JP2006009773A - 酸素濃度センサの誤検出防止装置 - Google Patents

酸素濃度センサの誤検出防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 アイドリングなど吸入空気量の少ないときにブレーキ操作が繰り返し行われたとき酸素濃度センサの検出を一時保留するようにして誤検出を防止することを目的とする。
【解決手段】 内燃機関の吸気管負圧を利用してブレーキ力を倍力するマスターバックを備えた内燃機関に、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサを取り付け、このセンサの検出値に基づいて実空燃比を目標値に制御する空燃比フィードバック制御手段と、マスターバックの作動を検出する検出手段が所定時間内にマスターバック操作回数が判定値以上か否かを判定するマスターバック回数判定手段と、酸素濃度センサの検出を一時保留する検出保留手段とを備えて、マスターバック回数判定手段が判定値以上と判定したときに、リッチ判定電圧からリーン判定電圧までの変化時間が判定値以上、もしくはリーン判定電圧からリッチ判定電圧までの変化時間が判定値以上のとき異常と判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、酸素濃度センサの誤検出防止装置に関し、詳しくは、内燃機関からの排気ガス中の酸素濃度を検出する際、ブレーキ操作が連続して作動され、所定時間内に所定回数を超えるとき異常と判定する酸素濃度センサの誤検出防止装置に関する。
従来は、車両にはブレーキの踏力を倍力するためにマスターバックが用いられる。ブレーキ操作時、マスターバックに吸気管負圧が作用してブレーキ力を倍力してブレーキを良好にすることが知られている。この操作は車両の走行中もしくは停止中に関わらず行われ、この結果、空燃比が一時的にリーン側に偏り酸素濃度センサが誤検出する。この対策として従来より下記の解決手段がとられている。
例えば、特許文献1において、制御システムは図3(特許文献1の図2相当)に示すように、吸入空気は、吸気マニホールド3を通り、アクセルペダルと連動するスロットルバルブ(図示しない)によってその流量が制御され、シリンダ2に流入する。燃料は噴射信号に基づきインジェクタ(燃料供給装置)4からエンジンの吸気ポートに向けて噴射される。この噴射燃料とシリンダ2に流入する空気とが混じって形成される混合気はシリンダ内で燃焼し、燃焼ガスは排気管に設けられた触媒コンバータに導入され、ここで燃焼ガス中の有害成分が三元触媒により浄化される。
エンジンには吸入空気量Qaを検出するエアフローメータ5、エンジンの回転数Nを検出するクランク角度センサ6、スロットルバルブ開度を検出するセンサ7、冷却水温TWを検出するセンサ8、理論空燃比を検出する酸素センサ(酸素濃度センサ)が取付けられ、マイコンからなるコントロールユニット10へ入力されている。
コントロールユニット10では、吸入空気量Qaと回転数Nから定まる運転条件に応じて燃料噴射の基本パルス幅Tpを求め、このパルス幅Tpだけインジェクタを開くことで、シリンダ2に吸入される混合気の空燃比をほぼ目標値へと制御するとともに、空燃比フィードバック制御域になると、三元触媒が有効に働くように酸素センサ9からの信号に基づき理論空燃比へとフィードバック制御する。
また、誤検出防止装置は、図4(特許文献1の図1に相当)に示すように、エンジンの吸入負圧を利用してブレーキ力を倍力するマスターバック31を備えており、排気空燃比または酸素濃度を検出するセンサ32と、このセンサ検出値に基づいて実空燃比を目標空燃比にフィードバック制御する手段33と、マスターバック31の作動を検出するスイッチ34と、このスイッチ信号からマスターバック31が作動したかどうかを判定する手段35と、マスターバック31が作動したとき空燃比フィードバック制御手段33により計算される空燃比フィードバック補正係数を所定値にクランプする手段36を設けている。
この構成により、マスターバック31の作動時に空燃比フィードバック補正係数がクランプされると、マスターバックからの空気漏れにより実空燃比が大きくリーン側にずれたままにされる。
特開平5−44536号公報(第2頁、図1−図2)
