JP2006007939A - 自転車前カゴ用リフレクター装置 - Google Patents
自転車前カゴ用リフレクター装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006007939A JP2006007939A JP2004186945A JP2004186945A JP2006007939A JP 2006007939 A JP2006007939 A JP 2006007939A JP 2004186945 A JP2004186945 A JP 2004186945A JP 2004186945 A JP2004186945 A JP 2004186945A JP 2006007939 A JP2006007939 A JP 2006007939A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflector
- basket
- reflecting plate
- plate
- bicycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 abstract 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
【課題】 リフレクターを自転車の前カゴ正面に取り付ける場合に、前カゴの前面が傾斜していても、リフレクターの反射板が水平方向に対して直角となるよう取り付け可能なリフレクター装置を提供すること。
【解決手段】 反射板保持部と、カゴ側固定部と、固定手段とを有し、前記反射板保持部は、カゴ側固定部の凹部に嵌め込んだ状態で、前記反射板の正面が水平軸を中心に回動する方向に移動可能であり、かつ移動させた位置で前記固定手段により固定可能に形成されているとともに、前記カゴ側固定部の側面のうち、少なくとも前記反射板保持部の側方開口が開口している側には、前記反射板保持部の側方開口を外側から塞ぐ側面塞板が設けられており、この側面塞板は、前記凹部に前記反射板保持部を嵌め込んだ状態で、前記反射板保持部に支持された反射板の側端部の全部又は一部が、前記側面塞板に当接して脱落しないように形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 反射板保持部と、カゴ側固定部と、固定手段とを有し、前記反射板保持部は、カゴ側固定部の凹部に嵌め込んだ状態で、前記反射板の正面が水平軸を中心に回動する方向に移動可能であり、かつ移動させた位置で前記固定手段により固定可能に形成されているとともに、前記カゴ側固定部の側面のうち、少なくとも前記反射板保持部の側方開口が開口している側には、前記反射板保持部の側方開口を外側から塞ぐ側面塞板が設けられており、この側面塞板は、前記凹部に前記反射板保持部を嵌め込んだ状態で、前記反射板保持部に支持された反射板の側端部の全部又は一部が、前記側面塞板に当接して脱落しないように形成されている。
【選択図】 図1
Description
この発明は、自転車の前カゴ部分に取り付けるリフレクターに関するものである。
従来より、夜間における事故防止のため、自転車に取り付けられるリフレクターは、自動車のヘッドライトが当たると反射して存在を知らしめるために、後輪のカバーや(特許文献1参照)、車輪のスポークや(特許文献2参照)、ペダルに設けられていた(特許文献3参照)。そして、自転車の正面側には照明灯が設けられおり、夜間走行持には通常この照明灯が点灯され、対向車はすぐに自転車の存在に気づくものと考えられていたので、自転車の正面側にはリフレクターが取り付けられていなかった。
特開平11−291965号公報
特開2001−130466号公報
特開平07−144677号公報
しかし、上記した従来の自転車では、夜間に無灯火で走行している場合に発見が遅れる
という問題点があった。
そこで、自転車の正面の最も目立つ場所として、前カゴの正面にリフレクターを設置することが考えられるが、前カゴは自転車によっては正面が傾斜しているものもあり、そのような場合にはそのまま取り付けてもリフレクターの反射面が下向きに取り付いてしまい、反射効果が半減してしまう。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、リフレクターを自転車の前カゴ正面に取り付ける場合に、前カゴの前面が傾斜していても、リフレクターの反射板が水平方向に対して直角となるよう取り付け可能なリフレクター装置を提供することを目的とする。
という問題点があった。
そこで、自転車の正面の最も目立つ場所として、前カゴの正面にリフレクターを設置することが考えられるが、前カゴは自転車によっては正面が傾斜しているものもあり、そのような場合にはそのまま取り付けてもリフレクターの反射面が下向きに取り付いてしまい、反射効果が半減してしまう。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、リフレクターを自転車の前カゴ正面に取り付ける場合に、前カゴの前面が傾斜していても、リフレクターの反射板が水平方向に対して直角となるよう取り付け可能なリフレクター装置を提供することを目的とする。
