば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5を参照されたい。
ここで提起される問題は、ビームの全体構成にあり、空気搬送分配部材としてのビームの構成によって、第1の機能である機械抵抗が劣化しないようにしなければならない。一般に、この妥協案を見つけようとすると、機械的な弱点となる開口部の存在、または、特にプラスチック材料等の強度のない材料を使うことが、あまりに多くの部分で必要であるため、あるいはまた、構造的な弱点となるビームの構成エレメント間の不連続な組立方式を理由として、ビームの構造性能が落ちる傾向がある。
また、このようなビームは、配分器等の選択的な空気分配を行う付属部材と協働し、さらには、この部材を収容するように配置されるので、こうした付属部材の組立を可能にするためのビーム構成が、いっそう複雑化する傾向がある。
以上により、解決すべき一般的な問題は、車室の補強用の所望の機械特性を、その構造上、本質的に提供することが好ましいビーム構造の単純性と、暖房、換気、または空調設備から送られる空気流の選択的な搬送部材としてのビームの構成と、吸い込まれる空気の各種の配分部材、分配部材の簡易組立を提供するビーム性能との間で、妥協策を見つけることにある。
本発明の目的は、上記の妥協案に対応して、暖房、換気、または空調設備から送られる空気を選択的に搬送する部材をなす、車両の車室の補強ビームを提案することにある。
本発明は、一定の方向に沿って長手方向に延びたモノブロックエレメントとしてビームを構成し、ビームがその端に窓を有し、この窓が、吸気を選択的にビーム内部に分配する部材の長手方向の挿入路となっている構成を提案するものである。
窓は、端と端の間で一定であるビームの一般的な伸張軸に沿って、上記の挿入路を配向させるように、ビーム端に設けられている。こうした構成は、ほぼ一定の方向に沿って、車両の車室に対して横に延びるビームが、それ自体、頑強な簡易構造であって、所望の機械抵抗特性を本質的に提供し、かつ、選択的な空気分配部材を、装置の端から容易に組付可能であるようなものとする。本体が、車両の車室にビームを固定する補強端部品を端に備えるのが好ましい。
本体のモノブロック構造とは、通常は断面が閉じた堅牢なエレメントを本体が構成する構造を意味し、モノブロック本体は、堅固に相互組立されるシェル、好適にはさらに、特に溶接または同等手段により適切な剛性を本体に与える結合により、不可逆的に相互組立されるシェルから構成可能である。
モノブロック本体が、特に溶接または同等手段により互いに結合される少なくとも2個の長手方向エレメントからなっているのが好ましい。この本体に適切な剛性を与えるために、これらのエレメントを、その接点面の少なくとも80%に沿って結合する。
本発明が特に対象としているのは、それぞれ右と左に仕切られた長手方向のケーソンに分割される選択的な空気分配モジュールを、ビーム内部に長手方向に挿入可能にすることにある。このようなケーソンは、ほぼビームの内部断面に対応する外部断面を備えている。このケーソンは、特に、ビーム内部に様々な空気循環路を備えており、少なくとも1つの吸気口を介して、ビームの内部に吸い込まれた空気を、ビームの壁を介して、対応して設けられている様々な対応排気口に向かって配向させるために、配分器またはバルブを備えている。
選択的な空気分配部材、すなわち配分器または同等手段は、設備から送られる空気の全体吸気口を介して、ビーム内部に挿入可能であり、その寸法は、ビームが含む様々な排気口の累積寸法に対応するように十分大きく、この累積寸法は、割り当てられた車室の通風エリアに応じて、それぞれ十分な空気流量を供給するように決定される。
目安として、このようなビームの壁の厚さは、約2mm〜3.5mmであり、第1の最低固有周波数130Hzを提供し、破壊抵抗が大きく、これらは、この分野の要求事項を満たしている。ビームの構成材料は、鋼、アルミニウム、または合金であっても、複合材料であっても、さらには合材であってもよい。
ビームのこのような特徴は、スタンドまたはフロントバルクヘッドとの結合手段等の付加的な補強部品が全くなくても、ビームを端で固定するだけで、車両にビームを設置できる。
さらに、ビームのモノブロック構造を、端部品により端で補強することにより、長手方向および横方向の位置決め公差を大きく、かつ、ビームが有する様々な出口を配置できるので、車両構造の全体配置を変える必要がなく、車両の任意の1つの車室に対して、ビームを適応させやすくなる。
