JP2006021115A - 超音波振動子及びそれを用いた超音波モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で超音波モータの小型化を図ることのできる超音波振動子及びそれを用いた超音波モータを提供する。
【解決手段】本発明の超音波振動子1は、第1の振動モードと第2の振動モードを同時に励起して超音波楕円振動を発生させるもので、超音波振動子1の超音波楕円振動が発生している振動面に沿った方向に穿設された穴部2Aを有し、この穴部2A内の前記超音波楕円振動が発生している部位に摩擦接触部6を配設している。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波振動子及びそれを用いた超音波モータに関する。
従来の超音波モータとしては、例えば本件出願人の提案による特開平7−163162号公報に開示された超音波モータが知られている。
前記特開平7−163162号公報の提案による超音波モータは、超音波振動子を有し、この超音波振動子は、前記特開平7−163162号公報明細書中の図21に示されるように、薄い矩形状の第1及び第2の圧電板11が複数枚積層されたもので、第1の圧電板11には一対の内部電極17aが印刷され、第2の圧電板11には一対の内部電極17bが印刷され、これら第1の圧電板11及び第2の圧電板11が交互に積層された構造を有している。
また、前記超音波振動子は、積層された圧電板11の積層の最初と最後には絶縁体としての内部電極を施してない圧電板12、14が積層されている。
前記内部電極17aは、超音波振動子の側面にまで延びて形成され、また、前記内部電極17bは、超音波振動子の上面にまで延びて形成されている。
前記圧電板11は、チタン酸ジルコン酸鉛(以下、PZTと称す)のグリーンシートに内部電極17a,17bを印刷した上で位置決めされ、積層された後、焼成されることにより、圧電体積層部として形成している。
前記圧電体積層部は、前記特開平7−163162号公報明細書中の図18に示されるように、その後、外部電極14が、圧電体積層部における超音波振動子の内部電極17a,17bが露出した位置(正極として超音波振動子上面2ヶ所及び負極として超音波振動子側面2ヶ所)に設けられている。その後、前記圧電体積層部は、上面左の外部電極と左側面の外部電極がA相を構成している。また、前記圧電体積層部は、上面右の外部電極と右側面の外部電極がB相を構成している。
そして、前記圧電体積層部は、外部電極A相、B相に各々DC電圧を印加し分極処理される。その後、前記圧電体積層部は、超音波振動子下面の屈曲振動の振幅が略極大値をとる位置に駆動子(以下、摩擦接触部と称す)16を接着することにより、超音波振動子80として形成している。
前記超音波振動子80において、A相と前記B相に位相がπ/2異なる交番電圧(周波数はその超音波振動子80の共振周波数)を印加すると、前記摩擦接触部16の位置において、1次縦振動と2次屈曲振動を励起させることにより、時計回り又は反時計回りの大きな楕円振動が励起できる。なお、この超音波振動子80の中央部には貫通穴が設けられ、この貫通穴には超音波振動子80を保持押圧するためのピン19が挿入接着されている。
前記構成の超音波振動子80を用いて超音波モータとして構成し且つ動作させるためには、ピン19と係合して摩擦接触部16を図18中の下方向に押圧する押圧手段と、超音波振動子80の摩擦接触部16に接触しこの摩擦接触部16に対し相対的に移動する被駆動体とを設けることで、超音波モータが構成される。なお、前記被駆動体はリニアガイドにより保持されており、摩擦接触部16と接触し且つ前記リニアガイドによりガイドされながら摺動が可能である。
前記構成の超音波モータにおいて、実際超音波振動子80のA相とB相に位相がπ/2異なる交番電圧(周波数はその超音波振動子80の共振周波数)を印加すると、前記特開平7−163162号公報明細書中の図6に示されるような1次縦振動と2次屈曲振動を同時に励起させ、前記摩擦接触部16の位置において、時計回り又は反時計回りの大きな楕円振動を発生させることで、前記被駆動体を左右に動作させることができる。
