JP2006019257A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明はプラズマディスプレイパネルに係り、特に、高精細、高輝度ディスプレイ実現に有利な電極構造を有するプラズマディスプレイパネルに関するものである。
【解決手段】 本発明によるプラズマディスプレイパネルは、互いに対向配置される第1基板と第2基板;前記第1基板に一方向に沿って並んで形成されるアドレス電極;前記第1基板と第2基板との間の空間に配置されて複数の放電セルを区画する隔壁;前記各放電セル内に形成される蛍光体層;前記第2基板に前記アドレス電極と交差する方向に沿って長く連結されながら、各放電セルに対応する第1電極と第2電極;及び前記第1電極及び第2電極と離隔して配置されながら前記第2基板から遠くなる方向に前記第1基板に向かって突出し、その間に空間をおいて互いに対向するように形成される第3電極と第4電極;を含む。
【選択図】 図2

Description

本発明はプラズマディスプレイパネルに係り、特に、高精細、高輝度ディスプレイ実現に有利な電極構造を有するプラズマディスプレイパネルに関するものである。
一般的に、プラズマディスプレイパネル(PDP)は、気体放電により得られたプラズマから放射される真空紫外線(VUV)が蛍光体を励起させることによって発生する可視光を利用して映像を実現するディスプレイ素子である。このプラズマディスプレイパネルは、60インチ以上の超大型画面を僅か10cm以内の厚さで実現することができ、CRTと同一な自発光ディスプレイ素子であるので、色再現力が優れており、視野角による歪曲現象がない特性を有し、また、LCDなどに比べて製造工法が単純であって、生産性及び原価側面からも利点を有するTV及び産業用平板ディスプレイとして脚光を浴びている。
プラズマディスプレイパネルの構造は、1970年代から長い期間をかけて発展してきたが、現在、一般的に知られている構造は3電極面放電型構造である。3電極面放電型構造は、同一面上に位置した2個の電極を含んだ一つの基板と、これから所定の距離をおいて離隔して垂直な方向に連結されたアドレス電極を含んだ他の基板とからなり、その間に放電ガスが封入された構造である。一般的に放電の有無は、各ラインに連結されて独立的に制御される走査電極と、この走査電極に対向しているアドレス電極との放電によって決定され、輝度を表示する維持放電は、同一面上に位置した二つの電極群によって行われる。
プラズマディスプレイパネルは、人が見られる可視光を作るためにグロー放電(glow discharge)を利用するが、このグロー放電が発生した後から人の目に可視光が到達するまでにはいくつかの段階を経る。つまり、グロー放電が発生すれば、電子と気体との間の衝突によって励起された気体が生成され、このように励起された気体から紫外線が発生する。紫外線は、放電セル内の蛍光体と衝突して可視光を生成し、この可視光は前面の透明基板を通過して人の目に到達する。このような段階を経ながら入力エネルギー(input power)は相当量損失される。
グロー放電は、普通低気圧(<1atm)下で放電開始電圧以上の電圧を二つの電極の間に印加することによって得られる。放電開始電圧は、気体の種類、雰囲気圧力、電極間距離の関数である。AC放電の場合、この三つの他、誘電体のキャパシタンス(誘電率、電極面積、誘電体の厚さ)と印加電圧の周波数が放電開始電圧に影響を与える。
放電が開始されるためには非常に高い電圧が必要であるが、一旦放電が起こると、負極(Cathode)と正極(Anode)の周辺に生成される空間電荷の差により、負極と正極との間での電圧分布は図1のような歪曲された形態で現れる。図1は、二つの電極の周辺、つまり、カソードシース(cathode sheath)とアノードシース(anode sheath)と呼ばれる領域で電圧(Voltage)のほとんどが消費されていることを示しており、相対的に陽光柱(positive column)領域で消費される電圧の量は微小たるものであることが分かる。特に、プラズマディスプレイパネルで発生するグロー放電の場合、カソードシースで消費される電圧がアノードシースで消費される電圧より遥かに高いことが知られている。
蛍光体からの可視光の放出は、紫外線と蛍光体との衝突によって発生し、紫外線は、励起状態のキセノン(Xe)が安定した状態のキセノン(Xe)にエネルギー準位が変わる時に生成される。一方、励起状態のキセノン(Xe)は、安定した状態のキセノン(Xe)と電子との衝突によって形成される。したがって、入力エネルギー中の可視光を生成する比率、つまり、発光効率を高めるためには、電子加熱効率が増加しなければならない。
一般的に、陽光柱領域での電子加熱効率がカソードシース領域での電子加熱効率に比べて高いので、プラズマディスプレイパネル発光効率の向上は、陽光柱領域を増加させることによって可能である。シース領域は同一な圧力下ではその厚さがほとんど同一であるので、発光効率を増加させるためには放電の長さを増加させる必要がある。
3電極構造を有するプラズマディスプレイパネルの場合、二つの電極の間が最も近い領域−放電セル中心部分−で放電が開始され、その後、放電は電極の周縁領域に移動する。放電が中心領域で起こる理由は、この領域での放電開始電圧が低いからである。一般的に放電開始電圧は、圧力と電極間の距離との積の関数であり、プラズマディスプレイパネルの運転領域は、パシェン曲線(Paschen curve)の最小値の右側に位置する。一旦放電が開始されれば、空間電荷の形成によって放電開始電圧より遥かに低い電圧下で放電が維持され、二つの電極の間にかかる電圧は時間の経過に伴って次第に低くなる。放電開始後、中心領域にイオンと電子が蓄積されることによって電場の強さは弱くなり、この領域で放電は無くなる。
カソードとアノードスポット(spot)は、時間の流れに伴って表面電荷のない領域、つまり、電極の周縁付近に移動する。この時、二つの電極の間にかかる電圧が時間の経過に伴って減少するため、放電セルの中心領域(発光効率の低い構造)では強い放電が起こり、放電セルの周縁付近(発光効率の高い構造)では弱い放電が起こるようになる。このような原理で、従来の3電極面放電構造は、入力エネルギーの内で電子を加熱するのに使用される部分の比率が低いものであり、結果的に発光効率も低くなる。
このような3電極面放電構造が有する弱点を克服するためには、表示電極の間の距離を大きくする方法を考慮してみることができるが、これは放電開始電圧の上昇を招くので好ましくない。
本発明の目的は、放電セルの周縁で金属電極を蛍光体層により近く位置するように形成することにより、放電セルの周縁付近で放電の強さが減少する程度を緩和させることができるプラズマディスプレイパネルを提供することにある。
本発明の他の目的は、放電セルの大きさが小さくなるに伴って引き起こされる放電の不利な点を克服するために、一対の表示電極の間で発生する維持放電を対向放電へ誘導することができる放電セル構造を有するプラズマディスプレイパネルを提供することにある。
