JP2006013192A - 可変抵抗器 - Google Patents

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JP2006013192A JP2004189486A JP2004189486A JP2006013192A JP 2006013192 A JP2006013192 A JP 2006013192A JP 2004189486 A JP2004189486 A JP 2004189486A JP 2004189486 A JP2004189486 A JP 2004189486A JP 2006013192 A JP2006013192 A JP 2006013192A
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力蔵 中野
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Abstract

【課題】 本発明は可変抵抗器に関し、抵抗値を手動で調整する必要のない可変抵抗器を提供することを目的としている。
【解決手段】 1個の抵抗乃至は複数の抵抗の所定の位置に少なくとも1個のスイッチとしてのスイッチング素子を設け、該スイッチング素子のオン/オフを制御することにより、抵抗の値を等価的に変更するように構成する。スイッチング素子がオンの時とオフの時とでは抵抗値が変化するが、スイッチング素子のデューティ比を変化させることにより任意の値の抵抗値を実現することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は抵抗器に関し、更に詳しくは抵抗器の所定の位置にトランジスタ等のアナログスイッチを設け、該スイッチのオン/オフを制御することにより、等価的な抵抗値を変更するように構成された可変抵抗器に関する。例えば伝送装置等においては、任意の出力レベルを得るために、或いは周波数特性を変化させるために可変抵抗器が使用される。可変抵抗器の使用目的は幅広く、その種類も数Ω〜数百KΩと多岐にわたる。可変抵抗器が適用される電子装置の回路定数等のバラツキが予め定められた許容範囲を超えていると、設計に際して装置に組み込むべき可変抵抗器の選定に誤りがあった場合に、可変抵抗器の変更が必要になるので、適用される電子装置の回路定数等のバラツキに容易に対応可能な可変抵抗器が要望されている。
以下、従来の可変抵抗器について説明する。図8は従来の可変抵抗器の第1の構成例を示す図である(例えば特許文献1参照)。図において、1は可変抵抗器の一方の端子、3は可変抵抗器の他方の端子である。5は端子1側に設けられたスイッチ、6は端子3側に設けられたスイッチである。これらスイッチ5,6は、それぞれ可変抵抗器4に接続されている。
スイッチ5の共通接点は端子1側に接続され、スイッチ6の共通接点は端子3側に接続されている。スイッチ5のa接点は抵抗器4の一端Aに接続され、b接点は抵抗器4の一端Bに接続されている。また、スイッチ6のa接点は可変抵抗器4の一端Bに接続され、b接点は抵抗器4の一端Aに接続されている。接点2は可変抵抗器4の可変抵抗取り出し端子である。
このように構成された抵抗器において、スイッチ5,6がa接点側に接続されると、通常の可変抵抗器の構成と同じになる。スイッチ5,6がb接点側に接続されると、可変抵抗器4の位置が端子2に対して反転した構成となる。従って、端子1と端子2から抵抗を取り出す時の抵抗値が変化することになる。
図9は従来の可変抵抗器の第2の構成例を示す図である(例えば特許文献2参照)。図において、11,12,13は抵抗取り出し端子である。14は可変抵抗器、15は抵抗取り出し端子11,12と接続され、抵抗器14の両端を接続することになる2連のスイッチであり、抵抗器14とスイッチ15は、#1〜#NまでのN個存在する。端子13は抵抗器14の可変取り出し端子である。
このように構成された抵抗器において、各々のスイッチ15を個々にスイッチオンし、端子11,12から取り出したり、端子11と端子13或いは端子12と端子13から取り出すことにより、所望の抵抗値の抵抗器が得られることになる。
特開平6−181112号公報(第2頁、図1) 特開平6−181111号公報(第2頁、図1)
従来の可変抵抗器は、前述したように、可変抵抗器を手動により、又はマニュピレータにより可変する必要があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、抵抗値を手動で調整する必要のない可変抵抗器を提供することを目的としている。
