JP2006012803A - イオナイザ電源装置のための交流監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来、イオン化システムの電極からのイオン生成を原因とする交流電流を正確に測定することは困難であった。
【解決手段】 イオナイザは、正の半サイクルと負の半サイクルとを有する波形を出力する出力を有する交流(AC)電圧源と、このAC電圧源の出力に電気的に結合されている電極と、この電極に近接した基準と、検出回路とを含む。検出回路は、AC電圧源の出力と基準とに電気的に結合されている戻り電流ゼロ化ノードと、別個に接地に電気的に結合されている接地ノードと、正イオン電流センサと、負イオン電流センサとを含む。正イオン電流検出ノードは、検出された正イオン電流に比例した正イオン信号を出力するように構成されている。負イオン電流検出ノードは、検出された負イオン電流に比例した負イオン信号を出力するように構成されている。
【選択図】 図1A

Description

本発明は、空気イオン生成装置に関し、さらに特に、空気イオナイザの電源装置における交流電流を検出して監視する装置に関する。
静電荷を制御することは、連続ウェブ作業(連続した送り動作または概ね連続した送り動作において移動させられる製品)と半導体製造とにおいて重要な問題である。望ましくない摩擦帯電(摩擦によって生じさせられる静電気)が、ローラや切断機等によってウェブが扱われる時に、そのウェブ表面上に生じさせられる。ウェブ作業においては、こうした望ましくない帯電が不要な微粒子物質を製品の表面上に引き付ける可能性があり、その製品に関する困難な取り扱い上の問題の原因となる可能性があり、および、さらには、その機械を操作する電子制御装置に対して潜在的に有害である放電の原因となることさえあり得る。半導体製造においては、静電気によって引き付けられた外来物質と静電気放電事象とによって引き起こされるデバイスの欠陥が、全体の製造損失の大きな原因となる。
空気イオン化が、非導電性材料と絶縁導体とにおける有効な静電荷の除去方法である。空気イオナイザは、空気中の移動電荷担体として働く大量の正イオンと陰イオンとを周囲雰囲気中に発生させる。イオンが空気中を流動するにつれて、そのイオンは、反対に帯電している粒子と表面とに引き寄せられる。静電帯電した表面の中和が、このプロセスによって迅速に実現されることが可能である。
空気イオン化は、コロナ放電として知られているプロセスにおいてイオンを発生させる電気イオナイザを使用して行われてよい。電気イオナイザは電極を有し、および、周囲空気の誘電強度に打ち勝つまで各電極の先鋭な先端の周囲の電界を増強することによって、このプロセスによって空気イオンを発生させる。電子が電極から周囲空気の中へ流れている時に、陰極コロナが発生する。空気分子から電極の中への電子の流れの結果として陽極コロナが発生する。
イオナイザ装置は、イオン化バー(ionizing bar)、イオン化送風機(ionization blower)、空気イオン化ノズル等のような様々な形態をとってよく、および、正イオンと負イオンとを作業空間内に放出することによって、または、望ましくない静電荷を有する区域の表面上に放出することによって、静電荷を中和するために使用される。イオン化バーは、典型的には、紙の印刷、高分子シート材料、または、プラスチック袋の製造のような連続ウェブ作業において使用される。空気イオン化送風機と空気イオン化ノズルは、典型的には、静電放電(ESD)の影響を受けやすいハードディスク駆動装置と集積回路等のような電子機器装置をアセンブリするための作業空間内で使用される。
特定の出力のイオナイザによって可能な限り最大の静電荷の低減を実現するためには、そのイオナイザは、ウェブ上または作業空間内の正味電荷を打ち消すように、一定量の正イオンと負イオンを発生させなければならない。すなわち、そのイオナイザの出力は、ウェブ上または作業空間内の正味電荷の中和を実現するように、正イオンおよび/または負イオンの出力を増減させなければならない。
従来技術のイオン生成方法は、半サイクルの約35%にわたって一方の極性のイオンを発生させ、および、その次に、一定の遅延の後に、半サイクルの約35%にわたって他方の極性のイオンを発生させる、イオン化ピン(ionizing pin:すなわち、電極)に接続されている交流(AC)電圧発生装置の使用によるものである。この正イオンと負イオンはAC電圧波形のサイクルすなわち周波数に基づいて出力され、および、ウェブ上または作業空間内の実際の電荷のフィードバックに基づいて、または、特定の極性のイオンに対する要求に基づいて制御されることはない。こうした従来技術の装置は、例えば、特許文献1(Meyer)および特許文献2(Takahashi)に開示されている。
米国特許第3,936,698号明細書 米国特許第3,714,531号明細書
