JP4201031B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、各画素1ビットの情報量を有する入力画像データを90度回転させ、出力画像データを取得可能な画像処理装置であって、特に、出力画像データを取得する手法の改良に関する。
従来より、画像データに対して回転処理を施すことができる装置が知られている(例えば、特許文献1〜3)。ここで、特許文献1に記載された技術では、画像データを回転させる処理において、既に読み込まれたデータを再利用することにより、メモリにアクセスする回数を低減させることができる。また、特許文献2に記載された技術では、1ライン毎に順次RAMの選択をローテーションさせることにより、RAMにアクセスする回数を低減させることができる。さらに、特許文献3に記載された技術では、イメージメモリを2つ備えることにより、データ量の多い原稿のイメージデータについてもイメージメモリに確実に記憶させることができる。
特開2004−214892号公報 特開平08−130633号公報 特開2002−185772号公報
しかし、特許文献1ないし3に記載された技術では、画像の回転処理のためにメモリをさらに確保することが必要となる。例えば、特許文献1では、回転処理を施すために、512×512の高速メモリと、64×64のフリップフロップ群と、を設けることが必要となる。その結果、装置の製造コストが増大するという問題が生じていた。
そこで、本発明では、画像データの回転処理を容易に実行することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、各画素1ビットの情報量を有し、n行m列の入力画像データを90度回転させ、出力画像データを取得可能な画像処理装置であって、最小アクセス単位のデータ量が2のk乗ビットである同期型DRAMと、左右方向1ライン当たりのデータサイズがmビットの前記入力画像データを4ライン毎に格納可能な入力用ラインバッファと、前記入力用ラインバッファに格納された前記入力画像データに基づいて中間画像データを生成するとともに、生成された前記中間画像データを前記同期型DRAMに記憶させる第1画像変換部と、4つのラインメモリ要素を有しており、左右方向1ライン当たりのデータサイズがnビットの前記出力画像データを4ライン毎に格納可能な出力用ラインバッファと、前記同期型DRAMに記憶された前記中間画像データに基づいて4ライン分の前記出力画像データを生成するとともに、4ライン毎に前記出力用ラインバッファから出力させる第2画像変換部とを備え、前記第1画像変換部は、(1)前記入力画像データのうち前記入力用ラインバッファに格納された4ライン分のラインデータにつき、各ラインデータから2の(k−2)乗ビットずつ取り出して4つの部分画像データを取得する処理と、(2)前記処理(1)によって取得された各部分画像データを、前記入力用ラインバッファに入力された順に並び替え、2のk乗ビットのデータ列となる記録データを生成する処理と、(3)生成された最小アクセス単位の前記記録データを前記同期型DRAMに記憶させる処理と、(4)前記入力画像に対して前記(1)〜(3)の処理を繰返し実行させることによって、前記同期型DRAMに前記中間画像データを記憶させる処理と、を実行可能とされており、前記第2画像変換部は、(5)前記同期型DRAMに格納された前記中間画像データから最小アクセス単位ずつ読み出すことによって、前記同期型DRAMから前記記録データを読み出す処理と、(6)前記処理(5)によって読み出された前記記録データのうち前記入力画像データの上下方向に対応する4画素分のデータを対応する前記ラインメモリ要素に格納すること、を4回繰り返すことにより、前記記録データのうち16ビット分を90度回転させる処理と、(7)前記処理(5)および処理(6)を繰り返すことによって前記出力画像データを4ライン分ずつ生成する処理と、を実行可能とされていることを特徴とする。

また、請求項2の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記同期型DRAMは、DDRSDRAMであり、前記最小アクセス単位のデータ量は、2の6乗ビットであることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の画像処理装置において、前記装置は、出力用ラインバッファを2つ有しており、前記出力用ラインバッファのうち一方にデータが書き込まれているとき、他方はデータ出力可能とされていることを特徴とする。
