JP2006014129A - 立体ビュア用写真印刷装置等と立体ビュア用写真印刷データ生成プログラム - Google Patents

立体ビュア用写真印刷装置等と立体ビュア用写真印刷データ生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 だれでも簡単に立体ビュア用写真を作れる装置を提供する。
【解決手段】 まず、2枚の写真を撮影する。ディジタルカメラ12で撮影した画像データ19が最も好ましい。そのまま、2枚別々にプリントすると、ほとんどの場合、左右の画面がアンバランスになる。この発明では、左右の画面を予めコンピュータプログラムにより比較する。そして、一方または双方に所定の補正処理をする。さらに、両者のサイズと配置を決定して、1枚の印画紙上にプリントする。ユーザは、単に2枚の画像データを、一方が左、他方は右というように指定するだけでよい。あとは全て自動的に処理され、立体ビュア用写真31が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、立体画像を楽しむことができる写真用画像データを自動的に生成して、印刷をするといった用途に使用される、立体ビュア用写真印刷装置やシステムと立体ビュア用写真印刷データ生成プログラムに関する。
立体写真は、左右に少し離れた2点で撮影した2枚の画像をプリントして、それぞれ接眼レンズを通して左右の目で見ることができるように配置して鑑賞する。2枚の画像を1枚ずつ左右の接眼レンズの前方に配置して見る立体スコープは、広く市販されている。2枚の画像は例えば、横に少し離して並べた2台のカメラで同時に撮影される(特許文献1)。また、立体写真撮影用の雲台に1台のカメラを乗せて、1枚目を撮った後で、カメラを雲台上で右または左に平行移動させ、2枚目の写真を撮影する。
特開平11−88912
ここで、従来の立体ビュア用写真印刷装置には、次のような解決すべき課題があった。
デジタルカメラが普及し、様々な写真を気軽に撮影できるようになった。ディジタルカメラを用いれば、撮影位置を少し左右にずらした多数の写真をプリントして、うまくそのうちの2枚を組み合わせれば、立体画像を楽しむことができる。2枚の写真の最適な組み合わせは、試行錯誤により選択して決定するとよい。立体画像の記念写真は、非常に趣がある。特別の機材は要らない。三脚も無くてよい。少し位置を変えて2枚以上写真を撮影してくればよい。ところが、ディジタルカメラを手で持ったまま、位置を左右にずらして撮影したとき、どうしても良い立体写真が得られないことがある。左右の写真で微妙にアングルが変わることがある。撮影位置の離し方は、そのつどばらばらになる。従って、違和感のある立体画像になることが多い。
本発明は以上の課題を解決するためになされたもので、だれでも気軽に簡単に立体画像を作成することができる、立体ビュア用写真印刷装置やシステムと立体ビュア用写真印刷データ生成プログラムを提供することを目的とする。
本発明の各実施例においては、それぞれ次のような構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉
特定の被写体をそれぞれ異なる位置で撮影した複数の写真の画像データを、インタフェースを通じて記憶装置に取得する画像データ取得手段と、上記記憶装置に取得した画像データ中から2枚の画像データを選択して、一方の画像データを基準として、当該一方の画像データに含まれる画像と他方の画像データに含まれる対応する画像の、相対的なシフト量と傾斜量と倍率量とを取得し、対応する画像を横に並べて等倍率で正立配置するための画像データを切り出して取得する画像比較手段と、上記画像比較手段が切り出した画像データを、上記一方の画像データの画像に対して、他方の画像データの対応する画像が、横方向に一定の幅だけシフトするように配置して、一枚の印画紙にプリントする印刷制御手段を備えたことを特徴とする立体ビュア用写真印刷装置。
撮影した2枚の写真中の対応する画像の、写真の端から計った位置の差が、シフト量である。また、画像の傾きの差が傾斜量である。また、画像のサイズの比が倍率量である。特定の被写体をそれぞれ異なる位置で撮影した2枚の写真を指定して、対応する画像の傾斜や倍率を補正して等倍率で正立配置させる。一方の画像が横方向に一定の幅だけシフトするようにして、一枚の印画紙に印刷すると、そのまま立体ビュアで、立体写真が見られる。この処理により、倍率や傾斜やシフト量がまちまちな2枚の写真を自動的に違和感のない立体ビュア用写真にすることができる。
〈構成2〉
