JP2006014507A - 電源装置及び電源制御装置 - Google Patents

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Hiroki Matsuda
裕樹 松田
Tomiyuki Nagai
富幸 永井
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Abstract

【課題】入力電圧をスイッチングして出力するスイッチング手段及び負荷に印加される電圧が一定になるようにスイッチング手段をスイッチング制御する制御手段を有する電源装置及び電源制御装置に関し、負荷の重さによらず、常に、高効率で駆動させることができる電源装置及び電源制御装置を提供すること目的とする。
【解決手段】 本発明は、入力電圧をスイッチングして出力するスイッチング手段(M1、M2)と、負荷に印加される電圧が一定になるように該スイッチング手段(M1、M2)をスイッチング制御する制御手段(R1、R2、21、22、23、24)とを有する電源装置において、負荷電流を検出する負荷電流検出手段(Rs、126)と、負荷電流検出手段(Rs、126)で検出された負荷電流に応じてスイッチング手段(M1、M2)のインピーダンスを切り換える駆動電圧切換手段(125)とを有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は電源装置及び電源制御装置に係り、特に、入力電圧をスイッチングして出力するスイッチング手段及び負荷に印加される電圧が一定になるようにスイッチング手段をスイッチング制御する制御手段を有する電源装置及び電源制御装置に関する。
図7は従来の電源装置の一例のブロック構成図を示す。
従来の電源装置1は、電源制御装置11、コイルL0、キャパシタC0から構成される。
電源制御装置11は、例えば、1チップの半導体チップから構成されている。電源制御装置11は、端子T1〜T3を有し、抵抗R1、R2、エラーアンプ21、基準電圧源22、制御回路23、ドライバ24、トランジスタM1、M2が内蔵されている。
端子T1には、負荷に印加される出力電圧Voutが印加されている。端子T1に印加された出力電圧Voutは、抵抗R1、R2により分圧されて、出力電圧Voutの検出電圧としてエラーアンプ21の反転入力端子に印加される。
エラーアンプ21の非反転入力端子には、基準電圧源22から基準電圧が印加されている。エラーアンプ21は、検出電圧と基準電圧との差に応じた信号を出力する。エラーアンプ21の出力信号は、制御回路23に供給される。
制御回路23は、PWM(pulse width modulation)、或いは、PFM(pulse frequency
modulation)回路から構成されており、エラーアンプ21の出力信号に応じて負荷に印加される出力電圧Voutが一定となるパルス幅、或いは、周波数のパルスを発生する。制御回路23で発生したパルスは、ドライバ24に供給される。ドライバ24は、制御回路23からのパルスに応じてトランジスタM1を駆動するための第1の駆動パルス及びトランジスタM2を駆動するための第2の駆動パルスを生成する。ドライバ24で生成された第1のパルスは、トランジスタM1のゲートに供給される。また、ドライバ24で生成された第2のパルスは、トランジスタM2のゲートに供給される。
トランジスタM1は、pチャネルMOSトランジスタから構成され、ソースが端子T2に接続され、ドレインが端子T3に接続されており、ドライバ24からの第1の駆動パルスに応じてスイッチングされる。
トランジスタM2は、nチャネルMOSトランジスタから構成され、ソースが接地され、ドレインが端子T3に接続されており、ドライバ24からの第2の駆動パルスに応じてスイッチングされる。トランジスタM1、M2は第1の駆動パルス及び第2の駆動パルスにより互いに交互にスイッチングされる。
トランジスタM1がオンし、トランジスタM2がオフすることにより端子T3にトランジスタM1を介して電源電圧Vinが印加される。また、トランジスタM1がオフ、トランジスタM2がオンすると、端子T3がトランジスタM2を介して接地され、端子T3から電流が引き込まれる。
コイルL0は端子T3と負荷との間に接続されており、キャパシタCとともに、端子T3の電圧を平滑化する。コイルL0及びキャパシタCにより平滑化された電圧は、出力電圧Voutとして負荷に供給される。出力電圧Voutは、制御回路23により一定の電圧となるように制御される。
図8は従来の電源装置の一例の負荷電流に対する効率の特性を示す図である。
図7に示す電源装置1では、図8に示すように予め設定された所定の負荷電流Iout0で最大効率η0となり、他の負荷電流では、効率が低下する。
