JP2006017325A - 炬燵温度制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 蓄熱材による蓄熱効果を利用して温度制御を効率的に行い、ヒーターへの出力値を低減させて節電、省エネ効果が図れる炬燵温度制御装置を提供する。
【解決手段】 温度が所定温度範囲より低下したこと検出してヒーター24に通電し、温度が所定温度範囲より上昇したことを検出してヒーター24への電流を遮断するサーモスタット(30、図2)を備えた炬燵やぐら内を所定温度範囲に保持するように構成した炬燵温度制御装置において、前記サーモスタット30による温度検出部30Aをヒーター24近傍に配設した蓄熱材4に臨接させたことにより、蓄熱材4による蓄熱効果を反映させて温度低下の遅れを正確に検出してサーモスタット30による温度制御を精密に行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、温度が所定温度範囲より低下したこと検出してヒーターに通電し、温度が所定温度範囲より上昇したことを検出してヒーターの電流を遮断するサーモスタットを備えた炬燵やぐら内を所定温度範囲に保持するように構成した炬燵温度制御装置に関する。
炬燵は足周りのみを温熱するという健康的で典型的な省エネ暖房器具として古くから我が国において用いられてきた。炬燵は大別して、囲炉裏から発展した熱源を掘り下げた床面に設置した古来の堀炬燵と、近年の住宅事情から炬燵やぐらに熱源を設置した置炬燵とに分けられる。いずれの場合も、炬燵やぐら内あるいは炬燵やぐらの下方に設置された熱源にて発生した熱の放散は、通常、炬燵やぐらと炬燵板との間に介在される炬燵ふとんや炬燵用内カバーによって包囲されて抑制される。これらの炬燵ふとんや炬燵用内カバーにより、熱源で発生した熱をやぐら内に蓄熱して使用者の足周りを効果的に温めることができる。
ところが、これらの炬燵用ふとんや炬燵用カバーによる保温および蓄熱は、通常、毛布や布団等の布地自体の蓄熱・保温機能のみに依存しており、充分な蓄熱・保温機能が得られなかった。そのため、炬燵のヒーター等の熱源自体に蓄熱素子を付設して、熱源の蓄熱・保温機能を高めるように構成したものが提案された(例えば下記特許文献1参照)。
特開平11−237124号公報(請求項1参照)。
前記特許文献1に開示された温風式電気炬燵は、枠体に取り付けたヒーターユニットは、図11に示すように、蓄熱型ヒーター110、110(絶縁物としてマグネシアを封入した熱容量の大きい遠赤外線を輻射するシーズヒーターや、レンガ等のセラミックあるいは陶器等を用いたもの等)と、ファンモータ111と、交流電源の印加検出回路115と、この印加検出回路115により交流電源が印加状態から印加されていない状態を検出したときに、前記ファンモータ111を所定時間回転させる蓄勢手段(二次電池)117を備えたことを特徴とするもので、蓄熱型ヒーター110を用いて身体を内部から暖めるものであって、前記ヒーター110への通電を完全にオフにした後であっても、ファンモータを回転させてヒーターユニット内部の温度上昇を防止することができる。
しかしながら、前記従来の蓄熱型ヒーターを備えた温風式電気炬燵では、絶縁物としてのマグネシアやレンガあるいは陶器等を使用して、ある程度の蓄熱効果は得られるものの、ヒーター自体は単なる蓄熱機能を有するに留まっていた。したがって、ある程度の省エネ効果は得られるものの、蓄熱材が温度制御に関して積極的な役割を有する訳ではなく、格別な省エネ効果は期待できなかった。
そこで本発明は、前記従来の蓄熱型ヒーターの課題を解決して、蓄熱材による蓄熱効果を利用して温度制御を効率的に行い、ヒーターへの出力値を低減させて節電、省エネ効果が図れる炬燵温度制御装置を提供することを目的とする。
そのため本発明は、温度が所定温度範囲より低下したこと検出してヒーターに通電し、温度が所定温度範囲より上昇したことを検出してヒーターへの電流を遮断するサーモスタットを備えた炬燵やぐら内を所定温度範囲に保持するように構成した炬燵温度制御装置において、前記サーモスタットによる温度検出部をヒーター近傍に配設した蓄熱材に臨接させたことを特徴とする。また本発明は、前記サーモスタットは、炬燵やぐら内に係止され使用者の存在を検出して通電を開始する人感センサー手段内に設置されたことを特徴とする。また本発明は、前記ヒーターに対する通電出力について、出力100%の運転時間t1と出力80〜90%の運転時間t2との比率を調整する出力値制御手段を設けたことを特徴とする。また本発明は、前記炬燵コントローラーにマイナスイオン発生手段を設けたことを特徴とするもので、これらを課題解決のための手段とするものである。
