JP2006019268A - 改質装置及びこれを含む燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造で反応効率及び熱効率を向上させることができる、改質装置及びこれを含む燃料電池システムを提供する。
【解決手段】 本発明による燃料電池システムは、熱エネルギーによる化学触媒反応によって燃料から水素ガスを発生させる改質装置、前記水素ガス及び酸素の反応によって電気エネルギーを発生させるスタックを含み、前記改質装置は、システムの初期起動時に、燃料の酸化反応によって熱エネルギーを発生させる第1反応部、前記第1反応部と互いに連通して、前記熱エネルギーによる改質反応によって前記燃料から水素ガスを発生させる第2反応部、前記第1及び第2反応部と互いに連通して、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素の濃度を低減させる第3反応部を含む。
【選択図】 図4

Description

本発明は燃料電池システムに関し、より詳しくは、改質装置の構造を改善した、燃料電池システムに関する。
周知のように、燃料電池(Fuel Cell)は、メタノール、エタノール、天然ガスのような炭化水素系の物質内に含まれている水素及び酸素の電気化学的な反応によって電気エネルギーを発生させる発電システムである。
このような燃料電池において、近来開発されている高分子電解質型燃料電池(Polymer Electrolyte Membrane Fuel Cell:PEMFC、以下では便宜上PEMFCとする)は、出力特性が優れていて、作動温度が低く、速い始動特性及び応答特性を有するため、自動車のような移動用電源はもちろん、住宅、公共建物のような分散用電源及び電子機器用小型電源など、その応用範囲が広いという長所がある。
このようなPEMFC方式を採用した燃料電池システムは、スタック(stack)、改質装置(Reformer)、燃料タンク、及び燃料ポンプなどを含んで構成される。スタックは、複数の単位セルからなる電気発生集合体を形成し、燃料ポンプは、燃料タンク内の燃料を改質装置に供給する。そして、改質装置は、燃料を改質して水素ガスを発生させて、前記水素ガスをスタックに供給する。
この中で、改質装置は、熱エネルギーによる化学触媒反応によって燃料から水素ガスを発生させるもので、前記熱エネルギーを発生させる熱源部、前記熱エネルギーを吸熱して燃料から水素ガスを発生させる改質反応部などを含んで構成される。
しかし、従来の燃料電池システムの改質装置は、前記のような熱源部、改質反応部などが容器形態に構成されて、これらの各々が配管によって連結されて分散配置されていたため、反応部間の熱交換が直接的に行われず、熱伝達の面で不利な問題点がある。また、各反応部が分散配置されるため、システムをコンパクトに実現することができない問題点があった。
また、従来の燃料電池システムは、別途の予熱装置を利用して改質装置に供給される燃料を予熱するが、前記燃料の予熱にともなうエネルギーの消耗によって、システム全体の性能及び熱効率が低下する問題点があった。
これに加えて、従来の燃料電池システムの改質装置は、改質反応部から発生する水素ガスの水性ガス転換(Water-Gas Shift:WGS)反応、または前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の選択的酸化(Preferential CO Oxidation:PROX)反応などによって一酸化炭素の濃度を低減させる複数の一酸化炭素低減部を含んで構成されている。
しかし、従来の改質装置は、改質反応部及び一酸化炭素低減部の各々が別途に形成されて、改質反応部から発生する水素ガスを一酸化炭素低減部に供給する構造からなるため、全体的なシステムの大きさをコンパクトに実現することができない問題点がある。また、従来の改質装置において、一酸化炭素低減部は、選択的酸化時に発熱反応が起こるので、前記発熱反応によって発生する熱及び熱源部で発生する熱が約200℃を超える場合には、前記熱により水素が燃焼してしまうため、結果的には改質装置の効率が低下する問題点があった。
本発明は前述した問題点を勘案したものであって、その目的は、簡単な構造で反応効率及び熱効率を向上させることができる、改質装置及びこれを含む燃料電池システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、水素ガス中に含まれている一酸化炭素の濃度を低減させるための酸化反応時に、過度な熱によって水素が消耗されるのを防止することができる、改質装置及びこれを含む燃料電池システムを提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明による燃料電池システムの改質装置は、システムの初期起動時に、燃料の酸化反応によって熱エネルギーを発生させる第1反応部、前記第1反応部と互いに連通され、前記熱エネルギーによる改質反応によって前記燃料から水素ガスを発生させる第2反応部、前記第1及び第2反応部と互いに連通され、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素の濃度を低減させる第3反応部を含む。
前記燃料電池システムの改質装置において、前記第1反応部は、システムの正常駆動時に、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素の濃度を低減させるように構成される。
前記燃料電池システムの改質装置は、第1管路、前記第1管路の断面積より相対的に小さい断面積を有して、前記第1管路と同軸に配置される第2管路、前記第1管路を囲む管路形態のハウジングを含むパイプアセンブリーを含む。この場合、前記パイプアセンブリーは、前記第1管路及び前記第2管路の間の空間と前記第2管路の内部空間とがパイプラインによって互いに連通し、前記第1管路及び前記ハウジングの間の空間と前記第2管路の内部空間とが直接的に互いに連通するように構成される。
