JP2006021013A - 噴霧温熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉱泉等の霧発生用水の霧や蒸気を含む温風を身体の一部に当てることができ、場所を問わずどこでも使用可能な噴霧温熱装置を提供することを課題とする。
【解決手段】吹出口15から温風を吹き出す温風発生機構10と、鉱泉(霧発生用水)を貯留する貯留タンク(貯留室)20と、吹出口15に配置された流体ノズル30と、タンク20とノズル30との間に設けられた弾性を有する送液管51〜53,56と、鉱泉を貯留タンク20から送液管51〜53,56に流入させてノズル30へ送液可能な送液ポンプ59と、間欠的に、ポンプ59を動作させて吹出口15から吹き出される温風中にノズル30より鉱泉を噴霧させる噴霧機構と、間欠的とされた各噴霧の終了後に所定期間、送液管56におけるノズル30側から所定の排出流路へ鉱泉を引き込む引込機構とを備える構成にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、噴霧温熱装置に関する。
従来より、入浴、乾式サウナ、湿式サウナ、等により全身を温めて新陳代謝を促進させることが行われている。また、高齢者など全身を温めることが身体に大きな負担となる人には、身体の一部分のみに温風や霧を当ててその部分の新陳代謝を促進させることが行われている。例えば、特許文献1には、開閉可能なカバーを備え蒸気の通過を許す寝台板とその下方の基台上に加熱装置付き薬水タンクを設けた寝台が記載されている。この寝台は、薬水タンクが寝台板の長手方向に添って移動自在に設けられ、寝台に横たわった人の操作によって往復移動させることが可能とされている。
実公昭63−40991号公報
身体の一部を暖める際に種々の効能が期待される鉱泉の霧や蒸気を含む温風を当て、新陳代謝を促進させることが望まれていた。ここで、特許文献1記載の技術では、寝台が大きいため設置場所が制限されるし、身体の一部分に蒸気を含む温風を当てるために寝台に横たわる必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、鉱泉等の霧発生用水の霧や蒸気を含む温風を身体の一部に当てることができるとともに、場所を問わずどこでも使用可能な噴霧温熱装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本噴霧温熱装置は、温風を発生させ、所定の温風流路に形成された吹出口から当該温風を吹き出す温風発生機構と、霧発生用水を貯留する貯留室と、前記吹出口に配置された流体ノズルと、前記貯留室と前記流体ノズルとの間に設けられた弾性を有する送液管と、前記霧発生用水を前記貯留室から前記送液管に流入させて前記流体ノズルへ送液可能な送液ポンプと、間欠的に、前記送液ポンプを動作させて前記吹出口から吹き出される温風中に前記流体ノズルより前記霧発生用水を噴霧させる噴霧機構と、前記間欠的とされた各噴霧の終了後に所定期間、前記送液管における前記流体ノズル側から所定の排出流路へ前記霧発生用水を引き込む引込機構とを備えることを特徴とする。
すなわち、前記噴霧機構により、間欠的に、送液ポンプが動作して霧発生用水が貯留室から送液管に流入して流体ノズルへ送液され、吹出口から吹き出される温風中に流体ノズルより霧発生用水が噴霧される。すると、霧発生用水の霧や蒸気を含む温風が吹出口から吹き出される。ここで、霧発生用水を噴霧させる際に送液管内の霧発生用水に対して流体ノズル方向に圧力が加えられるため、弾性を有する送液管は膨潤した状態となる。従って、そのままにしておくと、膨潤した送液管により残存する比較的弱い圧力によって、霧発生用水が流体ノズルに送り込まれて霧化せずに当該流体ノズルからしみ出し、霧発生用水の滴が床上に落下する(液だれが生じる)ことがある。
本発明では、前記引込機構により、間欠的とされた各噴霧の終了後に所定期間、送液管における流体ノズル側から所定の排出流路へ霧発生用水が引き込まれる。すると、膨潤した送液管により残存する圧力が速やかに解放され、霧発生用水が流体ノズルに送り込まれなくなって当該流体ノズルからしみ出さなくなり、霧発生用水の滴が落下しない。従って、居間など風呂場以外でも使用することができる。
