JP2006015907A - 自動車用ハンドルカバー - Google Patents

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Hiroshi Shiragami
博 白神
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Abstract

【課題】 車室内の消臭が手軽に行なえる自動車用ハンドルカバーを提供する。
【解決手段】 自動車のハンドルに装着するハンドルカバーにおいて、カバー本体を構成する外カバー部材の外面に光触媒層を積層して、車内に入射する太陽光などの光が光触媒層の表面に照射されるに伴い、その光に含まれる紫外線が光触媒層に作用し、これにより、光触媒層の表面に電子と正孔が発生すると共に、これらが車室内の臭成分の分子と反応して、臭成分が分解されて、車室内の空気を清浄化するようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、主として乗用車のハンドルに装着して用いるハンドルカバーに関する。
一般に、自動車のハンドルには、そのハンドルを操舵する際の滑りを防止したり、細いハンドルを太くして運転し易くしたり、あるいは車室内の装飾性を高めるために、別途形成したハンドルカバーが装着されることがある。
この種のハンドルカバーは、ハンドルの表面を覆うカバー本体から構成され、このカバー本体の内周に開口する切開部を開いてハンドルに被せるように取り付けるようにしている。(特許文献1参照)
特開平9−183377 ところで以上のハンドルカバーが用いられる自動車の室内は、密閉された空間であるので、タバコ臭や車室内のシートやマットの匂い更には空調機器から吹き出されるカビ臭などの匂いが車室内にこもり易いものである。そこで従来ではこれらの異臭を除去するのに、活性炭などのフィルタを備え、このフィルタに車内の悪臭成分を吸着させるようにした空気清浄器や、電気的にオゾンなどを発生させて悪臭成分の除去を行うようにした空気清浄装置が提案されている。
しかしながら、フィルタを用いた空気清浄機器では、臭成分を吸着させる能力が時間の経過と共に低下するので、フィルタを定期的に交換しなければならず、フィルタの交換作業が煩わしいし、またランニングコストがかかるという問題がある。
一方、電気的に悪臭成分の除去を行う空気清浄装置は、装置自体が複雑な構造であることから、製造コストが高くなるし、また電源も必要となるので、使用が制限される不具合がある。
本発明は、以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、車室内の消臭及び抗菌が手軽に行なえる自動車用ハンドルカバーを提供することにある。
以上の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、自動車のハンドルに装着するハンドルカバーにおいて、カバー本体の少なくとも表面が光触媒機能を有することを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光触媒機能がカバー本体の少なくとも表面に積層した光触媒層により構築されていることを特徴とするものである。
斯くして以上の自動車用ハンドルカバーでは、車内に入射する太陽光などの光が光触媒層の表面に照射されるに伴い、その光に含まれる紫外線が光触媒層に作用し、これにより、光触媒層の表面に電子と正孔が発生すると共に、これらが車室内の臭成分の分子と反応して、臭成分が分解されて、車室内の空気が清浄化されるし、またハンドルカバー自体の抗菌効果も得られる。
請求項1に記載の発明によれば、ハンドルカバーを構成するカバー本体の表面が光触媒機能を有する
ことにより、ハンドルの使用時の感触を高めるハンドルカバー本来の作用効果を得ることが出来ながら、同時に、車室内の消臭並びにハンドルカバー自体の抗菌効果を継続的にしかもメンテナンスフリーで手軽に行なうことが出来るに至ったのである。
以下、本発明にかかるハンドルカバーの一実施形態を説明する。
図において符号1で示すハンドルカバーは、図1に示すように、平面視環状に形成されたカバー本体10から成る。
このカバー本体10は、図2にも示すように、ハンドル2の外面を覆えるように中空に形成されており、その内周には、ハンドル2に着脱可能にするために全周にわたって開口する切開部11が設けられている。
カバー本体10は、図3にも示すように、内カバー部材12と、この内カバー部材12の外面を覆う外カバー部材13とから構成されている。