本発明では、温度が所定温度範囲より低下したこと検出してヒーターに通電し、温度が所定温度範囲より上昇したことを検出してヒーターへの電流を遮断するサーモスタットを備えた炬燵やぐら内を所定温度範囲に保持するように構成した炬燵温度制御装置において、前記サーモスタットによる温度検出部をヒーター近傍に配設した蓄熱材に臨接させたことにより、蓄熱材による蓄熱効果を反映させて温度低下の遅れを正確に検出してサーモスタットによる温度制御を精密に行うことができる。
また、前記サーモスタットが、炬燵やぐら内に係止され使用者の存在を検出して通電を開始する人感センサー手段内に設置された場合は、温度検出部であるサーモスタット自体は、炬燵内の平均温度を検出できる炬燵やぐら内に係止された人感センサー手段内に配置して炬燵内の平均温度を検出することを可能にするとともに、温度検出部をヒーター近傍に配設した蓄熱材に臨接させたことによって、ヒーター通電中で蓄熱材への蓄熱中には蓄熱効果を反映した温度低下の遅れを正確に検出することができる。
さらに、前記ヒーターに対する通電出力について、出力100%の運転時間t1と出力80〜90%の運転時間t2との比率を調整する出力値制御手段を設けた場合は、蓄熱材による蓄熱効果を反映させて温度低下の遅れを正確に検出してサーモスタットによる温度制御を行う際に、蓄熱材の存在による温度低下の遅れ分により、出力80〜90%の運転時間t2の比率を出力100%の運転時間t1に対して大きく採ることが可能になり、省エネ効果が期待できる。しかもその調整は手元の炬燵コントローラーにより簡便にできる。さらにまた、前記炬燵コントローラーにマイナスイオン発生手段を設けた場合は、運動不足になりがちな炬燵使用時の心身のリフレッシュが容易にできる。
以下、本発明の炬燵温度制御装置の1つの実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の炬燵温度制御装置を備えた炬燵ユニットの底面斜視図、図2は人感センサー手段の取付状態を示す斜視図および側面図、図3は蓄熱材を組み込んだ炬燵におけるヒーターユニットの分解底面斜視図、図4は蓄熱材をやぐら上部に設置した炬燵の分解底面斜視図、図5はフィルム状の蓄熱材を設置した炬燵の分解底面斜視図、図6は炬燵コントローラーの正面図、図7は出力値制御状態を示す時間−温度関係図、図8は蓄熱材の有無と時間−温度関係図、図9は本発明の炬燵温度制御装置の電気回路例図、図10は出力値制御手段のブロック構成図である。本発明の炬燵温度制御装置の基本的な構成は、図1に示すように、温度が所定温度範囲より低下したこと検出してヒーター24に通電し、温度が所定温度範囲より上昇したことを検出してヒーター24への電流を遮断するサーモスタット(人感センサー3内)を備えた炬燵やぐら6内を所定温度範囲に保持するように構成した炬燵温度制御装置において、前記サーモスタットによる温度検出部30Aをヒーター24近傍に配設した蓄熱材4に臨接させたことを特徴とする。
以下、詳細に説明する。図1は本発明の炬燵温度制御装置の1つの実施例を備えた炬燵ユニットの底面斜視図で、炬燵やぐら6は4本の脚部62により起立されて床面上に設置される。炬燵やぐら6のヒーター取付枠体60下部にヒーターユニット2が設置される。図3に示すように、ヒーターユニット2の上部には蓄熱材4が介設される。蓄熱材4としては、セラミックス、陶器等適宜の素材が採用され得る。図1に示すように、ヒーターユニット2内にはハロゲンランプ等のヒーター24が配設される。ヒーターユニット2の側面にはプラグ受け59が設けられ、該プラグ受け59には、図1の下図に示したような、電源プラグ63と器具用プラグ61との間に人感センサー手段3と炬燵コントローラー1等を途中に設置した電源コード10の前記器具用プラグ61が差し込まれる。
