JP2006019145A - 燃料電池及びこれを搭載した電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液体燃料を用いる燃料電池に関し、平面状に広範にわたり配置されている膜電極接合体(MEA)の隅々まで液体燃料の組成比率を変化させずに供給させ、高効率で発電させることができる燃料電池を提供することを課題とする。
【解決手段】 液体燃料40を消費して発電する膜電極接合体モジュール20と、内部空間に液体燃料40が導入され、主面に、膜電極接合体モジュール20が配置されている燃料室30と、を有する燃料電池10Aにおいて、この燃料室30の内部空間に外部から液体燃料40を圧入するための燃料圧入孔33と、膜電極接合体モジュール20に近接するように燃料室30の内部空間に設けられ、表面に液体燃料40が通過しうる細孔43を有する燃料供給体42と、を解決手段として備えることを特徴とする。
【選択図】 図1A

Description

本発明は、燃料電池に関し、特に、膜電極接合体モジュールを1つ以上有する燃料電池及びこの燃料電池を搭載した電子機器に関する。
近年、液体燃料であるメタノールを直接用いて発電するダイレクトメタノール型燃料電池(DMFC:Direct Methanol Fuel Cell)が、ノート型パソコン等のコードレス機器を長時間連続使用させるポータブル電源として脚光を浴びている。このような用途よりDMFCでは、小型化に対する強い要求がある。この一環として、発電素子である膜電極接合体(MEA)を平面状に配列させたり、複数の膜電極接合体を電気的に直列に連結させたりして小型でかつ高出力な燃料電池の開発がすすめられている。
図8は、従来の燃料電池を示す断面図である。
従来の燃料電池1は、複数の膜電極接合体2(図では5個)が、アノード極側を、燃料室3にむけて平面状に配置されている。そして、隣接する膜電極接合体2は、相互のアノード極とカソード極とが集電板7により結合して、電気的に直列に連結されている。
燃料室3には、液体燃料であるメタノール水溶液4が導入されており、複数の膜電極接合体2と接する主面には、無数の穴9が形成されている。そして、このメタノール水溶液4は、吸上材5により吸い上げられて、これらの穴9に到達し、膜電極接合体2のアノード極に接する。このように、メタノール水溶液4がアノード極に接触すると電極反応により、アノード極とカソード極との間に電位差を発生させ、外部負荷に対して電力を出力することができる。このようにして、外部負荷に電力を出力し続ければ、メタノール水溶液4は消費されることとなるが、適宜、燃料供給装置6からメタノール水溶液4が補充されることになるので長時間の連続使用が可能になる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−79506号公報(段落0022〜段落0049、図1)
しかしながら、前記した従来の燃料電池1においては、次のような課題を抱えていた。すなわち、ダイレクトメタノール型燃料電池(DMFC)では、理論上、モル比が1:1のメタノールと水とからアノード反応が生じるところ、このような高濃度のメタノール水溶液を液体燃料として用いるとクロスオーバ現象を発現するので、前記した理論比よりさらに希釈させた約10%濃度のメタノール水溶液を用いている。ここで、クロスオーバ現象とは、メタノールが高濃度であるために、メタノール分子が膜電極接合体2を多く透過してしまい、空気側の活性が低下して電力の出力が低下する現象である。
そして、各々の膜電極接合体2(図では5個)に供給されるメタノール水溶液4は、図8の左側にある供給パイプ8から供給され左端から右端の末端に拡散していくこととなる。すると、理論消費濃度より低濃度のメタノール水溶液4は、拡散の途中で、順次通過する膜電極接合体2によりメタノール及び水が1:1で消費されることになるので、メタノール濃度がさらに低下して末端に到達することになる。このため、燃料室3に導入されるメタノール水溶液4は、供給パイプ8が接続されている始端からその末端にかけて、順次、メタノール濃度が低くなるような濃度の偏りを有することとなる。
元来、液体燃料4は、燃料電池の発電効率が最大となり得るメタノール濃度の最適値を有している。しかし、このような膜電極接合体が平面状に配置された燃料電池の場合、その平面方向にメタノール濃度の偏りを有するといった事態は、高出力を得るために大容量化を図っても期待した出力が得られないといった問題がある。
