JP2006205828A - 車両用空調装置の配風構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダクト部材をクロスカービームに組み込む作業を簡素化する。
【解決手段】車幅方向に沿って延び、両端部のそれぞれが対向する車室内側壁に固定される強度部材1,40の内部に送風路13,14が形成され、強度部材1,40側面に送風路13,14と連通する導入口8,9と吹出口15,16とが形成された車両用空調装置の配風構造に、筒形状を有し、入口側に導入口に臨む導入開口22f,22gと、出口側に嵌合口22d,22eとを具備する配風ダクト22と、筒形状を有し、入口側に嵌合口22d,22eに嵌合可能な接続開口23d,24dと、出口側に吹出口15,16に臨む吹出開口23c,24cを具備する支流ダクト23,24とを備え、配風ダクト22を導入口8,9から、支流ダクト23,24を両端部の開口17,18からそれぞれクロスカービーム1,40の内部に挿入し、嵌合口22d,22eと接続開口23d,24dとを連通する。
【選択図】図2

Description

本発明は、エアコンユニットからの空調風を車室に配風するための車両用空調装置の配風構造に関する。
自動車におけるエンジン室と車室とを区画する境界付近には、クロスカービームが車体を横切るように配置されている。クロスカービームは、車体内部の対向した側面に両端部が連結されることにより車体の両側面に掛け渡されており、これにより車体の横方向の剛性を補強すると共に、側面からの衝突における衝撃を受け止めるようになっている。特許文献1にはこのようなクロスカービームをエアコンユニットからの空調風のダクトとして用いる構造が記載されている。
図15は、特許文献1に記載された構造を示し、クロスカービーム100は、両側壁111に掛け渡され、この掛け渡し状態で両端部がボルトや溶接等により両側壁111に固着されることにより車体110を左右に横断している。このクロスカービーム100によって車体110の横方向の剛性が補強される。これに加えて、ステアリングホイル112のシャフトやエアバック(図示省略)がクロスカービーム100を利用して装着されている。
図15に示すクロスカービーム100は、中空管体によって形成されており、中間部分が車載のエアコンユニット(図示省略)からのダクトに接続されることにより、エアコンユニットからの空調風が導入されるようになっている。また、運転席や助手席に着座している乗員への温度調整を行うため、クロスカービーム100における車室側の面には複数の吹出口120が形成されており、エアコンユニットからの空調風がこれらの吹出口120から吹き出すようになっている。
特開平10−44762号公報
特許文献1に記載の構造では、クロスカービーム100を中空管体によって形成し、この中空管体に吹出口120を開口して空調風を吹き出すだけとなっているため、空調風の風向きをコントロールすることが難しい問題を有している。空調風をコントロールする場合には、吹出口の開口位置や開口角度等の条件を最適に設定する必要があるが、このような設定を行う場合には、構造が複雑となるためクロスカービームの作製が面倒で難しくなり、実用的ではない。
このようなことから空調風のコントロールを行うためのダクト部材をクロスカービームの内部に組み込むことが行われている。しかしながら、この場合には、ダクト部材をクロスカービームに組み込む作業及びダクト部材を空調風の通路とするための作業が複雑となるため、組立工数が増える問題を有している。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、クロスカービームを空調風のダクトとして用いる場合において、空調風の吹き出しのコントロールを行うダクト部材をクロスカービームに組み込む作業を簡単に行うことができ、その作業性を向上させることが可能な車両用空調装置の配風構造を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明の車両用空調装置の配風構造は、管形状を有し、インストルメントパネル裏面側に車幅方向に沿って延び、両端部のそれぞれが対向する車室内側壁に固定される強度部材の内部に送風路が形成され、該強度部材側面に当該送風路と連通する導入口と吹出口とが形成された車両用空調装置の配風構造であって、筒形状を有し、入口側に前記導入口に臨む導入開口と、出口側に嵌合口とを具備する配風ダクトと、筒形状を有し、入口側に該嵌合口に嵌合可能な接続開口と、出口側に前記吹出口に臨む吹出開口を具備する支流ダクトとを備え、該配風ダクトが該導入口から、該支流ダクトが両端部の開口からそれぞれ前記強度部材の内部に挿入され、嵌合口と接続開口とが嵌合・連通されたことを特徴とする。