前記燃料電池システムの改質装置において、前記第1反応部は、前記第2管路の内部空間に酸化触媒層を形成し、前記第2反応部は、前記第1管路及び前記第2管路の間の空間に改質触媒層を形成し、前記第3反応部は、前記第1管路及び前記ハウジングの間の空間に前記酸化触媒層を形成する。
前記燃料電池システムの改質装置において、前記第2反応部は、前記水素ガスの水性ガス転換触媒反応によって前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の濃度を低減させるための水性ガス転換触媒層を、前記第1管路及び前記第2管路の間の空間に形成する。
前記燃料電池システムの改質装置は、前記第2反応部に接触して設置されて、前記第2反応部に供給される燃料に前記熱エネルギーを提供する熱伝逹ユニットをさらに含む。この場合、前記熱伝逹ユニットは、前記第1管路の外周面にコイル形態に巻かれて、前記第1管路及び前記第2管路の間の内部空間に連通するパス部材を含む。
また、本発明による燃料電池システムの改質装置は、第1管路、前記第1管路の断面積より相対的に小さい断面積を有して、前記第1管路と同軸に配置される第2管路、前記第1管路を囲む管路形態のハウジング、前記第2管路の内部空間に形成されて、システムの初期起動時に、燃料の酸化反応を促進して、予め設定された温度範囲の熱エネルギーを発生させる酸化触媒層、前記第1管路及び前記第2管路の間の空間に形成されて、前記熱エネルギーによる改質反応を促進して、前記燃料から水素ガスを発生させる改質触媒層を含み、前記第1管路及び前記第2管路の間の空間と前記第2管路の内部空間とがパイプラインによって互いに連通し、前記第1管路及び前記ハウジングの間の空間と前記第2管路の内部空間とが直接的に互いに連通して、前記第1管路及び前記ハウジングの間の空間に前記酸化触媒層を形成する。
前記燃料電池システムの改質装置は、前記第2管路の一側端部に注入口を形成する第1キャップを取り付け、他側端部に排出口を形成する第2キャップを取り付けて第1反応部を構成し、前記第1反応部は、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素の濃度を低減させるように構成される。
前記燃料電池システムの改質装置は、前記第1管路の一側端部に注入口を形成する第3キャップを取り付け、他側端部に排出口を形成する第4キャップを取り付けて第2反応部を構成する。
前記燃料電池システムの改質装置は、前記ハウジングの一側端部に第5キャップを取り付けて、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素の濃度を低減させるための第3反応部を構成する。
前記燃料電池システムの改質装置において、前記第3キャップは、前記第2管路と連通する連通孔を有しており、前記連通孔の周囲に前記注入口が放射状に配置される環状形態に構成される。
前記燃料電池システムの改質装置において、前記第5キャップは、第4キャップの排出口と連通する第1連通口、前記第1キャップの注入口と連通する第2連通口、前記第3キャップの注入口と連通する第3連通口、前記第1管路及び前記ハウジングの間の空間と連通する第4連通口を形成する。
前記燃料電池システムの改質装置は、前記第2反応部に接触して設置されて、前記第2反応部に供給される燃料に前記熱エネルギーを提供する熱伝逹ユニットをさらに含む。この場合、前記熱伝逹ユニットは、前記第1管路の外周面にコイル形態に巻かれて、前記第3キャップの注入口に取り付けられ、前記第1管路及び第2管路の間の内部空間に連通するパス部材を含む。
前記燃料電池システムの改質装置において、前記第2反応部は、前記水素ガスの水性ガス転換触媒反応によって前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の濃度を低減させるための水性ガス転換触媒層を、前記第1管路及び第2管路の間の空間に形成する。この場合、前記水性ガス転換触媒層は、前記改質触媒層と連続的に配置されて、前記第4キャップの排出口側に形成される。
また、本発明による燃料電池システムは、熱エネルギーによる化学触媒反応によって燃料から水素ガスを発生させる改質装置、及び前記水素ガス及び酸素の反応によって電気エネルギーを発生させるスタックを含み、前記改質装置は、システムの初期起動時に、燃料の酸化反応によって熱エネルギーを発生させる第1反応部、前記第1反応部と互いに連通して、前記熱エネルギーによる改質反応によって前記燃料から水素ガスを発生させる第2反応部、前記第1及び第2反応部と互いに連通して、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素の濃度を低減させる第3反応部を含む。
前記燃料電池システムにおいて、前記改質装置は、第1管路、前記第1管路の断面積より相対的に小さい断面積を有して、前記第1管路と同軸に配置される第2管路、前記第1管路を囲む管路形態のハウジングを含むパイプアセンブリーを含み、前記第1反応部は、システムの正常駆動時に、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素の濃度を低減させるように構成される。
前記燃料電池システムにおいて、前記パイプアセンブリーは、前記第1管路及び前記第2管路の間の空間と前記第2管路の内部空間とが前記パイプラインによって互いに連通し、前記第1管路及び前記ハウジングの間の空間と前記第2管路の内部空間とが直接的に互いに連通するように構成される。
前記燃料電池システムにおいて、前記第1反応部は、前記酸化反応を促進するための酸化触媒層を、前記第2管路の内部空間に形成する。
前記燃料電池システムにおいて、前記第2反応部は、前記改質反応を促進するための改質触媒層を、前記第1管路及び前記第2管路の間の空間に形成する。
前記燃料電池システムにおいて、前記第3反応部は、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素濃度の低減を促進するための酸化触媒層を、前記第1管路及び前記ハウジングの間の空間に形成している。
前記燃料電池システムは、前記第2管路の一側端部に注入口を形成する第1キャップを取り付け、他側端部に排出口を形成する第2キャップを取り付けて前記第1反応部を構成する。