本発明によるプラズマディスプレイパネルは、互いに対向配置される第1基板及び第2基板と、前記第1基板に一方向に沿って並んで形成されるアドレス電極と、前記第1基板と第2基板との間の空間に配置されて複数の放電セルを区画する隔壁と、前記各放電セル内に形成される蛍光体層と、前記第2基板に前記アドレス電極と交差する方向に沿って長く連結されながら、各放電セルに対応する第1電極と第2電極、及び前記第1電極及び第2電極と離隔して配置されながら、前記第2基板から遠くなる方向に前記第1基板に向かって突出し、その間に空間をおいて互いに対向するように形成される第3電極と第4電極を含む。
前記第3電極及び第4電極は、前記第1電極及び第2電極が形成される層と互いに異なる層に形成され、誘電層を隔てて互いに離隔して形成されることができる。
前記第3電極及び第4電極は、各々の第1基板側の端部が前記放電セルの中心部に対応する誘電層の表面より前記第1基板側にさらに突出し、パネルの厚さ方向に測定される厚さが前記第1電極及び第2電極よりさらに厚いのが好ましい。
前記第3電極及び第4電極を長さ方向に垂直な平面に切断した断面は、前記基板に並行な方向への長さより前記基板に垂直な方向への長さがさらに長く形成される。
前記第3電極及び第4電極は金属電極からなるのが好ましい。
前記第2基板で、前記第1電極及び第2電極を覆うように第1誘電層が形成され、この第1誘電層上に前記第3電極及び第4電極が形成され、この第3電極及び第4電極を各々囲むように第2誘電層が形成されることができる。
この時、前記第3電極及び第4電極が対向する面に形成された第2誘電層の厚さより、前記第3電極及び第4電極が前記第1基板に向かう面に形成された第2誘電層の厚さがさらに厚く形成することができる。そして、前記第2誘電層は不透明誘電物質からなることができる。
前記第1電極及び第2電極は、各放電セルの周縁に隣接してこの放電セル上を通過するように形成され、前記第3電極及び第4電極も、各放電セルの周縁に隣接してこの放電セル上を通過するように形成されることができる。
前記第1電極及び第2電極の各々は、前記アドレス電極と交差する方向に沿って長く連結されながら各放電セルに対応するバス電極と、このバス電極から前記各放電セルの中心に向かって延びる拡大電極とを含む。
パネルの前面から見れば、前記第3電極及び第4電極は、各々前記第1電極及び第2電極のバス電極と重なる位置に配置される。
そして、前記第1電極及び第2電極のバス電極は、前記第3電極及び第4電極より前記アドレス電極と並んだ方向に測定される幅がさらに大きく形成されることができる。
前記第3電極と第4電極は、前記アドレス電極と交差する方向に長く連結形成されたり、各々が互いに分離された複数の単位電極が前記アドレス電極と交差する方向に沿って並んで配列されて形成されることができる。
一方、本発明の一側面によれば、前記第3電極は前記第1電極より高い電位を有し、前記第4電極は前記第2電極より高い電位を有するようにすることができる。
前記第1電極と第3電極の各々は、互いに異なる信号電圧印加部に連結されて各々信号電圧の印加を受けることができ、この時、前記第1電極に印加される電圧より前記第3電極に印加される電圧がさらに大きい。
また、前記第2電極と第4電極の各々は、互いに異なる信号電圧印加部に連結されて各々信号電圧の印加を受けることができ、前記第2電極に印加される電圧より前記第4電極に印加される電圧がさらに大きい。
前記第1電極と第3電極の各々の端子部が同一な信号電圧印加部に連結される場合には、前記第1電極と前記信号電圧印加部との間には抵抗部が介される。
前記第2電極と第4電極の各々の端子部が同一な信号電圧印加部に連結される場合には、前記第2電極と前記信号電圧印加部との間には抵抗部が介される。
一方、本発明の他の一側面によれば、前記第3電極は前記第1電極と実質的に同一な電位を有し、前記第4電極は前記第2電極と実質的に同一な電位を有するようにすることができる。
前記第1電極と第3電極を端子部同士で互いに電気的に短絡されるようにしたり、前記第2電極と第4電極を端子部同士で互いに電気的に短絡されるようにする。
一方、前記第1電極と第2電極の各々は、前記アドレス電極と交差する方向に沿って長く連結されながら各放電セルに対応するバス電極と、このバス電極から前記各放電セルの中心に向かって突出する突出電極とを含むことができる。
前記突出電極は、前記放電セルの中央に位置する大幅部と、前記バス電極に連結され、大幅部より狭い幅で形成される小幅部、及び前記大幅部と小幅部を相互連結する連結部を含む。
前記放電セル中心部に対応する誘電層にはグルーブ(groove)が形成されることができる。前記誘電層に形成されるグルーブを前記アドレス電極と並んだ方向に測定した幅は、前記第1電極と第2電極が成す放電ギャップより大きく形成されることができる。また、前記誘電層に形成されるグルーブは、前記第2基板面を露出させることができる程度の深さで形成される。
一方、本発明の他の側面によれば、前記第1電極と第2電極は、前記アドレス電極と並んだ方向に隣接した各放電セルごとに交互に配置され、前記第3電極と第4電極の各々は、前記アドレス電極と並んだ方向に隣接した一対の放電セルによって一つの電極が共有されることができる。
また、前記第3電極と第4電極の各々は、互いに分離された複数の単位電極が前記アドレス電極と交差する方向に沿って並んで配列されるようにすることもできる。
本発明のプラズマディスプレイパネルによれば、放電セル内部の放電に関与する電極の構造が、放電セル中心部では面放電構造を有し、放電セルの周縁では対向放電構造を有することにより、放電セルの中心部電極から開始された放電が放電セルの周縁電極に容易に転移されることができる。したがって、発光効率の良い、長い放電経路を有する領域である放電セルの周縁付近で放電が長く維持される長所を有する。
また、対向放電構造を成す電極を囲むように形成される誘電層は、互いに隣接した放電セル間に誘電体ブロックを形成することによって、隣接した放電セル間でイオンと電子が移動するのを防止してクロストークの発生を相当減らすことができ、したがって、オン−オフ(on-off)セル間の誤放電を減少させることができる。
同時に、対向放電構造を成す電極を囲む誘電層を不透明誘電物質で形成することにより、PDPの明室コントラストを向上させることができる効果がある。
また、前記放電セル中心部に対応する誘電層にグルーブを形成することにより、キャパシタンスの大きいグルーブ領域内でかかるギャップ電圧は、グルーブ領域の周辺部でかかるギャップ電圧より大きくなり、このようなギャップ電圧の空間的な差によって引き起こされた、歪曲された電場により、放電経路が相対的に長い領域―誘電層の厚さが変わる箇所の付近―で比較的に強い放電を得ることができ、したがって、発光効率を向上させることができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施例について本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本発明は多様な相違した形態で実現でき、ここで説明する実施形態に限定されない。図面において、本発明を明確に説明するために説明上不要な部分は省略し、明細書全体を通じて同一又は類似な構成要素については同一な参照符号を付けた。