ACイオナイザの欠点が、イオン化ピンに送られる実際の電流の流れを監視する能力である。シールドと接地基準とがAC高電圧に対する追加の負荷としての役割を果たし、それによって、イオン化ピンによって生じさせられる実際のイオン電流よりも数桁大きい電流をとる。例えば、図5は、接地した抵抗器RGを経由した高電圧変圧器52の二次コイル54への戻り電流を測定する従来技術の監視回路50の簡略化された電気回路図である。シールドされた高電圧ケーブル51が、イオナイザバーのイオン化ピンに対してAC高電圧を配送するために使用される時には、その結果として生じる接地抵抗器RGの両端間の信号が、主としてケーブル51の負荷電流に相当するだろう。イオン電流はその変圧器に戻る電流全体の小さい一部分であるにすぎず、および、シールドと接地基準とに供給される大きな電流に比較して検出が困難である。イオン化システムにおいて電流を測定する典型的な方法は、接地抵抗器RGの両端間の電圧を測定することを含むだろう。電流は、I=E/Rというオームの法則を使用することによって、高電圧変圧器52に戻る電流合計としてだけ計算が可能である。
イオン化システムにおいて交流電流を正確に測定する方法を提供することが望ましい。さらに、イオン化システムの電極からのイオン生成を原因とする交流電流を測定するための装置と方法とを提供することが望ましい。
簡潔に述べると、本発明は、正の半サイクルと負の半サイクルとを有する波形を出力する出力を有する交流(AC)電圧源と、このAC電圧源の出力に電気的に結合されている電極と、この電極に近接した基準と、検出回路とを含むイオナイザを提供する。この検出回路は、AC電圧源の出力と基準とに電気的に結合されている戻り電流ゼロ化ノード(return current nulling node)と、別個に接地に電気的に結合されている接地ノードと、正イオン電流センサと、負イオン電流センサとを含む。正イオン電流センサは正イオン電流検出ノードを有し、および、戻り電流ゼロ化ノードと接地ノードとの間に結合されている。正イオン電流検出ノードは、検出された正イオン電流に比例した正イオン信号を出力するように構成されている。負イオン電流センサは負イオン電流検出ノードを有し、および、戻り電流ゼロ化ノードと接地ノードとの間に結合されている。この負イオン電流検出ノードは、検出された負イオン電流に比例した負イオン信号を出力するように構成されている。
本発明は、さらに、正の半サイクルと負の半サイクルとを有する波形を出力する出力を有する交流(AC)電圧源と、AC電圧源の出力に電気的に結合されている電極と、電極に近接した基準と、導体とシールドとを有するシールドケーブルと、検出回路とを含むイオナイザも含む。この導体は出力を電極に接続する。検出回路は、AC電圧源の出力と基準とに電気的に結合されている戻り電流ゼロ化ノードと、別個に接地に電気的に結合されている接地ノードと、イオン電流検出ノードを有し且つ戻り電流ゼロ化ノードと接地ノードとの間に結合されているイオン電流センサとを含む。シールドケーブルのシールドは基準を戻り電流ゼロ化ノードに接続する。イオン電流検出ノードは、検出されたイオン電流に比例したイオン信号を出力するように構成されている。
上述の概要は、本発明の好ましい実施形態の以下の詳細な説明と共に、添付図面に関連付けて読まれる時により適切に理解されるだろう。本発明を説明するために、現時点で好ましい実施形態が図面に示されている。しかし、本発明は、示されている構成と方法とに限定されないということが理解されるべきである。
以下の説明では、便宜上、特定の技術が使用されるが、これは限定的なものではない。「右の」、「左の」、「下方の」、および、「上方の」という単語は、参照される図面における方向を表す。「内側に」および「外側に」という単語は、説明されている装置と示されている部品との幾何学的中心に向かう方向と、この幾何学的中心から遠ざかる方向とをそれぞれに意味する。術語は、上記で具体的に言及された単語と、これらの単語の派生語と、類似の意味の単語とを含む。これに加えて、単語「a(不定冠詞)」は特許請求の範囲の請求項とこれに対応する明細書の部分とにおいて使用され、この単語は「1つ」または「少なくとも1つ」を意味する。本明細書で使用される術語「ターゲット」は、作用が及ぼされる物体、すなわち、紙やプラスチック等のような連続ウェブ製品であってもよく、或いは、このターゲットは、一般的な作業空間または作業区域であってもよい。
以下では、図面を詳細に参照し、この図面においては同じ番号が全体を通して同じ要素を示し、図2、図3、図4および図7が、本発明による制御回路の好ましい実施形態を示す。
図1Aから図1Cでは、電圧源VSが、一次巻線すなわち一次側PR1と二次巻線SECと磁心MCとを有する高電圧変圧器HVTXに電気的に結合されている。電圧源VSが、約50−400ヘルツ(Hz)の約90−600ボルト交流電流(VAC)等のような、標準交流(AC)電圧源であることが好ましい。当然であるが、あらゆるAC電圧源VSが本発明から逸脱することなしに使用されてよい。高電圧変圧器HVTXは、接地されている磁心MCを有する任意のフェロ(Ferro)またはノンフェロ(non-Ferro)タイプの高電圧変圧器HVTXであってよい。高電圧変圧器HVTXの二次巻線の片方の脚部もしくは部分、または、単純に二次巻線SECが、接地されている。しかし、より詳細に後述されるように、接地への接続が中断されて、検出回路10(図2)に対する接続すなわち結合のためのノード11を生じさせてもよい。電圧源VSは、本発明からの逸脱なしに他のタイプのAC電源装置を含んでもよい。さらに、高電圧変圧器HVTXは、スイッチング電源装置等のような他のタイプの電源装置および/または電力変換装置であってもよい。
