JP2006009500A - 梯子用足場 - Google Patents

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Abstract

【課題】予め足場を取り付けた梯子部材を伸縮させても、この伸縮動作に悪影響を及ぼすことなく且つ容易に乗り越せるようにする。
【解決手段】足場Aは、梯子Bを構成する縦桟2に沿った側面が梯子部材1の摺動面2aと略等しく形成されたフレーム11と、フレーム11の所定位置に設けた軸部材12と、軸部材12に対し回動可能に支持されると共に先端部分が折り畳み可能に構成された足場部材13と、回動した足場部材13を支持する支持部材16と、を有し、フレーム11を、軸部材12が梯子の横桟3aから所定距離離隔する位置に配置して梯子Bに固定し、且つ足場部材13の先端部分を折り畳むと共に軸部材12を中心として該折り畳み部分が上方に位置するように回動させることで、足場部材13を梯子部材1の摺動面2aから退避させるように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の梯子部材を互いに長手方向に摺動させて全長を調整することが出来る所謂伸縮梯子を用いて高所点検作業を行う際に、作業員が安定した姿勢を保持し得るように構成した梯子用足場に関するものであり、特に、前記梯子用足場を梯子の縦桟と横桟の間に外部に突出することがないように取り付けることで、該梯子用足場が梯子部材の伸縮動作に悪影響を与えることがないように構成した梯子用足場に関するものである。
例えば、2階建て,3階建て住宅の外壁の点検を行うような場合、目的の作業位置に梯子を立て掛けて固定しておき、この梯子に登って両手で梯子をつかんだ状態で目視による点検を行うことが多い。梯子の場合、横桟の上面に形成された踏面は奥行き方向の寸法が小さいため、該踏面に載って作業するには姿勢が不安定にならざるを得ず、且つ足裏に対する負荷が大きくなり、疲労を生じ易い。
このため、梯子の横桟を利用して該横桟の踏面よりも充分に広い面積を持った足場を取り付ける技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。この技術は、梯子に設けた上下2本の横桟を利用して足場を取り付けるものであり、端部に横桟と係合するフックを設けると共に他端に横桟に係合する係合部を有するステーを設けた足場を構成しておき、下部の横桟にステーの係合部を係合させると共に上部の横桟にフックを係合させることで、梯子に足場を設置するものである。この技術では、梯子に対して足場をいつ取り付けるかは制限されるものではなく、梯子を立て掛ける以前に、或いは梯子を立て掛けた後、所望の位置に取り付けることが可能である。
一方、梯子は、保管場所から使用現場までの運搬手段の関係で無制限に長くし得るものではなく、運搬手段の条件(例えばトラックの荷台の長さ)に対応した寸法を有している。しかし、梯子を使用すべき外壁の高さは運搬手段の長さ条件には制約されることがないため、梯子を目的の高さまで到達し得るように構成することが行われる。この場合、折り畳み式の梯子として構成されるものや、特許文献2に記載されるように、複数の梯子部材を並べると共に互いに長手方向に摺動可能に構成した伸縮梯子として構成されるものがある。
伸縮梯子には、2個の梯子部材を用いた2連梯子や、3個の梯子部材を用いた3連梯子があり、夫々2階建て,3階建て住宅の外壁や、他の高所作業を対象として利用されている。このような伸縮梯子では、並行に配置した複数の梯子部材の互いに対向する縦桟に摺動面が形成され、該摺動面を利用して対向する梯子部材どうしが摺動して伸縮し得るように構成されている。
特許文献2の伸縮梯子では、該伸縮梯子を立てた状態で下側から操作して伸長させて先端に設けたフックをベランダの腰壁の上端部分に引っ掛けることで設置することが可能である。しかし、一般的な伸縮梯子では、複数の梯子部材を対象となる外壁の高さに応じた最適な長さに伸長させておき、この状態で梯子部材どうしをボルト,ナット等の固定具を利用して固定することで長さを設定し得るように構成されており、各梯子部材を互いに固定した後、外壁に立て掛けるようにしている。
特開2000−017978号公報 特開平07−026863号公報
特許文献1に記載された足場はフックや係合部を横桟に取り付けたとき、足場の端部が梯子の縦桟から出っ張る。このため、立て掛けられた梯子に取り付けられた足場は、この梯子に登る作業員にとってオーバーハングとして形成されることとなり、乗り越すことが困難となる。特に、梯子を立て掛けたときの傾斜角度が大きい程、足場が強いオーバーハングとなり、乗り越す動作が不安定になるという問題が生じる。この場合、梯子を構成する縦桟の構造の如何に関わらず、縦桟から突出した足場を乗り越すことが困難であるという問題が生じることになる。
