JP2006017875A - ポリゴンスキャナモータ - Google Patents

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Katsunori Sakuragi
克則 桜木
Toshiyuki Wada
敏之 和田
Shoei Matsuo
昭英 松尾
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Abstract

【課題】ポリゴンスキャナモータにおいて、部品点数の低減・薄型化・小型化を解決し、スペースの有効利用や再利用ができるポリゴンスキャナモータを得ることを目的とする。
【解決手段】ミラー押さえバネ10の内径に数ヶ所の突起12を設け、ボス2にこの突起12が通るための数本の縦溝13と一本の横溝14を設ける。ボスのミラー挿入部にポリゴンミラーの内径を挿入し、ミラー押さえバネ10の突起部12とボスの縦溝13を合わせ、所定の治具を用い、ミラー押さえバネ10をポリゴンミラー5に押さえつける。ミラー押さえバネ10の弾性でポリゴンミラー5を押さえ、この状態でミラー押さえバネ10を回転させる。そうすることでミラー押さえバネ10の突起部12が、縦溝13から横溝14に移動し、所定治具の荷重を取り除くことでポリゴンミラーが所定の位置に所定の加圧力で固定される。
【選択図】図1

Description

本発明はポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンスキャナモータに関するものである。
従来、ポリゴンスキャナモータとしては、例えば実用新案文献1に記載されているようなものがあった。図4は前記実用新案文献1に記載された従来のミラー押さえバネを示している。図4においてミラー押さえバネ154の上面図と正面図を表しており、ミラー押さえバネの内側には、挿通孔153を有し、挿通孔153は、ミラー押さえバネ154の芯出しの役目をもつ、更にスリット155を設け、数ヶ所の切り起こし部157を設けている。ポリゴンスキャナモータの回転部に支持されたポリゴンミラーをその回転部に固定されたミラー押さえバネで押さえるようにしてあるミラー押さえ装置であり。板状のその押さえ板にスリット155を設けて部分的かつ弾性的に切り起こし、この切り起こし部157を戻すようにして回転部にネジで固定されている。切り起こし部157が押え板に戻されて空所が生じ難くなり、回転時に空気の巻き込みが抑えられる一方、切り起こし部157の戻し押さえ付けによってポリゴンミラーが弾性的に押さえつけられ、騒音を小さくすることができる。
実開平6−4729号公報(第2−7頁、図1−図5)
しかしながら、上記従来の構成では、ミラー押さえと取り付けするためのネジが必要となり、部品点数を少なくすることができない。また、ミラー押さえを取り付け固定するためのスペースが必要となり、小型化には向かないという課題があった。また、ミラー押さえを固定する方法として止め輪等の構造部材で固定することもあるが、内径が大きくなると工具を挿入する穴及び回りの形状が大きくなるため、1回転1回のアンバランスが悪化し、バランス修正量の増加や、風切りによる1回転1回成分の騒音が悪化するという課題がある。本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、部品点数を削減し、ミラー押さえを固定するネジや構造部材が不要となり、スペースの有効利用を図ることができる。分解可能であり、ポリゴンミラーやミラー押さえバネの再利用ができるポリゴンスキャナモータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明のポリゴンスキャナモータは、ミラー押さえバネの内径に数ヶ所の突起を設け、ボスにこの突起が通るための数本の縦溝と一本の横溝を設ける。ボスのミラー挿入部にポリゴンミラーの内径を挿入し、ミラー押さえバネの突起部とボスの縦溝を合わせ、所定の治具を用い、ミラー押さえバネをポリゴンミラーに押さえつける。ミラー押さえバネの弾性でポリゴンミラーを押さえ、この状態でミラー押さえバネを回転させる。そうすることでポリゴンミラーの突起部が、縦溝から横溝に移動し、所定治具の荷重を取り除くことでポリゴンミラーが所定の位置に所定の加圧力で固定される。
本発明のポリゴンスキャナモータによれば、部品点数を少なくし、また、ミラー押さえを固定するための構造部材が不要のため、そのスペースが不要となり薄型化、小型化が図れる。また、分解可能であり、ポリゴンミラーやミラー押さえバネ、ボス等の再利用が図れる。更に、モータを回転させた特性上においても、アンバランスを悪化させない取り付け方法であり、バランス修正量の低減が図れる。騒音や振動に関しても1回転1回成分を低下させることができ、優れたポリゴンスキャナモータが得られる。また環境変化による
ポリゴンミラーの移動もなく、バランス変化も十分満足するポリゴンスキャナモータが得られる。
(実施の形態1)
図1(a)は本発明の実施の形態1に係るポリゴンスキャナモータの上面図であり、図1(b)は断面図である。
