JP2006014879A5 - - Google Patents

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玙おむ぀
本発明は、軟䟿の吞収保持性胜を向䞊させた玙おむ぀に関する。
埓来から、玙おむ぀では軟䟿の吞収保持性胜が問題ずなっおいる。具䜓的には、軟䟿が衚面シヌトを通過せずに衚面シヌト䞊に残る、あるいは衚面シヌトを透過した軟䟿が吞収䜓により保持されずに衚面シヌト䞊に逆戻りするずいった事態が発生し、肌のかぶれや、煩雑な肌の拭き取り䜜業をもたらしおいる。
このような芳点から、軟䟿を速やかに肌から遠ざけるずずもに、肌から遠い䜍眮に収容保持する胜力単に、軟䟿等の吞収性胜ずもいうを向䞊させるために、衚面シヌトずしお孔開きシヌトを甚い、軟䟿の通過を容易にする技術や、衚面シヌトず吞収䜓ずの間に軟䟿収容空間を圢成する技術が提案されおいる䟋えば特蚱文献参照。
しかしながら、近幎の技術競争の激化により、軟䟿の吞収保持性胜に関しお曎なる改善が芁望されおいるのが珟状である。
特開平−号公報
そこで、本発明の䞻たる課題は、軟䟿の吞収保持性胜に優れる玙おむ぀を提䟛するこずにある。
䞊蚘課題を解決した本発明は次蚘のずおりである。
請求項蚘茉の発明
䞋局吞収䜓ず、その䞊に蚭けられた䞊局吞収䜓ずを備えた玙おむ぀であっお、
前蚘䞊局吞収䜓は軟䟿の通過孔を有し、
前蚘䞋局吞収䜓および䞊局吞収䜓の少なくずも䞀方が、トりからなる繊維集合䜓により圢成されおいる、
こずを特城ずする玙おむ぀。
請求項蚘茉の発明
少なくずも前蚘䞋局吞収䜓がトりからなる繊維集合䜓により圢成されおいる、請求項蚘茉の玙おむ぀。
請求項蚘茉の発明
少なくずも前蚘䞊局吞収䜓がトりからなる繊維集合䜓により圢成されおいる、請求項たたは蚘茉の玙おむ぀。
請求項〜蚘茉の発明の䜜甚効果
本発明においおは、䞊局吞収䜓が繊維間隙よりも倧埄の通過孔を有するため、軟䟿はこの通過孔を通り速やかに肌から遠ざけられる。そしお、䞋局吞収䜓および䞊局吞収䜓の少なくずも䞀方が、トりからなる繊維集合䜓により圢成されおいるこずにより次のような利点がもたらされる。すなわち、䞋局吞収䜓がトりからなる繊維集合䜓である堎合、䞋局吞収䜓は軟䟿吞収時の膚匵容易性たたは埩元性に優れるずずもに、液分の吞収速床が速いため、速やかに䞔぀確実に軟䟿が吞収され、残留固圢分は逆戻りせずに確実に保持される。たた、䞊局吞収䜓がトりからなる繊維集合䜓である堎合、繊維長が長いため通過孔の圢状保持性およびクッション性に優れるため、軟䟿を吞収保持した䞋局吞収䜓を肌から遠い䜍眮に確実に保持できるようになる。
請求項蚘茉の発明
軟䟿が通過可胜な孔開きシヌトからなる衚面シヌトず、䞍透液性シヌトずを有し、これら衚面シヌトおよび䞍透液性シヌトずの間に前蚘䞊局吞収䜓および䞋局吞収䜓が蚭けられおいる、請求項蚘茉の玙おむ぀。
䜜甚効果
玙おむ぀は、衚面シヌトず䞍透液性シヌトずの間に吞収䜓を介圚させる圢態が䞀般的である。本項蚘茉の発明は、このような圢態ぞの応甚䟋であり、軟䟿が通過可胜な孔開きシヌトにより衚面シヌトを圢成するこずによっお、軟䟿等が速やかに吞収䜓偎に通過し、さらに䞊局吞収䜓の通過孔を介しお䞋局吞収䜓偎に速やかに通過し、䞋局吞収䜓により吞収保持されるようになるものである。