請求項に記載された発明は、上記した目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、平板状の反射板(30)と、この反射板(30)の上下端部を支持し、前記反射板(30)を側方から差し込み可能な側方開口(16)を有する反射板保持部(10)と、正面に前記反射板保持部(10)を嵌め込み可能な凹部(24)を有し、背面を自転車の前カゴ(50)正面に当接させて取り付けられるカゴ側固定部(20)と、前記反射板保持部(10)及び前記カゴ側固定部(20)を、自転車の前カゴ正面(50)に固定する固定手段(40)とからなる自転車前カゴ用リフレクター装置(1)である。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、平板状の反射板(30)と、この反射板(30)の上下端部を支持し、前記反射板(30)を側方から差し込み可能な側方開口(16)を有する反射板保持部(10)と、正面に前記反射板保持部(10)を嵌め込み可能な凹部(24)を有し、背面を自転車の前カゴ(50)正面に当接させて取り付けられるカゴ側固定部(20)と、前記反射板保持部(10)及び前記カゴ側固定部(20)を、自転車の前カゴ正面(50)に固定する固定手段(40)とからなる自転車前カゴ用リフレクター装置(1)である。
そして、前記反射板保持部(10)は、前記凹部(24)に嵌め込んだ状態で、前記反射板(30)の正面が水平軸を中心に回動する方向に移動可能であり、かつ移動させた位置で前記固定手段(40)により固定可能に形成されているとともに、前記カゴ側固定部(20)の側面のうち、少なくとも前記反射板保持部(10)の側方開口(16)が開口している側には、前記反射板保持部(10)の側方開口(16)を外側から塞ぐ側面塞板(23)が設けられており、この側面塞板(23)は、前記凹部(24)に前記反射板保持部(10)を嵌め込んだ状態で、前記反射板保持部(10)に支持された反射板(30)の側端部の全部又は一部が、前記側面塞板(23)に当接して脱落しないように形成されていることを特徴とする。
ここで、前記反射板保持部(10)は、反射板(30)を保持するためのものであり、例えば正面側に反射板(30)が嵌め込まれる枠材(11)とすることができる。前記側方開口(16)は、反射板保持部(10)の一方の側面にあってもよいし、両側面にあってもよい。すなわち、反射板保持部(10)は、いずれか一方の側面に形成された側方開口(16)から反射板(30)を差し込むものであってもよいし、両側面が開口しているものでもよい。
また、前記カゴ側固定部(20)に形成されている凹部(24)は、前記反射板保持部(10)を嵌め込んだ状態で、反射板保持部(10)が移動可能に形成されている。ここで「反射板(30)の正面が水平軸を中心に回動する方向」とは、反射板(30)の上端部又は下端部が前後に移動するような方向であり、反射板保持部(10)は、カゴ側固定部(20)の正面が水平方向に対して成す角度と、反射板(30)の正面が水平方向に対して成す角度とを、異なる角度にするように移動可能なものである。具体的には、例えば前記凹部(24)と反射板保持部(10)の背面とを半径がほぼ等しい断面円弧状の湾曲面に形成し、反射板保持部(10)の背面が凹部(24)の表面に沿って上下に摺動するようにしたものや、凹部(24)の側面に反射板保持部(10)が前後方向に回動可能に軸支されたものとすることができる。
また、前記カゴ側固定部(20)に形成されている凹部(24)は、前記反射板保持部(10)を嵌め込んだ状態で、反射板保持部(10)が移動可能に形成されている。ここで「反射板(30)の正面が水平軸を中心に回動する方向」とは、反射板(30)の上端部又は下端部が前後に移動するような方向であり、反射板保持部(10)は、カゴ側固定部(20)の正面が水平方向に対して成す角度と、反射板(30)の正面が水平方向に対して成す角度とを、異なる角度にするように移動可能なものである。具体的には、例えば前記凹部(24)と反射板保持部(10)の背面とを半径がほぼ等しい断面円弧状の湾曲面に形成し、反射板保持部(10)の背面が凹部(24)の表面に沿って上下に摺動するようにしたものや、凹部(24)の側面に反射板保持部(10)が前後方向に回動可能に軸支されたものとすることができる。
前記側面塞板(23)は、反射板保持部(10)の両端部に側方開口(16)がある場合にはカゴ側固定部(20)の両側面に設けられる。側方開口(16)が反射板保持部(10)の一方の側面にある場合には、側面塞板(23)は、少なくとも、凹部(24)に反射板保持部(10)を嵌め込んだときに側方開口(16)のある側の側面に設けられる。そして、前記側面塞板(23)は、反射板(30)が反射板保持部(10)から抜け落ちないようにするストッパーの役割を果たすものである。