前記霧発生用水は、例えば、鉱泉(温泉および冷泉を含む)、薬水、水のみ、等、様々な水が考えられる。前記流体ノズルは、例えば、円錐状に液体を噴霧する円錐ノズル、扇形状に液体を噴霧する扇形ノズル、等、圧力をもって送られる液体を微粒化して噴霧する種々のノズルが考えられる。前記送液管が貯留室と流体ノズルとの間に設けられることには、貯留室から流体ノズルまでの全流路に設けられること、当該流路の一部に設けられること、の両者を含む。例えば、当該流路の途中にコック、ストレーナ、三方弁、鋼管など弾性を有しない管、等が設けられることも含まれる。前記排出流路は、例えば、送液管の途中から霧発生用水を引き込む流路、送液管における流体ノズル側の端部から霧発生用水を引き込む流路、等が考えられる。また、引き込んだ霧発生用水を貯留室内に排出させる流路でもよいし、所定のタンク内など貯留室外に排出させる流路でもよい。
また、前記温風発生機構がヒータとファンを有して同ファンを回転駆動させて前記温風流路内に空気を取り込んで当該空気を同ヒータで加熱して温風を発生させて前記吹出口から当該温風を吹き出す機構とされる場合、前記各噴霧に同期した少なくとも当該各噴霧の期間を含む期間、前記温風発生機構に発生させる温風の風量を少なくさせる風量調節機構をさらに備えてもよい。霧発生用水の霧が蒸気になると温風から気化熱が吸収されるため、そのままでは各噴霧毎に霧発生用水の霧や蒸気を含む温風の温度が低下することになる。ここで、ヒータへの通電量を変化させても温風の温度が変わるには時間がかかるため、ヒータの温度制御により各噴霧期間のみ発生させる温風の温度を上げ、霧発生用水の霧や蒸気を含む温風の温度を一定に保つことは困難である。
本発明では、前記風量調節機構により、前記各噴霧の期間を含む期間、発生させる温風の風量が少なくなることにより当該温風における単位体積当たりにヒータから与えられる熱量を増やすことができる。従って、発生させる温風の温度を即座に上げることができ、霧発生用水の霧が蒸気になることによる温度低下を防ぐことができる。
請求項1に係る発明によれば、霧発生用水の霧や蒸気を含む温風を身体の一部に当てることができるとともに、居間など場所を問わずどこでも使用可能となり、健康増進に役立つ噴霧温熱装置を提供することができる。
請求項2に係る発明によっても、霧発生用水の霧や蒸気を含む温風を身体の一部に当てることができるとともに、居間など場所を問わずどこでも使用可能となり、健康増進に役立つ噴霧温熱装置を提供することができる。また、温風流路が形状可変とされ、吹出口の位置を操作により変更することができるので、所望の箇所に霧を含む温風を当てることでき、使い勝手を良好にさせることができる。さらに、弾性を有する第二の送液管が三方弁から温風流路内に導かれて流体ノズルに接続されているので、第二の送液管が温風流路に隠され、見た目を向上させることができる。さらに、流体ノズルに逆流防止用の弁が設けられているので、引込機構にて霧発生用水を引き込む際に第二の送液管内に空隙が生じるほど引き込むことが無くなり、霧発生用水について安定した量の霧を発生させることが可能となる。さらに、引込機構にて引き込まれた霧発生用水が貯留室内に排出されるので、霧発生用水を効率的に用いて霧発生用水の霧を含む温風を発生させることが可能となる。
請求項3に係る発明では、霧発生用水の霧や蒸気を含む温風の温度を一定に保つことが可能となり、噴霧温熱装置をより快適に使用することが可能となる。
請求項4に係る発明では、霧発生用水を引き込む際に送液管内の大きな空隙が生じなくなるので、霧発生用水について安定した量の霧を発生させることが可能となる。
図1は本発明の噴霧温熱装置(噴霧温熱健康器)100の温風経路および水経路を示す図であり、図2と図3は本装置100の概観を示す図であり、図4は本装置100の制御系を示すブロック回路図である。図1では、簡略化のため、送液管51〜53,56,57,71〜73,76,77を1本の線で示し、貯留タンク20,60を長方形で示し、管状の温風流路13を断面視して管壁を1本ずつの線で示し、半球状の温風吹出カバー16も断面視している。なお、図2を基準として上下左右前後の位置関係を説明することにする。図3では左方向が前方向、右方向が後方向となる。
本装置100は、金属製の筐体90の右側面に設けられた吸入フィルタを介して外部の空気を装置内に取り込み、所定の温風流路を経て温風吹出カバー16から温風を吹き出す。筐体90上面には開閉可能な一対の蓋92,92が取り付けられ、当該蓋92,92を開けると筐体90上部に収容された貯留タンク20,60内に異なる鉱泉(霧発生用水)を入れることが可能となっている。なお、鉱泉以外に、薬水、水のみを入れてもよい。内部が貯留室とされたタンク20,60に貯留された鉱泉は、所定の送液流路を経て間欠的に流体ノズル30から温風内に噴霧される。筐体90前面には、複数の操作スイッチ等を有して電源オンオフや経路や動作モードや温風温度を切り替える操作等を行うことが可能な操作部93が設けられている。筐体90下面には4個の自在キャスタ94が取り付けられており、筐体90左側面に設けられた取手95を持って本装置100を居間等の所望の場所に移動させることが可能である。