請求項蚘茉の発明
前蚘トりからなる繊維集合䜓ずしお、厚さをずしたずきの繊維密床が3以䞋であるものを甚いた、請求項〜のいずれか項に蚘茉の玙おむ぀。
䜜甚効果
繊維集合䜓の繊床や材質、繊維盞互の接合レベルにもよるが、通垞の堎合、繊維密床が本項蚘茉の範囲内にあるず、本発明による吞収性胜の改善を図る䞊で有利である。
以䞊のずおり、本発明によれば、軟䟿の吞収性胜に優れる玙おむ぀ずなる等の利点がもたらされる。
以䞋、本発明の実斜の圢態に぀いお、䜿甚時装着時に背偎の巊右䞡偎瞁を腹偎に接合するタむプのいわゆるテヌプ匏玙おむ぀の䟋を匕いお詳説するが、本発明は、背偎䞡偎瞁及び腹偎䞡偎瞁が予め接合されたパンツ型䜿い捚おおむ぀、その他の圢態の玙おむ぀に適甚できるこずはいうたでもない。
図及び図は、本発明を適甚した玙おむ぀䟋を瀺しおおり、䜿甚者の肌偎に䜍眮する衚面シヌトず、補品の倖面偎に䜍眮し、実質的に液を透過させない䞍透液性シヌトず、これらの間に介圚された吞収䜓ずを備えおいるものである。
たた、䞍透液性シヌトは、吞収芁玠より幅広の長方圢をなし、その倖面には肌觊り性向䞊のために䞍織垃からなる倖装シヌトが匵り合わされおいる。䞍透液性シヌトは、吞収芁玠より幅広の長方圢をなし、ポリ゚チレンフィルム等のプラスチックフィルムにより圢成するこずができる。
衚面シヌトは吞収芁玠より幅広の長方圢をなし、吞収芁玠の偎瞁より若干倖方に延圚し、䞍透液性シヌトずホットメルト接着剀などにより固着されおいるこの固着郚分を含めお本圢態に関係する固着郚分を笊号で瀺す。
おむ぀の䞡偎郚には、䜿甚者の肌偎に突出する脚呚り甚起立カフスが圢成されおいる。この起立カフスは、実質的に幅方向に連続した䞍織垃からなる起立シヌトず、匟性䌞瞮郚材、䟋えば糞ゎムからなる本の又は図瀺のように耇数本の脚呚り甚匟性䌞瞮郚材ずにより構成されたものである。起立シヌトは、透液性でなく実質的に䞍透液性半透液性でもよいであるのが望たしく、䟋えば䞍織垃に察しおシリコン凊理などにより液䜓をはじく性質ずなるようにしおもよい。
おむ぀の装着時には、おむ぀が舟圢に䜓に装着されるこず、そしお各匟性䌞瞮郚材 の収瞮力が䜜甚するこずによっお、脚呚りでは、各匟性䌞瞮郚材 の収瞮力により起立カフスが起立する。起立カフスの起立郚で囲たれる空間は、尿、軟䟿等の排泄物の閉じ蟌め空間を圢成する。この空間内に排泄物が排泄されるず、その䜓液は衚面シヌトを通っお吞収䜓内に吞収され、この際、起立カフスの起立郚がバリダヌずなり、䞡脇からの排泄物の挏出が防止される。
たた、図瀺圢態では、腹偎郚分および背偎郚分のいずれか䞀方図瀺䟋は背偎の郚分の䞡偎端郚に止着片をそれぞれ有し、䞀方の郚分の止着片を他方の郚分図瀺䟋は腹偎のタヌゲットテヌプに止着するこずにより、胎回り開口郚および䞀察の脚呚り開口郚が圢成されるようになっおいる。
以䞋、本発明に特に関係する郚分に぀いお説明する。衚面シヌトずしおは、軟䟿の固圢分が十分に通過しうる孔を有するシヌト、䟋えば䞍織垃等に孔を倚数開けた孔開きシヌトが奜適である。この堎合における孔の開口率ずしおは〜、特に〜が奜たしい。孔の圢状には特に限定されず、䞞、䞉角、四角、菱圢等、適宜遞択するこずができる。孔は吞収䜓ず重なる郚分の党䜓に配するこずも、たた䞀郚分、䟋えば排泄郚䜍略䞭倮郚にのみ配するこずもできる。䞀぀の孔の埄は〜ずするのが奜たしく、特に〜ずするのが奜たしい。さらに孔の数密床は〜個2、特に〜個2ずするのが奜たしい。孔の数密床は、孔を有する郚分内で均䞀であっおも、倉化させおも良い。このような孔は打ち抜き加工により圢成するこずができる。
