JP5132470B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、画像処理装置に関し、特に、既定の特徴画像の有無を含む入力画像の属性を判別して入力画像を形成する複数の画素の各々の輝度を補正する、画像処理装置に関する。
この種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この背景技術によれば、撮像素子の出力に基づく映像信号は、外部に出力されるとともに、被写体抽出回路に与えられる。被写体抽出回路は、特定被写体を表す特定被写体信号を映像信号から抽出する。また、制御回路は、抽出された特定被写体信号に基づいて、信号処理回路の設定つまり映像信号の利得,黒レベル,周波数特性,色相などの設定を調整する。これによって、特定被写体の部分と他の部分とを別々に処理することができ、特定被写体に対して適応的な画質制御が実現される。
特開平5−110936号公報
しかし、背景技術では、信号処理回路の設定を調整するにあたって、映像信号の輝度が考慮されることはなく、適応的な画質制御動作に限界がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、被写界の属性を考慮したより適応的な画質制御を実現することができる、画像処理装置を提供することである。
この発明に従う画像処理装置(10:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、入力画像を形成する複数の画素の各々の輝度の偏り度(σ1, σ2)を入力画像の平均輝度(AVEblk, AVEfrm)を参照して算出する偏り度算出手段(54, 58)、入力画像を形成する複数の画素の各々の輝度を偏り度算出手段によって算出された偏り度に基づいて補正する輝度補正手段(52, 56, 60, 68, 70, 72)、および既定の特徴画像の有無を含む入力画像の属性を判別して輝度補正手段の補正特性を変更する第1変更手段(S35, S41, S49, S55, S37, S43, S51, S57)を備え、第1サイズを有する第1ブロック毎の入力画像の平均輝度に相当する第1平均輝度(AVEblk)を算出する第1平均輝度算出手段(62, 64)、および第1サイズよりも大きい第2サイズを有する第2ブロック毎の入力画像の平均輝度に相当する第2平均輝度(AVEfrm)を算出する第2平均輝度算出手段(62, 66)をさらに備え、偏り度算出手段は、第1平均輝度に対する偏り度に相当する第1偏り度(σ1)を算出する第1偏り度算出手段(54)、および第2平均輝度に対する偏り度に相当する第2偏り度(σ2)を算出する第2偏り度算出手段(58)を含む
好ましくは、第1変更手段が判別処理のために注目する属性は入力画像の平均輝度をさらに含む。
さらに好ましくは、輝度補正手段は、第1偏り度に基づいて第1補正係数(K1)を調整する第1係数調整手段(56)、第2偏り度に基づいて第2補正係数(K2)を調整する第2係数調整手段(60)、および第1平均輝度および第2平均輝度に第1補正係数および第2補正係数を参照した演算処理を施す演算手段(68)を含み、第1変更手段は第1係数調整手段および第2係数調整手段の調整特性を変更する調整特性変更手段(S35, S41, S49, S55)を含む。
より好ましくは、演算手段は、第2平均輝度に対する第1平均輝度の偏り度に相当するブロック偏り度(ΔAVE)を算出するブロック偏り度算出手段(80)、およびブロック偏り度を第1補正係数を参照して重み付けする重み付け手段(78)を含む。
ある局面では、演算手段は重み付け手段の重み付け結果を既定値から減算する減算手段(86)がさらに備えられ、調整特性変更手段は入力画像が既定の特徴画像を有するとき重み付け手段による重み付け量が増大するように第1係数調整手段の調整特性を変更する第1調整特性変更手段(S41, S55)を含む。
好ましくは、輝度補正手段はオフセットを加算する加算手段(90)を含み、第1変更手段はオフセットの大きさを変更するオフセット変更手段(S37, S43, S51, S57)を含む。
好ましくは、輝度補正手段は、入力画像を形成する複数の画素の各々に対応するガンマ補正量を出力するガンマ補正量出力手段(52)、およびガンマ補正量出力手段によって出力されたガンマ補正量を演算手段の演算結果を参照して修正する修正手段(70)をさらに含む。
好ましくは、入力画像を形成する複数の画素の各々の色を輝度補正手段によって補正された輝度を参照して補正する色補正手段(76)、および第1変更手段の変更処理に関連して色補正手段の補正特性を変更する第2変更手段(S39, S45, S53, S59)がさらに備えられる。