本発明は、係る問題を解決することを目的とし、前記膜電極接合体の各所に均一な濃度の燃料を供給させ、高効率で発電させることができる燃料電池を提供することを目的とするものである。
本発明は、前記した目的を達成するために創案されたものであり、請求の範囲に記載された構成を有する燃料電池では、外部より燃料導入孔から燃料室の内部空間に導入された燃料(例えば、メタノール水溶液)は、まず、燃料供給体の全体を満たしてから細孔を通過して、近くの供給孔から膜電極接合体に達し、発電に供されることになる。このように燃料は、燃料供給体の内部に存在しているうちは、膜電極接合体(MEA)で消費されないので、燃料供給体から放出される燃料濃度は、いずれの箇所においても均一なものとなる。
本発明によれば、膜電極接合体の各所に、均一な濃度の燃料を供給させることができるので、高効率の発電が可能になる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
図1A〜図1D乃至図4を参照して本発明における第1実施形態について説明する。
図1Aに示すように、燃料電池10Aは、概略、液体燃料40を消費して発電する膜電極接合体モジュール20と、液体燃料40を膜電極接合体モジュール20に供給する燃料室30Aと、液体燃料40を燃料室30Aの外部に蓄積する燃料供給装置41と、この外部に蓄積されている液体燃料40を膜電極接合体モジュール20の近傍に供給する燃料供給体42と、膜電極接合体モジュール20を燃料室30Aに押し付けて固定する押え板53とから構成されている。なお、燃料供給装置41と燃料供給体42とは、燃料圧入孔(燃料導入孔)33を介して連通され、燃料供給装置41の液体燃料40が燃料供給体42へ圧入されるようになっている。
膜電極接合体モジュール20は、図2に示すように、膜電極接合体21の両面を二枚の集電板(アノード集電板24a、カソード集電板24c)で挟んで構成されている。
ここで、膜電極接合体(MEA:Membrane electrode assembly)21は、電解質膜22をアノード極23aとカソード極23cとで挟んで構成されている。
そして、アノード極23aの反対面には、アノード集電板24aが配置されており、このアノード集電板24aの面上に複数設けられた燃料孔26aからは、アノード極23aが露出している。
一方、カソード極23cの反対面には、カソード集電板24cが配置されており、このカソード集電板24cの面上に複数設けられた酸素孔26cからは、カソード極23cが露出している。なお、これら複数の燃料孔26a及び酸素孔26cは、図示するように、電解質膜22を挟んで、それぞれが対峙する位置に設けられていることが望ましい。
ここで、ダイレクトメタノール型燃料電池(DMFC:Direct Methanol Fuel Cell)において、発電を行う膜電極接合体モジュール20の各構成要素は、以下に示すような、機能を発揮するものである。
まず、アノード極23aは、接触するメタノール(液体燃料40)を酸化させて水素イオンと電子とを発生させるものであって、ルテニウム及び白金の合金微粒子からなる触媒と、この触媒を担持する炭素粉末との混合物からなる。そして、この発生した電子は、アノード集電板24aに移って、図示しない引出線を経由して外部に伝達される。
そして、電解質膜22は、アノード極23aにおいて発生した水素イオンを反対面のカソード極23cへ輸送するが、電子は輸送しない機能を有するものである。電解質膜22は、例えば、ポリパーフルオロスルホン酸樹脂から構成され、具体的には、ナフィオン(商標)、アシプレックス(商標)等が挙げられる。
また、カソード極23cは、カソード集電板24cから供給される電子により、酸素孔26cから進入して接触する酸素を還元させ、これに電解質膜22から輸送された水素イオンを反応させる機能を有するものである。そして、カソード極23cは、白金の微粒子からなる触媒と、この触媒を担持する炭素粉末との混合物からなる。なお、この還元に用いられる電子は、カソード集電板24cから図示しない引出線を通じて外部から調達されるものである。
以上示した、膜電極接合体21における電極反応における反応式をまとめると次式のように示され、アノード極23aにおいて副生成ガスとして二酸化炭素が、カソード極23cにおいて副生成物として水が発生する。
アノード極23a:CH3OH+H2O→CO2+6H++6e- …(1)