図1Aと図1Bでは、イオナイザバー24、22が、シールドケーブル31を経由して高電圧変圧器HVTXに接続されている。接地に結合されているシールドSを有するこのシールドケーブル31は、AC電界の抑制を実現し、および、電磁干渉(EMI)放射の低減を促進するが、シールドケーブル31は、長さに応じて、高電圧変圧器HVTXの最大出力の2/3までの容量性負荷に相当する可能性がある。この場合のシールドケーブル31のシールドSに対する負荷電流が、エミッタピンまたは電極に対する電流よりも数桁大きい。シールドケーブル31からの負荷は、高電圧変圧器HVTXに接続されることが可能なイオナイザバーおよびシールドケーブル31の(直線寸法に換算した)量を制限する。図1Cでは、高電圧変圧器HVTXとイオナイザバー26との間に結合されている非シールドケーブル33が存在し、これは最長の直線長さを可能にするが、しかし、シールドSがないので、EMIまたはAC電界の抑制は極めてわずかしか実現されないか、または、全く実現されない。ケーブル33が接地から離して取り付けられている場合には、電源装置上の唯一の負荷がケーブル33の抵抗とイオン電流だけであるはずである。接地に対するエミッタピンの典型的な短絡電流が、容量結合バーの場合には約7.5マイクロアンペア(μA)から約11マイクロアンペア(μA)であり、および、抵抗性バーの場合には約30μAから約50μAである。
図2は、概ね本発明の実施形態による、空気イオナイザ22、24、26(図1A−1C)と空気イオナイザ222(図7)とに関する高電圧変圧器HVTXの二次巻線SEC内の交流電流(AC)を測定する検出回路10の簡略化された電気回路図である。この検出回路10は、正イオン電流検出ノード14と、負イオン電流検出ノード16と、接地ノード13と、戻り電流ゼロ化ノード12と、平衡検出ノード15とを含む。検出回路10は、さらに、コンデンサC1−C2と、ダイオードD1−D4と、抵抗器R1−R3とを含む様々な電気素子を含む。検出回路10は、ダイオードD1とコンデンサC1とを備える正イオン電流センサ14aを含み、および、この正イオン電流センサ14aは、戻り電流ゼロ化ノード12と接地ノード13との間に結合されている。ダイオードD1は、接地に対して生じさせられる正イオン電流の値を記憶するために、AC波形の正の半サイクル中だけコンデンサC1が充電することを可能にする。コンデンサC1の値は、所望の応答時間を実現するように、および、測定値のACリップルを減少させるように選択される(すなわち、より小さいコンデンサが、より早い応答時間と、測定値におけるより多い量の不要ACリップルとに相当する)。同様に、ダイオードD2とコンデンサC2とを備える負イオン電流センサ16aは、戻り電流ゼロ化ノード12と接地ノード13との間に結合されている。ダイオードD2は、接地に対して生じさせられる負イオン電流の値を記憶するために、AC波形の負の半サイクル中だけコンデンサC2が充電することを可能にする。同様に、コンデンサC2の値は、所望の応答時間を実現するように、および、測定値のACリップルを減少させるように選択される(すなわち、より小さいコンデンサが、より早い応答時間と、測定値におけるより多い量の不要ACリップルとに相当する)。したがって、正イオン電流検出ノード14は、正イオン電流に比例した正イオン信号を出力するように構成されており、および、負イオン電流検出ノード16は、負イオン電流に比例した負イオン信号を出力するように構成されている。
接地ノード13は、AC波形の各々の全サイクル中に生じさせられる正および負のイオン電流のための戻り経路を与えるために、検出回路10を接地に結合する。戻り電流ゼロ化ノード12は検出回路10を高電圧変圧器HVTXの二次巻線SECに結合し、および、検出回路10をシールドケーブル31のシールドSに結合する。シールドケーブル31のシールドSは、シールドSからの大電流を高電圧変圧器HVTXに戻して、検出回路10がイオン電流だけを受け取ることを可能にするために、この戻り電流ゼロ化ノード12に接続されなければならない。シールドSが接地されている場合には、最大で数百マイクロアンペア(μA)未満であるイオン電流は、シールドSの1ミリアンペア(mA)から3ミリアンペア(mA)の電流信号に比較して実際上は無視できるほど小さく、したがって、検出または測定が困難である。
平衡検出ノード15は、コンデンサC1、C2の両方に関する平衡放電経路を提供する加算ノードである。コンデンサC1は抵抗器R1、R3を経由して放電し、および、コンデンサC2は抵抗器R1、R3を経由して放電する。ターゲット上に電荷が存在しない場合には、正味電流が等しく、および、平衡検出ノード15における電圧は約ゼロ(0)ボルトだろう。しかし、電荷がターゲット上に存在する場合には、平衡検出ノード15における測定可能な電圧は、その電荷の放電電流と符号とに比例する形で増大するだろう(すなわち、ターゲットが正の電荷を有する場合には、平衡検出ノード15における測定可能な電圧も正の電圧だろうし、および、ターゲットの電荷が負である場合には、イオナイザが接地されており且つ両方の信号が共にシフトするので、平衡検出ノード15における測定可能な電圧は負だろう)。平衡検出ノード15は、ターゲットの相対的な「電荷」を表示するために、発光ダイオード(LED:図示しない)を点灯させるために、または、アナログ方式またはディジタル方式の表示器(図示しない)を駆動するために、増幅器(図示しない)に接続されることが可能である。したがって、平衡検出ノード15は、平衡イオン電流に比例したイオン平衡信号を出力するように構成されている。