前記固定手段(40)は、例えばボルト(42)とナット(41)などの締結手段とすることができる。またこの固定手段(40)は、反射板保持部(10)とカゴ側固定部(20)を一体として前カゴ(50)に固定することができると同時に、カゴ側固定部(20)の凹部(24)内で反射板保持部(10)を所定位置に固定することができるものである。具体的には、例えば反射板保持部(10)の正面側からカゴ側固定部(20)を通って前カゴ(50)の内側までボルト(42)を貫通させ、前カゴ(50)の内側からナット(41)で締め付けるようにしたものとすることができる。
前記固定手段(40)は、例えばボルト(42)とナット(41)などの締結手段とすることができる。またこの固定手段(40)は、反射板保持部(10)とカゴ側固定部(20)を一体として前カゴ(50)に固定することができると同時に、カゴ側固定部(20)の凹部(24)内で反射板保持部(10)を所定位置に固定することができるものである。具体的には、例えば反射板保持部(10)の正面側からカゴ側固定部(20)を通って前カゴ(50)の内側までボルト(42)を貫通させ、前カゴ(50)の内側からナット(41)で締め付けるようにしたものとすることができる。
(作用)
本発明のリフレクター装置(1)を、自転車の前カゴ(50)に取り付ける場合には、反射板(30)を反射板保持部(10)に取り付け、その反射板保持部(10)をカゴ側固定部(20)に嵌め込む。そうして、カゴ側固定部(20)を前カゴ(50)の正面に設置して、反射板(30)の正面が水平方向に対して垂直となるよう反射板保持部(10)を移動させて角度調整する。その後、固定手段(40)にて、反射板保持部(10)とカゴ側固定部(20)を前カゴ(50)に固定する。
本発明によれば、前カゴ(50)の正面が垂直に形成されていなくても、反射板保持部(10)の凹部(24)内で移動させることにより、反射板(30)の正面が常に正面を向くようにすることができる。
本発明のリフレクター装置(1)を、自転車の前カゴ(50)に取り付ける場合には、反射板(30)を反射板保持部(10)に取り付け、その反射板保持部(10)をカゴ側固定部(20)に嵌め込む。そうして、カゴ側固定部(20)を前カゴ(50)の正面に設置して、反射板(30)の正面が水平方向に対して垂直となるよう反射板保持部(10)を移動させて角度調整する。その後、固定手段(40)にて、反射板保持部(10)とカゴ側固定部(20)を前カゴ(50)に固定する。
本発明によれば、前カゴ(50)の正面が垂直に形成されていなくても、反射板保持部(10)の凹部(24)内で移動させることにより、反射板(30)の正面が常に正面を向くようにすることができる。
本発明は、以上のように構成されているので、前カゴ(50)の前面が傾斜していても、反射板(30)を常に水平方向に対して直角となるよう取り付けることができる。また、反射板(30)の正面角度を変化させても、反射板(30)が反射板保持部(10)やカゴ側固定部(20)の側方から抜け落ちることがない。
本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づき説明する。
(図面の説明)
図1乃至図6は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1はリフレクター装置1の分解斜視図、図2及び図3はリフレクター装置1の反射板保持部10及びカゴ側固定部20の正面及び側面図、図4及び図5はリフレクター装置1の縦断面図、図6はリフレクター装置1の取り付けを示す図である。
(リフレクター装置1)
リフレクター装置1は、図6に示すように、自転車の前カゴ50の正面側に取り付けられる略薄型直方体形状の照射光反射装置であって、図1に示すように、反射板30と、反射板30をスライド収納可能な反射板保持部10と、この反射板保持部10を収納可能なカゴ側固定部20と、反射板保持部10及びカゴ側固定部20を前カゴ50に固定するための固定手段40を有している。
(図面の説明)
図1乃至図6は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1はリフレクター装置1の分解斜視図、図2及び図3はリフレクター装置1の反射板保持部10及びカゴ側固定部20の正面及び側面図、図4及び図5はリフレクター装置1の縦断面図、図6はリフレクター装置1の取り付けを示す図である。
(リフレクター装置1)
リフレクター装置1は、図6に示すように、自転車の前カゴ50の正面側に取り付けられる略薄型直方体形状の照射光反射装置であって、図1に示すように、反射板30と、反射板30をスライド収納可能な反射板保持部10と、この反射板保持部10を収納可能なカゴ側固定部20と、反射板保持部10及びカゴ側固定部20を前カゴ50に固定するための固定手段40を有している。
(反射板30)