請求項1ないし請求項3に記載の発明によれば、第1画像変換部は、入力画像データのうち入力用ラインバッファに格納された4ライン分のラインデータにつき、各ラインデータからデータ量が2の(k−2)乗ビットの部分画像データを取得する。続いて、第1画像変換部は、取得された部分画像データを最小アクセス単位として同期型DRAMに記憶させる。これにより、第1画像変換部は、入力画像データに基づいて生成された中間画像データを同期型DRAMに記憶させることができる。
一方、第2画像変換部は、同期型DRAMに格納された中間画像データを最小アクセス単位ずつ読み出す。このとき、読み出されたデータには、4つの部分画像データが含まれる。続いて、第2画像変換部は、4本のラインメモリ要素を使用し、読み出された各部分画像データから抽出された4画素分(4ビット)のデータに基づいて、回転処理を実行する。
これにより、請求項1ないし請求項3に記載の発明によれば、回転処理時において同期型DRAMから読み出された2のk乗ビットのデータうち、4ビット×4(=16ビット)を有効に回転処理に利用することができ、読み出されたデータの利用効率を向上させることができる。また、回転処理に必要とされるメモリ容量を抑制することができる。
そのため、装置の製造コスト増大を抑制しつつ、同一の最小アクセス単位から読み出されるデータの読み出し回数を低減させることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.画像処理装置の構成>
図1は、本実施の形態における画像処理装置1の構成の一例を示す図である。ここで、画像処理装置1は、スキャナ、プリンタ、複写機、ファクシミリ、またはこれらの機能を複合させた複合機である。また、画像処理装置1は、各画素1ビットの情報量を有する入力画像データ(2値画像データ)を90度回転させ、出力画像データを取得可能とされている。
図1に示すように、画像処理装置1は、主として、MPU(Micro Processing Unit)11と、同期型DRAM16と、メモリコントローラ17と、CODEC31と、スキャナ部41と、記録部51と、画像編集回路61と、を備えている。
モデム22は、デジタルデータ(画像データ)を音声信号に変換したり、画像処理装置1の外部から送信されて画像処理装置1で受信された音声信号をデジタルデータに変換する。また、NCU21は、公衆電話交換回線網に画像処理装置1を接続する際に必要となる機器であり、発着信やダイヤル制御を行う。さらに、通信部25は、ネットワークを介して接続された情報処理装置(図示省略)等との間でデータ通信を実行するLANインタフェースである。
CODEC31は、ファクシミリ通信で送信される画像の可逆圧縮処理に使用される。CODEC31は、例えば、スキャナ部41によって原稿から読み取られ、2値化された画像データを符号化する。そして、符号化された画像データは、中間画像データ16aとして同期型DRAM16に記憶される。また、CODEC31は、他の画像処理装置から送信されたファクシミリデータ(2値データ)を復号する。そして、復号された2値データは同期型DRAM16に記憶される。
なお、CODEC31による符号化としては、MH(Modified Huffman)、MR(Modified Read)、MMR(Modified MR)、および、JBIG(Joint Bi-level Image experts Group)のいずれかの方式が採用される。
スキャナ部41は、原稿から画像データを読み取る読取部である。スキャナ部41によって読み取られた画像データは、例えばJPEG方式にて圧縮され、同期型DRAM16に記憶される。
記録部51は、電子写真方式により、静電潜像に基づいたトナー画像を記録紙に記録する画像形成部である。例えば、記録部51は、スキャナ部41によって読み取られた画像データに基づいたトナー画像を感光体ドラム(図示省略)に形成し、このトナー画像を記録紙に転写する。
画像編集回路61は、同期型DRAM16に格納された未圧縮の画像データ(2値のビットマップデータ)に対してスムージングや解像度変換等の処理を施す。そして、これら処理が施された画像データは、シリアルのデータ列として記録部51に出力される。