カソード極23c:3/2O2+6H++6e-→3H2O …(2)
全反応 :CH3OH+3/2O2→CO2+2H2O …(3)
次に、液体燃料40(図1A参照)は、前記したとおりメタノール水溶液であって、便宜上、燃料供給装置41から燃料供給体42の内部空間に存在する液体燃料を符号40aで表し、燃料室30の内部で燃料供給体42の外部に存在する液体燃料を符号40bで表し、両者を区別することとする。ところで、燃料室30の内部空間に導入される液体燃料40bは、前記したクロスオーバ現象による出力低下を回避するため、理論比(モル比1:1)よりかなり希釈された10%程度のメタノール濃度を有するものである。しかし、実際に消費されるアノード極23aにおいて消費されるメタノールと水とは理論比に近い比率で消費されるために、燃料室30の内部の液体燃料40aは、次第にメタノール濃度が低下していくこととなる。このため、燃料供給装置41から補充される液体燃料40aのメタノール濃度は、液体燃料40bよりも高濃度であることが必要で、そのメタノール濃度はアノード極23aで実際に消費される濃度であることが望ましい。
すなわち、電極反応により、燃料室30の内部の液体燃料40bが希釈されても、順次、燃料供給装置41から高濃度の液体燃料40aが供給されるので、燃料室30の内部の液体燃料40bは、常時、最高出力の発電が保証されるメタノール濃度が維持されることとなる。なお、この最高出力の発電が保証されるメタノール濃度として、10%程度としたが、これは膜電極接合体モジュール20の構成要素により大きく変動するものである。また同様に、燃料供給装置41内の液体燃料40aのアルコール濃度も、かなり多くの水が膜電極接合体21を通りぬけてしまうことを鑑みると、理論比より大幅に低濃度である場合もありえ、ほとんど、液体燃料40bの濃度と区別する必要がない場合もありうる。
次に、燃料室30は、図1Aに示すように、セル体50と、主面板31と、閉蓋32とから構成され、その内部の空間には、液体燃料40bが導入され、膜電極接合体モジュール20に、この液体燃料40bを供給する役目を果たす。
セル体50は、中空の筒形状を有するものであって、その両端面に、それぞれ主面板31及び閉蓋32が設けられ、その中空部分に液体燃料40が導入される内部空間を形成している。なお、主面板31及び閉蓋32が接触するセル体50の端面には、Oリング37が設けられており、内部空間の密閉性が確保され、導入された液体燃料40bが外部に漏れることがない。
また、セル体50の側面には、燃料室30の内部空間に外部の燃料供給装置41から圧入される液体燃料40aが通過する燃料圧入孔(燃料導入孔)33が設けられている。
さらに、燃料供給体42が、この燃料圧入孔33に連通し、膜電極接合体モジュール20に近接するように燃料室30の内部空間に設けられている。この燃料供給体42の表面には、液体燃料40aが通過しうる多数の細孔43が設けられている。
この燃料供給体42は、表面の細孔43から放出された液体燃料40が膜電極接合体モジュール20の表面を均一でむら無く到達できるように、主面板31に対して広い範囲に亘って配設されるような形状であることが望ましい。具体的に燃料供給体42は、図3に示すように、(a)I字型(b)U字型(c)魚骨型(d)幅広矩形(e)渦巻型(f)中央玉型といった形状を有し燃料室30の内部空間に設けられる。
ここで、燃料供給体42の材質は、多孔質セラミック、硬質樹脂、金属、袋状の軟質樹脂フィルム等が考えられる。また、燃料供給体42の表面に設けられている複数の各細孔43は、燃料圧入孔33から一定圧力で圧入される液体燃料40aが均一に放出されるように孔径ならびに配置が調整されていることが望ましい。具体的には、細孔43の孔径は、0.1μmから100μmの範囲内に含まれることとし、実際には1μm程度であることが望ましく、気孔率は20%から85%の範囲内に含まれることとする。
なお、図1において、細孔43は、燃料供給体42の全面に亘って、同一の密度で設けられているように記載されているが、他の形態として、膜電極接合体モジュール20の側の面に偏重させて設けられていても良い。燃料供給体42がこのような、形状ならびに配置をとることにより、燃料室30内における、液体燃料40の濃度の偏りを最小限に抑えることができる。