温風吹出カバー16は、直径20cm程度の透明プラスチック製であり、温風に含まれる霧や蒸気の状態を透視して確認可能であるので、操作部93を操作することにより容易に鉱泉の霧および蒸気を調節することができる。図示していないが、温風吹出カバー16の端部16aには、体への接触してもソフト感が得られるようにゴムを貼付している。
温風発生機構10は、温風流路13、この温風流路13に設けられたヒータ11およびファン12、同ヒータ11への通電を制御する通電制御部11a、同ファン12を回転駆動するモータ12a、等を有する温風発生装置である。温風を発生させる機構は、ふとん乾燥機と同様である。発生させる温風の温度を検出する温度センサを設け、通電制御部11aにて温風の温度を設定温度にさせるフィードバック制御を行うと、吹き出す温風の温度をより所望の温度にさせることが可能となるのでより好適である。また、検出温度が所定の温度(例えば100℃)を越えるとヒータへの通電を停止する構成にすると、安全性を向上させることができるので好適である。操作部93の電源スイッチ93aがオンにされているときは、常時、モータ12aは通電されてファン12を回転駆動するようにしてある。温風流路13における筐体90外部の部分は、4本のアルミ製パイプ13aが3個の回転動可能なジョイント13bで接続されて形状が可変とされ、先端部にて温風吹出カバー16が接続されている。各パイプ13aはいずれも同じ外径とされ、各ジョイント13bにおける2箇所のパイプ挿入口はいずれも各パイプ13aの外径と略同じにされている。各ジョイント13bは、接続した両パイプ13aに対して垂直方向を軸として当該両パイプ13aを相対的に360°回転可能とさせ、かつ、各パイプ13aの回転中心のずれをパイプ13aの外径よりも大きくさせている。温風流路13には、空気を取り込む空気取込口14を形成するとともに、温風を吹き出す吹出口15を形成している。温風流路13は、筐体90外部の部分が形状を変更可能とされているので、温風を吹き出す位置を変更操作可能に形成された吹出口15を動かす操作により、温風を吹き出す位置を変更可能であり、本装置は便利である。
なお、硬質ビニール製や軟質ビニール製やゴム製等の弾性を有するホース等を温風流路に用いて形状を可変としてもよい。
貯留タンク20,60は、鉱泉を貯留することができればよいが、装置100内で温風を発生させていることを考慮して、耐熱温度が100℃以上のプラスチック製(例えばポリプロピレン製)としている。むろん、ステンレス等の金属製でもよいし、タンクを収容する箇所に断熱構造を採用すれば耐熱温度が100℃以下のプラスチック製でもよい。
流体ノズル30は、温風を吹き出す吹出口15に配置され、温風中に鉱泉を噴霧可能である。この流体ノズルは、噴霧用の液体が供給される送液管56,76の内径(例えば5〜7mm)よりも細い内径(例えば0.1〜0.2mm)とされ、圧力をもって送られる鉱泉を微粒化して噴霧する。同流体ノズルは、効率よく気化することを考慮して円錐ノズル等とすることができるが、扇形ノズル等でもよい。また、液体ノズル30は、液体が逆流することを防止する図示しない逆流防止用の弁を有しており、流体ノズルに接続された送液管56,76から鉱泉が引き込まれる時に液体ノズルの先端から空気が入り込まないようになっている。なお、ノズル30は電気回路を収容した筐体90の外部とされており、筐体90外で霧を発生させるので、電気的に安全である。
本装置は、身体の一部分の入浴と同じ考えで身体の一部から汗を出させる機器と言え、鉱泉の霧や蒸気を含む温風を半球状のカバー内から身体の一部に当てさせる。