抵抗器R1、R2は、電圧降下装置として働くことによって、正および負イオン電流の測定のための「信号レベル」を設定する。同様に、抵抗器R3は、平衡検出ノード15における(正と負の間の)平衡測定のための信号レベルを設定する。ダイオードD3、D4は、放電させられるべきターゲット上に非常に大きな電荷が存在する場合にこの信号のためのクランプを提供する。ダイオードD3、D4は、電圧を制限すなわち「クリップ」するショットキーダイオードであることが好ましいが、これは、ショットキーダイオードでなければ、平衡検出ノード15における電圧が比較的大きいことがあり得るからである。しかし、transorb、ツェナーダイオード等のような他の任意の公知のクリッピング/制限装置が、本発明から逸脱することなしに使用されてもよい。
図3は、負信号バッファ40とインバータ41と正信号バッファ42と加算増幅器44と利得段46と表示器48と警報回路50とを含む他の採用随意の特徴と共に、図2の検出回路10を含む、抵抗性電流制限イオナイザバー(resistive current limited ionizer bar)22のための監視回路20の簡略化された電気回路図である。戻り電流ゼロ化ノード12は、高電圧変圧器HVTXの二次巻線SECとシールドケーブル31のシールドSとに結合されている。接地ノード13は接地に結合されている。正イオン電流検出ノード14は正信号バッファ42に結合されている。負イオン電流検出ノード16は負信号バッファ40に結合されており、負イオン信号の極性が負なので、負信号バッファ40の出力はインバータ41に結合されている。正信号バッファ42の出力とインバータ41の出力は、加算されたイオン電流の合成信号を生じさせるために加算増幅器44によって加算される。その次に、この加算されたイオン電流信号は、当業で公知のように、表示器48を駆動するために、および、適切な有効電圧/電流レベルで警報回路50に入力を提供するために、利得段46に印加される。
あるいは、代案として、加算増幅器44は、差動増幅器として具体化されることも可能であり、および、インバータ41が省略される場合には、正信号と負信号との差が類似の比例した信号を与えるだろう。インバータ41が、ノード15における信号に類似しているが恐らくはレベルが異なっているイオン平衡(正イオン信号と負イオン信号との間の差)を得るために、差動増幅器と共に所定の位置に残されることも可能であるということが想定されている。
図4Aと図4Bが、本発明による図3に示されている概略的な監視回路20に類似した制御回路120の詳細な電気回路図を示す。この詳細に示されている制御回路120は、抵抗性電流制限イオナイザバー22と共に示されているが、変圧器に基づいたイオナイザ222またはイオナイザバー22、24、26に結合されることも可能である。この制御回路120も、さらに、負信号バッファ140とインバータ141と正信号バッファ142と加算増幅器144と利得段146と表示器148と警報回路150とインターロック160とを含む他の採用随意の特徴と共に、図2の検出回路10を含む。戻り電流ゼロ化ノード12は、高電圧変圧器HVTXの二次巻線SECとシールドケーブル31のシールドSとに結合されている。接地ノード13は接地に結合されている。
約50Hzから約60Hzにおいて約90ボルトACから約250ボルトACである、入力端子E1、E2において制御回路120に供給されるAC電圧。直流(DC)電源装置PS1が、制御回路120の集積およびディスクリート電気/電子素子による使用のために、AC電圧をDC電圧に変換する。変換されたDC電圧は約5ボルトDCから約24ボルトDCであってよい。電源アダプタPS1は電源スイッチSW1に接続され、この電源スイッチは当業で公知の任意の2状態スイッチであってよいが、乾接点クロージャを有する2位置トグル作動スイッチであることが好ましい。DC電源装置PS1は、電圧を約+12VDCに調整する第1の電圧調整器REG1と、電圧を約−12VDCに調整する第2の電圧調整器REG2とに電力を配送する。調整された+12VDCは、「+VCC」識別子の付いた上向きの矢印として図面上に示されている。調整された−12VDCは、「−VSS」識別子の付いた下向きの矢印として図面上に示されている。第1および第2の電圧調整器REG1、REG2は、集積回路素子、ダイオードブリッジ等であってよいが、しかし、図4Aと図4Bとに示されているように単純な一方向性ShutzダイオードD1、D2であることが好ましい。
約50Hzから約60Hzにおいて約90ボルトACから約250ボルトACである、入力端子E3、E4において高電圧変圧器HVTXに供給されるAC電圧。遮断リレーPLY1が、入力端子E4と高電圧変圧器HVTXとの間で電力を制御する。制御回路120は、さらに、ローカル位置とリモート位置とを有する制御モードセレクタスイッチSW2を含む。このモードセレクタスイッチSW2は、スライド型アクチュエータ、回転型アクチュエータ、プッシュツーセット/プッシュツーリセット(push-to-set/push-to-reset)型アクチュエータ、または、トグル型アクチュエータを有する単純な2位置乾接点型のスイッチであってよい。あるいは、この代案として、モードセレクタスイッチSW2は、単純に、複数の出力を分流するための、パイロットリレー、シリコン制御整流器(SCR:登録商標)、トランジスタ等であってよい。低電圧電力(+VCC)が、連動リレーRLY6(より詳細に後述する)の常閉接点から遮断リレーRLY1のコイルを介して供給される。モードセレクタスイッチSW2がローカル位置にある時には、トランジスタQ1が接地への経路を提供する。モードセレクタスイッチSW2がリモート位置にある時には、端子TB1−5、TB1−6に印加されるリモート信号が、遮断リレーRLY1をリモートで制御するためにトランジスタQ1の状態を選択的に制御する。好ましくは、リモート信号が、光アイソレータまたは光結合ソリッドステートリレーU1を介して光絶縁されてもよい。
