JP2004317001A - 電気機器 - Google Patents

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JP2004317001A
JP2004317001A JP2003110048A JP2003110048A JP2004317001A JP 2004317001 A JP2004317001 A JP 2004317001A JP 2003110048 A JP2003110048 A JP 2003110048A JP 2003110048 A JP2003110048 A JP 2003110048A JP 2004317001 A JP2004317001 A JP 2004317001A
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Toshiaki Tanaka
敏明 田中
Hiromitsu Natsume
弘光 夏目
Akimasa Shintaku
彰昌 新宅
Kenshiro Nagata
賢司郎 永田
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Abstract

【課題】身体の健康に良いマイナスイオンを発生する電気機器を提供すること。
【解決手段】商用電源の電源コンセントに電源プラグ14を接続している状態で、コントローラ10の運転スイッチ15を操作すると電気ヒータ3、送風機および人体センサー11に電源が供給され、ダイヤルを回すことにより、電気ヒータ3は感熱抵抗素子の感知温度と温度調節ボリュームの設定によって電力供給量が制御されることで電気こたつ1内の温度がほぼ一定に保たれる。また、送風機により電気ヒータ3により暖められた暖気が電気こたつ1内の暖房空間A内を循環する。そして、この運転スイッチ15が操作された状態下で選択スイッチ17を閉成すると、マイナスイオン発生器16に電源が供給されてマイナスイオンが発生し、コントローラ10に開設した開口10Aを介して室内に放出される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コントローラにより制御される電気機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コントローラにより制御される電気機器、例えばリモートコントローラにより制御される電気こたつは、特開2001−12750号公報に開示されている。また昨今、マイナスイオンは、細胞を活性化して免疫力の向上、精神の安定、疲労感の軽減などの効果があることが広く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記の点に鑑み、身体の健康に良いマイナスイオンを発生する電気機器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため第1の発明は、コントローラにより制御される電気機器において、前記コントローラ内部にマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生器を内蔵したことを特徴とする。
【0005】
また第2の発明は、コントローラにより制御される電気機器において、前記コントローラにマイナスイオン発生スイッチを設けると共に、内部にマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生器を内蔵したことを特徴とする。
【0006】
また第3の発明は、コントローラにより制御される電気機器において、前記コントローラ内部に電源を供給するための電源投入スイッチに連動してオン・オフすると共にマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生器を内蔵したことを特徴とする。
【0007】
更に第4の発明は、第1乃至第3の発明において、前記コントローラが有線式は無線式であることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図1および図2に基づき、本発明の第1の実施の形態について、電気機器、例えば電気こたつを例として説明する。先ず、図1において、1は電気カーペットなどの略中央に載置される電気こたつで、矩形をなす本体型枠2内に設けた天板の略中央下部に下方から吸込んだ空気を放射状に水平方向に送風する送風機及び例えば石英管の中に通電により赤熱するタングステン線ヒータを内蔵しハロゲン化合物、不活性ガスを封入した電気ヒータ3を備えている。
【0009】
前記本体型枠2をこの4隅に配した支持脚4により床面上に支持することで暖房空間Aを形成している。また、この本体型枠2の上部には支持脚4の外側を覆うこたつ布団5を介して卓板6を載置している。
【0010】
そして、電気こたつ1の暖房空間A内に足や身体を入れたときに前記電気ヒータ3に直接触れて火傷などが起こるのを防止する網目状の保護カバー(図示せず)が設けられ、この保護カバー内に設けた感熱抵抗素子の抵抗と後述する有線式のコントローラ10内に設けた温度調節ボリュームで設定された抵抗の合成抵抗により前記電気ヒータ3への電力供給量を制御し温度調節がなされる。また、保護カバー内には安全保護のための温度ヒューズ(図示せず)が設けられ、この保護カバー9内の空間が異常過熱温度の状態になった場合に作動して前記電気ヒータ3や送風機への通電を遮断する。
【0011】
11は暖房空間A内における人体(使用者)を検出するためのセンサーとしての赤外線センサーから構成される人体センサーで、1つの支持脚4の内方である暖房空間A側にに着脱自在に固定され、かつ暖房空間Aの対角線上にある支持脚4に向けて対向する位置に配置している。
【0012】