本装置は業務用の装置として設計されており、貯留タンク20,60から液体ノズル30への送液流路および当該送液流路から分岐した排出流路が2系統設けられ、タンク20,60と液体ノズル30との間に送液管51〜53,56,71〜73,76が設けられている。具体的には、タンク20,60の下部に送液管51,71が接続され、以下、コック54,74、送液管52,72、Y形ストレーナ55,75、送液管53,73、電磁三方弁(三方弁)50,70、送液管56,76が順に接続され、当該送液管56,76に単一の流体ノズル30が共通の霧化器として接続されている。そして、タンク20,60内に貯留された鉱泉のいずれか一方のみがノズル30に供給される。送液管51〜53,56,57,71〜73,76,77は、いずれも耐熱温度が100℃以上の弾性を有する素材(例えば硬質ビニール製、シリコーン製、ゴム製)の管とされ、その結果、内圧に応じて膨潤したり萎んだりするとともに形状が可変である。
送液管51〜53,71〜73は、貯留タンク20,60と三方弁50,70との間に設けられて第一の送液流路を形成する第一の送液管であり、送液管53,73に送液ポンプが取り付けられている。送液管56,76は、三方弁50,70とノズル30との間に設けられて第二の送液流路を形成する第二の送液管であり、三方弁50,70から温風流路13の途中で管壁に設けられた穴13a,bを貫通して温風流路13内に導かれてノズル30に接続されている。弾性を有する送液管56,76が温風流路13に隠されているので、見た目が良好である。送液管57,77は、三方弁50,70とタンク20,60の上部との間に設けられて排出流路を形成する第三の送液管であり、タンク20,60の上部に鉱泉が当該タンク20,60内に排出される排出口57a,77aが形成され、当該排出口57a,77aとは反対側の他端が三方弁50,70に接続されている。なお、液体ノズル30は、吹出口15を動かす操作により高さが変わるものの、排出口57a,77aよりも高い位置となるようにしてある。
三方弁50,70は、入力される切替信号に応じて流通方向を第一の送液管53,73と第二の送液管56,76との方向(以下、水供給側と記載)、第二の送液管56,76と排出流路用の送液管57,77との方向(以下、水排出側と記載)、と間で切り替え可能である。
送液ポンプ59,79は、送液管53,73に取り付けられ、入力されるオンオフ信号に応じて第一の送液管53,73内の鉱泉をタンク20,60から三方弁50,70方向へ送液したり送液停止させたりする。同送液ポンプは、電力を駆動源として、弾性を有する送液管をローラや脈動駆動子で押圧しながら繰り返し当該ローラや脈動駆動子を送液方向に移動させることによって、第一の送液管53,73内の鉱泉を繰り返し貯留タンク20,60から三方弁50,70方向へ圧迫移動させることにより送液可能である。
図5は、風量調節部40の一例を、空気取込口14を臨む位置から見て示している。風量調節部40は、左右方向に向けられた所定の支軸41aを回転中心として回転可能に取り付けられた開閉弁41と、この開閉弁41を所定の全開位置(図の破線の位置)と半開位置(図の実線の位置)との間で回転動作させるシリンダ42と、このシリンダ42の動作を制御する制御回路等からなる制御機構43を備えている。シリンダ42は、左右方向に向けられた所定の支軸42aを回転中心として回転可能に取り付けられている。また、シリンダ42の可動軸42bの先端は、開閉弁41において支軸41aのある箇所とは反対側の位置に形成された掛止部41bに対して回転可能に取り付けられている。制御機構43がシリンダの可動軸41bを所定の伸長位置まで伸ばすと開閉弁41は半開位置とされ、空気取込口14から取り込む空気量を少なくさせて発生させる温風の風量を少なくさせることができる。一方、制御機構43がシリンダの可動軸41bを所定の短縮位置まで縮めると開閉弁41は全開位置とされ、空気取込口14から取り込む空気量を多くさせて発生させる温風の風量を多くさせることができる。
図4に示すプログラマブルロジックコントローラ80は、マイコンを中心として複数のI/Oを有する制御回路であり、擬似的にシーケンサーとして動作する各種PLC(例えばオムロン株式会社等から調達可能)を使用可能である。コントローラ80は、システムバス80aに、CPU81、ROM82、RAM83、プログラムを記憶するためのEEPROM84、プログラム等を表示するための表示回路85、プログラムを操作入力するための入力回路86、複数のI/O89a〜i、等を備えている。そして、CPU81がROMやEEPROMに書き込まれたプログラムを実行し、各種制御を行う。I/O89a〜iには、コック54,74、電磁三方弁50,70、送液ポンプ59,79、風量調節部40、操作部93、通電制御部11aが接続されている。