前記燃料電池システムは、前記第1管路の一側端部に注入口を形成する第3キャップを取り付けし、他側端部に排出口を形成する第4キャップを取り付けて前記第2反応部を構成する。
前記燃料電池システムは、前記ハウジングの一側端部に第5キャップを取り付けて前記第3反応部を構成する。
前記燃料電池システムにおいて、前記改質装置は、前記第2反応部に接触して設置されて、前記第2反応部に供給される燃料に前記熱エネルギーを提供する熱伝逹ユニットをさらに含む。この場合、前記熱伝逹ユニットは、前記第1管路の外周面にコイル形態に巻かれて、前記第3キャップの注入口に取り付けられ、前記第1管路及び第2管路の間の内部空間に連通するパス部材を含む。
前記燃料電池システムにおいて、前記第2反応部は、前記水素ガスの水性ガス転換触媒反応によって前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の濃度を低減させるための水性ガス転換触媒層を、前記第1管路及び前記第2管路の間の空間に形成する。この場合、前記水性ガス転換触媒層は、前記改質触媒層と連続的に配置されて、前記第4キャップの排出口側に形成される。
前記燃料電池システムは、前記改質装置に燃料を供給するための燃料供給源を含み、前記燃料供給源は、燃料を保存する第1タンク、水を保存する第2タンク、前記第1タンク及び第2タンクに連結設置される燃料ポンプを含む。この場合、前記第1タンク及び前記第2管路はパイプラインによって連結設置され、前記パイプライン上にバルブが設置される。
前記燃料電池システムは、前記改質装置及び前記スタックに酸素を供給するための酸素供給源を含み、前記酸素供給源は、空気を吸入する空気ポンプからなる。
本発明によれば、燃料の各種反応に必要な熱エネルギーを速かに伝達する簡単な構造の改質装置を実現することができるので、システムの熱効率及び運転性能を向上させることができると共に、全体的なシステムの大きさをコンパクトにすることができる。
また、本発明によれば、改質装置に供給される燃料を予熱することができる構造からなるので、システム全体の熱効率及び運転性能を向上させることができる。
また、本発明によれば、水素ガス中に含まれている一酸化炭素の濃度を低減させるための酸化反応時に、従来のように過度な熱により水素が消耗されるのを防止することができるので、改質装置の効率をさらに向上させることができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施例について、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施することができるように詳細に説明する。しかし、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で多様な変形が可能であり、ここで説明する実施例に限定されない。
図1は本発明の実施例による燃料電池システムの全体的な構造を概略的に示したブロック図である。
図面を参照して本発明による燃料電池システム100を説明すると、前記燃料電池システム100は、燃料を改質して水素ガスを発生させて、前記水素ガス及び酸素を電気化学的に反応させて電気エネルギーを発生させる高分子電解質型燃料電池(Polymer Electrode Membrane Fuel Cell;PEMFC)方式に構成される。
このような燃料電池システム100に使用される燃料は、メタノール、エタノール、または天然ガスなどのように水素を含む液体または気体の燃料である。しかし、以下の実施例において説明する「燃料」とは、便宜上、液体の燃料であると定義し、液体の燃料及び水を混合燃料であると定義する。
そして、燃料電池システム100は、水素ガスと反応する酸素として、別途の保存手段に保存された純粋な酸素を使用することができ、酸素を含む空気をそのまま使用することもできる。以下では、後者を例に挙げて説明する。
このような燃料電池システム100は、基本的に、水素及び酸素の反応によって電気エネルギーを発生させるスタック10、燃料から水素ガスを発生させて、前記水素ガスをスタック10に供給する改質装置20、改質装置20に燃料を供給するための燃料供給源50、スタック10及び改質装置20に酸素を各々供給するための酸素供給源70を含んで構成される。
スタック10は、改質装置20及び酸素供給源70に連結設置されて、前記改質装置20から水素ガスの供給を受け、酸素供給源70から空気の供給を受けて、水素及び酸素の反応によって電気エネルギーを発生させる燃料電池(fuel cell)として構成される。このようなスタック10の構造は、図5を参照して、下記でさらに詳細に説明する。
本実施例で、改質装置20は、熱エネルギーによる化学触媒反応によって燃料から水素ガスを発生させて、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の濃度を低減させる構造からなる。このような改質装置20の構造は、図2乃至図4を参照して、下記でさらに詳細に説明する。
前記燃料供給源50は、燃料を保存する第1タンク51、水を保存する第2タンク53、第1及び第2タンク51、53に各々連結設置されて、燃料及び水を排出する燃料ポンプ55を含む。
そして、酸素供給源70は、所定のポンピング力で空気を吸入して、前記空気をスタック10及び改質装置20に供給する少なくとも一つの空気ポンプ71を含む。ここで、酸素供給源70は、前記のような空気ポンプ71を含むものに限定されず、通常の構造のファン(fan)を含むこともできる。
図2は本発明の実施例による改質装置の構造を示した分解斜視図であり、図3は図2に示した改質装置の一部を分解して示した斜視図であり、図4は図2の結合断面構成図である。
図1乃至図4を参照すれば、本実施例による改質装置20は、システムの初期起動時に、燃料及び空気の酸化反応によって熱エネルギーを発生させる第1反応部23、前記熱エネルギーを利用した改質反応によって混合燃料から水素ガスを発生させる第2反応部27、水素ガス中に含まれている一酸化炭素及び空気中に含まれている酸素の酸化反応によって前記一酸化炭素の濃度を低減させる第3反応部33を含んで構成される。