この発明に従う画像処理方法は、画像処理装置(10)によって実行される画像処理方法であって、入力画像を形成する複数の画素の各々の輝度の偏り度(σ1, σ2)を入力画像の平均輝度(AVEblk, AVEfrm)を参照して算出する偏り度算出ステップ(54, 58)、入力画像を形成する複数の画素の各々の輝度を偏り度算出ステップによって算出された偏り度に基づいて補正する輝度補正ステップ(52, 56, 60, 68, 70, 72)、および既定の特徴画像の有無を含む入力画像の属性を判別して輝度補正ステップの補正特性を変更する変更ステップ(S35, S41, S49, S55, S37, S43, S51, S57)を備え、第1サイズを有する第1ブロック毎の入力画像の平均輝度に相当する第1平均輝度(AVEblk)を算出する第1平均輝度算出ステップ(62, 64)、および第1サイズよりも大きい第2サイズを有する第2ブロック毎の入力画像の平均輝度に相当する第2平均輝度(AVEfrm)を算出する第2平均輝度算出ステップ(62, 66)をさらに備え、偏り度算出ステップは、第1平均輝度に対する偏り度に相当する第1偏り度(σ1)を算出する第1偏り度算出ステップ(54)、および第2平均輝度に対する偏り度に相当する第2偏り度(σ2)を算出する第2偏り度算出ステップ(58)を含む
この発明によれば、輝度の偏りが既定の特徴画像と異なる画像の輪郭に起因する場合、輝度は或る補正特性に従って補正される。これに対して、輝度の偏りが既定の特徴画像の輪郭に起因する場合、輝度は他の補正特性に従って補正される。こうして、入力画像の属性を考慮した適応的な画質制御が実現される。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例のディジタルカメラ10は、ドライバ18aおよび18bによってそれぞれ駆動されるフォーカスレンズ12および絞りユニット14を含む。これらの部材を経た被写界の光学像は、撮像装置16の撮像面に照射され、光電変換を施される。これによって、被写界像を表す電荷が生成される。
なお、撮像面は図示しない原色フィルタによって覆われ、撮像面に配置された複数の画素の各々で生成される電荷は、R(Red),G(Green)およびB(Blue)のいずれか1つの色情報を有する。
電源が投入されると、CPU36は、撮像タスクの下でスルー画像処理を実行するべく、ドライバ18cに露光動作および間引き読み出し動作の繰り返しを命令する。ドライバ18cは、図示しないSG(Signal Generator)から周期的に発生する垂直同期信号Vsyncに応答して、撮像面を露光し、かつ撮像面で生成された電荷の一部をラスタ走査態様で読み出す。撮像装置16からは、読み出された電荷に基づく生画像データが周期的に出力される。
カメラ処理回路20は、撮像装置16から出力された生画像データに白バランス調整,色分離,YUV変換などの処理を施し、YUV形式の画像データを生成する。生成された画像データのコントラストはコントラスト補正回路22によって補正され、補正されたコントラストを有する画像データはメモリ制御回路24を通してSDRAM26に書き込まれる。LCDドライバ28は、SDRAM26に格納された画像データをメモリ制御回路24を通して繰り返し読み出し、読み出された画像データに基づいてLCDモニタ30を駆動する。この結果、被写界のリアルタイム動画像(スルー画像)がモニタ画面に表示される。
図2を参照して、撮像面の中央には評価エリアEVAが割り当てられる。評価エリアEVAは水平方向および垂直方向の各々において16分割され、256個の分割エリアが評価エリアEVAを形成する。
AE/AWB評価回路32は、カメラ処理回路20から出力されたYデータのうち評価エリアEVAに属するYデータを、垂直同期信号Vsyncが発生する毎に積分する。これによって、256個の積分値つまり256個のAE/AWB評価値が垂直同期信号Vsyncに応答してAE/AWB評価回路32から出力される。また、AF評価回路34は、同じ評価エリアEVAに属するYデータの高域周波数成分を、垂直同期信号Vsyncが発生する毎に積分する。これによって、256個の積分値つまり256個のAF評価値が垂直同期信号Vsyncに応答してAF評価回路34から出力される。このようなAE/AWB評価値またはAF評価値に基づく処理動作は後述する。
CPU36は、撮像タスクと並行する顔検出タスクの下で、SDRAM26に格納された各フレームの画像データから人物の顔画像を検出する。このような顔検出タスクのために図3(A)〜図3(C)に示すようなサイズの異なる3つの顔検出枠が準備され、まず図3(A)に示す“大サイズ”の顔検出枠が図2に示す評価エリアEVAの左上つまり顔検出開始位置に設定される。また、顔画像の検出の有無を識別するための顔検出フラグFLGが、“0”に設定される。