なお、電源装置とは異なるが、スイッチング素子の駆動回路において設計の自由度を向上させるために、予め複数の駆動回路を設け、スイッチング素子の動作モードに応じて駆動回路を切り換えることにより発熱を抑制した駆動装置が提案されている(特許文献1)。
特開2004−32409号公報
しかるに、図7に示す電源装置1では、予め設定された負荷で効率がよくなるように設定されていたため、負荷の変動に応じて効率が変化するなどの課題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、負荷の重さによらず、常に、高効率で駆動させることができる電源装置及び電源制御装置を提供すること目的とする。
本発明は、入力電圧をスイッチングして出力するスイッチング手段(M1、M2)と、負荷に印加される電圧が一定になるように該スイッチング手段(M1、M2)をスイッチング制御する制御手段(R1、R2、21、22、23、24)とを有する電源装置において、負荷電流を検出する負荷電流検出手段(Rs、126)と、負荷電流検出手段(Rs、126)で検出された負荷電流に応じてスイッチング手段(M1、M2)のインピーダンスを切り換える駆動電圧切換手段(125)とを有することを特徴とする。
スイッチング手段(M1、M2)は、入力電圧(Vin)が印加される入力端子(Tin)とスイッチング手段(M1、M2)によりスイッチングされた電圧が出力されるスイッチング出力端子(T3)との間にソース−ドレインが接続された第1のトランジスタ(M1)と、スイッチング出力端子(T3)と接地との間にドレイン−ソースが接続された第2のトランジスタ(M2)とを有し、駆動電圧切換手段(125)は負荷電流検出手段(Rs、126)で検出された負荷電流に応じて第1のトランジスタ(M1)及び第2のトランジスタ(M2)のソース−ゲート間のインピーダンスを切り換えることを特徴とする。
駆動電圧切換手段(125)は、負荷電流検出手段(Rs、126)で検出された負荷電流が小さくなったときに、第1のトランジスタ(M1)及び第2のトランジスタ(M2)のソース−ゲート間のインピーダンスが大きくなるようにインピーダンスを切り換えることを特徴とする。
なお、上記参照符号はあくまでも参考であり、これによって特許請求の範囲が限定されるのもではない。
本発明によれば、負荷電流に応じてスイッチング手段のインピーダンスを切り換えることにより、スイッチング手段を負荷電流によらず、常に、高効率で駆動できるなどの特長を有する。
[全体構成]
図1は本発明の一実施例のブロック構成図を示す。同図中、図7と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例の電源装置100は、負荷に供給される電流を検出する負荷電流検出手段と、負荷電流検出手段で検出された負荷電流に応じてスイッチング素子M1、M2のインピーダンスを切り換える構成としてなる。
負荷電流検出手段は、負荷電流検出用抵抗Rsを含む構成とされている。負荷電流検出用抵抗Rsは、コイルL0とキャパシタC0との接続点と負荷との間に直列に接続される。負荷電流検出用抵抗Rsの両端には、負荷に供給される電流に応じた電圧が発生する。
負荷電流検出用抵抗RsのコイルL0とキャパシタC0との接続点側の一端は、電源制御装置111の端子T11に接続されている。また、負荷電流検出用抵抗Rsの負荷側の一端は、電源制御装置111の端子T12に接続されている。
電源制御装置111は、例えば、1チップの半導体装置から構成されており、図4に示す電源制御装置11にインピーダンス切換回路125及びコントローラ126を追加した構成とされている。
[インピーダンス切換回路125]
インピーダンス切換回路125は、ドライバ24とトランジスタM1、M2のゲートとの間に設けられ、コントローラ126からの切換制御信号に応じてドライバ24とトランジスタM1、M2のゲートとの間のインピーダンスを切り換える構成とされている。
図2はインピーダンス切換回路125の回路構成図を示す。
インピーダンス切換回路125は、第1のインピーダンス切換回路131及び第2のインピーダンス切換回路132から構成される。
第1のインピーダンス切換回路131は、スイッチSW11、SW12、抵抗R10、R11、R12、キャパシタC11、C12から構成される。第1のインピーダンス切換回路131には、ドライバ24の第1の駆動パルスが供給される。ドライバ24からの第1の駆動パルスは、スイッチSW11、及びスイッチSW12に供給される。スイッチSW11は、コントローラ126からの第1の切換制御信号によりスイッチングされ、ドライバ24からの第1の駆動パルスの出力を制御する。スイッチSW12は、コントローラ126からの第2の切換制御信号によりスイッチングされ、ドライバ24からの第1の駆動パルスの出力を制御する。なお、第2の切換制御信号は、第1の切換制御信号の逆論理である。