12は電源を電気ヒータ3に供給する電源線で、一端を負荷としての電気ヒータ3および送風機と接続する負荷側プラグ13に接続すると共にその途中に人体センサー11およびコントローラ10を介して他端をAC100Vの商用電源の電源コンセント(図示せず)に接続するための電源プラグ14に接続している。
【0013】
また図2に示すように、前記コントローラ10は、ダイヤルを回すことにより電気こたつ1の運転を開始させたり、強弱を選択したり、停止させたり選択切換えるための運転スイッチ15と、その下部にはコントローラ10内部に内蔵されたマイナスイオン発生器16によりマイナスイオンを発生させるか否かを選択する選択スイッチ17、速暖スイッチ18及び速暖スイッチ18による速暖運転の旨を表示する速暖ランプ19、その下部に省エネスイッチ20及び省エネスイッチ20による省エネ運転の旨を表示する省エネランプ21、その下部には運転スイッチ15による運転状態を表示する運転ランプ22が設けられている。そして、運転スイッチ15が操作されることで電気ヒータ3、送風機および人体センサー11に電源が供給されるように構成されており、この運転スイッチ15が操作された状態下で前記選択スイッチ17の閉成によりマイナスイオン発生器16に電源が供給されてマイナスイオンが発生し、コントローラ10に開設した開口10Aを介して室内に放出するように構成される。
【0014】
なお、このマイナスイオン発生器16は電気式であり高電圧が印加された針電極(金属)から電子が周囲の空中に放出され、その電子が空気中の中性分子に付着してマイナスイオンを生成するものである。
【0015】
次に、上述する構成による電気こたつ1の動作について説明する。商用電源の電源コンセントに電源プラグ14を接続している状態で、コントローラ10の運転スイッチ15を操作すると電気ヒータ3、送風機および人体センサー11に電源が供給され、ダイヤルを回すことにより、前記電気ヒータ3は感熱抵抗素子の感知温度と温度調節ボリュームの設定によって電力供給量が制御されることで電気こたつ1内の温度がほぼ一定に保たれる。また、送風機により電気ヒータ3により暖められた暖気が電気こたつ1内の暖房空間A内を循環する。
【0016】
そして、この運転スイッチ15が操作された状態下で前記選択スイッチ17を閉成すると、マイナスイオン発生器16に電源が供給されてマイナスイオンが発生し、コントローラ10に開設した開口10Aを介して室内に放出される。従って、電気こたつ1の使用者の近くでマイナスイオンが発生して、これを浴することができるから、使用者の身体の健康に良い効果がある。
【0017】
また人体センサー11は、運転スイッチ15の操作により電源が供給されると暖房空間A内での人体が発する赤外線を検出することで、この空間A内での使用者の有無検出を開始する。そして、赤外線入射量が連続して所定時間(例えば30分間)変化しない時には使用者が不在であると制御回路が判断して、負荷側のマイナスイオン発生器16および電気ヒータ3、送風機への通電を遮断して停止させる。その後、人体センサー11による負荷側への通電停止中に使用者が暖房空間A内に足を入れると、人体センサー11はこれを検出すると再び負荷側のマイナスイオン発生器16、電気ヒータ3および送風機へ通電して暖房を行う。
【0018】
このように、使用者の有無を検出して上述の動作を繰り返すことで、使用者がコントローラ10の運転スイッチ15の切り忘れがあっても、自動的に負荷側への通電を遮断するように構成している。
【0019】
また、電源の初期通電時には必ず負荷側に通電するよう構成しているため、例えばコントローラ10の運転スイッチ15を入れただけで、誰も電気こたつ1内の暖房空間A内で暖を取らなかった場合においては、使用者不在を検出する所定時間である30分後に負荷側のマイナスイオン発生器16、電気ヒータ3および送風機への通電を遮断して停止するものである。
【0020】
さらに、人体センサー11が使用者の不在を判定した時には負荷側の電気ヒータ3のみへの通電を停止させるように構成しても良い。
【0021】
また、前記人体センサー11により使用者が不在であることを検出する所定時間を、使用者が任意に選択設定できるようにする選択スイッチを人体センサー11本体に設けても良い。
【0022】
なお、運転スイッチ15を停止状態に操作すると、負荷側のマイナスイオン発生器16、電気ヒータ3および送風機への通電は遮断される。このように、運転スイッチ15の停止状態への操作に連動してマイナスイオン発生器16への通電を停止するように構成したが、これに限らず運転スイッチ15の運転状態への操作に連動してマイナスイオン発生器16への通電を開始させるように構成してもよい。これにより、選択スイッチ17が不要となる。
【0023】
更には、電気こたつ1を運転させる運転スイッチ15の操作とは関係なく、選択スイッチ17だけの操作でマイナスイオン発生器16によりマイナスイオンを発生させるようにしてもよい。また、運転スイッチ15が操作された状態下で選択スイッチ17を操作すると、図示しないタイマーにより一定時間だけマイナスイオン発生器16によりマイナスイオンを発生させるようにしてもよいし、更には運転スイッチ15の操作とは関係なく、選択スイッチ17だけの操作で図示しないタイマーにより一定時間だけマイナスイオン発生器16によりマイナスイオンを発生させるようにしてもよい。
【0024】
次に、図3および図4に基づき、第2の実施形態について説明する。上記第1の実施形態と同一の番号は同一の機能を有するものとして、説明は省略する。32は電源を電気ヒータ3に供給する電源線で、一端を負荷としての電気ヒータ3および送風機と接続する負荷側プラグ13に接続すると共に他端をAC100Vの商用電源の電源コンセント(図示せず)に接続するための電源プラグ14を備えた制御器33に接続している。
【0025】
前記制御器33は電熱動作の制御を行うためのもので、リモートコントローラ34からの無線信号、例えば赤外光による無線信号35を制御器33に設けた受波部分36に与えて、電熱動作の制御を行う制御部分を無線遠隔操作により操作する。
【0026】