図4は蓄熱材4をやぐら6の上部に設置した炬燵の分解底面斜視図である。蓄熱材4はやぐら6とほぼ同一の投影面積を有しており、やぐらと一体に組み付けられて高い蓄熱および保温効果を発揮する。図5はフィルム状の蓄熱材4を設置した炬燵の分解底面斜視図である。本変形例では、蓄熱材4がフィルム状のものから構成されたもので、図4の例と同様に、やぐらと一体に組み付けられる。フィルム状の蓄熱材4自体の蓄熱・保温機能に加えて、フィルム上部に空気の保温層が形成されて、省エネ効果が向上する。なお、蓄熱材4としては、レンガ等のセラミックあるいは陶器等を用いたもの等のように、単に蓄熱機能を有する素材の他、例えば、三菱製紙による公知の蓄熱カプセル含浸法により得られるところの、粒径1〜50μmの範囲の耐熱性の高い丈夫な合成樹脂製のカプセル内に、有機系の潜熱蓄熱材が充填されたもの等の使用される。蓄熱カプセル含浸法では、外部からの加熱、冷却によって、カプセル内の熱蓄熱材が融解、凝固を繰り返すもので、潜熱を利用して加熱の際の蓄熱と、放熱の際の保温がなされるもので、効果的な保温作用も加わる。
図2は人感センサー手段3の取付状態を示す斜視図および側面図で、炬燵やぐら6の脚部62の掛け金具に係止されたコード用フック64を用いて、人感センサー手段3が設置される。該人感センサー手段3は、3芯ケーブルB17によって炬燵コントローラー1と接続され、3芯ケーブルC35によって前記器具用プラグ61と接続される。また、センサーケーブル40により人感センサー手段3におけるサーモスタット30と蓄熱材4の近傍に臨接された温度検出部30Aとが接続される。人感センサー手段3の表面には、サーモスタット30の他に、集電型赤外線センサーIC31が設けられ炬燵使用者の体温を感知してヒーター24への通電を行うように構成される。また、符号36は人感センサー手段3の動作を行うオン・オフスイッチ、符号37は該スイッチ36による動作表示灯(LED)である。人感センサー手段3をオフすることによって、通常の炬燵コントローラ1を備える電源コード10として機能する。サーモスタット30は動作する。人感センサー手段3のケース39の基板上には後述する人感センサー手段3の制御回路32が配設される。
図6は炬燵コントローラーの正面図で、炬燵コントローラー1の最上部にはコロナ放電方式や電子放射方式等によりマイナスイオンを発生させるマイナスイオン発生手段5が配置され、マイナスイオンボタン73の押下により動作させることができる。動作中はマイナスイオンランプ71が点灯する。通電開始時期はオンタイマーボタン77のロータリー押下にて例えば6〜9時間後に設定できる。オンタイマーランプ76により確認する。ヒーターランプ78によりヒーターへの通電が確認できる。速暖ボタン74の押下により急速加熱を行うことができ、速暖ランプ79により確認される。省エネボタン75の押下により後述する省エネモードを行うことができ、省エネランプ80により確認される。省エネボタン75の押下による省エネモードでは、温度調節つまみ72の回動により、出力80〜90%の運転時間t2の比率を出力100%の運転時間t1に対して調節するところの、後述する出力値制御が行われる。
図7は出力値制御状態を示す時間−温度関係図である。前記炬燵コントローラー1における省エネボタン75を押下した上で、温度調節つまみ72を調節することで、出力80〜90%の運転時間t2と出力100%の運転時間t1との割合を調節する。出力80〜90%の運転時間t2を長くすると節電効果が大きくなり省エネに寄与する。出力100%の運転時間t1を長くすると節電効果は小さくなる。この温度調節つまみ72の調節により温度上昇の立上り具合と省エネの程度を選定することになり、ひいては炬燵内温度の設定がなされる。速暖ボタン74を押下することによって、出力80〜90%の運転時間t2をゼロとし、出力100%の運転時間t1のみとされる。
図8は蓄熱材の有無と時間−温度関係図である。前述したように、本発明の炬燵温度制御装置では蓄熱材4を温度制御に取り込むことにより、効果的な省エネ温度制御を行うものである。図8において、蓄熱材4のない従来のものでは、ヒーターの通電が遮断されると、点線のように時間t0の間に温度T1の温度低下が見られる。蓄熱材4がある場合には、ヒーターの通電が遮断されると、実線のように時間t0の間に温度T1−T2と僅かに低下する。蓄熱材4が冷えきると、温度はT2から徐々に低下していく。この蓄熱材による温度の低減抑制機能を利用して炬燵内温度の省エネ効果を向上させることができる。つまり、前記出力80〜90%の運転時間t2の比率を高めても充分な炬燵内温度を維持することができる。