コンピュータを、特定の被写体をそれぞれ異なる位置で撮影した複数の写真の画像データを、インタフェースを通じて記憶装置に取得する画像データ取得手段と、上記記憶装置に取得した画像データ中から2枚の画像データを選択して、一方の画像データを基準として、他方の画像データに含まれる対応する画像との、相対的なシフト量と傾斜量と倍率量とを取得し、対応する画像を横に並べて当倍率で正立配置するための画像データを切り出して取得する画像比較手段と、上記画像比較手段が切り出した画像データを、上記一方の画像データの画像に対して、他方の画像データの対応する画像が、横方向に一定の幅だけシフトするように配置して、一枚の印画紙にプリントするための画像データを生成する印刷制御手段、として機能させることを特徴とする立体ビュア用写真印刷データ生成プログラム。
このコンピュータプログラムは、2枚の画像データが選択されると、所定の補正処理をして、自動的に立体ビュア用写真印刷データを生成する。このデータは直接プリンタに転送されてもよいし、ネットワークを通じて、任意のユーザに転送され、ユーザ側でプリントしてもよい。
〈構成3〉
構成2に記載の立体ビュア用写真印刷データ生成プログラムにおいて、上記画像データ取得手段は、ネットワークを通じて複数の画像データを取得し、上記印刷制御手段は、生成した立体ビュア用写真印刷データを、ネットワークを通じて上記画像データの送信元に転送することを特徴とする立体ビュア用写真印刷データ生成プログラム。
ネットワーク経由で、立体ビュア用写真印刷データの生成を、サーバに依頼することができる。
〈構成4〉
構成2または3に記載の立体ビュア用写真印刷データ生成プログラムにおいて、上記画像比較手段は、2枚の画像データの撮影順を示す情報を読み取り、撮影順と画像の配置の対応関係を示す指定された規則に従って、強制的にいずれか一方を左側または右側に配置すべき画像の画像データとすることを特徴とする立体ビュア用写真印刷データ生成プログラム。
例えば、常に立体写真用の撮影を左側から行うことに決めておけば、2舞の画像データを指定したとき、自動的に撮影順の若い方を左側の画像にして処理できる。これにより、左右が逆になった立体ビュア用写真ができるのを防止する。
〈構成5〉
構成2または3に記載の立体ビュア用写真印刷データ生成プログラムにおいて、上記画像比較手段は、2枚の画像データのうちいずれか一方の画像データに含まれる画像の所定範囲が指定されたとき、その範囲の画像データを基準とすることを特徴とする立体ビュア用写真印刷データ生成プログラム。
2枚の写真のうちいずれか一方をトリミングして指定したとき、そのトリミング後の写真を左または右に配置した最適な立体ビュア用写真を自動的に生成できる。
〈構成6〉
横に並べた2台のディジタルカメラで同時に撮影をした2枚の画像データを受け入れて、記憶装置に記憶する画像データ取得手段と、上記記憶装置に記憶された画像データのうちの一方を左画像データとし他方を右画像データに選択する左右画像選択手段と、上記左画像データと右画像データとを、予め設定した間隔を開けて印刷するように印刷データを生成する印刷制御手段とを備えたことを特徴とする立体ビュア用写真印刷システム。
立体ビュア用写真撮影用のディジタルカメラを使用したときに、最適化した写真の印刷を依頼できるシステムである。
〈構成7〉
立体写真撮影用の雲台上で1台のカメラを固定位置を変えて撮影した2枚の画像データを受け入れて、記憶装置に記憶する画像データ取得手段と、上記記憶装置に記憶された画像データのうちの一方を左画像データとし他方を右画像データに選択する左右画像選択手段と、上記左画像データと右画像データとを、予め設定した間隔を開けて印刷するように印刷データを生成する印刷制御手段とを備えたことを特徴とする立体ビュア用写真印刷システム。
立体ビュア用写真撮影用の雲台を使用したときに、最適化した写真の印刷を依頼できるシステムである。
〈構成8〉
構成6に記載の立体ビュア用写真印刷システムにおいて、2台のディジタルカメラで同時に撮影をした2枚の画像データには、ディジタルカメラ内部において、画像データ管理手段により、左側のカメラで撮影した画像データと右側のカメラで撮影した画像データとを区別する識別情報が付加されることを特徴とする立体ビュア用写真印刷システム。
識別情報がカメラ側で自動的に付与されれば、その後の処理が容易になる。
〈構成9〉
構成7に記載の立体ビュア用写真印刷システムにおいて、1台のディジタルカメラで順番に撮影をした2枚の画像データには、カメラに設けた識別情報入力手段により、左側用の画像データと右側用の画像データとを区別する識別情報が付加されていることを特徴とする立体ビュア用写真印刷システム。
写真撮影時にカメラを操作して識別情報を付与することができれば、その後の処理が容易になる。
〈構成10〉
構成6または7に記載の立体ビュア用写真印刷システムにおいて、左右画像選択手段は、取得した2枚の画像データについて、水平方向のシフト量を比較して、シフト量の多いほうを右側用の画像データに選択することを特徴とする立体ビュア用写真印刷システム。
右側用か左側用かの識別情報が付加されていないときには、画像の性質により自動的に選択をすることができる。
以下、本発明の実施の形態を実施例ごとに詳細に説明する。
