JP2006011567A - 光学式タッチパネル - Google Patents
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Abstract
【課題】 部品数を大幅に削減して製造コストを低減できる光学式タッチパネルを提供する。
【解決手段】 矩形の表示画面11の隣り合う2辺の発光辺11a、11bに設ける光を照射する発光素子12と、表示画面11の残りの2辺の受光辺11c、11dに沿って設ける光を受光する受光素子13、13とを備え、それぞれ対向する発光素子12と受光素子13との間に置かれた遮光物体18を検出し、該遮光物体18の位置の直交座標を位置情報として出力する光学式タッチパネルにおいて、表示画面11の角部付近に設けられる点光源からなる発光素子12と、発光辺11a、11bに設けられ発光素子12から照射される光を導光し受光辺11c、11dの受光素子13、13に光を照射する導光板14、16とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 矩形の表示画面11の隣り合う2辺の発光辺11a、11bに設ける光を照射する発光素子12と、表示画面11の残りの2辺の受光辺11c、11dに沿って設ける光を受光する受光素子13、13とを備え、それぞれ対向する発光素子12と受光素子13との間に置かれた遮光物体18を検出し、該遮光物体18の位置の直交座標を位置情報として出力する光学式タッチパネルにおいて、表示画面11の角部付近に設けられる点光源からなる発光素子12と、発光辺11a、11bに設けられ発光素子12から照射される光を導光し受光辺11c、11dの受光素子13、13に光を照射する導光板14、16とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光学式タッチパネルに関し、特に部品数を大幅に低減した光学式タッチパネルに関する。
従来の光学式タッチパネルは、図7に示すように、矩形の表示画面101の隣り合う2辺101a、101bに沿って配列された複数の発光素子102と、この表示画面101の残りの2辺101c、101dに沿って、各発光素子102にそれぞれ対向して配列された受光素子103を備えている。各発光素子102(制御回路109によって駆動される)が発した光は、それぞれ対向する受光素子103によって検出される。例えば、辺101aの上端の発光素子102が発した光106は辺101cの上端の受光素子103によって検出され、また、辺101bの右端の発光素子102が発した光104は辺101dの右端の受光素子103によって検出される。各受光素子103が出力する信号は所定の処理回路110によって解析処理される。操作者が指などで表示画面101を触れると、特定の発光素子102が発した光が遮光物体108によって遮られる結果、対応する受光素子102の出力が変化して、操作者が触れた座標が上記処理回路110を通して検出される。(例えば、特許文献1参照。)
しかしながら、前記従来の光学式タッチパネルにおいては、発光素子から出た光ビームが正確に受光素子に対向している事が必要であり、実装上、光軸を合わせる事が必要である。また光パワー素子である発光素子は、発光強度を上げるため、必ず集光レンズが必要となり、それにより形状が大きくなるために素子の実装ピッチが限定され、それによる分解能の制限を受け易い。そのために光学式タッチパネルにおいては、発光素子から受光素子へと導かれる光ビームの光軸を精度良く形成する必要があった。このため発光素子自体のレンズの精度が要求され、発光素子を選別する必要があるが、発光素子の選別は多大な時間と手間がかかり、そのことにより製造コストが高くつくという問題があった。
また光ビームの光軸精度を上げるため、発光素子を発光素子取付基板に実装する際には、レンズの方向を正確に保持するための治具等が必要となり、そのことも生産コストを高めることとなり、さらに受光素子の数だけ発光素子が必要であって、特に発光素子のような光パワー素子は、タッチパネルを構成する部品の中では平均故障率が高く、発光素子の数の大きさはタッチパネルの寿命や信頼性を下げる要因となるという問題があった。
(発明の目的)
本発明の目的は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、部品数を大幅に削減して製造コストを低減できる光学式タッチパネルを提供することにある。