垂直同期信号Vsyncが発生すると、SDRAM26に格納された現フレームの画像データのうち顔検出枠に対応する部分画像データが顔認識のための照合処理を施される。具体的には、フラッシュメモリ44に準備された人物の“目”,“鼻”,“口”などの辞書データを参照して、顔検出枠内の部分画像が人物の顔画像に相当するか否かが判別される。注目する部分画像が顔画像に相当すると判別されれば、顔検出フラグFLGが“1”に設定され、かつ現時点の顔検出枠の位置およびサイズが記述された顔枠情報が図4に示す顔枠情報テーブルTBLに記述される。
なお、顔検出フラグFLGは垂直同期信号Vsyncが発生する毎に“0”に戻され、顔枠情報テーブルTBLもまた垂直同期信号Vsyncが発生する毎にクリアされる。
顔検出枠は、図5に示す要領でラスタ方向に既定量ずつ移動され、評価エリアEVA上の複数の位置で上述の照合処理が実行される。そして、顔認識に成功する毎に、認識された顔に対応する顔枠情報が顔枠情報テーブルTBLに記述されていく。
“大サイズ”の顔検出枠が評価エリアEVAの右下つまり顔検出終了位置に達すると、顔検出枠のサイズが“中サイズ”に更新され、更新されたサイズを有する顔検出枠が顔検出開始位置に再配置される。上述と同様、顔検出枠は評価エリアEVA上をラスタ方向に移動し、照合処理によって認識された顔に対応する顔枠情報は顔枠情報テーブルTBLに記述される。“中サイズ”の顔検出枠が顔検出終了位置に達すると、次は“小サイズ”の顔検出枠が顔検出開始位置に配置され、上述と同様の移動処理および照合処理が実行される。これによって得られた顔枠情報もまた、顔枠情報テーブルTBLに記述される。
図6(A)に示す被写界を撮影する場合は、顔枠情報が顔枠情報テーブルTBLに記述されることはなく、顔検出フラグFLGは“0”を維持する。一方、図6(B)に示す被写界を撮影する場合は、太線で示す枠の位置およびサイズが顔枠情報テーブルTBLに記述され、顔検出フラグFLGが“1”に更新される。
このような顔検出タスクと並行して、CPU36は、AE/AWB評価回路32の出力に基づくスルー画像用AE/AWB処理を撮像タスクの下で実行する。ここで、顔枠情報テーブルTBLに少なくとも1つの顔枠が設定されていれば、この顔枠を覆う一部の分割エリアが抽出エリアとして定義される。これに対して、顔枠情報テーブルTBLに1つの顔枠も設定されていなければ、評価エリアEVA全体が抽出エリアとして定義される。
スルー画像用AE/AWB処理は、定義された抽出エリアに属するAE/AWB評価値に基づいて実行され、これによって適正EV値および適正白バランス調整ゲインが算出される。算出された適正EV値を定義する絞り量および露光時間は、ドライバ18bおよび18cにそれぞれ設定される。また、算出された適正白バランス調整ゲインは、カメラ処理回路20に設定される。この結果、LCDモニタ30に表示されるスルー画像の明るさおよび白バランスが適度に調整される。
キー入力装置38に設けられたシャッタボタン38sが半押しされると、CPU36は、顔検出タスクを停止して、AE/AWB評価回路32の出力に基づく記録用AE/AWB処理とAF評価回路34の出力に基づくAF処理とを撮像タスクの下で実行する。
記録用AE/AWB処理もまた、定義された抽出エリアに属するAE/AWB評価値に基づいて実行され、これによって最適EV値および最適白バランス調整ゲインが算出される。上述と同様、算出された最適EV値を定義する絞り量および露光時間はドライバ18bおよび18cにそれぞれ設定され、算出された最適白バランス調整ゲインはカメラ処理回路20に設定される。この結果、最適な明るさおよび白バランスを有するスルー画像がLCDモニタ30に表示される。
AF処理も同様に、定義された抽出エリアに属するAF評価値に基づいて実行される。フォーカスレンズ12はドライバ18aによって光軸方向に移動し、いわゆる山登り処理によって合焦点に配置される。
AF処理が完了すると、CPU36は、撮像タスクの下でコントラスト調整処理を実行する。後段で詳しく説明するが、コントラスト調整の態様は、被写界像に人物の顔画像が存在するか否か(顔検出フラグFLGが“1”であるか否か)、ならびに被写界像の平均輝度が基準値REF1を上回るか否かによって異なる。この結果、被写界の属性に応じたコントラストを有するスルー画像がLCDモニタ30から出力される。
シャッタボタン38sが全押しされると、撮像タスクの下で記録処理が実行される。CPU40は、本露光動作および全画素読み出しを1回ずつ実行することをドライバ18cに命令する。ドライバ18cは、垂直同期信号Vsyncの発生に応答して撮像面に本露光を施し、電荷読み出しエリアで生成された全ての電荷をラスタ走査態様で読み出す。この結果、被写界を表す高解像度の生画像データが撮像装置16から出力される。
出力された生画像データは上述と同様の処理を施され、この結果、YUV形式に従う高解像度の画像データがSDRAM26に確保される。I/F40は、こうしてSDRAM26に格納された高解像度の画像データをメモリ制御回路24を通して読み出し、読み出された画像データをファイル形式で記録媒体42に記録する。なお、スルー画像処理および顔検出タスクは、高解像度の画像データがSDRAM26に格納された時点で再開される。
