JP2006015775A - 自動車用ガラスラン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ガラスラン10は、車外側側壁20と、車内側側壁30と、底壁40とからなる断面略U字形をなし、底壁40は、底壁中央部41と、底壁中央部の幅方向の両端に設けられた底壁車外側脚部42及び底壁車内側脚部43とからなり、底壁40は、底壁中央部41と、底壁中央部の幅方向の両端に底壁車外側脚部42と底壁車内側脚部43を一体的に形成し、底壁中央部41は、車内側の肉厚が車外側の肉厚よりも厚く形成され、底壁中央部41が断面略U字形の開口方向に凸状に湾曲形成されたことを特徴とする自動車用ガラスランである。
【選択図】 図1
Description
図4は、図3におけるA−A線に沿った断面図である。
なお、ドア1と車体との間のシールは、ドアフレーム2の外周に取付けられたドアウエザストリップ108および/または車体の開口部のフランジに取付けられたオープニングトリムウエザストリップ109によりなされている。
ドアガラス5を閉じるとき、パワーウインドのドアガラス5がドアフレーム2内を上昇し、ドアガラス5の上端がドアフレーム2の上辺に装着したガラスラン110内に挿入され、底壁140に当る。このとき、ドアガラス5の上昇の動きを完全には吸収することができず、ドアガラス5の先端が底壁140及びチャンネル3と当り、衝撃音を生ずるため、快適性を損なうこととなる。また、ドアガラス5の先端が底壁140に当たったときに、底壁140の変形が安定せず、ドアガラス5の先端がガラスラン110内でズレて、シールリップ126、136が変形し、シール性が低下する場合があった。
また、ガラスラン110の内部の底壁140付近にリップを設け、ドアガラス5の先端をそのリップに当てて衝撃を吸収することも試みられている(例えば、特許文献3参照。)。しかし、この場合は、長時間使用するとリップが永久変形を起こして、衝撃吸収効果が低下する恐れがある。
しかし、この場合に、略舟底型に隆起して形成された底壁140の部分は、底壁140の両側端が屈曲しており、ドアガラス5の厚さと略同じ幅であり、ドアガラス5が車幅方向に振動したり、組み付けがバラツクと、舟底型の部分からドアガラス5の先端が外れ、充分に衝撃を吸収することができない。また、ドアガラス5の先端が舟底型の側端の部分に当たったときに、底壁140が変形して、車外側シールリップ150と車内側シールリップ160の先端がドアガラス5と確実に当接しなくなる。さらに、ドアガラス5の先端が略舟底型に隆起して形成された底壁140に当接して押し込むと、ガラスラン110の側壁等が引っ張られて、ガラスラン110の内部に倒れこむ。このため、ドアガラス5との間のシール性が低下したり、見栄えがよくなかった。
ガラスランは、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、車外側シールリップと車内側シールリップによりドアガラスの両側端部の車外側面及び車内側面をシールし、
底壁は、底壁中央部と、底壁中央部の幅方向の両端に底壁車外側脚部と底壁車内側脚部を一体的に形成し、底壁車外側脚部と底壁車内側脚部のそれぞれの一方の端から底壁中央部の側端が屈曲して連続し、底壁車外側脚部と底壁車内側脚部の他方の端はそれぞれ車外側側壁の付け根部及び上記車内側側壁の付け根部と連続し、底壁中央部は、車内側の肉厚が車外側の肉厚よりも厚く形成され、底壁中央部が断面略U字形の開口方向に凸状に湾曲形成されたことを特徴とする自動車用ガラスランである。
底壁車外側脚部と底壁車内側脚部のそれぞれの一方の端から底壁中央部の側端が屈曲して連続し、底壁車外側脚部と底壁車内側脚部の他方の端はそれぞれ車外側側壁の付け根部及び上記車内側側壁の付け根部と連続している。このため、底壁車外側脚部と底壁車内側脚部で底壁中央部を支えることができ、底壁中央部とチャンネルの間に空間を設けることができる。
底壁中央部が断面略U字形の開口方向に凸状に湾曲形成されたため、底壁とチャンネルの間の空間が広くなり、ドアガラスの先端が底壁中央部に当接したときに底壁中央部が撓む寸法を大きくすることができ、衝撃を吸収することができる。
また、車外側側壁及び車内側側壁とドアフレームの側壁との間に隙間が生じることがなく、美観に優れているとともにガラスランとドアフレームとの間を確実にシールすることができる。
図3は自動車のドア1の側面図である。図1は、ドアフレーム2における断面図であり、図3のA−A線に沿った部分の断面図である。図2は、ドアガラス5が上昇してガラスラン10の内部にドアガラス5が挿入したときの断面図である。
直線部11は、ドアフレーム2の上辺に取付けられる部分と、ドアフレーム2のリヤ側縦辺に取付けられる部分と、ドアフレーム2のフロント側縦辺に取付けられる部分とからなる。直線部11が装着されるドアフレーム2には、ガラスラン10を装着する断面略U字形のチャンネル3が設けられている。チャンネル3はドアフレーム2の先端を断面略U字形に折り曲げて形成してもよい。
ガラスラン10の直線部11は、ドアフレーム2の上辺部に取付けられる部分も縦辺部に取付けられる部分も基本的には、ほぼ同様な断面略U字形の断面形状を有している。
ドアフレーム2の上辺に取付けられるガラスラン10の直線部11の断面形状は、図1に示すように、車外側側壁20と、車内側側壁30と、底壁40とから断面略U字状に形成されている。
車外側シールリップ26と車内側シールリップ36の先端がドアガラス5の先端に当接して、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールする。
また、車外側側壁20の内面と車外側シールリップ26の裏面にウレタン樹脂等の低摺動部材を貼付してもよい。この場合車外側シールリップ26と車外側側壁20との密着を防止できる。
底壁40は、断面略U字形の内面には、シールリップ26、36と同様にウレタン樹脂等の低摺動部材が塗布されている。このため、ドアガラス5との摺動抵抗を減少させることができる。
底壁中央部41は、断面が板状で中央部がガラスラン10の開口方向に向かって凸状に湾曲して形成される。