コントローラ80では、図6に示すフローチャートに従って処理を行う。ここで、ステップS10〜S20,S24〜S26,S34(以下、「ステップ」の記載を省略)の処理を行うコントローラ80が、間欠的に、送液ポンプを動作させて吹出口から吹き出される温風中に流体ノズルより鉱泉を噴霧させる噴霧機構を構成する。また、S28〜S32の処理を行うコントローラ80が、間欠的とされた各噴霧の終了後に所定期間、送液管における流体ノズル側から所定の排出流路へ鉱泉を引き込む引込機構を構成する。さらに、S22〜S24,S30,S34〜S36の処理を行うコントローラ80と風量調節部40とが、風量調節機構を構成する。
以下、コントローラ80の動作とともに本噴霧温熱装置100の作用を説明する。
まず、貯留タンク20,60内に所望の鉱泉を入れておき、操作部93の経路切替スイッチ93bと動作切替スイッチ93cと温度設定スイッチ93dを所望の操作位置にしておく。図7は、これらのスイッチによる設定の一覧を示している。経路切替スイッチの操作位置を「1」にすると経路1を使用してタンク20内の鉱泉を噴霧させ、同操作位置を「2」にすると経路2を使用してタンク60内の鉱泉を噴霧させることができる。動作切替スイッチの操作位置を「1」にすると夏用の設定として1サイクル70秒で間欠噴霧させ、同操作位置を「2」にすると春秋用の設定として1サイクル90秒で間欠噴霧させ、同操作位置を「3」にすると冬用の設定として1サイクル120秒で間欠噴霧させ、同操作位置を「4」にすると連続噴霧させることができる。温度切替スイッチを「1」、「2」、「3」、「4」、「5」にすると、温風をそれぞれ、低温(60〜70℃程度)、中温下、中温上、高温下、高温上(80〜90℃程度)にすることができる。なお、夏は70℃程度、冬は80℃程度が好ましい。また、操作部93等で設定温度を表示する構成にすると、好適である。
以上の状態で、操作部の電源スイッチ93aをオンにする操作をすると、温風発生機構のモータ12aに通電されてファン12の回転駆動が開始されるとともに、コントローラ80が処理を開始し、操作部93の設定を読み込む(S10)。例えば、経路切替スイッチ93bについては「1」であるか「2」であるかを読み込み、動作切替スイッチ93cについては「1」〜「4」のいずれかであるかを読み込む。次に、初期設定処理を行う(S12)。ここで、温風発生機構の通電制御部11aに対して温度切替スイッチ93dの設定に対応する通電量で、より具体的には温度設定が高いほど通電量を多くさせて、ヒータ11に通電させる信号をI/Oから出力して制御を行う。また、風量調節部40に対して開閉弁41を全開状態にさせる信号をI/Oから出力して制御を行い、コック54,74を閉状態にさせる信号をI/Oから出力して制御を行い、三方弁50,70に対して水供給側にさせる信号をI/Oから出力して制御を行い、送液ポンプ59,79に対してオフ(送液停止)にさせる信号をI/Oから出力して制御を行う。さらに、動作切替スイッチ93cに対応する時間パラメータを設定する。以下、経路切替スイッチが「1」、動作切替スイッチが「1」であるとして説明するが、経路切替スイッチが「2」、動作切替スイッチが「2」または「3」の場合も同様の作用となる。
以下、図8に示すタイミングチャートを参照して説明する。初期設定処理後、経路切替スイッチ93bの設定「1」に対応するコック54に対して開状態に切り替える信号を出力して制御を行うと(S14)、コック54は閉状態から開状態に切り替わる(タイミングt1)。次に、噴霧を間欠動作させるか否か、具体的には動作切替スイッチ93cの設定が「1」〜「3」であるか否かを判断する(S16)。当該スイッチの設定が「4」のときには、図示しないフローにて鉱泉を連続噴霧させる処理を行う。当該スイッチの設定が「1」〜「3」のときには、S18に進み、タイマ回路87の計時を利用して所定の噴霧待ち時間T1待機する。動作切替スイッチの設定が「1」、「2」、「3」である場合の噴霧待ち時間T1は、それぞれ1サイクルの時間T0=70秒、90秒、120秒から噴霧時間T2=3秒の2.5倍である7.5秒を差し引いた62.5秒、82.5秒、112.5秒としている。このとき、送液ポンプ59は送液を停止し、三方弁は水供給側に切り替わっているので、第二の送液管56には鉱泉が流れず、ノズル30から鉱泉は噴霧されない。開閉弁41は全開位置であるので、吹出口15からは比較的風量の多い温風のみが吹き出される。