表示部63は、いわゆる液晶ディスプレイによって構成されており、指や専用のペンで画面に触れることによって画面上の位置を指定できる「タッチパネル」としての機能を有している。したがって、画像処理装置1の使用者(以下、単に「使用者」と呼ぶ)は、表示部63に表示された内容に基づき、表示部63の「タッチパネル」機能を使用した指示を行うことによって、画像処理装置1に対して所定の動作を実行させることができる。このように、表示部63は入力部としても使用される。
操作部64は、いわゆるキーパッドによって構成される入力部である。使用者は、表示部63の表示内容に基づいた入力作業を行うことにより、画像処理装置1に対して所定の動作を実行させることができる。
SRAM(Static Random Access Memory )12は、記憶素子としてフリップフロップ回路を使用した記憶部であり、例えば、ユーザ登録情報(ワンタッチダイヤル情報等)を記憶するメモリとして使用される。SRAM12は、高速に動作可能であり、また、記憶保持のための動作を必要としない。
同期型DRAM16は、読み書き自在の揮発性メモリ(記憶部)であり、一定周期のクロック信号に同期してデータ転送する。同期型DRAM16の一転送あたりのデータ量は、2のk乗ビット(kは自然数)とされている。すなわち、同期型DRAM16の最小アクセス単位のデータ量は2のk乗ビットである。
また、同期型DRAM16は、複数(本実施の形態では4つ)のバンクB1〜B4を有しており、入力画像データに基づいて生成された中間画像データ16aを記憶可能とされている。
なお、本実施の形態では、同期型DRAM16としてDDR(Double Data Rate) SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)が使用されており、一転送あたりデータ量は、2の6乗ビット(すなわち、k=「6」)となる。
メモリコントローラ17は、例えば、画像データに対して所定の処理を施すデータ処理部(例えば、CODEC31や画像編集回路61等)と、同期型DRAM16との間で行われるデータ転送を制御する。図1に示すように、メモリコントローラ17は、主として、入力用ラインバッファ70と、出力用ラインバッファ80と、第1画像変換部65と、第2画像変換部66と、を有している。
ここで、本実施の形態の画像処理装置1は、同様なハードウェア構成を有する出力用ラインバッファ80(80a、80b)を2つ有している。出力用ラインバッファ80のうち一方にデータが書き込まれているとき、他方はデータ出力可能とされている。なお、入力用ラインバッファ70および出力用ラインバッファ80の詳細については、後述する。
第1画像変換部65は、入力用ラインバッファ70に格納された入力画像データに基づき中間画像データ16aを生成する。また、第1画像変換部65は、生成された中間画像データ16aを同期型DRAM16に記憶させる。
第2画像変換部66は、同期型DRAM16に記憶された中間画像データ16aに基づいて4ライン分の出力画像データを生成するとともに、4ライン毎に前記出力用ラインバッファから出力させる。
なお、第1画像変換部65によって入力画像データから中間画像データを生成する手順、および、第2画像変換部66によって中間画像データから出力画像データを生成する手順については、後述する。
ROM13は、読出し専用メモリーであり、MPU11は、ROM13に格納されたプログラムに従った制御を実行する。また、MPU11、ROM13、メモリコントローラ17、CODEC31、および画像編集回路61等のそれぞれは、信号線15を介して電気的に接続されている。したがって、MPU11は、例えば、CODEC31による符号化処理、およびメモリコントローラ17によるデータの転送処理等を所定のタイミングで実行させることができる。
<2.画像データの回転処理>
図2および図3は、記録紙90に記録された画像データを模式的に表した図である。記録紙90上に設けられた各矩形領域は、それぞれ記録部51によって記録紙90に記録された各ドット91と対応する。また、各矩形領域内に示された座標(x、y)について、これら「x」および「y」は、それぞれ回転処理が施される前における各ドット91の上下方向(行方向)AR2、および左右方向(列方向)AR1の位置を示す。
さらに、本実施の形態において、記録紙90に記録される各ドット91と対応する2値の画像データ(出力画像データ)は、(0,0)〜(0,m)〜(1,0)〜(n,0)〜(n,m)の順にシリアルのデータ列として記録部51に出力される。