図1は、実施例1の立体ビュア用写真印刷装置を示すブロック図である。
図において、コンピュータ11にはディジタルカメラ12がUSBインタフェースケーブル13を介して接続されている。このディジタルカメラ12により、立体ビュア用写真を撮影する。コンピュータ11には、記憶装置14とバッファメモリ15とが設けられている。また、コンピュータ11の演算処理装置には、画像データ取得手段16と画像データ比較手段17と印刷制御手段18とが設けられている。画像データ取得手段16と画像データ比較手段17と印刷制御手段18は、コンピュータ11上で動作するコンピュータプログラムである。
コンピュータ11にはプリンタ20が外付けされている。このプリンタ20により、立体ビュア用写真31を印刷する。記憶装置14には、ディジタルカメラ12から取り込まれた画像データ19が記憶される。バッファメモリ15には、左画像データ21と右画像データ22とが記憶される。
コンピュータ11のディスプレイには、メニュー画面23が表示される。このメニュー画面23には、画像データの取り込みボタン24と画像データの選択ボタン25と左画像データ参照ボタン26と右画像データ参照ボタン27とトリミングボタン28と立体ビュア画像印刷ボタン29とが含まれている。画像データの取り込みボタン24は、ディジタルカメラ12から画像データ19を取り込む処理を起動するボタンである。なお、この処理には、既存のディジタルカメラ用画像データ取り込みプログラムを使用して構わない。画像データの選択ボタン25は、取り込んだ画像データ19の中から、立体ビュア用写真31を生成するための2枚の画像データを選択する処理を起動するボタンである。
2枚の画像データ選択処理時には、左画像データ参照ボタン26と右画像データ参照ボタン27とを操作して、画像データ19の中から希望する画像データを選択する。トリミングボタン28は立体ビュア用写真31を予めトリミングしておく操作を起動するボタンである。立体ビュア画像印刷ボタン29は、画像データ選択後、自動的に立体ビュア用写真31を印刷する処理を起動するボタンである。以下、この装置の動作を具体的に説明する。
上記2枚の写真は、ディジタルカメラで撮影した画像データが最も好ましいが、スキャナ等で読み込んだイメージデータでも構わない。そのまま、2枚別々にプリントして、それぞれ所定のサイズに切り取れば、立体ビュア用写真にすることができる。しかし、ほとんどの場合、左右の画面がアンバランスになる。
この発明では、左右の画面をコンピュータプログラムにより比較する。そして、一方または双方に所定の補正処理をする。さらに、両者のサイズと配置を決定して、1枚の印画紙上にプリントする。立体写真を熟知した専門家がバランスを考慮して両方の画像データをトリミングすれば、最適な立体ビュア用写真ができる。しかし、その条件判断をコンピュータで自動化するのは難しい。本発明の装置は、立体写真について十分な知識の無い者の簡単な指示だけで、立体ビュア用写真を得る。
立体写真について十分な知識の無い者に、2枚の画像データを見比べながら配置やバランス等の条件入力を要求するのは難しい。そこで、いずれか一方の画像データを基準として、他方の画像データを強制的に補正する。従って、ユーザは、単に2枚の画像データを、一方が左、他方は右というように指定するだけでよい。また、希望があれば、いずかを基準に指定すればよい。あとは全て自動的に処理される。
図2は、上記のバッファメモリ15に記憶させた左画像データ21と右画像データ22を画像データ比較手段17により処理する動作を説明するための説明図である。
画面の比較は次のように行う。はじめに、両方の画面a,bの画像データA、Bをバッファメモリ15に書き込む。これらは、それぞれ例えば、左画像データ21と右画像データ22である。これらの画像データの画像中の、縦方向の画素列T1に着目する。左端の画素列1列分を、各画像データから抽出する。そして、対応する位置にある全ての画素値を比較して、それぞれ差分値を求める。全ての画素値について、その差分値を累積加算する。
累積加算して得られた累積値がゼロに近いほど、比較した画素列の内容が近似する。累積値がゼロなら、対応する画素列の画像データは一致している。両者はほぼ同一条件で撮影されているから、ごくわずか位置ずれしている。従って、位置ずれの最大値をWとしたとき、この範囲で比較をして、累積値の最小値を求めれば、位置シフト量がわかる。画像データAの左端の画素列と、画像データBの幅Wに含まれる各画素例とを、順番に比較する。撮影角度も若干異なるから、画素値が完全に一致するわけではないが、最小値が求められればよい。
例えば、画像データBの画素列が全部で2000本あれば、そのうち200本ほどが幅Wの範囲に入る。これだけを比較すれば足りるから演算処理は速い。例えば、一方の画像データAの左端の画素列と他方の画像データBの左から30番目の画素列とがほぼ一致すると判断されると、両画像a,bは互いに画素列30本分シフトしていることがわかる。図の右側に示したように、横方向の画素列Y1についても、同様の演算処理を実行する。