しかしながら、上記従来には、以下の問題点がある。特許文献1においては、アイドリングなど吸入空気量の少ないときにブレーキ操作が一度行われるときは問題ないが、繰り返し連続して操作されるとリーン信号が出っぱなしとなり、酸素濃度センサの応答性低下と誤検出されるので好ましくないという問題点がある。
そこで、本発明は、アイドリングなど吸入空気量の少ないときにブレーキ操作が繰り返し行われたとき酸素濃度センサの検出を一時保留するようにして誤検出を防止することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、内燃機関の吸気管負圧を利用してブレーキ力を倍力するマスターバックを備えた内燃機関であって、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサと、前記センサの検出値に基づいて実空燃比を目標値に制御する空燃比フィードバック制御手段と、前記マスターバックを作動させるブレーキと、前記ブレーキの操作回数が判定値以上か否かを判定するブレーキ操作回数判定手段と、前記ブレーキ回数判定手段が判定値以上と判定したときに、リッチ判定電圧からリーン判定電圧までの変化時間が判定値以上、もしくはリーン判定電圧からリッチ判定電圧案での変化時間が判定値以上のとき異常と判定する異常判定手段と、前記酸素濃度センサの検出を一時保留する検出保留手段とを備え、前記ブレーキ操作回数判定手段が判定値以上であり、変化時間判定手段が判定値以上であるとき、異常であると判定し前記検出保留手段により酸素濃度センサによる検出を中断することを特徴とする。
本発明により、アイドリングなど吸入空気量の少ないときであって、ブレーキ操作が繰り返し行われたとき酸素濃度センサの検出が一時保留される。
本発明によれば、以下の効果がある。
請求項1に記載の発明によれば、ブレーキ操作回数が連続して行われても酸素濃度センサの検出が一時保留されるので、誤検出が防止される。
実施例1について、図1〜図2を用いて詳細に説明する。機構上の構成は従来と同じであるので、説明を省略する。制御装置(ECU)はROMに記憶されたプログラムに従い、図1に示す酸素濃度センサの検出ルーチンが実行される。
まず、ステップ100において、車両が走行しているか否かを判定する。肯定(YES)即ち走行中ならば、ステップ110へ進み走行履歴フラグをONにする。続いてステップ120へ進みエンジンがアイドル中か否かを判定する。肯定(YES)、すなわちアイドル中ならば、ステップ130へ進む。ここにアイドル時のみ検出するようにしたのは吸入空気量が少ないときに特に誤検出しやすいためである。
ステップ120において、否定(NO)、すなわちアイドル中でないならば、ステップ120へ戻る。また、ステップ100において、否定(NO)、即ち停車中ならば、ステップ120へ進む。
ステップ130において、A/Fフィードバックを開始しているか否かを判定する。肯定(YES)、即ちA/Fフィードバック中ならば、ステップ140へ進みブレーキ操作があったか否かを判定する。否定(NO)、即ちブレーキ操作がなかったときにはステップ140へ戻る。肯定(YES)、即ちブレーキ操作があったときにはステップ150へ進み異常判定回数カウンタをONにする。A/Fフィードバックを開始しているとき、図2の左半分に示すように図示しない酸素濃度センサ(O2センサ)はリッチ、リーンの信号を繰り返して出力する。ところが、この期間中にブレーキ操作が行なわれると出力信号が乱れる。リーン状態のとき、即ちB1点でブレーキ操作が行なわれるとマスターバックから空気が吸気管に入り空燃比が一時的にリーンとなるが、通常のA/Fフィードバック制御により、リッチ側へ制御される。また、リーン判定電圧(0.4V)にあるとき、即ちB2点の時にはすぐに通常のA/Fフィードバック制御が行なわれリッチ側へ制御される。さらに、リッチ判定電圧(0.55V)を超えているとき、即ちB3点にあるときには通常のA/Fフィードバック制御が行なわれ、リーン側へ制御される。
