JP2006016843A - 洗い場防水パン - Google Patents

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JP2006016843A
JP2006016843A JP2004195194A JP2004195194A JP2006016843A JP 2006016843 A JP2006016843 A JP 2006016843A JP 2004195194 A JP2004195194 A JP 2004195194A JP 2004195194 A JP2004195194 A JP 2004195194A JP 2006016843 A JP2006016843 A JP 2006016843A
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Hisayoshi Nogi
久義 野木
Hiroaki Yoshida
博明 吉田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は洗い場面にの残水を少なくすることにより、乾きやすくし、足を濡らさずに浴室の清掃が行える洗い場防水パンを提供することを目的とする。
【解決手段】洗い場面4の任意の位置に排水口5を設置し、前記洗い場面4の外縁部から前記排水口5に連通する流れ勾配を有する複数の目地6を配設し、前記目地6で区画された複数の区画部7は平面形状を略多角形とし上部に凸状部8を備えており、前記凸状部8は任意の位置に頂上部を備え、前記頂上部から区画部の外周辺10に向かって下り勾配を持つ傾斜面11で構成することにより、洗い場面に流された水は目地に押し出され、水は区画部に滞留せず、洗い場面全体が乾きやすくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に住宅の浴室で使用する洗い場防水パンに関するものである。
従来、この種の浴室の洗い場防水パンは、目地で区画された平坦面又は、凸状曲面で形成された区画部で構成されている(例えば、特許文献1参照)。
図7、図8は従来の特許文献1に記載された浴室の洗い場防水パンを示すものである。図5に示すように、浴室の洗い場防水パンの底面1は縦横に目地2が配設され、また図8に示すように、前記目地2で区画された複数の区画部3は凸状曲面で形成される構成である。
特開2003−176558号公報
しかしながら、前記従来の構成では、区画部の上面が凸状曲面であり、区画部の最上部から区画部外周への勾配はなだらかとなり、区画部に漂着した水は十分に流れきらず乾きにくくなり、浴室の清掃時に足が水で濡れるという課題を有していた。また、区画部の面積が大きくなればなるほど曲面の曲率は大きくなり勾配はなだらかになるため、水溜まりは顕著となる。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、本発明は区画部や目地に水が溜まりにくく乾きやすくし、足を濡らさず快適に浴室の清掃が行える洗い場防水パンを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗い場防水パンは、洗い場面の任意の位置に排水口を設置し、前記洗い場面の外縁部から前記排水口に連通する流れ勾配を有する複数の目地を配設し、前記目地で区画された複数の区画部は平面形状を略多角形とし上部に凸状部を備えており、前記凸状部は任意の位置に頂上部を備え、前記頂上部から区画部の外周辺に向かって下り勾配を持つ傾斜面で構成したものである。
これによって、洗い場面に流された水は目地に押し出され、水は区画部に滞留せず、乾きやすくすることができる。また、区画部を頂上部から外周辺への下り勾配の傾斜面で構成することにより、区画部の面積に関係なく一定の流れ勾配を確保することができる。
本発明の浴室の洗い場防水パンは、区画部の傾斜面によって水を目地に押出し、排水口に流出させ区画部での水の滞留を防ぎ、乾きやすくなるため、足を濡らさずに浴室の清掃を行うことができる。
第1の発明は洗い場面の任意の位置に排水口を設置し、前記洗い場面の外縁部から前記排水口に連通する流れ勾配を有する複数の目地を配設し、前記目地で区画された複数の区画部は平面形状を略多角形とし上部に凸状部を備えており、前記凸状部は任意の位置に頂上部を備え、前記頂上部から区画部の外周辺に向かって下り勾配を持つ傾斜面で形成することにより、洗い場に流れ出た水は区画部から目地に押出され、目地に沿って排水口に流出し、区画部の水の滞留を防止し、乾きやすくすることができる。
第2の発明は前記頂上部を頂点とすることにより、前記区画部内には全く水平面が無くなるため、さらに区画部を水の滞留が発生しにくい状態にすることができる。
第3の発明は前記頂上部を稜線とすることにより、区画部の形状が細長い形状の場合でも前記稜線の長さを調節できるため、頂上部から区画部の外周辺への勾配を水流れに必要な一定の勾配に維持することができるとともに、区画部内には全く水平面が無いため、区画部の水の滞留は発生しにくい状態にすることができる。
第4の発明は全ての目地の方向を洗い場底面の勾配と直行しない方向に配列することにより、目地の長手方向の勾配は全て水平ではなく勾配を持つことになり、目地の途中での水の滞留が発生しにくい状態にすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における洗い場防水パンの全体を示す斜視図であり、図2は洗い場防水パンの区画部を示す斜視図であり、図3は洗い場防水パンの区画部を示す断面図である。