特開平7−163162号公報
しかしながら、前記特開平7−163162号公報に記載の従来技術では、前記摩擦接触部16は、前記超音波振動子80の1次縦振動モードもしくは2次屈曲振動モードの振動面内であって楕円振動が発生している底面あるいは上面に設けられているために、前記被駆動体はその摩擦接触部16に対し接触するように前記超音波振動子80と並んで配置されることになり、さらに、前記摩擦接触部16と前記超音波振動子60とを押圧、保持するための部材も必要となるため、結果として超音波モータを小型化する際の問題点となっていた。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、簡単な構成で超音波モータの小型化を図ることのできる超音波振動子及びそれを用いた超音波モータを提供することを目的とする。
請求項1の発明の超音波振動子は、第1の振動モードと第2の振動モードを同時に励起して超音波楕円振動を発生させる超音波振動子において、前記超音波振動子の前記超音波楕円振動が発生している振動面に沿った方向に穿設された穴部を有し、この穴部内の前記超音波楕円振動が発生している部位に摩擦接触部を配設したことを特徴とするものである。
請求項2の発明の超音波振動子は、第1の振動モードと第2の振動モードを同時に励起して超音波楕円振動を発生させる超音波振動子において、前記超音波振動子の前記超音波楕円振動が発生している振動面と直交する開口を備えた凹部を有し、この凹部内の前記超音波楕円振動が発生している部位に摩擦接触部を配設したことを特徴とするものである。
請求項3の発明の超音波振動子は、請求項1又は請求項2に記載の超音波振動子において、前記第1の振動モードは縦振動であり、前記第2の振動モードは屈曲振動であることを特徴とするものである。
請求項4の発明の超音波振動子は、請求項1又は請求項2に記載の超音波振動子において、前記穴部もしくは前記凹部の断面形状が、矩形状、もしくは円形状であることを特徴とするものである。
請求項5の発明の超音波モータは、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の超音波振動子と、前記超音波振動子の前記穴部内、もしくは前記凹部内に配され、前記摩擦接触部に接して押圧されながら前記超音波振動子に対して相対的に駆動する被駆動部材と、を具備したことを特徴とするものである。
請求項6の発明の超音波モータは、請求項5に記載の超音波モータにおいて、前記被駆動部材は、前記超音波振動子の前記摩擦接触部と接して押圧がかかる方向に少なくとも弾性を有する弾性部材からなることを特徴とするものである。
本発明の超音波振動子及びそれを用いた超音波モータは、簡単な構成で超音波モータの小型化を図ることができるといった利点がある。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1乃至図6は本発明の超音波振動子の第1実施例の構成を示し、図1は第1実施例の超音波振動子を正面から見た斜視図、図2は図1の超音波振動子の背面図である。また、図3は図1の超音波振動子の穴部に配設される摩擦接触部保持板の構成を示す斜視図で、図3(A)は穴部の上部に配される第1摩擦接触部保持板を示し、図3(B)は穴部の下部に配される第2摩擦接触部保持板を示している。図4は組み立てられた本実施例の超音波振動子の断面図で、図4(A)は摩擦接触部近傍に超音波楕円振動が生じた状態を示し、図4(B)は摩擦接触部近傍に図4(A)に示す超音波振動とは逆向きの超音波楕円振動が生じた状態を示している。さらに、図5は圧電体積層部の要部分解斜視図、図6は本実施例の超音波振動子の動作状態を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施例の超音波振動子1は、圧電素子により形成されたものであり、略角柱形状で且つ内部に穴部2Aを有する圧電体積層部2と、この圧電体積層部2の左右両側面の4箇所に帯状に設けられた外部電極3と、これらの外部電極3を前記圧電体積層部2の側面を介して電気的に接続するための連結導電性膜4と、前記穴部2A内に後述する摩擦接触部6を配設するための第1、第2の摩擦接触部保持板5A、5Bと、前記第1、第2の摩擦接触部保持板5A、5Bによって前記穴部2A内の所定位置に配設される摩擦接触部6と、を有して構成されている。