本発明の目的は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、部品数を大幅に削減して製造コストを低減できる光学式タッチパネルを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の光学式タッチパネルは、矩形の表示画面の隣り合う2辺の発光辺に設ける光を照射する発光素子と、上記表示画面の残りの2辺の受光辺に沿って設ける光を受光する受光素子とを備え、それぞれ対向する発光素子と受光素子との間に置かれた遮光物体を検出し、該遮光物体の位置の直交座標を位置情報として出力する光学式タッチパネルにおいて、表示画面の角部付近に設けられ点光源からなる発光素子と、発光辺に設けられ発光素子から照射される光を導光し受光辺の受光素子に光を照射する導光板とを有することを特徴とする。
また、導光板は発光素子から照射される光を入射する受光面と、入射した光を反射する反射面と、該反射面で反射された光を受光素子に照射する照射面とを有し、該照射面は表示画面に垂直かつ表示画面の近接した辺に平行をなし、反射面は略逆J状曲面からなることを特徴とする。
また、導光板は発光素子から照射される光を入射する受光面と、導光板の下面側に設けられ入射した光を上方に反射する第1の反射面と、導光板の上方に設けられ第1の反射面で反射された光をさらに反射させる第2の反射面と、該第2の反射面で反射された光を受光素子に照射する照射面とを有し、該照射面は表示画面に垂直かつ表示画面の近接した辺に平行をなし、第1の反射面は略逆J状曲面からなり、第2の反射面は第1の反射面における反射光の光軸に対して45度の傾斜角を有する斜面からなることを特徴とする。
また、導光板は受光面に略円弧状の凹部を有し、該凹部に発光素子が近接配置されていることを特徴とする。
また、導光板は高反射性を有する光反射層を有することを特徴とする。
また、2辺の発光辺の端部が互いに当接する角部付近に一つの発光素子が配置され、該一つの発光素子が2辺の発光辺に設けるそれぞれの導光板に光を照射するように構成されていることを特徴とする。
以上のように本発明の光学式タッチパネルによれば、発光素子自体のレンズの精度の要求や、発光素子の選別による多大の時間や手間が不要となり生産コストの低減がはかれるばかりでなく、光学式タッチパネルの寿命や信頼性を向上させることができる。
また、本発明の光学式タッチパネルは矩形の表示画面の隣り合う2辺に沿って受光素子を複数配列し、表示画面の残りの2辺に沿って導光板を設けているため表示画面の角部付近だけに発光素子を設ければ良い。したがって、従来に比して、発光素子の個数が大幅に削減される。また、発光素子が角部付近だけに設けられるので発光素子を結線するための配線基板が不要になり全体として部品数が大幅に削減される。このように部品数が削減される結果、組立工程も簡易化される。したがって、製造コストを大幅に低減することができる。
また、本発明の光学式タッチパネルは矩形の表示画面の隣り合う2辺に沿って受光素子を複数配列し、表示画面の残りの2辺に沿って導光板を設けているため表示画面の角部付近だけに発光素子を設ければ良い。したがって、従来に比して、発光素子の個数が大幅に削減される。また、発光素子が角部付近だけに設けられるので発光素子を結線するための配線基板が不要になり全体として部品数が大幅に削減される。このように部品数が削減される結果、組立工程も簡易化される。したがって、製造コストを大幅に低減することができる。
また、導光板は点光源からなる発光素子から照射される光を入射し、導光板の内部に導光された光を全反射する略逆J状曲面からなる反射面を有するため、発光素子が発した光を効率良く受光素子へ導くことができる。さらに、反射面、受光面の一部、上下面に高反射性の光反射層が設けられているので、光が外部に漏れることが無く光の利用効率を向上させることができる。
以下、図1から図6に基づいて本発明の実施形態における光学式タッチパネルについて説明する。図1、図3は、本発明の実施例1における光学式タッチパネルの概略構成と導光板を示す図である。また、図2は本発明の実施例2における光学式タッチパネルの概略構成を示す図である。また、図4、図5、図6は本発明の実施例3における光学式タッチパネルの概略構成と導光板を示す図である。本実施形態における光学式タッチパネルは矩形の表示画面の角部付近にLED等の点光源からなる発光素子を配置し、この発光素子から照射される光を導光し受光辺の受光素子に光を照射する導光板を表示画面の発光辺に配置したことを特徴としている。また、光学式タッチパネルとしての基本的な構成は従来技術と類似しているため説明を省略し、本実施形態における光学式タッチパネルの特徴について具体的な実施例を説明する。