本実施例によれば、改質装置20は、第1反応部23及び第2反応部27が互いに連通し、第1及び第2反応部23、27及び第3反応部33が互いに連通する構造からなる。
このような改質装置20は、同心円状に配置される多重の管路形態からなるパイプアセンブリー30として構成され、前記パイプアセンブリー30は、第1管路21、第1管路21の内部に位置する第2管路22、第1管路21を囲むハウジング34を含んで構成される。
第1管路21は、所定の断面積を有して、実質的に両端が閉鎖された円形パイプタイプに形成されている。第2管路22は、第1管路21の断面積より相対的に小さい断面積を有して、実質的に両端が閉鎖された円形パイプタイプに形成されている。この時、第2管路22は、その外周面及び第1管路21の内周面が一定の間隔で離隔するように、第1管路21と同軸に配置される。そして、ハウジング34は、第1管路21の断面積より相対的に大きい断面積を有して、一端部が開放されて他端部が閉鎖された円形パイプタイプに形成されている。この時、第1管路21は、その外周面及びハウジング34の内周面が一定の間隔で離隔するように、ハウジング34と同軸に配置される。
このような改質装置20は、第1管路21及び第2管路22の間の空間と第2管路22の内部空間とが下記でさらに詳細に説明するパイプラインによって互いに連通し、第1管路21及びハウジング34の間の空間と第2管路22の内部空間とが直接的に互いに連通する構造からなる。
前記のように構成される改質装置20に含まれる本実施例による第1反応部23は、第2管路22の内部空間に形成される酸化触媒層24を有し、第2管路22の一側端部に注入口25aが形成され、他側端部に排出口26aが形成されている。
ここで、注入口25aは、改質装置20の初期起動時に、燃料及び空気を第2管路22の内部に注入する孔を備えている。排出口26aは、第2管路22の内部から燃料及び空気の酸化反応によって発生する燃焼ガスを排出する孔を備え、第1管路21及びハウジング34の間の空間と直接的に連通する。
具体的に、第1反応部23は、第2管路22の一側端部に注入口25aを有する第1キャップ25を取り付け、他側端部に排出口26aを有する第2キャップ26を取り付けて構成される。この時、第1キャップ25の注入口25a及び第1タンク51は第1パイプライン81によって連結され、注入口25a及び空気ポンプ71は第4パイプライン84によって連結される。そして、第1パイプライン81上には、第2管路22の内部に供給される燃料を選択的に遮断するバルブ99が設置されている。
これに加えて、第1パイプライン81及び第4パイプライン84はパイプ形態の合流ライン91によって互いに連結されて、前記合流ライン91を通じて第1キャップ25の注入口25aに連結される。この場合、合流ライン91は、ハウジング34及び第1管路21を貫通して注入口25aに連結される。このために、第1管路21には、前記のような合流ライン91を貫通させる貫通孔21aが形成される。
そして、酸化触媒層24は、燃料及び空気の酸化反応を促進して、所定の温度の熱源を発生させるためのものであって、第2管路22の内部空間に充填形成される。このような酸化触媒層24は、アルミナ(Al)、シリカ(SiO)、またはチタニア(TiO)からなるペレット(pellet)形態の担体に白金(Pt)、ルテニウム(Ru)のような触媒物質を担持して形成される。
一方、本実施例による第1反応部23は、第2反応部27で発生する水素ガス中に含まれている一酸化炭素を酸化触媒層24の触媒作用によって空気と共に酸化させて熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素の濃度を低減させることもできる。
本発明の実施例による第2反応部27は、第1管路21及び第2管路22の間の空間に形成される改質触媒層28を有して、第1管路21の一側端部に注入口31aが形成され、他側端部に排出口32aが形成されている。
ここで、注入口31aは、混合燃料を第1管路21及び第2管路22の間の空間に注入する孔を備え、排出口32aは、混合燃料の改質反応によって発生する水素ガスを排出する孔を備えている。
具体的に、第2反応部27は、第1管路21の一側端部に注入口31aを有する第3キャップ31を取り付け、他側端部に排出口32aを有する第4キャップ32を取り付けて構成される。この時、第3キャップ31には、第2管路22を貫通する連通孔31bが形成され、前記連通孔31bの周囲に注入口31aが放射状に配置される環状形態に構成される。そして、注入口31a及び第1及び第2タンク51、53は、第2パイプライン82によって実質的に連結される。また、排出口32a及び前記合流ライン91は、第3パイプライン83によって連結される。
そして、改質触媒層28は、第1反応部23から発生する熱エネルギーを利用した混合燃料の水蒸気改質反応を促進して、前記混合燃料から水素ガスを発生させるためのものである。このような改質触媒層28は、第1管路21及び第2管路22の間の空間に充填形成され、アルミナ(Al)、シリカ(SiO)、またはチタニア(TiO)からなるペレット形態の担体に銅(Cu)、ニッケル(Ni)、白金(Pt)のような触媒物質を担持して形成される。
また、第2反応部27は、第1管路21及び第2管路22の間の空間に改質触媒層28と連続的に形成される水性ガス転換触媒層29をさらに有することもできる。前記水性ガス転換触媒層29は、改質触媒層28によって生成された水素ガスの水性ガス転換反応(Water-Gas Shift Reaction:WGS)によって前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の濃度を低減させる機能をする。前記水性ガス転換触媒層29は、第1管路21及び第2管路22の間の空間に対して第4キャップ32の排出口32a側に形成されるのが好ましい。このような水性ガス転換触媒層29は、アルミナ(Al)、シリカ(SiO)、またはチタニア(TiO)からなるペレット形態の担体に銅(Cu)、亜鉛(Zn)、鉄(Fe)、クロム(Cr)のような触媒物質を担持して形成される。