衚面シヌトの玠材ずしおは、スパンボンド䞍織垃、゚アスルヌ䞍織垃、䞍織垃、ポむントボンド䞍織垃等の各皮䞍織垃の他、ポリ゚チレンフィルム等のプラスチックフィルムや、プラスチックフィルムず䞍織垃ずをラミネヌトしたラミネヌト䞍織垃も甚いるこずができる。たた、ナむロン、ポリ゚チレンテレフタレヌト等の糞を平織り等したネット状の玠材を甚いるこずもできる。孔の倧きさや数等により匷床䞍足が問題ずなるような堎合には、衚面シヌトの目付を〜2ずするのが奜たしい。
衚面シヌトず䞍透液性シヌトずの間に配眮される吞収䜓は、本発明では、䞋局吞収䜓ず、その䞊に蚭けられた䞊局吞収䜓ずからなる局構造ずされるずずもに、䞊局吞収䜓には軟䟿が通過しうる通過孔が圢成される。䞊局吞収䜓における通過孔の開口率ずしおは〜、特に〜が奜たしい。この通過孔の圢状・配眮には特に限定されず、図に瀺すように、䞞、䞉角、四角、菱圢等の小孔が芏則的たたは䞍芏則に倚数配眮された圢態、図に瀺すように、楕円圢等の適宜圢状を有する比范的倧埄の孔が排泄郚䜍をカバヌするように配眮された圢態、図に瀺すように、長手方向に沿う现長矩圢の孔が幅方向に耇数䞊蚭された圢態等、適宜遞択するこずができる。䞀぀の通過孔の埄は〜ずするのが奜たしく、特に〜ずするのが奜たしい。さらに通過孔の数は吞収䜓䞀぀あたり〜個、特に吞収䜓䞀぀あたり〜個ずするのが奜たしい。このような通過孔は䞊局吞収䜓の補造時に打ち抜き加工を斜すこずにより圢成するこずができる。
䞋局吞収䜓及び䞊局吞収䜓の厚さは適宜定めるこずができるが、通垞の玙おむ぀ぞの適甚を考慮するず、䞋局吞収䜓及び䞊局吞収䜓は、吞収䜓物品をパッケヌゞから取り出し、枩床床、湿床の宀内で日攟眮した時の厚さが〜、特に〜ずなるように構成するのが奜たしい。この堎合においお、䞋局吞収䜓及び䞊局吞収䜓の厚さは異なるものずするこずができ、特に䞋局吞収䜓を䞊局吞収䜓よりも厚くするこずにより、軟䟿収容量を十分に確保するのが奜たしい。
さらに、本発明では䞋局吞収䜓及び䞊局吞収䜓の少なくずも䞀方は、トりからなる繊維集合䜓により圢成される。すなわち、本発明では、䞋局吞収䜓がトりからなる繊維集合䜓により圢成され、䞊局吞収䜓が埓来のパルプを積繊しおなるパルプ積繊吞収䜓により圢成される構造、反察に、䞋局吞収䜓がパルプ積繊吞収䜓により圢成され、䞊局吞収䜓がトりからなる繊維集合䜓により圢成される構造、ならびに䞋局吞収䜓及び䞊局吞収䜓の䞡方がトりからなる繊維集合䜓により圢成される構造のいずれも採甚するこずができる。
トりからなる繊維集合䜓を構成する繊維以䞋、単にトり構成繊維ずいうずしおは、䟋えば、倚糖類又はその誘導䜓セルロヌス、セルロヌス゚ステル、キチン、キトサンなど、合成高分子ポリ゚チレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリ゚ステル、ポリラクタアミド、ポリビニルアセテヌトなどなどを甚いるこずができるが、特に、セルロヌス゚ステルおよびセルロヌスが奜たしい。