以上の処理により、2枚の画像データA,Bによる画像の、横方向と縦方向の位置関係が判明する。なお、一方の画像が相対的に傾斜している場合があるから、図の左したに示したように、一方の画像を少し回転させて、上記の累積値の合計を求める処理も行う。最小値を示したときが両画像の傾きの一致した状態である。これは傾き補正である。また、若干、拡大縮小倍率を変えた画像データを生成して比較することも行う。撮影位置が前後にずれたような場合に、同じ被写体を撮影しても、画像のサイズが変わることがあるからである。これが倍率補正である。図の右下に示した。横方向の補正も同様である。いずれの補正も、ごく限られた狭い範囲で実行すれば十分である。なお、位置と傾斜と倍率のずれ量比較方法は、このほかに、従来知られた様々な画像処理方法を採用してよい。
図3は、立体写真用画像の印刷方法説明図である。
上記ように、撮影した2枚の写真中の対応する画像の、写真の端から計った位置の差を、シフト量と呼ぶ。また、画像の傾きの差を傾斜量と呼ぶ。また、画像のサイズの比を倍率量と呼ぶ。図2に示した処理により、2枚の画像の位置シフト量と傾斜量と倍率量とが求められた。その後、例えば、図のように、画像データBを補正して、最適化処理を行う。始めに、2枚の画像の傾きと位置シフト量とサイズの比にもとづいて、画像データBの切り出し範囲を決定する。図3の破線の枠50は、その切り出し範囲である。
この枠50で画像データBを切り出して、予め一定の値にきめておいた幅Dの帯データ51を枠50の左端に付加する。この帯データ51は、画像データBから図のように切り出して生成するとよい。その結果、画像データBMが得られる。以上の方法により、比較的安易に撮影した2枚の立体写真用の画像データが、正確に位置と傾斜と倍率について補正され、一定量だけ左右にシフトした立体ビュア用写真データに修正される。
この2枚の画像データA,BMを、1枚の印画紙52に印刷する。印刷をするときには、2枚の画像の間隔Kを、立体画像ビュアの接眼レンズの間隔とほぼ一致させる。上記の位置シフト量の調整には、枠50で切り出した画像データBの左側に帯データ51を付加した。しかしながら、例えば、画像データAの左側を一定の幅だけ削除するようにしても、画像データAに対して画像データBを横方向に一定の幅だけシフトするように調整できる。
上記のように、この実施例のコンピュータプログラムは、1枚の印画紙に同時に2枚の画像を印刷してしまうように制御するので、2枚の画像の位置関係も最適化でき、理想的な状態で立体画像を楽しむことができる。図3に示した印画紙は、不透明の台紙であって、インクジェット式のプリンタで画像印刷をするものであればよい。また、スライド用の透明のフィルムであって、光学的に画像をプリントしたものであってもよい。
図4は、立体ビュア本体32の斜視図である。
この立体ビュア本体32は、フレーム34と左接眼レンズ35と右接眼レンズ36と写真支持部37とを備える。左接眼レンズ35で立体ビュア用写真31上の画像Aを見る。右接眼レンズ36で立体ビュア用写真31上の画像BMを見る。立体ビュア用写真31上には、画像A,BMが最適化され、かつ最適配置されているので、立体ビュア用写真31を写真支持部37上にセットするだけで、そのまま立体ビュア用写真を鑑賞することができる。
なお、上記の例では、ユーザが左画像データ21として、選択した画像データを基準に右画像データ22を補正するようにした。この動作は固定であって構わない。しかし、ユーザが左画像データ21と右画像データ22とを誤って反対に指定することもあり得る。このとき装置側で何らかの手段で訂正できるとよい。例えば、立体写真用の撮影を、左から右の順に行う習慣があれば、左用の写真の撮影順は常に若い。ディジタルカメラの画像データには、撮影順に一連番号がつく。これを利用する。このときは、2枚の画像データを指定しただけで、自動的に、撮影順の若いほうを、左用としてセットでき、選択誤りを防止できる。
また、例えば、ワンクリックで左画像データ21と右画像データ22とを入れ替えて、全く同じ比較処理を実行して、左右を入れ替えた立体ビュア用写真31を簡単に作成できるようにしておくとよい。これにより、いずれか一方を破棄すれば、目的を達成できる。
図5は、画像データ比較手段17の別の動作例を示す説明図である。
上記の装置によれば、2枚の画像データを選択すれば、例えば、自動的に左側の写真を基準に立体ビュア用写真を作ってしまう。しかし、一般に、撮影した写真の不要部分を削除する、いわゆるトリミングが行われることも多い。立体画像についても、同様のトリミングを可能にするとよい。