スイッチSW11の出力は、抵抗R11とキャパシタC11とを並列接続した第1のインピーダンス回路の一端に供給される。第1のインピーダンス回路の他端は、トランジスタM1のゲートに接続される。
スイッチSW12の出力は、抵抗R12とキャパシタC12とを並列接続した第2のインピーダンス回路の一端に供給される。第1のインピーダンス回路の他端は、トランジスタM1のゲートに接続される。
なお、抵抗R10は、トランジスタM1のゲートと入力電圧Vinが印加される端子T2との間に接続されている。
第1のインピーダンス回路を構成する抵抗R11及びキャパシタC11は、重負荷時にトランジスタM1を効率良く駆動できるインピーダンスに設定されている。また、第2のインピーダンス回路を構成する抵抗R12及びキャパシタC12は、軽負荷時にトランジスタM1を効率良く駆動できるインピーダンスに設定されている。
ここで、例えば、第1の駆動パルスの0〜5Vp-p、固定抵抗R10を200kΩに設定し、第1のインピーダンス回路を構成する抵抗R11を20kΩ、キャパシタC11を20pFに設定することにより、トランジスタM1のゲート電圧を0.45〜5Vp-pとすることができる。第1のインピーダンス回路を選択することにより、トランジスタM1のゲート電圧を0.45〜5Vp-pと、大きな振幅で駆動することができるため、トランジスタM1を重負荷状態で効率よく駆動できる。
このとき、トランジスタM1のゲート-ソース間の寄生容量C1を50pFとした場合、トランジスタM1のゲートの寄生容量C10は、
C10=C1//C11=50p//20p=14.3pF
となり、キャパシタC11によって、トランジスタM1の寄生容量を低減できる。
また、第2のインピーダンス回路を構成する抵抗R12を500kΩ、キャパシタC12を5pFに設定することにより、トランジスタM1のゲート電圧を3.6〜5Vp-pとすることができる。第2のインピーダンス回路を選択することにより、トランジスタM1のゲート電圧を3.6〜5Vp-pと、小さな振幅で駆動することができるため、軽負荷状態で効率よく駆動できる。
このとき、トランジスタM1のゲートの寄生容量C10は、
C10=C1//C12=50p//5p=4.5pF
となり、キャパシタC12によって、トランジスタM1の寄生容量をさらに低減でき、軽負荷状態での駆動効率を向上させることができる。
第2のインピーダンス切換回路132は、スイッチSW21、SW22、抵抗R20、R21、R22、キャパシタC21、C22から構成される。第2のインピーダンス切換回路132には、ドライバ24の第2の駆動パルスが供給される。ドライバ24からの第2の駆動パルスは、スイッチSW21、及びスイッチSW22に供給される。スイッチSW21は、コントローラ126からの第1の切換制御信号によりスイッチングされ、ドライバ24からの第2の駆動パルスの出力を制御する。スイッチSW22は、コントローラ126からの第2の切換制御信号によりスイッチングされ、ドライバ24からの第2の駆動パルスの出力を制御する。
スイッチSW21の出力は、抵抗R21とキャパシタC21とを並列接続した第3のインピーダンス回路の一端に供給される。第3のインピーダンス回路の他端は、トランジスタM2のゲートに接続される。
スイッチSW22の出力は、抵抗R22とキャパシタC22とを並列接続した第4のインピーダンス回路の一端に供給される。第4のインピーダンス回路の他端は、トランジスタM2のゲートに接続される。
なお、抵抗R20は、トランジスタM2のゲートと接地との間に接続されている。
第3のインピーダンス回路を構成する抵抗R21及びキャパシタC21は、第1のインピーダンス回路と同様に、重負荷時にトランジスタM2を効率良く駆動できるインピーダンスに設定されている。また、第4のインピーダンス回路を構成する抵抗R22及びキャパシタC22は、第2のインピーダンス回路と同様に軽負荷時にトランジスタM2を効率良く駆動できるインピーダンスに設定されている。
ここで、第3のインピーダンス回路は第1のインピーダンス回路と同様に、抵抗R21が20kΩ、キャパシタC21が20pFに設定されている。第4のインピーダンス回路は第2のインピーダンス回路と同様に、抵抗R22が500kΩ、キャパシタC22が5pFに設定されている。なお、固定抵抗R20は、固定抵抗R10と同じ200kΩに設定することにより、トランジスタM1と同様に重負荷時及び軽負荷時の両方で高効率にトランジスタM2を駆動できる。