ここで、図2の破線および図3の実線は、図2の実線の記録紙90が回転軸A1を中心に回転方向R1(時計回り)に90度回転させられたときの記録紙90の姿勢を示す。すなわち、図2の実線の記録紙90が時計回りに90度回転させられると、ドット91aは左上端から右上端に、ドット91bは右上端から右下端に、ドット91cは右下端から左下端に、ドット91dは左下端から左上端に、それぞれ移動する(図3参照)。
したがって、時計回りに90度回転させられた記録紙90(図3参照)に、図2と同様な出力画像データを記録する場合、例えば、図3に示すように、(n,0)〜(0,0)〜(n,1)〜(0,1)〜(n,m)〜(0、m)の順にシリアルのデータ列として、出力画像データの各画素データ(データ量:1ビット)を記録部51に出力することが必要となる。すなわち、各画素データが、このような順番で出力できるように、出力画像データに回転処理を施すことが必要となる。
なお、本実施の形態では、(1)入力画像データから中間画像データを生成し、続いて、(2)この中間画像データから出力画像データを生成することにより、入力画像データを90度回転させた出力画像データを取得している。そこで、以下の説明では、この2つの生成手順について説明する。
<2.1.入力画像データから中間画像データを生成する手順>
図4は、入力画像データから中間画像データを生成する手順を説明するためのフローチャートである。図5および図7のそれぞれは、入力用ラインバッファ70に格納されたラインデータの一例を示す図である。図6および図8のそれぞれは、同期型DRAM16の最小アクセス単位に記憶させる記憶データ73(73a、73b)の一例を示す図である。
本手順では、第1画像変換部65によって入力画像データを並び替えることにより、中間画像データが生成される。具体的には、まず、第1画像変換部65は、複数のラインデータによって構成される入力画像データのうち隣接する3ライン分を、入力用ラインバッファ70に読み込ませる(ステップS101)。
ここで、図5に示すように、入力用ラインバッファ70は、少なくとも3つのラインメモリ要素71a〜71cを有している。各ラインメモリ要素71aは、いわゆるFIFO(First In First Out)メモリによって構成されている。また、ラインメモリ要素71cの出力側70bは、ラインメモリ要素71bの入力側70aとも接続されている。同様にラインメモリ要素71bの出力側70bは、ラインメモリ要素71aの入力側70aとも接続されている。
また、図5に示すように、入力用ラインバッファ70は、さらに、16ビット分の記憶容量を持つレジスタ75を有している。レジスタ75に格納されたデータは、入力用ラインバッファ70の外部にだけでなく、ラインメモリ要素71cの入力側70aにも出力可能とされている。
したがって、入力用ラインバッファ70に入力されてレジスタ75に格納されたデータは、レジスタ75、ラインメモリ要素71c、71b、71aの順に先送りされる。また、各ラインメモリ要素71a、71b、71cに入力されたデータは、それぞれの出力側70bから出力可能とされている。
なお、入力用ラインバッファ70には、例えば、CODEC31によって復号された2値の画像データが、入力画像データとして読み込まれる。
続いて、第1画像変換部65は、入力用ラインバッファ70に入力画像データを、さらに2の(k−2)乗ビット分読み込ませる(S102)。これにより、ラインメモリ要素71cに格納されたラインデータと隣接するラインデータがレジスタ75に格納される。すなわち、入力用ラインバッファ70には、4ライン目のラインデータの一部が読み込まれる。
ここで、本実施の形態において、同期型DRAM16としてDDR SDRAMが使用されており、k値は「6」となる。したがって、ステップS102において、入力用ラインバッファ70には、さらに16ビット分の入力画像データが読み込まれ、レジスタ75に格納される。
続いて、第1画像変換部65は、ラインメモリ要素71a〜71c、およびレジスタ75に格納された隣接する4ライン分のラインデータにつき、各ラインデータから16ビット(2の(k−2)乗ビット)ずつ取り出して、4つの部分画像データ72(72a〜72d)を取得する。例えば、ラインメモリ要素71aから取り出された部分画像データ72aには、図2に示すドット91のうち左上端から左右方向AR1に沿った16個分のドットにつき、これらドットに対応する画素データが含まれている。
続いて、第1画像変換部65は、ステップS103によって取得された各部分画像データ72a〜72dを、入力用ラインバッファ70に入力された順に並び替え、記憶データ73(73a)を生成する(ステップS104)。すなわち、図6に示すように、記憶データ73aは、部分画像データ72a、72b、72c、72dの順番に並び替えられる。
