JP2006020700A - 箸 - Google Patents

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Abstract

【要 約】
【課 題】 滑らずに物を上手に掴むことができるとともに、洗う際に、その汚れが落ちやすい箸を提供する。
【解決手段】 箸本体(2)の先端部に膨出部(3)および波打ち部(4)が先端側から順次形成されている箸であって、前記波打ち部は谷部(6)と山部(7)とで滑らかに構成されており、前記膨出部は、その先端がカットされてカット面(3a)が形成され、このカット面の周縁から後ろ側に行くほど大径となる略円錐台状の前側テーパ面(3b)が形成され、この前側テーパ面の後縁から後ろ側に行くほど小径となる膨出部後面(3c)が形成されており、この膨出部後面は、その後端が波打ち部の前端に滑らかに連続している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、食事などの際に使用する箸に関する。
箸(特に塗り箸)で物(たとえば、うどんや煮豆など)を掴もうとすると、物が箸から滑り、なかなか上手に掴むことができない。
そこで、従来、箸の先端部に多数の溝を形成したり、箸の先端部の表面を粗面にしたりして、物が箸から滑り落ちないようにしているものがある。しかしながら、この様に、箸の先端部に溝を形成したり、箸の先端部の表面を粗面にしたりすると、食べものなどの汚れが箸の先端部の溝や粗面にこびりつき、箸を洗う際に、その汚れが落ち難くなる。
特に、無し。
解決しようとする問題点は、滑らずに物を上手に掴むことができるように、箸の先端部に溝を形成したり、箸の先端部の表面を粗面にしたりすると、食べものなどの汚れが箸の先端部の溝や粗面にこびりつき、箸を洗う際に、その汚れが落ち難くなる点である。
本発明の箸(1a,1b)は、箸本体(2)の先端部に膨出部(3)および波打ち部(4)が先端側から順次形成されている箸であって、前記波打ち部は谷部(6)と山部(7)とで滑らかに構成されており、前記膨出部は、その先端がカットされてカット面(3a)が形成され、このカット面の周縁から後ろ側に行くほど大径となる略円錐台状の前側テーパ面(3b)が形成され、この前側テーパ面の後縁から後ろ側に行くほど小径となる膨出部後面(3c)が形成されており、この膨出部後面は、その後端が波打ち部の前端に滑らかに連続していることを特徴とする。
また、前記波打ち部の山部は、前側部分と後側部分とが略対称に湾曲している場合がある。
そして、前記膨出部の前側テーパ面と箸の軸線(L)とのなす角度(θ1)が、膨出部後面と箸の軸線とのなす角度(θ2)よりも小さい場合がある。
さらに、前記膨出部および波打ち部における軸線に垂直な断面が略円形である場合がある。
また、箸本体が先細に形成され、この先細部(8)に続いて、波打ち部および膨出部が先端側に向かって順次形成され、前記先細部の前端が波打ち部の山部に滑らかに連続されている場合がある。
本発明によれば、箸本体の先端部に膨出部および波打ち部が先端側から順次形成され、波打ち部は谷部と山部とで滑らかに構成されており、膨出部はその先端のカット面の周縁から後ろ側に行くほど大径となる略円錐台状の前側テーパ面が形成され、この前側テーパ面の後縁から後ろ側に行くほど小径となる膨出部後面が形成されているので、箸で物を挟む際に、前側テーパ面と膨出部後面との間の角部や波打ち部の山部が物に食い込んだ状態となり、物を確実に挟持することができる。しかも、膨出部後面は、その後端が波打ち部の前端に滑らかに連続して形成されており、箸の表面は滑らかである(すなわち、箸の先端部に溝や粗面が形成されていない)ので、汚れが箸にこびり付くことを防止することができる。その結果、箸から汚れを簡単に落とすことができる。
また、膨出部の前側テーパ面と箸の軸線とのなす角度が、膨出部後面と箸の軸線とのなす角度よりも小さい場合には、膨出部後面と箸の軸線とのなす角度が大きくなり、箸で物を掴んで持ち上げる際に、物が膨出部後面に引っ掛かりやすくなり、物が箸から落ちることを極力防止することができる。
さらに、箸本体は先細に形成され、この先細部に続いて、波打ち部および膨出部が先端側に向かって順次形成され、前記先細部の前端が波打ち部の山部に滑らかに連続されている場合には、先細部の前端を波打ち部の谷部に連続するものに比して、先細部の径を太くできるので、箸が折れるおそれが減少する。
滑らずに物を上手に掴むことができるとともに、洗う際に、その汚れが落ちやすい箸を提供するという目的を、箸本体の先端部に膨出部および波打ち部が先端側から順次形成され、この膨出部の先端のカット面の周縁から後ろ側に行くほど大径となる略円錐台状の前側テーパ面を形成し、この前側テーパ面の後縁から後ろ側に行くほど小径となる膨出部後面を形成しており、この膨出部後面の後端を波打ち部の前端に滑らかに連続させることにより実現した。
次に、本発明における箸の第1実施例について、図1ないし図3を用いて説明する。図1は本発明における第1実施例の箸の正面図である。図2は図1の箸の要部拡大図である。図3は箸で物を掴んだ状態の説明図である。なお、この明細書において、箸の物を掴む側を前側としている。
この実施例の箸1a,1bは、通常の箸と同様に、二本一組で構成されているとともに、各箸1a,1bの形状は同じ形状である。この各箸1a,1bは、手で掴む部分側(図1の範囲A)の断面が略円形または矩形であり、また、手で掴む部分Aよりも前側すなわち先端側(図1の範囲B)の断面が略円形である。
そして、各箸1a,1bの箸本体2は、手で掴む部分Aよりも前側の部分Cが先細に形成され、先細部8となっている。また、箸本体2の先端部は膨らんでおり、膨出部3が形成され、この膨出部3から後側に、正面図示(図1参照)で波打ちして波打ち部4が形成されている。
