JP2006018465A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 画像の輝度を補正する画像処理方法であって、
   前記画像中より予め定められた領域を抽出して、該予め定められた領域に含まれる画素の輝度値に基づいて特定輝度値を取得する取得工程と、
   前記特定輝度値を含む予め定められた輝度範囲における輝度の補正特性が予め定められた傾きの直線となるように補正特性情報を生成する生成工程と、
   前記生成工程で生成された補正特性情報に基づいて、前記画像の輝度値を補正する補正工程とを備えることを特徴とする画像処理方法。
2. 前記特定輝度値は前記画像中から抽出した前記予め定められた領域の平均輝度値とすることを特徴とする請求項１記載の画像処理方法。
3. 前記特定輝度値に対する補正後の特定輝度値を設定する設定工程を更に備え、
   前記生成工程は、前記補正特性が前記特定輝度値を前記補正後の輝度値へ変換するように前記予め定められた傾きの直線を決定することを特徴とする請求項１に記載の画像処理方法。
4. 前記設定工程において、前記補正後の特定輝度値は、前記予め定められた領域の平均輝度値と前記画像の全体の平均輝度値とに基づいて設定されることを特徴とする請求項３に記載の画像処理方法。
5. 前記生成工程は、前記予め定められた輝度範囲の外側の補正特性が、前記予め定められた輝度範囲の境界部分において前記予め定められた傾きの直線と接続する直線となる補正特性情報を生成することを特徴とする請求項１に記載の画像処理方法。
6. 前記生成工程は、前記予め定められた傾きの直線と前記予め定められた輝度範囲の外側に設定された直線との接続部分を曲線で補間した形状の補正特性を有するように補正特性情報を生成することを特徴とする請求項５に記載の画像処理方法。
7. 画像の輝度を補正する画像処理方法であって、
   前記画像中より予め定められた領域を抽出して、該予め定められた領域に含まれる画素の輝度値に基づいて特定輝度値を取得する取得工程と、
   前記特定輝度値を含む予め定められた輝度範囲における輝度の補正特性が予め定められた傾きの直線となる第１補正特性を含む複数種類の補正特性を合成することにより補正特性情報を生成する生成工程と、
   前記生成工程で生成された補正特性情報に基づいて、前記画像の輝度値を補正する補正工程とを備えることを特徴とする画像処理方法。
8. 前記特定輝度値に対する補正後の特定輝度値を設定する設定工程を更に備え、
   前記複数種類の補正特性の各々は、前記特定輝度値を前記補正後の輝度値へ変換することを特徴とする請求項７に記載の画像処理方法。
9. 前記第１補正特性は、前記予め定められた輝度範囲内とそれ以外の範囲において傾きの異なる直線からなることを特徴とする請求項７記載の画像処理方法。
10. 前記複数種類の補正特性は、傾きが連続的に変化する曲線で示される補正特性を含むことを特徴とする請求項７記載の画像処理方法。
11. 前記生成工程では、前記複数種類の補正特性の各々に重み付けをして合成することを特徴とする請求項６記載の画像処理方法。
12. 全輝度範囲中に分割点を設定して複数の部分輝度範囲に分割し、部分輝度範囲毎に前記重み付けが変更されることを特徴とする請求項１１に記載の画像処理方法。
13. 前記分割点が前記特定輝度値に設定されることを特徴とする請求項１２に記載の画像処理方法。
14. 前記補正工程は、更に、前記補正後の輝度値への補正量に応じて当該画素の彩度を補正することを特徴とする請求項１乃至１３のいずれかに記載の画像処理方法。
15. 補正前の輝度値をＹ、補正後の輝度値をＹ’、補正前の彩度値をＳとした場合に、補正後の彩度値をＳ’を
    Ｓ’＝（Ｙ’／Ｙ×ａ＋（１−ａ））×Ｓ （０≦ａ≦１）
    により得ることを特徴とする請求項１３に記載の画像処理方法。
16. 画像の輝度を補正する画像処理装置であって、
    前記画像中より予め定められた領域を抽出して、該予め定められた領域に含まれる画素の輝度値に基づいて特定輝度値を取得する取得手段と、
    前記特定輝度値を含む予め定められた輝度範囲における輝度の補正特性が予め定められた傾きの直線となるように補正特性情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された補正特性情報に基づいて、前記画像の輝度値を補正する補正手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
17. 画像の輝度を補正する画像処理装置であって、
    前記画像中より予め定められた領域を抽出して、該予め定められた領域に含まれる画素の輝度値に基づいて特定輝度値を取得する取得手段と、
    前記特定輝度値を含む予め定められた輝度範囲における輝度の補正特性が予め定められた傾きの直線となる第１補正特性を含む複数種類の補正特性を合成することにより補正特性情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された補正特性情報に基づいて、前記画像の輝度値を補正する補正手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
18. 前記補正手段は、更に、前記補正後の輝度値への補正量に応じて当該画素の彩度を補正することを特徴とする請求項１６または１７に記載の画像処理装置。
19. 請求項１乃至１５のいずれかに記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
20. 請求項１乃至１５のいずれかに記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるための制御プログラムを格納した記憶媒体。