噴霧待ち時間が終了すると、送液ポンプ59をオン(送液状態)に切り替える制御を行い(S20)、同時に開閉弁41を半開位置に切り替える制御を行う(S22)。すると、ポンプ59が送液を開始するとともに、全開位置から半開位置に切り替わった開閉弁41により空気取込口14は半開となる(タイミングt2)。ポンプ59が動作すると、鉱泉は貯留タンク20から第一の送液管51に流入し、コック54、第一の送液管52を経て、ストレーナ55にて固形物を除去される。さらに、第一の送液管53、三方弁50を経て、第二の送液管56から流体ノズル30へ送液され、吹出口15から吹き出される温風中にノズル30より鉱泉が噴霧される。すると、鉱泉の霧や蒸気を含む温風が吹出口から吹き出される。このとき、空気取込口14は半開となって流路断面積が少なくされ、空気取込口14から単位時間あたりに取り込まれる空気量が即座に減少する。すると、温風発生機構10に発生させる温風の風量が少なくなり(例えば、全開時の60〜80%の風量)、温風における単位体積当たりにヒータから与えられる熱量が即座に増える。鉱泉の霧が蒸気になると温風から気化熱が吸収されるため、そのままでは各噴霧毎に鉱泉の霧や蒸気を含む温風の温度が低下することになるが、発生させる温風の温度を即座に上げることができるので、鉱泉の霧が蒸気になることによる温度低下が防がれ、鉱泉の霧や蒸気を含む温風の温度が一定に保たれて、快適に本装置を使用可能である。
以上の状態で、タイマ回路87の計時を利用して噴霧時間T2=3秒、待機する(S24)。噴霧時間T2は、霧状ないし蒸気状の鉱泉を肌にしっとりさせる秒数としてある。ここで、鉱泉を噴霧させる際にポンプ59からノズル30側の送液管53,56内の鉱泉に対してノズル30方向に圧力が加えられるため、弾性を有する送液管53,56は膨潤した状態となる。
噴霧時間が終了すると、送液ポンプ59をオフ(送液停止)に切り替える制御を行い(S26)、同時に電磁三方弁50を水排出側に切り替える制御を行う(S28)。すると、ポンプ59が送液を停止するとともに、三方弁50の流通方向は第二の送液管56と排出流路用の送液管57の方向になる(タイミングt3)。S18〜S36は繰り返し行われるので、間欠的に(例えば1サイクル70秒中3秒間)、電磁三方弁50について第一の送液管51〜53と第二の送液管56とを流通可能にさせ、ポンプ59を動作させて送液管51〜53,56を介して鉱泉を貯留タンク20から流体ノズル30へ送液させて吹出口15から吹き出される温風中に当該ノズル30より鉱泉を噴霧させる。
ここで、ノズル30は排出口57aよりも高い位置とされており、第二の送液管56が膨潤した状態であるので、送液管56の弾性により送液管56内の鉱泉はノズル30側から三方弁50側(貯留タンク20側)に引き戻され、送液管56から排出流路用の送液管57へ鉱泉が引き込まれて排出口57aから貯留タンク20内へ排出される。引き込まれた鉱泉がタンク20内に排出されるので、鉱泉を効率的に用いて霧を含む温風を発生させることが可能となる。
以上の状態で、タイマ回路87の計時を利用して引込時間T3=1秒(所定期間)、待機する(S30)。ここで、ノズル30は逆流防止用の弁を有しているので、送液管56内に生じる鉱泉の圧力が解放されてもノズル30から送液管57内へ空気が入り込まない。なお、引込時間T3は、各噴霧の終了時点(タイミングt3)から即座に開始して次の噴霧の開始時(タイミングt6)までに終了する期間とされ、かつ、当該各噴霧の期間T2=3秒より短くされている。鉱泉を引き込んだときにノズル30から送液管57内に空気が混入する可能性がある場合でも、鉱泉が引き込まれる際に送液管内に大きな空隙は生じないので、各噴霧期間に当該空隙の空気を流体ノズルへ送る量が少なく、鉱泉について安定した量の霧を発生させることが可能となる。
引込時間終了後、電磁三方弁50を水供給側に切り替える制御を行う(S32)。すると、三方弁50の流通方向は第一の送液管51〜53と第二の送液管56との方向になる(タイミングt4)。S18〜S36は繰り返し行われるので、間欠的に、各噴霧の終了時点から所定期間、三方弁50について第二の送液管56と排出流路とを流通可能にさせ、送液管56から排出流路へ鉱泉を引き込んで排出口57aから貯留室内へ排出させる。
以上の状態で、タイマ回路87の計時を利用して引込後弱風時間T4=4.5秒(所定期間)、待機する(S34)。その後、開閉弁41を全開位置に切り替える制御を行い(S36)、S18に戻る。すると、半全開位置から全開位置に切り替わった開閉弁41により空気取込口14は全開に戻る(タイミングt5)。
