JP2006020721A - ポイントシステムの異常時運用システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】価値媒体情報に基づいて商品等を提供すると共に前記使用価値媒体情報を出力する自動取引装置と、ポイントカードと、ポイント情報読込書込手段、及び、使用価値媒体情報及びポイント情報に基づいて新たなポイントを演算するターミナルポイント演算手段及びターミナル記憶手段とを備え、前記ポイント情報及び価値媒体情報をホストに送信するターミナル処理手段と、新たなポイント情報を演算し、前記ターミナル処理手段に送信すると共にホスト記憶手段に記憶する前記ホスト処理手段と、通信手段と、前記ターミナル処理手段は、さらに、ポイント情報及び使用価値媒体情報を前記ホスト処理手段又は前記ターミナルポイント演算手段へ選択的に切り換える切換手段を含む異常時運用システム。
【選択図】図1
Description
詳しくは、本発明はカードに記憶されているポイントを読込、かつ、新たに付与されたポイント情報をカードに書込ためのターミナルとポイント情報を記憶しているホスト記憶手段を備えるホスト処理手段との間の通信手段に異常が発生した場合、ターミナルが付設された自動取引装置において商品等を購買したときにもその価値情報に応じたポイントを付加できるようにしたポイントシステムの通信異常時運用システムに関する。
さらに本発明は、ゲーム機用メダル貸し機を設置したゲーム場に適したポイントシステムの通信異常時運用システムに関する。
自動取引装置は、受領した価値媒体に基づいて所定の商品やサービスを提供する装置を意味し、例えば、飲料水自動販売機、自動写真撮影機、自動メダル貸し機又はゲーム機等である。
さらに、「カード」とは、記憶手段を備えたカードを意味し、例えば、磁気カード、ICカード又はICコイン等をいう。
さらにまた、「価値媒体」とは、商品やサービスなどの有価決済が可能に意味づけされた媒体を指し、例えば、硬貨や紙幣などの通貨、プリペイドカード又はゲーム用トークン等である。
換言すれば、ポイントカード上のポイントは、ホスト処理装置のホスト記憶手段に記憶されたポイント情報によって管理されている。(例えば、特許文献1参照)
換言すれば、無人の自動取引装置での価値媒体の使用に対し、その使用価値媒体に応じてポイントを付与するシステムは存在しなかった。
自動取引装置においてポイントシステムが取り入れられない理由は種々考えられる。
その一つとして、ホスト処理装置とターミナル処理装置との間の通信回線の異常等が生じた場合、カードのポイント情報は通信回線を介してホスト処理装置のホスト記憶手段に記憶されているため、通信回線が異常になった場合、ポイントシステムが使用出来ない問題があった。
通信回線異常とは、ワイヤ式の場合、ケーブルの断線や接続不良が発生した場合であり、無線式の場合、他機器から出力されるノイズや妨害電波による無線の異常である。
しかしゲーム機は、制御のため、マイクロプロセッサ及び電磁的アクチュエータを使用しているため、ホスト処理装置とターミナル間の無線通信に悪影響、例えば、それらから発生するノイズによって通信エラーを生じさせることがある。
換言すれば、ゲーム場特有の頻繁なレイアウト変更のため、従来何ら問題なくポイント情報の通信をしていたものが、予期しない通信エラーになるため、重要なポイント情報の信頼性が損なわれる問題があった。
本発明の第2の目的は、自動取引装置において使用した価値媒体の量に基づいてポイントを付与するポイントシステムの通信回線に異常が発生した場合であっても運用可能なポイントシステムの異常時運用システムを提供することである。
本発明の第3の目的は、自動メダル貸出機における使用価値媒体量に基づいてポイントを付与するポイントシステムにおいて、無線通信回線に異常が発生した場合であっても運用可能なポイントシステムの異常時運用システムを提供することである。
