JP2006009379A - タイルの割付方法及びタイル割付用スケール - Google Patents

タイルの割付方法及びタイル割付用スケール Download PDF

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博司 重藤
Shunroku Senoo
俊六 妹尾
Mitsumasa Sugano
充誠 菅野
Makoto Hayakawa
信 早川
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Abstract

【課題】建築基材上に、タイルを一方向に割り付ける際に、煩雑な計算を必要とせず、簡便かつ見栄え良く、タイルを割り付け可能な方法を提供する。
【解決手段】タイル幅と目地幅とを交互に印したスケール1を準備する工程と、タイル張区域の一端を基準端とし、該スケール1の目地幅をなす一対の目盛の内、基準端側の目盛と、前記基準端とを重ね合わせる工程と、該スケール1上であって、タイル張区域の他端と、該他端よりも外側直近にある、目地幅をなす一対の目盛の内、外側の目盛との、中心位置に、中心線16を印す工程と、前記スケール1を移動して、該中心線16をタイル張区域の他端に重ね合わせる工程と、スケールの目盛に従って、タイルを割り付ける工程、とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、外壁等にタイルを張付施工する際に、タイル張区域にタイルを割り付ける方法に関する。また、本発明はタイルを割り付けるために使用する、タイル割付用スケールに関する。
従来、壁面にタイルを張付固定する際の、複数のタイルの位置を割り付ける方法には、両側のタイルを同寸法にカットする方法、即ち、タイル張区域の寸法、タイルの寸法、目地幅から、張り付けるタイルの枚数と、両側のタイル幅を計算してカットし、所定の目地幅で割り付ける方法、片側のタイルのみカットする方法、即ち、タイル張区域の一方から、所定の目地幅でタイルを割り付け、最後のタイルを、残り寸法に合わせてカットする方法、タイルをカットしない方法、即ち、タイル張区域の寸法、タイルの寸法、所定目地幅から、張り付けるタイルの枚数を計算するとともに、タイルを均等に配置するための目地幅を再計算して割り付ける方法、さらに、職人の経験と勘に基づいて、適宜調整しながら、見栄え良く割り付ける方法等がある。
また、両面粘着テープの表面に一定間隔の目盛が設けられた、目地割テープを壁面に張り、これを基準として、タイルの位置決めを行なう方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)ここで用いられる目地割テープの目盛の間隔は、タイル幅および目地幅の和に相当している。目地割テープは、タイル張区域の1箇所を基準として施工面に接着し、該テープに印された目盛に従って、タイルを張り付けていくものである。
特開平1−165865号公報
例えば、窓枠等の開口部、開口部上の小屋根等、水平な障害物の下や上では、タイルを縦張りすることがある。この場合、タイル縦張区域においては、上記従来の方法の内、両側のタイルをカットする方法、即ち、タイルの配置を左右対称に割り付ける方法が、外観上望ましく、タイル縦張区域の幅が、{タイル幅×n+目地幅×(n−1)}(ここで、nは1以上の整数)と等しくなければ、両端部のタイルを等しい幅にカットする必要が生じるが、ここで、タイルのカット幅を計算する手間が生じる。このような手間は、特許文献1記載の目地割テープを使用しても、基本的には解消されない。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、タイルを一方向に割り付ける際に、煩雑な計算を必要とせず、簡便かつ見栄え良く、タイルを割付可能な方法、ならびにその治具を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、建築基材上にタイルを固定するためのタイルの割付方法であって、
a.タイル幅と目地幅とを交互に印した、タイル張区域の幅よりも長いスケールを準備する工程、
b.タイル張区域の一端を基準端とし、該スケールの目地幅をなす一対の目盛の内、基準端側の目盛と、前記基準端とを重ね合わせる工程、