ここで、発生させる温風の風量を少なくする期間(タイミングt2〜t5)は、噴霧時間T2=3秒より長い7.5秒としている。これは、噴霧された鉱泉が気化して温風から気化熱が奪われる時間を考慮してあり、噴霧時間より3〜6秒程度長い期間発生させる温風の風量を少なくさせることによって、より確実に身体に当たる温風の温度が一定に保たれる。
なお、タイミングt5ではタイミングt1と同じ状態に戻ったことになり、タイミングt2〜t5と同じ動作をタイミングt6〜t9で行う。
以上説明したように、各噴霧の終了後に所定期間、送液管における流体ノズル側から所定の排出流路へ鉱泉を引き込むことによって、膨潤した送液管により残存する圧力(送液時の圧力より低い圧力)が速やかに解放され、鉱泉が流体ノズルに送り込まれなくなって当該流体ノズルからしみ出すことはなく、鉱泉の滴が落下しない。従って、吹出口を所望の位置に動かして鉱泉の霧や蒸気を含む温風を身体の一部に当てることができるとともに、居間など風呂場以外でも使用することが可能となる。例えば、高齢者は運動量も少なく発汗作用の状態が作れないことがあるが、本装置は全身の入浴と違い水圧によって人体の圧迫がないため、30〜60分の長時間使用でも疲れず、爽快な気分で使用可能である。その結果、居間でテレビを見ながら自由な体位で一部分の温泉入浴(ミストサウナ)と同様の効果が得られ、爽やかな汗を出し、体内の老廃物を汗とともに出して健康増進につなげることが可能となる。また、身体の一部分のみ温めて鉱泉の成分を当てるので、電気代が少なくて済み、鉱泉の使用量に無駄が少ないので、経済効果も抜群である。さらに、温風の吹出口を思いの所に変えて所望の身体部位に温風を当てることができるので使い勝手がよいし、2種類の鉱泉を切り替えて使用可能であるので、使い勝手がよい。
また、動作切替スイッチを操作することにより、気温が高くなるほど1サイクルの期間を短くして霧発生用水の噴霧期間の割合(噴霧時間T2/1サイクルの時間)を大きくすれば、単位時間あたりにおける霧発生用水の平均の気化熱が多くなるので、霧発生用水の霧や蒸気を含む温風の温度は下がるが、気温の高い装置外の空気中に吹き出されたときに温風の温度は比較的下がりにくい。一方、気温が低くなるほど1サイクルの時間を長くして霧発生用水の噴霧時間の割合を小さくすれば、単位時間あたりにおける霧発生用水の平均の気化熱が少なくなるので、霧発生用水の霧や蒸気を含む温風の温度が上がるが、気温の低い装置外の空気中に吹き出されたときに温風の温度は比較的下がりやすい。従って、間欠的とされた各噴霧の期間を一定にしつつ気温が高くなるほど段階的に各噴霧期間の間隔を少なくさせる(気温が低くなるほど段階的に各噴霧期間の間隔を大きくさせることと同じ)霧発生用水の噴霧方法によると、気温の違いによって身体に当たる温風の温度の違いが少なくされ、より快適に噴霧温熱装置を使用することが可能となる。
なお、本発明は、様々な変形例が考えられる。例えば、送液流路および排出流路は、2系統とする以外にも、家庭用に好適な1系統のみ、または、3系統以上としてもよい。また、霧発生用水をドレン水として貯留する排出タンクを貯留タンク20,60とは別に設け、排出口から排出される霧発生用水を当該排出タンク内に排出してもよい。
さらに、図9に示すように、貯留タンク20の下部に送液管151を接続し、以下、コック154、送液管152、Y形ストレーナ155、送液管153を順に接続し、当該送液管153に流体ノズル30を霧化器として接続するとともに、当該ノズル30とタンク20の上部との間に排出流路用の送液管(所定の排出流路)157を接続してもよい。当該送液管157には、鉱泉がタンク20内に排出される排出口157aが形成されるとともに、送液ポンプ159と同じ構成の送液ポンプ158が排出流路用の送液管157に取り付けられ、入力されるオンオフ信号に応じて送液管157内の鉱泉を流体ノズル30からタンク20方向へ送液したり送液停止させたりする。そして、噴霧期間開始時に送液ポンプ159をオンにしてタンク20から送液管151〜153に流入させてノズル30へ送液し、噴霧期間終了時であって引込時間開始時に送液ポンプ159をオフにするとともに送液ポンプ158をオンにして送液管153におけるノズル30側から排出流路用の送液管157へ鉱泉を引き込めば、同様の作用、効果が得られる。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により霧発生用水の霧や蒸気を含む温風を身体の一部に当てることができ、居間など場所を問わずどこでも使用可能となる。