図1、図2、図3に示すように、FRP等の樹脂で一体成形した洗い場防水パンは、外周の壁建付部より内側に展開する洗い場面4には浴槽側中央に排水口5を設置し、洗い場面4の外周部から前記排水口5に連通する流れ勾配を有する複数の目地6を配設し、前記目地6で区画された複数の区画部7は平面形状が四角形で上部に凸状部8を備えている。
凸状部8は略中央の位置に頂点9を備えた略4角錐であり、前記頂点9から前記区画部7の外周辺10に向かってほぼ直線的な下り勾配A,B,C,Dを有する4つの傾斜面11を備え、前記頂点9と前記傾斜面11が交差する各稜は0.1〜0.3mmの微小半径で角を落とした構成としており、洗い場面4には水が滞留する水平面あるいは逆勾配の面が存在しない構成となっている。
以上のように構成された洗い場防水パンについて以下その動作、作用を説明する。
まず、洗い場防水パンの洗い場面4に流れ出た水は複数の目地6で区画された区画部7の凸状部8頂点9から前記区画部7の外周辺10に向かう傾斜面11の勾配によって目地6に押出され、さらに目地6の流れ勾配に沿って排水口5に流出し、洗い場面4に流れ出た水のほとんどは排水口5から屋外に排出される。
以上のように、本実施の形態において、洗い場防水パンの洗い場面には水が滞留する水平面あるいは逆勾配面が存在しないため、流れ出た水は区画部の勾配によって区画部外周の目地に押し出され、目地の流れ勾配に沿って排水口に流出し、屋外に排水されるため、洗い場面に滞留する水はほとんどなくなり、洗い場面は短時間で乾燥した状態になり、入浴後の浴室の清掃時等には足を濡らさずに行うことができる。
なお、本実施の形態において、区画部の凸状の形状を頂点を備えた略4角錐としたが、凸状の形状は四角錐に限るものではなく、図4に示すように頂上部が稜線12をなす略寄せ棟形状や、図5に示すように6角錐等の形状を採用することが可能である。
図4に示す略寄せ棟形状を採用した場合、区画部の形状を細長い形状にすることができるとともに、稜線が滑り止めの効果を発揮し、洗い場の安全性を高めることができる。
また、図5に示す6角錐を採用した場合、目地が直線でなく折れ曲がった線の組合せとなるため、目地を流れる水の流速が遅くなり、区画部上の水を吸着しやすくなるため、区画部上に残る残水が少なくなり、より乾燥しやすくなる。
また、区画部の形状は1種類に限るものではなく、複数の形状を混在して使用することも可能であり、洗い場面の中央部と入り口の近傍等を異なった形状にすることにより、洗い場の使い勝手や安全性を向上することが可能になる。
(実施の形態2)
図6は本発明の第2の実施の形態における洗い場防水パンの洗い場面を斜め手前上から見た斜視図である。
図6において、洗い場防水パンの洗い場面4の目地6は全て洗い場面4の流れ勾配の方向Eと直交しない配列で構成している。
なお、実施の形態1と同符号のものは同一構造とし説明は省略する。
以上のように構成された洗い場防水パンについて以下その動作、作用を説明する。
まず、全ての目地6を洗い場面4の流れ勾配Eに対して直行させないことによって、目地6は長手方向で水平部が一切存在しなくなり、区画部7から目地6に押出された水は目地6の長手方向の途中で滞留することなく、排水口5に流出する構成となる。
以上のように、本実施の形態において、洗い場防水パンの底面4に配設された全ての目地6の方向を洗い場面4の流れ勾配Eに対して直交しない方向に配列することにより、全ての目地6は長手方向に対して水平な場所はなくなり、区画部7から目地6に押出された水を目地6の途中で滞留することなくスムーズに排水口5に流出させることができる。
以上のように、本発明にかかる洗い場防水パンは、区画部の傾斜面の勾配によって水を周囲の目地に押出し、排水口に流出させるので区画部での水の滞留を防ぎ、乾きやすくすることができるので、トイレ、洗面、その他の設備ユニット等の防水パンの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における洗い場防水パンの斜視図 本発明の実施の形態1における区画部の斜視図 本発明の実施の形態1における区画部の断面図 本発明の実施の形態1における別の形状の区画部の斜視図 本発明の実施の形態1における別の形状の区画部の斜視図 本発明の実施の形態2における洗い場防水パンの斜視図 従来の浴室の洗い場防水パンの斜視図 従来の洗い場防水パン底面の要部断面図
符号の説明
4 洗い場面
5 排水口
6 目地
7 区画部
8 凸状部
9 頂点
10 外周辺
11 傾斜面
12 稜線

Claims (4)

  1. 洗い場面の任意の位置に排水口を設置し、前記洗い場面の外縁部から前記排水口に連通する流れ勾配を有する複数の目地を配設し、前記目地で区画された複数の区画部は平面形状を略多角形とし上部に凸状部を備えており、前記凸状部は任意の位置に頂上部を備え、前記頂上部から区画部の外周辺に向かって下り勾配を持つ傾斜面で形成した洗い場防水パン。
  2. 前記頂上部が頂点である請求項1記載の洗い場防水パン。
  3. 前記頂上部が稜線である請求項1記載の洗い場防水パン。
  4. 全ての目地が洗い場面の流れ勾配に対して直交しない構成の請求項1〜3記載の洗い場防水パン。
JP2004195194A 2004-07-01 2004-07-01 洗い場防水パン Pending JP2006016843A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016093259A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 株式会社カインズ 水切りトレイ
KR102682077B1 (ko) 2024-04-02 2024-07-05 주식회사 성일 타일부착이 용이한 구조를 가지는 중앙배수형 욕실 바닥판

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