バーオン/バーオフ表示器151回路が、主として、遮断リレーRLY1を駆動する信号に結合されているコイルを有するバーオン/バーオフリレーRLY2と、+VCCに結合されているコモンと、バーオン(緑)表示灯LED1に結合されている常開接点と、バーオフ(赤)表示灯LED2に結合されている常閉接点とを含む。バーオン/バーオフリレーRLY2は、AC電力が高電圧変圧器HVTXに印加されている時を、主としてバーオンLED2を点灯させることによって表示し、および、AC電力が高電圧変圧器から取り除かれている時を、バーオフLED1を点灯させることによって表示する。バーオン/バーオフリレーRLY2は、さらに、外部信号または告知を提供するために他の常開接点または常閉接点(図示しない)を有してもよい。
正イオン電流検出ノード14は正信号バッファ142に結合されている。正信号バッファ142は、バッファとして構成されているドロップ抵抗器R14と演算増幅器(オペアンプ)U2Bとを含む。負イオン電流検出ノード16は負信号バッファ140に結合されており、および、負イオン電流の極性が負なので、負信号バッファ140の出力はインバータ141に結合される。負信号バッファ140は、バッファとして構成されているドロップ抵抗器R13とオペアンプU2Aとを含む。インバータ141は、インバータ141に対する入力信号の極性を反転させるように構成されている適切なバイアスおよびフィードバック抵抗器R15−R17と共にオペアンプU2Cを含む。
正信号バッファ142の出力とインバータ141の出力とが、加算されたイオン電流の合成信号を生じさせるために、加算増幅器144によって加算される。加算増幅器144は、負信号と正信号(絶対値)のための入力抵抗器R19、R20と、適切なバイアスおよびフィードバック抵抗器R21、R22を有し且つ加算増幅器として構成されているオペアンプU2Dとを含む。その次に、加算されたイオン電流信号は、表示器148を駆動するために、および、適切な有効電圧/電流レベルで警報回路150に入力を提供するために、利得段146に印加される。利得段146は、加算されたイオン信号のための入力抵抗器R23と、適切なバイアスおよびフィードバック抵抗器R24、R25を有し且つ利得増幅器として構成されているオペアンプU3Dとを含む。利得段146の出力は表示器148と警報回路150とに直接印加されてもよいが、しかし、この図に示されているように、採用随意の調整可能増幅器段149が設けられている。この調整可能増幅器段149は、増幅されたイオン信号のための入力抵抗器R26と、適切なバイアスおよびフィードバック抵抗器R29、R28と利得増幅器として構成されている調整可能増幅器段149とを有するオペアンプU3Bを含む。バー設定電位差計R27が、相対出力レベルを調整可能にするためにオペアンプU3Bのフィードバックに結合されている。代案の実施形態では、この電位差計R27は、レーザトリミングされた抵抗器、選択可能な抵抗器バンク等によって置き換えられてもよい。
本発明における表示器148は、抵抗器R30−R32とコンデンサC12とを含む適切なバイアス素子と共に、棒グラフドライバ集積回路(IC)U5によって駆動される棒グラフ表示器LED8を含む。この棒グラフ表示器LED8は、測定された空気イオナイザ22、24、26、222から出力されるイオン電流の量を大まかに表示する。当然であるが、相対的なまたは厳密なイオン電流を表示するアナログ方式またはディジタル方式の他の表示器が、本発明から逸脱せずに使用されてよい。
警報回路150は、故障表示器(fault indicator)LED5と、点検表示器(service indicator)LED6と、バークリーニング表示器(clean bar indicator)LED7とを含む幾つかの遮断機能(trip function)を含む。インターロック160は、検出回路10上に高い電圧が存在する時に高電圧変圧器HVTXに対する電力を遮断するように、警報回路150と協働して機能する。インターロック160は、連動シリコン制御整流器SCR1と、連動リレーRLY6と、抵抗器R51、R52とコンデンサC1とを含む適切なバイアス素子とを含む。
オペアンプU3Cによって増幅された、インバータ140からの反転負イオン電流信号が、オペアンプU4CとオペアンプU4Dとに対する入力を基準として含む警報回路150内の様々な箇所に結合されている。オペアンプU4Dの出力は、連動リレーRLY6を駆動する連動シリコン制御整流器SCR1のゲートに印加される。どちらの極性のイオン電流信号によっても測定されることが可能である高い電圧が検出回路10上に生じる場合には、インターロックSCR1が、連動リレーRLY6を通電するようにゲートされる。その次に、連動リレーRLY6の常閉接点が、故障表示器LED5が点灯することを引き起こす故障表示器リレーRLY3を駆動する。この故障表示器リレーRLY3は、さらに、外部信号または告知を提供するための他の常開接点または常閉接点を有してもよい。
