JP2006018521A - 画像回転装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 回路規模を増大させることなく、画像データの回転処理速度を大きくすることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 nビットの入力バッファと、n×nビットのデータ回転バッファと、nビットの出力バッファを有し、画像を所定角度分回転する画像回転装置において、mビット2m値の画像データを回転する場合、前記n×nビットのデータ回転バッファを複数枚備え、主走査方向nビット×副走査方向n/mビットとして使用する。
【選択図】 図2
【解決手段】 nビットの入力バッファと、n×nビットのデータ回転バッファと、nビットの出力バッファを有し、画像を所定角度分回転する画像回転装置において、mビット2m値の画像データを回転する場合、前記n×nビットのデータ回転バッファを複数枚備え、主走査方向nビット×副走査方向n/mビットとして使用する。
【選択図】 図2
Description
本発明は画像回転装置に関し、特に画像情報のデジタル処理を行うデジタル複写機、スキャナ、プリンタ、FAX等の画像回転装置の回路開発に関する。
画像を90度回転するには少なくとも1枚のデータ回転バッファが必要である。2ビット4値画像の90度回転時には、まず画像データをnビットの入力バッファからn×nビットのデータ回転バッファにn回にわけて転送する。次にn×nビットのデータ回転バッファがすべてうまった状態から、回転を行いながらn回に分けてnビットの出力バッファに転送していくという方法がとられる。
しかしながら、このような回路では、入力バッファからデータ回転バッファに画像データを転送中は出力バッファへの画像データ転送ができず、またデータ回転バッファから出力バッファに画像データ転送中には入力バッファからデータ回転バッファへの画像データ転送ができない。このため、画像回転処理速度は遅くなってしまう。
解決策として、n×nビットのデータ回転バッファを2枚持ち、1枚目のデータ回転バッファにデータを入力中に2枚目のデータ回転バッファから画像データを出力し、また1枚目のデータ回転バッファがすべてうまった状態で、2枚目の画像データ回転バッファが空になった場合には、1枚目のデータ回転バッファから画像データを出力しながら2枚目のデータ回転バッファにデータを入力するという方法を用いれば、入力バッファからの入力も出力バッファへの出力も同時に行うことができる。
しかしながら、この方法ではデータ回転バッファが2枚必要となるため回路規模が大きくなり、コストや消費電力が増大してしまう。
一方で、同じ画素数の画像では1ビット2値画像より2ビット4値画像のほうがデータサイズが2倍大きいため、回転処理にも高速化を求められるという課題がある。
特許文献1では、画像回転用のn×nビットデータバッファを前段と後段に備えた構成を採り、出力側nビットデータバッファを2分の1に削減することで画像回転速度を落とすことのないようにしている。
特開2003−219146号公報
上記事情を鑑みて本発明では、回路規模を増大させずに画像回転速度を速くすることができる画像回転装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の態様は、その第1の特徴として、nビットの入力バッファと、n×nビットのデータ回転バッファと、nビットの出力バッファを有し、画像を所定角度分回転する画像回転装置において、mビット2m値の画像データを回転する場合、前記n×nビットのデータ回転バッファを複数枚備え、主走査方向nビット×副走査方向n/mビットとして使用することにある。
第1の特徴において、例えばm=2とすれば、1ビット2値画像用の90度回転用n×nデータ回転バッファを、2ビット4値画像回転の際には90度回転用n×(n/2)データ回転バッファ2枚として用いると、回路規模を増大させずに(従って、コストや消費電力を増大させずに)2ビット2値画像回転の速度を速くすることができる。
第2の特徴は第1の特徴における画像回転装置において、画像の回転方向を決定する回転方向決定手段を有し、画像を前記所定角度分回転するときの画像回転角度として0度、90度、180度、270度の何れかを選択することにある。
第2の特徴において、例えばm=2とすれば、1ビット2値画像用の0度、90度、180度、270度回転兼用のn×nデータ回転バッファを、2ビット4値画像回転の際には0度、90度、180度、270度回転兼用のn×(n/2)データ回転バッファ2枚として用いるので、回路規模を増大させずに(従って、コストや消費電力を増大させずに)2ビット4値画像回転の速度を速くすることができる。
第3の特徴は第1または第2の特徴における画像回転装置において、画像データの画像解像度による画像種を決定する画像種決定手段を有し、選択可能な画像種に対して画像を回転することにある。
第3の特徴においてmの値が変化し、1ビット2値画像用の0度、90度、180度、270度回転兼用のn×nデータ回転バッファを、4ビット16値画像、8ビット256値またはそれ以上の解像度の画像回転の際には、0度、90度、180度、270度回転兼用のデータ回転バッファ2枚以上として用いるので、回路規模を増大させずに(従って、コストや消費電力を増大させずに)4ビット16値画像、8ビット256値またはそれ以上の解像度の画像回転を速くすることができる。
本発明により、回路規模を増大させずに(従って、コストや消費電力を増大させずに)画像回転速度を速くすることができる。
まず、2ビット4値のデータ回転バッファのサイズが1ビット2値のデータ回転バッファの半分のサイズになる理由を説明する。2ビット4値のデータは2ビットで1画素を構成するのでp×p画素の主走査方向のサイズは2pビット、副走査方向のサイズはpビットである。1ビット2値のデータは1ビットで1画素を構成するのでn×n画素の主走査方向のサイズはnビット、副走査方向のサイズもnビットである。データ回転バッファをn×nビットで構成すると、2ビット4値の画像は主走査方向nビットの制約から(n/2)×(n/2)画素の大きさの画像を回転することになる。このとき、主走査方向に必要なサイズはnビット、副走査方向に必要なサイズはn/2ビットとなる。従って、データ回転バッファの副走査方向のサイズは2ビット4値画像の場合、n×(n/2)ビットとなり、1ビット2値画像の半分となる。
図1及び図2は、本発明の第1の特徴に係る画像回転装置の構成を示すブロック図である。例としてm=2とする。
図1の入力側nビットデータバッファと出力側nビットデータバッファは図2の入力側nビットデータバッファ及び出力側nビットデータバッファと物理的に同一のフリップフロップ(以後FF)である。また、図1の画像回転用n×nビットデータバッファは、図2では2枚の画像回転用n×(n/2)ビットデータバッファとして描かれているが、データパスが異なるだけで、物理的に同一のFFである。1ビット2値画像回転時には1枚のn×nビットデータ回転バッファとして接続され、2ビット4値画像回転時には2枚のn×(n/2)ビットデータ回転バッファとして接続され機能する。