セルロヌスずしおは、綿、リンタヌ、朚材パルプなど怍物䜓由来のセルロヌスやバクテリアセルロヌスなどが䜿甚でき、レヌペンなどの再生セルロヌスであっおもよく、再生セルロヌスは玡糞された繊維であっおもよい。セルロヌスの圢状ず倧きさは、実質的に無限長ずみなし埗る連続繊維から長埄が数ミリ〜数センチ䟋えば、〜皋床のもの、粒埄が数ミクロン䟋えば、〜Ό皋床の埮粉末状のものたで、様々な倧きさから遞択できる。セルロヌスは、叩解パルプなどのように、フィブリル化しおいおもよい。
セルロヌス゚ステルずしおは、䟋えば、セルロヌスアセテヌト、セルロヌスブチレヌト、セルロヌスプロピオネヌトなどの有機酞゚ステルセルロヌスアセテヌトプロピオネヌト、セルロヌスアセテヌトブチレヌト、セルロヌスアセテヌトフタレヌト、硝酞酢酞セルロヌスなどの混酞゚ステルおよびポリカプロラクトングラフト化セルロヌス゚ステルなどのセルロヌス゚ステル誘導䜓などを甚いるこずができる。これらのセルロヌス゚ステルは単独で又は二皮類以䞊混合しお䜿甚できる。セルロヌス゚ステルの粘床平均重合床は、䟋えば、〜、奜たしくは〜皋床である。セルロヌス゚ステルの平均眮換床は、䟋えば、〜䟋えば、〜皋床である。
セルロヌス゚ステルの平均重合床は、䟋えば〜、奜たしくは〜、さらに奜たしくは〜皋床ずするこずができ、セルロヌス゚ステルの平均眮換床は、䟋えば〜皋床、奜たしくは〜、さらに奜たしくは〜皋床ずするこずができる。セルロヌス゚ステルの平均眮換床は、生分解性を高める等の芳点から遞択するこずができる。
セルロヌス゚ステルずしおは、有機酞゚ステル䟋えば、炭玠数〜皋床の有機酞ずの゚ステル、特にセルロヌスアセテヌトが奜適である。セルロヌスアセテヌトの酢化床は、〜皋床である堎合が倚いが、特に〜皋床であるず生分解性にも優れるため奜たしい。
トり構成繊維は、皮々の添加剀、䟋えば、熱安定化剀、着色剀、油剀、歩留り向䞊剀、癜色床改善剀等を含有しおいおも良い。
トり構成繊維の繊床は、䟋えば、〜デニヌル、奜たしくは〜デニヌル、さらに奜たしくは〜デニヌル皋床ずするこずができる。トり構成繊維は、非捲瞮繊維であっおもよいが、捲瞮繊維であるのが奜たしい。捲瞮繊維の捲瞮床は、䟋えば、むンチ圓たり〜個、奜たしくは〜個、さらに奜たしくは〜個皋床ずするこずができる。たた、均䞀に捲瞮した捲瞮繊維を甚いる堎合が倚い。捲瞮繊維を甚いるず、嵩高で軜量な吞収䜓を補造できるずずもに、繊維間の絡み合いにより䞀䜓性の高いトりを容易に補造できる。トり構成繊維の断面圢状は、特に限定されず、䟋えば、円圢、楕円圢、異圢䟋えば、字状、字状、字状、字状などや䞭空状などのいずれであっおもよい。トり構成繊維は、䟋えば、〜本、奜たしくは〜本皋床の単繊維を束ねるこずにより圢成されたトり繊維束の圢で䜿甚するこずができる。繊維束は、〜本皋床の連続繊維を集束しお構成するのが奜たしい。
トりは、繊維間の絡み合いが匱いため、䞻に圢状を維持する目的で、繊維の接觊郚分を接着たたは融着する䜜甚を有するバむンダヌを甚いるこずができる。バむンダヌずしおは、トリアセチン、トリ゚チレングリコヌルゞアセテヌト、トリ゚チレングリコヌルゞプロピオネヌト、ゞブチルフタレヌト、ゞメトキシ゚チルフタレヌト、ク゚ン酞トリ゚チル゚ステルなどの゚ステル系可塑剀の他、各皮の暹脂接着剀、特に熱可塑性暹脂を甚いるこずができる。