また特許文献2の技術では、並行に配置した梯子部材を互いに摺動させて伸縮させるため、梯子部材を摺動させる際に、この円滑な摺動動作を確保することが必要となる。このため、予め梯子部材に足場を取り付ける場合でも、梯子部材どうしの摺動に悪影響を与えてはならないという課題がある。
本発明の目的は、予め梯子を構成する梯子部材に取り付けた状態で、該梯子部材を伸縮させても、この伸縮動作に悪影響を及ぼすことがなく、且つ梯子を登る際にも容易に乗り越すことが出来る梯子用足場を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る第1の梯子用足場は、複数の梯子部材を長手方向に摺動させると共に固定し得るように構成した梯子に於ける梯子部材に設けた隣接する2本の横桟の間に設置する梯子用足場であって、梯子部材を構成する縦桟に沿って配置され長手方向の側面が梯子部材の摺動面と略等しく形成されたフレームと、前記フレームの所定位置に設けた軸部材と、一方の端部が前記軸部材に対し回動可能に支持されると共に先端部分が折り畳み可能に構成された足場部材と、前記フレームに設けられ前記軸部材を中心として回動した足場部材を支持する支持部材と、を有し、前記フレームを該フレームに設けた軸部材が梯子部材の横桟から所定距離離隔する位置に配置して梯子部材に固定し、且つ足場部材の先端部分を折り畳むと共に軸部材を中心として該折り畳み部分が上方に位置するように回動させることで、足場部材を梯子部材の摺動面から退避させるように構成したものである。
また本発明に係る第2の梯子用足場は、上記第1の梯子用足場に於いて、フレームが、端部に梯子部材に設けた横桟と係合する係合部が形成された一対のフレーム部材と、端部に梯子部材の横桟と係合する係合部が形成され前記各フレーム部材の長手方向に対し摺動可能に且つ固定可能に構成された補助フレーム部材と、を有して構成され、前記フレームを梯子部材の隣接する2本の横桟の間に配置すると共にフレーム部材と補助フレーム部材を長手方向に摺動させて夫々の係合部を対応する横桟に係合させて互いに固定することで梯子部材に固定されるものである。
上記第1の梯子用足場(以下単に「足場」という)では、予め複数の梯子部材を長手方向に摺動させて伸縮させる伸縮梯子に取り付けた場合であっても、梯子部材を伸縮させる際の動作に対し、足場が悪影響を与えることがない。
即ち、フレームの長手方向の側面が梯子部材の摺動面と略等しく形成されており、且つ足場部材が、一方の端部がフレームに設けた軸部材に回動可能に支持されると共に他方の端部である先端部分が折り畳み可能に構成されているため、先端部分を折り畳んで軸部材を中心として回動させることで、足場部材を摺動面から退避させることが出来る。このため、並行した梯子部材を長手方向に摺動させた場合でも、足場部材が梯子部材の摺動面から飛び出すことがない。この結果、梯子部材の伸縮を円滑に行うことが出来、所定位置まで伸縮させた後、梯子部材を互いに固定することで、梯子部材を伸長させた長さの梯子を構成することが出来る。
上記梯子では、該梯子を立て掛けたとき、足場部材は梯子部材の摺動面から退避した状態を保持しているため、この梯子を登る際に足場がオーバーハングして邪魔することがなく、安全に且つ容易に登ることが出来る。特に、梯子部材にフレームを固定したとき、該フレームに設けた軸部材の梯子部材の横桟からの離隔距離を靴のつま先を差し込める程度の寸法とすることによって、足場部材が存在するにも関わらず、該足場部材の設置部位の横桟に足を載せることが可能であり、安全に且つ容易に登ることが出来る。
梯子に登った作業員は、足場部材が設置された部位のすぐ上の横桟に達したとき、片方の足で足場部材の折り畳み部に力を付与することで、折り畳んだ足場部材を軸部材を中心として回動させて突出させることが出来る。回動した足場部材は、支持部材に支持されて回動が停止し、この停止位置を保持する。そして作業員が更に足で足場部材の先端部分を引っ掛けて回動させることで、足場部材を平坦な面にすることが出来る。
上記の如く、平坦な面によって構成された足場部材では、作業員の足裏を安定した状態で支持することが可能となり、この結果、作業員が安定した姿勢をとることが出来、疲労の度合いを軽減することが出来る。
更に、作業員が梯子に取り付けた足場部材と安全帯を併用することで、両手を離すことが可能となる。このため、作業員が両手を使って行う点検作業を安定した状態で実施することが出来る。
また第2の足場では、フレームが横桟に対する係合部を有する一対のフレーム部材と、横桟に対する係合部を有しフレーム部材に対して長手方向に摺動可能な補助フレーム部材とによって構成されるため、梯子部材に取り付ける際には、フレーム部材の係合部を梯子部材の下側の横桟に係合させると共に、補助フレーム部材をフレーム部材に対して摺動させて係合部を上側の横桟に係合させ、この状態で両フレーム部材を互いに固定することで、梯子部材に取り付けることが出来る。