そして、本実施例による改質装置20は、第1反応部23から発生する熱エネルギーの効率を極大化させるための熱伝逹ユニット37をさらに含む。前記熱伝逹ユニット37は、第1反応部23から発生する熱エネルギーを第1管路21の注入口31aに供給される混合燃料に提供することができるパス部材38を含む。
前記パス部材38は、一側端部が第1管路21の注入口31a、つまり第3キャップ31に放射状に形成された複数の注入口31aに各々連結されて、第1管路21の外周面に対してコイル形態に巻かれたパイプ構造からなる。この時、パス部材38の他側端部は、ハウジング34の内部から外部に貫通して、前記第2パイプライン82と連結される。
本発明の実施例による第3反応部33は、第1管路21及びハウジング34の間の空間に酸化触媒層35を有し、ハウジング34の一側端部に取り付けられ、ハウジング34の内部空間を実質的に密封する第5キャップ36を含んで構成される。
酸化触媒層35は、第2反応部27から発生する水素ガス中に含まれている一酸化炭素及び空気ポンプ71から供給される空気中に含まれている酸素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させると同時に、前記一酸化炭素の濃度を低減させる機能をする。このような酸化触媒層35は、第1管路21及びハウジング34の間の空間に充填され、第2管路22に充填された酸化触媒層24と同一な構造及び組成からなる。
第5キャップ36は、ハウジング34の一端部にネジ結合または嵌合して取り付けることができる。この時、第1管路21の排出口32aは、第5キャップ36を貫通してハウジング34の内部から外部に引き出され、燃料及び空気を第2管路22の内部空間に供給するための合流ライン91は、第5キャップ36及び第1管路21を貫通して第2管路22の注入口25aと連結される。そして、混合燃料を第1管路21及び第2管路22の間の空間に供給するためのパス部材38は、ハウジング34の内部から第5キャップ36を貫通して外部に引き出される。このために、第5キャップ36には、第1管路21の排出口32aを貫通させる単一の第1連通口36a、合流ライン91を貫通させる単一の第2連通口36b、パス部材38を貫通させる複数の第3連通口36c、第1管路21及びハウジング34の間の空間と連通する複数の第4連通口36dが形成されている。
図5は図1に示したスタックの構造を示した分解斜視図である。
図1及び図5を参照すれば、本システム100に適用されるスタック10は、改質装置20から提供された水素ガス及び空気ポンプ71によって提供される空気中の酸素を電気化学的に反応させて予め設定された容量の電気エネルギーを発生させるためのものである。
このようなスタック10は、膜−電極アセンブリー(Membrane-Electrode assembly:MEA)(以下、MEAとする)12を中心において、その両面にセパレータ(Separator)(当業界では二極式プレート(Bipolar Plate)という)16を配置して、電気エネルギーを発生させる最少単位の電気発生部11を含んで構成される。したがって、本実施例では、複数の前記電気発生部11を連続的に配置することによって、電気発生部11の集合体構造によるスタック10を形成することができる。
前記セパレータ16の間に介在するMEA12は、一方の面にアノード電極を形成し、他方の面にカソード電極(図示せず)を形成して、これら二つの電極の間に電解質膜(図示せず)を形成している。ここで、アノード電極は水素を電子及び水素イオンに分離し、電解質膜は水素イオンをカソード電極に移動させ、カソード電極はアノード電極側から提供された電子、水素イオン、及び空気中に含まれている酸素を反応させて、水分を生成する機能をする。
そして、セパレータ16は、MEA12の両面に各々密着して、改質装置20から提供される水素ガスをMEA12のアノード電極に供給し、空気ポンプ71によって提供される空気をMEA12のカソード電極に供給する機能をする。また、セパレータ16は、MEA12のアノード電極及びカソード電極を直列に接続する伝導体としての機能もする。
このように、電気発生部11の集合体構造からなるスタック10の最外側には、前記複数の電気発生部11を密着するための別途の加圧プレート13を設置することもできる。しかし、本発明によるスタック10は、前記加圧プレート13を排除して、電気発生部11の最外側に位置するセパレータ16が前記加圧プレートの役割を果たすように構成することもできる。また、前記スタック10は、加圧プレート13が複数の電気発生部11を密着する機能の他に、前記セパレータ16の固有の機能をするように構成することもできる。
これに加えて、加圧プレート13には、水素ガスを電気発生部11に供給するための第1注入部13a、空気を電気発生部11に供給するための第2注入部13b、前記電気発生部11で反応して残った水素ガスを排出するための第1排出部13c、電気発生部11における水素及び酸素の結合反応によって生成される水分と共に未反応の空気を排出するための第2排出部13dが形成されている。この時、第1注入部13a及び改質装置20を構成するハウジング34の第4連通口36dは、第5パイプライン85によって連結され、第2注入部13b及び空気ポンプ71は第6パイプライン86によって連結される。
前記のように構成された本発明の実施例による燃料電池システムにおける、改質装置の組立順序及び全体的なシステムの動作を詳細に説明する。
本発明の実施例による改質装置20の組立順序を見てみると、まず、第2管路22の一側端部に第1キャップ25を取り付けて、第2管路22を第1管路21の内部空間に位置させる。この時、第2管路22を第1管路21と同軸に配置するのが好ましい。
次に、第1タンク51及び空気ポンプ71と実質的に連結される合流ライン91を、第5キャップ36の第2連通口36bに通過させて、第1管路21の貫通孔21aに通過させた状態で、第1キャップ25の注入口25aに連結する。
