JP2006009721A - 油圧モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】油圧モータのケースの端部に減速機本体の端部を嵌挿し油圧モータの小型化、軽量を図る。
【解決手段】油圧モータ40は、ケース41とプレート42とを備える。ケース41の大径内周面44及び中間内周面45には、プレート42が嵌挿され、ねじ部材47によりケース41と一体的に締結される。ケース41の大径内周面44には減速機本体62が嵌挿され、ねじ部材63により締結され、Oリング64をこれらの合わせ面に設けて減速機本体62のケースドレーン室65を外部と液密的に封止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建設機械用の旋回装置を駆動するための油圧モータに関し、さらに詳細には、小型・軽量化を図る油圧モータに関する。
従来、この種の油圧モータ10は、図2に示されるように、ケース11と端板13とを備えるハウジング14内にシリンダーブロック15が軸16と共に回転自在に設けられている。このシリンダーブロック15のシリンダー孔17内にピストン18を嵌挿してシリンダー室19を形成し、前記ピストン18がシュー20を介して斜板21に沿って摺動自在に形成されている。ケース11の開口部は、小径内周面22と、中間径内周面23と、大径内周面24とからなる段付形状を有し、前記小径内周面22とシリンダーブロック15の外周面15aには固定側摩擦板29と移動側摩擦板30が交互に回転しないように取付けられている。参照符号25は中空形状のブレーキピストンを示し、該ブレーキピストン25は大径基部26、中間径基部27及び小径基部28よりなり、該大径基部26、中間径基部27がケース11の大径内周面24、中間径内周面23に摺動自在に嵌挿されている。
前記ケース11と前記端板13との合わせ面には、液密的に閉塞するためのシール部材であるOリング32が設けられ、該Oリング32の外周にはケース11と端板13を結合するボルト33が配置されている。端板13は、相手部品、例えば減速機本体34などを取着する構造となっている。前記ハウジング14及び前記減速機本体34の内部には、これらの内部に滞留する油を図示しないタンク室に戻すケースドレーン室12及び35が形成され、該ケースドレーン室12及び35内に滞留する油の外部漏出を防止するため、前記ケースドレーン室12及び35と外部とを液密的に封止するOリング36が前記端板13と前記減速機本体34の合わせ面に設けられている。
前記Oリング32、36は、これらの外周に沿ってそれらを結合するボルト33が円周方向に複数個配置されている。すなわち、ケース11と端板13とを結合するボルト33は、前記ケース11と端板13との合わせ面のOリング32と、端板13及び減速機本体34の合わせ面のOリング36との外周に配置されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−177899号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているボルト33は、Oリング32及び36との干渉を回避するために、該ボルト33のピッチ円直径が該Oリング32及び36の外方に設けられるため、油圧モータ10が大型化し、該油圧モータ10の重量の増加により取り付け、取り外し作業が困難になるという不具合があった。
また、油圧モータ10、減速機本体34のケースドレーン室12、35は、軸受37及び38の隙間(図示しない)を介して連通されているにもかかわらず、2箇所のOリング32、36が必要となる。このため、Oリング32、36を嵌挿する溝、該Oリング32、36の夫々の接合面が高精度の加工を必要とするため、油圧モータ10が高価になるという不具合があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、Oリングの数及びOリングの接合面ならびに溝を少なくすることにより、小型化で軽量な油圧モータを提供することを目的とする。
上記の課題を達成するために、本発明は、ハウジング部材に回転自在に支持された軸部材に一体的に設けたシリンダーブロックに摺動自在に嵌挿されたピストンを有し該ピストンに係合する斜板を支持するプレート部材を該ハウジング部材に取付けると共に、前記ハウジング部材に摺動自在に嵌挿されたブレーキピストン及びハウジング部材に減速機部材を取付けた油圧モータにおいて、
前記ハウジング部材の一端部に段付形状の開口部を設け、前記開口部に前記プレート部材及び前記減速機部材を嵌挿し、かつ前記ハウジング部材と前記減速機部材を直接結合しこれらの部材の合わせ面にシール部材を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、従来のハウジングとプレートとの合わせ面のOリングが不要となるので、ハウジングとプレートとを締結しているねじ部材のピッチ円直径を小さくすることができ、油圧モータの小型化、軽量を図ることか可能である。