インピーダンス切換回路125は、コントローラ126からの第1の切換制御信号及び第2の切換制御信号によりスイッチSW11、SW12、SW21、SW22を切り換えることによりトランジスタM1、M2のゲートにつくインピーダンスを重負荷時と軽負荷時とで切り換えることができる。これによって、重負荷時及び軽負荷時の両方で効率よくトランジスタM1、M2を駆動できる。
[コントローラ126]
次にコントローラ126について説明する。
コントローラ126には、端子T11、T12が接続されており、負荷電流検出用抵抗Rsに発生する電圧、すなわち、負荷電流に応じた電圧が印加される。コントローラ126は、端子T11、T12間の電圧に応じてインピーダンス切換回路125のスイッチSW11、SW12、SW21、SW22を切り換えるための第1及び第2の切換制御信号を生成する。
図3はコントローラ126のブロック構成図を示す。
コントローラ126は、差動アンプ141、ヒステリシス付きコンパレータ142、基準電圧源143、インバータ144から構成される。
差動アンプ141は、端子T11の電位と端子T12の電位との電位差に応じた信号を出力する。差動アンプ141の出力信号は、ヒステリシス付きコンパレータ142の非反転入力端子に供給される。
ヒステリシス付きコンパレータ142の反転入力端子には、基準電圧源143から基準電圧Vref1が印加されている。ヒステリシス付きコンパレータ142は、差動アンプ141の出力が基準電圧Vref1より大きくなる、すなわち、負荷に供給される電流が多く、負荷電流検出用抵抗Rsにかかる電圧が大きくなると、出力をハイレベルとし、差動アンプ141の出力が基準電圧Vref2(<Vref1)より小さくなる、すなわち、負荷に供給される電流が少なく、負荷電流検出用抵抗Rsにかかる電圧が小さくなると、出力をローレベルとする。ヒステリシス付きコンパレータ142の出力は、重負荷時にハイレベル、軽負荷時にローレベルとなる。
ヒステリシス付きコンパレータ142の出力は、第1の切換制御信号としてスイッチSW11、SW21に供給されるとともに、インバータ144に供給される。インバータ144は、ヒステリシス付きコンパレータ142の出力を反転して出力する。インバータ144の出力は、第2の切換制御信号としてスイッチSW12、SW22に供給される。
スイッチSW11は、第1の切換制御信号がハイレベルのときにオンし、ドライバ24からの第1の駆動パルスを抵抗R11及びキャパシタC11からなる並列回路を介してトランジスタM1のゲートに供給する。また、スイッチSW11は、第1の切換制御信号がローレベルのときにオフする。スイッチSW21は、第1の切換制御信号がハイレベルのときにオンし、ドライバ24からの第2の駆動パルスを抵抗R21及びキャパシタC21からなる並列回路を介してトランジスタM2のゲートに供給する。また、スイッチSW21は、第1の切換制御信号がローレベルのときにオフする。
スイッチSW12は、第2の切換制御信号がハイレベル、すなわち、第1の切換制御信号がローレベルのときにオンし、ドライバ24からの第2の駆動パルスを抵抗R12及びキャパシタC12からなる並列回路を介してトランジスタM1のゲートに供給する。また、スイッチSW12は、第2の切換制御信号がローレベル、すなわち、第1の切換制御信号がハイレベルのときにはオフする。
スイッチSW22は、第2の切換制御信号がハイレベル、すなわち、第1の切換制御信号がローレベルのときにオンし、ドライバ24からの第2の駆動パルスを抵抗R22及びキャパシタC22からなる並列回路を介してトランジスタM2のゲートに供給する。また、スイッチSW22は、第2の切換制御信号がローレベル、すなわち、第1の切換制御信号がハイレベルのときにはオフする。
よって、重負荷時には、コントローラ126からの第1の切換制御信号はハイレベルとなり、第2の切換制御信号はローレベルとなる。第1の切換制御信号がハイレベル、第2の切換制御信号がローレベルのときには、インピーダンス切換回路125はスイッチSW11、SW21がオンし、スイッチSW12、SW22がオフする。このため、ドライバ24からの第1の駆動パルスは、スイッチSW11を通して抵抗R11及びキャパシタC11から構成される並列回路を介してトランジスタM1のゲートに供給される。また、ドライバ24からの第2の駆動パルスは、スイッチSW21を通して抵抗R21及びキャパシタC21から構成される並列回路を介してトランジスタM2のゲートに供給される。
