JP2006019250A - カラー受像管 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 パネルの外表面の曲率半径は10,000mm以上であり、シャドウマスクは鉄を95%以上含む材料からなる。シャドウマスクの有効領域の中心P0を通り、管軸及び長軸に平行な平面が交差するシャドウマスクの表面上の曲線C1に沿った落ち込み量の変化曲線と、曲線C1とシャドウマスクの有効領域端との交点を長軸端PL、中心P0から長軸端PLまでの長軸に沿った距離をW、中心P0から長軸方向に2/3×Wだけ離れた曲線C1上の点をP1としたとき、点P1を通り、管軸及び短軸に平行な平面が交差するシャドウマスクの表面上の曲線C2に沿った落ち込み量の変化曲線とが特定の条件を満足する。
【選択図】 図3
Description
Z1={(Ze・(1−rf1))/L2}d2+{(Ze・rf1)/L4}・d4
式2:
Z2={(Ze・(1−rf2))/L2}d2+{(Ze・rf2)/L4}・d4
Z1’={(Ze’・(1−rf1’))/L’2}d’2+{(Ze’・rf1’)/L’4}・d’4
式2’:
Z2’={(Ze’・(1−rf2’))/L’2}d’2+{(Ze’・rf2’)/L’4}・d’4
図1は、本発明の一実施形態に係るカラー受像管の断面図である。カラー受像管は、画像が表示される有効面1の周辺部にスカート部2が設けられたほぼ矩形状のパネル3と、スカート部2に接合された漏斗状のファンネル4とからなる外囲器を有する。パネル3の有効面1の内面に形成された3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン5に対向して、多数の電子ビーム通過孔6が形成された曲面を有するほぼ矩形状のシャドウマスク7が配置されている。シャドウマスク7は、略L字状の断面を有し、ほぼ矩形枠状のマスクフレーム8により保持されている。シャドウマスク7及びマスクフレーム8からなるシャドウマスク構体9は、マスクフレーム8の各コーナー部あるいは短辺上及び長辺上に略V字状の弾性支持体15の一端を取り付け、この弾性支持体15の他端をパネル3のスカート部2の内壁に植設されたスタッドピン16に係止することにより、パネル3に対して脱着可能に支持されている。ファンネル4のネック10内に3電子ビーム11を放出する電子銃12が配設されている。この電子銃12から放出される3電子ビーム11をファンネル4の外側に装着された偏向装置13が発生する磁界により偏向し、シャドウマスク7を介して蛍光体スクリーン5を水平方向及び垂直方向に走査させることによりカラー画像を表示する。
Z1={(Ze・(1−rf1))/L2}d2+{(Ze・rf1)/L4}・d4
式2:
Z2={(Ze・(1−rf2))/L2}d2+{(Ze・rf2)/L4}・d4
Z={(Ze・(1−rf))/L2}d2+{(Ze・rf)/L4}・d4
Z={(Ze・(1−rf))/L2}d2+{(Ze・rf)/L4}・d4
式3:ZMD>1.4×ZMH>ZMV
式4:ZMD/D>0.06
を満足することが好ましい。
カラー受像管においては、パネル3とシャドウマスク7との間隔qが画面の全範囲にわたって適正に設定されることが好ましい。このため、パネル3の内面はシャドウマスク7の曲面と曲率が近似していることが好ましい。シャドウマスク7が鉄を95%以上含む材料からなり、その表面を実施の形態1で説明したような、ドーミング抑制に効果的な形状に設定した場合、パネル3の内面は実施の形態1と類似する条件を満足することが好ましい。この理由は以下の通りである。
Z1’={(Ze’・(1−rf1’))/L’2}d’2+{(Ze’・rf1’)/L’4}・d’4
式2’:
Z2’={(Ze’・(1−rf2’))/L’2}d’2+{(Ze’・rf2’)/L’4}・d’4
2 パネルのスカート部
3 パネル
4 ファンネル
5 蛍光体スクリーン
6 電子ビーム通過孔
7 シャドウマスク
8 マスクフレーム
9 シャドウマスク構体
10 ネック
11 電子ビーム
12 電子銃
13 偏向装置
17 黒色非発光層
Claims (6)
- パネルと、
前記パネルの内面に形成された略矩形状の蛍光体スクリーンと、
前記蛍光体スクリーンに対向して配置された、多数の電子ビーム通過孔が形成されたシャドウマスクと