使用された価値媒体情報に基づいて商品等を自動的に提供すると共に前記使用価値媒体情報を出力する自動取引装置と、少なくともポイント情報を記憶するポイントカードと、少なくとも、前記ポイントカードのポイント情報を読み込むための読込手段と、前記ポイントカードにポイント情報を書き込むための書込手段、及び、前記自動取引手段から受け取った使用価値媒体情報及び前記読込手段によって読み込んだ前記ポイントカードのポイント情報に基づいて新たなポイントを演算するターミナルポイント演算手段及び前記ターミナルポイント演算手段の出力を記憶するターミナル記憶手段とを備え、前記自動取引装置に付設され、かつ、前記ポイント情報及び価値媒体情報をホスト処理手段に送信するターミナル処理手段と、前記ターミナル処理手段から受け取った前記ポイント情報及び前記使用価値媒体情報に基づいて新たなポイント情報を演算し、かつ、前記ターミナル処理手段に送信すると共にホスト記憶手段に記憶する前記ホスト処理手段と、前記ターミナル処理手段と前記ホスト処理手段との間の情報を伝送する通信手段と、前記ターミナル処理手段は、さらに、前記読込手段からのポイント情報及び前記自動取引装置からの使用価値媒体情報を前記ホスト処理手段又は前記ターミナルポイント演算手段へ選択的に切り換える切換手段を含むポイントシステムの異常時運用システムである。
一方、顧客によってターミナル処理手段に投入されたポイントカードのポイント情報は、ターミナル処理手段の読込手段によって読み込まれる。
切換手段は、正常時、通信手段を介してホスト処理手段にポイント情報及び使用価値媒体情報を送信する。
使用価値媒体情報は、ホスト処理手段において演算処理され、その価値に応じた追加のポイント情報に変換される。
この追加ポイント情報は、従来のポイント情報に加算され、新たなポイント情報が演算される。
新ポイント情報は、ホスト処理装置のホスト記憶手段に記憶されると共にターミナル処理手段に送信される。
ターミナル処理手段は、新ポイント情報を書込手段を介してポイントカードに記憶する。
したがって、顧客が保有するポイントカードの記憶手段とホスト処理手段の記憶手段のポイント情報は同一であり、信頼性が高い。
換言すれば、読込手段からのポイント情報及び使用価値媒体情報はターミナルポイント演算手段に送信される。
ターミナルポイント演算手段は、ホスト処理手段と同様に使用価値媒体情報をその価値に応じた追加ポイント情報に変換する。
この追加ポイント情報は、従来のポイント情報に加算され、新たなポイント情報が演算される。
新ポイント情報は、ターミナル処理手段のターミナル記憶手段に記憶されると共に、書込手段によってポイントカードの記憶手段に記憶される。
このターミナル記憶手段に記憶されたポイント情報は、異常解消後ホスト処理手段のホスト記憶手段に送信され、ホスト記憶手段におけるポイント情報の信頼性を確保する。
したがって、異常によってホスト処理手段における通常処理が行われない場合、ターミナルポイント演算手段において使用価値媒体情報及びカードのポイント情報に基づいて新たなポイント情報を演算し、ポイントカードに書き込むことができる。
換言すれば、ポイントシステムを運用しつつ自動取引装置を稼働することができる利点がある。
また、その新ポイント情報はターミナル記憶手段に記憶され、異常回復後、ホスト処理手段のホスト記憶手段に記憶させることができるから、ポイントカードとホスト処理手段のポイント情報の同一性を保つことが出来、情報の信頼性を保つことができる利点がある。
そして切換手段は、自動取引装置からの使用価値媒体情報及び読込装置からのポイント情報の送信先をホスト処理手段からターミナルポイント演算手段に自動的に切り換える。
したがって、ターミナル処理手段とホスト処理手段との間の通信が異常な場合、ホスト処理手段においてポイント処理は行われない。
換言すれば、ターミナルポイント演算手段において、使用価値媒体情報及びポイントカードのポイント情報に基づいて処理が行われ、新たなポイントが演算される。
この新ポイントは、書込手段によってポイントカードに書き込まれると共にターミナル記憶手段に記憶される。