また、軽負荷時には、コントローラ126からの第1の切換制御信号はローレベルとなり、第2の切換制御信号はハイレベルとなる。第1の切換制御信号がローレベル、第2の切換制御信号がハイレベルになると、インピーダンス切換回路125はスイッチSW11、SW21がオフし、スイッチSW12、SW22がオンする。このため、ドライバ24からの第1の駆動パルスは、スイッチSW12を通して抵抗R12及びキャパシタC12から構成される並列回路を介してトランジスタM1のゲートに供給される。また、ドライバ24からの第2の駆動パルスは、スイッチSW22を通して抵抗R22及びキャパシタC22から構成される並列回路を介してトランジスタM2のゲートに供給される。
[動作]
図4は本発明の一実施例の負荷電流に対する効率の特性を示す図である。
図4において破線は第1、第3のインピーダンス回路によりトランジスタM1、M2を駆動したときの負荷電流に対する効率の特性を示しており、負荷電流Iout10で効率が最大効率η0となる。また、図4において一点鎖線は第2、第4のインピーダンス回路によりトランジスタM1、M2を駆動したときの負荷電流に対する効率の特性を示しており、負荷電流Iout20(<Iout10)で効率が最大効率η0となる。
本実施例によれば、重負荷時には重負荷状態でトランジスタM1を効率良く駆動できるインピーダンスに設定された第1のインピーダンス回路を通して第1の駆動パルスをトランジスタM1のゲートに供給するとともに、重負荷状態でトランジスタM2を効率良く駆動できるインピーダンスに設定された第2のインピーダンス回路を通して第2の駆動パルスをトランジスタM2のゲートに供給し、軽負荷時には軽負荷状態でトランジスタM1を効率良く駆動できるインピーダンスに設定された第2のインピーダンス回路を通して第1の駆動パルスをトランジスタM1のゲートに供給するとともに、軽負荷状態でトランジスタM2を効率良く駆動できるインピーダンスに設定された第4のインピーダンス回路を通して第2の駆動パルスをトランジスタM2のゲートに供給することにより、図4の破線で示す特性と図4に一点鎖線で示す特性とを合成した特性を得ることができ、よって、重負荷状態、軽負荷状態のいずれの場合でも効率良くトランジスタM1、M2を駆動できる。
[変形例]
なお、本実施例では、重負荷時に第1のインピーダンス回路及び第3のインピーダンスが選択され、軽負荷時に第2のインピーダンス回路及び第4のインピーダンス回路が選択されるように制御したが、さらに、多段の負荷状態に応じて多段にインピーダンス回路を切り換えるようにしてもよい。
図5はインピーダンス切換回路125の変形例の回路構成図を示す。
本変形例のインピーダンス切換回路225は、第1のインピーダンス切換回路231及び第2のインピーダンス切換回路232の構成が図2に示すインピーダンス切換回路125とは相違している。
本変形例の第1のインピーダンス切換回路231は、n個のスイッチSW11〜SW1n、抵抗R10、抵抗R11〜R1n、キャパシタC11〜C1nから構成されている。スイッチSW11〜SW1nとトランジスタM1のゲートとの間には抵抗R11〜R1n及びキャパシタC11〜C1nを図5に示すように各々並列に接続した第1〜第nのインピーダンス回路が接続されている。
本変形例の第2のインピーダンス切換回路232は、第1のインピーダンス切換回路231と略同様な構成とされており、n個のスイッチSW21〜SW2n、抵抗R20、抵抗R21〜R2n、キャパシタC21〜C2nから構成されている。スイッチSW21〜SW2nとトランジスタM2のゲートとの間には抵抗R21〜R2n及びキャパシタC21〜C2nを図5に示すように各々並列に接続した第1〜第nのインピーダンス回路が接続されている。
また、本変形例では、コントローラ226は負荷電流に応じて第1〜第nの切換制御信号を生成する。
スイッチSW11〜SW1n、SW21〜SW2nはコントローラ226からの第1〜第nの切換制御信号により各々オン/オフされる。コントローラ226は、負荷電流に応じてスイッチSW11〜SW1n、SW21〜SW2nのうち負荷電流に対応したインピーダンスを有するインピーダンス回路が接続された一つのスイッチのみがオンするように第1〜第nの切換制御信号を生成している。
以上により、トランジスタM1、M2のゲートに接続されるインピーダンスを多くの負荷の状態でトランジスタM1、M2を効率良く駆動できるインピーダンスに設定できる。
図6はインピーダンス切換回路125の変形例の負荷電流に対する効率の特性を示す図である。
本変形例によれば、図6に示すように負荷電流Iout1〜IoutnでトランジスタM1、M2の最大効率η0となるように設定された第1〜第nのインピーダンス回路を設け、負荷電流に応じて第1〜第nのインピーダンス回路を選択して、トランジスタM1〜M2のゲートに接続することにより、トランジスタM1、M2を常に効率よく駆動することができる。