上記の如く、フレームを梯子部材に取り付ける際に、フレーム部材を横桟に載置しておくことによって、作業員が足場を持って梯子を昇降する必要がなく、取付作業を安全に且つ容易に行うことが出来る。またフレームを固定するための梯子加工作業も必要がない。
以下、本発明に係る足場の好ましい実施形態について説明する。本発明に係る足場は、作業員が両足を載せることで、梯子を立て掛けて高所点検作業を行う際に安定した姿勢を保持し得るようにし、これにより、作業中の安全性を確保すると共に、疲労の軽減をはかるようにしたものである。
本発明に係る足場を取り付ける梯子は、複数の梯子部材を互いに長手方向に摺動させて固定することで所望の長さの梯子を構成し得るようにした所謂伸縮梯子として構成されている。そして、足場部材を折り畳むと共に退避方向に回動させておくことで、該足場部材を梯子部材の摺動面から退避させることが可能であり、梯子を伸長させる際に複数の梯子部材を互いに摺動させても、この摺動に悪影響を与えることがなく有利である。
伸縮梯子は、予め設定された長さを持った複数の梯子部材を並べると共に互いに長手方向に摺動し得るように構成されており、梯子部材を互いに摺動させてこれらの梯子部材による長さが所望の値になったときに固定することで、目的の長さに設定し得るように構成されている。このため、複数の梯子部材の互いに対向する面が摺動面として構成されている。また梯子を構成する梯子部材の数は限定されるものではなく、2本〜3本或いはそれ以上の梯子部材を用いて2段伸縮梯子、3段伸縮梯子として構成されたものが用いられる。
本発明の足場は梯子を構成する複数の足場部材の隣接する2本の横桟の間に着脱し得るように構成されており、高所点検作業が必要なときに、梯子部材に於ける目的の作業高さに対応する位置に取り付けられる。この足場は、取付時に梯子部材の縦桟又は横桟に固定されるフレームと、該フレームに対して回動可能に取り付けられ且つ先端部分が折り畳み可能に構成された足場部材と、を有して構成されている。
足場部材は、折り畳んだ先端部分を拡げたとき、横桟の踏面よりも充分に大きい奥行き寸法と広い面積を有することが好ましく、先端部分が梯子部材の縦桟から片持ち梁状に突出して安定した踏面を構成する。また足場部材は、先端部分を折り畳むと共に折り畳んだ部分が上方になる方向(退避方向)に回動させて回動限に達したとき、折り畳んだ部位の端部が梯子を構成する縦桟の少なくとも一方側の側面である摺動面から退避するように構成されている。
本発明に於いて、足場部材を回動可能に取り付けたフレームは、梯子部材の隣接する2本の横桟の間に取り付けられる。フレームを梯子部材の縦桟に固定するか横桟に固定するかは限定するものではなく、取付作業が簡単で、且つ安全性と安定性を確保し得る構造であれば良い。
従って、足場の梯子部材に対する取り付けの際にフレームを梯子の縦桟或いは横桟に固定するかによって、異なる構造及び寸法を有することになる。例えば、フレームを梯子部材の縦桟に固定する場合、フレーム及び縦桟に夫々同一の間隔で複数の穴を形成しておき、この穴を利用してボルト,ナットによって固定することが可能である。この場合、フレームは梯子部材の縦桟の内法寸法と対応した寸法であることが好ましい。このため、複数の梯子に於ける梯子部材の縦桟の間隔が異なるような場合、縦桟の間隔毎に対応させたフレームを持った足場が必要となり、汎用性を阻害される虞が生じる。
またフレームを横桟に固定する場合、フレームを互いに伸縮可能に構成された複数の部材によって構成し、この部材を隣接する2本の横桟に係合させて固定することで、該フレームを横桟に固定し得るように構成することが好ましい。この場合、フレームを構成する対峙する部材の間隔は縦桟の内法寸法よりも小さければ良く、且つ2本の横桟の間隔が如何なる寸法であっても、複数の部材を伸縮させることで対応し得るため、高い汎用性を発揮することが可能となる。特に、異なる梯子であっても横桟の間隔は無制限に異なるものではなく、高い汎用性を発揮することが可能となる。
足場部材は、作業員が載って安定した姿勢で作業を行うことが可能な寸法を有して構成されることが好ましい。高所点検作業を安定した姿勢で行うためには、足場部材の奥行き寸法と幅寸法が、少なくとも一足の靴が載り且つある程度の移動を行うのに充分な値であることが好ましい。このため、足場部材の奥行き寸法は標準的な靴のサイズを考慮して設定される。
足場部材の奥行き寸法が、フレームに設けた軸部材を中心に回動させて足場部材を退避させたとき、退避状態にある足場部材の一部が梯子部材の摺動面から突出することがなく、梯子部材の摺動に悪影響を与えることがない値であれば特別な問題はない。しかし、足場部材の奥行き寸法は、隣接する2本の横桟の間に形成された有効寸法(足場部材の回動中心となる軸部材の位置を考慮した寸法、即ち、軸部材と上部横桟との間隔寸法)と比較して大きいため、先端部分を折り畳むことが必要となる。