異常回復後、ターミナル記憶手段のポイント情報はホスト処理手段に送信され、ホスト記憶手段に記憶される。
したがって、通信異常時に自動的にターミナルポイント演算手段に切り換えられるので、更にポイント情報の信頼性が高まる。
換言すれば、ポイントカードに記憶されたポイント情報と同一のポイント情報がポイントカードの目視表示手段において目視表示される。
したがって、ポイント情報が目視確認できるので、顧客に安心感を与えることができる。
また、自動取引装置の稼働に先立ってホスト記憶手段の記憶情報がターミナル情報記憶手段に転送され、記憶される。
したがって、ホスト処理手段のホスト記憶手段に記憶されているポイント情報は常に最新の情報である。
また、ターミナル記憶手段に記憶されているポイント情報もホスト処理手段の最新の情報と同一である。
したがって、ポイント情報の信頼性が高まる利点がある。
しかし、ゲーム場においては無線電波の障害となる電磁波の発生が多く、かつ、障害物が多い。
換言すれば、メダル貸し機に付設されるポイントカードのターミナル処理手段とホスト処理手段との間の無線通信が異常になりやすい。
しかし、本システムにおいて、無線通信異常が発生した場合、ポイント処理はターミナル処理手段により行われ、その間のポイント情報はターミナル記憶手段に記憶される。
無線通信異常が回復した場合、ターミナル記憶手段のポイント情報はホスト処理手段に転送され、ホスト記憶手段に記憶される。
したがって、ターミナル処理手段とホスト処理手段との間の無線通信異常にも関わらず、メダル貸し機でメダルを購入した場合、その購買代金に応じてポイントが付与され、ポイントカードに記憶される。
また、そのポイント情報はターミナル記憶手段に記憶され、無線通信回復後ホスト記憶手段に記憶されるので、正確なポイント情報がホスト処理手段に記憶されるので、ポイント情報の信頼性が高いという利点がある。
図2は、本発明の実施例のポイントシステムがメダル貸し機に採用されたゲーム場の作用を説明するためのフローチャートである。
図3は、本発明の実施例のポイントシステムに使用するポイントカードの一例である。
メダル貸し機102-1から102-Nは同一構成であるので、102-1を代表して説明する。
したがって、メダル貸し機102-1から102-Nが自動取引装置116である。
メダル貸し機102-1にはメダル貸し機で使用した価値媒体情報に基づいてポイントを付与するためのターミナル処理手段118-1が付設されている。
本明細書において、「ターミナル処理手段を付設」とは説明の便宜のためであって、上記内蔵又は組み込みのケースも含んでいる。
硬貨識別手段110は、受け入れた硬貨122の真偽及び金種を識別し、その金額を価値媒体情報として出力する。
プリペイドカード識別手段112は、受け入れたプリペイドカード124に記憶されている価値情報を読込んで価値媒体情報として出力し、また、新たな価値情報をプリペイドカード124に記憶させる。
例えば、使用価値媒体量決定ボタン128は千円、決定ボタン130は二千円及び決定ボタン132は五千円に相当する金額の価値媒体量を決定する。
価値媒体として上記の他、価値媒体情報を記憶させたICコイン、ICカードを使用することができる。
この場合、ICコインのための読込・書込手段、ICカードのための読込・書込手段を設置する必要がある。
ターミナル処理手段118-1は、ポイントカード154に記憶されているポイント情報を読込み、メダル貸し機102-1において使用された価値媒体情報に基づくポイントを加えた新たなポイント情報をポイントカード154に記憶させる機能を有する。
通信手段140は、ターミナル処理手段118-1に接続されたターミナル通信手段144と、ホスト処理手段142に接続されたホスト通信手段146を含んでいる。
通信手段140は、有線又は無線方式を使用することができる。
また、通信方式は、LAN(Local Area
Network)等を利用できる。