図1は本実施例における光学式タッチパネルの概略構成を示す図で、図1(a)は平面図、図1(b)は、図1(a)における導光板のA−A断面図である。また図3は導光板の動作を説明するための図である。図1に示すように、本実施例の光学式タッチパネルは、矩形の表示画面11の隣り合う発光辺11a、11bに設けられた二つの導光板14、17と、表示画面11の残りの2辺である受光辺11c、11dに沿ってそれぞれ10個ずつ配列された受光素子13、13と、発光辺11aと11bとがなす角部付近、及び発光辺11aと受光辺11dとがなす角部付近にそれぞれ設けられた点光源である発光素子としてチップ型のLED12、12を備えている。各LED12から照射された光は対応する導光板14、17のそれぞれの受光面14a、17aから導光板14、17の内部に導光され導光板の反射面14b、17bで全反射される。この反射された光は導光板の照射面14c、17cから表示画面11に平行かつ発光辺11a、11bに垂直な光10a、10bとして照射され、対向して配置されている受光素子13、13に入射する。受光素子13、13は、導光板11から照射された光10a、10bを受けて、受けた光に応じた電気信号を出力する。
導光板14はLED12から照射される光を入射する受光面14aと、入射した光を反射する反射面14bと、反射面14bで反射された光を受光素子13に照射する照射面14cとを有する。照射面14cは表示画面11に垂直で、表示画面11の発光辺11bに平行となるように配置される。反射面14bは照射面14cと所定の頂角を有する曲面で構成されている。受光面14aは、反射面14bと照射面14cとの頂点と対向する位置に形成されている。この受光面14aには略円弧状の凹部16が形成されており、この凹部16の内壁にLED12が近接配置されている。このLED12から照射された光は図3に示すように反射面14bの任意の点で反射された光L1、L2、L3が照射面14cに垂直な並行光として導光板の外部に照射されるように反射面14bの曲面が形成されており略逆J状の曲面となっている。
導光板14は透光性の樹脂またはガラス等を成形または切削して作製されている。また、光を効率良く導くために、図1に示すように受光面14a、反射面14b、及び上下面14d、14eは鏡面仕上げされ、高反射性を有する光反射層として反射シート15が形成されている。この反射シート15は反射面14bでの反射効率を高めると共に照射面14c以外の面から光が外部に漏れることを防止して光の利用効率を向上させる。この導光板14に1個の点光源であるLED12の光を導光し、反射させ照射面14cから照射することによって対向するすべての受光素子13に並行光を照射することができる。尚、発光面11aに配置される導光板17については、導光板14と同様であるため説明を省略する。
以上のように本実施例における光学式タッチパネルでは、表示画面11の発光辺に11a、11bにそれぞれ導光板14、17を設け、表示画面11の受光辺11c、11dに沿って受光素子13、13を設けているので、表示画面11の角部付近だけに二つのLED12、12を設ければ良い。したがって、発光素子の個数を大幅に削減することができる。また、発光素子としてLED12、12を角部付近だけに設けているので全体として部品数を大幅に削減できる。また組み立て工程も簡易化され製造コストを大幅に低減することができる。
また、本発明の光学式タッチパネルによれば、発光素子自体のレンズの精度の要求や、発光素子の選別による多大の時間や手間が不要となり生産コストの低減がはかれるばかりでなく、タッチパネルの寿命や信頼性を向上させることができる。
また、本発明の光学式タッチパネルによれば、発光素子自体のレンズの精度の要求や、発光素子の選別による多大の時間や手間が不要となり生産コストの低減がはかれるばかりでなく、タッチパネルの寿命や信頼性を向上させることができる。
また、導光板14、17はLED12、12から照射される光を入射し、導光板14、17の内部に導光された光を全反射する略逆J状曲面からなる反射面14b、17bを有するため、LED12、12が発した光を効率良く受光素子13、13へ導くことができる。さらに、反射面14b、17b、受光面14a、17a、上面14d、17d、下面14e、17e等、照射面14c、17c以外に高反射性の光反射層が設けられているので、光が外部に漏れることが無く光の利用効率を向上させることができる。
また、発光素子としてLEDを採用することにより、発光素子自体のレンズの精度の要求や、発光素子の選別による多大の時間や手間が不要となり生産コストの低減がはかれるばかりでなく、タッチパネルの寿命や信頼性を向上させることができる。