本発明の主要な構成要件であるところの、前述のサーモスタット30における温度検出部30Aをヒーター近傍に配設した蓄熱材4に臨接させたことにより、蓄熱材4による蓄熱効果を反映させて温度低下の遅れを正確に検出してサーモスタット30による温度制御を精密に行うことができる。その際、温度低下の遅れ(抑制)に起因して自動的に出力80〜90%の運転時間t2の比率を高める省エネ運転がなされる。省エネボタン75の押下解除等により、出力80〜90%の運転時間t2の通電時間比率を調節するように構成することもできるし、また、炬燵コントラーラー1における温度調節つまみ72の調節により、出力値自体を調節する(出力90〜95%運転や出力75〜80%運転等)ように構成することもできる。また、省エネボタン75の押下解除等によって、サーモスタット30と蓄熱材4に臨接させた温度検出部30Aとを遮断して、人感センサー手段3が配設された炬燵脚部62近傍の平均的な炬燵内温度をサーモスタット30自体が検出するようにして、蓄熱材4の影響の少ない部位にて通常温度制御に近い温度制御をすることも可能に構成される。
図9は本発明の炬燵温度制御装置の電気回路例図である。回路は図面左側から順に、炬燵コントローラー1部、人感センサー手段3部およびヒーターユニット2部とから構成される。電源スイッチ11がオンすると、ヒーターユニット2がオンし、ファンモータ23が回転する。同時に出力値制御手段7により選定された出力値(80〜90%の運転時間t2と出力100%の運転時間t1との通電時間比率t2/t1あるいは適宜の出力%による運転時間t2の出力値)により、ポジスタ27、固定抵抗器26、コンデンサ29と双方向トリガ素子25によって定められたタイミングでトライアック22のアノード・カソード間が導通して、ヒータ24が位相制御されて電力制御がなされる。
炬燵コントローラー1とヒーターユニット2との間に、人感センサー手段3が3芯ケーブルB17と3芯ケーブルC35とで接続され、それらのケーブルの中、WT1接続線とWT2接続線との間に人感センサーIC31の動作によってオン・オフ制御されるリレー接点34を設けて、ヒーターユニット2をオン・オフ制御している。炬燵やぐら内で人が動くと、集電型赤外線センサーIC31の出力がHIGHパルスを発生し、人感センサー制御回路32によりリレーコイル33が励磁されてリレー接点34が閉じてヒーターユニット2が通電される。人が炬燵から出ると、人感センサー制御回路32内において図示省略の発信周波数がカウントを開始し、内蔵フリップ・フロップが所定段にて分周し、所定時間が過ぎてフリップ・フロップがオーバーフローすると、出力端子がLOW、トランジスタがオフしてリレーコイル34が無励磁され、リレー接点34が開放してヒーターユニット2がオフされる。
また、人感センサー制御回路32内では、サーモスタット30における検出温度に応じてヒーターユニット2のオン・オフを制御する。サーモスタット30における温度検出部30Aをヒーター近傍に配設した蓄熱材4に臨接させてある。温度検出部30Aとサーモスタット30部とは、センサーケーブル40により接続される。これにより、蓄熱材4による蓄熱効果を反映させた温度低下の遅れを正確に検出してサーモスタット30による温度制御を精密に行うことができる。その際、温度低下の遅れ(抑制)に起因して自動的に出力80〜90%の運転時間t2の比率を高める省エネ運転を行うことができる。前述したように、温度検出部30Aとサーモスタット30部とは、人感センサー制御回路32内の省エネボタン75(図4)の押下解除等によって、遮断することも可能で、人感センサー手段3が配設された炬燵脚部62(図2)近傍の平均的な炬燵内温度をサーモスタット30自体が検出するようにして、蓄熱材4の影響の少ない部位にて通常温度制御に近い温度制御をすることも可能である。
図9に示すように、炬燵コントローラー1内には、マイナスイオン発生手段5が設置されており、マイナスイオンボタン73の押下によりコロナ放電方式や電子放射方式等によりマイナスイオンを発生させることができる。動作中はマイナスイオンランプ71(図4)が点灯する。これにより、通常は炬燵外に置かれる炬燵コントローラー1から発生したマイナスイオンにより、部屋の空気を活性化させて、人体に対して、精神の安定化、疲労回復効果等がある。