本実施例において、ゲーム場に特有の頻繁なレイアウト変更を容易に行えるよう無線方式を採用している。
無線方式は、電波、赤外線等を使用することができる。
記憶手段156は、例えば磁気テープ、ICチップ等である。
目視表示手段166は、例えば感熱方式のリライトタイプである。
印字ヘッド168が目視情報書込手段である。
通信状態確認手段170は、ホスト通信手段146とターミナル通信手段144との間の通信状態の良否を確認する機能を有する。
切換手段172は、通信状態確認手段170の通信状態異常判定に基づき、それ以降のポイント処理をターミナルポイント演算手段174で行うよう切り換える機能を有している。
しかし、ポイントを目視表示手段166に文字で表示する場合、顧客がポイント情報を確認できるので、ポイントカード154を有効活用することができる。
しかし、目視表示手段166の文字情報を例えばOCRユニットに読み込む事により、記憶手段156として兼用することができる。
この目視表示手段166には、例えば、図3に示すように、ID(会員番号)、氏名、今回新たに発生した今回ポイント、現在のポイント及び最終のポイント更新日等が印字される。
したがって、ターミナルポイント演算手段174によって演算された新たなポイント情報Npiは、ターミナル記憶手段152のポイントカード154から読み取ったID及び氏名に相対するデータ領域に記憶される。
ホスト処理手段142は、ターミナル処理手段118-1から受信したポイント情報Pi及び使用した価値媒体情報Viに基づいて付加すべき今回ポイント情報Aiを演算し、受信ポイント情報Piに今回ポイント情報Aiを加えてターミナル処理手段118-1に送信する。
ホスト処理ユニット176は、例えばサーバーであり、プログラムに基づいて所定の情報処理を行う。
その後、ポイントカード154のポイント情報Piに新たなポイントNpを加算し、新たに現在ポイントNpiを演算する。
この演算された、今回ポイントNp及び現在ポイントNpiをホスト記憶手段180に記憶する。
したがって、ポイントカード154から読み込んだID及び氏名と一致する、ホスト記憶手段180の対応するID及び氏名のデータ領域に、最終ポイント更新日時、今回ポイントNp、現在ポイントNpiを記憶する。
書込手段162は、これらを書込ヘッド164によってポイントカード154の記憶手段156に記憶させると共に、印字ヘッド168によりポイントカード154の目視表示手段166に印字する。
まず、開店前にメダル貸し機102-1、ターミナル処理手段118-1及びホスト処理手段142の電源が投入される。
これにより、ターミナル処理手段118-1及びホスト処理手段142において、処理プログラムが立ち上がる。
ログがある場合、ステップTS2に進み、ターミナル記憶手段152に記憶しているオフライン処理データのログ、すなわち、ID、氏名、今回ポイントNi、現在ポイントNpi及び最終更新日時をターミナル通信手段144からホスト通信手段146に送信し、ステップTS3に進む。
正常送信終了の場合、ステップTS4に進み、ターミナル記憶手段152の送信を終了したログデータのうち、今回ポイントNi、現在ポイントNpi及び最終更新日時を消去し、ステップTS5に進む。
次ぎにステップHS2において、ホスト記憶手段180に記憶されている全てのIDと氏名をターミナル処理手段118-1に送信し、ステップHS3に進む。
換言すれば、新規登録会員を加え、及び、抹消会員を削除した全会員のIDと氏名をターミナル処理手段118-1に送信する。
新たに登録されたID及び氏名をホスト処理手段142とターミナル処理手段118-1で共有するためである。
この処理は、全てのメダル貸し機102-1から102-Nとホスト処理手段142との間で行われる。
この処理が終了した後、ゲーム場が開店される。
まず、顧客はポイントカード154をターミナル処理手段118-1のカード挿入口(図示せず)に挿入する。
