JP2006014255A - 肌に音の微妙な振動を伝える装置2 - Google Patents

肌に音の微妙な振動を伝える装置2 Download PDF

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JP2006014255A
JP2006014255A JP2004215017A JP2004215017A JP2006014255A JP 2006014255 A JP2006014255 A JP 2006014255A JP 2004215017 A JP2004215017 A JP 2004215017A JP 2004215017 A JP2004215017 A JP 2004215017A JP 2006014255 A JP2006014255 A JP 2006014255A
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Michiyuki Shimizu
通之 清水
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Abstract

【課題】 (イ)電気音響機器で音楽を楽しむ時、もう一歩踏み込んで楽しみたい人に、従来の耳を通して聞く音楽と、肌を通して伝わる音楽の微妙な振動とを、同時に与えて、一体感のある音調を体全体で受けとめてもらい、一層の臨場感を味わってもらいたい。
(ロ)音楽に縁の薄かった聴覚障害者の方に、肌に音楽の微妙な振動を伝え、クラシック、ジャズなどの音調を体で受けとめてもらい、音楽というものの感動を味わってもらいたい。
【解決手段】 耳を通して聞く音楽は、従来通り従来の技術によるスピーカーから聞く。肌を通して伝わる音楽の微妙な振動は、以下のようにして得る。
電気音響変換装置の振動板(4)を閉鎖形状にして、極力音響エネルギーが拡散しないようにする。音楽の電気信号(1)を入力することにより、閉鎖形状の振動板(4)は音楽の振動と同じ微妙な機械的振動をする。が、音楽は聞こえてこない。この閉鎖形状の振動板(4)を掌でにぎりしめて音楽の微妙な振動を得る。
【選択図】 図1