続いて、第1画像変換部65は、並び替えられた各部分画像データ72a〜72d(すなわち、記憶データ73)を同期型DRAM16に記憶させる(S105)。図9は、同期型DRAM16の論理アドレス空間の一例を示す図である。図9に示すように、記憶データ73aは、最小アクセス単位18aに記憶される。
なお、第1画像変換部65は、各記憶データ73を同期型DRAM16に記憶させる場合、後述する出力画像データ生成時の読み出し順を考慮して、記憶対象となるバンクB1〜B4を選択する。これにより、プリチャージ処理による読み出し処理の遅延を抑制することができる。
そして、入力用ラインバッファ70の各ラインメモリ要素71a〜71cに格納されたすべてのラインデータについて、並び替え処理が終了するまでステップS102〜S105の処理が繰り返し実行される(S106)。
このように、ステップS102からS105の処理が繰り返し実行されることにより、入力用ラインバッファ70の各ラインメモリ要素71a〜71cに格納されている3ライン分のラインデータ、および順次レジスタ75に格納される4ライン目のラインデータについて、並べ替え処理が施される。
一方、各ラインメモリ要素71a〜71cに格納されたすべてのラインデータについて、並び替え処理が終了すると、ステップS101に戻り、次の3ライン分のラインデータが入力用ラインバッファ70に読み込まれ、ラインメモリ要素71a〜71cに対応するラインデータが格納される。続いて、ステップS102において、入力用ラインバッファ70に、さらに2の(k−2)乗ビット分のデータが読み込まれる(図7参照)。続いて、入力用ラインバッファ70から取得された記憶データ73b(図8参照)が、同期型DRAM16の最小アクセス単位18b(図9参照)に記憶される(S105)。これらステップS102〜S105の処理は、入力用ラインバッファ70の各ラインメモリ要素71a〜71cに格納されたすべてのラインデータについて、並び替え処理が終了するまで繰り返し実行される(S106)。
そして、入力画像データのすべてのラインについてステップS101〜S106の処理が完了すると(S107)、中間画像データ16aを生成する処理が完了する。
<2.2.中間画像データから出力画像データを生成する手順>
図10は、中間画像データから出力画像データを生成する手順を説明するためのフローチャートである。図11および図13のそれぞれは、同期型DRAM16から読み出された読出データ81(81a、81b)の一例を示す図である。図12および図14のそれぞれは、出力用ラインバッファ80に格納されたラインデータの一例を示す図である。
本手順では、同期型DRAM16に格納された中間画像データ16aが第2画像変換部66によって並び替えられることにより、出力画像データが生成される。具体的には、まず、第2画像変換部66は、同期型DRAM16に格納された中間画像データ16aを最小アクセス単位18(図9参照)ずつ読み出す(S201)。例えば、第2画像変換部66は、最小アクセス単位18a(図9参照)から読出データ81a(図11参照)を読み出す。
続いて、第2画像変換部66は、ステップS201によって読み出された読出データ81aを構成する4つの部分画像データ82a〜82dにつき、各部分画像データ82a〜82dから4画素分の画素データを抽出する(S202)。
例えば、中間画像データ16aに基づき図3の最上段のドット91群((n,0)〜(0,0))と対応するラインデータが生成される場合、各部分画像データ82(82a〜82d)の画素データのうち破線で囲まれる部分のデータが抽出される。
ここで、図12に示すように、出力用ラインバッファ80は、4つのラインメモリ要素83(83a〜83d)を有している。第2画像変換部66は、ステップS202において抽出された4画素分の画素データを、対応するラインメモリ要素83に格納することにより、入力画像データを90度回転させる(S203)。
例えば、第2画像変換部66は、読出方向AR3に沿って読み出された画素データを、各ラインメモリ要素83(83a〜83d)の書込方向AR4に沿って格納することにより、入力画像データを90度回転させる。