ターミナル処理手段118-1は、ステップTS7においてポイントカード154が挿入されたか判別し、判別しない場合ステップTS7をループし、判別した場合ステップTS8に進む。
例えば、ID、氏名、現在ポイント及び最終更新日時が記憶手段156から読み込まれる。
例えば、IDの内容を識別することにより、挿入されたポイントカード154が使用可能か判別される。
ポイントカード154が使用できない場合、ステップTS17に進み、挿入されたポイントカード154を顧客に返却する。
顧客はポイントカード154の挿入後、紙幣120を紙幣識別ユニット108、硬貨122をコイン識別ユニット110又はプリペイドカード124をプリペイドカード識別ユニット112に投入する。
硬貨識別ユニット110は、投入された硬貨122の合計金額を価値媒体情報として制御手段126に出力する。
制御手段126は、ステップMS1において紙幣等の受け入れを判別した場合、ステップMS2に進み、受け入れた価値媒体情報の総量(総額)を演算し、ステップMS3に進む。
なお、前記総額はメダル貸し機102-1の表示部(図示せず)に表示される。
また、利用可能な決定ボタン128、130、又は132が点灯される。
例えば、5000円紙幣が投入された場合、総額5000円であるので決定ボタン128、130及び132の全てが点灯される。
メダル払出手段134は、払出指示信号Diを受けて所定数のメダルをメダル払出口114に払い出す。
次にステップMS5に進み、使用価値媒体情報(金額情報)Viをターミナル処理手段118-1に出力する。
その後、メダル貸し機102-1の処理プログラムは、ステップMS1に戻り、次の紙幣等の受け入れに備える。
ステップTS11において、ターミナル処理手段118-1は、切換手段172、ターミナル通信手段144及びホスト通信手段146を介してホスト処理手段142に、ポイントカード154から読み込んだID、氏名、現在ポイント、最終更新日時及び使用価値媒体情報Vi等を送信する。
ホスト処理手段142は、ステップHS3において、これら送信された使用価値媒体情報Vi等の受信を判別した後、ステップHS4進む。
ステップHS4において、使用価値媒体情報Viに基づいて新たに付加する今回ポイントを演算する。
なお、ホスト記憶手段180には、更新日時毎の使用価値媒体情報、今回ポイント及び現在ポイント等が累積記憶される。
次にステップHS7へ進み、閉店処理信号CLを判別する。
閉店処理信号CLが無い場合、ステップHS3へ戻る。
ステップTS14において、CRC信号が正しい場合、ステップTS15に進む。
正しくない場合、ステップTS23に進む。
次にステップTS16において、前記情報をポイントカード154の目視表示手段166に図3に示すように今回ポイント、現在ポイント及び最終更新日を印字ヘッド168によって印字しステップS17へ進む。
ステップTS18において、閉店処理の指示信号CLがあるか判別し、指示信号CLが無い場合、ステップTS7へ戻る。
ステップTS18において閉店処理指示信号CLがあった場合、ステップTS19に進み後述のオフライン処理のログが有るか判別する。
ステップTS19において、オフライン処理のログが無い場合、処理を終了する。
ステップTS20において、オフライン処理のログをホスト処理手段142へ通信手段140を介して送信した後、ステップTS21へ進む。
ステップTS22において、ターミナル記憶手段152に記憶されていたオフライン処理のデータを消去し、終了する。
ステップHS8において、ターミナル処理手段118-1からのオフライン処理のデータの受信を判別した場合、ステップHS9に進む。
すなわち、ターミナル処理手段118-1のステップTS14において正常受信と判断しなかった場合、ステップTS23に進む。
ステップTS23において、ポイントカード154の記憶手段156から読み込んだID、氏名、現在ポイント及び最終更新日、並びにメダル貸し機102-1からの使用価値媒体情報Viに基づいて今回ポイントPiを演算する。