次に、第1管路21の一側端部に第4キャップ32を取り付けて、第1管路21及び第2管路22の間の空間に水性ガス転換触媒層29及び改質触媒層28を順次に充填した後に、第3キャップ31の結合孔31bに第2管路22の他方端部を通過させた状態で、第3キャップ31を第1管路21の他方端部に取り付ける。
次に、第2管路22の内部空間に酸化触媒層24を充填した状態で、第2管路22の他方端部に第2キャップ26を取り付ける。
次に、第3キャップ31の注入口31aにパス部材38の一側端部を連結して、パス部材38を第1管路21の外周面に沿って螺旋形に巻く。
次に、パス部材38の他方端部を第5キャップ36の第3連通口36cに通過させる。この時、パス部材38の他方端部は、本改質装置20の組立てが完了した後に、第2パイプライン82を通じて第1及び第2タンク51、53と連結される。
このような状態で、ハウジング34の内部空間に第1管路21全体を挿入して、第1管路21及びハウジング34の間の空間に酸化触媒層35を充填した状態で、ハウジング34の開放された端部に第5キャップ36を取り付けて、ハウジング34の内部空間を密封する。この時、第1管路21の一側端部に結合された第4キャップ32の排出口32aは、第5キャップ36の第1連通口36aを通じて引き出されるようになる。
その後、スタック10の第1注入部13aと連結される第5パイプライン85を、第5キャップ36の第4連通口36dに連結する。
このような改質装置20を採用した本発明の実施例による燃料電池システム100の動作を見てみると、まず、燃料ポンプ55を駆動して第1タンク51に保存された燃料を、第1パイプライン81を通じて第2管路22の内部空間に供給する。この時、第1パイプライン81は、バルブ99の操作によって流路が開放された状態を維持している。
これと同時に、空気ポンプ71を駆動して、空気を第4パイプライン84を通じて第2管路22の内部空間に供給する。この時、第1パイプライン81を通過する燃料及び第4パイプライン84を通過する空気は、合流ライン91を通じて合流された状態で、第2管路22の内部空間に注入される。
したがって、燃料及び空気は、第2管路22の内部の酸化触媒層24を通過しながら酸化触媒反応を起こすようになる。このような過程を経る間に、第2管路22の内部では、酸化触媒層24による燃料及び空気の酸化反応によって前記燃料及び空気が燃焼して、予め設定された温度範囲の熱を発生させる。そして、前記熱は、第2管路22を通じて第1管路21及び第2管路22に伝達されるようになる。
このような状態で、燃料ポンプ55の駆動によって第1タンク51に保存された燃料及び第2タンク53に保存された水を、第2パイプライン82を通じてパス部材38に供給する。この時、パス部材38を通過する燃料及び水の混合燃料は、パス部材38が所定の温度に加熱された第1管路21の外周面に接触した状態を維持しているため、第1管路21で発生する熱の伝達を受けて所定の温度に予熱されるようになる。
次に、前記のように予熱された混合燃料を、パス部材38を通じて第1管路21及び第2管路22の間の空間に供給する。そうすると、混合燃料は、前記空間に位置している改質触媒層28を通過しながら第2管路22から提供される熱エネルギーを吸熱する。
このような過程を経る間に、第1管路21及び第2管路22の間の内部空間では、改質触媒層28による混合燃料の水蒸気改質反応が進められて、二酸化炭素及び水素を含む水素ガスを発生させる。この時、第1管路21及び第2管路22の間の空間では、燃料の不完全な改質反応によって副生成物として一酸化炭素が含まれている水素ガスを発生させるようになる。
次に、前記水素ガスを水性ガス転換触媒層29に通過させる。そうすると、第1管路21の排出口32a側では、水性ガス転換触媒層29による水素ガスの水性ガス転換触媒反応によってこの水素ガスから追加の水素を発生させて、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の濃度を1次的に低減させる。
この過程で、前記水素ガスは、前記のような水性ガス転換触媒反応によって一酸化炭素の濃度が低減されても、微量の一酸化炭素を含んでいる。そして、第2管路22の内部で発生する熱エネルギーは、混合燃料の水蒸気改質反応によって一部が消耗されて、約100℃未満の温度範囲を維持するようになる。
次に、前記水素ガスを第4キャップ32の排出口32aを通じて排出する。そうすると、前記水素ガスは、第3パイプライン83を通じて合流ライン91に供給される。この時、第1パイプライン81は、バルブ99の操作によって流路が閉鎖された状態を維持している。これにより、第4パイプライン84を通じて空気ポンプ71から供給され続ける空気及び前記水素ガスは、合流ライン91を通じて第2管路22の内部空間に供給される。
したがって、本実施例による改質装置20は、第1反応部23及び第3反応部33が互いに連通しているため、水素ガス及び空気が第2管路22の内部の酸化触媒層24と第1管路21及びハウジング34の間の酸化触媒層35とを通過しながら、水素ガス中に含まれている一酸化炭素及び空気中に含まれている酸素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させると同時に、前記一酸化炭素の濃度を2次的に低減させる。ここで、前記酸化反応とは、水素ガス中に含まれている一酸化炭素の選択的酸化(Preferential CO Oxidation:PROX)反応を意味する。
これにより、第1反応部23及び第3反応部33は、第2反応部27の改質反応時に消費された熱量を、前記一酸化炭素及び酸素の酸化反応によって提供するが、これによって約100〜200℃の温度範囲を維持しながら、水素ガス中に含まれている一酸化炭素の濃度を低減させることができるようになる。
次に、前記のように一酸化炭素の濃度が低減された水素ガスを、第5パイプライン85を通じてスタック10の第1注入部13aに供給する。これと同時に、空気ポンプ71の駆動によって、空気を第6パイプライン86を通じてスタック10の第2注入部13bに供給する。
したがって、前記スタック10では、電気発生部11による水素及び酸素の電気化学的な反応によって予め設定された容量の電気エネルギーを出力するようになる。