足場部材の先端部分に於ける折り畳み部の寸法は特に限定するものではなく、該先端部分を折り畳んで足場部材を回動させて退避させたとき、折り畳み部が梯子部材の摺動面から突出することがなければ良い。また摺動面から退避状態にある足場部材を、梯子部材から突出して支持部材に支持される方向(開放方向)に回動させ、且つ折り畳み部を開いて平坦面とする(折り畳み部を開放する)動作を作業員が片方の足で行うことから、前記折り畳み部の寸法は、これらの動作を容易に行えるような寸法に設定しておくことが好ましい。
足場部材の先端部分の折り畳み部位に於ける折り畳み機構は特に限定するものではなく、上部の横桟に片足を載せた作業員が残る片足で操作して容易に開放し、或いは折り畳むことが可能な機構であることが好ましい。このような機構としては、構造が簡単で故障することがなく、且つ折り畳み時,開放時の負荷が略等しいことが好ましい。
足場部材を回動させるためにフレームには軸部材が設けられており、該軸部材に足場部材の端部が回動可能に装着される。前記軸部材は、フレームを梯子部材に固定したとき、該フレームの下側にある横桟から所定距離離隔した位置に設けられる。即ち、フレームを梯子部材に固定する際に、軸部材の下側の横桟からの距離が予め設定された寸法になるようにしてフレームが固定される。
フレームを梯子部材に固定したときの軸部材の横桟からの距離は厳密に限定するものではないが、下側の横桟の踏面と、回動して摺動面から退避した状態にある足場部材との間に、下側の横桟の踏面に足を載せ且つ上部の横桟に円滑に移動する際の動作を安全に且つ容易に行うことが可能な隙間を形成し得る距離であることが好ましい。
軸部材と横桟との距離を上記の如く設定することで、足場を取り付けた部位に於ける下側の横桟であっても、立て掛けた梯子に登る際に容易に足を掛け且つ抜くことが可能となり、梯子を昇降する際の安全性を確保することが可能となる。
退避状態に回動している足場部材を開放方向に回動させたとき、該足場部材はフレームに設けた支持部材に支持される。このとき、足場部材の水平さが確保されていないと、作業員に不安定さを強いることになり好ましくはない。このため、可及的に足場部材が水平となる位置に支持部材を設けることが好ましい。
一般的な現場の状況等を顧慮すると、梯子を立て掛けたときの傾斜角度を一定とすることは困難である。このため、梯子を立て掛けたときの傾斜角度を大凡の範囲に設定しておき、この範囲で最も大きい傾斜角度のときに足場部材が略水平になるような位置に支持部材を設定しておくことが好ましい。支持部材をこのような位置に設定しておくことで、足場の傾斜角度が小さくなったときでも、足場部材は先端部分が高くなるように傾斜するため、作業員が不安定さを感じることを軽減することが可能である。
足場部材を退避方向に回動させたとき、足場自体が回動限の位置を保持し得るように構成することが好ましい。このように、足場部材が退避方向への回動限の位置を保持することで、足場を取り付けた梯子を目的の現場まで搬送し、或いは目的の現場で立て掛ける際に、足場部材が自重で開放方向へ回動することを阻止することが可能となり有利である。
足場部材の退避方向への回動限の位置を保持する機構としては特に限定するものではなく、足場部材とフレームとの間に回動を阻止するのに充分な抵抗力を発揮し得る機構であれば良い。このような機構として、足場部材の側面にフレームとの間に突っ張り方向の付勢力を付与する手段を設けることが好ましい。このように、足場部材とフレームとの間に突っ張り力を付与する機構としては、板バネや、回転可能なボールを突出する方向に付勢して構成したプランジャーを設けることが好ましい。
例えばプランジャーを設ける場合、フレームに足場部材が退避方向への回動限にあるときにプランジャーと対向する位置にボールを係止する窪みを形成しておき、足場部材を退避方向に回動させたとき、この回動に伴ってプランジャーに設けたボールはフレームの面に接触して回転し、窪みに到達したときに落ち込んで係止され、これにより、足場部材は退避方向への回動限の位置を保持することが可能となる。
上記足場を構成するフレームと足場部材は可及的に軽量であることが好ましく、軽量な素材で高い剛性を発揮させるように、踏面の下面に複数のリブを設けることが好ましい。
以下、第1実施例に係る足場の構成を図を用いて説明する。図1は第1実施例に係る足場Aの構成を説明する図である。本実施例に係る足場Aを取り付ける梯子Bは、複数の梯子部材1を有し、この梯子部材1を互いに摺動させて所望の長さに調整して固定し得るように構成されている。この梯子Bは、梯子部材1の数が2段であるか、或いは2段以上の段数を有するかを問うものではない。