反射板30は、図1に示すように、薄板状の板部材であって、正面方向から照射される光を反射する素材を用いて形成されている。
(反射板保持部10)
反射板保持部10は、図2に示すように、断面略C字型の枠材11である。枠材11は、図2(B)に示すように、正面側に長方形状の開口部12を有し、この開口部12の上下には、相対向する溝状の挟持部14が設けられている。また、枠材11の背面板は、図1及び図2(A)に示すように、長手方向に亘って形成された断面円弧状の湾曲面13となっており、背面板には複数の縦長の長孔15が設けられている。さらに、図2(A)に示すように、枠材11の一方の側面には、前記開口部12を側方から塞ぐ側面塞板17が形成されており、もう一方の側面には、側面開口16が形成されている。そして、側面開口16から、挟持部14に反射板30を差し込んでスライドさせることにより、反射板30が正面側に抜け落ちないように保持することができるようになっている(図4参照)。
反射板30は、図1に示すように、薄板状の板部材であって、正面方向から照射される光を反射する素材を用いて形成されている。
(反射板保持部10)
反射板保持部10は、図2に示すように、断面略C字型の枠材11である。枠材11は、図2(B)に示すように、正面側に長方形状の開口部12を有し、この開口部12の上下には、相対向する溝状の挟持部14が設けられている。また、枠材11の背面板は、図1及び図2(A)に示すように、長手方向に亘って形成された断面円弧状の湾曲面13となっており、背面板には複数の縦長の長孔15が設けられている。さらに、図2(A)に示すように、枠材11の一方の側面には、前記開口部12を側方から塞ぐ側面塞板17が形成されており、もう一方の側面には、側面開口16が形成されている。そして、側面開口16から、挟持部14に反射板30を差し込んでスライドさせることにより、反射板30が正面側に抜け落ちないように保持することができるようになっている(図4参照)。
(カゴ側固定部20)
カゴ側固定部20は、図3に示すように、直方形状の本体21に、正面側に湾曲面22を有する凹部24を形成したブロック状の部材である。本体21の凹部24は、図3(B)に示すように、側面塞板23により側方から閉塞されており、この凹部24に、前記反射板保持部10が収納されるようになっている。すなわち、凹部24の横幅つまり二つの側面塞板23の間の長さは、枠材11の横幅よりも若干大きく形成されていると共に、凹部24の湾曲面22は、枠材11の湾曲面13と半径がほぼ等しい断面円弧状に形成されている。さらに、側面塞板23の奥行き長さは、図4に示すように、凹部24に枠材11を収納した状態で、側面開口16の少なくとも挟持部14の前端よりも奥側を遮蔽可能な長さに形成されている。すなわち、側面塞板23は、挟持部14に挟持されている反射板30が当接することで、側面開口16から飛び出してしまうのを防ぐことができるものである。
カゴ側固定部20は、図3に示すように、直方形状の本体21に、正面側に湾曲面22を有する凹部24を形成したブロック状の部材である。本体21の凹部24は、図3(B)に示すように、側面塞板23により側方から閉塞されており、この凹部24に、前記反射板保持部10が収納されるようになっている。すなわち、凹部24の横幅つまり二つの側面塞板23の間の長さは、枠材11の横幅よりも若干大きく形成されていると共に、凹部24の湾曲面22は、枠材11の湾曲面13と半径がほぼ等しい断面円弧状に形成されている。さらに、側面塞板23の奥行き長さは、図4に示すように、凹部24に枠材11を収納した状態で、側面開口16の少なくとも挟持部14の前端よりも奥側を遮蔽可能な長さに形成されている。すなわち、側面塞板23は、挟持部14に挟持されている反射板30が当接することで、側面開口16から飛び出してしまうのを防ぐことができるものである。
また、本体21には、凹部24に枠材11を収納した状態で長孔15の縦方向の中心と一致する位置に、正面から背面に貫通する孔25が穿設されている。そして、この孔25と枠材11の長孔15に固定手段40を取り付けることにより、反射板保持部10とカゴ側固定部20とを一体的に、自転車の前カゴ50に固定することができるようになっている(図4参照)。さらに、凹部24内部において、枠材11を前後方向に回転させることにより、本体21の正面の方向と、枠材11の正面の方向(反射板30の反射面の方向)を変化させることができるようになっている(図5参照)。
(固定手段40)
固定手段40は、ボルト42及びナット41である。ここで、ボルト42は、図1に示すように、長孔15の短径よりも大径の頭部42Aを有していると共に、この頭部42Aのネジ部42B側には、相対向する平行な切り欠き面42aが形成されており、切り欠き面42aの間の距離は、長孔15の短径よりも若干短い長さとなっている。従って、このボルト42のネジ部42Bを枠材11の開口部12側から長孔15に挿入すると、切り欠き面42aが長孔15に嵌り込んで、ボルト42を回転しないように長孔15に係止できるようになっている。