本発明のビームは、車両の車室用の中空の補強ビームである。このビームは、さらに、暖房、換気、または空調設備から送られる空気の循環部材を構成し、このために、少なくとも1つの吸気口と、吸気を排出する複数の排気口とを有している。
本発明によれば、このよう長手方向ビームは、主に、一定の方向に沿って長手方向に延びるモノブロック本体からなることを特徴としている。この本体は、その端に、吸い込んだ空気をビームの内部に選択的に分配する部材の、長手方向の挿入窓を含んでいる。本体は、さらに、その端に、車両の車室にビームを固定する補強用の端部品を備えている。
モノブロック本体は、溶接により相互結合された少なくとも2個の長手方向のエレメントからなっている。この溶接は、たとえば、レーザビーム、電子ビーム、またはコンデンサの放電、あるいは他の同等の方法により実施される。
構造上の理由から、端部品は、側面の排気口を覆って、ビームの長手方向に延長されている。端部品は、ビームの側面排気口の正面に開口部を有する。端部品は、たとえば、係合フランジとして構成されている。
好適な実施形態によれば、各端部品は、自由縁で互いに結合される1組のL形鋼からなり、ビームの端の閉鎖プレートを備えている。このプレートは、ビームの端へのセンタリング部材と、車室の支持構造への端部品の固定部材とを備えていると有利である。
ビームは、多角形の断面、とりわけ矩形の断面を有する。この断面は、ステアリングコラムまたはエアバッグ等の車両の部材を通過させる縮管加工部を設けるために、ビームの長さに沿って変えられる。
端部品が、1つの出口を有するビームの一エリアを被覆する場合、端部品には、空気を通過可能にするために、この出口の正面に配置された少なくとも1つの窓が設けられる。
本発明は、添付図面を参照しながら、好適な実施形態についての以下の説明を読めば、よりよく理解されると思う。
図1では、車両の車室の補強ビーム1は、暖房、換気、または空調設備から送られる空気をこの補強ビームを介して循環させるように構成されている。ビーム1は、選択的な空気分配モジュールをなす少なくとも1つのケーソン2、3、さらには、結合プレート6、7を介して、ビームが受容するバルブまたは同等物等の配分器4、5を、収容するように構成されている。
ビーム1は、一定方向に沿って長手方向に延び、窓8,9を設けるように端があいており、この窓より、ビーム1の内部にケーソン2、3を挿入して組み立てられる。
ビーム1の一般的な伸張軸Aに対する窓8、9の向きは、ビーム1のこの伸張軸Aに沿って、窓8、9を介してケーソン2、3が通過できるようなものとする。また、ビーム1の端からのケーソン2、3の挿入は、ビーム1の端と端の間の伸張を一定にすることにより、対応して長手方向に延びるケーソン2、3に対して可能になる。
図示の好適な実施形態では、ビーム1の断面は、ほぼ矩形である。ビーム1の断面は、全体伸張方向を変えなくても、形状と寸法とを変えることができ、車両のステアリングコラムまたはエアバッグを通す縮管加工部10、11を形成する。
さらに、図2を参照すると、ビーム1の端には、車両の車室の支持構造、特に車室が含む直立材に、ビーム1を固定する補強用の端部品12、13がある。端部品12、13は、それぞれ、自由縁により互いに結合される1組のL形鋼14、15から形成されている。ビーム1の端を閉じるプレート16が、各端部品12、13のL形鋼14、15の端に配置されており、ビーム1の外面へのセンタリング部材17を有する。
車室の支持構造に端部品12、13を固定する翼18が、プレート16の背面に設けられている。
端部品12、13を構成するL形鋼14、15は、ビーム1が含む出口23、24を覆うことができ、端部品12、13には、前記出口23、24の正面に配置されるように、窓19、20が設けられ、ビーム1の外に空気を排出可能にしている。
図3〜図5では、ビーム1の面に、様々な出口が設けられている。本発明が提案するビーム1の構造により、ビームの面に沿って、これらの出口を比較的自由に配置できるので、車両構造を著しく変えたり、所望の機械抵抗の本質的な品質を損なったりすることなく、任意の車両にビームを適合させることができる。
図3では、吸気口21が、ビーム1の下面22のほぼ中央エリアに設けられている。吸気口21の寸法は、目安として、面積1.2dm2〜2.2dm2である。このような面積は、空気流量が約500kg/時〜700kg/時の場合、この分野では一般的な値である。