以上で、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれに限定されず、特許請求の範囲、発明の詳細な説明、及び添付した図面の範囲内で多様に変形して実施可能であり、これも本発明の範囲に属する。
本発明の実施例による燃料電池システムの全体的な構造を概略的に示したブロック図である。 本発明の実施例による改質装置の構造を示した分解斜視図である。 図2に示した改質装置の一部を分解して示した斜視図である。 図2の結合断面構成図である。 図1に示したスタックの構造を示した分解斜視図である。
符号の説明
100 燃料電池システム
10 スタック
11 電気発生部
12 膜−電極アセンブリー(MEA)
13 加圧プレート
13a 第1注入部
13b 第2注入部
13c 第1排出部
13d 第2排出部
16 セパレータ
20 改質装置
21 第1管路
21a 貫通孔
22 第2管路
23 第1反応部
24,35 酸化触媒層
25 第1キャップ
25a,31a 注入口
26 第2キャップ
26a,32a 排出口
27 第2反応部
28 改質触媒層
29 水性ガス転換触媒層
31 第3キャップ
31b 結合孔
32 第4キャップ
33 第3反応部
34 ハウジング
36 第5キャップ
36a 第1連通口
36b 第2連通口
36c 第3連通口
36d 第4連通口
37 熱伝達ユニット
38 パス部材
50 燃料供給源
51 第1タンク
53 第2タンク
55 燃料ポンプ
70 酸素供給源
71 空気ポンプ
81 第1パイプライン
82 第2パイプライン
83 第3パイプライン
84 第4パイプライン
85 第5パイプライン
86 第6パイプライン
91 合流ライン
99 バルブ

Claims (35)

  1. システムの初期起動時に、燃料の酸化反応によって熱エネルギーを発生させる第1反応部;
    前記第1反応部と互いに連通され、前記熱エネルギーによる改質反応によって前記燃料から水素ガスを発生させる第2反応部;及び
    前記第1及び第2反応部と互いに連通され、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素の濃度を低減させる第3反応部;を含む、燃料電池システムの改質装置。
  2. 前記第1反応部は、システムの正常駆動時に、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素の濃度を低減させるように構成される、請求項1に記載の燃料電池システムの改質装置。
  3. 第1管路、前記第1管路の断面積より相対的に小さい断面積を有して、前記第1管路と同軸に配置される第2管路、及び前記第1管路を囲む管路形態のハウジングを含むパイプアセンブリーを含む、請求項2に記載の燃料電池システムの改質装置。
  4. 前記パイプアセンブリーは、前記第1管路及び前記第2管路の間の空間と前記第2管路の内部空間とがパイプラインによって互いに連通し、前記第1管路及び前記ハウジングの間の空間と前記第2管路の内部空間とが直接的に互いに連通するように構成される、請求項3に記載の燃料電池システムの改質装置。
  5. 前記第1反応部は、前記第2管路の内部空間に酸化触媒層を形成し、
    前記第2反応部は、前記第1管路及び前記第2管路の間の空間に改質触媒層を形成し、
    前記第3反応部は、前記第1管路及び前記ハウジングの間の空間に前記酸化触媒層を形成する、請求項3に記載の燃料電池システムの改質装置。
  6. 前記第2反応部は、前記水素ガスの水性ガス転換触媒反応によって前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の濃度を低減させるための水性ガス転換触媒層を、前記第1管路及び前記第2管路の間の空間に形成する、請求項5に記載の燃料電池システムの改質装置。
  7. 前記第2反応部に接触して設置されて、前記第2反応部に供給される燃料に前記熱エネルギーを提供する熱伝逹ユニットを含む、請求項3に記載の燃料電池システムの改質装置。
  8. 前記熱伝逹ユニットは、前記第1管路の外周面にコイル形態に巻かれて、前記第1管路及び前記第2管路の間の内部空間に連通するパス部材を含む、請求項7に記載の燃料電池システムの改質装置。
  9. 第1管路;
    前記第1管路の断面積より相対的に小さい断面積を有して、前記第1管路と同軸に配置される第2管路;
    前記第1管路を囲む管路形態のハウジング;
    前記第2管路の内部空間に形成されて、システムの初期起動時に、燃料の酸化反応を促進して、予め設定された温度範囲の熱エネルギーを発生させる酸化触媒層;及び
    前記第1管路及び前記第2管路の間の空間に形成されて、前記熱エネルギーによる改質反応を促進して、前記燃料から水素ガスを発生させる改質触媒層;を含み、
    前記第1管路及び前記第2管路の間の空間と前記第2管路の内部空間とがパイプラインによって互いに連通し、前記第1管路及び前記ハウジングの間の空間と前記第2管路の内部空間とが直接的に互いに連通して、前記第1管路及び前記ハウジングの間の空間に前記酸化触媒層を形成する、燃料電池システムの改質装置。
  10. 前記第2管路の一側端部に注入口を形成する第1キャップを取り付け、他側端部に排出口を形成する第2キャップを取り付けて第1反応部を構成し、
    前記第1反応部は、システムの正常駆動時に、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素の濃度を低減させるように構成される、請求項9に記載の燃料電池システムの改質装置。
  11. 前記第1管路の一側端部に注入口を形成する第3キャップを取り付け、他側端部に排出口を形成する第4キャップを取り付けて第2反応部を構成する、請求項10に記載の燃料電池システムの改質装置。
  12. 前記ハウジングの一側端部に第5キャップを取り付け、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素の濃度を低減させるための第3反応部を構成する、請求項11に記載の燃料電池システムの改質装置。