また梯子Bを構成する複数の梯子部材1は、所定の間隔を持って配置された一対の縦桟2と、縦桟2に一定の間隔で配置される複数の横桟3、とを有して構成されている。前述したように、梯子Bは複数の梯子部材1が互いに長手方向に摺動し得るように構成されているため、縦桟2の側面が隣接する他の梯子部材1との摺動面2aとして形成されている。従って、2段式の梯子Bでは、2つの梯子部材1の対向する面が摺動面2aとなり、3段以上の段を有する梯子Bでは、外側に配置される2つの梯子部材1の内面が摺動面2aとなり、これらの間に配置された梯子部材1では縦桟2の両側面が摺動面2aとなる。
足場Aは、梯子部材1に設けた2本の横桟3(下部横桟3a,上部横桟3b)の間に配置されると共にフレーム11を一対の縦桟2に固定することで取り付けられている。フレーム11は長さが隣接する2本の横桟3a,3b間の距離よりも短く、幅(正面からみたときの奥行き方向の寸法)が縦桟2の幅と略等しいか或いは小さい寸法を持って形成されている。従って、フレーム11の幅方向の側面11a(足場Aの正面と裏面)は、縦桟2の摺動面2aと略同一面内に位置することになる。
またフレーム11の厚さ(正面からみたときの左右方向の寸法)は特に限定するものではなく、足場Aのフレームとしての強度を発揮し得る寸法であれば良い。従って、フレーム11はフラットバーを用いて形成したものでも良く、図に示すようにボックス形状であっても良い。フレーム11をボックス形状に形成することによって、高い強度を保証することが可能である。この場合、ボックス状のフレーム11の寸法を、後述する軸部材12を固定するナット12aの厚さ分、或いは軸部材12を溶接する際の溶接代分とすることが好ましい。
フレーム11の所定位置には長手方向に少なくとも2個のボルト穴11bが形成されており、該ボルト穴11bを梯子部材1の縦桟2に設けたボルト穴2bに対向させて、ボルト5aを挿通すると共にナット5bを締結することで、フレーム11を縦桟2に固定することが可能である。
フレーム11の所定位置に軸部材12が配置されている。軸部材12のフレーム11に於ける位置は、フレーム11を縦桟2に固定したとき、軸部材12と下部横桟3aとの間に靴のつま先を容易に挿入することが可能で、且つ容易に抜き取ることが可能な間隔を確保し得るように設定される。このため、軸部材12と下部横桟3aとの間の距離は一義的に設定されるものではないが、本実施例では約100mm程度の寸法となるように設定されている。従って、軸部材12のフレーム11に於ける位置は、軸部材12とフレーム11に形成されたボルト穴11bとの関係で設定される。
軸部材12に対し足場部材13が回動可能に取り付けられている。軸部材12は足場部材13を回動可能に支持し得るものであれば良い。従って、軸部材12としては、左右方向に配置された一対のフレーム11の対向する面に夫々所定長さの軸を片持ち梁状に突設したものであって良く、また前記一対のフレーム11を貫通して設けられたものであっても良い。軸部材12をフレーム11から片持ち梁状に突設させた場合、足場Aの軽量化をはかることが可能であり、フレーム11を貫通させた場合、足場Aの剛性を高めることが可能である。
特に、本実施例ではフレーム11が縦桟2に固定されるため、足場Aは強度及び剛性の面から梯子部材1の一部として捉えることが可能であり、軸部材12が片持ち梁状であっても差し支えない。また軽量化をはかる上から足場部材13はアルミニウム製とし、強度の向上をはかる上からフレーム11は鋼製としている。
足場部材13は、軸部材12に対し矢印a方向(退避方向),矢印b方向(開放方向)に回動可能に取り付けられており、退避方向の回動限に到達したとき、先端部分が柱部材1を構成する縦桟2の摺動面2aから退避し得る構成されている。足場部材13が退避方向の回動限に達したときに先端部分が摺動面2aから退避し得るか否かは、軸部材12と上部横桟3bとの距離と、軸部材12から足場部材13の先端部までの長さとの関係で決まる。
梯子Bに於ける横桟3の距離は一般的に約300mm程度である。また足場部材13の長さは大きい程安定性が向上するものの、大きければ良いというものでもなく、通常は約250mm〜約300mm程度であれば良い。従って、足場部材13の長さを約250mmとしたとき、軸部材12が下部横桟3aと略等しい位置にあれば、足場部材13を退避方向の回動限まで回動させることで、容易に退避させることが可能である。
しかし、軸部材12が下部横桟3aから約100mm程度離隔した位置にあるため、足場部材13を退避方向に回動させたとき、回動限に到達しても先端部分が梯子部材1を構成する縦桟2の摺動面2aから退避することが不可能となる。このため、足場部材13は折り畳み可能に構成されている。
足場部材13は、一端が軸部材12に回動可能に支持された回動片13aと、回動片13aの他端に折り畳み可能に設けた折り畳み片3bと、回動片13aと折り畳み片13bを折り畳み可能に接続する蝶番14と、を有して構成されている。回動片13aと折り畳み片13bは、中央に踏面13cが形成され該踏面13cの両側に下向きの折り曲げ片13dからなる正面視がコ字状に形成されており、このような形状に形成することによって剛性を高めている。また足場部材13は、回動片13aの折り曲げ片13dに軸部材12が嵌合することで回動し得るように構成されている。