(固定手段40)
固定手段40は、ボルト42及びナット41である。ここで、ボルト42は、図1に示すように、長孔15の短径よりも大径の頭部42Aを有していると共に、この頭部42Aのネジ部42B側には、相対向する平行な切り欠き面42aが形成されており、切り欠き面42aの間の距離は、長孔15の短径よりも若干短い長さとなっている。従って、このボルト42のネジ部42Bを枠材11の開口部12側から長孔15に挿入すると、切り欠き面42aが長孔15に嵌り込んで、ボルト42を回転しないように長孔15に係止できるようになっている。
(リフレクター装置1の取り付け)
次に、上記構成を有するリフレクター装置1を、自転車の前カゴ50に取り付ける手順について説明する。
まず、反射板保持部10の枠材11に形成された長孔15にボルト42をセットする。すなわち、ボルト42のネジ部42Bを開口部12側から長孔15に挿入し、頭部42Aの切り欠き面42aを長孔15に嵌め込む。
次に、枠材11の側面開口16から反射板30を挿入する。すなわち、反射板30を、上端部及び下端部が挟持部14に挟持された状態で、スライドさせる。開口部12の横長は反射板30の長さとほぼ同じか若干短く形成されているので、反射板30の挿入側の端部が側面塞板17に当接する位置までスライドさせると、反射板30の反挿入側の端部が側面開口16から突出しないで、枠材11に保持される。そして、開口部12が反射板30により塞がれるので、ボルト42は正面側からは見えなくなる。
次に、上記構成を有するリフレクター装置1を、自転車の前カゴ50に取り付ける手順について説明する。
まず、反射板保持部10の枠材11に形成された長孔15にボルト42をセットする。すなわち、ボルト42のネジ部42Bを開口部12側から長孔15に挿入し、頭部42Aの切り欠き面42aを長孔15に嵌め込む。
次に、枠材11の側面開口16から反射板30を挿入する。すなわち、反射板30を、上端部及び下端部が挟持部14に挟持された状態で、スライドさせる。開口部12の横長は反射板30の長さとほぼ同じか若干短く形成されているので、反射板30の挿入側の端部が側面塞板17に当接する位置までスライドさせると、反射板30の反挿入側の端部が側面開口16から突出しないで、枠材11に保持される。そして、開口部12が反射板30により塞がれるので、ボルト42は正面側からは見えなくなる。
続いて、反射板30を保持した枠材11を、カゴ側固定部20の本体21に形成された凹部24に嵌め込む。このとき、枠材11の背面の湾曲面13と、凹部24の湾曲面22とが合致し、長孔15にセットしてあるボルト42のネジ部42Bの先端が、孔25から本体21の背面に突出する。また、本体21の一方の側面塞板23は枠材11の側面塞板17と重なり、他方の側面塞板23は枠材11の側面開口16を側方から塞ぐこととなる。
次に、反射板保持部10をカゴ側固定部20に嵌め込んだ状態で、自転車の前カゴ50の正面の取り付け位置にカゴ側固定部20を設置する。すなわち、本体21の背面を前カゴ50の正面に当接させ、ボルト42のネジ部42Bの先端を、前カゴ50の内側に突出させる。ここで、前カゴ50の正面が、例えば図5に示すように、下部後方に傾斜している場合には、本体21とボルト42を手で押さえて前カゴ50に固定したまま、枠材11の下側を手前側に移動させるようにして、凹部24内で回転させる。枠材11は、ボルト42のネジ部42Bが長孔15内を移動可能な角度まで、回転させることができる。
次に、反射板保持部10をカゴ側固定部20に嵌め込んだ状態で、自転車の前カゴ50の正面の取り付け位置にカゴ側固定部20を設置する。すなわち、本体21の背面を前カゴ50の正面に当接させ、ボルト42のネジ部42Bの先端を、前カゴ50の内側に突出させる。ここで、前カゴ50の正面が、例えば図5に示すように、下部後方に傾斜している場合には、本体21とボルト42を手で押さえて前カゴ50に固定したまま、枠材11の下側を手前側に移動させるようにして、凹部24内で回転させる。枠材11は、ボルト42のネジ部42Bが長孔15内を移動可能な角度まで、回転させることができる。
そして反射板30が水平面に対して垂直となるよう枠材11の回転角度を調整し、適当な位置に定まったなら、前カゴ50の内部に突出しているネジ部42Bにナット41を螺合させて締結する。ボルト42の頭部42Aは、反射板30に隠れて正面側からは押さえることができないが、頭部42Aには切り欠き面42aが形成されているため、これが長孔15の内面に当接してボルト42は回転しないので、片側からナット41を締め付けることにより、前カゴ50、カゴ側固定部20、反射板保持部10が一体的に固定される。
なお、枠材11を回転させることにより、側面開口16の一部が側面塞板23からはみ出してしまう場合もあるが、反射板30が側面塞板23の内側(凹部24の内部)にあれば問題ない。また、反射板30の一部が側面塞板23からはみ出していても、反射板30の側端部が側面塞板23に引っ掛かって、枠材11又は本体21から抜け出てしまわなければよい。