ところが、ブレーキ操作を繰り返し作動されると、マスターバックより吸気マニホールドに空気が繰り返し入り通常のA/Fフィードバック制御では追いつかなくなり、リーン状態が継続して現れる。また、リッチ、リーン判定電圧付近の場合は、リッチ判定がなされずにリーン信号が続くことになる。さらに、リッチ状態からブレーキ操作が行なわれたときにはリッチからリーンへ移り以降リーン状態が続くことになる。酸素濃度センサが故障でもないのにリーン信号が継続することになる。ステップ130において、A/Fフィードバックを開始していないときにはA/Fフィードバックの学習値のクランプをOFFとしてステップ100へ戻る。
ステップ160へ進みに、所定時間内のブレーキ回数が判定値以上か否かを判定する。ステップ160はこの発明にいう「ブレーキ回数判定手段」に相当する。肯定(YES)、即ち判定値以上ならば、ステップ170へ進みA/Fフィードバックの学習値をクランプする。ステップ160で否定(NO)ならば、ステップ161へ進み、リッチ判定電圧からリーン判定電圧までの変化時間が判定値以上か否か、またはリーン判定電圧からリッチ判定電圧までの変化時間が判定値以上か否かを判定する。否定(NO)ならば、ステップ100へ戻る。肯定(YES)ならば、正常と判断されてステップ240へ進み、通常のA/Fフィードバック制御が行なわれる。ステップ240はこの発明にいう「空燃比フィードバック制御手段」である。
続いてステップ170からステップ180へ進みステップ161と同様の判定を行なう。否定(NO)ならば、正常と判断されて通常のA/Fフィードバック制御が行なわれる。ステップ161,180はこの発明にいう「変化時間判定手段」である。
ステップ180において、肯定(YES)、即ち判定値以上ならば、ステップ190へ進み走行履歴フラグがONか否かを判定する。肯定(YES)ならば、異常判定回数カウントをアップさせる。続いてステップ210へ進み走行履歴フラグをOFFにする。続いてステップ220へ進み異常判定回数カウンタが判定値以上か否かを判定する。否定(NO)ならば、ステップ100へ戻る。肯定(YES)ならば、ステップ230へ進み、異常と判断されて酸素濃度センサの検出を保留し、A/Fフィードバックを停止して、その時点でのA/F学習値が燃料噴射量に反映される。ステップ230はこの発明にいう「検出保留手段」である。なお、ステップ190において、否定(NO)ならば、ステップ220へ進む。
この結果、ブレーキ操作回数が連続して行われても酸素濃度センサの検出が一時的に保留されるので、誤検出が防止され、A/Fが乱れることがない。
実施例における酸素濃度検出ルーチンである。 実施例における酸素濃度センサの特性図である。 従来例におけるシステム概念図である。 従来例における制御の基本構成図である。
符号の説明
160:ブレーキ回数判定手段
161,180:変化時間判定手段
220:異常判定手段
230:検出保留手段
240:空燃比フィードバック制御手段

Claims (1)

  1. 内燃機関の吸気管負圧を利用してブレーキ力を倍力するマスターバックを備えた内燃機関であって、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサと、前記センサの検出値に基づいて実空燃比を目標値に制御する空燃比フィードバック制御手段と、前記マスターバックを作動させるブレーキと、前記ブレーキの操作回数が判定値以上か否かを判定するブレーキ操作回数判定手段と、前記ブレーキ回数判定手段が判定値以上と判定したときに、リッチ判定電圧からリーン判定電圧までの変化時間が判定値以上、もしくはリーン判定電圧からリッチ判定電圧案での変化時間が判定値以上のとき異常と判定する異常判定手段と、前記酸素濃度センサの検出を一時保留する検出保留手段とを備え、前記ブレーキ操作回数判定手段が判定値以上であり、変化時間判定手段が判定値以上であるとき、異常であると判定し前記検出保留手段により酸素濃度センサによる検出を中断することを特徴とする酸素濃度センサの誤検出防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100680358B1 (ko) 2005-12-14 2007-02-08 현대자동차주식회사 다운 스트림 산소 센서의 오 진단 방지방법
CN107407225A (zh) * 2015-02-27 2017-11-28 五十铃自动车株式会社 诊断装置和诊断系统

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