回動片13aと折り畳み片13bは蝶番14を介して接続されることで、互いの踏面13cを対向させる方向に180度回動させて折り畳むことが可能である。前記の如くして折り畳み片13bを回動片13aに向けて折り畳んで折り畳み部としたとき、回動片13aの折り曲げ片13dの突端13eが突出していることになる。
特に、回動片13aの長さと、折り曲げ片13dの長さは、折り畳み片13bを折り畳んだときの突端13eの軸部材12からの距離を設定するものであり、各横桟3a,3bの間隔や下部横桟3aと軸部材12との距離、軸部材12から摺動面2aまでの距離を考慮して設定される。
上記の如く構成された足場部材13では、折り畳み片13bを回動片13aに折り畳んだ状態で軸部材12を中心として退避方向に回動させて回動限に達したとき、突端13eを梯子部材1の縦桟2に設けた摺動面2aの内側に退避(突端13eが摺動面2eから突出することがない)させることが可能である。
足場部材13の折り曲げ片13eの所定位置にプランジャー15が設けられており、足場部材13を退避方向に回動させて回動限に到達したときのフレーム11に於けるプランジャー15と対向する位置に窪みとなる係止穴11cが形成されている。このため、足場部材13が退避方向の回動限に到達したとき、プランジャー15に設けたボールが係止穴11cに係合して係止され、これにより、足場部材13は回動限の位置を保持することが可能である。
上記係止穴11cは、足場部材13の退避方向への回動限に対応する位置以外の位置であって回動範囲内にも形成しておくことが好ましい。このように、足場部材13の回動範囲内に係止穴11cを形成しておくことで、退避方向への回動限にある足場部材13を開放方向へ回動させる過程で係止することが可能となり、支持部材16に当接する際の衝撃を緩めることが可能となる。
フレーム11の所定位置には、足場部材13の折り曲げ片13dと当接して開放方向への回動限を規制すると共に支持する支持部材16が設けられている。フレーム11に於ける支持部材16の位置は、通常の使用状態に於ける梯子Bの傾斜角度を考慮して設定されている。即ち、梯子Bを立て掛けて足場部材13を開放したとき、該足場部材13の踏面13cは水平であることが好ましい。しかし、梯子Bの傾斜角度が一定である保証はないため、該傾斜角度の範囲を大凡想定しておき、最も緩い傾斜角度で用いる場合でも、足場部材13は踏面13cの先端部分が極端に下向きにならないように設定しておくことが好ましい。
このため、支持部材16は、足場部材13が開放されたときに踏面13dのフレーム11の長手方向に対し約90度〜約110度程度の角度となるような位置に配置されてフレーム11に取り付けられている。従って、足場部材13が退避方向への回動限にあるとき、該足場部材13を開放方向に回動させ、回動片13aの折り曲げ片13dがフレーム11に設けた支持部材16に当接したとき、足場部材13の開放方向への回動が停止して支持される。
上記の如く構成された足場Aでは、軸部材12がフレーム11に設けられるため、該軸部材12を中心として足場部材13を回動させて退避させたとき、該足場部材13はフレーム11の幅寸法の内側に納まる。このため、梯子部材1を構成する縦桟2の両側面が摺動面2aとして形成されているような場合(梯子Bが3段以上の梯子部材1を有して構成されるものであり、図に示す梯子部材1が内側に配置されるような場合)であっても適用することが可能となり有利である。
次に、第2実施例に係る足場Cの構成について図を用いて説明する。図2は足場Cの構成を説明する三面図である。図3は足場部材を折り畳む過程を説明する図である。図4は折り畳まれている足場部材を開放させる過程を説明する図である。尚、図に於いて前述の第1実施例と同一の部分或いは同一の機能を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例に係る足場Cは、前述の第1実施例に係る足場Aがフレーム11を梯子部材1の縦桟2に固定して梯子Bに取り付けたのに対し、上下の各横桟3a,3bを利用して取り付ける点で異なる。
即ち、足場Cのフレーム21は、フレーム部材22と、フレーム部材22に対し摺動可能に構成された補助フレーム部材23とを有して構成されており、フレーム部材22を下部横桟3aに係合させると共に補助フレーム部材23を上部横桟3bに係合させて互いに固定することで、梯子部材1に取り付けられている。