なお、本実施例では、負荷電流に応じて第1〜第nのインピーダンス回路を択一的に選択してトランジスタM1、M2を高効率で駆動するインピーダンスを作成したが、負荷電流に応じて第1〜第nのインピーダンス回路のうち、複数のインピーダンス回路を選択して、選択されたインピーダンス回路のインピーダンスを合成したインピーダンスがトランジスタM1、M2が高効率で駆動されるインピーダンスとなるようにしてもよい。
また、本実施例では、インピーダンス回路を切り換えるようにしたが、抵抗、キャパシタなどを負荷に応じて順次に追加、或いは、削除していくことによって、インピーダンスを変化させるようにしてもよい。
本発明の一実施例のブロック構成図である。 インピーダンス切換回路125の回路構成図である。 コントローラ126のブロック構成図である。 本発明の一実施例の負荷電流に対する効率の特性を示す図である。 インピーダンス切換回路125の変形例の回路構成図である。 インピーダンス切換回路125の変形例の負荷電流に対する効率の特性を示す図である。 従来の電源装置の一例のブロック構成図である。 従来の電源装置の一例の負荷電流に対する効率の特性を示す図である。
符号の説明
100 電源装置
111 電源制御装置
L0 コイル
C0 キャパシタ
Rs 負荷電流検出用抵抗
R1、R2 抵抗
21 エラーアンプ
22 基準電圧源
23 制御回路
24 ドライバ
125 インピーダンス切換回路
126 コントローラ

Claims (6)

  1. 入力電圧をスイッチングして出力するスイッチング手段と、負荷に印加される電圧が一定になるように該スイッチング手段をスイッチング制御する制御手段とを有する電源装置において、
    負荷電流を検出する負荷電流検出手段と、
    前記負荷電流検出手段で検出された負荷電流に応じて前記スイッチング手段のインピーダンスを切り換える駆動電圧切換手段とを有することを特徴とする電源装置。
  2. 前記スイッチング手段は、前記入力電圧が印加される入力端子と前記スイッチング手段によりスイッチングされた電圧が出力されるスイッチング出力端子との間にソース−ドレインが接続された第1のトランジスタと、
    前記スイッチング出力端子と接地との間にドレイン−ソースが接続された第2のトランジスタとを有し、
    前記駆動電圧切換手段は、前記負荷電流検出手段で検出された負荷電流に応じて前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのソース−ゲート間のインピーダンスを切り換えることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記駆動電圧切換手段は、前記負荷電流検出手段で検出された負荷電流が小さくなったときに、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのソース−ゲート間のインピーダンスが大きくなるようにインピーダンスを切り換えることを特徴とする請求項2記載の電源装置。
  4. 入力電圧をスイッチングして出力するスイッチング手段と、負荷に印加される電圧が一定になるように該スイッチング手段をスイッチング制御する制御手段とを有する電源制御装置において、
    負荷電流を検出する負荷電流検出手段と、
    前記負荷電流検出手段で検出された負荷電流に応じて前記スイッチング手段のインピーダンスを切り換える駆動電圧切換手段とを有することを特徴とする電源制御装置。
  5. 前記スイッチング手段は、前記入力電圧が印加される入力端子と前記スイッチング手段によりスイッチングされた電圧が出力されるスイッチング出力端子との間にソース−ドレインが接続された第1のトランジスタと、
    前記スイッチング出力端子と接地との間にドレイン−ソースが接続された第2のトランジスタとを有し、
    前記駆動電圧切換手段は、前記負荷電流検出手段で検出された負荷電流に応じて前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのソース−ゲート間のインピーダンスを切り換えることを特徴とする請求項4記載の電源装置。
  6. 前記駆動電圧切換手段は、前記負荷電流検出手段で検出された負荷電流が小さくなったときに、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタのソース−ゲート間のインピーダンスが大きくなるようにインピーダンスを切り換えることを特徴とする請求項5記載の電源制御装置。
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