c.該スケール上であって、タイル張区域の他端と、該他端よりも外側直近にある、目地幅をなす一対の目盛の内、外側の目盛との中心位置に、中心線を印す工程、
d.前記スケールを移動して、該中心線をタイル張区域の他端に重ね合わせる工程、
e.スケールの目盛に従って、タイルを割り付ける工程、
とを備えた、タイルの割付方法。
及び、
上記方法にてタイルを割り付けるためのスケールであって、タイル幅と目地幅とを交互に印したスケール、
とを提供する。
このような方法によって、煩雑な計算をすることなく、簡便に、しかも左右対称に、タイルを割り付けることができる。さらに、両端のタイル幅は、必ず、カット前の本来のタイル幅の半分以上になるので、見苦しい極小幅タイルが発生することはなく、意匠上望ましい割付とすることができる。
本発明によれば、タイルを一方向に割り付ける際に、煩雑な計算を必要とせず、簡便かつ見栄え良く、タイルを割り付けることが可能となる、という効果をもたらす。
以下に、本発明の具体的な実施形態について、図に基づき説明する。
図1は本発明に係るタイル割付スケールを示す図である。図2は本発明の割付方法の前半工程を示した図である。図3は本発明の割付方法の後半工程を示した図である。
本発明が適用可能な建築基材は、壁、塀、床等の、タイルを張り付ける面に使用される建材である。これらは、既設、新設、内装、外装のいずれであっても良く、特に限定されない。既設の建築基材においては、清掃、割れや凹みのパテ埋め、プライマーの塗布等の下地調整を、適宜施すことが望ましい。
本発明は、窓サッシ等の開口部の周縁部、開口部上の小屋根等の水平な障害物の下部や上部、タイル張区域の辺縁部、壁内の部分的な直線状の模様張部等、タイル張区域内の特定部分に、タイルを一方向、例えば縦方向に割り付ける場合は勿論、タイル張区域の全面に渉って、同一寸法のタイルを、同一目地幅で、同一方向に割り付ける場合においても、適用可能である。
本発明が適用可能なタイルの接着方法は、湿式、乾式を問わない。即ち、建築基材表面に接着剤を塗布した後にタイルを張り付ける方法や、建築基材表面に突起(条)を備えた基台を施工部に取り付け、該基台にタイルを係止、接着する方法等、種々の方法において適用可能である。
接着剤としては、セメント系のモルタル、樹脂モルタル、有機系接着剤が、好適に利用できる。有機系接着剤には、樹脂成分として、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリルシリコーン、エポキシシリコーン、その他のシリコーン樹脂を単独あるいは複数組み合わせたものを利用でき、必要に応じて炭酸カルシウム、シリカ等の無機充填剤やチタニア、カーボン等の顔料を添加したものを、好適に利用できる。
タイルは、陶器質、磁器質、せっ器質、ガラス等のセラミックス、石材、セメント質、木材、および、これらの複合材からなり、施釉タイルでも無釉タイルでも利用できる。例えば、造粒粉を作成後に金型中で乾式プレス成形し、その上に必要に応じて釉薬を塗布し焼成することで得られる。また、素地にフライアッシュバルーン、シラスバルーン、ガラスバルーン等の軽量骨材や、炭化珪素等の発泡材を添加した軽量タイルも好適に利用できる。さらに、タイル表面には光触媒層や調湿層等の機能層を備えても良い。光触媒層を設けることで、タイル表面にセルフクリーニング性や抗菌性を付与することができる。このようなタイルは、一個一個単独であっても、複数を連結材で連結したタイルユニットであっても良い。
本発明のタイル割付スケール1は、例えば次の要領で、タイル施工現場でも、簡単に製作できる。工場等で製作したものや、以前のタイル施工現場で製作したものを用意して、タイル割付スケールの準備に替えても良いことは、勿論である。
(1)想定するタイル張区域の最大幅にタイル2の幅(以下、タイル幅という)と目地3の幅(以下、目地幅という)の2倍を加えた寸法より長い、結束に使用されるPPバンドその他、丈夫で伸び縮みが少なく、粘着材が付いていない、テープ類11を用意し、真っ直ぐに伸ばして、所々、ガムテープ等で固定する。
(2)1つ目の印を、用意したテープ類の左端から、目地幅以上離れた位置に、2つ目以降の印を、1つ目から(タイル幅+目地幅)×n(ここで、nは1以上の整数)だけ右の位置に、極細油性ペンで、付ける(図示せず)。