図において、はじめに、2枚の画像データA,Bをコンピュータのディスプレイに表示する。そして、マウス等を用いて、図のようなトリミング枠55を入力する。これで、基準となる画像データを指定し、その画像データの範囲を指定する作業が一挙に終了する。即ち、画像データ比較手段17は、トリミング枠55内の画像データを左画像データ21に記憶させ、画像データBを右画像データ22に記憶させて比較処理を開始する。もし、画像データBについて、トリミングがおこなわれれば、画像データBのトリミング枠でかこまれたものを基準にして、以後の比較処理を行う。
その後の処理は、図3で説明したのと全く同様である。この制御により、一方の画像データをトリミングしたら、他方は自動的にトリミングされて、最適な内容に補正される。処理の結果、図5に示すように、画像AMと画像BMMとが間隔Kだけ離れた状態で印刷されるす。即ち、トリミングも含めた、ユーザの希望に応じた理想的な立体ビュア用写真を容易に自動的に生成することができる。また、トリミングの範囲指定方法は、領域を指定する方法でも、中心とサイズを指定する方法でもよい。
もちろん、立体写真用の撮影に慣れてくると、傾斜も画像の倍率も実質的に無視できるケースのほうが多くなると考えられる。従って、縦横方向のシフト量のみを補正するだけでも、実用的なプログラムとすることが可能である。また、上記の実施例では、例えば、左画像データを基準にしたとき、一番左側の縦画素列や一番上の横画素列を比較の対象にしたが、画像の中心付近のほうが画像の特徴を良く表しているから、中心付近の画素列を基準にして、右画像データと比較をするようにしてもよい。そのときは、中心の画素列の前後数百本を比較して、累積値の最小になるものを検出するとよい。
図6、図7、図8、図9は、本発明の装置のコンピュータプログラムの動作フローチャートである。図6は装置全体の動作フローチャート、図7は位置シフト量計算フローチャート、図8は傾斜量計算フローチャート、図9は倍率量計算フローチャートである。
図7において、ステップS11では、ディジタルカメラを、例えば、USBインタフェースを介してパーソナルコンピュータに装着する。ステップS12では、撮影画像データの取得をする。この処理では、ディジタルカメラの内部メモリに記憶された画像データを、コンピュータの記憶装置に転送する。
以下は図3もあわせて参照されたい。ステップS13では、この画像データを記憶装置の所定の領域へ記憶する。次に、ステップS14では、ディジタルカメラにより撮影された多数の画像データの中から、立体ビュア用写真を得るための2枚の画像データを選択する。この処理は、ユーザによる画像データ指定情報を読み取って行う。選択された2枚の画像データは、加工処理のためにバッファメモリに記憶される。
ステップS15では、2枚の画像データの比較処理をする。比較処理の具体的な内容は、別のフローチャートにより説明する。この比較処理の結果、ステップS16で、縦横シフト量、傾斜量、倍率量取得をする。例えば、左側の画像データの縦横サイズがそれぞれa,bとすると、ステップS17で、右側の画像の左端からシフト量だけ右にシフトした位置で、傾斜量だけ傾斜した画像データを元の画像データから切り取る。
つぎにステップS18で、切り取り枠内画像と幅データの合成をする。即ち、切り取った画像データを基準となる画像データより一定幅だけシフトさせる。ステップS19では、2枚の画像データを幅Kだけ離して位置決めをする。ステップS20では、これうプリントする。これで、図3の最下部に示した立体ビュア用写真31を得る。
シフト量の計算は図7に示す処理による。まず、ステップS21で、初期値をm=1とする。mは比較する画素列の位置を決めるパラメータである。ステップS22では、画像データAの1番目の縦画素列を取得する。ステップS23では、画像データBのm番目の縦画素列を取得する。ステップS24では、対応する位置の画素値の差分を累積する。ステップS25では、mと累積値を記憶装置に記録する。
ステップS26では、m=m+1として、隣の画素列に比較対象を移す。ステップS27では、「m>100」かどうかという判断をする。これ以上シフトしていないという前提で比較処理をする。この判断の結果がイエスのときはステップS22の処理に戻り、ノーのときはステップS27の処理に移行して、全ての画素列との比較を終了するまで、この処理を繰り返す。
ステップS28では、100回分の累積値を相互に比較する。ステップS29では、最小値を示したときのmの値Mを取得する。ステップS30では、そのMを縦シフト量とする。次に、縦画素列を横画素列に置き換えて全く同様の要領で比較演算処理を行う。これで、横シフト量が算出できる。縦シフト量をX、横シフト量をYとしたとき、画像データBを、シフト量(X,Y)で指定される座標の画素が左上隅になるように切り出し開始位置を決定する。シフト量と倍率量は縦方向と横方向について計算をする。傾斜量は一方向のみの計算で足りる。