燃料供給装置41は、図1Aに示すように、液体燃料40aを蓄積して、1気圧以上の圧力で、燃料圧入孔33からこの液体燃料40aを、燃料室30の内部空間に向けて圧入するものである。なお、液体燃料40aを圧入するための、圧力付与方式は、詳細な説明を省略するが、内部に可動自在なピストンを設けてこのピストンを弾性バネで押圧力を付勢したり、圧力ガスを発生させたりして液体燃料40を押し出す方式等が挙げられる。
主面板31は、燃料室30の主面を形成するものであって、接する膜電極接合体モジュール20の複数の燃料孔26a、26a…、に対応する複数の供給孔38、38…が設けられている。そして、燃料室30の内部空間に導入された液体燃料40bは、この供給孔38を通過して、燃料孔26aから露出するアノード極23aに到達する。
なお、主面板31が、金属等の電気良導体で形成されていれば、この主面板31とアノード集電板24aとの界面には絶縁膜(図示せず)を設ける必要がある。これは、アノード極23aで生成した電子が燃料室30を経由して逃げてしまうことを防ぐためである。
図4の(a)〜(c)は、図1AのY矢視部を拡大し、供給孔38の類型をそれぞれ38a、38b、38cとして示す断面図である。さらに、図4のステップ1〜ステップ4において、各類型における発電によりアノード極23aで発生する副生成ガスの気泡の成長する過程が示されている。
ここで、図4(a)に示す、矩形断面を有する供給孔38aは、ステップ1において、アノード極23aの表面に発生した小さな気泡は、他の気泡との合体・膨張を繰り返して横方向に成長する。やがて、ステップ2に示すように供給孔38から露出するアノード極23aの全体を被覆するようになり、次に、ステップ3に示すように気泡は、縦方向に成長し、そして、ステップ4に示すように、浮力により気泡が供給孔38から離脱することとなる。図に示すように一部の気泡が残留して半永久的に供給孔38に定着することになれば、この部分における発電が停止してしまう場合もある。
これに対して、図4(b)(c)に示す供給孔38b,38cは、燃料室30の内部空間に開口する側の内径が広いテーパ形状を有するものであって、(b)は、供給孔38の内周面が直線斜面である場合を示し、(c)は、供給孔38の内周面が曲線斜面である場合を示すものである。このように、テーパ形状を有する供給孔38b,38cの場合、ステップ2までの気泡が成長する様子は同じであるが、その後の縦方向の成長において、ステップ3,4に示すように、より早いタイミングで気泡が離脱する。さらに残留成分を残すことなく供給孔38から気泡が除去されるので、長時間に亘って発電が停止することがない。
なお、燃料孔26aから露出するアノード極23aの表面から前記供給孔38の内側面にかけて、公知の方法により親水処理が施されていることとする。これにより生成した気泡は、長時間定着することなく、より短時間で離脱することとなる。
図1Aに戻って説明を続ける。
押え板53は、膜電極接合体モジュール20のカソード集電板24c側に配置され、押え板53の表面には、複数の酸素孔26c、26c…に連通し、大気中の空気(酸素)を膜電極接合体モジュール20に取り入れる複数の給排孔55、55…が設けられている。この押え板53は、セル体50を貫通する複数のボルト54、54…(図では2個)により、押え板53と燃料室30とで膜電極接合体モジュール20を挟持するように締結されている。これにより、膜電極接合体モジュール20は、押え板53から均一な面圧を受け、主面板31に押し付けられる。このため、主面板31とアノード集電板24aとの界面は密着し、供給孔38から液体燃料40bが外部に漏れることがない。
なお、押え板53が、金属等の電気良導体で形成されていれば、この押え板53とカソード集電板24cとの界面には絶縁膜(図示せず)を設ける必要がある。これは、カソード集電板24cに移動してきた水素イオンが外部からきた電子により中和されてしまうことを防ぐためである。
排気孔34は、膜電極接合体モジュール20の燃料孔26aから排出された副生成ガス(二酸化炭素)が燃料室30の内部空間に集積する位置に、浮力が作用する方向に開口するようにして設けられている。従って、図1A中、排気孔34は、閉蓋32の中央部に設けられているが、このような形態に限定されることなく、燃料電池10Aが設置される向き等に従い、燃料室30の任意の位置に単数もしくは複数設けられ得るものである。さらに、この排気孔34には、副生成ガスを透過するが、液体燃料40bを透過させない性質を具備するガス透過膜36が設けられている。