コントラスト補正回路22は、図7に示すように構成される。カメラ処理回路20から出力された画像データを形成するYデータは、Y補正回路72,γ補正量算出回路52,標準偏差算出回路54および58,ブロック輝度算出回路62に与えられる。また、カメラ処理回路20から出力された画像データを形成するUデータおよびVデータは、UV補正回路76に与えられる。
ブロック輝度算出回路62は、図8に示す要領で撮像面を64個の輝度検出ブロックに分割し、分割された輝度検出ブロック毎にYデータの平均値を算出する。線形補間回路64は、現時点で入力されている画素つまり現画素TPXを中心として輝度検出ブロックと同じサイズを有するブロックTBKを想定し、周辺の輝度検出ブロックで算出された平均値に線形補間を施す(図9参照)。この結果、想定ブロックTBKにおける輝度の平均値がブロック平均輝度AVEblkとして出力される。また、全体輝度算出回路66は、ブロック輝度算出回路62によって算出された64個の平均値をさらに平均し、これによって得られた平均値を全体輝度AVEfrmとして出力する。
線形補間回路64によって算出されたブロック平均輝度AVEblkは、標準偏差算出回路54および修正ゲイン算出回路68に与えられる。また、全体平均輝度算出回路66によって算出された全体平均輝度AVEfrmは、標準偏差算出回路58および修正ゲイン算出回路68に与えられる。
標準偏差算出回路54は、現画素TPXの輝度のブロック平均輝度AVEblkに対する偏り度を、標準偏差σ1として算出する。補正係数算出回路56は、標準偏差算出回路54から与えられた標準偏差σ1に基づいて補正係数K1を算出ないし調整する。また、標準偏差算出回路56は、現画素TPXの輝度の全体平均輝度AVEfrmに対する偏り度を、標準偏差σ2として算出する。補正係数算出回路60は、標準偏差算出回路58から与えられた標準偏差σ2に基づいて補正係数K2を算出ないし調整する。
ここで、補正係数算出回路56による補正係数K1の算出特性(調整特性)および補正係数算出回路60による補正係数K2の算出特性(調整特性)は、被写界像に人物の顔画像が存在するか否か、ならびに被写界像の平均輝度が基準値REF1を上回るか否かを考慮して、CPU36によって設定A〜Dの間で変更される。
CPU36は、被写界に人物の顔が存在せずかつ全体平均輝度AVEfrmが基準値REF1を上回るときに設定Aを選択し、被写界に人物の顔が存在しかつ全体平均輝度AVEfrmが基準値REF1を上回るときに設定Bを選択する。CPU36はまた、被写界に人物の顔が存在しかつ全体平均輝度AVEfrmが基準値REF1以下のときに設定Cを選択し、被写界に人物の顔が存在せずかつ全体平均輝度AVEfrmが基準値REF1以下のときに設定Dを選択する。
図10を参照して、補正係数K1の算出特性は、設定Aに対応して直線K1_Aに沿う特性を示し、設定Bに対応して直線K1_Bに沿う特性を示し、設定Cに対応して直線K1_Cに沿う特性を示し、そして設定Dに対応して直線K1_Dに沿う特性を示す。また、補正係数K2の算出特性は、設定Aに対応して直線K2_Aに沿う特性を示し、設定Bに対応して直線K2_Bに沿う特性を示し、設定Cに対応して直線K2_Cに沿う特性を示し、そして設定Dに対応して直線K2_Dに沿う特性を示す。
修正ゲイン算出回路68は、こうして算出された補正係数K1およびK2を参照して、ブロック平均輝度AVEblkおよび全体平均輝度AVEfrmに数式1に従う演算を施す。
[数式1]
PIX_G=2.0−ΔAVE*K1−((AVEfrm*K2),PIX_UDR,PIX_OVR)+GAIN_OFST
PIX_G:修正ゲイン
2.0:既定値
ΔAVE:AVEblk−AVEfrm
GAIN_OFST:オフセット
PIX_UDR:定数
PIX_OVR:PIX_UDRを上回る定数
数式1によれば、ブロック平均輝度AVEblkと全体平均輝度AVEfrmとの差分に補正係数K1を掛け算(重み付け)して得られる掛け算値と全体平均輝度AVEfrmに補正係数K2を掛け算(重み付け)して得られる掛け算値(ただし、PIX_UDRを下限値とし、PIX_OVRを上限値とする)とが既定値“2.0”から減算され、オフセットGAIN_OFSTが減算値に加算される。
なお、オフセットGAIN_OFSTの値もまた、被写界像に人物の顔画像が存在するか否か、ならびに被写界像の平均輝度が基準値REF1を上回るか否かを考慮して、CPU36によって設定A〜Dの間で変更される。オフセットGAIN_OFSTは、設定Aに対応して“−0.125”を示し、設定Bに対応して“−0.0625”を示し、設定Cに対応して“0”を示し、そして設定Dに対応して“+0.0625”を示す。