(1)請求項1記載の発明は、1個の抵抗乃至は複数の抵抗の所定の位置に少なくとも1個のスイッチとしてのスイッチング素子を設け、該スイッチング素子のオン/オフを制御することにより、抵抗の値を等価的に変更するように構成されたことを特徴とする。
(2)請求項2記載の発明は、前記スイッチング素子に与えるオン/オフパルスのデューティ比を変えるように構成されたことを特徴とする。
(1)請求項1記載の発明によれば、抵抗回路の所定の位置に設けられたスイッチング素子のオン/オフを制御することにより、抵抗の値を等価的に変更することができる。
(2)請求項2記載の発明によれば、前記スイッチング素子をオン/オフするパルスのデューティ比を変えることにより、任意の抵抗値を容易に作り出すことが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。
(第1の形態例)
図1は本発明の第1の実施の形態例を示す構成図である。図において、20は抵抗でその抵抗値はRである。Qは該抵抗20と直列に接続されるスイッチング素子としてのFET(電界効果トランジスタ)である。FET Qのゲートには該FET Qをオン/オフするための駆動パルスが印加されている。駆動パルスは発振器21から出力されてFET Qのゲートに印加される。駆動パルスが“H”の時にFET Qはオンに、駆動パルスが“L”の時にFET Qはオフになる。22は抵抗20の一端に設けられた端子、23は抵抗20の他端に設けられた端子である。このように構成された可変抵抗器の動作を説明すれば、以下の通りである。
発振器21の駆動パルスが常時“H”の時、可変抵抗器としては抵抗値Rの抵抗が配置されたものとなる。つまり、端子22,23をもつ抵抗値Rの抵抗となる。ここで、端子22に電圧V1を印加したものとする。端子23には負荷(図示せず)が接続されているものとする。図2は図1に示す抵抗器の動作説明図である。FET Qのゲートに常時“H”の制御信号が印加されている場合には、(a)に示すように端子23からは電圧V1が取り出される。
ここで、駆動パルスが(b)に示すようにオン/オフすると、抵抗Rは負荷に接続された状態と負荷に接続されない状態となる。ここで、駆動パルスのデューティ比を例えば50%にすると、負荷に供給される電圧は(c)に示すように半周期でV1と0を繰り返す波形となる。この波形をコンデンサ等の平滑素子を用いて平滑すると、その波形は(d)に示すように値0.5V1の電圧が常時印加されたのと等価になる。この結果、抵抗20の抵抗値が2Rの抵抗器を接続した場合と等価になる。即ち、抵抗値をRから2Rに変更したことになる。なお、FET Qがオンになった時に、FETのオン抵抗が問題になるが、抵抗値Rに比較して十分に小さいオン抵抗であれば、問題はない。
図3は駆動パルスのデューティ比の変化の説明図である。図に示すように、周期Tの駆動パルスのうちのオンになっている期間をM、オフになっている時間をNとすると、抵抗Rが接続された抵抗器の等価抵抗はR×T/Mとなる。Mの値は任意に変更することができる。このように、本発明によれば、抵抗回路の所定の位置に設けられたFETのオン/オフを制御することにより、抵抗の値を等価的に変更することができる。また、本発明によれば、前記FET Qをオン/オフするパルスのデューティ比を変えることにより、任意の抵抗値を容易に作り出すことが可能となる。
(第2の形態例)
図4は本発明の第2の実施の形態例を示す構成図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、24,25は抵抗である。抵抗24の抵抗値をR1、抵抗25の値をR2とする。抵抗24は端子22,23間に固定的に接続されている。抵抗25はその一端が端子22側で抵抗24の一端と接続され、他端がFET Qの一端に接続されている。FET Qの他端は端子23側の抵抗24に接続されている。即ち、抵抗25はFET Qを介して抵抗24と並列接続されている。そして、FET Qのゲートには発振器21からの駆動パルスが印加されている。このように構成された可変抵抗器の動作を説明すれば、以下の通りである。
図5は第2の実施の形態例の抵抗の接続形態を示す図である。発振器21からは所定のデューティ比で駆動パルスが発生している。この駆動パルスに従ってFET Qはオン/オフする。例えば、FETQがオンの場合には、抵抗の接続形態は図5の(b)に示すように、抵抗24と25の並列接続となる。従って、この時の抵抗値は
R1・R2/(R1+R2)