図1の入力側nビットデータバッファと出力側nビットデータバッファは図2の入力側nビットデータバッファ及び出力側nビットデータバッファと物理的に同一のフリップフロップ(以後FF)である。また、図1の画像回転用n×nビットデータバッファは、図2では2枚の画像回転用n×(n/2)ビットデータバッファとして描かれているが、データパスが異なるだけで、物理的に同一のFFである。1ビット2値画像回転時には1枚のn×nビットデータ回転バッファとして接続され、2ビット4値画像回転時には2枚のn×(n/2)ビットデータ回転バッファとして接続され機能する。
1ビット2値画像は図1のように入力側nビットデータバッファから画像回転用n×nビットデータバッファに転送される。続いて、画像データは画像回転用n×nビットデータバッファから90度回転されながら出力側nビットデータバッファに転送される。2ビット4値画像は、図2のように入力側nビットデータバッファから画像回転用n×(n/2)ビットデータバッファに転送される。続いて、画像データは画像回転用n×(n/2)ビットデータバッファから90度回転されながら出力側nビットデータバッファに転送される。
2ビット4値画像の場合(図2)はデータ回転バッファが2つあるため、例えばバッファAにデータがありバッファBが空の時、パス<2>で入力しながらパス<3>から出力することができる。また、バッファAにデータがなくバッファBにデータがある時、パス<1>で入力しながらパス<4>から出力することができる。このようにデータ回転バッファが2枚ある場合は、1枚の時より高速に画像を回転することができる。同じ画素数の画像では1ビット2値画像より2ビット4値画像のほうがデータサイズが2倍大きく、回転処理にも高速化を求められるが、本発明の第1の特徴では1ビット2値画像の回転バッファを2ビット4値画像の回転バッファ2枚として用いることで、回路規模を増大させないまま、すなわちコストや消費電力を増大させないまま、2ビット4値画像の90度回転速度を上げることができる。
図3は、本発明の第2の特徴に係る画像回転装置の構成を示すブロック図である。画像の回転方向を決定する回転方向決定手段を設けることにより、パス<3>とパス<4>で回転方向を選択するパスを追加することで、0度、90度、180度、270度回転を選択して実行することができる。
図4は、本発明の第3の特徴に係る画像回転装置の構成を示すブロック図である。画像データの画像解像度による画像種を決定する画像種決定手段を設けることにより、画像解像度が4ビット16値や8ビット256値またはそれ以上の解像度が選択された場合にも、第1の特徴と同様にデータ回転バッファを2枚以上用意することが可能であり、回路規模を増大させないまま、回転処理速度を上げることができる。
なお、上記形態は本発明を実施するための最良のものであるが、これに限定する主旨ではない。従って、本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形することが可能である。
Claims (3)
- nビットの入力バッファと、
n×nビットのデータ回転バッファと、
nビットの出力バッファを有し、
画像を所定角度分回転する画像回転装置において、
mビット2m値の画像データを回転する場合、前記n×nビットのデータ回転バッファを複数枚備え、主走査方向nビット×副走査方向n/mビットとして使用することを特徴とする画像回転装置。 - 画像の回転方向を決定する回転方向決定手段を有し、
画像を前記所定角度分回転するときの画像回転角度として0度、90度、180度、270度の何れかを選択する請求項1記載の画像回転装置。 - 画像データの画像解像度による画像種を決定する画像種決定手段を有し、
選択可能な画像種に対して画像を回転する請求項1または2記載の画像回転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004194882A JP2006018521A (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | 画像回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004194882A JP2006018521A (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | 画像回転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006018521A true JP2006018521A (ja) | 2006-01-19 |
Family
ID=35792744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004194882A Withdrawn JP2006018521A (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | 画像回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006018521A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2323328A1 (en) | 2006-01-27 | 2011-05-18 | Fujitsu Limited | Multicarrier radio communication system utilizing a radio frame format suitable for reducing peak power |
-
2004
- 2004-06-30 JP JP2004194882A patent/JP2006018521A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2323328A1 (en) | 2006-01-27 | 2011-05-18 | Fujitsu Limited | Multicarrier radio communication system utilizing a radio frame format suitable for reducing peak power |
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Legal Events
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