こうして算出された修正ゲインPIX_Gは、γ補正量算出回路70に与えられる。一方、γ補正量算出回路52は、現画素TPXのYデータ値に対応するγ補正量を既定のγ補正曲線を参照して算出し、算出されたγ補正量をγ補正量修正回路70に与える。γ補正量修正回路70は、修正ゲイン算出回路68から与えられた修正ゲインPIX_Gをγ補正量算出回路52から与えられたγ補正量に掛け算し、これによって得られた修正γ補正量をY補正回路72に与える。Y補正回路72は、与えられた修正γ補正量を参照して現画素TPXのYデータを補正し、補正Yデータをメモリ制御回路24(図1参照)に向けて出力するとともにUV補正量算出回路74に与える。
UV補正量算出回路74は、与えられた補正Yデータに基づいてUV補正量を算出する。UV補正回路76は、算出されたUV補正量を参照して現画素TPXのUVデータを補正し、補正UVデータをメモリ制御回路24(図1参照)に向けて出力する。
UV補正量の算出特性も、被写界像に人物の顔画像が存在するか否か、ならびに被写界像の平均輝度が基準値REF1を上回るか否かを考慮して、CPU36によって設定A〜Dの間で変更される。図11を参照して、UV補正量の算出特性は、設定Aに対応して直線UV_Aに沿う特性を示し、設定Bに対応して直線UV_Bに沿う特性を示し、設定Cに対応して直線UV_Cに沿う特性を示し、そして設定Dに対応して直線UV_Dに沿う特性を示す。
この結果、Y補正回路72の入出力特性は図12(A)に示すように定義され、UV補正回路76の入出力特性は図12(B)に示すように定義される。つまり、Yデータは、設定Aに対応して曲線L_A1に示す要領で補正され、設定Bに対応して曲線L_B1に示す要領で補正され、設定Cに対応して曲線L_C1に示す要領で補正され、そして設定Dに対応して曲線L_D1に示す要領で補正される。また、UVデータは、設定Aに対応して曲線L_A2に示す要領で補正され、設定Bに対応して曲線L_B2に示す要領で補正され、設定Cに対応して曲線L_C2に示す要領で補正され、そして設定Dに対応して曲線L_D2に示す要領で補正される。
図6(A)に示すような風景画を撮影する場合は、設定AまたはDが選択される。補正係数K1は図10に示す直線K1_AまたはK1_Dに沿って調整され、補正係数K2は同じ図10に示す直線K2_AまたはK2_Dに沿って調整される。このため、ビルディングBLD1や橋BRG1の輪郭部分つまり空との境界部分の輝度が抑制され、ビルディングBLD1や橋BRG1の中央部分の輝度が増大する。また、UV補正量は、図11に示す直線UV_AまたはUV_Dに沿って調整される。このため、低輝度部分の彩度が低く抑えられ、高輝度部分の彩度が増大される。これによって、風景画のコントラストが良好に補正される。
これに対して、図6(B)に示すような人物画を撮影する場合は、設定BまたはCが選択される。補正係数K1は図10に示す直線K1_BまたはK1_Cに沿って調整され、補正係数K2は同じ図10に示す直線K2_BまたはK2_Cに沿って調整される。このため、人物H1の顔の輪郭部分の輝度がより大きく抑制され、人物H1の顔の中央部分の輝度が増大する。また、UV補正量は、図11に示す直線UV_BまたはUV_Cに沿って調整される。このため、中輝度部分の彩度が増大し、高輝度部分および低輝度部分の彩度が抑制される。これによって、人物画のコントラストが良好に補正される。
修正ゲイン算出回路68は、図13に示すように構成される。補正係数K1およびK2はそれぞれ、掛け算器78の一方入力端および掛け算器82の一方入力端に与えられる。加算器80は、ブロック平均輝度AVEblkから全体平均輝度AVEfrmを減算し、これによって得られた減算値ΔAVEを掛け算器78の他方入力端に与える。全体平均輝度AVEfrmはまた、掛け算器82の他方入力端に与えられる。
掛け算器78は、差分値ΔAVEに補正係数K1を掛け算し、掛け算値を加算器86の一方入力端に与える。掛け算器82は、全体平均輝度AVEfrmに補正係数K2を掛け算し、掛け算値をリミッタ84に入力する。リミッタ84は、入力された掛け算値が定数PIX_UDR以上でかつPIX_OVR以下のときこの掛け算値を加算器88の一方入力端に与える。リミッタ84はまた、入力された掛け算値が定数PIX_UDRを下回るとき定数PIX_UDRを加算器88の一方入力端に与え、入力された掛け算値が定数PIX_OVRを上回るとき定数PIX_OVRを加算器88の一方入力端に与える。
加算器86の他方入力端には、既定値“2.0”が与えられる。加算器86は、既定値“2.0”から掛け算値78の出力を減算し、減算値を加算器88の他方入力端に与える。加算器88は、この減算値からリミッタ84の出力を減算し、減算値を加算器90の一方入力端に与える。加算器90は、一方入力端に与えられた減算値に他方入力端に与えられたオフセットGAIN_OFSTを加算し、加算値を修正ゲインPIX_Gとして出力する。