オペアンプU3Cからの増幅および反転させられた負イオン電流信号は、信号条件が存在しないかどうかを判定するために比較器U4C(すなわち、入力を比較するように構成されているオペアンプ)の入力に結合されている。同様に、オペアンプU3Bの出力と、オペアンプU3Bのバイアスフィードバックとが、加算され増幅されたイオン信号に関して信号条件が存在しないかどうかを判定するために、比較器U4Bの入力に印加される。どちらかの条件が真である場合には、トランジスタQ2が、点検表示器LED6を点灯させる点検リレーRLY4を駆動するために通電される。点検リレーRLY4は、さらに、外部信号または告知を提供するための他の常開接点または常閉接点を有してもよい。
オペアンプU3Bの出力は、さらに、増幅され加算されたイオン電流信号が特定の所望の設定値を超えて増大させられているかどうかを判定するために、電位差計R38から得られたユーザ選択可能値との比較のために、比較器U4Aの非反転入力に印加される。比較器U4Aの出力は、バークリーニング表示器LED7を点灯させるバークリーニングリレー(clean-bar relay)RLY5を駆動するために、バークリーニングトランジスタ(clean-bar transistor)Q3に通電する。
したがって、制御回路120は、次の警報および/または表示を提供する。
i) バーオン(BAR ON)は、イオナイザ22、24、26、222に高電圧が存在する。
ii) バーオフ(BAR OFF)は、イオナイザ22、24、26、222に高電圧が存在しない。
iii) バーのクリーニング(CLEAN BAR)は、汚れたイオナイザ22、24、26、222をクリーニングすべき時である時点を表示する。
iv) 故障(FAULT)は、高電圧が接地に短絡させられる時に、インターロック161が高電圧変圧器HVTXを遮断したということを表示する。
v) 点検(SERVICE)は、イオナイザ24,24、26、222のエミッタピンが絶縁物によって覆われていることを表示する。
図7は、イオンエミッタと接地基準とのための制御回路220、または、単純に、本発明の好ましい実施形態を含むことが可能なACイオナイザ222の簡略化された電気回路図である。制御回路220は、イオン生成を制御することが可能であり、および、反転させられた検出回路を使用して閉ループフィードバック機構内のACイオナイザ222の(イオン生成に関する)出力を平衡させることが可能である。この制御回路220は、ACイオナイザ222の極性と平衡の両方のレベルの両方の出力に自動補正を行うことが可能である。図2に関して詳細に上述したように、検出回路10は、ノードにおいて得られた電圧を適切なレベルに増幅または制限するために、信号調整回路282に結合されている。特に、この信号調整回路282は、正および負のイオン電流信号とイオン電流平衡信号とを、制御回路220の基準に適合しており且つレベルに関して互いに同等であるレベルに調整するために使用される。正および負のイオン電流信号または平衡信号を、例えばユーザまたはコンピュータシステムによって設定されてよい基準レベルと比較することによって、高電圧変圧器HVTXに印加されるAC波形に対する補正が、イオン生成を適切に補正するために実施されることが可能である。ACラインによって供給される波形をクランプまたはクリップするために駆動回路と共にSCR、トライアック(TRIAC:登録商標)またはIGBTから構成されてよい波形整形回路280が、信号調整回路282を経由して正および負イオン電流信号284、286とイオン電流平衡信号285とに結合されている。AC波形が検出回路によって要求された変化を補償するために調整され終わると、この信号は高電圧変圧器HVTXに印加され、イオン出力の適切な変化を引き起こし、および、所望の設定値をそのシステムが追跡することを引き起こす。正および負イオン電流信号がその信号の予想された出力の形を制御することが可能であるように、および、平衡信号が、適正な変化が生じさせられたことを確認するための誤り信号としての役割を果たすことが可能であるように、検出回路からのこの3つの信号が使用されることが可能である。この3つの信号の各信号の役割は、出力イオン生成の条件を維持または報告するために互いに入れ替えられることが可能である。
図6は、全サイクル中の交流イオン生成を示すグラフである。図6は、ACイオナイザ222の典型的なサイクルに関するイオン生成のタイミングを示す。典型的な空気イオナイザ222のエミッタが、約3キロボルトAC(KVAC)において、コロナ放電を開始してイオンを発生させ始める。イオナイザ222は、この閾値を越えるAC波形の部分においても正イオンを発生させ続ける。同じことが、AC高電圧波形の負の半サイクルに関しても当てはまる。空気イオナイザ222に関する典型的な高電圧出力がピークで約5KVACから約7KVACであり、このことは、イオナイザ222のエミッタが、AC波形の半サイクル全体の一部分だけにおいてイオンを生成させているということを意味する。