図2は実施例2における光学式タッチパネルの概略構成を示す図である。実施例1においては各導光板ごとに発光素子であるLEDを1つずつ設ける例について説明したが、実施例2における光学式タッチパネルは、二つの導光板に対して一つのLEDを設けた点で実施例1と相違する。その他の基本的な構成は実施例1と類似するため同一の構成要素については同一番号を付与し説明を省略する。以下、図に基づいて説明する。
図2に示すように本実施例の光学式タッチパネルは矩形の表示画面11の隣り合う発光辺11a、11bに設けられた二つの導光板24、27と、表示画面11の残りの2辺である受光辺11c、11dに沿って配列された受光素子13、13と、発光辺11aと11bとがなす角部付近に設ける一つのLED12を備えている。この一つのLED12から照射された光は各導光板の受光面24a、27aから各導光板24、27の内部に導光され略逆J状の曲面をなす導光板の反射面24b、27bで全反射される。この反射された光が導光板の照射面24c、27cから表示画面11に平行かつ発光辺11a、11bに垂直な光20a、20bとして照射され、対向して配置されている受光素子13、13に入射する。
各導光板24、27は受光面24a、27aが発光辺11aと11bとがなす角部付近に位置するように配置される。受光面24a、27aにはそれぞれ略円弧状の凹部36、39が形成されており、各凹部26、29の一端が互いに当接し一つの合成凹部となっている。この凹部26、29の内壁に一つのLED12が近接配置されている。即ち、導光板24、27が一つのLED12を共有するようになっている。また、導光板24、27の受光面24a、27a、反射面24b、27b、及び上下面は実施例1と同じように鏡面仕上げされ、高反射性を有する光反射層として反射シート25が形成されている。このように本実施例においては各導光板24、27を表示画面11の発光辺11a、11bに配置し、二つの導光板24、27に一つLED12から照射される光を導光し、反射面24b、27bで反射させ、照射面24c、27cから照射することによって対向するすべての受光素子13、13に並行光を照射することができる。尚、本実施例においては照射指向角度の広いLEDを採用することが好ましい。また、導光板24、27のその他の点については、実施例1における導光板とほぼ同様であるため詳細な説明を省略する。
以上のように本実施例における光学式タッチパネルでは実施例1と同様の効果を得ることができる。また、導光板24、27が一つのLED12を共有することにより、発光素子としてのLED12を1つだけ配置すれば良いため製作が容易となり、製作コストをさらに低減させることができる。
図4は実施例3における光学式タッチパネルの概略構成を示す斜視図、図5は実施例3の導光板を示し、図5(a)は平面図、図5(b)は側面図である。また、図6は実施例3の導光板の正面図である。実施例3における光学式タッチパネルは二つの導光板に対して一つのLEDを設けた点で実施例2の光学式タッチパネルと類似しているが、導光板の構成が異なっている。したがって実施例2と同一の構成要素については同一番号を付与し説明を省略する。以下、図に基づいて説明する。
図4に示すように本実施例の光学式タッチパネルは矩形の表示画面11の隣り合う発光辺11a、11bに設けられた二つの導光板34、37と、表示画面11の残りの2辺である受光辺11c、11dに沿って配列された受光素子13、13と、発光辺11aと11bとがなす角部付近に設ける一つのLED12を備えている。この一つのLED12から照射された光は各導光板の受光面34a、37aから各導光板34、37の内部に導光され各導光板の下面側に設ける第1の反射面34b、37bで全反射され各導光板の上方に導光される。この上方に導光された光は各導光板の上方に設ける第2の反射面34c、37cで反射され、導光板の照射面34d、37dから表示画面11に平行かつ発光辺11a、11bに垂直な光30a、30bとして照射され、対向して配置されている受光素子13、13に入射する。
各導光板の受光面34a、37aは発光辺11aと11bとがなす角部付近に位置するように配置される。この受光面34a、37aには一つのLED12が近接配置されており、実施例2と同様に導光板34、37が一つのLED12を共有するようになっている。
導光板34は、図5、図6に示すように導光板34はLED12から照射される光を入射する受光面34aと、導光板34の下面側に設けられ入射した光を反射して上方に導光する第1の反射面34bと、第1の反射面34bで反射された光をさらに反射させ、受光素子13の方向に導光する第2の反射面34cと、第2の反射面34cで反射された光を受光素子13に照射する照射面34dとを有する。