CPU36は、図14〜図17に示す撮像タスクおよび図18〜図19に示す顔検出タスクを含む複数のタスクを並列的に実行する。なお、これらのタスクに対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ44に記憶される。
図14を参照して、ステップS1では初期化処理を実行する。この結果、係数K1およびK2の算出特性,オフセットGAIN_OFSTおよびUV補正量の算出特性は、設定Aに適合するように調整される。ステップS3ではスルー画像処理を実行し、続くステップS5では顔検出タスクを起動する。ステップS3の処理によって、被写界を表すスルー画像がLCDモニタ38から出力される。また、ステップS5の処理によって、図18〜図19に示す顔検出タスクの処理が開始される。
ステップS7ではシャッタボタン38sが半押しされたか否かを判別し、判別結果がNOである限りステップS9のスルー画像用AE/AWB処理を繰り返す。この結果、スルー画像の明るさおよび白バランスが適度に調整される。シャッタボタン38sが半押しされると、ステップS11で顔検出タスクを停止し、ステップS13で記録用AE/AWB処理を実行し、ステップS15でAF処理を実行し、そしてステップS17でコントラスト調整処理を実行する。
ステップS11の処理によって顔検出タスクの処理が停止され、ステップS13の処理によってスルー画像の明るさが最適値に調整される。また、ステップS15の処理によってフォーカスレンズ12が合焦点に配置され、ステップS17の処理によってスルー画像のコントラストが被写界の属性に適した態様で調整される。
ステップS19ではシャッタボタン38sが全押しされたか否かを判別し、ステップS21ではシャッタボタン38sの操作が解除されたか否かを判別する。ステップS19でYESであればステップS23の記録処理を経てステップS25に進み、ステップS21でYESであればそのままステップS25に進む。ステップS25ではステップS3と同様の処理を実行し、ステップS27ではステップS5と同様の処理を実行する。ステップS27の処理が完了すると、ステップS5に戻る。
図14に示すステップS17のコントラスト調整処理は、図16〜図17に示すサブルーチンに従う。
まず、ステップS31で平均値AVEfrmが基準値REF1を上回るか否かを判別し、ステップS33およびS47の各々でフラグFLGが“0”であるか否かを判別する。なお、フラグFLGは、顔検出タスクによって被写界像から人物の顔画像が検出されたときに“0”から“1”に更新される。
ステップS31およびS33の各々でYESと判断されると、ステップS35〜S39の処理を実行する。ステップS31でYESと判断される一方、ステップS33でNOと判断されると、ステップS41〜S45の処理を実行する。ステップS31でNOと判断される一方、ステップS47でYESと判断されると、ステップS49〜S53の処理を実行する。ステップS31およびS47の各々でNOと判断されると、ステップS55〜S59の処理を実行する。ステップS39,S45,S53またはS59の処理が完了すると、上階層のルーチンに復帰する。
ステップS35では設定Aに適合するように係数K1およびK2の算出特性を調整し、ステップS37では設定Aに適合するようにオフセットGAIN_OFSTを調整し、そしてステップS39では設定Aに適合するようにUV補正量の算出特性を調整する。ステップS41では設定Bに適合するように係数K1およびK2の算出特性を調整し、ステップS43では設定Bに適合するようにオフセットGAIN_OFSTを調整し、そしてステップS45では設定Bに適合するようにUV補正量の算出特性を調整する。
ステップS49では設定Dに適合するように係数K1およびK2の算出特性を調整し、ステップS51では設定Dに適合するようにオフセットGAIN_OFSTを調整し、そしてステップS53では設定Dに適合するようにUV補正量の算出特性を調整する。ステップS55では設定Cに適合するように係数K1およびK2の算出特性を調整し、ステップS57では設定Cに適合するようにオフセットGAIN_OFSTを調整し、そしてステップS59では設定Cに適合するようにUV補正量の算出特性を調整する。
図18〜図19を参照して、ステップS61ではフラグFLGを“0”に設定し、続くステップS63では“大サイズ”の顔検出エリアを評価エリアEVAの左上の顔検出開始位置に配置する。
ステップS65では垂直同期信号Vsyncが発生したか否かを判別し、YESであればステップS67で顔枠情報テーブルTBLをクリアする。ステップS69では顔認識のための照合処理を実行し、ステップS71では人物の顔が発見されたか否かを判別する。照合処理によって顔検出枠に属する画像が人物の顔画像に相当する判別されると、ステップS71でYESと判断し、ステップS73〜S75の処理を経てステップS77に進む。これに対して、照合処理によって顔検出枠に属する画像が顔画像と異なると判別されると、ステップS71でNOと判断し、そのままステップS77に進む。