底壁車外側脚部42の一方の端が、車外側側壁20の根元部と連続して形成され、車外側側壁20との連続部分では、薄肉の底壁溝部46が形成されている。このため、ガラスラン10の押出成形時には断面略U字形が開いた状態で成形し、装着時には薄肉の底壁溝部46が容易に屈曲して断面略U字形にすることができる。この底壁溝部46により、ガラスラン10がチャンネル3に装着されたときに、車外側側壁20と底壁車外側脚部42は、ヘヤピン状に屈曲して、底壁車外側脚部42は、車外側側壁20の根元部と並行して位置する。
また、底壁車内側脚部43の先端は、車内側側壁30の内面に沿って平行に突出する底壁車内側脚部突部43bを有する。このため、底壁車内側脚部突部43bが車内側側壁30の内面の中心近くまで支えることができ、底壁車内側脚部43が車内側側壁30と車内側側壁の内面を支える面積が大きく、車内側側壁30が倒れるのを確実に防止することができる。
なお、底壁中央部41の形状は、ドアガラス5と対向する内面側が平坦又はなだらかな湾曲面で形成され、外面側を略V字状の傾斜面とすることにより、その肉厚を車内側が車外側よりも厚くなるように形成することができる。この場合も上記本実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
そこで、底壁40の底壁中央部41の内面は車外側が車内側と比べて、上方になるように傾斜してドアフレーム2のチャンネル3の上辺に装着される。このため、図2に示すように、ドアガラス5が上昇してその先端が底壁中央部41を押したときに、ドアガラス5の先端は底壁中央部41の内面を摺動して、車外側に変位することができ、ガラスラン10の車外側シールリップ26とドアガラス5を密着させることができ、ドアガラス5とガラスラン10との間のシール性を向上させることができる。また、ドアガラス5とドアフレーム2との間の段差を小さくすることができる。
また、車内側シールリップ36が車外側シールリップ26と比べて大きく形成されているので、車内側シールリップ60野方が車外側シールリップ50と比べて変形量を大きくすることができ、ドアガラス5が車外側に変位する方が車内側シールリップ36がドアガラス5に追従しやすく、シール性を確保することができる。
直線部11の成形は、押出成形機により直線状に成形した後に、所定寸法に切断される。
合成ゴムの場合は、押出成形後に加硫槽に搬送されて、熱風や高周波等により加熱されて加硫が行われる。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、加硫せずに冷却され固化される。
5 ドアガラス
10 ガラスラン
11 直線部
12 コーナー部
20 車外側側壁
30 車内側側壁
40 底壁
41 底壁中央部
42 底壁車外側脚部
43 底壁車内側脚部
48 切欠部
Claims (6)
- 自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランにおいて、
上記ガラスランは、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、上記車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ上記断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、該車外側シールリップと車内側シールリップにより上記ドアガラスの両側端部の車外側面及び車内側面をシールし、
上記底壁は、底壁中央部と、該底壁中央部の幅方向の両端に底壁車外側脚部と底壁車内側脚部を一体的に形成し、上記底壁車外側脚部と底壁車内側脚部のそれぞれの一方の端から上記底壁中央部の側端が屈曲して連続し、上記底壁車外側脚部と底壁車内側脚部の他方の端はそれぞれ上記車外側側壁の付け根部及び上記車内側側壁の付け根部と連続し、
該底壁中央部は、車内側の肉厚が車外側の肉厚よりも厚く形成され、底壁中央部が断面略U字形の開口方向に凸状に湾曲形成されたことを特徴とする自動車用ガラスラン。 - 上記底壁中央部の凸状は、ドアガラスに対して車内側が略水平で、車外側が上方に傾斜するように上記底壁中央部の中心付近で屈曲する請求項1に記載の自動車用ガラスラン。
- 上記底壁車内側脚部と上記底壁中央部の屈曲して連続した外面に切欠部が設けられた請求項1又は請求項2に記載の自動車用ガラスラン。
- 上記底壁車外側脚部と底壁車内側脚部の両側壁に対向する側面は、平面状に形成され、上記ドアフレームに取付けられたときに、それぞれ上記車外側側壁と車内側側壁の内面の付け根部に当接した請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動車用ガラスラン。
- 上記車外側側壁と車外側シールリップは、上記車内側側壁と上記車内側シールリップと比べてそれぞれ小さく形成されている請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の自動車用ガラスラン。
- 上記底壁の底壁中央部は、上記ドアガラスと対向する内面側が平坦又はなだらかな湾曲面で形成され、外面側を略V字状の傾斜面とすることにより、その肉厚を車内側が車外側よりも厚くなるように形成された請求項1及び請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の自動車用ガラスラン。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2004192562A JP2006015775A (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | 自動車用ガラスラン |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2004192562A Withdrawn JP2006015775A (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | 自動車用ガラスラン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006015775A (ja) |
-
2004
- 2004-06-30 JP JP2004192562A patent/JP2006015775A/ja not_active Withdrawn
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