受光面34aは平面状でLED12が近接配置されている。この受光面34aから入射した光を反射する第1の反射面34bは、実施例2における反射面24bと同じく略逆J状の曲面をなしている。この第1の反射面34bで反射した光は導光板の上方に、かつ照射面34dと平行に導光され第2の反射板34cを照射する。第2の反射面34cは、導光板34の上方に配置され導光板の長さの全長に亘って形成される斜面となっている。この斜面からなる第2の反射面34cと、第1の反射面34bで反射した光30aの光軸とのなす角度aの値は45度に設定されており第2の反射面34cに入射した光は直角に曲げられ照射面34dに垂直な光となり照射面34dから受光素子13を照射する。照射面34dは表示画面11に垂直で、表示画面11の発光辺11bに平行となるように配置される。
また、導光板34の第1の反射面34b、第2の反射面34c、上面34e及び側面34fには実施例2と同じように鏡面仕上げされ、高反射性を有する光反射層として反射シート35が形成されている。尚、発光面11bに配置される導光板37については、導光板34と同様であるため説明を省略する。
このように構成された各導光板34、37を表示画面11の発光辺11a、11bに配置することにより、二つの導光板34、37に一つLED12の光を導光し、第1の反射面34b、37b及び第2の反射面34c、37cで反射させ照射面34d、37dから照射することによって対向するすべての受光素子13、13に光を照射することができる。また、導光板34、37のその他の点については、実施例1における導光板とほぼ同様であるため詳細な説明を省略する。
尚、本実施例においては、受光面34a、37aが平面で有る場合を例に説明したが、実施例1と同様に受光面34a、37aに略円弧状の凹部を設け、この凹部の内壁に近接配置しても良い。
また、本実施例においてはLEDを角部付近に一つだけ設けた例について説明したが、実施例1と同様に二つのLEDを設けても良い。
また、本実施例においてはLEDを角部付近に一つだけ設けた例について説明したが、実施例1と同様に二つのLEDを設けても良い。
以上のように本実施例における光学式タッチパネルでは実施例1及び実施例2と同様の効果を得ることができる。また、導光板34、37に第1の反射面34b、37b及び第2の反射面34c、37cを設け、第1の反射面34b、37bを導光板34、37の下面側に設けることによって導光板34、37の外形形状を小さくすることができ光学式タッチパネルを小型化することができる。
尚、各実施例においては導光板の反射面等に高反射性を有する光反射層として反射シートを設けた例で説明したが、反射率の高い樹脂にて成形された枠体が接するように配置されている場合も同様の効果を得ることができる。
11 表示画面
11a、11b 発光辺
11c、11d 受光辺
12 発光素子(LED)
13 受光素子
14、17、24、27 導光板
14a、17a、24a、27a 受光面
14b、17b、24b、27b 反射面
14c、17c、24c、27c 照射面
14d 上面
14e 下面
15、18、25、28 光反射層
16、19、26、29 凹部
34、37 導光板
34a、37a 受光面
34b、37b 第1の反射面
34c、37c 第2の反射面
34d、37d 照射面
34e 上面
34f 側面
35 光反射層
101 表示画面
101a、101b 発光辺
101c、101d 受光辺
102 発光素子
103 受光素子
108 遮蔽物体
109 制御回路
110 処理回路
11a、11b 発光辺
11c、11d 受光辺
12 発光素子(LED)
13 受光素子
14、17、24、27 導光板
14a、17a、24a、27a 受光面
14b、17b、24b、27b 反射面
14c、17c、24c、27c 照射面
14d 上面
14e 下面
15、18、25、28 光反射層
16、19、26、29 凹部
34、37 導光板
34a、37a 受光面
34b、37b 第1の反射面
34c、37c 第2の反射面
34d、37d 照射面
34e 上面
34f 側面
35 光反射層
101 表示画面
101a、101b 発光辺
101c、101d 受光辺
102 発光素子
103 受光素子
108 遮蔽物体
109 制御回路
110 処理回路
Claims (6)
- 矩形の表示画面の隣り合う2辺の発光辺に設ける光を照射する発光素子と、上記表示画面の残りの2辺の受光辺に沿って設ける前記光を受光する受光素子とを備え、それぞれ対向する発光素子と受光素子との間に置かれた遮光物体を検出し、該遮光物体の位置の直交座標を位置情報として出力する光学式タッチパネルにおいて、