前記圧電体積層部2は、詳細な構成については後述するが内部電極処理が施された薄い矩形状の圧電セラミックスシートとしての第1、第2の圧電シート7、8(図5参照)が交互に複数枚積層された構造となっている。
図1中右側側面上部の外部電極3は、後述するが圧電体積層部2の同図中右側面上部の内部電極露出部9a、10a(図5参照)にそれぞれ焼き付け銀により取付けることによって形成される2つの電気端子(A1+、A1−の両端子)をA(A相)として構成している。
また、図1中右側側面下部の外部電極3は、圧電体積層部2の同じ側面下部の内部電極露出部9a、10a(図5参照)にそれぞれ焼き付け銀により取付けることによって形成される2つの電気端子(B2+、B2−の両端子)をB(B相)として構成している。
一方、図1中左側側面上部の外部電極3は、圧電体積層部2の同図中左側面上部の内部電極露出部9a、10a(図5参照)にそれぞれ焼き付け銀により取付けることによって形成される2つの電気端子(B1+,B1−の両端子)をB(B相)として構成している。
また、図1中左側側面下部の外部電極3は、圧電体積層部2の同じ側面下部の内部電極露出部9a、10a(図5参照)にそれぞれ焼き付け銀により取付けることによって形成される2つの電気端子(A2+、A2−の両端子)をA(A相)として構成している。
前記外部電極3のA1+端子とA2+端子と、A1+端子とA2−端子とは、図1に示すように、それぞれ焼き付き銀により形成される連結導電性膜4A、4Bにより電気的に導通されるようになっている。この場合、連結導電性膜4A、4Bは、前記A(A相)を構成する電気端子の配置から、図1に示すように圧電体積層部2の該当する対角上に配されることになる。
また、前記圧電体積層部2の背面側では、図2に示すように、前記外部電極3のB1+端子とB2+端子と、B1+端子とB2−端子とは、それぞれ焼き付き銀により形成される連結導電性膜4C、4Dにより電気的に導通されるようになっている。この場合、連結導電性膜4C、4Dは、前記B(B相)を構成する電気端子の配置から、図2に示すように圧電体積層部2の該当する対角上に配されることになる。
前記圧電体積層部2には、前述したようにその中央部に角形状の貫通穴である穴部2Aが穿設されている。なお、この穴部2Aは、貫通穴に限定されるものではない。
前記穴部2A内の上部及び下部には、詳細な構成については後述するが複数の摩擦接触部6を設けた第1、第2の摩擦接触部保持板5A、5B(図5(A)及び図5(B)参照)が接着されるようになっている。なお、前記第1、第2の摩擦接触部保持板5A、5Bによる前記摩擦接触部6の設置位置についても、後述する。
前記圧電体積層部2のさらに詳細な構成を図5を参照しながら説明する。
図5に示すように、前記圧電体積層部2は、第1の内部電極9を有する第1の圧電シート7と、第2の内部電極10を有する第2の圧電シート8とを交互に複数枚に積層されることにより構成されている。
前記第1の圧電シート7は、圧電素子である圧電体層7Aを有し、この圧電体層7Aの表面には、前記穴部2A等を形成するのに必要な領域を確保するように前記第1の内部電極9が印刷されている。
前記第2の圧電シート8は、圧電素子である圧電体層8Aを有し、この圧電体層7Aの表面には、前記同様に穴部2A等を形成するのに必要な領域を確保するように前記第2の内部電極10が印刷されている。
前記第1の圧電シート7及び前記第2の圧電シート8は、例えば厚さ80μmの形状を有しており、これら第1及び第2の圧電シート7、8を構成する材質として本実施例ではPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)材を用いて形成されている。また、前記PZT材は、機械的品質係数(Q値)の大きいハード系材料のものを用いており、本実施例では、例えば機械的品質係数(Q値)が2500であるものを用いている。