フレーム部材22は、断面がコ字状に形成された一対の部材を梯子部材1の縦桟2の内側寸法よりも小さい距離に配置して上下両端部を夫々ステー24を介して接続して構成されている。フレーム22の下端部には下部横桟3aと係合する係合部22aが形成されており、上端側の所定位置にフレーム22の長手方向に沿って平行な2本の長穴22bが形成されている。係合部22aは下部横桟3aに安定した状態で係合し得る形状であれば良い。
補助フレーム部材23は断面がコ字状に形成された2本の独立した部材からなり、フレーム部材22のコ字状断面の内部に嵌め込んだとき、該フレーム部材22からはみ出すことのない寸法を持って形成されている。補助フレーム部材23の上端部には上部横桟3bと係合する係合部23aが形成されており、他方の端部側の所定位置であってフレーム部材22の長穴22bと対応する位置に2本のボルト25aが溶接されている。係合部23aは上部横桟3bに対し安定した状態で係合し得る形状に形成されていれば良い。
補助フレーム部材23に溶接されたボルト25aは、ネジ部がフレーム部材22に形成された長穴22bに嵌合しており、該ネジ部にナット25bが締結されている。従って、補助フレーム部材23は、フレーム部材22に対し、長穴22bに沿って該フレーム部材22の長手方向に摺動可能に構成されると共に、ナット25bをボルト25aに締結することで互いに固定し得るように構成されている。
足場Cを梯子Bに取り付ける場合、ナット25bのボルト25aに対する締結を解除し、補助フレーム部材23をフレーム部材22側に移動させておき、この状態で、フレーム部材22の係合部22aを下部横桟3aに係合させる。次いで、補助フレーム部材23を長手方向に移動させて係合部23aを上部横桟3bに係合させ、この状態でナット25bをボルト25aに締結することでフレーム21を固定する。これにより、足場Cは上下の各横桟3a,3bに係合した状態で梯子部材1に取り付けられる。
本実施例の足場Cは、梯子Bの外側に配置される梯子部材1に取り付けることが想定されている。このため、足場部材13を退避方向の回動限に到達させたとき、足場部材13の突端13eが縦桟2の摺動面2aから退避した位置にあることが必要であるものの、軸部材12や足場部材13の回動片13aが摺動面2aの反対側の面から突出しても問題はない。
このため、足場部材13の踏面13cの奥行き寸法を充分に大きくすることを目的として、軸部材12の位置をフレーム21の側面から離隔させた位置に設定している。即ち、フレーム部材22の側面であって縦桟2の摺動面2aとは反対側の面に板状のブラケット26を溶接し、このブラケット26に軸部材12を配置している。このように、軸部材12の位置をフレーム21の面外に設定することによって、軸部材12と上部横桟3bとの距離を大きくすることが可能となり、軸部材12を中心とする回動半径を大きくすることが可能となる。従って、足場部材13の回動片13aの長さ及び折り畳み片13bの長さを長くすることが可能となり、この結果、足場部材13の長さを大きくすることが可能となる。
本実施例に於いて、ブラケット26に設けた軸部材12は一対のフレーム部材22を接続する丸棒によって構成されており、両端がブラケット26に溶接されている。このように、軸部材12によって左右のブラケット26を接続することで、足場Cの剛性を高めることが可能である。このため、足場部材13に作業員の体重が作用した場合でも、フレーム21の変形をなくして安定した状態で作業を行うことが可能となる。
尚、軸部材12の下部横桟3aからの距離は、靴のつま先の挿入及び離脱が容易に行える寸法、例えば約100mm程度に設定されることは、第1実施例の場合と同様である。
本実施例に於いて、フレーム部材22に形成された係合部22a及び補助フレーム部材23に形成された係合部23aは半円状の形状を有しており、これらの係合ぬ23a,23aの中心は、夫々の部材の幅方向の中央から偏位した位置に形成されている。即ち、各係合部22a,23aは、縦桟2の摺動面2aに対応する側面側に接近するように構成されている。このため、係合部22a,23aの中心と縦桟2の中心を一致させた場合と比較して偏位寸法分だけ、足場部材13を縦桟2の摺動面2aから奥側へ追い込むことが可能となり、軸部材12をブラケット26に設けたことに伴って、足場部材13の奥行き方向の寸法を大きくすることが可能となる。
上記の如く構成された足場Cでは、図3(a)に示すように、回動片13aに対し折り畳み片13bが平坦な状態にあり、所謂足場部材13が開放されている状態では、踏面13cは作業員の両足を載せて作業するのに充分に大きい奥行き寸法と幅寸法を有している。この状態から、同図(b)に示すように、折り畳み片13bを上方に回動させることで該折り畳み片13bを回動片13a側に折り畳むことが可能である。
更に、同図(c)に示すように、足場部材13を軸部材12を中心として退避方向に回動させて回動限に到達させることで、該足場部材13の折り畳み部に於ける突端13eを縦桟2の摺動面2aから退避させることが可能である。そして足場部材13が退避限まで回動したとき、プランジャー15のボールがフレーム部材22の回動限と対応する位置に設けた係止穴に嵌合し、これにより、回動限を保持することが可能である。