図8は、正および負の半サイクル中の交流イオン生成のための波形整形を示すグラフである。図8は、波形整形回路が出力上のイオン生成を変化させることが可能な3つの方法を示す。正の半サイクルは、高電圧変圧器HVTXに印加されるAC入力電圧を低下した電圧レベルに制限すなわちクランプするための方法に相当する。AC入力電圧のクランプは、これに対応したイオン生成期間中の高電圧出力レベルの低下と、その後に続くその極性のイオン生成の低減とを結果的にもたらす。負の半サイクルは、高電圧変圧器HVTXに印加されるAC入力電圧を低減したデューティサイクルにクリップするための方法に相当する。AC入力電圧のデューティサイクルを低減させることは、イオンが生成されている時間の量を制限する。あるいは、代案として、イオン生成を制御するように高電圧変圧器HVTXに印加されているAC入力電圧のクリップおよび/またはクランプの両方の形態またはあらゆる変型が可能である。
上述の説明から、本発明が、ゼロ化ノードを有するACイオナイザのための検出回路および/または制御回路を備えるということが理解可能である。上述の実施形態の広範な発明的な着想から逸脱することなしに、上述の実施形態に対して変更が加えられることが可能であるということが当業者に理解されるだろう。したがって、本発明は、開示されている特定の実施形態に限定されず、添付されている特許請求項によって定義されている本発明の着想と範囲とに含まれる変更を含むことが意図されているということが理解される。
本発明の好ましい実施形態を含むことが可能な容量結合イオナイザバーの簡略化された電気回路図である。 本発明の好ましい実施形態を含むことが可能な抵抗性電流制限イオナイザバーの簡略化された電気回路図である。 本発明の好ましい実施形態を含むことが可能な容量結合イオナイザバーの簡略化された電気回路図である。 本発明の好ましい実施形態によるイオナイザバーにおける交流電流を測定する検出回路の簡略化された電気回路図である。 採用随意の特徴と共に図2の検出回路を含む抵抗性電流制限イオナイザバーのための監視回路の簡略化された電気回路図である。 図3の制御回路の好ましい実施形態の詳細な電気回路図である。 図3の制御回路の好ましい実施形態の詳細な電気回路図である。 接地されている抵抗器を通過する戻り電流を測定する従来技術の回路の簡略化された電気回路図である。 全サイクル中の交流イオン生成のグラフを示す図である。 本発明の好ましい実施形態を含むことが可能なイオンエミッタと接地基準とのための制御回路の簡略化された電気回路図である。 正および負の半サイクル中の交流イオン生成のための波形整形のグラフを示す図である。
符号の説明
10 検出回路
11 ノード
12 戻り電流ゼロ化ノード
13 接地ノード
14 正イオン電流検出ノード
14a 正イオン電流センサ
15 平衡検出ノード
16 負イオン電流検出ノード
20 監視回路
22、24、26、222 イオナイザバー
31 シールドケーブル
33 非シールドケーブル
40 負信号バッファ
41 インバータ
42 正信号バッファ
44 加算増幅器
46 利得段
48 表示器
50 警報回路
120 制御回路
C1、C2 コンデンサ
D1、D2、D3、D4 ダイオード
HVTX 高電圧変圧器
MC 高電圧変圧器の磁心
PRI 高電圧変圧器の一次巻線
SEC 高電圧変圧器の二次巻線
R1、R2、R3 抵抗器
S シールド
S 電圧源

Claims (19)

  1. 正の半サイクルと負の半サイクルとを有する波形を出力する出力を有する交流(AC)電圧源と、
    前記AC電圧源の前記出力に電気的に結合されている電極と、
    前記電極に近接した基準と、
    検出回路と、を備え、前記検出回路は、
    前記AC電圧源の前記出力と前記基準とに電気的に結合されている戻り電流ゼロ化ノードと、
    別個に接地に電気的に結合されている接地ノードと、
    正イオン電流検出ノードを有し、且つ、前記戻り電流ゼロ化ノードと前記接地ノードとの間に結合され、前記正イオン電流検出ノードは、検出された正イオン電流に比例した正イオン信号を出力するように構成されている正イオン電流センサと、
    負イオン電流検出ノードを有し、且つ、前記戻り電流ゼロ化ノードと前記接地ノードとの間に結合され、前記負イオン電流検出ノードは、検出された負イオン電流に比例した負イオン信号を出力するように構成されている負イオン電流センサと、を含むことを特徴とするイオナイザ。
  2. 請求項1に記載のイオナイザにおいて、前記検出回路は、さらに、前記正イオン電流センサと前記負イオン電流センサとの間に結合されている平衡検出ノードと、前記平衡検出ノードと前記接地ノードとの間に結合されている平衡検出センサと、を備え、且つ、前記平衡検出ノードは、平衡イオン電流に比例したイオン平衡信号を出力するように構成されていることを特徴とするイオナイザ。
  3. 請求項2に記載のイオナイザにおいて、前記平衡検出センサは抵抗器を含むことを特徴とするイオナイザ。
  4. 請求項2に記載のイオナイザにおいて、前記平衡検出センサは電圧制限装置を含むことを特徴とするイオナイザ。
  5. 請求項2に記載のイオナイザにおいて、さらに、前記平衡検出ノードに結合されているフィードバック制御回路を備え、前記フィードバック制御回路は、前記AC電圧源と前記電極との間に結合されており、且つ、前記フィードバック制御回路は、少なくとも前記イオン平衡信号に基づいて前記電極に印加される前記AC波形を制御するように構成されていることを特徴とするイオナイザ。