すなわち、第2画像変換部66は、各ドット(0,0)、(1,0)、(2,0)、(3,0)に対応する画素データをラインメモリ要素83aに格納する。また同様に、第2画像変換部66は、ドット(0,1)、(1,1)、(2,1)、(3,1)に対応する画素データをラインメモリ要素83bに、ドット(0,2)、(1,2)、(2,2)、(3,2)に対応する画素データをラインメモリ要素83cに、ドット(0,3)、(1,3)、(2,3)、(3,3)に対応する画素データをラインメモリ要素83dに、それぞれ格納する。
これらステップS201〜S203の処理が繰り返されることにより、各読出データ81について4ライン分の回転処理が施される(S204)。例えば、読出データ81aに関する回転処理が完了すると、第2画像変換部66は、同期型DRAM16の最小アクセス単位18c(図9参照)から読出データ81bを読み出す(S201)。続いて、第2画像変換部66は、各部分画像データ82e〜82hから4画素分の画素データを抽出する(S202:図13の破線内)。そして、第2画像変換部66は、抽出された画素データを対応するラインメモリ要素83a〜83dに格納することにより、画像データの回転処理を施す(S203:図14参照)。
出力用ラインバッファ80に4ライン分の出力画像データが格納されると、第2画像変換部66は、取得された4ライン分のラインデータを出力画像データの一部として出力する(S205)。記録部51によって記録処理が実行される場合、出力用ラインバッファ80のラインメモリ要素83a〜83dに格納された画素データは、(n,0)〜(0,0)〜(n,1)〜(0,1)〜(0,2)〜(0、3)の順に、シリアルのデータ列として記録部51に出力される。
そして、中間画像データ16aのすべてのラインについてステップS201〜S205の処理が完了すると(S206)、出力画像データを生成する処理が完了する。
ここで、画像データの回転処理について、本実施の形態の手法と、従来手法と、を比較する。従来手法において入力画像データが同期型DRAM16に格納される場合、入力画像データは、そのデータ列に基づいて記憶され、入力画像データに対して並べ替えは実行されない。そのため、出力用ラインバッファ80に4本のラインメモリ要素83が設けらており、この4本のラインメモリ要素83を使用した回転処理が実行される場合、最小アクセス単位18から読み出された読出データ81(データ量:64ビット)は、4ビットしか有効に利用することができなかった。すなわち、同一の最小アクセス単位18に対して16回アクセスしてデータ読み出しを実行することが必要であった。
これに対して、本実施の形態の手法において、入力画像データは、同期型DRAM16に記憶されることに先立って並び替えられ、中間画像データ16aとして同期型DRAM16に記憶される。
これにより、中間画像データ16aから出力画像データが生成される場合、各読出データ81(64ビット)のうち16ビット分が、並べ替えに使用される。その結果、読み出された読出データ81の利用効率を向上させることができる。例えば、本実施の形態の手法では、同一の最小アクセス単位18から4回だけデータ読み出しをすることにより、画像データの回転処理を実行することができる。
また、回転処理に必要とされる入力用ラインバッファ70および出力用ラインバッファ80のメモリ容量が抑制される。そのため、画像処理装置の製造コスト増大を抑制することができる。
<3.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
(1)本実施の形態において、同期型DRAM16としてDDR SDRAMが使用されているが、これに限定されるものでない。例えば、最小アクセス単位が32ビットのSDRAMが、または、最小アクセス単位が128ビットのDDR2 SDRAMが、同期型DRAM16として使用されてもよい。
(2)本実施の形態において、入力用ラインバッファ70は、3つのラインメモリ要素71a〜71cと、レジスタ75と、を有するものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ラインメモリ要素71a〜71cと略同一のラインメモリ要素をレジスタ75の代わりに使用してもよい。