傾斜量は図8のフローチャートの処理で計算できる。ステップS31では、画像データAの1番目の縦画素列を取得する。ステップS32では、画素データBのM番目の縦画素列を取得する。ステップS33では、M番目の縦画素列の中点を取得する。ステップS34では、θ=−αとする。θは傾斜量を決めるパラメータである。傾斜量は、−αから+αの範囲で比較する。ステップS35では、ステップS33で取得した中点を含む傾きθの画素例を取得する。
ステップS36では、画像データAの1番目の縦画素列とステップS35で取得した傾きθの画素例の対応する位置の画素値について、その差分を累積演算する。ステップS37では、θと累積値を記憶装置に記録する。ステップS38では、θ=θ+1にして、傾斜量を例えば、1度変更する。ステップS39では、θ>αかどうかの判断をする。
この判断の結果がイエスのときはステップS32の処理に戻り、ノーのときはステップS40の処理に移行して、全ての画素列との比較を終了するまで、この処理を繰り返す。ステップS40では、累積値を相互に比較する。そして、ステップS41では、最小値を示したときのθの値Θを取得をする。ステップS42では、そのΘを傾斜量とする。
倍率量の計算は図9による。ステップS51では、画像データAの1番目の縦画素列を取得する。ステップS52では、画素データBのM番目の縦画素列を取得する。ステップS53では、g=90%と設定する。gは、倍率のパラメータである。ステップS54では、画像データBの1列分の縦画素列を倍率gに拡大または縮小してから、画像データAの1番目の縦画素列と同数の画素を持つ画素列に変換する。ステップS55では、これまでと同様の演算処理により、対応する位置の画素値の差分を累積する。
ステップS56では、gと累積値を記憶装置に記録する。ステップS57では、g=g+1として、倍率を変更する。ステップS58では、g>110かどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS52の処理に戻り、ノーのときはステップS59の処理に移行して、全ての画素列との比較を終了するまで、この処理を繰り返す。ステップS59では、累積値を相互に比較する。ステップS60では、最小値を示したときのgの値Gを取得をする。ステップS61では、そのGを倍率量とする。その後、縦画素列を横画素列に置き換えて全く同様の要領で比較演算処理を行う。これで、横倍率量と縦倍率量が算出できる。従って、左と右の画像サイズの相違による違和感を防止できる。
以上の装置により、左目用の写真と右目用の写真をディジタルカメラで撮影して、コンピュータに2枚の画像データを転送し、左目用の写真に相当するデータを指定してプログラムを起動すれば、自動的に、最適化された立体ビュア用写真が印刷される。特別の機材を使用して撮影していなくても、画像の位置関係が自動的に補正される。必要に応じて傾斜やサイズも調整される。常に左目用の写真と右目用の写真をこの順番に撮るというルールを決めておけば、先に撮影した写真を自動的に左目用とする設定もできるから、間違いも防止できる。
スキャナにより別々に取り込んだ2枚の写真でも同様の処理ができるから、必ずしもディジタルカメラを使用しなくてよい。撮影した一方の写真の特定の領域を指定して、自動的にその領域だけの立体ビュア用写真を得るという制御もできる。自宅のパーソナルコンピュータとこれに接続した写真用のプリンタで簡単に立体ビュア用写真を制作できる。また、高画質のディジタル画像データをプリントサービス会社へ送り、高画質の立体ビュア用写真の制作を依頼することもできる。
図10は、立体ビュア用写真撮影のできるツインカメラ52を使用した実施例の説明図である。
図において、ツインカメラ52は、2台のディジタルカメラを横に並べて一体化したものである。1回シャッターを押すと、左右のカメラのシャッターが同時に動作して左右2枚の写真が撮影できる。これで、立体ビュア用写真の撮影ができる。
両目で見たそのままの画像を撮影するので、既に説明したようなシフト量、傾斜量、拡大量の補正は不要である。しかしながら、上記のような構造の立体ビュアにセットするのに適した配置で、高画質のプリントを作成するのは容易でない。そこで、この例では、インターネット等のネットワークを利用してプリント依頼ができるシステムを提供する。即ち、撮影して得られた左画像データ21と右画像データ22とを、ユーザ側端末53を利用して、ネットワーク50に接続された立体画像サーバ55に転送する。
立体画像サーバ55は、ユーザからの依頼により受信した左画像データ21と右画像データ22とを使用して、立体ビュア用写真印刷のためのデータを生成するサービスを行っている。もちろん、直接写真を印刷するサービスを行うようにしてもよいが、ユーザへその写真を届けて代金を回収する手段が必要になる。この例では、生成されたデータをネットワーク50を通じてユーザの最寄りのプリントサービスショップに転送される。プリントサービスショップは例えば、百貨店やスーパー、あるいはコンビニエンスストアでもよい。プリントサービス側のプリンタ70では、受信したデータを使用して、立体ピュア用写真31をプリントする。プリントされた立体ピュア用写真31は、代金と引き替えでユーザに渡される。