この場合、前記シール部材は、前記ハウジング部材及び前記減速機部材のケースドレーン室と外部とを液密的に封止することにより、シール溝及びシール面の高精度の加工を少なくすることができ、油圧モータを安価にできるのでよい。
本発明は、従来のハウジングとプレートとの合わせ面のOリングが不要となるので、ハウジング部材とプレート部材とを締結しているねじ部材のピッチ円直径を小さくすることができ、油圧モータの小型化、軽量を図ることか可能である。
さらに、ハウジング部材及び減速機部材のケースドレーン室と外部とを前記シール部材により封止することにより、シール溝及びシール面の高精度の加工を少なくすることができ、油圧モータを安価にすることができる。
本発明の実施の形態に係る油圧モータ40について図面により詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る油圧モータ40の要部を示す縦断面図を示す。
図1に示すように、油圧モータ40は、基本的にはケース41とプレート(プレート部材)42により構成されるハウジング(ハウジング部材)43を備える。前記ケース41の内周面には、大径内周面44と、中間内周面45と、小径内周面46とを備える。前記ケース41の大径内周面44及び中間内周面45には、プレート42が嵌挿され、円周方向に配置された複数個のねじ部材47によりケース41と一体的に締結される。ハウジング43内にはシリンダーブロック48が軸(軸部材)49と共に軸受50、51を介して軸支されている。
前記シリンダーブロック48のシリンダー孔52はピストン53を摺動自在に嵌挿してシリンダー室54を形成し、前記ピストン53がシュー55を介して斜板56に沿って摺動自在にさせて油圧モータ40が構成されている。なお、斜板56は、プレート42に支持されている。
前記ケース41の中間径内周面45及び小径内周面46には、段付形状を呈するブレーキピストン57の大径基部58、小径基部59が摺動自在に嵌挿されている。前記プレート42とブレーキピストン57との間には、ばね部材60が装着され、前記ばね部材60の弾発力によりブレーキピストン57が矢印Y方向に付勢され、シリンダーブロック48にスプライン61aにより固着されたリング状のディスクプレート61に係合される。
ケース41の大径内周面44には減速機本体(減速機部材)62が嵌挿され、ケース41と減速機本体62との合わせ面が円周方向に配置された複数個のねじ部材63により締結され、これらの合わせ面にOリング(シール部材)64に設けてハウジング43及び減速機本体62内の油を図示しないタンクに戻すケースドレーン室66及び65を外部と液密的に封止している。
この場合、ハウジング43のケースドレーン室66は、軸受50の隙間(開示しない)、フィルタ67を通り減速機本体62のケースドレーン室65に連通されている。
本発明の実施の形態に係る油圧モータ40は基本的には以上のように構成されたものであり、プレート42をケース41に嵌挿し、ハウジング43及び減速機本体62の合わせ面にOリング64を設けケースドレーン室66及び65を外部と液密的に封止する構造を備えることから、従来、必要であったケース41とプレー42との合わせ面のOリングが不要になった。
本発明の実施の形態に係る油圧モータの要部断面図である。 従来の油圧モータ概略構造を断面図である。
符号の説明
40 油圧モータ
41 ケース
42 プレート
44 大径内周面
46 小径内周面
63 ねじ部材
64 Oリング

Claims (2)

  1. ハウジング部材に回転自在に支持された軸部材に一体的に設けたシリンダーブロックに摺動自在に嵌挿されたピストンを有し該ピストンに係合する斜板を支持するプレート部材を該ハウジング部材に取付けると共に、前記ハウジング部材に摺動自在に嵌挿されたブレーキピストン及びハウジング部材に減速機部材を取付けた油圧モータにおいて、
    前記ハウジング部材の一端部に段付形状の開口部を設け、前記開口部に前記プレート部材及び前記減速機部材を嵌挿し、かつ前記ハウジング部材と前記減速機部材とを直接結合しこれらの部材の合わせ面にシール部材を設けたことを特徴とする油圧モータ。
  2. 請求項1記載の油圧モータにおいて、
    前記シール部材は、前記ハウジング部材及び前記減速機部材のケースドレーン室と外部とを液密的に封止することを特徴とするモータ。
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