同一ID及び氏名について複数回のオフライン処理がなされた場合、更新日時毎にID、氏名、今回ポイント、現在ポイント、使用価値媒体情報及び更新日時がログ情報としてターミナル記憶手段152に記憶される。
また、ステップTS23がターミナルポイント演算手段174に、ステップTS15が書込手段162に相当する。
自動取引装置116の休止時であって、かつ、ターミナル情報記憶過程HS1後にホスト記憶情報を前記ターミナル記憶手段152に記憶するホスト情報記憶過程はターミナル処理手段118-1のステップTS6である。
換言すれば、ホスト処理手段142との間の通信が異常な場合にも関わらず、自動取引装置116で使用した価値媒体情報Viに基づいて今回ポイントを付加することができる利点がある。
Pi ポイント情報
TS6 ホスト情報記憶過程
Vi 価値媒体情報
102-1、102-N 自動取引装置
118-1、118-N ターミナル処理手段
140 通信手段
142 ホスト処理手段
152 ターミナル記憶手段
154 ポイントカード
160 読込手段
162 書込手段
166 目視表示手段
168 目視情報書込手段
170 通信状態確認手段
172 切換手段
174 ターミナルポイント演算手段
180 ホスト記憶手段
Claims (5)
- 使用された価値媒体情報(Vi)に基づいて商品等を自動的に提供すると共に前記使用価値媒体情報を出力する自動取引装置(102-1〜102-N)と、
少なくともポイント情報(Pi)を記憶するポイントカード(154)と、
少なくとも、前記ポイントカードのポイント情報を読み込むための読込手段(160)と、前記ポイントカードにポイント情報を書き込むための書込手段(162)、及び、前記自動取引手段から受け取った使用価値媒体情報及び前記読込手段によって読み込んだ前記ポイントカードのポイント情報に基づいて新たなポイントを演算するターミナルポイント演算手段(174)及び前記ターミナルポイント演算手段の出力を記憶するターミナル記憶手段(152)とを備え、前記自動取引装置に付設され、かつ、前記ポイント情報及び価値媒体情報をホスト処理手段(142)に送信するターミナル処理手段(118-1〜118-N)と、
前記ターミナル処理手段から受け取った前記ポイント情報及び前記使用価値媒体情報に基づいて新たなポイント情報を演算し、かつ、前記ターミナル処理手段に送信すると共にホスト記憶手段(180)に記憶する前記ホスト処理手段(142)と、
前記ターミナル処理手段と前記ホスト処理手段との間の情報を伝送する通信手段(140)と、
前記ターミナル処理手段は、さらに、前記読込手段からのポイント情報及び前記自動取引装置からの使用価値媒体情報を前記ホスト処理手段又は前記ターミナルポイント演算手段へ選択的に切り換える切換手段(172)
を含むポイントシステムの異常時運用システム。 - 前記切換手段は、前記通信手段の通信状態の良否を判定する通信状態確認手段(170)の出力に基づいて前記ホスト処理手段から前記ターミナルポイント演算手段へ自動的に切り換える
請求項1のポイントシステムの異常時運用システム。 - 前記ポイントカードが目視表示手段(166)を有し、
前記書込手段が前記目視表示手段に作用し目視情報を書き込む目視情報書込手段(168)を含む請求項2のポイントシステムの異常時運用システム。 - 前記自動取引装置の休止時に前記ターミナル記憶手段の記憶情報を前記ホスト記憶手段に記憶するターミナル情報記憶過程(HS1)、および、
前記自動取引装置の休止時であって、かつ、前記ターミナル情報記憶過程後にホスト記憶情報を前記ターミナル情報記憶手段に記憶するホスト情報記憶過程(TS6)を有する請求項2のポイントシステムの異常時運用システム。 - 前記自動取引装置がゲーム機のためのメダル貸し機(102-1〜102-N)である請求項1から4のポイントシステムの異常時運用システム。
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