Description

発明の詳細な説明
当発明は、電気音響変換装置に送られてきた音の電気信号を、機械的振動に変え、さらにこれを音響的振動に導き、再び音として空間に放射する従来の技術を少し変えて、機械的振動を、直接人の肌に、音の微妙な振動として、伝えようとする装置に関するものである。
電気音響変換装置とは、送られてきた音の電気信号を、機械的振動に変え、さらにこれを音響的振動に導き、再び音として空間に放射することを目的とするもの、とJISに定義されている。
発明が解決しようとする課題
音とは、物体の振動が空気を振動させて、音波となったものをいう。音波が人体に伝わった時、人は常に体全体でこれを受けとめている。決して鼓膜だけを共鳴して感じとっているわけではない。人は鼓膜以外のところに、音響エネルギーで刺激を受けても、音を受けとめることができる。
当発明は、電気音響変換装置の変換器に送られてきた音の電気信号による機械的振動を、直接人の肌に、音の微妙な振動として伝わらせ、人為的に音の振動の刺激を与えて、当初の音が収録された現場を、再現し強調しようとするものである。
当発明は、電気音響変換装置の変換器による機械的振動から、音響的振動に導く従来の技術を少し変えて、機械的振動を、直接人の肌に、音の微妙な振動として、伝えることを目的としたものである。JISに定義されている、再び音として空間に放射することは目的としない。
課題を解決するための手段
電気音響変換装置の変換器による機械的振動を、音響エネルギーに変換させないようにして、掌で握りしめられる形状とした振動板に伝える。その振動板より肌に音の微妙な振動を感じとるのである。肌に音の微妙な振動を伝えることを目としており、音を空間に放射することは目的としない。従来の技術による電気音的響変換装置は音響エネルギーの広がりを目指しており、当然のごとく全ての振動板は音波の進行方向に向かって拡散形、開放形となっている。当発明は音を空間に放射することは目的としない為、極力その音響エネルギーを衰退化させたい。それには振動板自体を閉鎖形状にし、振動板内部へ音響エネルギーを閉じ込めてその拡散を防ぐ。
前記閉鎖形状の振動板は先端密閉形と先端小口径開口形とがある。双方共、振動板内部の音響エネルギーを閉じ込めて、その拡散を防ぐ目的は同じである。小口径開口形は振動板各面の振動の競合を防止し、振動しやすくする目的である。小口径開口部の位置が振動板の球面体天頂にある故回折は起こらない、しかし、その開口部は振動板とは異質の材料で蓋をしておく。
閉鎖形状の振動板内部に吸音材を挿入、またはその振動板内側に吸音材を貼り付け、塗布、吹き付け等により、閉鎖形状の振動板内部に閉じ込めた音響エネルギーを吸収する。閉鎖形状の振動板内部中心部に多孔質物質を固着して当該音響エネルギーを吸収する。またこれらの複合方式によって閉鎖形状の振動板内部の反射、干渉を防止する。
電気音響変換装置に装備した当発明装置の閉鎖形状の振動板の材質はプラスチック板、プラスチック塊、金属板、金属塊、またはこれらの複合材であり、掌で握りしめられる形状をしている。入力コードと結ばれた当発明装置を各種の電気音響機器に接続し、耳を通して聞く従来の技術のスピーカーと併用させておく。しかしボリュームスイッチ、トーンスイッチ等は別々である。当発明装置を掌で握りしめて、音楽を楽しむ時の補助装置として使用する。
発明の効果
当発明装置を、電気音響機器にセットして、音楽を楽しむ時、従来のスピーカーから放射されて耳を通して聞こえる音楽と、当発明装置から肌を通して伝わる音楽の微妙な振動とが一体効果となって感じとれるので、より一層の臨場感を得る。時に感動を覚えることもある。
当発明装置を、ファミコンなどにセットして、ゲームを楽しむ時、耳を通して聞こえる音と、肌を通して伝わる音の微妙な振動と、画面とが一体効果となって感じとれるので、より一層の臨場感を得る。
当発明装置を使用することにより、過去、音楽に縁の薄かった聴覚障害者の方も、クラシック、ジャズなどの音調を肌に受けとめ、音楽の雰囲気を充分味わうことができる。
また、当発明装置を使用すれば、聴覚障害者の方も、音楽会に行くことができる。もちろん、電気信号は主催者からもらわなくてはならないが。きっと、クラシックもジャズも大きな拍手にも感動することでしょう。
また、当発明装置を使用すれば、聴覚障害者の方も、音楽の音調を肌に受けとめて、リズムをとったり、また演奏に参加することもできる。
また、音楽と映像を楽しむ時、それらの音の振動とは別に、当該音楽、映像にふさわしい振動を、新たに作振してもよい。従来のスピーカーから耳で聴く音楽、目で視る映像と、当発明装置から肌に伝わる作振された微妙な振動とが、一体効果となって感じとれるので、より一層の臨場感を得る。時に感動を覚えることもある。
動電形電気音響変換装置の振動板を閉鎖形状にした場合の断面図。 図1の閉鎖形状の振動板底面図。 図1の閉鎖形状の振動板内部に吸音材を装備した断面図。 図3の閉鎖形状の振動板内部中心部に多孔質物質を固着し、振動板球面体天頂部の小口径開口部に蓋をした断面図。 図4の閉鎖形状の振動板底面図。 図1の可動コイルの運動方向と直角に閉鎖形状の振動板を配置した断面図。 図6の側面断面図。 図6の可動コイルの両端を閉鎖形状の振動板に固着した断面図。 図8の可動コイルと振動板の固着装置(12)を通過させる為の部分開口(13)を設けた鉄心(6)の平面図。 当発明装置をラジオカセットテープコーダーにセットした時の斜視図。 当発明装置を聴覚障害者用としてセットした時の斜視図。
符号の説明
1 電気信号
2 入力コード
3 可動コイル
4 閉鎖形状の振動板
5 永久磁石
6 鉄心
7 吸音材
8 多孔質物質
9 小口径開口部蓋
10 振動板支持材
11 プラスチックカバー
12 可動コイルと振動板の固着装置
13 部分開口
14 非導体製固定装置
15 支柱
16 当発明装置
17 スピーカー
18 ボリュームスイッチ類

Claims (2)

  1. 閉鎖形状とした振動板と、音の電気信号を入力し、音の微妙な機械的振動を前記振動板に生じさせる電気音響変換装置とを備えた、肌に音の微妙な振動を伝える装置。
  2. 内部に吸音材を装備し、閉鎖形状とした振動板と、音の電気信号を入力し、音の微妙な機械的振動を前記振動板に生じさせる電気音響変換装置とを備えた、肌に音の微妙な振動を伝える装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102200529A (zh) * 2011-03-24 2011-09-28 北京工业大学 可插入不锈钢波纹管内部检测的超声换能器

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