図2は、本発明の第1実施形態によるPDPを部分的に示した分解斜視図であり、図3は、電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。そして、図4は、図2に示されたPDPを上下組み合わせてIV−IV線に沿って切断した断面図である。
示されているように、本実施形態によるPDPは、基本的に第1基板10(以下、‘背面基板’とする)と第2基板20(以下、‘前面基板’とする)が所定の間隔をおいて互いに対向配置され、両基板10、20との間の空間には、複数の放電セル18が隔壁16によって区画される。放電セル18内には、紫外線を吸収して可視光を放出する蛍光体層19が隔壁面と底面に沿って形成され、プラズマ放電を起こすことができるように、放電ガス(例えば、キセノン(Xe)、ネオン(Ne)などを含む混合ガス)が満たされる。
前面基板20に対向する背面基板10の一面には、一方向(図面のy軸方向)に沿ってアドレス電極12が形成され、これらアドレス電極12を覆いながら、背面基板10の内面全体に誘電層14が形成される。アドレス電極12は、隣接した他のアドレス電極12同士で間隔を維持しながら互いに並んで配置される。
隔壁16は、背面基板10に形成される誘電層14上に形成されるが、本実施形態で隔壁16は、アドレス電極12と並んだ方向に長く連結される第1隔壁部材16aと、この第1隔壁部材16aと交差するように形成されながら、各々の放電セル18を独立的な放電空間に区画する第2隔壁部材16bとからなる。このような隔壁構造は前記説明した構造に限定されず、アドレス電極と並んだ隔壁部材のみで成る帯型隔壁構造も本発明に適用できるだけでなく、放電セルを区画する多様な形状の隔壁構造も可能であり、これも本発明の範囲に属する。
一方、図3を参照すれば、背面基板10に対向する前面基板20の内面には、アドレス電極12と交差する方向(図面のx軸方向)に沿って第1電極21と第2電極22が各々長く連結形成される。本実施形態で第1電極21と第2電極22の各々は、アドレス電極12と交差する方向に沿って長く連結されながら各放電セル18に対応するバス電極21b、22bと、このバス電極21b、22bから各放電セル18の中心に向かって延び、所定の放電ギャップ(g)を形成する拡大電極21a、22aとを含む。この時、バス電極21b、22bは金属電極からなることができ、拡大電極21a、22aは、開口率確保のためにITO電極のような透明電極からなるのが好ましい。
これら第1電極21と第2電極22は、各放電セル18に一対が対応して維持期間の放電に関与し、第1、第2電極21、22のうちのいずれか一つは、前記アドレス電極12と共にアドレス期間の放電に関与する。しかし、各電極は印加される信号電圧によってその役割を別にすることができるので、以上に限定される必要はない。
図4を参照すれば、本実施形態において、前面基板20には、第1電極21及び第2電極22と離隔して第3電極23及び第4電極24が形成される。これら第3電極23及び第4電極24は、パネルの前面から見れば各々前記第1電極及び第2電極のバス電極21b、22bとほぼ重なる位置に配置され、前記第1、第2電極21、22と離隔して前面基板20から遠くなる方向(図面の負のz軸方向)に背面基板10に向かって突出する。このように突出する第3電極23と第4電極24は、その間に空間をおいて互いに対向するように形成され、この空間は、互いに対向する第3電極23と第4電極24との間で対向放電を誘導することができる。このような第3電極23と第4電極24は金属電極からなるのが好ましい。
本実施形態において第3電極23と第4電極24は、第1電極21と第2電極22が形成される層と互いに異なる層に形成される。つまり、前面基板20で、第1電極21と第2電極22を覆うように第1誘電層28aが形成され、この第1誘電層28a上に第3電極23及び第4電極24が形成され、これら第3電極23と第4電極24を囲むように第2誘電層28bが形成される。この時、第1誘電層28aは、放電セル18内で発生した可視光を外部に放出するために、透明誘電物質からなるのが好ましい。第2誘電層28bは第1誘電層28aと同一の物質からなることができ、選択的にPDPの明室コントラストを向上させるために、第2誘電層28bは不透明誘電物質からなることもできる。
このように第3電極23と第4電極24が突出するように形成され、これらを囲むように第2誘電層28bが形成されながら、互いに隣接した放電セル18の間に誘電体ブロックが形成される。この誘電体ブロックは、隣接した放電セル18間でイオンと電子が移動するのを防止してクロストーク(crosstalk)の発生を相当減らすことができ、したがって、オン−オフセル間の誤放電を減少させることができる。
第1電極21と第2電極22のバス電極21b、22bは、各放電セル18の周縁に隣接してこの放電セル18上を通過するように形成され、第3電極23及び第4電極24は、バス電極21b、22bと対応する位置でアドレス電極12と交差する方向に長く連結形成される。つまり、第3電極23及び第4電極24も、各放電セル18の周縁に隣接してこの放電セル18上を通過するように形成されるが、但し、第1電極21及び第2電極22とは誘電層を隔てて離隔している。
第1誘電層28aと第2誘電層28bの上にはMgO保護膜29を形成して、プラズマ放電時に電離された原子のイオンの衝突から誘電層を保護することができる。このようなMgO保護膜29は、イオンが衝突した時の二次電子の放出係数も高いので、放電効率を高めることができる長所もある。
このように形成されるPDPを駆動させるために、外部電圧は、第3、第4電極23、24又は第1、第2電極のバス電極21b、22bのうちで選択的にいずれか一つに印加される。言い換えると、第3、第4電極23、24と第1、第2電極のバス電極21b、22bのうちのいずれか一つの電極群はフローティング(floating)電極になり、この時、第3、第4電極23、24と第1、第2電極のバス電極21b、22bとの間には静電結合によって電位差が発生する。
図5は、本発明の第1実施形態によるPDPの前面プレートの構造を詳細に示した断面図である。
本実施形態において、第3電極23及び第4電極24との間で対向放電が容易に起こるためには、第3電極23(又は第4電極24)の背面基板10方向の端部が、放電セル18の中心部に対応する第1誘電層28aの表面より前記背面基板10側にさらに突出しなければならず、パネルの厚さ方向(図面のz軸方向)に測定される第3電極23及び第4電極24の厚さが第1電極及び第2電極のバス電極21b、22bよりさらに厚いのが好ましい。つまり、図5を参照すれば、δ>0、H(b)<H(m)の条件を満足する。ここで、δは、第1誘電層28aの表面から第3電極23(又は第4電極24)が突出した長さを示し、H(b)は、前面基板20面から測定したバス電極21b、22bの厚さを示し、H(m)は、第3電極23(又は第4電極24)をパネルの厚さ方向に測定した厚さを示す。