前記リモートコントローラ34は、テレビジョンや空調機器などの遠隔操作に使用しているような赤外光により遠隔操作を行うための遠隔操作器と同様な手持ち可能なもので、各操作部分で操作した制御の種別に従った内容をもつ赤外光による無線信号35を送波部分37から制御器33に向けて送信する。また、このリモートコントローラ34内部には前記マイナスイオン発生器16を内蔵する。
【0027】
前記制御器33は赤外光による無線信号35を受波部分36で受波して得られる信号に基づいて、制御の種別に従った出力を所要の制御部分に与えることにより、リモートコントローラ34で操作した制御の種別に従った制御を行うように動作する。
【0028】
リモートコントローラ34の操作パネル40に配置された各操作キーは、例えばメンブレン型のタッチキーによる操作スイッチであって、操作キー41は電源の投入と温度の調節の操作、操作キー42は電源の遮断の操作、操作キー43はタイマー動作を電源の投入又は遮断のいずれかに切換える操作、操作キー44はタイマー動作の時間長を設定する操作、操作キー45は操作キー41による電源の投入後にマイナスイオン発生器16によりマイナスイオンを発生させるための操作を行うためのものである。
【0029】
そして、この操作キー41が操作された状態下で前記操作キー45を操作すると、マイナスイオン発生器16に電源が供給されてマイナスイオンが発生し、リモートコントローラ34に開設した開口34Aを介して室内に放出される。従って、電気こたつ1の使用者の近くでマイナスイオンが発生して、これを浴することができるから、使用者の身体の健康に良い効果がある。
【0030】
次に、上述する構成による第2の実施形態の電気こたつ1の動作について説明する。商用電源の電源コンセントに電源プラグ14を接続している状態で、リモートコントローラ34の操作キー41を操作すると電気ヒータ3および送風機に電源が供給され、前記電気ヒータ3は感熱抵抗素子の感知温度と温度調節ボリュームの設定によって電力供給量が制御されることで電気こたつ1内の温度がほぼ一定に保たれる。また、送風機により電気ヒータ3により暖められた暖気が電気こたつ1内の暖房空間A内を循環する。
【0031】
そして、この操作キー41が操作された状態下で操作キー45を操作すると、マイナスイオン発生器16に電源が供給されてマイナスイオンが発生し、リモートコントローラ34に開設した開口34Aを介して室内に放出される。従って、電気こたつ1の使用者の近くでマイナスイオンが発生して、これを浴することができるから、使用者の身体の健康に良い効果がある。
【0032】
なお、操作キー42を操作すると、負荷側のマイナスイオン発生器16、電気ヒータ3および送風機への通電は遮断される。このように、操作キー42の停止状態への操作に連動してマイナスイオン発生器16への通電を停止するように構成したが、これに限らず操作キー41の運転状態への操作に連動してマイナスイオン発生器16への通電を開始させるように構成してもよい。これにより、操作キー45が不要となる。
【0033】
更には、電気こたつ1を運転させる操作キー41の操作とは関係なく、操作キー45だけの操作でマイナスイオン発生器16によりマイナスイオンを発生させるようにしてもよい。また、操作キー41が操作された状態下で操作キー45を操作すると、図示しないタイマーにより一定時間だけマイナスイオン発生器16によりマイナスイオンを発生させるようにしてもよいし、更には操作キー41の操作とは関係なく、操作キー45だけの操作で図示しないタイマーにより一定時間だけマイナスイオン発生器16によりマイナスイオンを発生させるようにしてもよい。
【0034】
以上のように、本実施形態では電気機器として電気こたつを例として説明したが、これに限らず、例えばVTR、テレビジョン、エアコンディショナーなどの他の電気機器でもよい。
【0035】
以上本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の代替例、修正又は変形を包含するものである。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、身体の健康に良いマイナスイオンを発生する電気機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の電気こたつの縦断面図である。
【図2】コントローラの平面図である。
【図3】第2の実施形態の電気こたつの縦断面図である。
【図4】リモートコントローラの平面図である。
【符号の説明】
1 電気こたつ
3 電気ヒータ
10 コントローラ
15 運転スイッチ
16 マイナスイオン発生器
17 選択スイッチ
34 リモートコントローラ
41 操作キー

Claims (4)

  1. コントローラにより制御される電気機器において、前記コントローラ内部にマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生器を内蔵したことを特徴とする電気機器。
  2. コントローラにより制御される電気機器において、前記コントローラにマイナスイオン発生スイッチを設けると共に、内部にマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生器を内蔵したことを特徴とする電気機器。
  3. コントローラにより制御される電気機器において、前記コントローラ内部に電源を供給するための電源投入スイッチに連動してオン・オフすると共にマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生器を内蔵したことを特徴とする電気機器。
  4. 前記コントローラが有線式又は無線式であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電気機器。
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