具体的に、このような気体透過性を有するガス透過膜36としては、織布、不織布、ネット、フェルト等が考えられ、例えば、連続多孔質ポリテトラフロロエチレン(expanded PTFE)、商品としてゴアテックス(商標)等が挙げられる。
このような、ガス透過膜36を排気孔34に設けることにより燃料室30の液体燃料40bに対する密閉性は確保しつつ、副生成ガスのみを外部に排出することが可能になる。このようにガス透過膜36は、副生成ガスは透過する一方、液体燃料は、透過しないので、液体燃料の液面が排気孔に接した状態で傾斜させても液体燃料が燃料室から漏れることはない。なお、図1A中、ガス透過膜36は、閉蓋32の片面全面に貼付されているが、このような形態に限定されることなく、排気孔34の開口する部分を覆っていればよい。
次に、図1B〜図1Dを参照して、第1実施形態における他の変形例について述べる。
図1Bに示す燃料電池10Bにおいては、図1Aの燃料電池10Aで主面板31に設けられた供給孔38,38…に替え、これら供給孔38,38…を全て一体化させた程度の開口面積を有する給排孔38aに設けられ、この給排孔38aから複数の燃料孔26a、26a…が露出するように構成されている。
燃料電池10Bの場合の、副生成ガスの離脱過程を図4(d)に示すが、前記した図4(b)(c)の場合と同様に、発生した気泡は、素早く、残留成分を残すことなく離脱し、発電が長時間に亘って停止することがない。
そして、図1Cに示す燃料電池10Cにおいては、燃料室30Cの両面に、膜電極接合体モジュール20が配置される形態を有する。この場合、燃料電池の容積が一定のまま、発電の出力を倍増させることができる。なお、図中、排気孔が示されていないが適当な場所に設置されているものとする。
また、図1Dに示す燃料電池10Dにおいては、図1Aの燃料電池10Aが有する燃料供給体42を廃し、替わりに、燃料隔壁37が設けられたものである。この燃料隔壁37は、燃料室30Dの内部を主面板31に対して略平行に分割し、液体燃料40aが通過しうる細孔39が設けられているものである。そして、燃料圧入孔33は、分割された空間のうち閉蓋32側の空間に設けられている。
以上説明した第1実施形態によれば、外部の燃料供給装置41から燃料圧入孔33を介して燃料室30の内部に圧入された液体燃料(例えば、メタノール水溶液)40が、まず、燃料室30の内部に設けられている燃料供給体42の始端から末端の内部に導入されることになる。このように、液体燃料40は、燃料供給体42の内部全体に行き渡る過程において膜電極接合体21で消費されることがないので、いずれの箇所においても組成比率に変化がない。次に、燃料供給体42の内部を充填させた液体燃料40は、燃料供給体42の表面に設けられた細孔43を通過して、近傍に形成されている供給孔38から露出するアノード極26aに達し、発電に供される。このように、燃料圧入孔33から離れた位置にある供給孔38に供給される液体燃料40であっても、そこに到達する途中で消費されることがないので、濃度は不変である。また、供給孔38がテーパ形状を有していることにより発電に伴い生成する副生成ガスも、アノード極26aから即座に離脱することになる。よって、燃料電池を長時間連続使用しても、出力の変動が少なく高効率な発電が達成される。
(第2実施形態)
次に、図5及び図6を参照して本発明における第2実施形態について説明する。
図5に示すように、本実施形態に係る燃料電池10Eは、複数の膜電極接合体モジュール20、20…が、相互に電気的に直列または並列に連結して、燃料室30Eの主面板31Eに平面状に配列してなることを特徴とする。
図6に示す、複数の膜電極接合体モジュール20,20…は、直列に連結された場合を表すものであって、隣接する膜電極接合体モジュール20の負極端子25a及び正極端子25c同士が接続されて、膜電極接合体モジュール20が全体として直線的に連結されている。そして、始端及び終端に位置する膜電極接合体モジュール20には、発電された電力を外部に出力する引出線27が設けられている。
なお、記載は省略するが、複数の膜電極接合体モジュール20,20…が、並列に連結される場合は、複数の膜電極接合体モジュール20のアノード集電板24a同士、及びカソード集電板24c同士が接続されることになる。
そして、セル体50E(図5)は、膜電極接合体モジュール20,20…の位置に対応して内部空間52,52…が設けられ、それぞれセル仕切51により仕切られている。そして、連通孔56がセル仕切51に、すべての内部空間52,52…を燃料供給体42Eが貫通するように設けられている。このため、燃料供給装置41から供給される液体燃料40aは、成分比が変化することなく、各内部空間52,52…において均一のメタノール濃度で供給されることになる。