本発明の実施の形態における画像処理装置の構成の一例を示す図である。 記録紙に記録される画像データを模式的に表した図である。 記録紙に記録される画像データを模式的に表した図である。 入力画像データから中間画像データを生成する手順を説明するためのフローチャートである。 入力用ラインバッファに格納されたラインデータの一例を示す図である。 同期型DRAMの最小アクセス単位に記憶させる記憶データの一例を示す図である。 入力用ラインバッファに格納されたラインデータの一例を示す図である。 同期型DRAMの最小アクセス単位に記憶させる記憶データの一例を示す図である。 同期型DRAMの論理アドレス空間の一例を示す図である。 中間画像データから出力画像データを生成する手順を説明するためのフローチャートである。 同期型DRAMから読み出された読出データの一例を示す図である。 出力用ラインバッファに格納されたラインデータの一例を示す図である。 同期型DRAMから読み出された読出データの一例を示す図である。 出力用ラインバッファに格納されたラインデータの一例を示す図である。
符号の説明
1 画像処理装置
16 同期型DRAM
16a 中間画像データ
18 最小アクセス単位
31 CODEC
41 スキャナ部
51 記録部
61 画像編集回路
65 第1画像変換部
66 第2画像変換部
70 入力用ラインバッファ
71(71a〜71c) ラインメモリ要素
72、82 部分画像データ
73(73a、73b) 記憶データ
80 出力用ラインバッファ
81(81a、81b) 読出データ
83(83a〜83d) ラインメモリ要素
90 記録紙

Claims (3)

  1. 各画素1ビットの情報量を有し、n行m列の入力画像データを90度回転させ、出力画像データを取得可能な画像処理装置であって、
    (a) 最小アクセス単位のデータ量が2のk乗ビットである同期型DRAMと、
    (b) 左右方向1ライン当たりのデータサイズがmビットの前記入力画像データを4ライン毎に格納可能な入力用ラインバッファと、
    (c) 前記入力用ラインバッファに格納された前記入力画像データに基づいて中間画像データを生成するとともに、生成された前記中間画像データを前記同期型DRAMに記憶させる第1画像変換部と、
    (d) 4つのラインメモリ要素を有しており、左右方向1ライン当たりのデータサイズがnビットの前記出力画像データを4ライン毎に格納可能な出力用ラインバッファと、
    (e) 前記同期型DRAMに記憶された前記中間画像データに基づいて4ライン分の前記出力画像データを生成するとともに、4ライン毎に前記出力用ラインバッファから出力させる第2画像変換部と、
    を備え、
    前記第1画像変換部は、
    (1) 前記入力画像データのうち前記入力用ラインバッファに格納された4ライン分のラインデータにつき、各ラインデータから2の(k−2)乗ビットずつ取り出して4つの部分画像データを取得する処理と、
    (2) 前記処理(1)によって取得された各部分画像データを、前記入力用ラインバッファに入力された順に並び替え、2のk乗ビットのデータ列となる記録データを生成する処理と、
    (3) 生成された最小アクセス単位の前記記録データを前記同期型DRAMに記憶させる処理と、
    (4) 前記入力画像に対して前記(1)〜(3)の処理を繰返し実行させることによって、前記同期型DRAMに前記中間画像データを記憶させる処理と、
    を実行可能とされており、
    前記第2画像変換部は、
    (5) 前記同期型DRAMに格納された前記中間画像データから最小アクセス単位ずつ読み出すことによって、前記同期型DRAMから前記記録データを読み出す処理と、
    (6) 前記処理(5)によって読み出された前記記録データのうち前記入力画像データの上下方向に対応する4画素分のデータを対応する前記ラインメモリ要素に格納すること、を4回繰り返すことにより、 前記記録データのうち16ビット分を90度回転させる処理と、
    (7) 前記処理(5)および処理(6)を繰り返すことによって前記出力画像データを4ライン分ずつ生成する処理と、
    を実行可能とされていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記同期型DRAMは、DDR SDRAMであり、
    前記最小アクセス単位のデータ量は、2の6乗ビットであることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記装置は、出力用ラインバッファを2つ有しており、
    前記出力用ラインバッファのうち一方にデータが書き込まれているとき、他方はデータ出力可能とされていることを特徴とする画像処理装置。
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