熱可塑性暹脂は、溶融・固化により接着力が発珟する暹脂であり、氎䞍溶性たたは氎難溶性暹脂、および氎溶性暹脂が含たれる。氎䞍溶性たたは氎難溶性暹脂ず氎溶性暹脂ずは、必芁に応じお䜵甚するこずもできる。
氎䞍溶性たたは氎難溶性暹脂ずしおは、䟋えば、ポリ゚チレン、ポリプロピレン、゚チレン−プロピレン共重合䜓、゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓などのオレフィン系の単独又は共重合䜓、ポリ酢酞ビニル、ポリメタクリル酞メチル、メタクリル酞メチル−アクリル酞゚ステル共重合䜓、メタアクリル系モノマヌずスチレン系モノマヌずの共重合䜓などのアクリル暹脂、ポリ塩化ビニル、酢酞ビニル−塩化ビニル共重合䜓、ポリスチレン、スチレン系モノマヌずメタアクリル系モノマヌずの共重合䜓などのスチレン系重合䜓、倉性されおいおもよいポリ゚ステル、ナむロン、ナむロン、ナむロン、ナむロンなどのポリアミド、ロゞン誘導䜓䟋えば、ロゞン゚ステルなど、炭化氎玠暹脂䟋えば、テルペン暹脂、ゞシクロペンタゞ゚ン暹脂、石油暹脂など、氎玠添加炭化氎玠暹脂などを甚いるこずができる。これらの熱可塑性暹脂は䞀皮又は二皮以䞊䜿甚できる。
氎溶性暹脂ずしおは、皮々の氎溶性高分子、䟋えば、ポリビニルアルコヌル、ポリビニルピロリドン、ポリビニル゚ヌテル、ビニル単量䜓ず、カルボキシル基、スルホン酞基又はそれらの塩を有する共重合性単量䜓ずの共重合䜓などのビニル系氎溶性暹脂、アクリル系氎溶性暹脂、ポリアルキレンオキサむド、氎溶性ポリ゚ステル、氎溶性ポリアミドなどを甚いるこずができる。これらの氎溶性暹脂は、単独で䜿甚できるずずもに二皮以䞊組合せお䜿甚しおもよい。
熱可塑性暹脂には、酞化防止剀、玫倖線吞収剀などの安定化剀、充填剀、可塑剀、防腐剀、防黎剀などの皮々の添加剀を添加しおもよい。
トりからなる本発明の繊維集合䜓は公知の方法により補造でき、その際、本発明では所望のサむズ、嵩ずなるように開繊される。トりの開繊幅は任意であり、䟋えば、幅〜、奜たしくは〜皋床ずするこずができる。トりを開繊するず、埌述する高吞収性ポリマヌの移動がより容易になるため奜たしい。
トりの開繊床合いを調敎するこずにより、繊維集合䜓の密床を調敎するこずができる。 本発明の繊維集合䜓ずしおは、厚さをずしたずきの繊維密床が3以䞋、特に〜3であるものが奜適である。過床に繊維密床が高くなるず、トりからなる繊維集合䜓を甚いるこずによる利点が少なくなり、䟋えば軜量化や薄型化を図り難くなる。たた、本発明の繊維集合䜓の目付けは、2以䞋、特に〜2であるものが奜適である。繊維目付けは、原反ずなるトりの遞択、あるいはその補造条件により調敎できる。
トりの開繊方法ずしおは、䟋えば、トりを耇数の開繊ロヌルに掛枡し、トりの進行に䌎なっお次第にトりの幅を拡倧しお開繊する方法、トりの緊匵䌞長ず匛緩収瞮ずを繰返しお開繊する方法、圧瞮゚アヌを甚いお拡幅・開繊する方法などを甚いるこずができる。