このような前面プレートの構造を製作するために、前面基板20に設置された電極を囲んでいる誘電層をサンドブラスティング技法で掘り出したり、感光性誘電体又はグリーンシート(green sheet)を利用して誘電層を一部分掘り出すことができる。又は、TFCS(Thick Film Ceramic Sheet)技法を利用して第3電極23と第4電極24を含む電極部を別に製作した後、第1電極21と第2電極22が形成されている前面基板20に結合して製作することもできる。
バス電極21b、22bの幅W(b)と第3電極23(又は第4電極24)の幅W(m)が厚いほど、あるいはバス電極21b、22bと第3電極23(又は第4電極24)との間の距離H(m−b)が近いほど、二つの電極との間のキャパシタンスが大きくなるので、前面基板20上の第1、第2電極21、22から第3、第4電極23、24に放電が容易に転移されることができる。
第3電極23と第4電極24を各々その長さ方向に垂直な平面に切断した断面は、基板面に並行な方向(図面のy軸方向)への長さW(m)より、基板面に垂直な方向(図面のz軸方向)への長さH(m)がさらに長く形成されることができる。言い換えると、第3電極23と第4電極24の前面基板20面からの高さをさらに高く形成することができる。このようにすれば、高精細ディスプレイを実現するために放電セルの平面方向の大きさを減少させなければならない場合、第3電極23と第4電極24の高さを高くすることによってこれを補償することができる。
一方、第3電極23と第4電極24を各々囲むように第2誘電層28bを形成する際、図5のように、第3電極23と第4電極24が対向する面に形成された第2誘電層28bの厚さ(W1)より、第3電極23及び第4電極24が背面基板10に向かう面に形成された第2誘電層28bの厚さ(H1)がさらに厚く形成されることができる。同時に、第3電極23と第4電極24が対向する面に形成された第2誘電層28bの厚さ(W1)より、隣接した放電セル18との間で互いに異なる電極との間に形成される第2誘電層28bの厚さ(W2)がさらに厚く形成されることができる。このような構造によれば、維持放電時に隣接した放電セルに位置した電極との間で誤放電が発生することを防止することができる。
図6A乃至6Dは、本発明の第1実施形態によるPDPにおいて、放電開始後、時間の経過に伴うカソードスポットとアノードスポットの大きさと位置を模式的に示した断面図である。
前面基板20上に形成される第1電極21と第2電極22との間が最も近い領域―放電セル18の中心部―で放電(D)が開始された後、イオンと電子が蓄積されるに従って放電ギャップ(g)にかかる電圧が減少し、そのために、表面電荷のない領域、つまり、放電セル18の周縁領域にカソードスポットとアノードスポットが移動する。この時、時間の経過に伴って放電ギャップ(g)にかかる電圧が低くなるので、放電の強さは弱くなる(図6A、図6B参照)。
本実施形態による構造では、放電セル18の周縁領域で放電が止まる既存の3電極構造とは異なって、放電セル18の周縁に設置されている第3、第4電極23、24に放電が移っていく。対向放電を活用する第3電極23と第4電極24との間で、前記バス電極21b、22bの間でより放電が容易に起こるため、第3、第4電極23、24面での放電強度は、バス電極21b、22b面での放電と比較してみれば、若干弱くなるだけである。第3、第4電極23、24の上側から下側までカソードスポットとアノードスポットが移動しながら長時間の間放電が維持され、表面電荷が第3、第4電極23、24を塗布している誘電層に充分に蓄積された後に放電は消滅される(図6C、図6D参照)。
このように、二つの電極の間が同一な場合、面放電(coplanar discharge)電極構造より対向放電電極構造での放電開始電圧が遥かに低くて放電が起こりやすいので、本実施形態によるPDPの電極構造は、前面基板20に設置された第1、第2電極21、22から第3、第4電極23、24への放電転移が容易である長所がある。したがって、発光効率の良い長い放電経路を有する領域―放電セルの周縁付近―で放電が長く維持される長所を有する。
図7は、本発明の第1実施形態によるPDPの変形例を部分的に示した断面図である。
本変形例によれば、第1電極と第2電極のバス電極21b’、22b’の幅W(b’)が第3電極23又は第4電極24の幅W(m)より大きく形成される。バス電極21b’、22b’は通常不透明の金属電極からなるので、これらの幅を大きくすればPDPの明室コントラストを向上させることができる。
図8は、本発明の第2実施形態によるPDPにおける電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。
本実施例によるPDPも前記第1実施形態と同様に、前面基板20に第1電極21及び第2電極22と離隔して第3電極33及び第4電極34が形成される。これら第3電極33及び第4電極34は、前記第1、第2電極21、22と離隔して前面基板から遠くなる方向に背面基板に向かって突出し、その間に空間をおいて互いに対向するように形成される。このように形成される空間は、互いに対向する第3電極33と第4電極34との間で対向放電を誘導することができる。このような第3電極33と第4電極34は金属電極からなるのが好ましい。
図8を参照すれば、本実施形態によるPDPで第3電極33と第4電極34の各々は、互いに分離された複数の単位電極がアドレス電極12と交差する方向に沿って並んで配列される。この時、PDP駆動のための信号電圧は第1電極21と第2電極22を通して印加され、前記第3電極33と第4電極34はフローティング電極になる。そして第1実施形態と同様に、第3、第4電極33、34と第1、第2電極21、22との間には、静電結合によって電位差が発生する。本実施形態の第1電極21と第2電極22もバス電極と拡大電極とで構成されるが、図面の簡略化のために詳細な図示を省略した。
図9A乃至図9Dは、本発明の第3実施形態によるPDPを示した断面図であり、放電開始後、時間の経過に伴うカソードスポットとアノードスポットの大きさと位置を模式的に示した。各々の電極に、互いに異なる信号電圧印加部から各々互いに異なる電圧(V1〜V4)が印加されている。
本実施形態で、第3電極23は第1電極21より高い電位を有し、第4電極24は第2電極22より高い電位を有する。
このような第1電極21と第3電極23の各々は、互いに異なる信号電圧印加部(図示せず)に連結されて各々信号電圧(V1、V3)の印加を受けることができ、この時、前記第1電極21に印加される電圧(V1)より前記第3電極23に印加される電圧(V3)がさらに大きい。