なお、前記圧電体積層部2は、図5に示すように、複数枚積層された第1及び第2の圧電シート7,8の積層の最初(最上層であり、図5中の第1の圧電シート7の手前側1枚目に該当)に、同じPZT材を用いて形成され且つ内部電極が施されていない圧電シート7Bが積層されている。
また、前記第1の内部電極9及び前記第2の内部電極10は、その電極材料としては銀パラジウム合金(Ag−Pd)もしくは銀(Ag)を用いて構成されている。
本実施例の超音波振動子1は、第1の圧電シート7、第2の圧電シート8の積層に伴い、第1の内部電極9と第2の内部電極10とが交互に積層されることになる。
つまり、本実施例の圧電体積層部2を構成する各種部材の積層順序においては、圧電シート7B,第1の内部電極9,圧電体層7A,第2の内部電極10,圧電体層8A,………,圧電体層8A,第1の内部電極9,圧電体層7A,第2の内部電極10,圧電体層8Aの順序で積層されることになる。
次に、前記第1及び第2の圧電シート7、8の内部電極形状について説明する。
第1の圧電シート7に設けられた第1の内部電極9は、例えば厚さ5〜10μmの形状を有している。
前記第1の内部電極9は、圧電体積層部2の断面形状に対し、詳しくは図5に示すように、圧電体層7Aの全領域の上部と下部に配置され、且つそれぞれ左右に2分割されるように設けられている。
この場合、圧電体層7Aの上部と下部に設けられた第1の内部電極9は、前記穴部2A等を形成するのに必要な領域を確保するために一定の間隔を有している。また、これらの第1の内部電極9の一部は、圧電体層7Aの両側面基端部にまで延設されており、内部電極露出部9aをそれぞれ形成している。
また、第2の圧電シート8に設けられた第2の内部電極10は、例えば厚さ5〜10μmの形状を有している。
前記第2の内部電極10は、圧電体積層部2の断面形状に対し、詳しくは図5に示すように、圧電体層8Aの全領域の上部と下部に配置され、且つそれぞれ左右に2分割されるように設けられている。
この場合、圧電体積層8Aの上部と下部に設けられた第2の内部電極10は、前記穴部2A等を形成するのに必要な領域を確保するために一定の間隔を有している。また、これらの第2の内部電極10の一部は、圧電体層8Aの両側面基端部にまで延設されており、内部電極露出部10aをそれぞれ形成している。
図1に示すように、このような構成の圧電体積層部2を有して構成される超音波振動子1は、前記圧電体積層部2の第1の内部電極9及び第2の内部電極10の一部がそれぞれ超音波振動子1の両側側面基端部に延設させることにより形成された各内部電極露出部9a、10aに、焼き付け銀より形成される外部電極3がそれぞれ設けられている。
つまり、圧電体積層部2の側面の外部電極3は、図1に示すように、それぞれ内部電極9a、10a(図5参照)に電気的に接続して帯状に設けられ、また、これらの外部電極3は、圧電体積層部2のエッジ部を介して、前記圧電体積層部2の正面、及び裏面に帯状にそれぞれ設けられた連結導電性膜4A、4B、4C、4Dに導通している。なお、前記圧電体積層部2の逆側の側面の外部電極についても、同様の形状に設けられている。
これらの外部電極3には、図示はしないがそれぞれリード線が半田等で接続されるか、もしくは電極が設けられたフレシキブル基板が電気的に接合されており、このリード線又はフレキシブル基板を介して図示しない駆動回路からの駆動信号が供給されるようになっている。
本実施例の超音波振動子1は、後述するが第1の振動モードである1次縦振動と第2の振動モードである2次屈曲振動とを同時に励起して超音波楕円振動を発生する。
そこで、本実施例の超音波振動子1は、図1及び図4に示すように、超音波振動子1の超音波楕円振動が発生している振動面に沿った方向に穴部2Aを穿設し、この穴部2A内の超音波楕円振動が発生している部位に摩擦接触部6を配設している。
具体的には、前記摩擦接触部6は、図3(A)及び図3(B)に示すように、これら摩擦接触部6を前記穴部2A内の上部及び下部の所定箇所に配設するために、矩形状の金属材料からなる第1、第2の摩擦接触部保持板5A、5Bに設けられている。
