JP2006020407A - 温度推定装置、熱保護装置、温度推定方法、熱保護方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御部6は、電力Pと電力閾値Pthとの比較結果に基づいて、カウント値をデクリメント、インクリメントする。そして、カウント値が0になったとき、電子機器1の温度が保護温度に達したと判定して、シャットダウン部7を制御し、電子機器1をシャットダウンする。
【選択図】図1
Description
熱を発する機器の温度を推定する温度推定装置であって、
前記機器に供給される電力値を取得する電力値取得手段と、
前記電力値取得手段が取得した電力値と前記機器の目標温度に基づいて予め設定された閾値とを比較して、前記電力値が前記閾値を超えたか否かを判定する判定手段と、
予め設定された計時値を記憶する計時値記憶手段と、
前記電力値取得手段が取得した電力値が前記閾値を超えたと前記判定手段が判定した場合には、前記計時値記憶手段が記憶する計時値を減少させ、前記閾値以下になったと前記判定手段が判定した場合には、前記計時値を増加させる計時値増減手段と、
前記計時値が零になったとき、前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定する温度推定手段と、を備えたことを特徴とする。
熱を発する機器を熱から保護する熱保護装置において、
前記機器への電力の供給又は電力の供給を停止するスイッチ手段と、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の温度推定装置と、
前記温度推定装置が前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定したときに、前記機器への電力の供給を停止するように前記スイッチ手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
熱を発する機器の温度を推定する温度推定方法であって、
前記機器に供給される電力値を取得するステップと、
前記取得した電力値と前記機器の目標温度に基づいて予め設定された閾値とを比較して、前記電力値が前記閾値を超えたか否かを判定するステップと、
前記電力値が前記閾値を超えたと判定したときに、計時値を設定するステップと、
前記取得した電力値が前記閾値を超えたと判定した場合には、前記計時値を減少させ、前記閾値以下になったと判定した場合には、前記計時値を増加させるステップと、
前記計時値が零になったとき、前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定するステップと、を備えたことを特徴とする。
熱を発する機器を熱から保護する熱保護方法であって、
前記機器に供給される電力値を取得するステップと、
前記取得した電力値と前記機器の目標温度に基づいて予め設定された閾値とを比較して、前記電力値が前記閾値を超えたか否かを判定するステップと、
前記電力値が前記閾値を超えたと判定したときに、計時値を設定するステップと、
前記取得した電力値が前記閾値を超えたと判定した場合には、前記計時値を減少させ、前記閾値以下になったと判定した場合には、前記計時値を増加させるステップと、
前記計時値が零になったとき、前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定するステップと、
前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定したときに、前記機器への電力の供給を停止するステップと、を備えたことを特徴とする。
コンピュータに、
熱を発する機器に供給される電力値を取得する手順、
前記取得した電力値と前記機器の目標温度に基づいて予め設定された閾値とを比較して、前記電力値が前記閾値を超えたか否かを判定する手順、
前記電力値が前記閾値を超えたと判定したときに、計時値を設定する手順、
前記取得した電力値が前記閾値を超えたと判定した場合には、前記計時値を減少させ、前記閾値以下になったと判定した場合には、前記計時値を増加させる手順、
前記計時値が零になったとき、前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定する手順、
を実行させるためのものである。
コンピュータに、
熱を発する機器に供給される電力値を取得する手順、
前記取得した電力値と前記機器の目標温度に基づいて予め設定された閾値とを比較して、前記電力値が前記閾値を超えたか否かを判定する手順、
前記電力値が前記閾値を超えたと判定したときに、計時値を設定する手順、
前記取得した電力値が前記閾値を超えたと判定した場合には、前記計時値を減少させ、前記閾値以下になったと判定した場合には、前記計時値を増加させる手順、
前記計時値が零になったとき、前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定する手順、
前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定したときに、前記機器への電力の供給を停止する手順、
を実行させるためのものである。
(実施形態1)
電子機器1は、例えば、映像や音声を制御するホームシアターシステム、DVDプレーヤ等の電子機器である。電子機器1は、図示するように、内部回路2と、電源部3と、熱保護装置4と、を備える。
図2に示す時刻t0における電子機器の温度θ1は、この電力値Pに従って上下する。従って、電子機器1を熱から保護すべき保護温度に対応させて電力閾値Pthを設定し、電力値Pと電力閾値Pthとを比較すれば、電子機器1の温度が保護温度よりも高くなっているか低くなっているかを判別することができる。ゆえに、この電力閾値Pthは、電子機器1の保護温度を目標温度として、保護温度に基づいて設定される。
熱保護装置4の制御部6は、図4に示すフローチャートに従って、電子機器1の熱保護処理を実行する。
制御部6は、電圧検出部5から電圧情報を取得する(ステップS12)。
制御部6は、取得した電圧情報に基づいて電子機器1に供給されている電力(供給電力)Pを算出する(ステップS13)。
現在のカウント値が0でないと判定した場合(ステップS16においてNo)、再び、電圧検出部5から電圧を取得し、取得した電圧に基づいて電力Pを算出する(ステップS12,S13)。
ROM12は、例えば、カウント値の初期値として、8分のカウント値を予め記憶するものとする。制御部6は、ROM12から8分のカウント値を読み出して、RAM11に記憶させる。
t=2[分]になると、電力値が電力閾値Pthを超えているため、制御部6は、カウント値をデクリメントする(ステップS15の処理)。
例えば、上記実施の形態では、温度上昇率及び下降率を一次式で近似して温度を推定するようにした。しかし、上昇率、下降率のどちらか一方又は両方を多次近似式を用いて温度を推定するようにしてもよい。更に、多次近似式を用いる場合、計算で求める代わりに、上昇率/下降率をテーブルにまとめ、ROM12に記憶させておき、温度を推定するようにしてもよい。これらの場合には、一次式で近似する場合に比べ、実際の温度と推定温度との誤差が少なくなる。
2 内部回路
3 電源部
4 熱保護装置
5 電圧検出部
6 制御部
7 シャットダウン部
Claims (8)
- 熱を発する機器の温度を推定する温度推定装置であって、
前記機器に供給される電力値を取得する電力値取得手段と、
前記電力値取得手段が取得した電力値と前記機器の目標温度に基づいて予め設定された閾値とを比較して、前記電力値が前記閾値を超えたか否かを判定する判定手段と、
予め設定された計時値を記憶する計時値記憶手段と、