また、第2電極22と第4電極24の各々は、互いに異なる信号電圧印加部(図示せず)に連結されて各々信号電圧(V2、V4)の印加を受けることができ、この時、前記第2電極22に印加される電圧(V2)より前記第4電極24に印加される電圧(V4)がさらに大きい。
図10は、本発明の第3実施形態の変形例によるPDPを示した断面図である。図3に示されたPDPを結合して、X−X線に沿って切断した断面図に端子部の電極連結関係を示した。
図10に示されているように、第1電極21と第3電極23の各々の端子部が同一な信号電圧印加部(図示せず)に連結され、前記第1電極21と前記信号電圧印加部との間に抵抗部(R)を介することにより、各々の電極21、23に互いに異なる電圧(V1、V3)を印加することもできる。この時、前記第1電極21に印加される電圧(V1)より前記第3電極23に印加される電圧(V3)がさらに大きくなる。
同様に、第2電極22と第4電極24の各々の端子部が同一な信号電圧印加部(図示せず)に連結され、前記第2電極22と前記信号電圧印加部との間に抵抗部(R)を介することにより、各々の電極22、24に互いに異なる電圧(V2、V4)を印加することもできる。この時、前記第2電極22に印加される電圧(V2)より前記第4電極24に印加される電圧(V4)がさらに大きくなる。
図11は、本発明の第4実施形態によるPDPを部分的に示した断面図である。図3のX−X線に沿って切断した断面図を基準に示した。
本実施形態において、第3電極23は第1電極21と実質的に同一な電位を有し、第4電極24は第2電極22と実質的に同一な電位を有する。
このような第3電極23と第1電極21は、パネルの周縁に位置する電極の端子部同士で互いに電気的に短絡され、この共通の端子部を通して同一な電圧(V1)を印加することができる。また、選択的に、共通の端子部を形成せずに、駆動回路部(図示せず)から各々の電極に同一な電圧(V1)を印加することも可能である。
同様に、第4電極24と第2電極22は、パネルの周縁に位置する電極の端子部同士で互いに電気的に短絡され、この共通の端子部を通して同一な電圧(V2)を印加することができ、選択的に、共通の端子部を形成せずに、駆動回路部(図示せず)から各々の電極に同一な電圧(V2)を印加することも可能である。
つまり、第1電極21と第3電極23に実質的に同一な電圧(V1)を印加し、第2電極22と第4電極24に、前記第1、第3電極21、23に印加される電圧とは異なる実質的に同一な電圧(V2)を印加することにより、各々同一な電位を維持することができる。
図12A乃至図12Dは、図11に示した本発明の第4実施形態によるPDPにおいて、放電開始後、時間の経過に伴うカソードスポットとアノードスポットの大きさと位置を模式的に示した断面図である。
前面基板20上に形成される第1電極21と第2電極22との間が最も近い領域―放電セル18の中心部―で放電(D)が開始された後、イオンと電子が蓄積されるのに従って放電ギャップ(g)にかかる電圧が減少し、そのために表面電荷のない領域、つまり、放電セル18の周縁領域にカソードスポットとアノードスポットが移動する。この時、時間の流れに伴って放電ギャップ(g)にかかる電圧が低くなるので、放電の強さは弱くなる(図12A、図12B参照)。
図13は、本発明の第5実施形態によるPDPを部分的に示した分解斜視図であり、図14は、本発明の第5実施形態によるPDPにおける電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。
本実施形態において、各突出電極41a、42aは、放電セル18の中央に位置し、相対的に大幅(Wa)で形成される大幅部41aa、42aaと、放電セル18の外郭に位置するバス電極41b、42bに連結され、大幅部41aa、42aaより狭い幅(Wb)で形成される小幅部41ab、42abと、及びこの大幅部41aa、42aaと小幅部42ab、43abとを各々電気的に相互連結する連結部41ac、42acとを含んで形成される。この連結部41ac、42acは、小幅部42ab、43abの幅(Wb)より狭い幅(Wc)で形成される。
前記大幅部41aa、42aaは、第1、第2電極41、42の間でブレークダウン電圧(breakdown voltage)を低くするために、小幅部41ab、42ab及び連結部41ac、42acの面積より広い面積で形成されるのが好ましい。このような形状の大幅部41aa、42aaは多様に形成されることができる。
図15は、本発明の第6実施形態によるPDPにおける電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。
図14に示された第5実施形態には、アドレス電極12と交差する方向(図面のx軸方向)に沿って一直線状に形成される大幅部41aa、42aaを例示している反面、図15に示された第6実施形態は、アドレス電極12の伸張方向(図面のy軸方向)に分岐されて形成される大幅部51aa、52aaを例示している。第5実施形態の大幅部41aa、42aaは放電ギャップ(g)で単純に面放電構造を形成するのに比べ、第6実施形態の大幅部51aa、52aaは、放電セル18の中心部分で放電ギャップ(g’)を長く、つまり、ロングギャップを形成して発光効率をより良好にする。
この突出電極51a、52aの小幅部51ab、52abは、バス電極51b、52bの幅より大幅で形成されるのが好ましい。これは、バス電極51b、52b上に突出電極51a、52aを形成する際、両者の整列を容易にする。
図16は、本発明の第7実施形態によるPDPを部分的に示した断面図である。
示されているように、本実施形態では、第1誘電層28aの放電セル18中心部に対応する部分にはグルーブ27が形成される。グルーブ27は、アドレス電極12と交差する方向(図面のx軸方向)に沿って長く連結されながら所定の深さを有するように形成される。つまり、放電セル18の周縁に近い第1誘電層28aの表面が、放電セル18中心部の第1誘電層28aの表面よりさらに突出するように形成される。この時、前記グルーブ27をアドレス電極12が延びる方向(図面のy軸方向)に測定した幅(Wgr)は、第1電極21と第2電極22が成す放電ギャップ(g)より大きく形成される。
このような構造を有する第1誘電層28aは、エッチングやサンドブラスティング技法により、放電セル18中心部に対応する第1誘電層28aをエッチングすることによって形成されることができる。
前記第1誘電層28aにグルーブ27を形成することにより、グルーブ27領域では誘電層の厚さが薄く形成され、グルーブ27領域の周辺部では誘電層の厚さが厚く形成される。この時、第1誘電層28aは、グルーブ27領域でのキャパシタンスがその周辺部でのキャパシタンスより大きい。