内カバー部材12は、合成ゴム材料から形成され、また外カバー部材13は、厚手のビニールシート材から形成されている。
そして以上の構成からなるハンドルカバー1において、カバー本体10における外カバー部材13の外面には、光触媒層3が全面にわたって積層されている。
光触媒層3は、酸化チタンからなる徴微粒子の光触媒を充填したマイクロカプセルが配合された塗料(和信化学工業株式会社製の製品名「光触媒ウレタン200コート」)が使用され、この塗料を外カバー部材13の外面に塗付している。
尚、図3では、カバー本体10を構成する内カバー部材12、外カバー部材13並びに光触媒層3を厚肉に表しているが、これらカバー部材12・13並びに光触媒層3を図面上明確に表すためであって、実際は、カバー部材12・13は、いずれもシート材から形成され、また光触媒層3にあっても非常に薄肉に積層されている。
以上の構成からなるハンドルカバー1をハンドル2に取り付けるには、カバー本体10の切開部11を外方に押し開きながら、カバー本体10をハンドル2の外周から嵌め込めば良いのであって、カバー本体10をハンドル2に嵌め込むに伴い、合成ゴム材料から形成された内カバー部材12の弾性復元力により、内カバー部材12がハンドル2の外面に密着して、ハンドルカバー1がハンドル2に対してガタ付いたりすることなく、安定的に取り付けられるのである。
以上のようにハンドルカバー1を車室内のハンドル2に装着することで、フロントウインドガラスを透過して車内に入射する太陽光などの光が光触媒層3の表面に照射するのである。
そして光が光触媒層3の表面に照射されるに伴い、その光に含まれる紫外線がマイクロカプセル内の光触媒に作用し、これにより、光触媒層の表面に電子と正孔が発生すると共に、これらが車室内の臭成分の分子と反応して、臭成分が分解されて、車室内の空気が清浄化されるのである。
斯くして、以上のハンドルカバー1にあっては、ハンドル2に装着することで、ハンドルの使用時の感触を高めるハンドルカバー本来の作用効果を得ることが出来るのは勿論のこと、車室内の空気の清浄化を行なうのに、紫外線による光触媒の反応を利用しているので、メンテナンスフリーとなって、従来のようなフィルタ交換などの作業が不要であり、しかもその清浄作用も持続性があるし、構成自体も簡単で安価に製造することが出来るので、製造コスト及びランニングコストを低減することが出来るのである。
以上の実施形態では、カバー本体10の外カバー部材13をビニールシート材から形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、ポリエチレンシート材から形成してもよい。
またカバー本体10の内カバー部材12を合成ゴムから形成したが、これに限定されるものではなく、例えば厚手の不織布などから形成してもよい。
また酸化チタンからなる徴微粒子の光触媒を充填したマイクロカプセルが配合された塗料(和信化学工業株式会社製の製品名「光触媒ウレタン200コート」)により光触媒層3を形成するようにしたが、前述の塗料に限定されるものではなく、その他の光触媒塗料を用いてもよい。
また以上の実施形態では、カバー本体10における外カバー部材13の外面に光触媒層3を積層したが、これに限定されるものではなく、例えば外カバー部材13の生地自体に光触媒機能を有する塗料を含浸させるなどして消臭光触媒機能を持たせたものを用いてもよい。
本発明にかかる自動車用ハンドルカバーの概略斜視図。 本発明にかかる自動車用ハンドルカバーの一部を省略して示す斜視図。 本発明にかかる自動車用ハンドルカバーの要部の拡大断面図。
符号の説明
1 ハンドルカバー
11 切開部
12 内カバー部材
13 外カバー部材
2 ハンドル
3 光触媒層

Claims (2)

  1. 自動車のハンドルに装着するハンドルカバーにおいて、カバー本体の少なくとも表面が光触媒機能を有することを特徴とするハンドルカバー。
  2. 光触媒機能がカバー本体の少なくとも表面に積層した光触媒層により構築されていることを特徴とする請求項1に記載のハンドルカバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019113419A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 太陽誘電株式会社 センシングシステム、車両、プログラム、情報処理装置、情報処理方法およびセンサ装置

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