第1の摩擦接触部保持板5Aは、図3(A)に示すように、前記穴部2A内の上部に接着されるもので、底面には超音波振動が発生する箇所に2個の摩擦接触部6が固定接着されている。
第2の摩擦接触部保持板5Bは、図3(B)に示すように、前記穴部2A内の下部に接着されるもので、上面には超音波振動が発生する箇所(例えば両側基端部)に2個の摩擦接触部6が固定接着されている。
そして、前記第1の摩擦接触部保持板5Aは、図4(A)に示すように圧電体積層部2の穴部2Aの上部に接着され、前記第2の摩擦接触部保持板5Bは、図4(A)に示すように圧電体積層部2の穴部2Aの下部に接着される。
なお、本実施例では、前記摩擦接触部6を前記第1、第2の摩擦接触部保持板5A、5Bに設けた場合について説明したが、前記摩擦接触部6を前記穴部2A内の所定箇所に設けて前記圧電体積層部2を形成することが可能であれば、必ずしも前記第1、第2の摩擦接触部保持板5A、5Bを用いなくても良い。
また、前記摩擦接触部6の材質としては、鋼材の表面にダイヤモンドライクカーボンを化学気相成長法処理(Chemical Vapor Deposition:CVD処理)したものを用いている。
本実施例では、穴部2Aの上部に2個、下部に2個の合わせて4個の摩擦接触部6を設けた構成について説明したが、これに限定されるものではない。
次に、前記第1、第2の摩擦接触部保持板5A、5Bによる前記摩擦接触部6の設置位置について説明する。
図6には本実施例の超音波振動子1の振動モードが示されている。
図6(A)、図6(B)に示すように、本実施例の超音波振動子1は、1次縦振動モードと2次屈曲振動モードとを励起させる。なお、本実施例の超音波振動子1は、これら2種類の振動モードがほぼ同一の周波数で励起されるように、その寸法形状が決められている。そして、前記超音波振動子1では、それらの振動モードを重ね合わせて所定の位置に超音波楕円振動を発生させる。したがって、本実施例の超音波振動子1では、前記摩擦接触部6が、このように超音波楕円振動が発生している部位に設けられるようになっている。
また、これらの摩擦接触部6は、図4(A)に示すように、穴部2Aの上部に配された摩擦接触部6の超音波楕円振動の回転の向きと、穴部2Aの下部に配された摩擦接触部6の超音波楕円振動の向きとが互いに逆向きとなる位置に設けられている。なお、図4(B)は、図4(A)に示す駆動方向とは逆方向の駆動時における超音波楕円振動の向きを示している。
次に、本実施例の超音波振動子の製造方法について図1乃至図5を参照しながら説明する。
本実施例の超音波振動子の製造方法では、PZTの仮焼結粉末とバインダーとを混合して泥しょうを作成し、ドクターブレード法を用いて所定の厚さでフィルム状にキャスティングしてグリーンシート(圧電体層7A、8Aに相当)を形成する。そして、グリーシートを乾燥した後、フィルムから剥離する。こうして、形成したグリーンシートを複数用意する。
次に、第1のグリーシートに、第1の内部電極9のパターン(図5参照)を有するマスクを用いて電極材料を印刷することにより、図5に示す第1の圧電シート7を形成する。この場合、第1の内部電極9は、銀パラジウム合金(Ag−Pd)を用いて形成される。
また、第2のグリーシートに、第2の内部電極10のパターン(図5参照)を有するマスクを用いて電極材料を印刷することにより、図5に示す第2の圧電シート8を形成する。この場合も同様に、第2の内部電極10は、銀パラジウム合金(Ag−Pd)を用いて形成される。
そして、これら第1の圧電シート7と第2の圧電シート8とを、第1及び第2の内部電極9、10同士がちょうど重なるように位置決めを正確に行い、交互に複数枚積層する。その後、積層の最上面には内部電極を印刷してない第3のグリーンシート(圧電シート7Bに相当)を積層する。
その後、この第3のグリーンシートを含む第1,第2の圧電シート7、8の積層体をプレスして、この積層体における各グリーンシート間を密着させ、その後、熱圧着する。 そして、熱圧着した前記積層体は、1200℃程度の温度で焼成され、その後、所定の形状に裁断されることにより、圧電体積層部2に相当する圧電素子が生成される。