  6. 請求項1に記載のイオナイザにおいて、前記正イオン電流センサは、ダイオードとコンデンサとを含み、且つ、前記ダイオードは、ACの正の半サイクルだけを検出するように前記戻り電流ゼロ化ノードに結合されていることを特徴とするイオナイザ。
  7. 請求項6に記載のイオナイザにおいて、前記ダイオードは、前記正の半サイクル中に生じさせられる正イオン電流に関して値を記憶するように、前記コンデンサが前記正の半サイクル時だけに充電することを可能にすることを特徴とするイオナイザ。
  8. 請求項1に記載のイオナイザにおいて、前記負イオン電流センサは、ダイオードとコンデンサを含み、且つ、前記ダイオードは、ACの負の半サイクルだけを検出するように前記戻り電流ゼロ化ノードに結合されていることを特徴とするイオナイザ。
  9. 請求項8に記載のイオナイザにおいて、前記ダイオードは、前記負の半サイクル中に生じさせられる負イオン電流に関して値を記憶するように、前記コンデンサが前記負の半サイクル時だけに充電することを可能にすることを特徴とするイオナイザ。
  10. 請求項1に記載のイオナイザにおいて、前記AC電圧源は、さらに、一次巻線と二次巻線とを有する変圧器を備え、且つ、前記二次巻線は、前記AC電圧源の出力を生じさせることを特徴とするイオナイザ。
  11. 請求項10に記載のイオナイザにおいて、さらに、導体とシールドとを有するシールドケーブルを備え、前記導体は、前記変圧器の前記二次巻線を前記電極に接続し、且つ、前記シールドは、前記基準を前記戻り電流ゼロ化ノードと前記変圧器の前記二次巻線とに接続することを特徴とするイオナイザ。
  12. 請求項1に記載のイオナイザにおいて、さらに、前記正イオン電流検出ノードと前記負イオン電流検出ノードの少なくとも1つに結合されているフィードバック制御回路を備え、前記フィードバック制御回路は、前記AC電圧源と前記電極との間に結合されており、且つ、前記フィードバック制御回路は、前記正イオン信号と前記負イオン信号の少なくとも1つに基づいて、前記電極に印加される前記AC波形を制御するように構成されていることを特徴とするイオナイザ。
  13. 請求項1に記載のイオナイザにおいて、さらに、
    前記正イオン電流検出ノードと前記負イオン電流検出ノードの一方に結合され、電圧の極性を反転させるように構成されているインバータと、
    前記インバータと、前記正イオン電流検出ノードと前記負イオン電流検出ノードの他方に結合され、加算されたイオン電流の合成信号を生成する加算増幅器と、を備えることを特徴とするイオナイザ。
  14. 請求項1に記載のイオナイザにおいて、さらに、
    前記正イオン電流検出ノードと前記負イオン電流検出ノードの一方に結合され、電圧の極性を反転させるように構成されているインバータと、
    前記正イオン電流検出ノードと前記負イオン電流検出ノードの一方と、前記正イオン電流検出ノードと前記負イオン電流検出ノードの他方とに結合され、総合イオン出力信号を生成する差動増幅器と、を備えることを特徴とするイオナイザ。
  15. 請求項1に記載のイオナイザにおいて、さらに、
    前記正イオン電流検出ノードと前記負イオン電流検出ノードの一方に結合され、電圧の極性を反転させるように構成されているインバータと、
    前記インバータと、前記正イオン電流検出ノードと前記負イオン電流検出ノードの他方とに結合され、加算されたイオン電流の合成信号を生成する差動増幅器と、を備えることを特徴とするイオナイザ。
  16. 請求項1に記載のイオナイザにおいて、さらに、
    前記加算増幅器に結合され、且つ、前記正イオン電流と前記負イオン電流との合計に基づいてイオナイザイオン出力表示を表示するように構成された表示器を備えることを特徴とするイオナイザ。
  17. 請求項1に記載のイオナイザにおいて、さらに、
    導体およびシールドを有し、前記導体は、前記出力を前記電極に接続し、且つ、前記シールドは、前記基準を前記戻り電流ゼロ化ノードに接続するシールドケーブルを備えることを特徴とするイオナイザ。
  18. 請求項1に記載のイオナイザにおいて、さらに、
    電極クリーニング表示器、点検表示器、故障表示器、オン表示器およびオフ表示器の少なくとも1つを備えることを特徴とするイオナイザ。
  19. 正の半サイクルと負の半サイクルとを有する波形を出力する出力を有する交流(AC)電圧源と、
    前記AC電圧源の前記出力に電気的に結合されている電極と、
    前記電極に近接した基準と、
    導体とシールドとを有し、および、前記導体は前記出力を前記電極に接続するシールドケーブルと、
    検出回路と、を備え、前記検出回路は、
    前記AC電圧源の前記出力と前記基準とに電気的に結合され、前記シールドケーブルの前記シールドは前記基準をこの戻り電流ゼロ化ノードに接続する戻り電流ゼロ化ノードと、
    別個に接地に電気的に結合されている接地ノードと、
    イオン電流検出ノードを有し、および、前記戻り電流ゼロ化ノードと前記接地ノードとの間に結合され、前記イオン電流検出ノードは、検出されたイオン電流に比例したイオン信号を出力するように構成されているイオン電流センサと、を含むことを特徴とするイオナイザ。
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