となる。一方、FET Qがオフの場合には、抵抗の接続形態は図5の(a)に示すように抵抗値R1の抵抗24のみとなる。実際は、これらの抵抗値が駆動パルスのデューティ比に従って実現されるので、図1について説明したことと同様に考えると、デューティ比を変えることにより、等価抵抗を任意の値に設定することができる。
(第3の形態例)
図6は本発明の第3の実施の形態例を示す構成図である。図4と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、26は抵抗値R3の抵抗、27は抵抗値R4の抵抗である。これら抵抗26と27の一端は共通接続され、端子22へと導かれる。Q1は抵抗26と直列に接続されるFET、Q2は抵抗27と直列に接続されるFETである。図に示す抵抗器は、抵抗26とFET Q1の直列回路と、抵抗27とFET Q2の直列回路がそれぞれ並列接続された回路となっている。発振器21からの駆動パルスはFET Q1のゲートに印加され、駆動パルスをインバータ28で反転したパルスがFET Q2のゲートに印加されている。FET Q1とFET Q2の他端は共通接続され、端子23へと導かれる。このように構成された可変抵抗器の動作を説明すれば、以下の通りである。
FET Q1とQ2とはそれぞれ反転されたパルスでそのゲートが駆動される。従って、FET Q1とQ2は交互にオン/オフを繰り返す。図7は第3の実施の形態例の抵抗の接続形態を示す図である。駆動パルスが“H”レベルの場合、FET Q1がオンになり、FET Q2はオフになる。従って、この時の端子22,23間の抵抗は、図7の(a)に示すように抵抗26のみとなる。一方、駆動パルスが“L”レベルの場合、FET Q1はオフになり、FET Q2はオンになる。従って、この時の端子22,23間の抵抗は、図7の(b)に示すように抵抗27のみとなる。
このように構成された回路において、発振器21からの駆動パルスのデューティ比を変化させると、抵抗26と抵抗27の抵抗値の比率により等価抵抗は変化する。従って、この場合にも駆動パルスのデューティ比を変化させることにより、その等価抵抗を任意の値に設定することが可能となる。
上述の実施の形態例では、スイッチとしてFETを用いた場合を例にとったが、本発明はこれに限るものではない。入力電圧の極性が固定されていてバイアスがかけやすい場合には、バイポーラトランジスタを用いることも可能である。また、その他の高速で動作するアナログスイッチを用いることができる。
本発明の第1の実施の形態例を示す構成図である。 図1に示す抵抗器の動作説明図である。 駆動パルスのデューティ比の変化の説明図である。 本発明の第2の実施の形態例を示す構成図である。 第2の実施の形態例の抵抗の接続形態を示す図である。 本発明の第3の実施の形態例を示す構成図である。 第3の実施の形態例の抵抗の接続形態を示す図である。 従来の可変抵抗器の第1の構成例を示す図である。 従来の可変抵抗器の第2の構成例を示す図である。
符号の説明
20 抵抗
21 発振器
22 端子
23 端子
Q FET(電界効果トランジスタ)

Claims (2)

  1. 1個の抵抗乃至は複数の抵抗の所定の位置に少なくとも1個のスイッチとしてのスイッチング素子を設け、該スイッチング素子のオン/オフを制御することにより、抵抗の値を等価的に変更するように構成された可変抵抗器。
  2. 前記スイッチング素子に与えるオン/オフパルスのデューティ比を変えるように構成された請求項1記載の可変抵抗器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010245615A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Nec Corp 電圧電流変換利得制御器、電圧電流変換利得制御方法及び無線装置
CN102693796A (zh) * 2012-05-28 2012-09-26 上海丽恒光微电子科技有限公司 数字可调电阻及其调节方法
JP2013146160A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Ntt Facilities Inc 組電池の充電制御システムおよび充電制御方法
JP2015161903A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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