本発明の車両用空調装置の配風構造によれば、中空管体からなる強度部材に配風ダクトと支流ダクトとを挿入して空調風のコントロールを行うため、そのコントロールを円滑に行うことができる。
また、本発明では、強度部材に対して配風ダクト及び支流ダクトを挿入し、配風ダクトの嵌合口と支流ダクトの接続開口とを嵌合して連結するだけで空調風の通路を強度部材に形成することができるため、組み込み作業を簡単に行うことができ、作業性が向上する。
以下、本発明を図示する実施形態により具体的に説明する。なお、各実施形態において、同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。
[第1実施形態]
図1〜図11は、本発明の第1実施形態を示し、図1はクロスカービーム1の斜視図、図2はクロスカービーム1の断面図、図3はクロスカービーム1とインストルメントパネルとの関係を示す側面図、図4及び図5は空調風の吹き出しを示す説明図、図6〜図11は空調風のダクトとするための組み立て順を示す断面図である。
図1に示すように、強度部材としてのクロスカービーム1は、車幅方向に沿って延びており、長手方向の略中央部分に位置するセンタブロック2と、センタブロック2の両端から車幅方向に延びる一対のサイドビーム3,4とによって構成され、全体が金属によって形成されている。
クロスカービーム1は車室前方側に設けられるインストルメントパネル30(図3参照)の裏側で車体の幅方向に延びるように配置され、長手方向の両端部(サイドビーム3,4の延設端部)に設けられた取付ブラケット5を車体の両側壁にネジ止め等により固定される。これによりクロスカービーム1は車体の横方向の剛性を補強するようになっている。また、このように配置することにより、クロスカービーム1はステアリングシャフトやエアバック(図示省略)の装着にも用いられる。
クロスカービーム1は図2に示すように、中空状の管体を溶接等により一体に接合することにより形成されるものであり、これによりクロスカービーム1は全体が中空管体となっている。すなわち、クロスカービーム1の略中央部分のセンタブロック2は、上下方向に貫通した中空パイプ状のセンタメンバ2aと、センタメンバ2aの左右に一体的に設けられたサイドメンバ2b,2cとによって構成されており、左右のサイドビーム3,4はサイドメンバ2b,2cから横方向に延びる中空パイプによって構成されている。
車内への空調を行うエアコンユニット7は、センタブロック2に対応するようにインストルメントパネルの裏側に配置されており、センタブロック2に対して空調風Aを供給するようになっている。
センタブロック2におけるサイドメンバ2b,2cは、エアコンユニット7側の端部が開口されることにより、エアコンユニット7からの空調風Aが導入される導入口8,9が形成されていると共に、サイドビーム3,4との接続部分が開口されることにより、同ビーム3,4との接続口10,11が形成されている。サイドビーム3,4は、この接続口10,11に臨んだ状態でセンタブロック2に連結されている。これにより、サイドメンバ2b,2cの内部及びサイドビーム3,4の内部が連通し、この連通によりエアコンユニット7からの空調風Aが流入する送風路13,14が形成される。
ここで、センタブロック2におけるセンタメンバ2aが中空パイプ状となっていることにより、センタメンバ2aの内部にもエアコンユニット7からの空調風Aが導入される。センタメンバ2aはデフロスタダクト(図示省略)に接続されるものであり、センタメンバ2aに導入された空調風Aはデフロスタダクトを通じて車体のフロントパネル下側に吹き出すようになっている。
サイドビーム3,4における長手方向の延設端部は、開口された開口端部17,18となっている。この開口端部17,18に近接したサイドビーム3,4の側面には、吹出口としてのサイド吹出口15,16が開口されている。サイド吹出口15,16は、フロントサイドベントダクト31に接続されるものであり、この接続によりエアコンユニット7からの空調風Aを運転席及び助手席側に配風することが可能となっている。
サイド吹出口15,16とフロントサイドベントダクト31との接続は、図3に示すようにフロントサイドベントダクト31の端末部分をサイド吹出口15,16からサイドビーム3,4に挿入すると共に、サイド吹出口15,16にジョイントダクト32を取り付けることにより行われる。ジョイントダクト32は、インストルメントパネル30のサイドベントグリル33に連結されており、これによりエアコンユニット7からの空調風をサイドベントグリル33から吹き出すことが可能となっている。