なお、枠材11を回転させることにより、側面開口16の一部が側面塞板23からはみ出してしまう場合もあるが、反射板30が側面塞板23の内側(凹部24の内部)にあれば問題ない。また、反射板30の一部が側面塞板23からはみ出していても、反射板30の側端部が側面塞板23に引っ掛かって、枠材11又は本体21から抜け出てしまわなければよい。
このように、本実施の形態によれば、反射板30を枠材11に差し込んで本体21にセットし、固定手段40により一時に前カゴ50に取り付けられるので、迅速な装着作業が行えると共に、ネジなどが表面に露出せず、外形上も美観に優れている。また、枠材11により保持した反射板30を、本体21に角度調節可能に取り付けられるようにしてあるので、前カゴ50の正面が傾斜していても、常に反射板30が正面を向くように取り付けることができ、反射板30の光反射効果を減ずることがない。さらに、角度調整しても、側面塞板23が反射板30の側端部を外側から覆うように形成されているので、取り付け後に反射板30が側面開口16から抜け落ちることがない。
なお、本実施の形態では、反射板保持部10の枠材11に側面塞板17を設けてあったが、枠材11を本体21の凹部24に嵌め込むことにより、本体21の左右の側面塞板23が枠材11の左右両端部の外側に位置し、取り付け後の反射板30の抜け落ちを阻止するので、側面塞板17は設けなくてもよい。すなわち、枠材11は左右側面に側方開口16を有していてもよい。あるいは、特に図示しないが、本体21の側面塞板23を一方にだけ設け、凹部24に枠材11を嵌め入れたときに、側面塞板17側には側面塞板23が無く、側方開口16側には側面塞板23が在るようにしてもよい。すなわち、反射板30が、一方の側端部は側面塞板17に当接し、他方の側端部は側面塞板23に当接して、枠材11及び本体21からの抜け落ちを阻止されるように形成してもよい。
1 リフレクター装置
10 反射板保持部 11 枠材
12 正面開口 13 湾曲面
14 挟持部 15 長孔
16 側面開口 17 側面塞板
20 カゴ側固定部 21 本体
22 湾曲面 23 側面塞板
24 凹部 25 孔
30 反射板
40 固定手段 41 ナット
42 ボルト 50 前カゴ
10 反射板保持部 11 枠材
12 正面開口 13 湾曲面
14 挟持部 15 長孔
16 側面開口 17 側面塞板
20 カゴ側固定部 21 本体
22 湾曲面 23 側面塞板
24 凹部 25 孔
30 反射板
40 固定手段 41 ナット
42 ボルト 50 前カゴ
Claims (1)
- 平板状の反射板と、
この反射板の上下端部を支持し、前記反射板を側方から差し込み可能な側方開口を有する反射板保持部と、
正面に前記反射板保持部を嵌め込み可能な凹部を有し、背面を自転車の前カゴ正面に当接させて取り付けられるカゴ側固定部と、
前記反射板保持部及び前記カゴ側固定部を、自転車の前カゴ正面に固定する固定手段とからなる自転車前カゴ用リフレクター装置であって、
前記反射板保持部は、前記凹部に嵌め込んだ状態で、前記反射板の正面が水平軸を中心に回動する方向に移動可能であり、かつ移動させた位置で前記固定手段により固定可能に形成されているとともに、
前記カゴ側固定部の側面のうち、少なくとも前記反射板保持部の側方開口が開口している側には、前記反射板保持部の側方開口を外側から塞ぐ側面塞板が設けられており、
この側面塞板は、前記凹部に前記反射板保持部を嵌め込んだ状態で、前記反射板保持部に支持された反射板の側端部の全部又は一部が、前記側面塞板に当接して脱落しないように形成されていることを特徴とする自転車前カゴ用リフレクター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004186945A JP2006007939A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 自転車前カゴ用リフレクター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004186945A JP2006007939A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 自転車前カゴ用リフレクター装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006007939A true JP2006007939A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35775654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004186945A Pending JP2006007939A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 自転車前カゴ用リフレクター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006007939A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007045313A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自転車 |