また、主面板31E、押え板53Eには、複数の燃料孔26a,26a…、酸素孔26c,26c…(図2)にそれぞれ対応する複数の供給孔38,38…、給排孔55,55…が設けられている。そして、閉蓋32E、ガス透過膜36E、セル体50E、主面板31E、膜電極接合体モジュール20、押え板53Eは、この順番で複数のボルト54,54…が貫通して締結されている。
セル仕切51が、複数の膜電極接合体モジュール20,20…の境界に位置していることにより、このセル仕切51にボルト54を挿入することができる。これにより、各膜電極接合体モジュール20の周囲を対称的に押えつけることが可能となり、各膜電極接合体モジュール20には均一に面圧が付勢されることになる。このように、面圧が均一であることは、各膜電極接合体21(図2参照)と集電板24a,24cとの接触抵抗を低減させたり、主面板31と膜電極接合体モジュール20との接触を良好にして界面において供給孔38から液体燃料40の漏洩を抑制させたりする効果が期待される。
また、セル仕切51が存在することにより、燃料電池10Eのたわみ剛性を向上させることができる。このことは、燃料電池10Eの発電出力を増強するために膜電極接合体モジュール20の接続数を増やすと、燃料電池10Eの相対的な幅厚(高さ)の低下により、たわみ剛性が低下してしまう問題に対する解決策となる。
なお、図5は、各内部空間52,52…が横方向に平面的に配置されている例を示しているが、各内部空間52,52…が上下方向に積み重なり縦方向に配置されて燃料電池を構成する場合も考えられる。
図7は、第2実施形態に係る燃料電池10Eが搭載された携帯端末P(電子機器)を示す斜視図である。一般に、携帯端末Pは、軽量・コンパクトであることが要求され、かつ、消費電力が大きく、長時間の連続使用が求められるため、このような要求を満たすことができる燃料電池10Eは最適の電源となり得る。ここで、本発明に係る電子機器とは、図示される携帯端末P(例えば、携帯電話、PDA、ノート型パソコン)をはじめとして、ゲーム機器等のような屋外で使用可能な電子機器を広く含める概念である。
以上説明した第2実施形態によれば、小型で高出力の性能が求められる液体燃料電池において、膜電極接合体モジュール20の設置面積を拡張させて出力の向上を達成させる場合であっても、この膜電極接合体モジュール20の隅々にまで、一定濃度の液体燃料を行き渡らせることができる。また、発電に伴い生成する副生成ガスも、アノード極から即座に離脱する。よって、燃料電池を長時間連続使用しても、出力の変動が少なく高効率で高出力の発電が達成される。
なお、以上の説明は、本発明に係る燃料電池は、直接メタノール型燃料電池であることを前提として行ったため、アノード極23a側で発生する副生成ガス(二酸化炭素)を排気する排気孔34(図1)を必須の構成要素とした。しかし、このような、副生成ガスをアノード極23a側で発生させない、液体燃料40と膜電極接合体21との組み合わせが将来的に実現することも見据え、排気孔34を必須の構成要素としない全体構成も発明の技術的範囲に含めることとする。
そして、燃料が気体である場合に置き換えても、気体燃料が抱える前記した同様の問題の解決に寄与し得るため、本発明の技術的範囲をそのまま気体燃料に適用することも可能である。
第1実施形態に係る燃料電池の基本構成を示す縦断面図である。 第1実施形態に係る燃料電池の変形例を示す縦断面図である。 第1実施形態に係る燃料電池の他の変形例を示す縦断面図である。 第1実施形態に係る燃料電池の他の変形例を示す縦断面図である。 燃料電池に用いられる膜電極接合体モジュールの斜視図である。 燃料供給体の形状の類型を示す燃料電池の横断面図である。 供給孔の類型を断面図で示し、副生成ガスが気泡として離脱するプロセスを示す説明図である。 第2実施形態に係る燃料電池を示す分解斜視図である。 第2実施形態における、膜電極接合体モジュールの接続の態様を示す斜視図である。 本発明に係る電子機器の斜視図である。 従来の燃料電池を示す縦断面図である。
符号の説明
10A,10B,10C,10D,10E 燃料電池
20 膜電極接合体モジュール
21 膜電極接合体
22 電解質膜
23a アノード極
23c カソード極