を備えたカラー受像管であって、
前記パネルの外表面の曲率半径が10,000mm以上であり、
前記シャドウマスクは鉄を95%以上含む材料からなり、
前記シャドウマスク上の基準点から有効領域端までの管軸に垂直な方向に沿った距離をL、この有効領域端での前記基準点に対する管軸方向の落ち込み量をZeとし、下記式1で表される前記基準点からの管軸に垂直な方向に沿った距離dの地点での第1落ち込み量Z1を表す第1落ち込み量曲線と、下記式2で表される前記基準点からの管軸に垂直な方向に沿った距離dの地点での第2落ち込み量Z2を表す第2落ち込み量曲線とを定義したとき、
前記シャドウマスクの有効領域の中心P0を通り、管軸及び長軸に平行な平面が交差する前記シャドウマスクの表面上の曲線C1に沿った落ち込み量の変化曲線が下記条件1を満足し、
前記曲線C1と前記シャドウマスクの有効領域端との交点を長軸端PL、前記中心P0から前記長軸端PLまでの長軸に沿った距離をW、中心P0から長軸方向に2/3×Wだけ離れた前記曲線C1上の点をP1としたとき、前記点P1を通り、管軸及び短軸に平行な平面が交差する前記シャドウマスクの表面上の曲線C2に沿った落ち込み量の変化曲線が下記条件2を満足することを特徴とするカラー受像管。
式1:
Z1={(Ze・(1−rf1))/L2}d2+{(Ze・rf1)/L4}・d4
式2:
Z2={(Ze・(1−rf2))/L2}d2+{(Ze・rf2)/L4}・d4
条件1:前記長軸端PLでの中心P0に対する落ち込み量をZPLとしたとき、中心P0と長軸端PLとの間の前記曲線C1に沿った落ち込み量の変化曲線のうちの60%以上の部分が、L=W、Ze=ZPL、rf1=0.7、rf2=1.2として式1で表される第1落ち込み量曲線と式2で表される第2落ち込み量曲線との間に存在する。
条件2:前記曲線C2と前記シャドウマスクの有効領域端との交点をP2、前記点P1から前記点P2までの短軸方向に沿った距離をH2、前記点P2での前記点P1に対する落ち込み量をZP2としたとき、前記点P1と前記点P2との間の前記曲線C2に沿った落ち込み量の変化曲線のうちの60%以上の部分が、L=H2、Ze=ZP2、rf1=−0.4、rf2=0として式1で表される第1落ち込み量曲線と式2で表される第2落ち込み量曲線との間に存在する。 - 前記シャドウマスクの前記中心P0を通り、管軸及び短軸に平行な平面が交差する前記シャドウマスクの表面上の曲線C3に沿った落ち込み量の変化曲線が下記条件3を満足し、
前記長軸端PLを通り、管軸及び短軸に平行な平面が交差する前記シャドウマスクの表面上の曲線C4に沿った落ち込み量の変化曲線が下記条件4を満足することを特徴とする請求項1に記載のカラー受像管。
条件3:前記曲線C3と前記シャドウマスクの有効領域端との交点を短軸端PS、前記中心P0から前記短軸端PSまでの短軸に沿った距離をH3、前記短軸端PSでの前記中心P0に対する落ち込み量をZPSとしたとき、前記中心P0と前記短軸端PSとの間の前記曲線C3に沿った落ち込み量の変化曲線のうちの60%以上の部分が、L=H3、Ze=ZPS、rf1=0.2として前記式1で表される第1落ち込み量曲線よりも落ち込み量が大きい側に位置する。
条件4:前記曲線C4と前記シャドウマスクの対角線との交点を対角端PD、前記長軸端PLから前記対角端PDまでの短軸方向に沿った距離をH4、前記対角端PDでの前記長軸端PLに対する落ち込み量をZPDとしたとき、前記長軸端PLと前記対角端PDとの間の前記曲線C4に沿った落ち込み量の変化曲線のうちの60%以上の部分が、L=H4、Ze=ZPD、rf1=−0.4、rf2=0として前記式1で表される第1落ち込み量曲線と前記式2で表される第2落ち込み量曲線との間に存在する。 - 前記シャドウマスクの中心P0から有効領域端までの距離が、対角軸上でD、長軸上でW、短軸上でH3、前記中心P0に対する落ち込み量が有効領域の対角端でZMD、長軸端でZMH、短軸端でZMVとすると、
式3:ZMD>1.4×ZMH>ZMV
式4:ZMD/D>0.06
を満足する請求項1に記載のカラー受像管。 - パネルと、
前記パネルの内面に形成された略矩形状の蛍光体スクリーンと、
前記蛍光体スクリーンに対向して配置された、多数の電子ビーム通過孔が形成されたシャドウマスクと