JP2009120018A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Miyata Ind Co Ltd | 自転車用合成樹脂製荷かごの反射板取付装置 |
-
2004
- 2004-06-24 JP JP2004186945A patent/JP2006007939A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007045313A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自転車 |
JP2009120018A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Miyata Ind Co Ltd | 自転車用合成樹脂製荷かごの反射板取付装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1095820B1 (en) | Cargo carrier | |
EP1681223B1 (fr) | Dispositif de blocage en position d'une colonne de direction réglable de véhicule automobile, ensemble comprenant un tel dispositif, et véhicule automobile comprenant un tel ensemble | |
JP2004231122A (ja) | 電動ステアリングロック装置 | |
JPH0550401A (ja) | 鎖鋸における鎖引張り装置 | |
JP2004520218A (ja) | サポートアセンブリに関して調整可能な部材を締付けるための装置 | |
KR950017449A (ko) | 자동차 헤드램프 | |
CN110650868B (zh) | 车辆用灯具 | |
JP2006007939A (ja) | 自転車前カゴ用リフレクター装置 | |
JP4878614B2 (ja) | 車体構造 | |
JP2004203288A (ja) | 自動車用のヘッドランプ取付構造 | |
EP2281735B1 (en) | Motorcycle | |
FR2727479A1 (fr) | Dispositif de fixation notamment pour bloc optique | |
JP2007246019A (ja) | 車両のフロントバンパー構造 | |
US6923562B2 (en) | Headlight assembly having vertical headlamp adjuster | |
EP1150063B1 (fr) | Dispositif de signalisation à lampe ville pour véhicule automobile et projecteur incorporant un tel dispositif | |
FR2576959A1 (fr) | Charniere degondable avec dispositif anti-echappement | |
JP5225765B2 (ja) | 車輌用前照灯 | |
JP5979510B2 (ja) | 自転車用錠 | |
JP2007308124A (ja) | 車載用液晶モニターの保持構造 | |
JPH1116404A (ja) | 車両用灯具 | |
EP1475268B1 (fr) | Agencement pour le positionnement et la fixation d'un élément d'équipement sur un véhicule automobile | |
JP4306323B2 (ja) | スライドドアのスライドガイド構造 | |
JP6647745B2 (ja) | 自動ドア装置 | |
JP2003312402A (ja) | 車両用部品の取付構造 | |
JP2002087359A (ja) | 車速検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070622 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091008 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100311 |