24a アノード集電板
24c カソード集電板
26a 燃料孔
26c 酸素孔
30(30A,30B,30C,30D,30E) 燃料室
31,31E 主面板
32 閉蓋
33 燃料圧入孔(燃料導入孔)
34 排気孔
35 開口部
36 ガス透過膜
37 燃料隔壁
38(38a,38b,38c) 供給孔
39,43 細孔
40(40a,40b) 液体燃料
41 燃料供給装置
42,42E 燃料供給体
43 細孔
50,50E セル体
51 セル仕切
52 内部空間
56 連通孔

Claims (8)

  1. アノード極において燃料を酸化させ、カソード極において酸素を還元させて発電する膜電極接合体、
    この膜電極接合体の前記アノード極の側に設けられ、前記酸化により発生した電子を伝達するアノード集電板、
    前記膜電極接合体の前記カソード極の側に設けられ、前記還元に用いる電子を調達するカソード集電板、を含んでなる膜電極接合体モジュールと、
    この膜電極接合体モジュールの前記アノード集電板の側に設けられ、前記膜電極接合体に対し、内部空間に存在する前記燃料を供給する燃料室と、を有する燃料電池において、
    前記燃料室に設けられ、前記内部空間に外部から前記燃料を導入するための燃料導入孔と、
    この燃料導入孔に連通して前記内部空間に設けられ、表面に前記燃料が通過しうる細孔を備える燃料供給体と、をさらに有し、
    前記酸化により前記燃料が消費された分、前記燃料室の外部から前記細孔を通じて前記燃料が供給されることを特徴とする燃料電池。
  2. アノード極において燃料を酸化させ、カソード極において酸素を還元させて発電する膜電極接合体、
    この膜電極接合体の前記アノード極の側に設けられ、前記酸化により発生した電子を伝達するアノード集電板、
    前記膜電極接合体の前記カソード極の側に設けられ、前記還元に用いる電子を調達するカソード集電板、を含んでなる膜電極接合体モジュールと、
    この膜電極接合体モジュールの前記アノード集電板の側に設けられ、前記膜電極接合体に対し、内部空間に存在する前記燃料を供給する燃料室と、を有する燃料電池において、
    前記内部空間に設けられ、この内部空間を前記膜電極接合体モジュールに対して略平行に分割し、かつ、前記燃料が通過しうる細孔を備える燃料隔壁と、
    分割された前記内部空間のうち前記膜電極接合体モジュールに接する側とは反対側の空間に、外部から前記燃料を導入するための燃料導入孔と、をさらに有し、
    前記酸化により前記燃料が消費された分、前記燃料室の外部から前記細孔を通じて前記燃料が供給されることを特徴とする燃料電池。
  3. 前記燃料室が前記膜電極接合体モジュールに接する面板には、前記膜電極接合体に供給される前記燃料が通過する供給孔が設けられており、
    この供給孔は、前記内部空間に開口する側の内径が広いテーパ形状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池。
  4. 前記供給孔の表面は、親水処理が施されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料電池。
  5. 前記酸化反応により発生して前記内部空間に集積した副生成ガスを排気するために前記燃料室に設けられた排気孔と、
    この排気孔に設けられ、前記副生成ガスを透過するが、前記燃料を透過させない性質を具備するガス透過膜と、を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の燃料電池。
  6. 複数の前記膜電極接合体モジュールが、相互に電気的に並列または直列に連結して、前記燃料室に対し平面状に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の燃料電池。
  7. 複数の前記膜電極接合体モジュールにそれぞれ対応する前記内部空間に前記燃料室を仕切るセル仕切と、
    前記燃料供給体がすべての前記内部空間を貫通するように前記セル仕切に設けられた連通孔と、を有することを特徴とする請求項6に記載の燃料電池。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の燃料電池を搭載していることを特徴とする電子機器。

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