ステップS73では、現時点の顔検出枠の位置およびサイズが記述された顔枠情報を作成し、作成された顔枠情報を顔枠情報テーブルTBLに書き込む。ステップS75では、顔画像が発見されたことを表明するべく、フラグFLGを“1”に設定する。
ステップS77では、顔検出枠が評価エリアEVAの右下の顔検出終了位置に達したか否かを判別する。また、ステップS79では、顔検出枠のサイズが小サイズであるか否かを判別する。ステップS77でNOであればステップS81に進み、顔検出枠をラスタ方向に既定量だけ移動させる。移動処理が完了すると、ステップS69に戻る。
ステップS77でYESである一方、ステップS79でNOであれば、ステップS83で顔検出枠のサイズを更新する。顔検出枠の現時点のサイズが大サイズであれば、更新後のサイズは中サイズとなり、顔検出枠の現時点のサイズが中サイズであれば、更新後のサイズは小サイズとなる。ステップS85では顔検出枠を顔検出開始位置に配置し、配置処理が完了するとステップS69に戻る。なお、ステップS77およびS79のいずれもYESであれば、現フレーム上での顔検出処理は終了したとみなし、次フレームの顔検出処理に備えるべくステップS61に戻る。
以上の説明から分かるように、標準偏差算出回路54および58は、入力画像を形成する複数の画素の各々の輝度の偏差σ1およびσ2(偏り度)を、入力画像の平均輝度を参照して算出する。補正係数算出回路56は、標準偏差算出回路54によって算出された偏差σ1に基づいて、補正係数K1を調整する。補正係数算出回路60は、標準偏差算出回路58によって算出された偏差σ2に基づいて、補正係数K2を調整する。
Y補正回路72は、入力画像を形成する複数の画素の各々の輝度を、こうして調整された補正係数K1およびK2を参照して補正する。CPU36は、人物の顔画像(既定の特徴画像)の有無を含む入力画像の属性を判別して、補正係数K1およびK2の調整特性を変更する(S35, S41, S49, S55)。
つまり、Y補正回路72の補正処理のために参照される補正係数K1およびK2は、入力画像を形成する各画素の輝度の偏り度に基づいて調整される。ただし、補正係数K1およびK2の調整特性は、人物の顔画像の有無を含む入力画像の属性を判別して変更される。
したがって、輝度の偏りが人物の顔画像と異なる画像の輪郭に起因する場合、補正係数K1およびK2は、或る調整特性に従って調整される。これに対して、輝度の偏りが人物の顔画像の輪郭に起因する場合、補正係数K1およびK2は、他の調整特性に従って調整される。こうして、入力画像の属性を考慮した適応的な画質制御が実現される。
なお、この実施例では、静止画を撮影するスチルカメラを想定しているが、この発明はビデオカメラにも適用できる。
また、この実施例では、既定の特徴画像として人物の顔画像を想定しているが、既定の特徴画像はこれに限られるものではない。
この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 撮像面における評価エリアの割り当て状態の一例を示す図解図である。 (A)は大サイズを有する顔検出枠の一例を示す図解図であり、(B)は中サイズを有する顔検出枠の一例を示す図解図であり、(C)は小サイズを有する顔検出枠の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用される顔枠情報テーブルの一例を示す図解図である。 顔検出動作の一部を示す図解図である。 (A)は撮像装置によって捉えられる被写界の一例を示す図解図であり、(B)は撮像装置によって捉えられる被写界の他の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるコントラスト補正回路の構成の一例を示すブロック図である。 図7実施例に適用されるブロック輝度算出回路の動作の一部を示す図解図である。 図7実施例に適用される線形補間回路の動作の一部を示す図解図である。 輝度の標準偏差に対する補正係数の変化の一例を示すグラフである。 補正Yデータに対するUVゲインの変化の一例を示すグラフである。 (A)はYデータの補正特性の一例を示すグラフであり、(B)はUVデータの補正特性の一例を示すグラフである。 図7実施例に適用される修正ゲイン算出回路の構成の一例を示すブロック図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。
符号の説明
10 …ディジタルカメラ
16 …撮像装置
20 …カメラ処理回路
22 …コントラスト補正回路
26 …SDRAM