このような寸法を利用して、特に空気分配モジュールを構成するケーソン2、3を挿入後、少なくとも1つの配分器4、5を挿入する。この段階で、個々に考慮された、ビームが含む排気口の面積が、吸気口21の面積の0.17〜0.15倍であることが分かる。
ビームは、個々に考慮された、排気口23、24、26の面積が、吸気口21の面積の0.17〜0.25倍であることを特徴としている。
それぞれ右と左にある後方通風用の排気口23は、ビーム1の下面22の対応端に設けられている。
さらに図4を参照すると、それぞれ右と左にある側面通風用の排気口24が、ビーム1の正面25の対応端に設けられている。
中央通風用の排気口26は、ビーム1の正面25の中央エリアに設けられている。
図5を参照すると、それぞれ右と左にある曇り取り用の排気口27が、ビーム1の上面28の対応端に設けられている。これらの各排気口27の面積は、霜取りまたは緩やかな送風用29と、曇り取り用27との、排気口27、29の累積面積の0.05〜0.2倍である。
霜取りまたは緩やかな送風用の排気口29が、ビーム1の背面30の中央エリアに設けられている。これらの排気口29の面積は、霜取りまたはゆるやかな送風用(29)と曇り取り用(27)との、排気口27、29の累積面積の0.8〜0.95倍である。
目安となる好適な実施形態によれば、ビーム1は、面の厚さ約3mmに対して、約1.81dm2の外部断面と、約1.64dm2の最大内部断面とを有する。ビーム1が、前方通風のためだけに空気を分配する場合、この通風の最小内部断面は、約1dm2である。
排気口23、24、26、27、29の累積面積は、後方通風口23に対して約0.962dm2、側面通風口24に対して約0.956dm2、中央通風口26に対して約0.814dm2、曇り取り口27に対して約0.318dm2、霜取りまたは緩やかな送風口29に対して約1.438dm2というように、それぞれ一定配分され、これらの面積に対して、約6.3dm2である。
上記の出口の全面積に対するビーム面に設けられた出口の累積面積は、ビームの下面で約44%、正面で約28%、上面で約5%、背面で約23%である。
縮管加工部10、11に面するビーム1の内部断面は、特に、吸気口の面積の0.25〜0.7倍である。より詳しくは、側面通風口24が1個だけ存在する場合、縮管加工部10、11に面するビーム1の断面は、吸気口21の面積の約0.25倍であるが、側面通風口24が、背面通風口23や側面曇り取り口27といった他の排気口に付加される場合、ビーム1のこの断面は、吸気口の面積の約0.7倍である。
ビームのこのような断面寸法は、目安として挙げられたものであり、場合によっては、ビーム内部に配置された空気分配ケーソン、または同等物の外形寸法を考慮に入れなければならない。
曇り取り用および霜取り用の排気口27、29の面積の和は、0.7dm2〜1.6dm2である。これらの寸法については、約320kg/時〜500kg/時の、この分野の通常の空気流量の観点から考慮しなければならない。
図示の実施形態では、選択的な空気分配モジュールは、2個のケーソン2、3から構成されている。第1のケーソンは、それ自体が3個のエレメント31、32、33からなり、そのうちの2個が、長手方向のエレメント31、32であり、1個が内部仕切りエレメント33である。第2のケーソン3は、モノブロックエレメントからなっている。
ビームと、選択的な空気分配部材との組立方法は、
−ビーム1の構成エレメントを、溶接により互いに結合して、モノブロック本体を形成するステップと、
−各端の窓8、9を介して、ビーム1の長手方向内部に、1つまたは複数の選択的な空気分配部材2、3を挿入するステップと、
−選択的な空気分配部材2、3を、ねじ締めによりビーム1に固定するステップと(場合によっては、ケーソン2を構成するエレメント31、32、33等の、選択的な空気分配部材の構成エレメントを相互組立するために、この作業を利用する)、
−吸気口21を介して、ビーム1の内部に、1つまたは複数の配分器4、5を挿入固定するステップとを連続して実施することからなる。
−ビーム1の構成エレメントを、溶接により互いに結合して、モノブロック本体を形成するステップと、
−各端の窓8、9を介して、ビーム1の長手方向内部に、1つまたは複数の選択的な空気分配部材2、3を挿入するステップと、
−選択的な空気分配部材2、3を、ねじ締めによりビーム1に固定するステップと(場合によっては、ケーソン2を構成するエレメント31、32、33等の、選択的な空気分配部材の構成エレメントを相互組立するために、この作業を利用する)、