前記電力値取得手段が取得した電力値が前記閾値を超えたと前記判定手段が判定した場合には、前記計時値記憶手段が記憶する計時値を減少させ、前記閾値以下になったと前記判定手段が判定した場合には、前記計時値を増加させる計時値増減手段と、
前記計時値が零になったとき、前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定する温度推定手段と、を備えた、
ことを特徴とする温度推定装置。 - 前記計時値増減手段は、前記計時値を減少させるときは、前記計時値を増加させるときと異なる時間間隔で、前記計時値を減少させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の温度推定装置。 - 前記電力値取得手段は、前記機器に印加される電圧を計測し、計測した電圧に基づいて前記機器に供給される電力値を取得する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の温度推定装置。 - 熱を発する機器を熱から保護する熱保護装置において、
前記機器への電力の供給又は電力の供給を停止するスイッチ手段と、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の温度推定装置と、
前記温度推定装置が前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定したときに、前記機器への電力の供給を停止するように前記スイッチ手段を制御する制御手段と、を備えた、
ことを特徴とする熱保護装置。 - 熱を発する機器の温度を推定する温度推定方法であって、
前記機器に供給される電力値を取得するステップと、
前記取得した電力値と前記機器の目標温度に基づいて予め設定された閾値とを比較して、前記電力値が前記閾値を超えたか否かを判定するステップと、
前記電力値が前記閾値を超えたと判定したときに、計時値を設定するステップと、
前記取得した電力値が前記閾値を超えたと判定した場合には、前記計時値を減少させ、前記閾値以下になったと判定した場合には、前記計時値を増加させるステップと、
前記計時値が零になったとき、前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定するステップと、を備えた、
ことを特徴とする温度推定方法。 - 熱を発する機器を熱から保護する熱保護方法であって、
前記機器に供給される電力値を取得するステップと、
前記取得した電力値と前記機器の目標温度に基づいて予め設定された閾値とを比較して、前記電力値が前記閾値を超えたか否かを判定するステップと、
前記電力値が前記閾値を超えたと判定したときに、計時値を設定するステップと、
前記取得した電力値が前記閾値を超えたと判定した場合には、前記計時値を減少させ、前記閾値以下になったと判定した場合には、前記計時値を増加させるステップと、
前記計時値が零になったとき、前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定するステップと、
前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定したときに、前記機器への電力の供給を停止するステップと、を備えた、
ことを特徴とする熱保護方法。 - コンピュータに、
熱を発する機器に供給される電力値を取得する手順、
前記取得した電力値と前記機器の目標温度に基づいて予め設定された閾値とを比較して、前記電力値が前記閾値を超えたか否かを判定する手順、
前記電力値が前記閾値を超えたと判定したときに、計時値を設定する手順、
前記取得した電力値が前記閾値を超えたと判定した場合には、前記計時値を減少させ、前記閾値以下になったと判定した場合には、前記計時値を増加させる手順、
前記計時値が零になったとき、前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定する手順、
を実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
熱を発する機器に供給される電力値を取得する手順、
前記取得した電力値と前記機器の目標温度に基づいて予め設定された閾値とを比較して、前記電力値が前記閾値を超えたか否かを判定する手順、
前記電力値が前記閾値を超えたと判定したときに、計時値を設定する手順、
前記取得した電力値が前記閾値を超えたと判定した場合には、前記計時値を減少させ、前記閾値以下になったと判定した場合には、前記計時値を増加させる手順、
前記計時値が零になったとき、前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定する手順、
前記機器の温度が前記目標温度に達したと推定したときに、前記機器への電力の供給を停止する手順、
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004194823A JP2006020407A (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | 温度推定装置、熱保護装置、温度推定方法、熱保護方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004194823A JP2006020407A (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | 温度推定装置、熱保護装置、温度推定方法、熱保護方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006020407A true JP2006020407A (ja) | 2006-01-19 |
Family
ID=35794135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004194823A Pending JP2006020407A (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | 温度推定装置、熱保護装置、温度推定方法、熱保護方法及びプログラム |
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JP (1) | JP2006020407A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5791629A (en) * | 1980-11-27 | 1982-06-07 | Tokyo Shibaura Electric Co | Braking resistor temperature monitor |
JPS6169324A (ja) * | 1984-09-11 | 1986-04-09 | 富士電機株式会社 | 過電流継電器 |
JPH03118719A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-21 | Seikosha Co Ltd | モータの制御方法 |
JPH07245873A (ja) * | 1994-03-07 | 1995-09-19 | Nippondenso Co Ltd | モータ制御装置 |
JPH11101836A (ja) * | 1997-09-26 | 1999-04-13 | Hitachi Koki Co Ltd | 直流電源装置 |
-
2004
- 2004-06-30 JP JP2004194823A patent/JP2006020407A/ja active Pending
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