(3)(2)で付けた印の目地幅分だけ左側に、同じ油性ペンで、印(図示せず)を付ける。(2)と(3)を総合すると、用意したテープ類11に、目地幅寸法とタイル幅寸法とを、交互に印すことになる。
(4)(2)および(3)で付けた印の部分に、定規を使い、同じ油性ペンで、テープ類11の長さ方向に垂直な、目盛線12を引く。
(5)付けた目盛線12を消えにくくするために、十分に乾いてから、水性耐水透明塗料を塗布する。
次に、窓サッシ4の下側のタイル2を縦張りとし、その他の部分のタイル2は横張りとする場合の、タイル割付方法の最良の例について、施工順序に従って説明する。
(1)縦張り区域5の高さ方向は、窓サッシ4の直下から、窓サッシ4の下に、横張りのまま、所定の目地幅で、タイル2を割り付けた場合に生じる半端タイル23直下のタイル2段目までとする。
なお、縦張り区域5の幅方向は、窓サッシ4の両側のタイル26の、窓サッシ4側の端面までとする。即ち、縦張り区域5の左側のタイル24、及び縦張り区域5の右側のタイル25の縦張り区域5側は、窓サッシ4の両側のタイル26の、窓サッシ4側の端面に合わせて、切断する。
(2)縦張り区域5の左側のタイル24の側面Aと、タイル割付スケール1の目地幅をなす一対の目盛13の、任意の左側目盛14を合わせて、タイル割付スケール1を、仮固定する。
(3)縦張り区域5の右側のタイル25の側面Bと、その右側直近の、タイル割付スケール1の目地幅をなす一対の目盛11の内、右側目盛15との中心線16を、タイル割付スケール1に印す。
(4)中心線16と、縦張り区域5の右側のタイル25の側面Bとが合うように、タイル割付スケール1をずらして、固定する。
(5)タイル割付スケール1の目盛線12に合わせて、縦張り区域5に、縦張りタイル21を割り付ける。この場合、各縦張りタイル21は、縦張り区域5の高さ寸法から目地幅の2倍を差し引いた高さにカットし、縦張り区域5の両端のタイル27については、さらに、窓サッシ4の側面に合わせてカットする。
これにより、縦張り区域5の両端のタイル27は、自動的に、同じ幅かつカット前の本来のタイル幅の半分以上になり、縦張り区域5の左側のタイル24、及び縦張り区域5の右側のタイル25との目地幅は、自動的に、所定の目地幅になる。
以上により、所期の目的を達成できる。即ち、煩雑な計算を必要とせず、簡便かつ見栄え良く、タイルを割り付け可能な方法、ならびにその治具を、提供できる。
本発明に係るタイル割付スケールを示す図である。 本発明の割付方法の前半工程を示した図である。 本発明の割付方法の後半工程を示した図である。
符号の説明
1…タイル割付スケール、
11…テープ類
12…目盛線
13…目地幅をなす一対の目盛
14…左側目盛
15…右側目盛
16…中心線
2…タイル、
21…縦張りタイル
22…横張りタイル
23…半端タイル
24…縦張り区域の左側のタイル
25…縦張り区域の右側のタイル
26…窓サッシの両側のタイル
27…縦張り区域の両端のタイル
3…目地、
4…窓サッシ
5…縦張り区域

Claims (2)

  1. 建築基材上に、タイルを張付固定するための、タイルの割付方法であって、次のa〜eの工程を備えたことを特徴とするタイルの割付方法。
    a.タイル幅と目地幅とを交互に印した、タイル張区域の幅よりも長いスケールを準備する工程、
    b.タイル張区域の一端を基準端とし、該スケールの目地幅をなす一対の目盛の内、基準端側の目盛と、前記基準端とを重ね合わせる工程、
    c.該スケール上であって、タイル張区域の他端と、該他端よりも外側直近にある、目地幅をなす一対の目盛の内、外側の目盛との中心位置に、中心線を印す工程、
    d.前記スケールを移動して、該中心線をタイル張区域の他端に重ね合わせる工程、
    e.スケールの目盛に従って、タイルを割り付ける工程。
  2. 請求項1の方法にてタイルを割り付けるためのスケールであって、タイル幅と目地幅とを交互に印したスケール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021085267A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 株式会社Lixil ユニットタイルおよびタイル割付方法

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