32 …AE/AWB評価回路
34 …AF評価回路
36 …CPU

Claims (9)

  1. 入力画像を形成する複数の画素の各々の輝度の偏り度を前記入力画像の平均輝度を参照して算出する偏り度算出手段、
    前記入力画像を形成する複数の画素の各々の輝度を前記偏り度算出手段によって算出された偏り度に基づいて補正する輝度補正手段、および
    既定の特徴画像の有無を含む前記入力画像の属性を判別して前記輝度補正手段の補正特性を変更する第1変更手段を備え
    第1サイズを有する第1ブロック毎の前記入力画像の平均輝度に相当する第1平均輝度を算出する第1平均輝度算出手段、および
    前記第1サイズよりも大きい第2サイズを有する第2ブロック毎の前記入力画像の平均輝度に相当する第2平均輝度を算出する第2平均輝度算出手段をさらに備え、
    前記偏り度算出手段は、前記第1平均輝度に対する偏り度に相当する第1偏り度を算出する第1偏り度算出手段、および前記第2平均輝度に対する偏り度に相当する第2偏り度を算出する第2偏り度算出手段を含む、画像処理装置。
  2. 前記第1変更手段が判別処理のために注目する属性は前記入力画像の平均輝度をさらに含む、請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記輝度補正手段は、前記第1偏り度に基づいて第1補正係数を調整する第1係数調整手段、前記第2偏り度に基づいて第2補正係数を調整する第2係数調整手段、および前記第1平均輝度および前記第2平均輝度に前記第1補正係数および前記第2補正係数を参照した演算処理を施す演算手段を含み、
    前記第1変更手段は前記第1係数調整手段および前記第2係数調整手段の調整特性を変更する調整特性変更手段を含む、請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 前記演算手段は、前記第2平均輝度に対する前記第1平均輝度の偏り度に相当するブロック偏り度を算出するブロック偏り度算出手段、および前記ブロック偏り度を前記第1補正係数を参照して重み付けする重み付け手段を含む、請求項記載の画像処理装置。
  5. 前記演算手段は前記重み付け手段の重み付け結果を既定値から減算する減算手段をさらに備え、
    前記調整特性変更手段は前記入力画像が前記既定の特徴画像を有するとき前記重み付け手段による重み付け量が増大するように前記第1係数調整手段の調整特性を変更する第1調整特性変更手段を含む、請求項記載の画像処理装置。
  6. 前記輝度補正手段はオフセットを加算する加算手段を含み、
    前記第1変更手段は前記オフセットの大きさを変更するオフセット変更手段を含む、請求項3ないし5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記輝度補正手段は、前記入力画像を形成する複数の画素の各々に対応するガンマ補正量を出力するガンマ補正量出力手段、および前記ガンマ補正量出力手段によって出力されたガンマ補正量を前記演算手段の演算結果を参照して修正する修正手段をさらに含む、請求項3ないし6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記入力画像を形成する複数の画素の各々の色を前記輝度補正手段によって補正された輝度を参照して補正する色補正手段、および
    前記第1変更手段の変更処理に関連して前記色補正手段の補正特性を変更する第2変更手段をさらに備える、請求項1ないしのいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 画像処理装置によって実行される画像処理方法であって、
    入力画像を形成する複数の画素の各々の輝度の偏り度を前記入力画像の平均輝度を参照して算出する偏り度算出ステップ、
    前記入力画像を形成する複数の画素の各々の輝度を前記偏り度算出ステップによって算出された偏り度に基づいて補正する輝度補正ステップ、および
    既定の特徴画像の有無を含む前記入力画像の属性を判別して前記輝度補正ステップの補正特性を変更する変更ステップを備え
    第1サイズを有する第1ブロック毎の前記入力画像の平均輝度に相当する第1平均輝度を算出する第1平均輝度算出ステップ、および
    前記第1サイズよりも大きい第2サイズを有する第2ブロック毎の前記入力画像の平均輝度に相当する第2平均輝度を算出する第2平均輝度算出ステップをさらに備え、
    前記偏り度算出ステップは、前記第1平均輝度に対する偏り度に相当する第1偏り度を算出する第1偏り度算出ステップ、および前記第2平均輝度に対する偏り度に相当する第2偏り度を算出する第2偏り度算出ステップを含む、画像処理方法。
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