前記表示画面の角部付近に設けられ点光源からなる発光素子と、前記2辺の発光辺にそれぞれ設けられ前記発光素子から照射される光を導光し前記受光辺の受光素子に光を照射する導光板とを有することを特徴とする光学式タッチパネル。 - 前記導光板は前記発光素子から照射される光を入射する受光面と、入射した光を反射する反射面と、該反射面で反射された光を前記受光素子に照射する照射面とを有し、該照射面は前記表示画面に垂直かつ前記表示画面の近接した辺に平行をなし、前記反射面は略逆J状曲面からなることを特徴とする請求項1記載の光学式タッチパネル。
- 前記導光板は前記発光素子から照射される光を入射する受光面と、導光板の下面側に設けられ入射した光を上方に反射する第1の反射面と、前記導光板の上方に設けられ前記第1の反射面で反射された光をさらに反射させる第2の反射面と、該第2の反射面で反射された光を前記受光素子に照射する照射面とを有し、該照射面は前記表示画面に垂直かつ前記表示画面の近接した辺に平行をなし、前記第1の反射面は略逆J状曲面からなり、前記第2の反射面は前記第1の反射面における反射光の光軸に対して45度の傾斜角を有する斜面からなることを特徴とする請求項1記載の光学式タッチパネル。
- 前記導光板は受光面に略円弧状の凹部を有し、該凹部に前記発光素子が近接配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光学式タッチパネル。
- 前記導光板は高反射性を有する光反射層を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光学式タッチパネル。
- 前記2辺の発光辺の端部が互いに当接する角部付近に一つの発光素子が配置され、該一つの発光素子が前記2辺の発光辺に設けるそれぞれの導光板に光を照射するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光学式タッチパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004184339A JP2006011567A (ja) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | 光学式タッチパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004184339A JP2006011567A (ja) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | 光学式タッチパネル |
Publications (1)
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Family
ID=35778796
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006011567A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7781722B2 (en) * | 2008-02-07 | 2010-08-24 | Lumio Inc | Optical touch screen assembly |
US20100315383A1 (en) * | 2008-10-13 | 2010-12-16 | Hogahm Technology Co., Ltd. | Touch screen adopting an optical module system using linear infrared emitters |
JP2015005310A (ja) * | 2009-11-22 | 2015-01-08 | デジタルオプティクス コーポレーション | 光学式ナビゲーション装置 |
KR20150039148A (ko) * | 2015-02-23 | 2015-04-09 | 엘지디스플레이 주식회사 | 측부 구부림 구조를 갖는 무-베젤 표시 패널 |
CN113324229A (zh) * | 2021-06-22 | 2021-08-31 | 科博达技术股份有限公司 | 导光元件及其照明装饰装置 |
-
2004
- 2004-06-23 JP JP2004184339A patent/JP2006011567A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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