図1において、多面鏡であるポリゴンミラー5を有し、その回転支持するためのシャフト1の周囲を囲み回転するボス2を嵌合し、シャフト1又はボス2のいずれかに動圧発生溝が形成されている。回転することによって動圧発生溝で圧力が発生し、ボス2を非接触状態で支持する。ボス2の上部にはスラスト板11が取り付けられスラスト方向の軸受となっている。ボス2には、モータを駆動するためのロータマグネット7がロータフレーム6を介して固定されており、対向した位置に巻線9を有するステータコア8を配置し、ハウジング3を介して取り付け基準となる基板4にかしめ工法にて取り付けられている。ハウジング3にシャフト1をネジ16にて固定する。
図2は本発明の実施の形態1に係るポリゴンスキャナモータのポリゴンミラー取り付けを表した斜視図である。この図を用い、ポリゴンミラー5の取り付け方法を説明する。
図2において、ボス2には数ヶ所の縦溝13と一本の横溝14が設けられている。一方ミラー押さえバネ10の内径部には数ヶ所の突起部12を設け、突起部12は、溝のガイドとポリゴンミラー5に加圧力を加え、更に固定する役目を持っている。取り付け方は、ボス2の外周部15にポリゴンミラー5の内径部を挿入する。ミラー押さえバネ10の突起部12とボス2の縦溝13を合わせ、所定の治具を用い、ミラー押さえバネ10をポリゴンミラー5に押さえつける。ミラー押さえバネ10の弾性でポリゴンミラー5を押さえ、この状態でミラー押さえバネ10を回転させる。そうすることでミラー押さえバネ10の突起部12が、縦溝13から横溝14に移動し、所定治具の荷重を取り除くことでポリゴンミラーが所定の位置に所定の加圧力で固定される。ミラー押さえバネ10の突起部12は、移動量17の通りに移動する。このようにすることによって簡単にポリゴンミラー5を取り付けることができる。ミラー押さえバネ10は皿バネをベースに設計され、スリット等をつけることで荷重特性のフラットなバネ設計ができる。ミラー押さえバネ10の外周部全周にわたりポリゴンミラー5の端面に均等に加圧力を加え、内側の数ヶ所の突起部12がボス2に突張って固定される。環境変化があっても突起部12がボス2にしっかりと固定し、ミラー押さえバネ10の外周部は、プレス工程でせん断されたせん断面のエッジでポリゴンミラー5の端面部を押さえることでポリゴンミラー5の移動は無く、バランスが悪化することはない。なお、シャフト1が軸固定の場合、ミラー押さえバネの内径が大きくなり、本発明が有効であるが、シャフト1を回転軸にしても同じ効果が得られる。また、縦溝13は螺旋状に形成し、回転させながらミラー押さえバネ10を取り付けても同じ効果が得られる。
図3は従来と本発明の騒音周波数分析比較データである。従来のポリゴンスキャナモータの騒音周波数分析データ図3(a)と本発明の実施の形態1に係るポリゴンスキャナモータの騒音周波数分析データ図3(b)を表示している。共にバランスは同じレベルで修正したものでデータ採取したものである。
このデータの従来のポリゴンスキャナモータは、ミラー押さえバネをCリングで固定した場合のデータを用いており、従来と本発明のレーザスキャナモータは実際にレーザスキャナユニットの内部にポリゴンスキャナモータを取り付け水平距離で1mにマイクを設置し、42000min-1で回転させ測定したデータである。
従来のポリゴンスキャナモータは、1回転1回成分とその高次成分である1回転2回成分にピュアトーンが発生しており、トータルの騒音レベルは55.0dBである。一方、本発明のポリゴンスキャナモータは、Cリングの取り付け部突起の風切りによる1回転1回成分や1回転2回成分のピュアトーンはなくなる。トータルの騒音レベルも49.9dBとなり、約5dBの効果が見られる。騒音に関しても本発明の低減効果は明らかであり、優れたポリゴンスキャナモータが得られる。
本発明のポリゴンスキャナモータは、部品点数の低減・薄型化・小型化や分解可能なため、再利用できるポリゴンスキャナモータとして有用である。
本発明の実施の形態1に係るポリゴンスキャナモータ、(a)はその上面図、(b)はその断面図 本発明の実施の形態1に係るポリゴンスキャナモータのポリゴンミラー取り付けを表した斜視図 騒音周波数分析データを示すグラフ、(a)は従来のポリゴンスキャナモータのグラフ、(b)は本発明の実施の形態1に係るポリゴンスキャナモータのグラフ 実用新案文献1に記載された従来のミラー押さえバネ、(a)はその上面図、(b)はその正面図
符号の説明
1 シャフト
2 ボス
3 ハウジング
4 基板
5 ポリゴンミラー
6 ロータフレーム
7 ロータマグネット
8 ステータコア
9 巻線
10、154 ミラー押さえバネ
11 スラスト板
12 突起部
13 縦溝
14 横溝
15 外周部
16 ネジ
17 移動量
153 挿通孔
155 スリット
157 切り起こし部

Claims (1)

  1. 巻線を巻装し、前記巻線に対向配置してロータフレームに取り付けられ、多極着磁されたロータマグネットと、多面鏡であるポリゴンミラーを備え、前記ポリゴンミラーを取り付けるボスと、前記ポリゴンミラーを固定するミラー押さえバネを備え、前記ミラー押さえバネは、内径部に数ヶ所の突起部を設け、前記ボスには縦溝と横溝が形成され、前記ミラー押さえバネの突起部は、前記ボスの縦溝に挿入し、バネ圧で保持しながら回転させることによって前記ポリゴンミラーを固定することを特徴としたポリゴンスキャナモータ。
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