この実施形態において、サイドビーム3,4におけるサイド吹出口15,16部分の管径は、その上流側の送風路13,14部分の管径よりも大きく広がっており、これによりサイド吹出口15,16部分に管径が大きな拡管部分19,20が形成されている。このようにサイド吹出口15,16部分に拡管部分19,20を形成することにより、サイドビーム3,4におけるサイド吹出口15,16の開口比率を小さくすることができる。従って、サイド吹出口15,16の開口面積を確保しながらサイドビーム3,4の強度、すなわちクロスカービーム1の強度を向上させることができる。このため、強度を向上させるためにクロスカービーム1の肉厚を厚くする必要がなく、クロスカービーム1が重くなることがなく、車載用に好適に用いることが可能となる。
以上に加えて、この実施形態では、ダクト部材がクロスカービーム1の内部に挿入されるものである。ダクト部材は、エアコンユニット7からの空調風Aの通路をクロスカービーム1の内部に形成するものであり、この実施形態では、図6に示すように、センタブロック2に挿入される配風ダクト22と、サイドビーム3,4のそれぞれに挿入される支流ダクト23,24とによってダクト部材が構成されている。
配風ダクト22は、センタブロック2と略類似の形状となっている。すなわち、配風ダクト22はセンタブロック2のセンタメンバ2aに対応した筒部22aと、サイドメンバ2b,2cに対応した筒状の接続部22b,22cが一体的に形成された形状となっている。接続部22b,22cにおける
入口側の端部には導入口8,9に臨む導入開口22f,22gと、出口側の端部には、サイドメンバ2b,2cの接続口10,11に対応した嵌合口22d,22eが開口されている。この嵌合口22d,22eは、接続部22b、22cにおけるサイド吹出口15,16側に開口されるものであり、後述する支流ダクト23,24の入口側の端部が挿入されることにより嵌合する。
支流ダクト23,24は、対応するサイドビーム3,4に挿入されるものであり、図8及び図10に示すように、サイドビーム3,4の送風路13,14の内径と略同じ外径を有した筒状に形成されている。また、支流ダクト23,24は対応するサイドビーム3,4のそれぞれと略同じ長さとなっている。
支流ダクト23,24におけるサイド吹出口15,16に対応した部分は、サイド吹出口15,16の方向に略直角状に屈曲されることにより屈曲部23a,24aとなっており、この屈曲部23a,24aの端部、つまり出口側の端部が吹出口15,16に臨む吹出開口23c、24cとなっている。そして、吹出開口23c、24cがサイド吹出口15,16に当接することにより、空調風Aを支流ダクト23,24がサイド吹出口15,16に導くようになっている。また、支流ダクト23,24における屈曲部23a,24aとの反対側の端部、つまり入口側の端部には、接続開口23d、24dが設けられ、この接続開口23d、24dが接続部22b,22cの嵌合口22d,22eに嵌合することにより配風ダクト22と支流ダクト23,24とが連通状態で連結されるようになっている。
図8及び図10に示すように、屈曲部23a,24aの始端部分には湾曲部23b,24bが形成されている。湾曲部23b,24bは、対応したサイド吹出口15,16から離れる方向に湾曲するように形成されている。このようにサイド吹出口15,16から離れる方向に湾曲することにより、エアコンユニット7からの空調風Aは、図4に示すように、湾曲部23b、24bで一時的に滞留し、滞留した後、屈曲部23a,24aに沿って流れてサイド吹出口15,16から吹き出される。
このような湾曲部23b、24bを屈曲部23a,24aに形成することにより、略直角状の屈曲部23a,24aに沿って空調風Aをサイド吹出口15,16から吹き出すようにコントロールできるため、空調風Aの風向きの直線性を確保することができる。このため、サイドベントからの空調風を運転席や助手席に確実に送風することができ、空調を効率良く行うことができる。なお、かかる湾曲部23b、24bは、サイド吹出口15,16部分が拡管されているため、円滑にサイド吹出口15,16部分に挿入することが可能となるものである。
図5は、屈曲部23a,24aに湾曲部23b、24bを形成しない場合の空調風の流れを示し、この場合には、空調風の風向きの直線性を確保することができないものとなる。
