JP2007000565A - 箸 - Google Patents

Abstract

【要約書】
【課題】 箸をテーブルなどの平面に置いた場合に箸の先が着いてしまうという不都合と、物を挟んだとき滑り防止（併せて、洗ったとき汚れが落ちにくいこと）を解決すること。
【解決手段】
柄の中央からやや前の側面の一部に突起1と、柄の先に螺旋条の溝をつけた。柄の側面の突起を接する面として置くことにより、箸の先が平面に接することを防止でき、箸を置く人が特に箸の置き方に注意する必要がない。また螺旋状の溝にしたことで食べ物を挟んだとき滑りを防止し、併せて、洗ったとき汚れを落ち易くした。
【選択図】図１

Description

本発明は、箸に関するものであり、箸の柄の形状に工夫を加える事によって、箸の先が接触しないように、また、挟んだとき滑り防止と、併せて、洗ったとき汚れを落ち易くしたものである。
［背景技術］
［発明の開示］
［発明が解決しようとする課題］

従来のような箸の柄では、平面に置いた場合に、箸の先が着いてしまい、非常に不衛生的である。また、物を挟んだとき滑りやすい。（箸の先に横溝のものは洗ったとき汚れが落ちにくい。）
（図２・３参照）。本発明は、このような、箸を平面に置いた場合に箸の先が着いてしまうという不都合と、滑り防止。（併せて、洗ったとき汚れが落ちにくい不都合）を解決することを課題とする。
［課題を解決するための手段］

この課題を解決するための請求項１の発明は、柄の側面の一部に突起を設けたことを特徴とする、接触防止箸である。机などの平面に、この柄の側面の突起を接する面として置くことにより、箸の先が平面に接することを防止でき、箸を置く人が特に箸の置き方に意識する必要がない。

また、請求項２の発明は、柄の先に、螺旋条の溝をつけたことを特徴とする、滑り防止箸である。螺旋条の溝にしたことで食べ物を挟んだとき滑りを防止し、併せて、洗ったとき汚れを落ち易くしたものである。
［発明の効果］

本発明により、箸を平面に置いた場合に先が着いてしまうという不都合はおきず、また、箸の先に螺旋条の溝を設けることにより、食物を挟んだときの滑り防止と、洗ったときの汚れを落ち易くした。
［発明を実施すための最良の形態］

図１は、先が接触しない箸の側面図である。同図に示すように、箸の側面に設けた突起により、箸の先が接触防止できる。

図２は、柄の先に螺旋条の溝をつけた断面図である。同図に示すように、箸の側面に螺旋条の溝を設けることにより、滑り防止できる。また、従来のような横に溝をつけた箸では洗ったとき汚れが落ちにくく、螺旋条の溝をつけたことで汚れが落ち易くなる。

これらの箸の材料は、木材などの通常のものでよい。又，箸の柄の断面は四角形でよい。
［産業上の利用可能性］

本発明に係る箸は、工業的に量産する事が可能であるため、産業上の利用可能性を有する。

柄の側面の一部に突起を設けた先が接触しない箸の断面図である。 柄の先に螺旋条の溝をつけ滑り防止、（併せて洗ったとき汚れを落ち易くした）箸の側面図である。 従来の柄に突起のない、螺旋の溝の無い箸の側面図である。

符号の説明

１ 柄の側面の一部に突起を設けた、先が接触防止箸
２ 柄の先に螺旋条の溝をつけ、滑り防止（併せて、汚れを落ちやすくした）箸
３ 従来の柄の側面に突起もなく、螺旋条の溝の無い平らな箸
４ 机などの平面

Claims (2)

1. 柄の中央からやや前に突起を設けた事を特徴とする箸。
2. 箸の先に螺旋条の溝を設けた事を特徴とする箸。