このように、第1誘電層28aの厚さが変化する箇所ではキャパシタンスの差によってその付近での電場が酷く歪曲される。つまり、キャパシタンスの大きいグルーブ27領域内でかかるギャップ電圧は、グルーブ27領域の周辺部でかかるギャップ電圧より大きくなる。このようなギャップ電圧の空間的な差によって引き起こされた歪曲された電場により、放電経路が相対的に長い領域―誘電層の厚さが変わる箇所の付近―で比較的に強い放電を得ることができ、したがって、発光効率を向上させることができる。
図17は、図16に示された本発明の第7実施形態によるPDPの前面プレートの構造を詳細に示した断面図である。
前記のように第1誘電層28aにはグルーブ27が形成されるので、δ2>0の条件を満足する。ここで、δ2は、第1誘電層28aの放電セル18の周縁に対応する表面から前面基板20側に測定される深さを示す。
図18は、本発明の第7実施形態によるPDPの変形例の前面プレートの構造を示した断面図である。
本変形例によれば、前面基板20で第1電極21と第2電極22を覆うように第1誘電層38aが形成され、第3電極23と第4電極24を囲むように第2誘電層38bが形成される。この時、前記第1誘電層38aにはグルーブ37が形成され、このグルーブ37は、前記前面基板20面を露出させる程度の深さで形成される。
また、前記第1誘電層38aには、グルーブ37に沿ってこのグルーブ37に隣接して配置される第1面381と、この第1面381に隣接して配置され、前記第1面381より前記背面基板10側にさらに突出するように形成される第2面382とを有する。
このような構造によれば、前記グルーブ37周辺の第1面381では誘電層の厚さが薄く形成され、第2面382では誘電層の厚さが厚く形成される。この時、第1誘電層38aは、第1面381でのキャパシタンスが第2面382でのキャパシタンスより大きい。
このように第1誘電層38aの厚さが変化する箇所では、キャパシタンスの差によりその付近での電場が酷く歪曲される。つまり、キャパシタンスの大きい第1面381内でかかるギャップ電圧は、第2面382でかかるギャップ電圧より大きくなる。このようなギャップ電圧の空間的な差によって引き起こされた歪曲された電場により、放電経路が相対的に長い領域―誘電層の厚さが変わる箇所の付近―で比較的に強い放電を得ることができ、したがって、発光効率を向上させることができる。
図19は、本発明の第8実施形態によるPDPを部分的に示した分解斜視図であり、図20は、本発明の第8実施形態によるPDPにおける電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。
本実施形態で第1電極21と第2電極22は、アドレス電極12が延びる方向に隣接した各放電セル18ごとに交互に配置される。言い換えると、ある一つの放電セル18の第1電極21は他の放電セル18の第1電極21と隣接して配置され、第2電極22は他の放電セル18の第2電極22と隣接する。したがって、第1電極21及び第2電極22は、…−1−2−2−1−1−…の全体的な配列を有するようになる。ここで‘1’は第1電極を示し、‘2’は第2電極を示す。
図21は、図19に示されたPDPを上下組み合わせてXXI−XXI線に沿って切断した断面図である。
図21を参照すれば、本実施形態において、前面基板20には、第1電極21及び第2電極22と離隔して第3電極43及び第4電極44が形成される。このような第3電極43と第4電極44の各々は、アドレス電極12が延びる方向に隣接した一対の放電セル18によって共有されるように配置される。言い換えると、第3電極43又は第4電極44は、第2隔壁部材16bに沿ってその上を通過するように形成され、隣接した放電セル18の間に一つの電極が配置されて両側の放電セル18の放電に関与する。このように形成される第3電極43と第4電極44は、アドレス電極12が延びる方向に沿って…−3−4−3−4−…の全体的な配列を有する。ここで、‘3’は第3電極を示し、‘4’は第4電極を示す。
本実施形態において、第1電極21は第3電極43と対応するように配置され、第2電極22は第4電極44と対応するように配置され、第3電極43と第4電極44は、アドレス電極12と交差する方向に長く連結形成される。
図22は、本発明の第9実施形態によるPDPにおける電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。
本実施形態によるPDPも前記第8実施形態と同様に、前面基板に、第1電極21及び第2電極22と離隔して第3電極53及び第4電極54が形成される。これら第3電極53及び第4電極54は、前記第1、第2電極21、22と離隔して前面基板から遠くなる方向に背面基板に向かって突出し、その間に空間をおいて互いに対向するように形成される。このように形成される空間は、互いに対向する第3電極53と第4電極54との間で対向放電を誘導することができる。このような第3電極53と第4電極54は金属電極からなるのが好ましい。
図22を参照すれば、本実施形態によるPDPで第3電極53と第4電極54の各々は、互いに分離された複数の単位電極がアドレス電極12と交差する方向に沿って並んで配列される。この時、PDP駆動のための信号電圧は第1電極21と第2電極22を通して印加され、前記第3電極53と第4電極54はフローティング電極になる。そして、第8実施形態と同様に、第3、第4電極53、54と第1、第2電極21、22との間には静電結合によって電位差が発生する。本実施形態の第1電極21と第2電極22もバス電極と拡大電極とで構成されるが、図面の簡略化のために詳細な図示を省略した。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲と発明の詳細な説明及び添付した図面の範囲内で多様に変形又は変更して実施するのが可能であり、これもまた本発明の範囲に属する。
一般的なグロー放電における負極と正極との間でかかる電圧分布を概略的に示したグラフである。 本発明の第1実施形態によるPDPを部分的に示した分解斜視図である。 本発明の第1実施形態によるPDPにおける電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。 図2に示されたPDPを結合してIV−IV線に沿って切断した断面図である。 本発明の第1実施形態によるPDPの前面プレートの構造を詳細に示した断面図である。 本発明の第1実施形態によるPDPにおいて、放電開始後、時間の経過に伴うカソードスポットとアノードスポットの大きさと位置を模式的に示した断面図である。 本発明の第1実施形態によるPDPにおいて、放電開始後、時間の経過に伴うカソードスポットとアノードスポットの大きさと位置を模式的に示した断面図である。 本発明の第1実施形態によるPDPにおいて、放電開始後、時間の経過に伴うカソードスポットとアノードスポットの大きさと位置を模式的に示した断面図である。 本発明の第1実施形態によるPDPにおいて、放電開始後、時間の経過に伴うカソードスポットとアノードスポットの大きさと位置を模式的に示した断面図である。 本発明の第1実施形態によるPDPの変形例を部分的に示した断面図である。 