膨出部3は、その先端がカットされて略円形のカット面3aが形成されている。このカット面3aの周縁から後ろ側に行くほど大径となる略円錐台状の前側テーパ面3bが形成されている。この前側テーパ面3bの後縁から後ろ側に行くほど小径となる膨出部後面3cが形成されている。
膨出部3の前側テーパ面3bと軸線Lとのなす角度θ1(図2参照)は、膨出部3の膨出部後面3cと軸線Lとのなす角度θ2よりも小さく、かつ、箸本体2の先細の周面2aと軸線Lとのなす角度θ3よりも大きく形成されている。
また、膨出部3のカット面3aと前側テーパ面3bとの角部および、膨出部3の前側テーパ面3bと膨出部後面3cとの角部はそれぞれ丸みR1,R2が付けられている。丸みR1の曲率半径は丸みR2の曲率半径よりも小さい。
波打ち部4は、交互に配置された谷部6および山部7で構成され、一番前側の谷部6は膨出部3の膨出部後面3cに滑らかに連続している。各谷部6同士の間隔および、各山部7同士の間隔は略等間隔で形成されている。そして、一番後側の山部7の頂部から箸本体2の先細のテーパ状の周面2aに滑らかに連続して形成されている。各谷部6および山部7は滑らかに湾曲しているとともに、各谷部6および山部7の中心線cを軸として前側部分と後側部分とが略対称である。谷部6および山部7の個数は適宜選択可能であるが、この第1実施例においては、谷部6は4個で、山部7は、頂部が箸本体2の先細のテーパ状の周面2aに連続されるものを含めて4個である。
この様にして、箸1a,1bの箸本体2は、手で掴む部分Aよりも前側が先細のテーパ状に形成され、このテーパ状の先細部8に続いて、波打ち部4および膨出部3が先端側に向かって順次形成されている。
この様に構成されている箸1a,1bで、煮豆やうどんなどの物11を挟むと、図3に図示するように、膨出部3の前側テーパ面3bと膨出部後面3cとの間の角部が、物11に食い込む状態となり、安定して物11を挟持することができる。そして、膨出部後面3cと軸線Lとのなす角度θ2が、前側テーパ面3bと軸線Lとのなす角度θ1よりも大きいため、箸1a,1bで物11を挟持した状態で持ち上げた際に、物11が膨出部後面3cに引っ掛かり下方に滑り落ちることが減少する。しかも、挟む物11が大きな場合には、膨出部3とともに、山部7も物11に食い込むため、大きなものを安定して保持することができる。
また、箸1a,1bの先端部に溝や粗面がないため、汚れがこびり付き難く、食後などに箸1a,1bを洗浄する際に、汚れを簡単に落とすことができる。
次に、本発明における箸の第2実施例について説明する。図4は第2実施例の正面図である。なお、この第2実施例の説明において、前記第1実施例の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
前述の第1実施例では、谷部6および山部7は各々4個であるが、第2実施例では、谷部6および山部7が各々3個で構成されている。
次に、本発明における箸の第3実施例について説明する。図5は第3実施例の正面図である。なお、この第3実施例の説明において、前記第1実施例の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
前述の第1実施例では、波打ち部4は、一番後側の山部7の頂部から箸本体2のテーパ状の先細部8の周面2aに滑らかに連続して形成されているが、第3実施例では、一番後側の谷部6の底部から箸本体2のテーパ状の先細部8の周面2aに滑らかに連続して形成されている。ただし、デザインなどの種々の理由により、この様に構成することも可能であるが、箸本体2の先細の周面2aと軸線Lとのなす角度θ3が大きくなり、先細部8が全体的に細くなり、折れやすくなる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を下記に例示する。
(1)箸1a,1bの材質などは適宜選択可能である。
(2)谷部6および山部7の個数は適宜選択可能である。たとえば、山部7を1個にすることも可能である。
(3)波打ち部4の後端側は、一番後側の谷部6または山部7の中間位置(すなわち、底部や頂部以外の箇所)から、箸本体2の先細のテーパ状の周面2aに滑らかに連続することも可能である。
(4)実施例の谷部6の底部は正面図示で曲線状をしているが、略直線状にすることも可能である。
(5)各谷部6の底部の断面の径は略同じであることも可能であるし、また、先端側に行くほど小さくなることも可能である。同様に、各山部7の頂部の断面の径は略同じであることも可能であるし、また、先端側に行くほど小さくなることも可能である。
(6)各谷部6同士の間隔および、各山部7同士の間隔は略等間隔であることが好ましいが、必ずしも、等間隔である必要はない。
(7)各谷部6および山部7は滑らかであれば、必ずしも、中心線cを軸として前側部分と後側部分とが対称である必要はない。ただし、中心線cを軸として前側部分と後側部分とが略対称であることが好ましい。
図1は本発明における第1実施例の箸の正面図である。 図2は図1の箸の要部拡大図である。 図3は箸で物を掴んだ状態の説明図である。 図4は第2実施例の正面図である。 図5は第3実施例の正面図である。
符号の説明
L 箸の軸線
θ1 膨出部の前側テーパ面と箸の軸線とのなす角度
θ2 膨出部後面と箸の軸線とのなす角度
θ3 箸本体の先細の周面と箸の軸線とのなす角度
1a,1b 箸
2 箸本体
2a 箸本体の周面
3 膨出部
3a カット面
3b 前側テーパ面
3c 膨出部後面
4 波打ち部
6 谷部
7 山部
8 先細部