前記内部電極露出部9a、10a(図5参照)には、銀を焼き付け法にて実施することにより、図1及び図2に示すような帯形状の外部電極3を形成し、また、圧電体積層部2の表面についても同様に銀を焼き付け法にて実施することにより、図1及び図2に示すような帯状の連結導電性膜4A、4B、4C、4Dを形成して、前記外部電極3間をそれぞれ電気的に接続する。そして、これら外部電極3のA相(A1+、A1−間、A2+、A2−間),B相(B1+、B1−間、B2+、B2−間)に直流高電圧を印加することにより、分極を行い、圧電特性を持たせるようにする。
そして、図1に示すように、ドリル等の加工機により、前記積層体の圧電体積層部2に対応する中央部分に角状の穴部2Aを穿設する。なお、この穴部2Aに関しては前記工程中で、熱圧着後、焼成前に加工機により空けても良い。
その後、前記摩擦接触部6を第1,第2の摩擦接触部保持板5A、5B(図3(A)、図3(B)参照)の所定位置にエポキシ接着剤を用いて接着する。そして、この第1,第2の摩擦接触部保持板5A、5B(図3(A)、図3(B)参照)を、前記圧電素子の前記穴部2Aの上部及び下部にエポキシ接着剤を用いて接着する。
こうして、超音波振動子1が形成される。
以上、説明してきた超音波振動子1の動作について図6を参照しながら詳細に説明する。
いま、図1の超音波振動子1の前記A相,B相に、同位相で所定の周波数の交番電圧を印加するものとする。すると、この超音波振動子1は、1次の縦振動が励起された。また、前記A相,B相に逆位相で所定の周波数の交番電圧を印加すると、この超音波振動子1は、2次の屈曲振動が励起された。
これらの振動を有限要素法を用いてコンピュータ解析すると、図6(A)に示すような共振縦振動姿勢,及び図6(B)に示すような共振屈曲振動姿勢が予想され、且つ超音波振動測定の結果、それが実証された。なお、この図6では、摩擦接触部6は省略している。
本実施の形態では、共振周波数に関し、より詳細には屈曲2次振動の共振周波数を1次縦振動の共振周波数より数%程度(望ましくは3%程度)低くなるように設計している。このように構成することで、後で説明する超音波モータとしての出力特性が大幅に向上することになる。
次に、超音波振動子1のA相及びB相に位相がπ/2異なる所定周波数の交番電圧を印加するものとする、すると、該超音波振動子1の摩擦接触部6の位置で、楕円振動を観測することが出来た。
次に、前記超音波振動子1を用いた超音波モータ20の構成について図7乃至図9を参照しながら説明する。
図7乃至図9は超音波振動子を用いて構成された超音波モータの構成を説明するもので、図7は超音波モータの構成を示す斜視図、図8は図7の超音波モータに用いられるシャフトを説明するもので、図8(A)はシャフトの構成を示す断面図、図8(B)はシャフトの超音波振動子への装着方法を説明するためのシャフトの断面図である。また、図9は超音波モータの変形例を示し超音波振動子の構成を示す斜視図である。
図7に示すように、本実施例の超音波モータ20は、前記構成の超音波振動子1と、この超音波振動子1の穴部2A内に配され、摩擦接触部6に接して押圧されながら前記超音波振動子1に対して相対的に駆動する被駆動部材であるシャフト21と、を有して構成されている。
被駆動部材であるシャフト21は、図7に示すように前記穴部2Aに挿通されるようになっている。このシャフト21は、図8(A)に示すように、上下に例えばコの字状の切り欠き21aを有し、少なくとも上下方向に弾性を有する中空のパイプである。この弾性力は、前記シャフト21を形成する際の外周の肉厚を調整することにより得られるようになっている。
なお、前記シャフト21は、例えばステンレス等の材質を用いて構成することが考えられるが、これに限定されることはなく、弾性力を生じる部材、例えば合成樹脂、あるいはそれ以外の部材を用いて構成しても良い。
また、前記切り欠き21aには、対摩耗性のある例えばジルコニアセラミクスで構成された摺動部材22が接着固定されている。