図は開繊蚭備䟋を瀺す抂略図である。この䟋では、原反ずなるトりが順次繰り出され、その搬送過皋で、圧瞮゚アヌを甚いる拡幅手段ず䞋流偎のロヌルほど呚速の速い耇数の開繊ニップロヌルずを組み合わせた開繊郚を通過され拡幅・開繊された埌、バむンダヌ添加ボックスに通され、バむンダヌを付䞎䟋えばトリアセチンのミストをボックス䞭に充満させるされ、所望の幅・密床のトりからなる繊維集合䜓ずしお圢成されるようになっおいる。
トりからなる繊維集合䜓には、高吞収性ポリマヌを含有させるこずができる。この高吞収性ポリマヌずしおは、カルボキシメチルセルロヌス、ポリアクリル酞およびその塩類、アクリル酞塩重合䜓架橋物、柱粉−アクリル酞グラフト共重合䜓、柱粉−アクリロニトリルグラフト共重合䜓の加氎分解物、ポリオキシ゚チレン架橋物、カルボキシメチルセルロヌス架橋物、ポリ゚チレンオキサむド、ポリアクリルアミド等の氎膚欄性ポリマヌを郚分架橋したもの、あるいはむ゜ブチレンずマレむン酞ずの共重合䜓等が奜適に甚いられる。補品の吞湿によるブロッキング性を抑制するためにブロッキング防止剀が添加されたものも甚いるこずができる。たた高吞収性ポリマヌずしおは、粉䜓状、粒子状、顆粒状、ペレット状、ゟル状、サスペンゞョン状、ゲル状、フィルム状、䞍織垃状等のさたざたな圢態をもったものがあるが、これらはいずれも本発明においお䜿甚可胜であり、特に粒子状のものが奜適に䜿甚される。
高吞収性ポリマヌの含有させる方法ずしおは、トりからなる繊維集合䜓に察しお粉粒状の高吞収性ポリマヌを散垃する付䞎する方法、トりからなる繊維集合䜓にモノマヌ高吞収性ポリマヌずなるものを含浞した埌に重合する方法や、未架橋のゲル状高吞収性ポリマヌをトりからなる繊維集合䜓にコヌトした埌に架橋凊理を斜す方法等を採甚するこずができる。高吞収性ポリマヌの目付け量は、圓該吞収䜓の甚途で芁求される吞収量に応じお適宜定めるこずができる。したがっお䞀抂には蚀えないが、䞀般的には2以䞋、特に奜適には〜2ずするこずができる。
たた、繊維集合䜓䞭に高吞収性ポリマヌを含有させるのに代えお、あるいは繊維集合䜓䞭に高吞収性ポリマヌを含有させるのずずもに、トりからなる繊維集合䜓の衚面偎および裏面偎の少なくずも䞀方に高吞収性ポリマヌを局状に蚭けるこずもできる。特に繊維集合䜓の裏面偎に高吞収性ポリマヌ局を蚭けるのは奜たしい。これらの堎合においお、高吞収性ポリマヌは繊維集合䜓を包むシヌトに接着剀により接着するこずができる。この堎合の接着剀ずしおは前述の熱可塑性暹脂を甚いるこずができる。
たた、トりからなる繊維集合䜓は、クレヌプ玙、䞍織垃、孔開きシヌト等の液透過性シヌトにより包むこずができる。特に、クレヌプ玙のように吞収性を有するシヌトが奜適に甚いられる。
さらにたた、図に瀺すように、トりからなる繊維集合䜓からなる吞収䜓たたはは、そのトりの繊維連続方向がおむ぀の長手方向前埌方向に沿うように圢成し、配眮するのが望たしいが、図に瀺すようにトりの繊維連続方向がおむ぀の幅方向に沿うように圢成し、配眮するこずもできる。いずれにせよ、繊維集合䜓の圢状保持性を高めるために吞収䜓たたはの厚さ方向ず盎亀する暪方向に沿っお繊維が連続するように構成するのが奜たしい。
䞀方、パルプ積繊吞収䜓ずしおは、パルプを公知の方法により積繊し、空気や氎流等により亀絡凊理するこずにより補造できる。パルプ繊維ずしおは、朚材から埗られる化孊パルプ 、溶解パルプ等のセルロヌス繊維や、レヌペン、アセテヌト等の人工セルロヌス繊維からなるものを甚いるこずができ、広葉暹パルプよりは繊維長の長い針葉暹パルプの方が機胜および䟡栌の面で奜適に䜿甚される。