Claims (5)

  1. 箸本体の先端部に膨出部および波打ち部が先端側から順次形成されている箸であって、
    前記波打ち部は谷部と山部とで滑らかに構成されており、
    前記膨出部は、その先端がカットされてカット面が形成され、
    このカット面の周縁から後ろ側に行くほど大径となる略円錐台状の前側テーパ面が形成され、
    この前側テーパ面の後縁から後ろ側に行くほど小径となる膨出部後面が形成されており、
    この膨出部後面は、その後端が波打ち部の前端に滑らかに連続していることを特徴とする箸。
  2. 前記波打ち部の山部は、前側部分と後側部分とが略対称に湾曲していることを特徴とする請求項1記載の箸。
  3. 前記膨出部の前側テーパ面と箸の軸線とのなす角度が、膨出部後面と箸の軸線とのなす角度よりも小さいことを特徴とする請求項1または2記載の箸。
  4. 前記膨出部および波打ち部における軸線に垂直な断面が略円形であることを特徴とする請求項1,2または3記載の箸。
  5. 箸本体は先細に形成され、この先細部に続いて、波打ち部および膨出部が先端側に向かって順次形成され、
    前記先細部の前端が波打ち部の山部に滑らかに連続されていることを特徴とする請求項1,2,3または4記載の箸。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7770950B1 (en) 2009-05-10 2010-08-10 Ming-Huang Liu Chopsticks
CN106510395A (zh) * 2016-12-01 2017-03-22 安庆市金丝制刷有限公司 一种方便筷子

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