図10は、前記炬燵コントローラー1内に配設された出力値制御手段7のブロック構成図である。80〜90%の運転時間t2と出力100%の運転時間t1との通電時間比率t2/t1を設定して出力値をヒーターユニット2に出力するには、あるいは適宜の出力%による運転時間t2を設定して出力値をヒーターユニット2に出力するには、温度調節つまみ72を調節することで、制御回路における通電比率t2/t1の調整を行い、ヒーターユニット2への出力値の割振りがなされて、80〜90%の省エネ運転から出力100%の運転(速暖運転)までの間で、出力値制御を行うことが可能となる。
以上、本発明の実施例について説明してきたが、本発明の趣旨の範囲内にて、ヒーターの形状(角形、円形等)、形式(ハロゲンランプ等)、サーモスタットの形状、形式(離れた部位にある蓄熱材に臨設させた温度検出部とサーモスタットが設置された炬燵内平均温度の温度検出とを分離することも可能)、炬燵の形状、形式(置き炬燵、堀炬燵等)、蓄熱材の形状、形式および材質(レンガ等のセラミックあるいは陶器等)、人感センサー手段の形状、形式(赤外線センサー等)およびその炬燵内における配置部位(脚部を好適とするがやぐら天板の隅部等でもよい)、出力値制御手段の形状、形式、炬燵コントローラーの形状(各種ボタン、ランプ等の配置形態)、形式、マイナスイオン発生手段の形状、形式(コロナ放電方式や電子放射方式等)等については適宜選定することができる。
本発明の炬燵温度制御装置を備えた炬燵ユニットの底面斜視図である。 同、人感センサー手段の取付状態を示す斜視図および側面図である。 同、蓄熱材を組み込んだ炬燵におけるヒーターユニットの分解底面斜視図である。 同、蓄熱材をやぐら上部に設置した炬燵の分解底面斜視図である。 同、フィルム状の蓄熱材を設置した炬燵の分解底面斜視図である。 同、炬燵コントローラーの正面図である。 同、出力値制御状態を示す時間−温度関係図である。 蓄熱材の有無と時間−温度関係図である。 同、本発明の炬燵温度制御装置の電気回路例図である。 同、出力値制御手段のブロック構成図である。 従来の温風式電気炬燵の電気回路図である。
符号の説明
1 炬燵コントローラー
2 ヒーターユニット
3 人感センサー手段
4 蓄熱材
5 マイナスイオン発生手段
6 炬燵やぐら
7 出力値制御手段
8 炬燵板
11 電源スイッチ
23 ファンモータ
24 ヒーター
30 サーモスタット
30A 温度検出部
31 集電型赤外線センサーIC
40 センサーケーブル
59 プラグ受け
60 ヒーター取付枠
61 器具用プラグ
62 炬燵脚部
64 コード用フック
72 温度調節つまみ
73 マイナスイオンボタン

Claims (4)

  1. 温度が所定温度範囲より低下したこと検出してヒーターに通電し、温度が所定温度範囲より上昇したことを検出してヒーターへの電流を遮断するサーモスタットを備えた炬燵やぐら内を所定温度範囲に保持するように構成した炬燵温度制御装置において、前記サーモスタットによる温度検出部をヒーター近傍に配設した蓄熱材に臨接させたことを特徴とする炬燵温度制御装置。
  2. 前記サーモスタットは、炬燵やぐら内に係止され使用者の存在を検出して通電を開始する人感センサー手段内に設置されたことを特徴とする請求項1に記載の炬燵温度制御装置。
  3. 前記ヒーターに対する通電出力について、出力100%の運転時間t1と出力80〜90%の運転時間t2との比率を調整する出力値制御手段を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の炬燵温度制御装置。
  4. 前記炬燵コントローラーにマイナスイオン発生手段を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の炬燵温度制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103062833A (zh) * 2012-12-29 2013-04-24 遵义雪阳电器有限公司 一种智能控温节能型电暖炉

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