図6〜図11は、以上の配風ダクト22及び支流ダクト23,24をクロスカービーム1に組み込む手順を示している。まず、図6に示すように、筒部22aがセンタメンバ2aに臨み、且つ接続部22b、22cがサイドメンバ2b,2cに臨む姿勢とし、この姿勢で図7に示すように、配風ダクト22をセンタブロック2に挿入する。この挿入により、配風ダクト22の嵌合口22d,22eは、センタブロック2の接続口10,11に対応した位置となる。
次に、支流ダクト23,24を対応するサイドビーム3,4に挿入する。図8及び図9は、支流ダクト24をサイドビーム4に挿入する場合を、図10及び図11は、その後において支流ダクト23をサイドビーム3に挿入する場合をそれぞれ示している。
それぞれの支流ダクト23,24は、接続開口23d、24d側からサイドビーム3,4に挿入する。この挿入は、サイドビーム3,4のそれぞれの開口端部17,18から差し入れた後、屈曲部23a,24aがそれぞれのサイド吹出口15,16に当接するまで行う。かかる挿入に際しては、サイド吹出口15,16部分に拡管部分19,20が形成されて管径が広がっているため、屈曲部23a,24aをサイド吹出口15,16に当接するまで円滑に挿入することができる。
この挿入により、それぞれの支流ダクト23,24は、挿入側の端部である接続開口23d、24dが、既にセンタブロック2に挿入されている配風ダクト22の嵌合口22d,22eと嵌合するため、配風ダクト22の接続部22b、22cの内部と、支流ダクト23,24の内部とが連通する。これによりエアコンユニット7からの空調風Aの通路となり、エアコンユニット7からの空調風Aをサイド吹出口15,16に導いて同吹出口15,16から空調風Aのの吹き出しが可能となる。
このような組み付けでは、空調風Aの通路が外側のセンタブロック2及びサイドビーム3,4と、内側の配風ダクト22及び支流ダクト23,24とによる2重構造となっているため、空調風Aの漏れのない通路とすることができる。また、このような複雑な2重構造であっても、配風ダクト22をセンタブロック2に挿入し、支流ダクト23,24をサイドビーム3,4に挿入するだけで組み付けができるため、簡単に組み付けすることができ、組み付けの作業性を向上させることができる。
なお、支流ダクト23,24のサイドビーム3,4への挿入は、支流ダクト23を先にサイドビーム3に挿入した後、支流ダクト24をサイドビーム4に挿入しても良いものである。
[第2実施形態]
図12〜図14は、第2実施形態を示し、図12はこの実施形態のクロスカービーム40の斜視図、図13はその断面図、図14は車体への配置を示す斜視図である。
この実施形態のクロスカービーム40においても、略中央部分のセンタブロック2と、センタブロック2の左右から車幅方向に延びるサイドビーム3,4とを備えている。また、第1実施形態と同様に、センタブロック2の内部には、ダクト部材が挿入される。ダクト部材は、配風ダクト22と支流ダクト23,24とからなり、配風ダクト22がセンタブロック2に挿入され、支流ダクト23,24がサイドビーム3,4に挿入されることにより、クロスカービーム40に組み付けられる。これらの組み付けは、上述した第1実施形態と同様にして行うことができる。従って、この実施形態においても、空調風の通路を二重構造としても、簡単に組み付けることが可能となっている。
すなわち、配風ダクト22をセンタブロック2の導入口8,9から同ブロック2の内部に挿入し、サイドビーム3,4に支流ダクト23,24を挿入して、その接続開口23d、24dを配風ダクト22の嵌合口22d、22eに嵌合させて配風ダクト22と支流ダクト23,24とを連結することにより行うものである。従って、この実施形態においても、空調風の通路を二重構造としても、配風ダクト22及び支流ダクト23,24からなるダクト部材をクロスカービーム簡単に組み付けることが可能となっている。
さらに、サイドビーム3,4の開口端部17,18側にサイド吹出口15,16が形成されると共に、この吹出口15,16部分は、その管径が送風路13,14よりも大きくなった拡管部分19,20となっている。これにより、肉厚を厚くすることなく、クロスカービーム40の強度を確保することができるため、クロスカービーム40の重量増を抑制することができる。
この実施形態では、サイドビーム3,4における開口端部17,18が吹出口としてのリア吹出口となるものである。リア吹出口としての開口端部17,18には、図12及び図14に示すようにリアダクト43,44が接続される。この接続は、サイドビーム3,4に挿入される支流ダクト23,24のサイド吹出口15,16側の端部を開口することによりリア接続口45,46とし、このリア接続口45,46をサイドビーム3,4の開口端部17,18と一致させるように支流ダクト23,24をサイドビーム3,4に挿入する。そして、リア接続口45,46と開口端部17,18との間に、リアダクト43,44の先端部分を挿入して嵌合させることにより行われる。これにより、エアコンユニット7からの空調風Aをサイドビーム3,4の開口端部17,18からリアダクト43,44に導いてリアダクト43,44からリアシート側への空調風Aの吹き出しを行うことができる。