したがって、前記構成のシャフト21を前記穴部2Aに挿通した際に、前記超音波振動子1の摩擦接触部6は、前記シャフト21の上下の切り欠き21aに係合すると同時に、このシャフト21の有する弾性により互いに一定の押圧力を受けながら前記摺動部材22に接触するようになっている。
なお、本実施例の前記シャフト21の前記超音波振動子1への装着方法としては、例えば図8(B)に示すように、予めシャフト21の各切り欠き21aの外周面に接着剤23を塗布して接着しておく。この接着剤23としては、例えば熱を加えることによって剥離し易いものが用いられている。
したがって、図8(B)に示す状態のシャフト21を前記超音波振動子1の穴部2Aに挿入し、その後、全体に掛けて熱を加えることにより、前記接着剤23が剥がれることで、前記シャフト21は、穴部2A内で図8(A)に示すように弾性力を得た状態となって装着することができるようになっている。
なお、本実施例では、前記シャフト21の材質として、例えば所定温度にすることによってもとの状態に戻る形状記憶合金を用いれば、前記接着剤23を用いずとも、弾性力を得た状態にて前記シャフト21を穴部2A内に装着することも可能である。これにより、装着方法の簡易化を図れる。
次に、前記超音波モータ20の動作について説明する。
前記A相(A1+、A1−間、A2+、A2−間)と、B相(B1+、B1−間、B2+、B2−間)には、位相がπ/2異なる所定の周波数の交番電圧を印加すると、摩擦接触部6の位置において、1次縦振動と2次屈曲振動を励起させることにより、時計廻り又は反時計廻りの超音波楕円振動が励起できた。
このように超音波振動子1の各摩擦接触部6の位置に超音波楕円振動を発生させたことにより、前記被駆動部材であるシャフト21が右方向または左方向に駆動することができた。
したがって、本実施例によれば、前記超音波モータ20は、前記超音波振動子1の超音波楕円振動が発生している振動面に沿った方向に穿設された穴部2A内部に摩擦接触部6を設けたことにより、被駆動部材としてのシャフト21をその穴部2A内に配設することができた。これにより、超音波モータ20の小型化を実現できた。
なお、本実施例では、前記超音波振動子1は、積層構造の超音波振動子を用いたが、積層構造でない板状の超音波振動子を用いた場合でも、同様の構成の超音波振動子の作製が可能である。
また、本実施例では、超音波モータ20を保持する構造に関し、例えば、超音波振動子1全体を振動絶縁性を有するシリコン材で保持しても良く、1次縦振動と2次屈曲振動の共通の節位置に突起部を接合し、それを保持するように構成しても良い。
さらに、本実施例では、前記超音波振動子1は、角形状に構成した穴部2Aを設けた場合について説明したが、例えば図9の変形例に示すように、円形状に構成した穴部2Bを設けて構成しても良い。この場合、前記第1、第2の摩擦接触部保持板5A、5Bもこれに合わせて接着面を円形状に構成する必要がある。
図10は本発明の超音波振動子の第2実施例の構成を示し、超音波振動子の構成を示す斜視図である。なお、図10は、前記第1実施例の超音波振動子1と同様に構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
図10に示すように、本実施例の超音波振動子1Bは、圧電体積層部2の構成については第1実施例と同様であるが、前記穴部2Aではなく、前記超音波振動子1Bの超音波楕円振動が発生している振動面と直交する開口を備えた凹部2Dを設け、この凹部2D内の上下面の超音波楕円振動が発生している箇所にそれぞれ2個の摩擦接触部6を接着固定している。
前記凹部2Dは、前記第1実施例と同様、積層、プレス後に加工機で形成しても良く、あるいは、焼成後に加工機で形成しても良い。
また、本実施例の超音波振動子1Bにおいて、前記摩擦接触部6を設ける位置は前記第1実施例と同様な位置である。
本実施例の超音波振動子を用いて構成される超音波モータは、前記第1実施例と同様に被駆動部材であるシャフト21を設けることにより、構成することが可能となる。その他の構成、及び作用については、前記第1実施例と同様である。