ここで、立体画像サーバ55には、記憶装置64とバッファメモリ65と画像データ取得手段66と左右画像選択手段67と印刷制御手段68とが設けられている。記憶装置64にはユーザ側端末53から送信された画像データ69が記憶される。ユーザは、2枚ずつ画像データを送信する。画像データ取得手段66は、ユーザの識別情報や顧客管理情報等とともに、そのユーザから受信した画像データを記憶装置64に記憶させる。
左右画像選択手段67は、記憶装置64に記憶された左画像データ21と右画像データ22とを順番に一組ずつ読み出して、バッファメモリ65に格納する。これらの左画像データ21と右画像データ22とは、既に説明したとおり、所定の間隔を開けて印刷をするための印刷データにされる。左右画像選択手段67は、いずれが左画像データ21かを選択する機能を持つ。
いずれを左画像データ21とするかは、ユーザの指定による。従って、ユーザ側では、2枚の画像データにそれぞれ左画像データ21か右画像データ22かを区別できる識別情報を付加するとよい。この識別情報は、ユーザ側端末53を操作してユーザが手作業で入力しても構わない。しかしながら、例えば、ツインカメラ52が被写体を撮影したとき、左側のカメラで撮影した画像を左画像データ21とし、右側のカメラで撮影した画像を右画像データ22とするように自動的に識別情報を付加することが好ましい。例えば、右側のカメラで撮影した画像データのデータファイル名には必ず「R」という文字が含まれているとか、右側のカメラで撮影した画像データのデータファイル名は偶数で、左側のカメラで撮影した画像データのデータファイル名は奇数で、表示されているように制御する、画像データ管理手段を、カメラ内部に設けるとよい。
また、ツインカメラ52で撮影したものは、2台のカメラの撮影条件が一定しているから、撮影した画像を比較しただけで、自動的に、左画像データ21か右画像データ22かを区別することもできる。例えば、水平方向のシフト量を比較すると、左画像データ21よりも右画像データ22のほうが若干右方向にずれている。従って、既に説明をした演算処理により、左画像データ21を自動的に特定して処理をすすめてもよい。
印刷制御手段68は、左画像データ21と右画像データ22とをバッファメモリ65から読み出して、予め設定した間隔(図3で示したK)を開けて、1枚の印画紙に印刷するように印刷データを生成する。この印刷データを、ネットワークを通じてプリントサービス側のプリンタ70へ転送する。記憶装置64に記憶されたユーザ情報により、ユーザの最寄りのプリントサービスショップへ転送する。なお、転送するデータの形式はプリンタ70が要求する任意の形式でよい。この発明は、ディジタルカメラで撮影して得た画像データをパーソナルコンピュータを経由せずに直接プリンタに転送して印刷する場合にも適用できる。ディジタルカメラの内部もしくはプリンタの内部に上記の印刷データ生成プログラムがインストールされていればよい。
なお、このようなシステムは、ツインカメラを使用した場合以外にも利用できる。立体写真撮影用の雲台上で1台のカメラを固定位置を変えて撮影した2枚の画像データを受け入れて処理することもできる。また、1台のカメラで撮影をしたとき、左画像データ21と右画像データ22を識別する任意の識別情報を記録できる機能をカメラに付与しておき、左右画像選択手段67はその識別情報を読み取るようにすることもできる。これは、例えば、カメラの特定のボタンを押すことで、撮影後の画像データのファイル名に「L」とか「R」といった情報を書き込む処理を行う、識別情報入力手段を設けるようにすることで実現する。
実施例1の立体ビュア用写真印刷装置を示すブロック図である。 上記のバッファメモリ15に記憶させた左画像データ21と右画像データ22を画像データ比較手段17により処理する動作を説明するための説明図である。 立体写真用画像の印刷方法説明図である。 立体ビュア本体32の斜視図である。 画像データ比較手段17の別の動作例を示す説明図である。 装置全体のコンピュータプログラム動作フローチャートである。 位置シフト量計算動作フローチャートである。 傾斜量計算動作フローチャートである。 倍率量計算動作フローチャートである。
符号の説明
11 コンピュータ
12 ディジタルカメラ
13 USBインタフェースケーブル
14 記憶装置
15 バッファメモリ
16 画像データ取得手段
17 画像データ比較手段
18 印刷制御手段
19 画像データ
20 プリンタ
21 左画像データ
22 右画像データ
23 メニュー画面
24 画像データの取り込みボタン
25 画像データの選択ボタン
26 左画像データ参照ボタン
27 右画像データ参照ボタン
28 トリミングボタン
29 立体ビュア画像印刷ボタン
31 立体ビュア用写真
32 立体ビュア本体

Claims (10)