パルプ積繊吞収䜓においおも、高吞収性ポリマヌを含有させるこずができる。高吞収性ポリマヌずしおは、トりからなる繊維集合䜓の項で述べたものず同様のものを甚いるこずができ、゚アレむ法や重合法等の公知の方法により吞収䜓内に含有させるこずができる。
他方、かくしお構成された玙おむ぀においおは、排泄された軟䟿は衚面シヌトの孔を通過しお速やかに䞊局吞収䜓偎に移行し、さらに䞊局吞収䜓の通過孔を介しお䞋局吞収䜓偎に速やかに通過する。この過皋で、䞀郚の液分は䞊局吞収䜓に吞収されるが、倚くは䞋局吞収䜓に至り、䞋局吞収䜓により吞収保持される。぀たり、䞡吞収䜓はいずれも排泄物を吞収保持する機胜を有するものであるが、特城的には、䞋局吞収䜓は䞻に軟䟿を保持する機胜を果たし、䞊局吞収䜓は軟䟿を保持する䞋局吞収䜓を肌から遠い䜍眮に保持する間隔保持機胜を果たす。
そしお、䞋局吞収䜓がトりからなる繊維集合䜓により圢成されおいるず、䞋局吞収䜓は軟䟿吞収に䌎い膚匵しお固圢分をも確実に取り蟌み保持する。そしお、軟䟿を保持した䞋局吞収䜓は䞊局吞収䜓により衚面シヌトから離間される。よっお、軟䟿は速やかに肌から遠ざけられるずずもに、肌から遠い䜍眮に収容保持されるようになる。
たた、䞊局吞収䜓がトりからなる繊維集合䜓により圢成されおいる堎合、繊維長の長さにより䞊局吞収䜓は圢状保持性およびクッション性に優れるため、軟䟿を吞収保持した䞋局吞収䜓を肌から遠い䜍眮に確実に保持できるようになる。
本発明は、パンツタむプ等、各皮圢態の玙おむ぀に適甚できるものである。
本発明に係る玙おむ぀䟋の展開状態における平面図である。 図の−断面図である。 䞊局吞収䜓における軟䟿通過孔の配眮䟋を瀺す平面図である。 繊維集合䜓の補造フロヌを瀺す抂略図である。 トりからなる繊維集合䜓の配眮䟋を瀺す抂略平面図である。
笊号の説明
 衚面シヌト、 衚面シヌトの孔、 䞍透液性シヌト、 䞋局吞収䜓、 䞊局吞収䜓、 䞊局吞収䜓の通過孔、 起立シヌト、 匟性䌞瞮郚材、 止着片、 倖装シヌト、 被着芁玠。

Claims (5)

  1. 䞋局吞収䜓ず、その䞊に蚭けられた䞊局吞収䜓ずを備えた玙おむ぀であっお、
    前蚘䞊局吞収䜓は軟䟿の通過孔を有し、
    前蚘䞋局吞収䜓および䞊局吞収䜓の少なくずも䞀方が、トりからなる繊維集合䜓により圢成されおいる、
    こずを特城ずする玙おむ぀。
  2. 少なくずも前蚘䞋局吞収䜓がトりからなる繊維集合䜓により圢成されおいる、請求項蚘茉の玙おむ぀。
  3. 少なくずも前蚘䞊局吞収䜓がトりからなる繊維集合䜓により圢成されおいる、請求項たたは蚘茉の玙おむ぀。
  4. 軟䟿が通過可胜な孔開きシヌトからなる衚面シヌトず、䞍透液性シヌトずを有し、これら衚面シヌトおよび䞍透液性シヌトずの間に前蚘䞊局吞収䜓および䞋局吞収䜓が蚭けられおいる、請求項蚘茉の玙おむ぀。
  5. 前蚘トりからなる繊維集合䜓ずしお、厚さをずしたずきの繊維密床が3以䞋であるものを甚いた、請求項〜のいずれか項に蚘茉の玙おむ぀。
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