上記の如くして足場部材13が退避状態にあるとき、足場部材13は梯子部材1の摺動面2aから突出する部位が存在しないため、複数の梯子部材1を長手方向に摺動させる場合、この摺動を円滑に行うことが可能である。
また足場部材13が縦桟2の摺動面2aから突出することがないため、梯子Bを目的の位置で所望の長さに伸長させて立て掛けた後、作業員がこの梯子Bに登る際に、通常の梯子を登る場合と何ら異なることなく、容易に且つ安全に登ることが可能となる。即ち、足場部材13がオーバーハングになることがなく、且つ退避状態にある足場部材13と下部横桟3aとの間に靴のつま先を挿入し或いは抜き取るのに充分な隙間が形成されるため、作業員は通常の梯子を登るのと同様に容易に登ることが可能となる。
次に、足場部材13が退避状態にある梯子Bに登った作業員が、この足場部材13を開放する際の操作順序について図4を用いて説明する。
同図(a)に示すように、梯子Bに於ける足場Cが取り付けられている上部横桟3bに登った作業員は、片方の足で退避方向への回動限にある足場部材13の折り畳み部分に力を掛けることで、足場部材13を軸部材12を中心として開放方向に回動させる。回動した足場部材13は折り曲げ片13dが支持部材16と当接して回動が停止し、同図(b)に示すように、その状態で支持される。
引き続き、片方の足で折り畳み片13bに力を掛け、該折り畳み片13bを蝶番14を介して回動させて同図(c)に示すように開放する。この状態で、作業員は足場部材13の踏面13cに両足を載せて安定した作業姿勢を実現することが可能となる。また足場部材13に載っている作業員は、足の踏み替えで姿勢を変化することが可能となり、姿勢の硬直化を防いで疲労の軽減をはかることが可能である。また足裏を載せる踏面13cの面積が広いため、足裏に対する荷重の分散を実現し、局部的な疲労を軽減することが可能となる。
本発明に係る足場A,Cは、2階建て,3階建ての住宅に於ける外壁に対する作業を行う伸縮梯子に適用して有利である。特に、伸縮梯子を構成する梯子部材の数が如何なる数であるかについては制限がなく、2段以上の梯子であれば何段の梯子であっても適用することが可能である。
第1実施例に係る足場Aの構成を説明する図である。 足場Cの構成を説明する三面図である。 足場部材を折り畳む過程を説明する図である。 折り畳まれている足場部材を開放させる過程を説明する図である。
符号の説明
A,C 足場
B 梯子
1 梯子部材
2 縦桟
2a 摺動面
2b ボルト穴
3 横桟
3a 下部横桟
3b 上部横桟
5a ボルト
5b ナット
11 フレーム
11a 側面
11b ボルト穴
11c 係止穴
12 軸部材
12a ナット
13 足場部材
13a 回動片
13b 折り畳み片
13c 踏面
13d 折り曲げ片
13e 突端
14 蝶番
15 プランジャー
16 支持部材
21 フレーム
22 フレーム部材
22a,23a 係合部
22b 長穴
23 補助フレーム部材
24 ステー
25a ボルト
25b ナット
26 ブラケット

Claims (2)

  1. 複数の梯子部材を長手方向に摺動させると共に固定し得るように構成した梯子に於ける梯子部材に設けた隣接する2本の横桟の間に設置する梯子用足場であって、梯子部材を構成する縦桟に沿って配置され長手方向の側面が梯子部材の摺動面と略等しく形成されたフレームと、前記フレームの所定位置に設けた軸部材と、一方の端部が前記軸部材に対し回動可能に支持されると共に先端部分が折り畳み可能に構成された足場部材と、前記フレームに設けられ前記軸部材を中心として回動した足場部材を支持する支持部材と、を有し、前記フレームを該フレームに設けた軸部材が梯子部材の横桟から所定距離離隔する位置に配置して梯子部材に固定し、且つ足場部材の先端部分を折り畳むと共に軸部材を中心として該折り畳み部分が上方に位置するように回動させることで、足場部材を梯子部材の摺動面から退避させるように構成したことを特徴とする梯子用足場。
  2. 前記フレームが、端部に梯子部材に設けた横桟と係合する係合部が形成された一対のフレーム部材と、端部に梯子部材の横桟と係合する係合部が形成され前記各フレーム部材の長手方向に対し摺動可能に且つ固定可能に構成された補助フレーム部材と、を有して構成され、前記フレームを梯子部材の隣接する2本の横桟の間に配置すると共にフレーム部材と補助フレーム部材を長手方向に摺動させて夫々の係合部を対応する横桟に係合させて互いに固定することで梯子部材に固定することを特徴とする請求項1に記載した梯子用足場。
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