本発明の第2実施形態によるPDPにおける電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。 本発明の第3実施形態によるPDPにおいて、放電開始後、時間の経過に伴うカソードスポットとアノードスポットの大きさと位置を模式的に示した断面図である。 本発明の第3実施形態によるPDPにおいて、放電開始後、時間の経過に伴うカソードスポットとアノードスポットの大きさと位置を模式的に示した断面図である。 本発明の第3実施形態によるPDPにおいて、放電開始後、時間の経過に伴うカソードスポットとアノードスポットの大きさと位置を模式的に示した断面図である。 本発明の第3実施形態によるPDPにおいて、放電開始後、時間の経過に伴うカソードスポットとアノードスポットの大きさと位置を模式的に示した断面図である。 本発明の第3実施形態によるPDPを示した断面図である。 本発明の第4実施形態によるPDPを部分的に示した断面図である。 本発明の第4実施形態によるPDPにおいて、放電開始後、時間の経過に伴うカソードスポットとアノードスポットの大きさと位置を模式的に示した断面図である。 本発明の第4実施形態によるPDPにおいて、放電開始後、時間の経過に伴うカソードスポットとアノードスポットの大きさと位置を模式的に示した断面図である。 本発明の第4実施形態によるPDPにおいて、放電開始後、時間の経過に伴うカソードスポットとアノードスポットの大きさと位置を模式的に示した断面図である。 本発明の第4実施形態によるPDPにおいて、放電開始後、時間の経過に伴うカソードスポットとアノードスポットの大きさと位置を模式的に示した断面図である。 本発明の第5実施形態によるPDPを部分的に示した分解斜視図である。 本発明の第5実施形態によるPDPにおける電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。 本発明の第6実施形態によるPDPにおける電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。 本発明の第7実施形態によるPDPを部分的に示した断面図である。 本発明の第7実施形態によるPDPの前面プレートの構造を詳細に示した断面図である。 本発明の第7実施形態によるPDPの変形例の前面プレートの構造を示した断面図である。 本発明の第8実施形態によるPDPを部分的に示した分解斜視図である。 本発明の第8実施形態によるPDPにおける電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。 図20に示されたPDPを結合してXXI−XXI線に沿って切断した断面図である。 本発明の第9実施形態によるPDPにおける電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。
符号の説明
10 背面基板
12 アドレス電極
14、28a、28b、38a、38b 誘電層
16 隔壁
16a 第1隔壁部材
16b 第2隔壁部材
18 放電セル
19 蛍光体層
20 前面基板
21、41 第1電極
22、42 第2電極
21a、22a 拡大電極
21b、22b、21b’、22b’、41b、42b、51b、52b バス電極
23、33、43、53 第3電極
24、34、44、54 第4電極
27、37 グルーブ
29 MgO保護膜
41a、42a、51a、52a 突出電極
41aa、42aa、51aa、52aa 大幅部
41ab、42ab、51ab、52ab 小幅部
41ac、42ac 連結部
381 第1面
382 第2面


Claims (39)

  1. 互いに対向配置される第1基板及び第2基板;
    前記第1基板に一方向に沿って並んで形成されるアドレス電極;
    前記第1基板と第2基板との間の空間に配置されて複数の放電セルを区画する隔壁;
    前記各放電セル内に形成される蛍光体層;
    前記第2基板に前記アドレス電極と交差する方向に沿って長く連結されながら、各放電セルに対応する第1電極と第2電極;及び
    前記第1電極及び第2電極と離隔して配置されながら、前記第2基板から遠くなる方向に前記第1基板に向かって突出し、その間に空間をおいて互いに対向するように形成される第3電極と第4電極;
    を含むプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記第3電極及び第4電極は、前記第1電極及び第2電極が形成される層と互いに異なる層に形成される、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記第3電極及び第4電極は、前記第1電極及び第2電極と誘電層を隔てて離隔している、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記第1電極及び第2電極は誘電層によって覆われ、
    前記第3電極及び第4電極は、各々の第1基板側の端部が前記放電セル中心部に対応する誘電層の表面より前記第1基板側にさらに突出する、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記第3電極及び第4電極は、パネルの厚さ方向に測定される厚さが前記第1電極及び第2電極よりさらに厚い、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記第3電極及び第4電極を長さ方向に垂直な平面に切断した断面は、前記基板に並行な方向への長さより前記基板に垂直な方向への長さがさらに長く形成される、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記第3電極及び第4電極は金属電極からなる、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記第2基板で、前記第1電極及び第2電極を覆うように第1誘電層が形成され、この第1誘電層上に前記第3電極及び第4電極が形成され、この第3電極及び第4電極を各々囲むように第2誘電層が形成される、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 前記第3電極と第4電極が対向する面に形成された第2誘電層の厚さより、前記第3電極及び第4電極が前記第1基板に向かう面に形成された第2誘電層の厚さがさらに厚い、請求項8に記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記第2誘電層は不透明誘電物質からなる、請求項8に記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 前記第1電極及び第2電極は、各放電セルの周縁に隣接してこの放電セル上を通過するように形成される、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  12. 前記第3電極及び第4電極は、各放電セルの周縁に隣接してこの放電セル上を通過するように形成される、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  13. 前記第1電極及び第2電極の各々は、前記アドレス電極と交差する方向に沿って長く連結されながら各放電セルに対応するバス電極と、このバス電極から前記各放電セルの中心に向かって延びる拡大電極とを含む、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  14. 前記第3電極及び第4電極は、パネルの前面から見れば、各々前記第1電極及び第2電極のバス電極と重なる位置に配置される、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネル。