  13. 前記第3キャップは、前記第2管路と連通する連通孔を有して、前記連通孔の周囲に前記注入口が放射状に配置される環状形態に構成される、請求項11に記載の燃料電池システムの改質装置。
  14. 前記第5キャップは、第4キャップの排出口と連通する第1連通口、前記第1キャップの注入口と連通する第2連通口、前記第3キャップの注入口と連通する第3連通口、前記第1管路及び前記ハウジングの間の空間と連通する第4連通口を形成する、請求項12に記載の燃料電池システムの改質装置。
  15. 前記第2反応部に接触して設置されて、前記第2反応部に供給される燃料に前記熱エネルギーを提供する熱伝逹ユニットを含む、請求項11に記載の燃料電池システムの改質装置。
  16. 前記熱伝逹ユニットは、前記第1管路の外周面にコイル形態に巻かれて、前記第3キャップの注入口に取り付けられ、前記第1管路及び第2管路の間の内部空間に連通するパス部材を含む、請求項15に記載の燃料電池システムの改質装置。
  17. 前記第2反応部は、前記水素ガスの水性ガス転換触媒反応によって前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の濃度を低減させるための水性ガス転換触媒層を、前記第1管路及び第2管路の間の空間に形成する、請求項11に記載の燃料電池システムの改質装置。
  18. 前記水性ガス転換触媒層は、前記改質触媒層と連続的に配置されて、前記第4キャップの排出口側に形成される、請求項17に記載の燃料電池システムの改質装置。
  19. 熱エネルギーによる化学触媒反応によって燃料から水素ガスを発生させる改質装置;及び
    前記水素ガス及び酸素の反応によって電気エネルギーを発生させるスタック;を含み、
    前記改質装置は、システムの初期起動時に、燃料の酸化反応によって熱エネルギーを発生させる第1反応部、前記第1反応部と互いに連通して、前記熱エネルギーによる改質反応によって前記燃料から水素ガスを発生させる第2反応部、前記第1及び第2反応部と互いに連通して、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素の濃度を低減させる第3反応部を含む、燃料電池システム。
  20. 前記改質装置は、第1管路、前記第1管路の断面積より相対的に小さい断面積を有して、前記第1管路と同軸に配置される第2管路、前記第1管路を囲む管路形態のハウジングを含むパイプアセンブリーを含み、
    前記第1反応部は、システムの正常駆動時に、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素の濃度を低減させるように構成される、請求項19に記載の燃料電池システム。
  21. 前記パイプアセンブリーは、前記第1管路及び前記第2管路の間の空間と前記第2管路の内部空間とがパイプラインによって互いに連通し、前記第1管路及び前記ハウジングの間の空間と前記第2管路の内部空間とが直接的に互いに連通するように構成される、請求項20に記載の燃料電池システム。
  22. 前記第1反応部は、前記酸化反応を促進するための酸化触媒層を、前記第2管路の内部空間に形成する、請求項20に記載の燃料電池システム。
  23. 前記第2反応部は、前記改質反応を促進するための改質触媒層を、前記第1管路及び前記第2管路の間の空間に形成する、請求項22に記載の燃料電池システム。
  24. 前記第3反応部は、前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の酸化反応によって熱エネルギーを発生させて、前記一酸化炭素の濃度の低減を促進するための酸化触媒層を、前記第1管路及び前記ハウジングの間の空間に形成する、請求項23に記載の燃料電池システム。
  25. 前記第2管路の一側端部に注入口を形成する第1キャップを取り付け、他側端部に排出口を形成する第2キャップを取り付けて前記第1反応部を構成する、請求項20に記載の燃料電池システム。
  26. 前記第1管路の一側端部に注入口を形成する第3キャップを取り付け、他側端部に排出口を形成する第4キャップを取り付けて前記第2反応部を構成する、請求項25に記載の燃料電池システム。
  27. 前記ハウジングの一側端部に第5キャップを取り付けて前記第3反応部を構成する、請求項26に記載の燃料電池システム。
  28. 前記改質装置は、前記第2反応部に接触して設置されて、前記第2反応部に供給される燃料に前記熱エネルギーを提供する熱伝逹ユニットを含む、請求項26に記載の燃料電池システム。
  29. 前記熱伝逹ユニットは、前記第1管路の外周面にコイル形態に巻かれて、前記第3キャップの注入口に取り付けられ、前記第1管路及び第2管路の間の内部空間に連通するパス部材を含む、請求項28に記載の燃料電池システム。
  30. 前記第2反応部は、前記水素ガスの水性ガス転換触媒反応によって前記水素ガス中に含まれている一酸化炭素の濃度を低減させるための水性ガス転換触媒層を、前記第1管路及び前記第2管路の間の空間に形成する、請求項26に記載の燃料電池システム。
  31. 前記水性ガス転換触媒層は、前記改質触媒層と連続的に配置されて、前記第4キャップの排出口側に形成される、請求項30に記載の燃料電池システム。
  32. 前記改質装置に燃料を供給するための燃料供給源を含み、
    前記燃料供給源は、燃料を保存する第1タンク、水を保存する第2タンク、前記第1タンク及び第2タンクに連結設置される燃料ポンプを含む、請求項19に記載の燃料電池システム。
  33. 前記第1タンク及び前記第2管路はパイプラインによって連結設置される、請求項32に記載の燃料電池システム。
  34. 前記パイプライン上にバルブが設置される、請求項33に記載の燃料電池システム。
  35. 前記改質装置及び前記スタックに酸素を供給するための酸素供給源を含み、
    前記酸素供給源は、空気を吸入する空気ポンプからなる、請求項19に記載の燃料電池システム。

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