噴霧温熱装置の温風経路および水経路を示す図。 噴霧温熱装置を正面から見て示す正面図。 噴霧温熱装置を図2の右側から見て示す右側面図。 噴霧温熱装置の電気回路の概略を示すブロック回路図。 空気取込口を臨む位置から風量調節部を見て示す右側面図。 噴霧温熱装置のコントローラが行う処理を示すフローチャート。 経路切替スイッチと動作切替スイッチによる設定の一覧を示す図。 噴霧温熱装置の動作タイミングを示すタイミングチャート 変形例における噴霧温熱装置の温風経路および水経路を示す図。
符号の説明
10…温風発生機構、11…ヒータ、12…ファン、13…温風流路、14…空気取込口、15…吹出口、16…温風吹出カバー、20,60,120…貯留タンク、30…流体ノズル、40…風量調節部、50,70…電磁三方弁(三方弁)、51〜53,71〜73…第一の送液管、54,74,154…コック、55,75,155…Y形ストレーナ、56,76…第二の送液管、57,77,157…排出流路用の送液管(所定の排出流路)、57a,77a,157a…排出口、59,79,158,159…送液ポンプ、80…プログラマブルロジックコントローラ、90…筐体、100…噴霧温熱装置、151〜153…送液管

Claims (4)

  1. 温風を発生させ、所定の温風流路に形成された吹出口から当該温風を吹き出す温風発生機構と、
    霧発生用水を貯留する貯留室と、
    前記吹出口に配置された流体ノズルと、
    前記貯留室と前記流体ノズルとの間に設けられた弾性を有する送液管と、
    前記霧発生用水を前記貯留室から前記送液管に流入させて前記流体ノズルへ送液可能な送液ポンプと、
    間欠的に、前記送液ポンプを動作させて前記吹出口から吹き出される温風中に前記流体ノズルより前記霧発生用水を噴霧させる噴霧機構と、
    前記間欠的とされた各噴霧の終了後に所定期間、前記送液管における前記流体ノズル側から所定の排出流路へ前記霧発生用水を引き込む引込機構とを備えることを特徴とする噴霧温熱装置。
  2. ヒータと、ファンと、空気を取り込む空気取込口が形成されるとともに温風を吹き出す位置を変更操作可能に吹出口が形成された形状が可変の温風流路とを有し、同ファンを回転駆動させて同空気取込口から同温風流路内に空気を取り込み、当該空気を同ヒータで加熱して温風を発生させ、同吹出口から当該温風を吹き出す温風発生機構と、
    霧発生用水を貯留する貯留室と、
    逆流防止用の弁を有し、前記吹出口に配置され、接続される送液管の内径よりも細い内径で噴霧用の孔が形成された流体ノズルと、
    流通方向を切り替え可能な三方弁と、
    前記貯留室と前記三方弁との間に設けられた弾性を有する第一の送液管と、
    前記三方弁から前記温風流路内に導かれて前記流体ノズルに接続された弾性を有する第二の送液管と、
    前記霧発生用水が前記貯留室内に排出される排出口が形成されるとともに当該排出口とは反対側の他端が前記三方弁に接続された排出流路と、
    前記第一の送液管内の霧発生用水を繰り返し前記貯留室から前記三方弁方向へ圧迫移動させることにより送液可能な送液ポンプと、
    間欠的に、前記三方弁について前記第一の送液管と前記第二の送液管とを流通可能にさせるとともに前記送液ポンプを動作させて前記第一および第二の送液管を介して前記霧発生用水を前記貯留室から前記流体ノズルへ送液させて前記吹出口から吹き出される温風中に当該流体ノズルより前記霧発生用水を噴霧させる噴霧機構と、
    前記間欠的とされた各噴霧の終了時点から所定期間、前記三方弁について前記第二の送液管と前記排出流路とを流通可能にさせるとともに前記第二の送液管から前記排出流路へ前記霧発生用水を引き込んで前記排出口から前記貯留室内へ排出させる引込機構とを備えることを特徴とする噴霧温熱装置。
  3. 前記温風発生機構は、ヒータとファンを有し、同ファンを回転駆動させて前記温風流路内に空気を取り込み、当該空気を同ヒータで加熱して温風を発生させ、前記吹出口から当該温風を吹き出す機構とされ、
    前記各噴霧に同期した少なくとも当該各噴霧の期間を含む期間、前記温風発生機構に発生させる温風の風量を少なくさせる風量調節機構をさらに備える、請求項1記載の噴霧温熱装置。
  4. 前記各噴霧の終了後の所定期間は、当該各噴霧の終了時点から即座に開始して次の噴霧の開始時までに終了する期間とされ、かつ、当該各噴霧の期間より短くされている、請求項1〜3のいずれかに記載の噴霧温熱装置。
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