  15. 前記第1電極及び第2電極のバス電極は、前記第3電極及び第4電極より、前記アドレス電極と並んだ方向に測定される幅がさらに大きく形成される、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネル。
  16. 前記第3電極と第4電極は、前記アドレス電極と交差する方向に長く連結形成される、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  17. 前記第3電極と第4電極の各々は、互いに分離された複数の単位電極が前記アドレス電極と交差する方向に沿って並んで配列される、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  18. 前記第3電極は前記第1電極より高い電位を有し、前記第4電極は前記第2電極より高い電位を有する、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  19. 前記第1電極と第3電極の各々は、互いに異なる信号電圧印加部に連結されて各々信号電圧の印加を受け、前記第1電極に印加される電圧より前記第3電極に印加される電圧がさらに大きい、請求項18に記載のプラズマディスプレイパネル。
  20. 前記第2電極と第4電極の各々は、互いに異なる信号電圧印加部に連結されて各々信号電圧の印加を受け、前記第2電極に印加される電圧より前記第4電極に印加される電圧がさらに大きい、請求項18に記載のプラズマディスプレイパネル。
  21. 前記第1電極と第3電極の各々の端子部は同一な信号電圧印加部に連結され、前記第1電極と前記信号電圧印加部との間には抵抗部が介される、請求項18に記載のプラズマディスプレイパネル。
  22. 前記第2電極と第4電極の各々の端子部は同一な信号電圧印加部に連結され、前記第2電極と前記信号電圧印加部との間には抵抗部が介される、請求項18に記載のプラズマディスプレイパネル。
  23. 前記第3電極は前記第1電極と実質的に同一な電位を有し、前記第4電極は前記第2電極と実質的に同一な電位を有する、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  24. 前記第1電極と第3電極は端子部同士で互いに電気的に短絡される、請求項23に記載のプラズマディスプレイパネル。
  25. 前記第2電極と第4電極は端子部同士で互いに電気的に短絡される、請求項23に記載のプラズマディスプレイパネル。
  26. 前記第1電極と第2電極の各々は、
    前記アドレス電極と交差する方向に沿って長く連結されながら各放電セルに対応するバス電極と、このバス電極から前記各放電セルの中心に向かって突出する突出電極とを含み、
    前記突出電極は、
    前記放電セルの中央に位置する大幅部と、前記バス電極に連結され、大幅部より狭い幅で形成される小幅部と、及び前記大幅部と小幅部とを相互連結する連結部とを含む、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  27. 前記大幅部は前記小幅部の幅より大幅で形成され、前記小幅部は前記連結部の幅より大幅で形成される、請求項26に記載のプラズマディスプレイパネル。
  28. 前記大幅部は、前記小幅部及び連結部の面積より広い面積で形成される、請求項26に記載のプラズマディスプレイパネル。
  29. 前記大幅部は、前記アドレス電極と交差する方向に沿って一直線状に形成される、請求項26に記載のプラズマディスプレイパネル。
  30. 前記大幅部は、前記アドレス電極の伸張方向に分岐されて形成される、請求項26に記載のプラズマディスプレイパネル。
  31. 前記突出電極の小幅部は、前記バス電極の幅より大幅で形成される、請求項26に記載のプラズマディスプレイパネル。
  32. 前記突出電極の小幅部は、前記第3電極及び第4電極の幅より大幅で形成される、請求項26に記載のプラズマディスプレイパネル。
  33. 前記第1電極と第2電極を覆う誘電層を含み、
    前記放電セル中心部に対応する誘電層にグルーブが形成される、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  34. 前記誘電層に形成されるグルーブを前記アドレス電極が延びる方向に測定した幅は、前記第1電極と第2電極が成す放電ギャップより大きく形成される、請求項33に記載のプラズマディスプレイパネル。
  35. 前記誘電層に形成されるグルーブは、前記第2基板面を露出させることができる程度の深さで形成される、請求項33に記載のプラズマディスプレイパネル。
  36. 前記誘電層は、前記グルーブに沿ってこのグルーブに隣接して配置される第1面と、この第1面に隣接して配置され、前記第1面より前記第1基板側にさらに突出するように形成される第2面とを有する、請求項33に記載のプラズマディスプレイパネル。
  37. 前記第1電極と第2電極は、前記アドレス電極が延びる方向に隣接した各放電セルごとに交互に配置され、
    前記第3電極と第4電極の各々は、前記アドレス電極が延びる方向に隣接した一対の放電セルによって一つの電極が共有される、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  38. 前記隔壁は、前記アドレス電極が延びる方向に長く連結される第1隔壁部材と、この第1隔壁部材と交差するように形成されながら各々の放電セルを独立的な空間に区画する第2隔壁部材とからなり、
    前記第3電極及び第4電極の各々は前記第2隔壁部材上を通過するように配置されながら、前記アドレス電極長さ方向に隣接した一対の放電セルが少なくとも一つの電極を共有するように形成される、請求項37に記載のプラズマディスプレイパネル。
  39. 前記第3電極及び第4電極の各々は、互いに分離された複数の単位電極が前記アドレス電極と交差する方向に沿って並んで配列される、請求項37に記載のプラズマディスプレイパネル。


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