を備えたカラー受像管であって、
前記パネルの外表面の曲率半径が10,000mm以上であり、
前記シャドウマスクは鉄を95%以上含む材料からなり、
前記パネルの内面上の基準点から有効領域端までの管軸に垂直な方向に沿った距離をL’、この有効領域端での前記基準点に対する管軸方向の落ち込み量をZe’とし、下記式1’で表される前記基準点からの管軸に垂直な方向に沿った距離d’の地点での第1落ち込み量Z1’を表す第1落ち込み量曲線と、下記式2’で表される前記基準点からの管軸に垂直な方向に沿った距離d’の地点での第2落ち込み量Z2’を表す第2落ち込み量曲線とを定義したとき、
前記パネルの有効領域の中心P0’を通り、管軸及び長軸に平行な平面が交差する前記パネルの内面上の曲線C1’に沿った落ち込み量の変化曲線が下記条件1’を満足し、
前記曲線C1’と前記パネルの内面の有効領域端との交点を長軸端PL’、前記中心P0’から前記長軸端PL’までの長軸に沿った距離をW’、中心P0’から長軸方向に2/3×W’だけ離れた前記曲線C1’上の点をP1’としたとき、前記点P1’を通り、管軸及び短軸に平行な平面が交差する前記パネルの内面上の曲線C2’に沿った落ち込み量の変化曲線が下記条件2’を満足することを特徴とするカラー受像管。
式1’:
Z1’={(Ze’・(1−rf1’))/L’2}d’2+{(Ze’・rf1’)/L’4}・d’4
式2’:
Z2’={(Ze’・(1−rf2’))/L’2}d’2+{(Ze’・rf2’)/L’4}・d’4
条件1’:前記長軸端PL’での中心P0’に対する落ち込み量をZPL’としたとき、中心P0’と長軸端PL’との間の前記曲線C1’に沿った落ち込み量の変化曲線のうちの60%以上の部分が、L’=W’、Ze’=ZPL’、rf1’=0.7、rf2’=1.2として式1’で表される第1落ち込み量曲線と式2’で表される第2落ち込み量曲線との間に存在する。
条件2’:前記曲線C2’と前記パネルの内面の有効領域端との交点をP2’、前記点P1’から前記点P2’までの短軸方向に沿った距離をH2’、前記点P2’での前記点P1’に対する落ち込み量をZP2’としたとき、前記点P1’と前記点P2’との間の前記曲線C2’に沿った落ち込み量の変化曲線のうちの60%以上の部分が、L’=H2’、Ze’=ZP2’、rf1’=−0.4、rf2’=0として式1’で表される第1落ち込み量曲線と式2’で表される第2落ち込み量曲線との間に存在する。 - 前記パネルの前記中心P0’を通り、管軸及び短軸に平行な平面が交差する前記パネルの内面上の曲線C3’に沿った落ち込み量の変化曲線が下記条件3’を満足し、
前記長軸端PL’を通り、管軸及び短軸に平行な平面が交差する前記パネルの内面上の曲線C4’に沿った落ち込み量の変化曲線が下記条件4’を満足する請求項4に記載のカラー受像管。
条件3’:前記曲線C3’と前記パネルの内面の有効領域端との交点を短軸端PS’、前記中心P0’から前記短軸端PS’までの短軸に沿った距離をH3’、前記短軸端PS’での前記中心P0’に対する落ち込み量をZPS’としたとき、前記中心P0’と前記短軸端PS’との間の前記曲線C3’に沿った落ち込み量の変化曲線のうちの60%以上の部分が、L’=H3’、Ze’=ZPS’、rf1’=0.2として前記式1’で表される第1落ち込み量曲線よりも落ち込み量が大きい側に位置する。
条件4’:前記曲線C4’と前記パネルの対角線との交点を対角端PD’、前記長軸端PL’から前記対角端PD’までの短軸方向に沿った距離をH4’、前記対角端PD’での前記長軸端PL’に対する落ち込み量をZPD’としたとき、前記長軸端PL’と前記対角端PD’との間の前記曲線C4’に沿った落ち込み量の変化曲線のうちの60%以上の部分が、L’=H4’、Ze’=ZPD’、rf1’=−0.4、rf2’=0として前記式1’で表される第1落ち込み量曲線と前記式2’で表される第2落ち込み量曲線との間に存在する。 - 前記パネルの前記中心P0’での厚さをTC、有効領域の対角端PD’での厚さをTDとしたとき、TD/TC<2.1を満足し、且つ、前記中心P0’での前記パネルの透過率が40〜60%である請求項4に記載のカラー受像管。
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