図14において、符号47は、サイドビーム3,4の開口端部17,18とリアダクト43,44とを接続するためのジョイントダクトである。このジョイントダクト47は、車体のサイドピラー48内に配置された状態で開口端部17,18とリアダクト43,44とを接続している。なお、リアダクト43,44は取付ブラケット5に沿った状態で下側に延びるものである(図12参照)。
この実施形態において、図13に示すように、サイド吹出口15,16とリア吹出口としての開口端部17,18との間で空調風Aを切り替えるための開閉ドア51,52が設けられる。開閉ドア51,52をサイドビーム3,4における拡管部分19,20の内部に回転可能に配置されており、その回転によりサイド吹出口15,16と開口端部17,18とへの切り替えを行うようになっている。
開閉ドア51,52は、サイドビーム3,4に挿入された支流ダクト23,24における拡管部分19,20との対応部分の内部に配置されており、開口端部17,18から送風路13,14に向かうように湾曲された形状となっている。このような湾曲形状とすることにより、空調風Aをサイド吹出口15,16に円滑に流れるように案内するため、サイド吹出口15,16への空調風Aの供給を確実に行うことができる。また、開閉ドア51,52が拡管部分19,20に設けられているので、開閉ドア51,52によって送風路が絞られることがないので、送風抵抗を悪化させることなく送風路の開閉を行なうことができる。
本発明の第1実施形態におけるクロスカービームの斜視図である。 第1実施形態のクロスカービームの断面図である。 クロスカービームとサイドベントダクトとの接続構造を示す断面図である。 (a)、(b)は第1実施形態における拡管部分の正面図及び断面図である。 (a)、(b)は拡管部分を形成しない場合の正面図及び断面図である。 配風ダクトをクロスカービームに挿入する前の断面図である。 配置ダクトをクロスカービームに挿入した状態の断面図である。 一方の支流ダクトをサイドビームに挿入する状態を示す断面図である。 一方の支流ダクトをサイドビームに挿入した状態を示す断面図である。 他方の支流ダクトをサイドビームに挿入する状態を示す断面図である。 他方の支流ダクトをサイドビームに挿入した状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態におけるクロスカービームの斜視図である。 第2実施形態のクロスカービームの断面図である。 第2実施形態のクロスカービームのリアダクトとの接続状態を示す斜視図である。 特許文献1に記載された従来の配風構造の斜視図である。
符号の説明
1,40…強度部材(クロスカービーム)
8,9…導入口
13,14…送風路
15,16…吹出口
17,18…開口
22…配風ダクト
22d,22e…嵌合口
22f,22g…導入開口
23,24…支流ダクト
23c,24c…吹出開口
23d,24d…接続開口
30…インストルメントパネル

Claims (1)

  1. 管形状を有し、インストルメントパネル(30)裏面側に車幅方向に沿って延び、両端部のそれぞれが対向する車室内側壁に固定される強度部材(1,40)の内部に送風路(13,14)が形成され、該強度部材(1,40)側面に当該送風路(13,14)と連通する導入口(8,9)と吹出口(15,16)とが形成された車両用空調装置の配風構造であって、
    筒形状を有し、入口側に前記導入口に臨む導入開口(22f,22g)と、出口側に嵌合口(22d,22e)とを具備する配風ダクト(22)と、
    筒形状を有し、入口側に該嵌合口(22d,22e)に嵌合可能な接続開口(23d,24d)と、出口側に前記吹出口(15,16)に臨む吹出開口(23c,24c)を具備する支流ダクト(23,24)とを備え、
    該配風ダクト(22)が該導入口(8,9)から、該支流ダクト(23,24)が両端部の開口(17,18)からそれぞれ前記強度部材(1,40)の内部に挿入され、嵌合口(22d,22e)と接続開口(23d,24d)とが嵌合・連通されたことを特徴とする車両用空調装置の配風構造。
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