  1. 特定の被写体をそれぞれ異なる位置で撮影した複数の写真の画像データを、インタフェースを通じて記憶装置に取得する画像データ取得手段と、
    前記記憶装置に取得した画像データ中から2枚の画像データを選択して、一方の画像データを基準として、当該一方の画像データに含まれる画像と他方の画像データに含まれる対応する画像の、相対的なシフト量と傾斜量と倍率量とを取得し、対応する画像を横に並べて等倍率で正立配置するための画像データを切り出して取得する画像比較手段と、
    前記画像比較手段が切り出した画像データを、前記一方の画像データの画像に対して、他方の画像データの対応する画像が、横方向に一定の幅だけシフトするように配置して、一枚の印画紙にプリントする印刷制御手段を備えたことを特徴とする立体ビュア用写真印刷装置。
  2. コンピュータを、
    特定の被写体をそれぞれ異なる位置で撮影した複数の写真の画像データを、インタフェースを通じて記憶装置に取得する画像データ取得手段と、
    前記記憶装置に取得した画像データ中から2枚の画像データを選択して、一方の画像データを基準として、他方の画像データに含まれる対応する画像との、相対的なシフト量と傾斜量と倍率量とを取得し、対応する画像を横に並べて当倍率で正立配置するための画像データを切り出して取得する画像比較手段と、
    前記画像比較手段が切り出した画像データを、前記一方の画像データの画像に対して、他方の画像データの対応する画像が、横方向に一定の幅だけシフトするように配置して、一枚の印画紙にプリントするための画像データを生成する印刷制御手段、
    として機能させることを特徴とする立体ビュア用写真印刷データ生成プログラム。
  3. 請求項2に記載の立体ビュア用写真印刷データ生成プログラムにおいて、
    前記画像データ取得手段は、ネットワークを通じて複数の画像データを取得し、
    前記印刷制御手段は、生成した立体ビュア用写真印刷データを、ネットワークを通じて前記画像データの送信元に転送することを特徴とする立体ビュア用写真印刷データ生成プログラム。
  4. 請求項2または3に記載の立体ビュア用写真印刷データ生成プログラムにおいて、
    前記画像比較手段は、2枚の画像データの撮影順を示す情報を読み取り、撮影順と画像の配置の対応関係を示す指定された規則に従って、強制的にいずれか一方を左側または右側に配置すべき画像の画像データとすることを特徴とする立体ビュア用写真印刷データ生成プログラム。
  5. 請求項2または3に記載の立体ビュア用写真印刷データ生成プログラムにおいて、
    前記画像比較手段は、2枚の画像データのうちいずれか一方の画像データに含まれる画像の所定範囲が指定されたとき、その範囲の画像データを基準とすることを特徴とする立体ビュア用写真印刷データ生成プログラム。
  6. 横に並べた2台のディジタルカメラで同時に撮影をした2枚の画像データを受け入れて、記憶装置に記憶する画像データ取得手段と、
    前記記憶装置に記憶された画像データのうちの一方を左画像データとし他方を右画像データに選択する左右画像選択手段と、
    前記左画像データと右画像データとを、予め設定した間隔を開けて印刷するように印刷データを生成する印刷制御手段とを備えたことを特徴とする立体ビュア用写真印刷システム。
  7. 立体写真撮影用の雲台上で1台のカメラを固定位置を変えて撮影した2枚の画像データを受け入れて、記憶装置に記憶する画像データ取得手段と、
    前記記憶装置に記憶された画像データのうちの一方を左画像データとし他方を右画像データに選択する左右画像選択手段と、
    前記左画像データと右画像データとを、予め設定した間隔を開けて印刷するように印刷データを生成する印刷制御手段とを備えたことを特徴とする立体ビュア用写真印刷システム。
  8. 請求項6に記載の立体ビュア用写真印刷システムにおいて、
    2台のディジタルカメラで同時に撮影をした2枚の画像データには、ディジタルカメラ内部において、画像データ管理手段により、左側のカメラで撮影した画像データと右側のカメラで撮影した画像データとを区別する識別情報が付加されることを特徴とする立体ビュア用写真印刷システム。
  9. 請求項7に記載の立体ビュア用写真印刷システムにおいて、
    1台のディジタルカメラで順番に撮影をした2枚の画像データには、カメラに設けた識別情報入力手段により、左側用の画像データと右側用の画像データとを区別する識別情報が付加されていることを特徴とする立体ビュア用写真印刷システム。
  10. 請求項6または7に記載の立体ビュア用写真印刷システムにおいて、
    左右画像選択手段は、取得した2枚の画像データについて、水平方向のシフト量を比較して、シフト量の多いほうを右側用の画像データに選択することを特徴とする立体ビュア用写真印刷システム。
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