−吸気口21を介して、ビーム1の内部に、1つまたは複数の配分器4、5を挿入固定するステップとを連続して実施することからなる。
この配分器は、ケーソンに割り当てられた固定配分器(図示せず)と、吸気口21に割り当てられて、特に結合プレート6、7を介してビーム1に直接固定される配分器とを含むことがある。
図示の実施形態において、特に、図示したような選択的な空気分配部材と、本発明のビームとの組立方法は、
−対応端を介して、ビームの内部にケーソンの第一の長手方向のエレメント31を長手方向に挿入するステップと(このエレメント31は、特にステアリングコラム等の車両の部材を通す縮管加工部を場合によっては含む)、
−第1の長手方向のエレメント31に、第2の長手方向のエレメント32を摺動させながら通し、ビーム内部に、第2のエレメントを挿入するステップと、
−第1および第2の長手方向のエレメント31、32の先端に、仕切エレメント33を配置するステップと、
−ビーム1が有する孔を介して、ねじ締めまたは同等手段により、長手方向のエレメント31、32をビーム1の外部から固定し、これらの長手方向のエレメント31、32を、互いに組み立ててビーム1に結合し、組み立てられたこれらの各エレメント31、32を、シールするステップと、
−前と反対の端から、ビームの内部に第2のケーソンを挿入して固定するステップと、
−場合によっては、吸気口21を介して、少なくとも1つのケーソンの内部に配分器を挿入して固定するステップと、
−吸気口21を介して、ビーム1の内部に中央配分器4、5を挿入するステップとからなる、連続ステップを含んでいる。
−対応端を介して、ビームの内部にケーソンの第一の長手方向のエレメント31を長手方向に挿入するステップと(このエレメント31は、特にステアリングコラム等の車両の部材を通す縮管加工部を場合によっては含む)、
−第1の長手方向のエレメント31に、第2の長手方向のエレメント32を摺動させながら通し、ビーム内部に、第2のエレメントを挿入するステップと、
−第1および第2の長手方向のエレメント31、32の先端に、仕切エレメント33を配置するステップと、
−ビーム1が有する孔を介して、ねじ締めまたは同等手段により、長手方向のエレメント31、32をビーム1の外部から固定し、これらの長手方向のエレメント31、32を、互いに組み立ててビーム1に結合し、組み立てられたこれらの各エレメント31、32を、シールするステップと、
−前と反対の端から、ビームの内部に第2のケーソンを挿入して固定するステップと、
−場合によっては、吸気口21を介して、少なくとも1つのケーソンの内部に配分器を挿入して固定するステップと、
−吸気口21を介して、ビーム1の内部に中央配分器4、5を挿入するステップとからなる、連続ステップを含んでいる。
これらの中央配分器4、5は、結合プレート6、7を介して、ビームに固定されていると有利である。
1 ビーム
8、9 窓
10、11 縮管加工部
12、13 端部品
14、15 L形鋼
16 閉鎖プレート
17 センタリング部材
18 固定部材
19、20 窓
21 吸気口
22 ビーム下面
23、24、26、27、29 排気口
28 ビーム上面
30 ビーム背面
8、9 窓
10、11 縮管加工部
12、13 端部品
14、15 L形鋼
16 閉鎖プレート
17 センタリング部材
18 固定部材
19、20 窓
21 吸気口
22 ビーム下面
23、24、26、27、29 排気口
28 ビーム上面
30 ビーム背面
Claims (19)
- ビーム(1)が、暖房、換気、または空調設備から送られる空気の循環部材を構成し、少なくとも1つの吸気口(21)と、吸気を排出する複数の排気口(23)(24)(26)(27)(29)とを含む、車両の車室用の中空の補強ビーム(1)であって、一定の方向に沿って長手方向に延びるモノブロック本体からなり、その端に、吸気をビーム(1)の内部に選択的に分配する部品の長手方向挿入窓(8)(9)を有し、また、その端に、車両の車室にビーム(1)を固定する補強用の端部品(12)(13)を備えていることを特徴とするビーム。
- モノブロック本体が、互いに結合される少なくとも1つの長手方向エレメントからなることを特徴とする請求項1に記載のビーム。
- 本体を構成するエレメントが、接触面の少なくとも80%に沿って、互いに結合されていることを特徴とする請求項2に記載のビーム。