したがって、本実施例によれば、第1実施例にて用いた第1、第2の摩擦接触部保持板5A、5Bを用いずに、直接超音波振動子1Bの凹部2D内部の上下面に接着固定しているので、より小型化の超音波モータを得ることが可能となる。また、被駆動部材であるシャフト21を凹部2Dの開口のある横方向から挿入できるので、超音波モータの組立が容易となる。
本発明は、上述した第1及び第2実施例、変形例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
本発明の超音波振動子は、簡単な構成で超音波モータの小型化を図ることができるので、この超音波振動子を用いて超音波モータを構成することにより、コストの低減、超音波モータの小型化及び駆動効率の安定化が望まれる各種電子機器等の駆動源として有効である。
図1乃至図6は本発明の超音波振動子の第1実施例の構成を示し、図1は第1実施例の超音波振動子を正面から見た斜視図。 図1の超音波振動子の背面図。 図1の超音波振動子の穴部に配設される摩擦接触部保持板の構成を示す斜視図。 組み立てられた本実施例の超音波振動子の断面図。 圧電体積層部の要部分解斜視図。 本実施例の超音波振動子の動作状態を示す斜視図。 図7乃至図9は超音波振動子を用いて構成された超音波モータの構成を説明するもので、図7は超音波モータの構成を示す斜視図。 図7の超音波モータに用いられるシャフトを説明するための断面図。 超音波モータの変形例を示し超音波振動子の構成を示す斜視図。 本発明の超音波振動子の第2実施例の構成を示し、超音波振動子の構成を示す斜視図。
符号の説明
1…超音波振動子、
2…圧電体積層部、
2A、2B…穴部、
2D…凹部、
3…外部電極、
4、4A、4B、4C、4D…連結導電性膜、
5A…第1の摩擦接触部保持板、
5B…第2の摩擦接触部保持板、
6…摩擦接触部、
7…第1の圧電シート、
7A、8A…圧電体層、
7B…圧電シート、
8…第2の圧電シート、
9…第1の内部電極、
10…第2の内部電極、
9a、10a…内部電極露出部、
20…超音波モータ、
21…シャフト、
21a…切り欠き、
22…摺動部材、
23…接着剤。
代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (6)

  1. 第1の振動モードと第2の振動モードを同時に励起して超音波楕円振動を発生させる超音波振動子において、
    前記超音波振動子の前記超音波楕円振動が発生している振動面に沿った方向に穿設された穴部を有し、この穴部内の前記超音波楕円振動が発生している部位に摩擦接触部を配設したことを特徴とする超音波振動子。
  2. 第1の振動モードと第2の振動モードを同時に励起して超音波楕円振動を発生させる超音波振動子において、
    前記超音波振動子の前記超音波楕円振動が発生している振動面と直交する開口を備えた凹部を有し、この凹部内の前記超音波楕円振動が発生している部位に摩擦接触部を配設したことを特徴とする超音波振動子。
  3. 前記第1の振動モードは縦振動であり、前記第2の振動モードは屈曲振動であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超音波振動子。
  4. 前記穴部もしくは前記凹部の断面形状が、矩形状、もしくは円形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超音波振動子。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の超音波振動子と、
    前記超音波振動子の前記穴部内、もしくは前記凹部内に配され、前記摩擦接触部に接して押圧されながら前記超音波振動子に対して相対的に駆動する被駆動部材と、
    を具備したことを特徴とする超音波モータ。
  6. 前記被駆動部材は、前記超音波振動子の前記摩擦接触部と接して押圧がかかる方向に少なくとも弾性を有する弾性部材からなることを特徴とする請求項5に記載の超音波モータ。
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