- 本体を構成するエレメントが、溶接により結合されていることを特徴とする請求項2または3に記載のビーム。
- 選択的な空気分配部材が、設備から送られる空気の全体吸気口を介して、ビームの内部に挿入されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のビーム。
- 端部品(12)(13)が、係合フランジから構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のビーム。
- ビーム(1)の一エリアを覆う端部品(12)(13)が、1つの排気口(23)(24)を有し、かつ端部品は、空気を通過可能にするために、前記排気口(23)(24)の正面に配置されている少なくとも1つの窓(19)(20)を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のビーム。
- 端部品(12)(13)の各々が、自由縁で互いに結合された1組のL形鋼(14)(15)からなることを特徴とする請求項6または7に記載のビーム。
- 端部品(12)(13)が、ビーム(1)の端の閉鎖プレート(16)を有し、前記プレートは、ビーム(1)へのセンタリング部材(17)と、車室の支持構造への端部品(12)(13)の固定部材(18)とを備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のビーム。
- 断面が多角形であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のビーム。
- 車両の部材を通す縮管加工部(10)(11)を設けるために、断面が、その長さに沿って可変であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のビーム。
- 吸気口(21)の面積が、1.2dm2から2.2dm2であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のビーム。
- 吸気口(21)が、ビーム(1)の下面(22)の中央エリアに設けられていることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のビーム。
- 個々に測定される排気口(23)(24)(26)の面積は、吸気口(21)の面積の0.17〜0.25倍であることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のビーム。
- 縮管加工部(10)(11)に面するビーム(1)の内部区間が、吸気口の面積の0.25〜0.7倍であることを特徴とする請求項11に記載のビーム。
- 曇り取り、および霜取り用の排気口(27)(29)の面積の和は、0.7dm2〜1.6dm2であることを特徴とする請求項14に記載のビーム。
- それぞれ右と左の曇り取り用の排気口(27)が、ビーム(1)の上面(28)の対応端に設けられており、各面積は、霜取りまたは緩やかな送風用(29)と曇り取り用(27)との排気口(27、29)の累積面積の0.05〜0.2倍であることを特徴とする請求項16に記載のビーム。
- 霜取りまたは緩やかな送風用の排気口(29)が、ビーム(1)の背面(30)の中央エリアに設けられており、その面積は、霜取りまたは緩やかな送風用(29)と、曇り取り用(27)との排気口(27)(29)の累積面積の0.8〜0.95倍であることを特徴とする請求項16に記載のビーム。
- −モノブロック本体を形成するためにビーム(1)の構成エレメントを互いに結合するステップと、
−各端の窓(8)(9)を介して、ビーム(1)の内部に長手方向に一つまたは複数の選択的な空気分配部材(2)(3)を挿入するステップと、
−選択的な空気分配部材(2)(3)をねじ締めによりビーム(1)に固定するステップと、
−吸気口(21)を介して、ビーム(1)の内部に配分器(4)(5)を挿入固定するステップ
との連続ステップを実施することからなることを特徴とする請求項2〜18のいずれかに記載の選択的な空気分配部材とビームとの組立方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Country | Link |
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